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2022年5月30日 (月)

大垣市長、大垣市民をATM扱い ゴミ袋有料化

 

 ゴミ袋を有料化してもゴミ量の削減にはならない。ゴミ袋有料化になっても、市民はゴミ袋に目一杯にゴミを詰め込んで、ゴミ袋の使用枚数を少なくするだけで、ゴミの絶対量は減らない。ゴミを減らす対策が間違っている。家庭ごみは増えていないが、事務所系のゴミは増えている。大垣市は攻める相手を間違っている。

 要は、大垣市は増税するのが目的で、方策として市民を騙している。大垣市長は、大垣市民をATMだとみなし、ゴミ袋を有料化して、市民から毎年3億5千万円の金を巻き上げるつもりのようだ。今まで寄付、募金という名目で、大垣市は岐阜市よりも10倍も多くの金を市民から巻き上げてきた犯歴がある。それは高山市の100倍、刈谷市の400倍の金額である。狂気の市政である。

 だからゴミ袋有料化がゴミ削減の目的とは大嘘で、増税と議員たちの利権の拡大が目的である。ゴミ袋有料化でゴミは減らない。

 そういう悪業を長年、罪み重ねたため、現在の大垣市の職員給与は、大垣市民の2倍の高給である。前年まで、岐阜市より年収が多く、県下一だった。そのため市長、議員や、市職員の住む御殿と呼べる新市庁舎は、岐阜市のそれよりも2割も豪華である。県下一の豪華さである。

 

市民の敵

 2年間に及ぶコロナ禍で、市民が景気が悪化して市民の収入が減り、それに追い打ちをかけたウクライナ侵攻問題で、石油製品をはじめとした製品の価格が暴騰し始めて、市民の生活を直撃している。

 

 そんな市民が大変な時に、利権のため増税を謀る石田仁市長と近沢正市会議員は市民の敵なのだ。

 行政の長の使命は、市民の命と暮らしを守ることだ。市民の生活が大変なときは、市民に寄り添って市政に取り組むべきだ。

 本来なら、市民救済の為、5千円の減税をするべきなのだ。それを増税である。

 それを市民が一番大変な時に、それを無視して、傷口に塩を磨り込むような政策を決めた。自分達の利権だけで、頓珍漢なゴミ袋有料化政策を決めた。石田仁市長と近沢正議員は市民の敵である。近沢正市会議員はゴミ袋有料化推進委員会の委員長である。

 

大垣市が隠した目的

1 大垣市のゴミ袋有料化の最大の目的は、税収の増加である。

 大垣市は濡れ手に粟で、今回のゴミ袋有料化で、今後毎年3億5千万円をぼろ儲けである。大垣の一家庭あたり、年間5千円の負担増である。

 大垣市の言い分は、他市は有料化していると言うが、大垣より裕福でない岐阜市ではゴミ有料化は実施していない。全国の市町村でもゴミ袋有料化をしているのは、たった6割である。4割の市町村は無料でゴミを回収している。ほんとに必要なら100%の市町村が有料化しているはずだ。

 

2 費用の増加ほとんどなしで税収・収益増が目的

 大垣市は、ゴミ袋一時保管庫の増設で2千万円が新規に必要となるだけで、あとはゴミ回収費用もゴミ焼却費用もいままでと何ら変わらない。それで3億5千万円のぼろもうけ。

 

3 家庭ごみは増えていない。事業系のゴミが増加。目的は別

 家庭ごみが増えていないのに、なぜゴミ袋有料化を強行するのか。

 増税と利権確保でしかない。

 

4 利権の新設が目的

 ゴミ袋有料化で専用袋の保管庫、その生産・販売が必要で、そこで新たな業者との癒着と利権が生まれる。新たな天下り先も生まれるだろう。その認可の件で利権が生まれる。ゴミ袋有料化で専用袋の生産で、3社が指名されているようだ。公正な競争入札ではなく、狂騒入札のようだ。

 

市民の怒りを表せ

 近沢正市会議員がゴミ袋有料化推進委員会の委員長である。石田市長も、近沢正市会議員も、大垣市民を便利なATMだと思っているようだ。

 増税、税収アップだけの目的で、石田仁市長も、近沢正議員もそれを分かっていて、大垣市民はバカだと思い、ゴミ袋有料化を議決した。それは何でも寄付を募り、市民からは強制的寄付を募り、岐阜市の10倍の寄付金を徴収して、その隠れた集金システムが成功していることに味をしめているからだ。

 

 市民の怒りを伝えるための手段は、次の選挙で落選させるしかない。小川敏前市長のように、市民の怒りで出馬を思い止まらせてあげよう。 

 私が怒り心頭なことに、先に議会でゴミ袋有料化を議決してから、その後で、市民に説明会を開催している。順序が逆である。あまりに市民を馬鹿にしている。

 

寄付金額比較

 一般会計に占める寄付金比率比較

 大垣市は寄付金依存が他市に比べて異常に多い。

  その分、市民が大きな負担となっている。大垣市は、自治会を通して、各種の募金を見えない税金として集めている結果が、岐阜市より10倍も多い寄付金額である。高山市より100倍も多い。刈谷市より400倍も多い。狂気である。

