o-大垣を良くする階 Feed

2020年7月 5日 (日)

ブルーエンジェルスは使命で飛ぶ。愚人は保身で地べたを這う

天使からのメッセージ

 終活として昔のフィルムを整理していて、1971年のブルーエンジェルスのカラースライドを見付けた。当時、まだカラーフィルムが高価であったので、白黒とカラーフィルムの使い分けをしていて、このカラーフィルムの存在をすっかり忘れていた。

 

医療関係者への感謝と敬意の編隊飛行

 日本のブルーインパルスは、5月29日、新型コロナウイルス患者に治療をする医療関係者への感謝と敬意を表すため、東京都心の上空を展示飛行して話題となった。ただ残念ながら、この展示飛行はアメリカの真似である。真似でも皆さんが喜んでくれたので、良いことだ。

4k8a1284s  ブルーインパルスの飛行 2018年11月18日 岐阜航空祭にて

 日本のブルーインパルスの展示飛行の1か月前、4月28日~5月15日、米国の2大曲技飛行チームのサンダーバーズとブルーエンジェルスは、全米各地(21か所)で、新型コロナウイルス患者に治療をする医療関係者を表敬するため展示飛行をした。日本とは規模が桁違いである。

  日米の曲技チームは、命をかけてコロナと闘った医療関係者に、自分達の命をかけて敬意を表したのだ。

 

半世紀前のブルーエンジェルス来日

 1971年10月、国際航空宇宙ショー(会期1週間)に米海軍のブルーエンジェルスが曲技飛行を披露するため、名古屋空港(小牧)に来日した。ブルーエンジェルスは、国際航空宇宙ショーでの展示飛行を行うため、前日、その練習飛行をした。私は当時、大学生で、学校をさぼりカメラを担いで出かけ、撮影に没頭した。

 

汚名を着せられる

 しかしF-4はジェットエンジンが双発で、出力が大きく、それが4機で編隊を組み、超低空を舞い、エンジン出力を最大にしてアクロバット飛行すると、轟音と振動で近隣住民から「窓ガラスが割れた」「屋根瓦がずれた」などの苦情が同基地に殺到した。そのため、翌日の曲技飛行は中止となり、大人しい展示飛行が1回のみとなった。

 「国際航空宇宙ショー」事務局の当初計画では、ブルーエンジェルスの展示飛行が最大の見せ場であった。それが肝心の曲技飛行が中止となり、単なる編隊飛行の披露だけになった。少し演技飛行をしたが、騒音防止で高度を取り、エンジン出力を上げない大人しい飛行であった。前日に迫力ある練習飛行を見た私には、拍子抜けする演技飛行であった。まるで仕事の鬼が、単なる作業をイヤイヤしているようなものであった。

 

抗議表示

 その飛行も着陸ギアを出しての飛行である。戦闘機が着陸ギアを出すとは、相手に対して降伏の意思表示を意味する。半世紀を経って初めてこのことに気がついた。ブルーエンジェルスは、この行動で自分達の抗議を表示していたのだと。

 

仕事と作業

 仕事とは事に仕えることだ。それに命を賭けることだ。それを使命感という。

 作業とは、活きるための生活費を稼ぐためのルーチンワークである。お役所の「おしごと」である。「仕事」と「おしごと」とは、似て非なるものだ。

 

青い天使の仕事、愚人の作業

 ブルーエンジェルスのクルーたちは、ファントムの狭いコクピット内で拘束されて(酒も飲めず、寝られず)、長時間かけて太平洋を横断して日本に来た。日本の観客のため、命を賭けて、持てる技量を最大に発揮して、事前演技練習をした。ところが、それが小牧の地では問題になった。ブルーエンジェルスには、全く落ち度がない。

 ブルーエンジェルスは、航空宇宙ショーの華々しい主役の座を拒絶された。世界最高の技術を持つと自負する彼らには、最大の屈辱である。日本事務局は彼らに恥をかかせた。日本事務局の役人は、仕事でなく作業をしていた。騒音が出ることは当たり前のことで、それを苦情が来たからと中止にするのは、己の保身に徹した行動である。なぜ命を賭けて、「ブルーエンジェルスを呼んだという仕事」に命を賭けられなかったのか。

 

作業しかしない会社は淘汰される

 まるで最近の会社の不祥事を見るようだ。単なる作業をして、自分の保身に窮境としているから、会社が問題を起こす。そして市場から淘汰されていく。

 ブルーエンジェルスのメンバーは「日本になんかもう二度と来ねぇよ!」と言い残して、日本を去った。その心情がよく理解できる。

 世界最高の技量を持つ彼らでも、そういう非合理を受けることが日本社会の現実である。この事件は49年前であるが、半世紀たっても、その状況は変わっていない。

 

愚人の「おしごと」

 会社での仕事とは、経営理念に沿って、会社の命を賭けて業務を全うする。それができず、金儲けややっている振りだけで邁進した会社や組織が世間を騒がせている。

 日産、東芝、東電、三菱自動車、JR西日本、パナソニック、ソニー、大垣市政等の会社・組織で、東大出の社長が使命感を忘れ、その座に居座って日本社会に跋扈している。ある日、不祥事が露見して栄光の座から消える。

 日米の曲技チームが、命をかけて新型コロナと闘った医療関係者に、自分達の命をかけて敬意を表している。それに対比して、小川敏は、新型コロナ騒動に便乗して、業者から寄付の贈呈式で岐阜新聞に頻繁に記事を掲載させて、6選へ向けた事前選挙活動をしていた。これでは大垣が没落して当然である。

 

天網恢恢疎にして漏らさず

天之機緘不測  (菜根譚)、

 天が人間に与える運命のからくりは、人知では到底はかり知れない。

 

以下は、ブルーエンジェルスが正式の演技飛行を撮影した写真である。前日の練習飛行に比べて、編隊飛行が主体の大人しい飛行であった。

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04img0150s  脚を出して飛ぶブルーエンジェルス

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11img0141s  超低空をフライパス

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19img0174s  一番機が背面

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2020-07-05 久志能幾研究所通信 1655 小田泰仙

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2020年7月 1日 (水)

コロリ対策 私の免疫力向上戦略・戦術(3/3)

組織のコンプライアンス値向上

 

 組織のコンプライアンス値を上げないと組織が堕落する。不正に対して免疫力が低下する。その事例が東芝、東電、日産、三菱自動車、小川敏大垣市政である。

 コンプライアンス値が低下する原因は、狂った生活(経営・行政)、狂った食生活(稼ぎ方、使い方)である。

 

