« コロリ対策 私の免疫力向上戦略・戦術(2/3) | メイン | ホテルはビジネス戦士の航空母艦 »

2020年7月 1日 (水)

コロリ対策 私の免疫力向上戦略・戦術(3/3)

組織のコンプライアンス値向上

 

 組織のコンプライアンス値を上げないと組織が堕落する。不正に対して免疫力が低下する。その事例が東芝、東電、日産、三菱自動車、小川敏大垣市政である。

 コンプライアンス値が低下する原因は、狂った生活(経営・行政)、狂った食生活(稼ぎ方、使い方)である。

 

狂った経営

 長期政権、長期独裁者経営は狂った経営である。20年間もカルロス・ゴーンの独裁経営で、日産は食い物にされた。独裁だから、誰も手を出せなかった。

 大垣市も小川敏が19年間も独裁政治で君臨するから、役人がヒラメになり、無為無策の無能な政治に口を出せず、結果として大垣市は没落した。異常な政治でも、だれも口を出せない。市役所で正論を言えば、左遷される。だから誰も言わなくなった。仕事もしなくなった。

 どんな組織でも、組織長の任期は精々2期、8年間が限度である。歴史上の長期政権で、腐敗をしなかった例はない。だから米国大統領選挙では3選を禁止している。

 

身体検査

 定期的に日に当たり(監査)、身体検査をしないと(選挙)、腐敗がお天道様の下の明らかにならない。癌細胞が繁殖する。光のないところには、じめじめした悪の温床となりやすい。大垣の小川敏市政は、市制100周年記念行事での予算用途の不正が噂されている。小川敏は特例の条例を作って予算の使用用途をマル秘にした。

 なぜ特例のマル秘条令を作らねばならないのか。不正をやりたい側から見ると、その理由がよくわかる。モノを見る場合は、相手の立場になることだ。

 

狂った食生活(稼ぐ方法・使い方)

日産の例

 ゴーンは、先人が稼いだ財産を切り売りして、見た目は利益が出たように見せかけた。それを全マスコミは絶賛した。ゴーンに媚びを売っていたマスコミの国民に対する洗脳教育であった。

 将来の投資である研究開発費を削るから、当面は利益が出たように見えるが、将来はジリ貧である。金をケチり、人材育成をしないから、売れる車が作れない。日産社員は、部下に持てる技術を教えると自分の座が危なくなるから、部下に教えなくなったという。それで技術が低下して、魅力的な車を作れなくなった。それが20年経った今の日産の姿である。だから大赤字である。

 

大垣市の例

 利権の詰まった美味しい仕事をするから、腐敗が起きる。正しい経営をしないから、大垣市は左前になる。だから大垣市の地価は小川敏が市政を担当してから19年間で半値以下に暴落した。19年間も連続で公示地価が下落である。他市はリニア景気で公示地価が上がっているのだ。大垣市は投資に値しない都市として、市場が認めたのだ。市場の評価は神の如くである(松下幸之助翁)。

 小川敏が先人の貯めた金を、大垣市制100周年記念行事で散財するから、それの利 権に群がる輩が跋扈する。

 ギネス水饅頭共食いで、ギネス社に100万円もたかられ、僅か2週間しか記録が保持できなかった行事に1千万円も無駄遣いをした。その行事で業者の不具合があり、その尻ぬぐいをしたので、1千万円では収まらなかったという噂が駆け巡っている。その使用用途はマル秘である。水饅頭の共食いを公費でやる浅ましさを、全国から笑われた。知らぬは本人ばかりなり。下品の極みである。

 ガキのような小川敏のこだわりで、大垣市政100周年記念行事で、無理やり100個の行事をねん出した。税金の無駄遣いである。100周年記念行事は無理に捻出するものではない。品がない。

 小川敏は、自分が会長の北高の2019年の同窓会で「今年は市制100周年だから、参加者を何がなんでも100名以上集めろ」と担当幹事に檄を飛ばした。下品である。子供である。

 これが全てを象徴している。同窓会は、市制100年だから集まるわけではない。大垣市政100年だから祝うのではない。小川敏はそれにかこつけて、名を売りたいのだ。

 それでいて大垣市政100周年記念行事で3億5千万を散財しても、100年に一度といわれる新型コロナウイルス禍での支援で、海津市の10分の1以下しか出さないから、大垣市長として品格が疑われるのだ。海津市の市長や市議会は自主的な給与カットをしているが、小川敏にはそんな素振りもない。俗人である。

 

「経営者がなさねばならぬことは学ぶことができる。しかし経営者が学び得ないが、どうしても身につけていかなければならない資格が一つある。それは天才的な才能だけではなくて、実はその品性である」ドラッカー

 

「人生の大病は、ただこれ傲の一字なり」王陽明

 

 小川敏は、市政100年の計として人財に投資をしなければならぬのに、その教育費の財源を自分たちの給与に振り向けてしまった。だから大垣市の児童生徒一人当たりの教育費が県下最低となっている。児童生徒一人当たりの教育費で、大垣市は、刈谷市のそれの半分である。小川敏市政は、大垣の将来に禍根の種を植えている。子供たちが大垣の未来を支えてくれるのに、小川敏はその子供の未来を食いものにしている。

 

Dsc010421s  馬場恵峰書

2019-07-01   久志能幾研究所通信 1650 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

コメント

コメントを投稿