 

     令和2年度

      一般会計収入    うち寄付金額 比率

 大垣市    603億6000万円  7.24億円  1.20%

 岐阜市   1790億1000万円  2.10億円  0.12%

 多治見市   417億5368万円  0.64億円  0.15%

 高山市    422億3779万円  0.06億円  0.014%

 刈谷市    607億8000万円   0.02億円   0.003%

 高崎市   1655億2000万円  1.30億円  0.078%

 

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レジ袋有料化の愚策

 ゴミ袋有料化は今のレジ袋有料化と同じく愚策である。レジ袋有料化で、ゴミは減らない。レジ袋有料化は頓珍漢な対策なのだ。小泉進次郎の売名行為である。

 

 2013年における日本のプラスチック廃棄量は、年間9.4百万トンで、全廃棄物(431百万トン)の、約2%に相当する。

 日本のプラスチックごみ廃棄量は、一人あたり32キログラムに相当する。これはアメリカに次いで世界で2番目に多い量である。

 2014年の国・地域別のプラスチックごみ総合量ランキングで、1位中国、2位EU諸国、3位アメリカ、4位インド、そして日本は第5位という結果である。

 2018年6月にUNEP(国連環境計画)が発表した報告書『シングルユースプラスチック』より

 一人当たりの年間レジ袋の使用を300枚として、総計3キロほどだ。それを有料化して、何で廃プラが減るのだ。その量は、全量無くしても、わずか0.2%以下である。だからもっと別にやることがあるだろう。

 

 日本はルールを守って廃プラの廃棄手順を守っているが、中国、韓国が海洋に廃棄プラスチックを大量に不法投棄するので、日本の近海が汚れているのだ。それをレジ袋有料化しても、中韓の不法投棄の量が、けた外れに多いので、廃プラが減るわけがない。攻める相手を間違えている。さすが媚中派の小泉家がやりそうなことである。

 

2022-05-29  久志能幾研究所通信 2393号  小田泰仙

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2022年5月28日 (土)

書籍1.2トン分の収納準備が完了

 

 この1年間で、私はスチール製書棚(W80×H180×D25㎝)を自宅に8台を追加購入した。一個の書棚で約150kgの書籍が入るから、8台で合計約1200kg、つまり1.2トンである。車一台分の重量である。スチール製書棚の価格は、一台1万円ほどだが、収納する書籍代が半端ではない。既にその書棚の半分は埋まっている。

 この本箱を追加購入前は、所有の書籍の総重量が4トンであった。

 

P1150301s    スチール製書棚(W80×H180×D25㎝)

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空間の意味

 頭の中も受け入れるスペースがあるから色んな発想が出てくる。それは書庫も同じである。ぱんぱんに詰まった書庫では、発想に閉塞感が出てしまう。何事も余裕である。余裕のない人生は貧乏人の人生だ。お金の問題ではない。お金が無くても裕福な人生は送れる。その第一の条件が「余裕」である。空間も時間も人もカネも、全て余裕がないとダメである。

 人生の中に、何もない時間を作って、自分の人生を考えないと、何かに支配された奴隷の人生となってしまう。何もない時間があるから、社会の問題を考えることが出来る。

 なぜ乳がんが増えたか?

 なぜ日本人だけにガンが増えたか?

 なぜ大垣市が衰退したか?

 明確な増税であるのに、なぜ大垣市は、ゴミ削減に貢献しない「ゴミ袋有料化」を強行したか? 

 

無用の用

 これは老子の思想の「無用の用」である。部屋でも、何にも置いてないからこそ、色んな用途に使える。部屋がゴミだらけでは、何の用途にも使えない。くだらない情報に頭が満杯になるから、マスコミに洗脳される。だから私はテレビを見ない。本やネットが最大の情報源である。

 

原文

三十輻共一轂。当其無、有車之用。

埏埴以為器。当其無、有器之用。

鑿戸牖以為室。当其無、有室之用。

故有之以為利、無之以為用。

 

書き下し文

三十の輻は一轂を共にす。其の無に当たりて、車の用あり。

埴を埏して以て器を為る。其の無に当たりて、器の用あり。

戸牖を鑿て以て室を為る。其の無に当たりて、室の用有り。

故に有の以て利を為すは、無の以て用を為せばなり。

 

現代語訳

30本の輻は1つのこしきに集まって、車輪を形成する。

何もない空間があるから、車輪としての役割を果たす。

粘土をこねて器を作る。器の中に何もない空間があるから、器としての役割を果たす。

戸や窓を貫いて部屋を作る。部屋の中に何もない空間があるから、部屋としての役割を果たす。

形ある物に価値があるのは、形ない物がその役割を果たしているからだ。

 

2022-05-28  久志能幾研究所通信 2392号  小田泰仙

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2022年5月10日 (火)

ご縁の特別列車に飛び乗り、PCに狂う

 