狂った経営

 長期政権、長期独裁者経営は狂った経営である。20年間もカルロス・ゴーンの独裁経営で、日産は食い物にされた。独裁だから、誰も手を出せなかった。

 大垣市も小川敏が19年間も独裁政治で君臨するから、役人がヒラメになり、無為無策の無能な政治に口を出せず、結果として大垣市は没落した。異常な政治でも、だれも口を出せない。市役所で正論を言えば、左遷される。だから誰も言わなくなった。仕事もしなくなった。

 どんな組織でも、組織長の任期は精々2期、8年間が限度である。歴史上の長期政権で、腐敗をしなかった例はない。だから米国大統領選挙では3選を禁止している。

 

身体検査

 定期的に日に当たり(監査)、身体検査をしないと(選挙)、腐敗がお天道様の下の明らかにならない。癌細胞が繁殖する。光のないところには、じめじめした悪の温床となりやすい。大垣の小川敏市政は、市制100周年記念行事での予算用途の不正が噂されている。小川敏は特例の条例を作って予算の使用用途をマル秘にした。

 なぜ特例のマル秘条令を作らねばならないのか。不正をやりたい側から見ると、その理由がよくわかる。モノを見る場合は、相手の立場になることだ。

 

狂った食生活(稼ぐ方法・使い方)

日産の例

 ゴーンは、先人が稼いだ財産を切り売りして、見た目は利益が出たように見せかけた。それを全マスコミは絶賛した。ゴーンに媚びを売っていたマスコミの国民に対する洗脳教育であった。

 将来の投資である研究開発費を削るから、当面は利益が出たように見えるが、将来はジリ貧である。金をケチり、人材育成をしないから、売れる車が作れない。日産社員は、部下に持てる技術を教えると自分の座が危なくなるから、部下に教えなくなったという。それで技術が低下して、魅力的な車を作れなくなった。それが20年経った今の日産の姿である。だから大赤字である。

 

大垣市の例

 利権の詰まった美味しい仕事をするから、腐敗が起きる。正しい経営をしないから、大垣市は左前になる。だから大垣市の地価は小川敏が市政を担当してから19年間で半値以下に暴落した。19年間も連続で公示地価が下落である。他市はリニア景気で公示地価が上がっているのだ。大垣市は投資に値しない都市として、市場が認めたのだ。市場の評価は神の如くである(松下幸之助翁)。

 小川敏が先人の貯めた金を、大垣市制100周年記念行事で散財するから、それの利 権に群がる輩が跋扈する。

 ギネス水饅頭共食いで、ギネス社に100万円もたかられ、僅か2週間しか記録が保持できなかった行事に1千万円も無駄遣いをした。その行事で業者の不具合があり、その尻ぬぐいをしたので、1千万円では収まらなかったという噂が駆け巡っている。その使用用途はマル秘である。水饅頭の共食いを公費でやる浅ましさを、全国から笑われた。知らぬは本人ばかりなり。下品の極みである。

 ガキのような小川敏のこだわりで、大垣市政100周年記念行事で、無理やり100個の行事をねん出した。税金の無駄遣いである。100周年記念行事は無理に捻出するものではない。品がない。

 小川敏は、自分が会長の北高の2019年の同窓会で「今年は市制100周年だから、参加者を何がなんでも100名以上集めろ」と担当幹事に檄を飛ばした。下品である。子供である。

 これが全てを象徴している。同窓会は、市制100年だから集まるわけではない。大垣市政100年だから祝うのではない。小川敏はそれにかこつけて、名を売りたいのだ。

 それでいて大垣市政100周年記念行事で3億5千万を散財しても、100年に一度といわれる新型コロナウイルス禍での支援で、海津市の10分の1以下しか出さないから、大垣市長として品格が疑われるのだ。海津市の市長や市議会は自主的な給与カットをしているが、小川敏にはそんな素振りもない。俗人である。

 

「経営者がなさねばならぬことは学ぶことができる。しかし経営者が学び得ないが、どうしても身につけていかなければならない資格が一つある。それは天才的な才能だけではなくて、実はその品性である」ドラッカー

 

「人生の大病は、ただこれ傲の一字なり」王陽明

 

 小川敏は、市政100年の計として人財に投資をしなければならぬのに、その教育費の財源を自分たちの給与に振り向けてしまった。だから大垣市の児童生徒一人当たりの教育費が県下最低となっている。児童生徒一人当たりの教育費で、大垣市は、刈谷市のそれの半分である。小川敏市政は、大垣の将来に禍根の種を植えている。子供たちが大垣の未来を支えてくれるのに、小川敏はその子供の未来を食いものにしている。

 

Dsc010421s  馬場恵峰書

2019-07-01   久志能幾研究所通信 1650 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年6月30日 (火)

コロリ対策 私の免疫力向上戦略・戦術(2/3)

人生の復元力(コンプライアンス値)向上

 

コンプライアンス値

 コンプライアンス値とは 1÷〔剛性値〕 で表される。この剛性値とは、ばね乗数と呼ばれる数値で、ばね乗数とは1キロの加重を与えたら、ばねがどれだけ撓むかを示すばねの強さである。

 人生という乗り物のコンプライアンス値とは、悪の誘惑とか負の事故に対してどれだけ耐えられるかの強さの値である。自分の役職に対して贈賄側が金品を示して、見返りを要求した場合、自分がどれだけで堕ちるのか、その金額値でもある。100万円の賄賂で堕ちれば、自分の心のコンプライアンス値は100万円である。たった100万円で人生を悪魔に売ったことになる。心のコンプライアンス値を高めないと、人生航海で沈没する。

 

人生の耐力

 人生道では様々な躓きや、ぬかるみに遭遇する。人間だもの、躓いてもよい。ぬかるみに足を取られても良い。それから抜け出せばよいのだ。それが経験となり智慧が付く。

 不運になっても、思いっきり底まで沈めばよい。不運をバネに、底から上に浮かび上がればよいのだ。

 不幸があれば思いっきり悲しめばよい。振れた感情を元の戻す精神力があればよい。それをいつまでも持ち越さないことが大事だ。冷血漢でその悲しみを感じない人間では人間失格である。

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 コンプライアンスとパワーステアリングの設計

 船の設計で一番大事なのは、障害や荒波に対して船が傾いても、復元する力である。いかに荒波の中を安定して航海するか。何があっても平常心で安定して航行できるか、それが船の設計に問われる。

 1625年に建造された世界最大の戦艦WASA号は、処女航海で湾を出るまでに、突風に会い沈没した。船としてのコンプライアンス値が低かったのが原因である。その設計の恥さらしは、2000年代の現在もWASA号博物館内でその恥を晒している。