 ご縁の特別列車が来たら、迷わず飛び乗るべし。その列車は早からず、遅からずやってくる。「天之機緘不測」(菜根譚)、天が人間に与える運命の時刻表は、人知では到底はかり知ることはできない。だからこそ、日々大切に、来るご縁を大切に、生き活かされる人生を全力で生きたい。

 天の定める時刻表は人知には及ばない。天網恢恢疎にして漏らさず。これは良き意味にも悪い意味とも解釈し、よき行いは何時かは天が拾ってくれると信じている。悪は天が裁いてくれると信じて生きたい。

 

 しかし日頃、志や夢を明確に抱いていないと、その列車の到着が見えない。その列車は銀河鉄道夢電車だ。それはまるで流れ星のようだ。それが見えたら直ぐ飛び乗らないと、銀河鉄道夢電車は発車してしまう。

 

 その電車が霊柩車に見えることもあるかもしれない。しかし、それを拒否せず、まず来た電車に乗らないと、次の夢電車には乗り継げない。敢えて霊柩車や満員電車に乗らねばならぬこともある。それが人生だ。私はそう思って、奴隷のような宮仕え生活を耐えた時期もある。それが20年後の花開き、それに感謝したこともある。奴隷の時代は、私の修行の時代と解釈すれば、その分、大きく成長できたとプラス思考で生きていける。

 

 その運命の電車が来ても、その電車に乗るには、乗車券という金が要る。その金を日頃から貯めておかねば電車に乗れない。だから日頃の節約精神が大事である。決断力を日頃から養わねば、飛び乗る事も出来ぬ。

 

パソコンに狂う

 1984年頃、当時年収が500万円ほどのとき、定価400万円のパソコン(10 Mのハードディスク付き。実質オフコン)を趣味の領域で買った。それは当時会社で業務用に使われていたオフコンである。追加で購入したハードディスクが40M(40Gではありません)で100万円もしたのには、目が飛び出た。また5インチ1Mのフロッピーディスクが1枚で2000円であった。今なら40Mのメモリなど千円以下だ。

 技術の進歩が、決して幸せをもたらせてくれるわけではない。それほど技術革新が激しい時代を我々は生きてきた。当時、こんな高額のものをよくも買ったものだと、当時の私の狂気に呆れている。しかしそれは正解であったと今は解釈している。

 今は全く使わないが、そのパソコンを捨てる勇気がなく、今は私の技術遺産、衝動買い遺産として、玄関に展示している。それを見る度、自分の暴挙を懐かしく思い出して、勇気を貰っている。

 

 当時、パソコンの主流であったPC9801に5メガのハードディスク付きモデル(PC9801M4)が新発売された。それが40万円ほどであった。パソコンとオフコンの差は歴然としていた。PC9801は1ジョブだが、オフコンは今のwindow10と同じマルチタスクで、裏で別の仕事をしてくれた。それを好きで使いこなし、コンピュータの勉強に励んだ。普通の家庭用のPCのBASIC言語とオフコンの構造化BASIC言語とは、次元の違う世界で私を楽しませてくれた。この構造化BASIC言語にはFORTRANとCOBOLの機能も含まれていて、言語スキルも身に付いた。

 

 その当時、私はプログラム作りに熱中し、それがその後の仕事に役立ち、業務改善のBASICプログラムを作って仕事に役立てた。また後年、それを活用して、SQCの本に掲載され、その本が日経図書賞を受賞した。儲かりはしなかったが、何事にも代えがたい経験と必要なものは高額でも買ってしまう度胸が付けられた。

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特別列車に飛び乗り

 最近は、身近の大垣行政の傍若無人ぶりを見逃さず、その現象を冷静に観察してきて、それを他市や他国の状況を研究することで、多くの学びがあった。それも私が経営の勉強や統計学の勉強の「電車」に飛び乗った経験があるからだ。

 私は大垣市小川電車に乗せられて、その暴走運転ぶりで、多くの学びをさせてくれた。感謝である。

 英語の勉強では、テクニカルライティングのミシガン大学の夏季セミナーに科学工業英語1級の資格がないと参加できないと思い込んでいた。しかし金を用意すれば参加できることが分かり、100万円の自費で参加した。その後、それを機に猛勉強して、49歳で科学工業英語1級に合格できた。当時でも全国で累計350人しか合格者が存在いない超難関試験であった。英検1級合格者が数万人もいる世界とは別世界である。試験では、論理構成がないとTOEIC900点を取っている英語達者でも合格しない。

 その経験が後年の仕事で大いに役立った。あの時、電車に飛び乗らなかったら、英語検定試験への挑戦も無く、合格も無かった。その後の世界での展開も無かった。 

 経営の勉強では、ご縁があり、松下幸之助経営塾に出会い100万円の受講料を使った。別の経営の勉強では計300万円程を使った。良き学びの電車であった。それで馬場恵峰先生との出会いもできた。電車に飛び乗ったおかげである。あの時、来た電車に飛び乗らなかったら、馬場恵峰先生からの学びはなかった。馬場恵峰先生は私の永遠の人生の師である。

 

 

2022-05-10 久志能幾研究所通信 2381号  小田泰仙

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2022年5月 9日 (月)

大垣行政は大垣市民を騙し続ける

 

 大垣市行政は、大垣市民を騙して、補助金を減らし、増税して贅沢三昧をしている。その「お陰」で、大垣役人の給与は大垣市民の2倍の給与である。大垣役人の給与水準は全国で97位の高額である。それに対して大垣市民の平均供与は順位で225位である。おかしい。議員の給与も同じく高い。

 大垣市をこの20年間で公示地価を半値以下に暴落させた罪ある身なのに、その働きに対してお手盛りの高給与は分不相応で、倫理違反である。

 その給与は、昨年まで岐阜市のそれより高く、県下一の高額であった。

2021年度

大垣市地方公務員 平均年収  678万7000円

 全国市区町村ランキング:97位  1741市区町村中

 岐阜県内ランキング:2位

 

大垣市民 平均年収 340万5998円

 全国市区町村 ランキング 225位  1741市区町村中

 それでいて、大垣市の税金は高く、見えない税金としての無条件強制募金が岐阜市の10倍にも上る。

 それでいて、大垣市の児童生徒一人当たりの教育費が県下最低である。それに授業で使うのドリルの紙代を親に請求される。他市では当然、紙代は無料である。

 2018年の酷暑のおり、大垣市の小中学校のエアコン装備率が2.1%で県下最低であった。他市はほとんど100%であったのに。

 何が「大垣市は子育て日本一を目指す」だ! 大嘘である。

 また、市民の為と称して、県下一豪華な新市庁舎を強引に建設した。市民一人当たりの負担金は、岐阜市のそれより20%も多い。(文末データ参照)

 大垣行政は大垣市民を騙すのに味を占めて、今回はゴミ袋有料化で増税を企んでいる。既に議会も承認も得たので、2023年1月より実施するばかりである。

 住民に説明会を開催しても、その説明は論理破綻の言い訳ばかりである。とても納得できない。大垣行政は、大垣市民は無知だからと安易に考えて説明会を開催している。大垣クリーンセンタ三宅所長は市民を愚弄している。

 

ゴミ袋有料化事件の騙し

 2023年1月より、大垣市はゴミ袋有料化を実施する。その理由は、回りの市町村がゴミ袋有料化をしているからという(大垣クリーンセンタ所長の説明)。

 

 大垣市は嘘は言わないが、本当の事も言わない。岐阜市はゴミ袋有料化をしていない。それは言わない。大垣市は岐阜市より財政的に豊かである。大垣市より財政が厳しい岐阜市は、岐阜市はゴミ袋有料化をしないのだ。大垣クリーンセンタ所長はそれにはダンマリである。

 

 大垣市が新聞へ発表した情報では、ゴミ袋有料化で年間2000万円の節約となるそうだ。それでゴミが8%ほど削減されるという。騙しの大嘘である。

 ゴミ袋有料化でゴミ削減対策が、と言うが、ゴミ袋有料化がゴミ削減の対策など、汚役人のオツムがお花畑状態である。対策が間違っている。いや間違っている振りをして、各家庭5千円で約7万世帯からゴミ袋有料化で、(5千円×7万世帯=)3億5千万円を大垣市民から強制的にカツアゲできるので、悪知恵があると言える。

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騙しで不都合な点 

1 確かにゴミ袋有料化で一時的にはゴミは減るようだが、すぐその削減は元に戻ってしまうのが、過去の実施例の実績である。レジ袋の有料化と同じく、愚策である。行政と特定業者が潤うのだ。

2 その為、不法投投機の対策が問題になる。だからゴミ袋有料化という対処療法の対策が根本的に間違っている。大垣クリーンセンタ所長は、その対策で、警察と連携して警備を増やすという。余分の金が要ると言うのは、その施策が間違っている証拠である。

3 ゴミ袋有料化を実施している市町村は全体の63.9%である。本当に必要なら100%であるはずが、6割しか実施していない。増税という安易な施策で金儲けしたい無能な市町村がゴミ袋有料化している。だから岐阜市はゴミ袋有料化していない。それと比較すれば大垣市の市政は無能だと推定できる。

4 見えない増税である。母子家庭や年金生活者の家計を直撃する悪法である。

 なにが子育て日本一を目指すと大嘘をいうのか。ただでさえ、大垣市の児童生徒一人当たりの教育費は県下最低なのだ。

5 ゴミ袋有料化はゴミ削減の対策にならない。見かけだけの騙しの対策である。それより過剰包装の削減指導、無駄な行政の資料削減が有効だ。以前の元気ハツラツ市で、どれだけ多量なゴミが出たか計算したのか。その元気ハツラツ市で大垣市の衰退が加速した。

 以上の論点から、ゴミ袋有料化は論理的に間違った施策である。

 その大垣市からはゴミ相当のくだらない資料が大量に自治会回覧で回ってくる。それを止めるだけで、ゴミ削減になるはずだ。

 市庁舎には、ゴミ同然のIT案内ロボットや案内ロボットが無駄金を使っている。ゴミ同然の駐車場案内警備員がふんぞり返っている。それだけで、年間数千万円の無駄遣いである。