 人生のコンプライアンス値不足で、政財界の汚職事件で名を汚した事件簿が、歴史に刻まれて新聞の縮小版となり国会図書館に保管されている。

 

PSの耐力

 車のパワーステアリング(PS)の設計で一番大事な要点は、真っ直ぐ走る能力である。PSで曲がるのは簡単である。しかし、道路の凹凸や小石にタイヤが取られても、それに影響されずに真っ直ぐにタイヤを保持する能力がPSに求められる。PSには、操舵における剛性とあそびのバランスが求められ、高コンプライアンスが安定走行に求められる。人生航海での必要な能力と同じである。

 

人生道の耐力

 人生でも、誘惑に負けて、人生が曲げるのは簡単である。人生を真っ直ぐに走るのが難しい。人生にはあまりに多くの誘惑が満ち溢れている。コンプライアンスとは遵法精神とも訳される。自分の人生で定めた「法(戒め)」に、いかに遵守するかで、人生(=命)を輝かせ、堕落もさせる。いくら頭が良く能力の高い人でも、堕落しては人生価値がゼロになる。ゼロならまだしも、奇跡で生まれ、親が手塩をかけて育てた命を地獄に落とすことになる。

 

見学記 WASA号博物館

 WASA号は、1628年に当時世界最大の木造戦艦として製造された。その約100 年前の1521年にスウェーデン貴族のグスタフ・ヴァーサがスウェーデンを建国し、1523年に王位に就いた。1630年に、ヴァーサ国王の孫グスタフ2世アドルフが、リボリアを征服し、ドイツの新教徒を保護するという名目で、ドイツに侵攻して、第3期30年戦争(スウェーデン戦争)を引き起こした。その後スウェーデンは領土を拡大して、大国時代を迎えることになる。当時スウェーデンは列強に伍し、その勢力拡大を計っていが、それは長くは続かなかった。ヴァーサ号はその時代の戦艦である。その時日本は、やっと関が原の戦いが終わって、徳川の時代になったばかりである。当時の世界で、軍事大国で科学技術の先進国であったのがスウェーデンである。スウェーデンは、なんとドイツに戦争を仕掛けた歴史ある国でもある。かつ国王の名が、「アドロフ」には歴史の因縁を感じる。

 しかしWASA号は設計ミスのため(頭でっかちの不安定構成)、1628年8月10日にストックホルム港から処女航海に出たところ、港湾を出る前に突風に遭い、転覆沈没した。大砲の積み過ぎが原因とも言われる。この点で、歴史的な名戦艦である。戦わずに平和的に?沈んだのだから、いかにも未来の平和国家スウェーデンを予見するようなエピソードと言える。とはいえ世界最大の戦艦を建造するとは、スウェーデンは当時の軍事大国であった。海外との戦いで、そんな兵器を作らねばならないとは、不幸な時代である。それが今でも続いている。

 この艦は1961年に334 年ぶりに、水深31mの海底から引き上げられて修復され、現在はWASA号博物館として展示されている。沈んだ場所は分かっていたが、技術的な問題でこの時まで、引き上げることが出来なかったとか。極寒のバルト海の底に沈んでいたため、木造艦といってもあまり腐食もせず、原型をほぼ止めており、当時のスウェーデン黄金時代としての艦船装飾、彫刻像、備品等がつぶさに見えて、歴史的な鑑賞には興味深い。だだし古い木造艦のため、湿っぽく暗い雰囲気はあまり楽しいものではない。(1985年記、2020年6月30日更新)

 

当時の日本

 時に日本は関ヶ原の戦いが終わり、江戸幕府が始まり鎖国をして、平和な時代が始まったころである。徳川家康は、戦いの無い社会を作るため、戦国時代を鎖国で封鎖した。一つの選択として正しかったと思う。だから当時の日本には、戦艦の開発は不要となった。

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  WASA号博物館パンフレットより

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 在日スウェーデン大使館公認 観光情報サイトより

  http://letsgo-sweden.com/vasa-museum/

 

 排水量  1300トン

 大砲   64門

 乗員   435名

 全長   61m

 全幅   4.7m 

 全高   51m

 

 船の大きさは400名が働く全幅60mのビルと同じ規模である。

 

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2020-06-30 久志能幾研究所通信 1649 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年6月29日 (月)

貴方は騙されている 偏向報道がいっぱい

 マスコミ報道とは、世の中の事件の要約である。要約とは、膨大な情報の中から、整理して報道すべきこと(付加価値がある)情報を選びとる作業である。それを我々はマスコミに委ねている。

 情報の要約を他人に任せることがいかに危険かは、2016年の米国大統領選挙で、トランプ大統領当選の予想を外したマスコミの偏向性を見れば明らかである。それと同じ轍を、今回の大統領選挙でマスコミが繰り返している。我々は、その偏向報道を正視しないと、地獄に堕ちる。

 今のマスコミはグローバル経済主義の大企業がスポンサーで、それの利益に反することは報道しない。今のマスコミはグローバル経済主義、拝金主義、万歳の狂気集団である。今のマスコミは、反グローバル経済主義者を騙すフェイクニュースの氾濫である。

 

記事の検証

 下記は2020年06月22日にトランプ大統領が選挙集会をした報道で、各マスコミがどういうタイトルを付けたかをピックアップしたデータである。

 そのタイトルを見るだけで、記者、マスコミの報道姿勢が一目瞭然である。赤字のタイトルは、トランプ大統領に反感を持って書いた記事である。黒字の記事は公平な視点での報道である。

 合計31の記事中、実に25(80%)が偏向報道である。

 (2020年06月22日時点のgoogleニュースの見出しより摘出)

 

 日本経済新聞社は絶対に大企業の悪口は書かない。

 テレビ局は絶対にスポンサーの悪口は報道しない。

 岐阜新聞社は大垣市、小川敏の都合の悪い報道はしない。

 

 

トランプ氏集会記事一覧

トランプ氏集会、予想外の空席 劣勢挽回へ大きな誤算―米大統領選

2020年06月22日07時02分 時事通信

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020062100279&g=int

 

トランプ大統領の選挙集会に異変。なぜ空席が目立った? TikTokで若者たちが席を偽予約か、陣営に激震

NEWS  ハイホンポスト

https://www.huffingtonpost.jp/entry/trump-camp-empty-tiktok_jp_5eeef4f3c5b67967bc37e01f

 

 

トランプ氏が大規模集会

テレ東NEWS

https://www.youtube.com/watch?v=ILZ45Go8Y4Y

 

 

トランプ氏、選挙集会でデモ非難しコロナ対応擁護 空席目立つ

ロイター・ニュースメール

https://jp.reuters.com/article/usa-election-trump-idJPKBN23S0VE

 

 

トランプ氏が選挙集会を強行 準備スタッフ6人感染(20/06/21)

.ANNnewsCH  

https://www.youtube.com/watch?v=Uvtb4LkdShI

 

 

トランプ氏が選挙集会再開 マスク外す人続出...