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 増税でぼろ儲け

 ゴミ袋有料化で年間2000万円の節約というが、そのゴミ回収費用は、2億5千万円(=2千万円÷0.08)である。大垣市は今までとゴミ回収費用は変わらない。それで濡れ手に粟の3億5千万円を増税としてぼろ儲けである。

 

 

資源ごみ報奨金を減額して騙し

 大垣市は6年ほど前、資源ごみ(古新聞、古雑誌、アルミ缶等)をキロ6円の報奨金で回収していた。それは各自治会の重要な資金源であった。それを数年間にキロ4円に減額し、2022年度から2円に減額する。

 その結果、自治会に回る報奨金が約2千万円(=約4万円×500自治体)も浮くのだ。つまり市民には増税である。

 市民は資源ごみを頑張って回収すると、罰として報奨金を減らされたのだ。このペースでは、2,3年後には、そのキロ2円の報奨金もゼロになると容易に予想される。大垣市では、頑張れば、裏切られるのだ。騙しである。

 各自治会の資金は、自治会の防災用品の購入資金に充てられる。それが減額されたのだ。大垣市は、市民の防災対策など知ったことではないのだ。

 

 

前市長の脅しまがい

 以前、キロ6円の報奨金がキロ4円に減額されるとき、傲慢で人の意見を聞かないという噂の前市長が各自治会の会合に出向いて説明をしたそうだ。その時の状況を前自治会長から聞いた。しかしそれは酷い有様であったようだ。前市長は説明をしたいと申し入れてきて、自治会が断っても強引に会合に乗り込んできたという。その会場で一方的に喋り、時間オーバして質問も受けず去ったという。

 騙しではなく、もっと酷い状態の「黙らせて増税」を謀ったという顛末であった。

 

大垣市電子市役所という騙し

 新市庁舎建設の謳い文句が、大垣市街地活性の拠点で、大垣市内観光回遊の拠点であった。また防災拠点の整備であった。人口減少の対策であった。

 大垣市役所が観光の拠点と位置付けるという発想が狂気である。それが「大垣市中心街活性化計画」に破廉恥に謳われている。それから4年経って、その計画が破綻したが、その結果に大垣市役所は口を閉ざす。大垣市はPDCAを回さないので、失敗しても責任を取らない。ヒラメ社会の典型である。

 

 将来、大垣市の人口が減少することを、「大垣未来ビジョン」で予想しているのに、それに反して過剰な大きさの新市庁舎を建てるとは、狂気である。何のための未来予想なのか。「大垣未来ビジョン」作成は税金の消化事業としか思えない。体裁だけ立派な計画書で、市民を騙している。これが大垣市の騙しのテクニックである。

 

 電子市役所といながら、ハンコがないと、免許書等の身元証明があっても書類は受け付けてもらえない。私は拒絶された。

 無能な案内ロボットは、この1年半、全く動かない。金ばかりかかるお荷物だ。受けつけの案内ロボットは、人通りの少ない北の裏口に左遷され、誰も見向きもしない。

 

市民の義務

 我々市民がやらねばならぬこと、大垣行政が出鱈目な施策をしないかを監視して、声を上げることだ。黙っていれば、行政の遣りたい放題である。どの議員がどの議案に賛否を出したかを明確にして、市民の生活を破壊する議員には投票しないことだ。

 役人の監視を怠ると、がん細胞のように権限をじわりじわりと拡大して、繁殖する。その害毒で市政が疲弊する。役人はこの50年間で、そのように拡大を続け、今や、市民より2倍も高い給与を獲得した。50年前は、役人の給与が安いので、学生の誰も役人などになりたくなかった。しかしこの50年間で、お手盛りで自己増殖し、自分達で天下り先を勝手に作り、待遇を良くするため自分たちで権限を拡大してきたのだ。それは国政も同じである。

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添付データ

新市庁舎費用 負担金比較

       人口  新市庁舎費用 負担金    年間税収

                 市民一人当たり  一人当たり

 大垣市   159千人  126億円  79千円   386千円

 岐阜市   406千人  266億円  65千円   398千円

 各務ヶ原市 145千人   83億円  57千円

 多治見市  107千人   52億円  48千円

 刈谷市   140千人   84億円     60千円   434千円

 

 

 

大垣市の地価推移(2001年以降)

 2001年の地価を100として2018年の地価は

  (公示地価、基準地価の総平均)2001年より小川敏氏が市長就任

 大垣市  49.5

 岐阜市  64.4

 一宮市  75.0

 名古屋市 145.1

 大府市  90.2

 刈谷市  107.2

 安城市  99.0

 岡崎市  94.3

 

 

一般会計に占める寄付金比率比較

 大垣市は寄付金依存が他市に比べて異常に多い。

     令和2年度

      一般会計収入    うち寄付金額 比率

 大垣市    603億6000万円  7.24億円  1.20

 岐阜市   1790億1000万円  2.10億円  0.12%

 多治見市   417億5368万円  0.64億円  0.15%

 高山市    422億3779万円  0.06億円  0.014%

 刈谷市    607億8000万円    0.02億円    0.003%

 高崎市   1655億2000万円  1.30億円  0.078%

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大垣市の教育は県下最低レベル(2019年)

         予算総額  一人当り予算  児童生徒数 

             千円   大垣100で    人

 多治見市    735    158    8,862  

 岐阜市     529    114    32,074  

 可児市     517    111    8,352   

 大垣市     465    100    14,400  

 各務ヶ原市   445     96    12,525   

 刈谷市(愛知県)918    197    11,120

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2022-05-08  久志能幾研究所通信 2380号  小田泰仙

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2022年4月29日 (金)

「大垣市×岐阜市」は「A宮家×天皇家」と同じ関係

 

大垣市の子供と岐阜市の子供

 行政の子供とは、その政策である。大垣市行政は市民に寄り添わない、役人ファーストで政治をしている。最近の典型的事例がゴミ袋有料化である。これで大垣市民は一家庭当たり5千円の増税となる。ゴミ袋有料化でゴミを2割削減ができ、約2,000万円の節約となると大垣市は豪語する。しかしゴミ袋有料化で大垣市は、大垣市民から今後、毎年3億5千万円(増税)を巻きあげるのだ。それは超豪華な大垣新市庁舎を建てたので、その保守費が増え、その補填に回されるようだ。しかし大垣市は、そんなことは口が裂けても言わない。

 石田市長のモットーは「継承と挑戦」で、前市長の市民ラスト、市役所役人ファーストの継承のようだ。どこまで市民を騙せるかの挑戦である。

 

 大垣市の子供とは、大垣市が育成した大垣駅前商店街である。その子供が活躍して大垣にお金を落してくれる。それで大垣が発展する。それで親の子供に対する育成の姿勢が分かる。しかし、この20年間、大垣市はその育成を放棄したので、大垣市の駅前通りは衰退の一途である。百貨店ヤナゲンも閉店してしまった。その前に、ヤナゲン社長がその周りの再開発を前市長に提案したが、前市長がすげなく拒絶した。それで跡地がマンション用に売却された。

 その再開発の提案が採用されておれば、ヤナゲンの廃業も無く、駅前の再開発で活気が回復し、大垣駅前商店街もここまで寂れることはなかったのに、と残念に思う。ヤナゲンが閉店して、近所の買い物難民が増え、一気に大垣駅前は寂れた。前市長は大垣を潰したかったのだろう。

 その跡地に高層マンションが建ったが、住居専用で、階下には商業施設はない。周りは寂れる一方である。あまつさえ、このマンションには自治会組織もない。大垣市民としての自覚もない住民達ばかりである。それを大垣市は容認している。そんな利己的な住民ばかり増えたら、ますます大垣が崩壊する。

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県下一豪華な新市庁舎 

 大垣市の新市庁舎は超豪華である。市民一人当たりの負担額は、岐阜市のそれより2割も大きい。大垣市の新市庁舎の建設費の市民一人当あたりに負担額は県下一の高さである。また内装も県下一の豪華さである。それにIT化と称して、無駄な無能案内ロボット、駐車するのに邪魔な駐車場案内員までも置いている。それだけでも年間3千万円程の無駄遣いである。多分、業者との癒着があるのだろう。

 大垣市はこの20年間で、人口は実質減少である。衰退である。一見、人口が増えているように見えるが、上石津町を合併したから増加であるが、超過疎地の上石津町を合併しため、実質は人口減少である。そのためこの20年間で、大垣市の人口密度は半減した。その分、市民の負担も増えた。

 大垣市が作成し、金科玉条の如く崇める『大垣未来ビジョン』にも、大垣市の将来の人口減少を予想している。何のための大垣未来ビジョンでの将来予想なのだ。そんななか、予想に逆行した豪華絢爛たる新市庁舎の強引建設である。岐阜市のように分相応の市庁舎ならともかく、大垣市新市庁舎は無駄に大きく、豪華すぎる。

 

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    『大垣未来ビジョン』より
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児童虐待も同然

 大垣市の児童生徒一人当たりの教育費が県下最低である。それこそ大垣市の子供の扱いの象徴である。大垣市が子育て日本一を目指すなど、詐欺公約である。それなら何故、2018年に大垣市の小中学校のエアコン整備率が2.1%で県下最低であったのだ。他市はほとんど100%であった。

 最後は、大垣市が国に泣きついて金を出してもらい、エアコンを整備した。情けない話だ。この件は議会でも取り上げられ、岡田議員の陳情もあり、大垣市全体で大騒ぎをした。それなのに、エアコン整備が完了しても、その報告は市民には全くなかった。いつもなら前市長が自慢げに広報するのに、前市長も恥ずかしかったのだろう。完全なる職務放棄である。

 