FNNプライムオンライン

https://www.youtube.com/watch?v=ZMkiEKVqueo

 

警察が白人暴動を黙認、黒人が大量虐殺された町 トランプ氏の大規模集会再開に反発

毎日新聞

https://www.youtube.com/watch?v=gX4BrnAe6Xo

 

トランプ氏が選挙戦再開 集会には空席、挽回見通せず

支持率、バイデン氏と差が拡大

2020/6/22付日本経済新聞 朝刊

 

黒人虐殺の地で味わった失望、トランプ氏のタルサ集会失敗

佐々木伸(星槎大学大学院教授) 2020年6月22日

https://wedge.ismedia.jp/articles/-/19990

 

トランプ氏が選挙集会を強行 準備スタッフ6人感染

6/21(日) 12:13配信 テレビ朝日系(ANN)

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200621-00000010-ann-int

 

いらだつトランプ氏、「カルチュラルウオー」で反攻 国民の「中国嫌悪」も駆り立て

会員限定有料記事 毎日新聞2020年6月21日 20時06分

https://mainichi.jp/articles/20200621/k00/00m/030/145000c

 

[米大統領選2020]「コロナ」「デモ」逆風下、トランプ陣営再始動…参加者を「戦士」と称賛

読売新聞社

https://www.yomiuri.co.jp/world/20200622-OYT1T50121/

 

3カ月ぶりに大規模集会を強行 半分が空席でトランプ氏激怒と米メディア

東京新聞 【ワシントン=金杉貴雄】 2020年6月22日 07時23分

https://www.tokyo-np.co.jp/article/37044

 

交錯する歓声と怒号 厳戒下のトランプ氏集会

2020/6/21 8:36 【タルサ=永沢毅】日本経済新聞社

 

空席のトランプ氏集会、TikTokユーザーの妨害が一因か

欠席前提で参加申し込み

【ワシントン=永沢毅】日本経済新聞社 2020/6/22 5:17

 

トランプ氏3カ月ぶり大規模集会 反転攻勢狙うも空席目立つ

2020年6月21日 11時45分 (共同通信)東京新聞

https://www.tokyo-np.co.jp/article/36950

 

トランプ氏の大規模集会、3分の2が空席か-特設会場の演説取りやめ

Mario Parker、Josh Wingrove、Rachel Adams-Heard

2020年6月22日 4:12 JST   Bloomberg Finance L.P.

 

トランプ氏が選挙集会 分断あおる場面も

日テレホールディングス  2020年6月21日 12:08

https://www.news24.jp/articles/2020/06/21/10665021.html

 

米国の選択 2020年大統領選 トランプ氏、活動再開 抗議デモに強硬姿勢

会員限定有料記事 毎日新聞2020年6月22日 東京朝刊

https://mainichi.jp/articles/20200622/ddm/001/030/081000c.

 

トランプ氏集会、スタッフ6人がコロナ陽性

6/21(日) 6:23配信  AFP=時事

https://news.yahoo.co.jp/articles/47861e2fdc461d723efbf6260e2979b69dd634e5

 

暴徒と感染、二重の不安 トランプ氏が選挙集会強行へ 米

6/21(日) 7:08配信 時事通信

https://news.yahoo.co.jp/articles/05702d1dc78ea76468d857d53672d928690955a2

 

トランプ氏、選挙集会強行 目立つ空席、挽回見通せず

トランプ政権 米大統領選 北米

【タルサ(米オクラホマ州)=永沢毅】日経電子版  2020/6/21 5:20

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60611010R20C20A6000000/

 

トランプ氏の選挙集会、参加者が予想下回る メディアに責任転嫁

By Alex Leary

2020 年 6 月 22 日 08:05  WSJ

 

 

トランプ大統領、3か月ぶりの選挙集会 会場に空席目立つ

2020年6月21日 13:47 発信地:タルサ/米国 [ 米国, 北米 ]

【6月21日 AFP】AFPBB News

https://www.afpbb.com/articles/-/3289515

 

2020年大統領選 トランプ氏、再選向け始動 対立あおり「反転」画策

会員限定有料記事 毎日新聞2020年6月22日 東京朝刊

https://mainichi.jp/articles/20200622/ddm/007/030/086000c

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【米統領選】トランプ氏、3カ月半ぶりに大規模集会 民主党を「過激左翼」と攻撃 「法と秩序」訴え 

 【ワシントン=黒瀬悦成】2020.6.21 14:16 産経新聞社

https://www.sankei.com/world/news/200621/wor2006210006-n1.html

 

トランプ大統領が3カ月半ぶりの選挙集会「寝ぼけたバイデンを倒す」

LINE共有ボタン 2020年6月21日 19時24分   読売新聞オンライン  

 

20日、米オクラホマ州タルサで、選挙集会を開き、演説するトランプ大統領

(AP) 【ワシントン=海谷道隆】読売新聞

https://news.livedoor.com/article/detail/18450472/

 

トランプ氏、集会を強行 直前にスタッフ6人が陽性反応

新型コロナウイルス

タルサ=園田耕司 2020年6月21日 11時26分

朝日新聞デジタル

https://www.asahi.com/articles/ASN6P3QW6N6PUHBI00V.html

 

トランプ氏、3カ月ぶり選挙集会も会場に空席目立つ 直前には陣営スタッフの感染確認

2020年06月21日  BBCサイト

https://www.bbc.com/japanese/53124531

 

2020-06-29 久志能幾研究所通信 1648 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年6月28日 (日)

コロリ対策 私の免疫力向上戦略・戦術(1/3)

 癌になっても新型コロナに罹っても、どんな病気になっても、体に免疫力があれば、コロリとは死なない。新型コロナで死んでいるのは、免疫力が低下した癌患者や高齢者である。癌患者は癌では死なない。癌患者は抗がん剤等の薬で免疫力が低下して、外部から入ってきたバイ菌で肺炎等にかかり死んでいる。

 人生でトラブルに巻き込まれても、人生の復元力(コンプライアンス)があれば、人生で沈没することはない。人はトラブルそのものが原因で、沈没などしない。それを苦に精神を病んで沈没するのだ。復元力とは人生航海で沈没しないための免疫力である。多くの人は、事故に遭い、誘惑や賄賂に溺れて、突然死でコロリと逝く。

 人生航路では、安全に無事に目的地に到達するには、身体の免疫力と心の防御壁を強く(復元力を向上)させることが肝要である。そのため私は、戦略と戦術を立て、下記を実行している。

 仏様は、各臓器を守るために髪の毛や皮膚、骨を手配されたが、心だけは剥き出しのままにされた。だから精神の免疫力を自分で作らないと、心はすぐに傷ついてしまう。

 戦略とは、無駄な戦いを略して消耗をなくし、勝ちに導く知恵である。戦術とは、戦略を実現するための知識である。

 

 身体の免疫力には、身体の健康面への影響で、食事が35%、睡眠が30%も占める。免疫力を下げない基本は、狂った生活、狂った食事をしないこと。体の細胞が喜ぶ生活をすること。

 人生航海で沈没しないためには、災難に遭ってもへこたれず、早く復帰するために、心の復元力(コンプライアンス)を高めることだ。精神力を高め、魂の浄化をすることだ。

 

健康面

35%が食事(医食同源)

 良い水を飲む

 20回の咀嚼

 小食(ご飯は一食100g、左手でゆっくり食べる)

 果物は皮ごと食べる(皮に免疫力の成分がある)

  魚は頭から尻尾まで食べる

 味噌汁等の発酵食品と摂る

 加工食品を食べない

 冷たいものを食べない

 店頭のライス食べない(油が塗布されている)

 油分を食べない

 砂糖を摂らない(甘いモノ、スィーツを禁止)  

 添加物の入ったものを摂らない

 防腐剤の入ったものを摂らない

 乳製品を食べない

 肉は少しだけ

 完全禁酒(酒は少量でも発がん性物質)

 

30%が睡眠(人生寝たモノ勝ち)

 22時には就寝(22時から2時に成長ホルモンが出る)

 18時以降に食べない(12時間の絶食を)

 5時までベッドにいる

 

35%がそれ以外

 病気は対処慮法で治さない。真因を見つけて、それを除去する。

 薬を飲まない(薬は基本的に毒)

 病気と相談する。病気は仏様からの啓示。

 良い環境で過ごす。

 喫煙者と付き合わない

 よく歩く

 太陽に一日に10分間以上当たる 

 体を温める(お風呂) 41度で15分

 入浴後、冷水を浴びる。自律神経が刺激され、免疫力が向上。

 

2020-06-28 久志能幾研究所通信 1647 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年6月22日 (月)

黒い頭のカラスとの闘い

 どの街も同じだが、ゴミ置き場にカラスが飛来して、ゴミ袋を食い散らして中身を散乱させる。我々もその対策に悩んでいた。

 色々と試行して、最終的な防止対策は、カラスがネットに潜り込めないように、鉄網を周りに配置して、ナイロンネットを被せてゴミ袋をブロックした。これでほぼ完全にカラスをシャットアウトした。

 これでこの3年間程は、無事であった。しかし先日、ゴミを捨てた人が無造作に鉄網を置いたため、すかさずカラスはその隙間からゴミを漁って生ごみを散乱させた。カラスの賢さには脱帽である。

 だから真の問題は、いい加減に生ゴミを出す頭の黒いカラスである。

 カラスは賢い。何時ゴミが出されるか知っており、その時間に近くの電線に止まって、上からごみ置き場を観察している。ゴミを覆うネットと鉄網に少しの隙間があれば、すかさずネットに潜り、ゴミ袋を引っ張り出して、食い荒らす。カラスも生活がかかっており、必死である。 

 

ネットの色の効果

 ネットの色は、カラスの色彩識別上で黄がよいとかで、青から黄から変えたが、あまり効果がないようだ。

 

行政の仕事

 本来、金網で覆った箱を作ればよいが、町内の自治会では、その費用約40万円で、それも町内に数か所もあると費用の捻出が大変である。行政がその設置なり、補助金を出す仕組み作りをして欲しい。

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カラスが食い荒らした跡。鉄網が無造作に置かれたため、カラスにやられた。

2020年6月18日、07:48

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 これでも不十分な対策 2012‎年‎10‎月‎25‎日

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 2017年6月7日   鉄網とネットで防御した最終対策

 

カラスの賢い技

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2012月10月18日

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生ゴミを漁る賢いカラス(2012‎年当時は鉄網なし)

カラスといえども猫くらいの大きさがあり、少し恐怖である。

 2012‎年‎10‎月‎18‎日、0‏‎9:01

2020-06-22 久志能幾研究所通信 1641 小田泰仙

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2020年6月20日 (土)

心の成長は10段階。菩薩を目指す

心の波長

 人間の運命は心が生み出す。良いことを思えば、良いことが起こり、悪く考えれば、悪くなる。

 「怖れるな。怖れることは怖れることを引き寄せる」とキリストは言った。人間の心はその波長に合ったものを引き寄せる。それはラジオ放送局の発信波長が、遠くのラジオのアンテナで受けられ、その電波と共振して音として再生できると同じ原理である。

 

心のアンテナ

 利権を求める電波を発して旅すれば、利権の亡者に出会う。佛を求めて旅すれば、佛にご縁のある人に出会う。常に心が善であれば善を引き寄せ、感謝には感謝が返ってくる。「求めよ、されば与えられん」と東西の神仏は同じことを言っている。夢を求めて人生を旅すれば、夢を叶えるご縁に出会う。求めなければ、決して実現しない。全て己の心が求めたものである。

 心には力がある。その心の叫びが言霊である。その力はプラスにもマイナスにも働く。悪運でもその心の叫びが勝てば、運命を変えられる。その叫びを一番多く、一番大きな音で聴くのは己である。人生は一番多く接した声に影響される。それ故、古の聖賢は心を鍛え、調えることの必要を説いた。

 

仏教は人間の心の状態を10段階に分ける。

 地獄(幸福を感ずることのできない世界)

 餓鬼(欲望の世界)

 畜生(倫理のない世界)

 修羅(闘争を好む弱肉強食の世界)

 人間(精神的なものを求めるが、まだ物欲の強い世界)

 天上(人間以上に精神的なものを求めるが、油断すると地獄に落ちる世界)

 声聞(いい人の教えを聞いて近づこうとする世界)

 縁覚(何かの機縁で自分から悟る世界)

 菩薩(自分が悟り、人を良くしていこうとする世界)

 そして仏の10段階である。

 

心の変化

 この10の世界は別々にあるのではない。一人の人間の中には、時代により、己の成長により、回りの環境変化により、時間経過により、いろいろな心の動きがある。人は常に一つの界にいるわけではない。ある時は修羅界をさ迷い、天上界にも身を置くことがある。ある時は地獄界をさ迷い、罪の意識に目覚めて天上界に目覚めることもある。未熟な心は常に地獄から天井界までをジェットコースターのように疾走している。それが人間である。それが生きている証である。