 元気ハツラツ市では、毎月、大垣市長命令で、児童生徒が休日の早朝に駆り出され、元気ハツラツ市のステージ上で踊らされる。2018年の36度の炎天下の日、大垣市は野外のコンクリートのステージで園児を躍らせたのだ。極悪非道の行為である。未必の殺人行為と言ってもよい。教育委員会は、児童達に気温36度以上の日の課外活動を禁止している。しかし市長に忖度した取り巻きは、その愚行を取りやめなかった。子供たちは顔の頬が火傷状態であった。

 その直前の2018年7月17日に、豊田市の課外学習で児童が熱中症で死亡した事件があった。大垣教育委員会が気温36度以上の日の課外活動を禁止通達を出したが、この有様であった。

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 他市なら無料の学習ドリルの用紙代も、大垣市では父兄に請求される。なにが子育て日本一なのだ。

 2017年11月4日のドローン墜落事件で、大垣市が世界で初めて人身事故を起こして子供が怪我をしても、その責任を取らず、全て業者に責任を押し付けたのも、大垣市行政である。その企画、事前テスト飛行まで大垣市が指導しているのに! まるで自分の子供の不祥事を人ごとのように扱うA宮家のようだ。

 

岐阜の子供

 それに対して岐阜市は繁栄している。人口も増加である。駅前にはタワービルの建設も続々と計画されている。そのタワービルの階下は商業施設である。ますます繁盛していくだろう。

 岐阜市の新市庁舎は、案内ロボット、駐車場案内員もいない。岐阜市の新市庁舎は、大垣市のそれより市民一人当たりの負担金は2割も安い。ゴミ回収も無料である。つい最近まで、大垣市の役人の給与は、岐阜市より高かく、県下一であった。狂っている。

 

宮家のお住い

 A宮家は昨年度、お住まいの改築費として43億円を計上する。その内訳は明らかではない。それに対して天皇家はお住いの修繕費として8.7億円を使っただけだ。

 

大垣の子供

 行政の子供とは、市井の姿である。行政の思いがそのまま表れる。その神如き評価指数が市の公示地価である。市が繁栄すれば、付加価値が上がり、公示地価も上昇する。大垣市前市長が無為無策で20年間も君臨した間、大垣市の公示地価は下がり続け、一度も上を向かなかった。その結果、20年で半額以下に暴落した。市民の不動産財産が奪われた。他市では、リニア景気で逆に公示地価が上がり、市民の不動産財産額が上がった。

 

 そもそも大垣駅前商店街の営業妨害をする政策を続け、結果として20年前は20%ほどであったシャッターを下ろした店数の割合が、20年後、80%までに拡大して、完全な幽霊通りになった。その市長命令の大垣駅前商店街没落作戦の実行を助けたのが、大垣市商店街組合の小倉利之理事長である。その小倉理事長に、前市長は「大垣功労賞」を贈った。まるで汚職まがいの振る舞いをしている。これで大垣が没落しなければ、奇跡である。その前市長も、大垣をこれだけ没落させているのに、「大垣功労賞」を破廉恥にも授与されている。石田市長のヨイショである。ブラックジョークである。この市長では、大垣の再建など無理である。

 

 大垣観光課は、駅前商店街に他市の有名店の誘致活動など全くしない。それどころか、観光課の管理職が「そんな大変なことは部下に可哀そうでやらせない」とほざく。だから大垣市の駅前商店街は幽霊通りになった。

 大垣市職員は使命感など全くない。職務怠慢である。市民に対する犯罪である。職員の給与は市民税から出ているだ。

 

岐阜市の子供

 岐阜市は駅前商店街に全国の有名店を誘致して、その駅前商店街の活性化に成功している。誘致のために全国を走り回るのは、市を活性化するために行政の義務なのだ。

                                                 

A宮家の子供

 子供を見れば親の教育が分かる。子供はその家の集大成の結果なのだ。M子さんの言動を見れば、言うまでもない。国民を敵視して国外に逃亡し、NYで国民の税金を使ってやりたい放題である。今は一般市民と同じなのに、外交機密費を年間8億円も警備費に使ってNYでの生活を満喫している。聞けば夜は夫とゲーム三昧で、昼は爆睡して昼夜逆転生活をしているという週刊誌情報さえある。真偽は分からないが、火のない所に煙は立たぬ。その結果がKK息子の司法試験2回目の不合格であるようだ。

 

天皇家の…..

 愛子内親王は成年の記者会見で「国民に寄り添って義務を果たして行きたい」と決意を述べられた。そのメモなしの会見での言葉からは教養がにじみ出ていた。それが天皇家の教育の集大成であった。A宮家の子供との差に愕然とするばかりである。

 

やるべきこと

 子供は親の言う通りにはならない。親の背中を見て、親のやっているようにやる。出来の悪い大垣市を親に持った大垣市民は不幸である。市民はもっと声を上げよう。声を上げなければ、この20年間の大垣市政のように、大垣行政は遣りたい放題である。まるでA宮家を真似しているかのようだ。

 

2022-04-29 久志能幾研究所通信 2374号  小田泰仙

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2022年4月27日 (水)

佛像のお顔に、佛師の心が映し出される

 