 

佛を目指して

 菩薩になれと言うわけではない。生きるためには、畜生にならねばならぬ時もある。戦争になれば、餓鬼、畜生にならねば、銃後の妻子供が守れない。しかし平和になれば、せめて修羅界、人間界で過ごさねば、人間として生まれた甲斐がない。

 欲望がなくなれば菩薩であるが、それでは人間として死んだ状態である。生きている限り、さ迷えばよいのだ。未熟な私はいつも迷っている。人間として生きている限り、迷いつつも、菩薩、佛という北極星を目指して精進すればよいのだ。目指す場所さえ明確なら、何時かは目的地に到達する。

 

私の人物観察

 私は上記の10の段階評価で、人を観察している。その前に、自分がどの段階にいるかを、いつも自省している。菩薩界は無理としても、せめて天上界をめざしたいもの。

 大垣市長の小川敏は、過去の行動を観察すると、餓鬼、畜生の世界をさ迷っているようだ。そんなレベルの人を大垣市長として頂くと、大垣市民は不幸である。だから大垣市は没落した。

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 飛天 岩田明彩絵仏師 

 

2020-06-20 久志能幾研究所通信 1639 小田泰仙

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2020年6月19日 (金)

小川敏の騙しの手口(?)を公開

小川敏に騙されないために

 

 市長の小川敏は、新型コロナウイルス対策予算を補正予算として提出して、5月13日に大垣市議会で可決された。その報告が2020年6月15日付「広報おおがき」の「市長のかがやきメール」に自慢話として掲載された。このメールに典型的な詐欺のような表現が多用されていた。このメールは詐欺のような雛形資料として一級品である。

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 2020年6月15日付「広報おおがき」

 

1 派手なキャッチコピーがあれば注意しよう。

 「緊急コロナ対策 ばんばろう大垣プロジェクトと銘打っているが、中身がなくお粗末な対策である。仰々しい名前で、いかにもやっているように見せる詐欺的手法である。

 今回の大垣市のコロナ対策費は、市民一人当たりに換算すると、海津市の10分の一以下である。

 大垣市のコロナ対策費は、前回の大垣市制100周年記念行事の予算3億5千万円より少ない2億円2480万円である。大垣市制100周年は、日本全国どこの都市も自動的に巡ってくる100周年である。しかし今回のコロナ禍は歴史的大災害なのに、小川敏は雀の涙金の支援で胡麻化している。市民を馬鹿にするな。

 自分たちが給与カットをしないことは、口が裂けても言わない。騙しのテクニックである。海津市は市長、副市長、教育長、議員が自主的に給与カットをしているのと大違いである。それでいて、小川敏らは経済的に年収が減っていないのに、特別給付金10万円を貰っている。

 国がやっていることを、大垣がやっているように記載するのも騙しのテクニックである。

 「かがやきメール」との題名も、騙しのテクニックである。このメールの何処が輝いているのか? 輝いていないから、後から突っ込まれないように「輝き」「かがやき」とひらがなである。文字数が多いと人は心理的に騙されやすい。

2 細かい話を始めたら、疑おう。

 細かい目玉の項目に目を逸らされず、全体として、その対策が、他市に比べてどういう位置付けかを考えよう。

 今回は、大垣市の対策費は海津市の10分の1以下というお粗末さである。小川敏は、それから目を逸らすため、細かい項目を4つも展開して話をごまかしている。総額で見れば、スズメの涙金である。

 このコラムの構成は、下記の4項目で、末梢的な話ばかりである。

 1番目の項目は子育て支援

   海津市より見劣りする支援だが、それを如何にも凄いと述べている。

 2番目が中小企業の支援

   国の支援と同じである。

 3番目がプレミア商品券の支援

   1割引きの商品券の販売などケチ臭い対策である。

   海津市は商品券を全市民に配布している。

 4番目が小中学校へのタブレット端末支給

   これは国が指導している内容で、全国の市は全て同じ対応である。

   大垣市が自慢する話ではない。何をいまさらである。

   大垣市の学校のIT化は県下で平均より遅れている。

   小川敏が教育費を自分たちの給与に振り向けためである。

 

3 結論がなければ、疑おう

  その文章で何が言いたいかを探る。

  細かい話を最初に持ってきていれば、それは騙しのテクニック

  各論ではなく、市民一人当たりの金額で判断する。

  総論、結論、全国でどういう位置付けかを確認する。

 

4 絶対額に惑わされない

  市民一人当たりの金額で比較しよう。絶対額が大きくても、市民一人当たりに換算すると、真実が見えてくる。

 大垣市のコロナ対策費は一人当たり1,415円、海津市のそれは15,149円。

 大垣市の児童生徒一人当たりの教育費を100とすると、多治見市のそれは158。

   それなのに、小川敏は「大垣は子育て日本一」と大嘘を言っている。

 

 小川敏は、市民から寄付金として、毎年7.2億円も強要して集金しているが、市民にはこの新型コロナ対策費で2.2億円しか還元しない。これが小川敏の本性を表している。

 

コロナ対策費比較

           大垣市     海津市

人口         158,832人    33,004人(2020年1月1日)

令和2年度一般予算   603億円     150億円

コロナ対策費     2億円2480万円   5億円

市民一人当たり対策費   1,415円   15,149円

 

 

一般会計に占める寄付金比率比較

  令和2年度一般会計収入 うち寄付金額 比率

大垣市    603億6000万円  7.24億円  1.20%

岐阜市   1790億1000万円  2.10億円  0.12%

多治見市   417億5368万円  0.64億円  0.15%

高山市    422億3779万円  0.06億円  0.014%

刈谷市    607億8000万円    0.02億円   0.003%

.

大垣市の教育は県下最低レベル(2019年)

      一人当り予算   児童生徒数 

         千円  大垣100で   人

 多治見市    735    158    8,862  

 岐阜市     529    114    32,074  

 可児市     517    111    8,352   

 大垣市     465    100    14,400  

 各務ヶ原市   445     96    12,525   

 刈谷市(愛知県)918    197    11,120 

 

5 表現に騙されないように

 「~と思います」とあれば、定石の騙しのテクニックである。思うだけで、実際にやらなくても責任を問われない。小川敏の言葉には、この「~と思います」が多用されている。

この文章の末尾に、「継続的に暮らしや教育、経済などを支援してまいりたいと思います」とある。本来は、「暮らしや教育、経済などを継続的に支援します」とする。「~と思います」と書くのが詐欺的な(?)常とう手口である。

 「継続的に」の形容詞の位置も故意的に配置されている。そう書けば、「経済などを継続的支援して」に関して、責任を問われない。責任逃れの表現である。

 

6 そのコラム欄の図を疑おう

 コラム欄に顔をキャラクターにして載せるのは不要である。人の顔は年々変化している。それを似顔絵でごまかしているのは、要注意である。小川敏の顔が19年間も同じであるはずがない。今は老人特有のシミが顔に出ている。旨いものを食べ過ぎた肥満の顔である。小川敏自身が、公衆の面前で「私はメタボです」と自嘲している。

 そのキャラクター図は洗脳教育の図である。そのスペースがあれば、もっと伝達することを書けるはず。大事なことを伝達しないための誤魔化しである。

 

2020-06-19 久志能幾研究所通信 1638  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年6月18日 (木)

3.技術と芸術の対比 政治の位置付け 

3-1) レオナルド・ダ・ビンチ  

 以前(1991年)、パリ行きのジャンボ機の中で隣に座った画商より、「本物の絵の値段は人間一人の命の値段と同じ」と聞いた事がある。今回(1991年)、まだまだ私も若い時に、パリとロンドンの美術館で、絵画史上有名な実物の絵画をまの当たりにみて、その意味の微かな香りを嗅げたのは幸せであった。特に、芸術家であり技術者であったレオナルド・ダ・ビンチは、技術者としてなにかと注目せざるを得ない人である。今回彼の作品を目のあたりに接して何物にも変えがたい感動を味わえた。

 レオナルド・ダ・ビンチは技術者としての側面を持っている。そのため、その画風には何処か数学的に計算つくされた香りが漂ってきて、緻密な設計図を観る趣があり、技術者の一人として安心していられる。これが同時代若しくは現代迄の画家と違う所だと思う。また彼ほどあちこちの美術館、博物館に顔を出している芸術家はない。特に科学博物館まで出演しているのは彼だけである。(図7)

 歴史に残る作品は其なりの雰囲気を持っているが、技術者のハシクレの一人としてこういった物が残せる様な仕事がしたいという気持ちがある。科学工業英語セミナーの篠田先生の講義の出会いは、こんいう機会をもたらせてくれた。篠田先生に出会わなければ、コミュニケーションへの理解が違った方向を向いていたかもしれない。コミュニケーションは私もコンピュータのフローチャートを通じて求めていたテーマであった。それを篠田先生の講義によって頭の整理が出来た。

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  英国科学技術博物館にて  1991年6月9日

 

技術者の表現能力

 技術者と言う人種は、文学者(営業向きの人種と言っては語弊が有るが)と違って100を知っていても10とか20しか表に出さない口の重たい人種である。しかし後者は逆に100を知っていても、それを200にも500にも拡大して表現してしまう傾向にある。こう見るのは技術者としての私の偏見であろうか。

 しかし私は篠田義明先生から「自分の考えたこと、伝えたいことを必要かつ充分に簡潔に、表現する技術を学ぶことが仕事をするうえで重要だ」と教えていただいた。

 芸術と技術の違いは、その作品が個人に帰属するか組織に帰属するかで分かれる。芸術はその個人の持つ能力の最大限の表現となる。これは個人の能力そのものとなるので、数百年前の芸術作品に出会っても我々は感激出来る。しかし技術は集団の能力の結集したものであり、その作品毎にその技術を踏まえて自己発展していく傾向にある。この点から言っても過去の技術の蓄積、伝承は工業国家として欠けがいのない要素と成ろう。そういう点で個人主義の発展した欧米の技術面での最近の凋落ぶり上記の要素が一因と思えてしまう。

 芸術、文学、論文、エッセイ等はその制作上で習得しなければならない技法、手法が存在するが、それ以上に作者の思い、こだわり、心からの込み上げるもの、ある意味の怨念等が籠もっていない作品は、何処か美しいだけで線が細い。

 

3-2) 組織としての芸術、個人としての芸術

 古代、中世、近世、現代の美術を観て感じたことは、組織としての工芸美術品と個人の命の表現としの芸術の違いであった。

 芸術作品はその技法、技術としての発達は古代よりの歴史を見れば、確実では有るが除々にしか変化していないことがよいわかる。これは技術の発展の歴史に比べればその差は自明である。

 芸術の場合は個人の能力に依存する要素が極めて大きく、我々が現代の目で見ても、昔の作品はそれなりの価値観があり、現代のあるかなりの水準以上の才能が無ければ同じ物が生みだせない。だからこそ、こういう芸術作品は永遠に受け継がれていると考える。また当時と同じ感激が現代の我々も味わえる。これは人が命を捧げて編み出した物で、その価値は人間一人の値段と同じなのが理解出来よう。

 技術はあくまでも過去の蓄積の上に成り立っており、個人ベースと言うより組織としての作品の意味合いが強い。我々の技術は過去のだれかの業績の上に成り立っている事を認識すべきある。だからこそその権利として受けた恩恵を、今度は義務として後世に伝える義務がある。この技術伝承の形態の差は美術館と博物館とで良く識別できる。

 そういった意味で古代の王族用の美術、工芸品は多分に組織の匂いが感じられて、作成者の命の息吹が感じられにくく、感動が少ないように思う。これはその作品が命令によって作成され、あたかも工業製品を作るように製作されたせいだと思う。

              以上初稿1991年、2020年6月18日改定

 

経営・政治の設計図

 もともと政治とは自分の思想を実現する仕組みである。その政治の仕組みにトップに思想が表れる。それは経営であり、芸術作品でもある。仕組みである以上は設計図がなければならぬ。政治も経営も芸術作品であるので、そのスケッチ、図面、計画が緻密に計算されてなければ、完成した作品は、不良品になる。

 中曾根康弘元首相は、首相になる前、百冊近いノートにやりたいこと(国家のデザイン図)を書き綴ったといわれる。だから歴代の首相の中では光っている業績を上げた。

 それに対して大垣の小川敏は、前職の小倉満市長の突然の死で、たまたま市長の座が転げ込んできたので、大垣市をどうするかの計画など全くなかったようだ。だからこの19年間の市政では、無為無策の有様となった。

 芸術も政治もその絵を描くには、設計図が必用だ。大垣市の未来にどういう絵を描くか、その熱い思いがない輩が市長になると、その市は没落する。小川敏に支配された大垣が事例である。

 

人生経営の設計図

 自分の人生も同じで、その設計図、航海図がなければ、有意義な人生は送れない。その設計図も毎年、状況に合わせて修正を加えなければ、世相の変化に対応しなければ人生で沈没する。

 

2020-06-18 久志能幾研究所通信 1637 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年6月17日 (水)

トヨタ生産方式で自分の人生を変える

何故、自分は変わられたか?

何故、大垣は変われないか?

 

変わる願望の有無

 私には変わりたいと願望があった。だから変われられる方法を模索した。

 大垣市長の小川敏は(表面的には)功なり名を遂げたと思っているから、変わりたいという願望がない。

 私は成長したという願いがあるが、小川敏には、それがない。

 役人の世界は現状維持が最高の状態である。何か変われば利権がなくなるかもしれないという恐怖がある。だから現状維持が第一優先である。お役人の世界では変えてはいけないのだ。

 

「動く」と「働く」(大野語録)

 私が動く場合、必ず成果が出る方法に計算して動いている。具体的に動けば、具体的な回答がでる。

 小川敏は、市民から寄付を強制して、寄付贈呈式の写真を岐阜新聞に載せまくっている。市長として、如何にも「動いて」いるように見せるが、市民の為には全く「働いて」いない。小川敏は、やるべき執務を放り出して事前選挙活動をしている。

 

多様性の有無

 私の取り組みは各方面に、5年毎にテーマを変えて、人生を変える取り組意をしている。多くの経験を積む為に多様性を心がけている。

 しかし役人の世界の長期政権では多様性が許されない。長期政権で、お役人の世界は、変わったことをしてはいけないのだ。

 アメリカがヨーロッパより発展したのは、多様性を許容したからだ。旧態以前たるヨーロッパの伝統では、新しいことはできない。

 東大を出て、権威を維持したい小川敏は、何も変えたくないのだ。それで大垣市が没落して、地価が暴落しても、自分だけは市長職で推定5億円を稼げるから知ったことではないのだ。

 

人を育てる

 私には人を育てたいという願いがある。前職では、こだわりをもって新入社員・中堅社員を中心に、人財育成に取り組んだ。最大の人財育成は、自分の教育である。人を教えるには、自分がそれ以上に勉強しなくてはならない。そのために直接費用だけでも1千万円以上を使った。図書も重量で4トン以上を買い込んだ(冊数では数えきれない)。

 しかし、小川敏にはそれがない。大垣藩の開祖戸田公は教育熱心だったから、大垣を教育の街、博士の街にした。小川敏はその反対である。大垣市の児童生徒一人当たりの教育費が県下最低である。小川敏は、教育費を、自分達の給与に振り向けた。だから大垣市職員の給与は県下一高い。大垣市の教職員の給与は岐阜市のそれより年間200万円も低い。

 

To be

 私は人として何を成すかを意識している。

 小川敏は市長になるのが目的であって、市長として何かを成すかは考えていないから、変わる必要を感じなかった。下記の言葉には大きな違いがある。

How to be a Mayor

How to do as a Mayor

 人間として大事なことは、人間として何を成すかである。小川敏は市長としてやるべきことを何も考えていないから、無為無策で19年間を過ごし、大垣市を没落させた。それで大垣の公示地価は半分以下に暴落した。

 

真因無視

 私は問題が起これば、何故なぜを5回繰り返して、真因を探して対策を打っている。対処療法はしない。そうやって会社での問題解決にトヨタ生産方式で、解決方法の教育を受けた。私の病気もその手法で治した。

 小川敏は「大垣市中心市街地活性化計画」、「大垣未来ビジョン」を大垣の活性化と称して見栄で計画を作るが、大垣が何故そうなったかを考えないから、「大垣市中心市街地活性化計画」は大失敗に終わった。「大垣未来ビジョン」も大失敗が見えている。

 その原因が分かっていても、役人としてその原因を直す気がないから、大垣市は没落を続けた。役人は波風を立てたくないのだ。

 

「チェックとは反省である」(大野語録)

 私は失敗した時、人から裏切られた時、必ず再発防止を図る。裏切られたら、その人とは縁を切る。

 小川敏は市の行事の失敗をチェックしないから10年一日で変われない。小川敏は反省しない。小川敏はPDCAを回さないから、何時までも同じ失敗を繰り返している。だから大垣市は変われない。変われないどころか、地獄へ一直線の落第生に変身である。

 

経営能力の欠如

 会社の経営と人生経営は同じである。自分の人生を「主」として経営をすることを考えている。

 小川敏は、伊藤忠商事でうまく成績を上げられず、追い出されたか、いたたまれなくなって退職したようだ。だから、そんな能力だから、大垣市の経営がうまく行くわけがない。自分の家業もまともに盛り立てることができなかったのに、大垣市の経営がうまく行くわけがない。小川敏の家業は今も昔も超零細企業である。

 

狂った頭で計画

 常に第三者の目と頭で、今の自分の計画を見直している。師の意見を聞いて、人生の方向を修正している。

 小川敏が「大垣新市庁舎が大垣中心市街地活性化の要となる」と宣伝するのは、狂っている。誰が考えても、そんなことはあり得ない。それを言い訳に、小川敏は岐阜県下で市民一人当たり一番負担金の大きい市庁舎を建てた。狂っている。変わるためには正常な頭でないと、変われない。

 

「省人化」(大野語録)

 私は機械で出来ることは、機械に任せている。ITへの投資は、金銭効果、時間効果があることを確認して導入する。

 小川敏は、馬鹿の一つ覚えのようにIT化、ロボット化をやるが、工数を減らしても、人が減らないから、自動化の意味がない。IT化、ロボット化をしても、その保守費やその保守をする人間が増えるという愚かさをしている。

 売名行為としてIT化、ロボット化をやるから、大垣が変われるはずがない。小川敏は、その費用対効果を絶対に口外しない。

 

費用対効果を考えないから、変われない

 私は身銭を切るから、費用対効果を考えて金を出す。

 小川敏は、馬鹿の一つ覚えのようにIT化、ロボット化をやるから、金ばかりかかって成果が出ない。なにせ小川敏にとって、その費用は市民税で人の金である。見せびらかしとしてIT化、ロボット化をやるから、大垣が変われるはずがない。小川敏は、その費用対効果を絶対に口外しない。

 

全体効率

 私も投資をする場合、一点豪華主義をすることがあるが、常に全体最適を心がけている。

 小川敏は一点豪華主義で、売名行為でやり、全体効率を考えなから変われない。

 

整理整頓清掃

 トヨタの神髄は5S(整理整頓清潔躾)。それがトヨタを世界のトヨタにした。

 小川敏は清掃費をケチり、大垣市の清掃をしないから、ますます汚くなり、変われない。

 

2020-06-17 久志能幾研究所通信 1635 小田泰仙

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