 佛師は佛像造りに命を賭ける。その命を賭けた佛像の顔にも、松本明慶師の歳により歴史が刻まれる。明慶師が彫った20年前の佛様のお顔は、端正で勢いがある。それが今は、その佛様のお顔に艶がでている。松本明慶師の人格が上がったのだ。

 

仕事は人格の現れ

 仕事とはその人の心の現れである。勢いがあれば生命感あふれる仕事が完成する。人格が向上すれば、相応の心配りが感じられる仕事となる。仕事とは要求さえたことだけをこなせばよいわけではない。目に見えない箇所にまで心を込めてなんぼである。それでこそ、仕事に「艶がある」と言える。

 40歳の時の仕事と、60歳の時の仕事の艶が同じでは哀しい。仕事に艶がでるように精進をしたい。

 仕事は正直だ。その人の人格以上のものは出ない。仕事をする前に人間を作れ。

 

顔を大事にしよう

人間の人格の顔は、「顔」である。都市の顔は駅前商店街である。そこに行政の通信簿が見える。駅前商店街で大垣市の公示地価が決まる。前市長が愚腕を振るった20年間で、大垣に公示地価は半分以下に暴落した。現在、大垣駅前商店街はシャッター通りである。前善市長が心を込めて大垣を作らなかったためだ。現市長は、その政策を継承するという。狂気である。

 

リンカーンの言葉

 人間の顔も同じだ。リンカーンは「男は40になったら顔に責任を持て」と言った。それを理由に知人から推薦された人の入閣を拒絶した。その人の顔が気に食わなかったからだ。人生での仕事ぶりが顔に刻まれる。顔を見れば、その人の人格が分かる。

 自分の仕事に自信がないと、自衛策で渋い顔をして胡麻化そうとする。それはまるで玄関に髑髏をぶら下げるようなものだ(福沢諭吉著「学問のすすめ」)。

もっと自信をもって笑顔で社会に向き合おう。顔は社会の窓である。

 

佛様の責任

 佛様でも、顔に責任を持って衆生と向き合っている。慈悲深い仏様なら、慈悲溢れる顔立ちをされている。怒りで衆生を導く不動明王なら、その怒りの形相が凄まじい。その怒りの形相を、佛師は丹精込めて彫り上げる。だから単なる怒りの表情ではない。怒りの中に艶がある。

 そのお顔を彫るのが、松本明慶師である。松本明慶師の人格がそのまま佛様の顔に出る。

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聖観音菩薩像 松本明慶大仏師作 2000年頃

 『大仏師松本明慶 作品集』小学館 

 松本明慶仏像彫刻美術館の掲載許可を得ています

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 聖観音菩薩像 松本明慶大仏師作 2010年製作

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 虚空蔵菩薩像 松本明慶大仏師作 2014年製作

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 普賢菩薩像  松本明慶大仏師作 2019年製作

 

2022-04-27 久志能幾研究所通信 2372号  小田泰仙

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2022年4月21日 (木)

ウクライナ戦争、我々がすべき戦争阻止行動

 

 無知は人生に壁を作る。知識は力だ。戦争の実態に無知なのは、自国の自衛力の壁に穴を開けること。自殺行為である。まず正しい現状認識こそ、戦争防止の取り組みだ。今の日本には、それが欠けている。

 

 無法国家が暴れる現実は、80年前の第二次世界大戦の時となんら変わっていない。自分の城は自分で守らねばならぬ。

 プロレスラーに喧嘩を売るヤクザはいない我々は心身ともに強くならなければならない。自分の身を守ることを他国に頼る弱虫であってはならない。

 軍事的に弱くても良い、我が国を攻めれば手痛い目に会うことを示せばよいだけだ。

 ウクライナは憲法9条が無かったから、ロシアに攻められたわけではない。ウクライナはロシア、米国、英国、フランスと条約を結び、他国に攻められたら4国が守るという条約を提示されたから調印した。それで核兵器を放棄したのだ。

 しかしロシアは核兵器がないから安心してウクライナ侵攻を決行した。米国がロシアを攻めても軍事介入しないと何度も誘いをかけたから、ロシアは安心してウクライナに侵攻した。しかし米国、英国、フランスの3国はウクライナを守ってくれなかった。戦争の前に条約など、「火の用心のお札」と同じだ。

 それどころか、長い間戦争をしなかったため疲弊していた米軍事産業は喜び勇んで武器と輸出した。ぼろ儲けである。バイデンは漁夫の利を得たのだ。これが現実の世界である。

 日米安保条約と平和憲法があるから、日本の平和が守られるというお花畑思想に洗脳された日本人は愚かなのだ。

 

現実に音痴なオジン達が日本を滅ぼす

 それがITに疎いオジンたちは、旧態以前たるマスコミ、テレビ報道に洗脳されている。ウクライナ侵攻の実態を認識できず、現実に実効ある反対などできない。

 それどころか共産党や媚中媚韓媚ロ党とその政策を支持さえしている。ネットを駆使する若い世代は、共産党は支持しないが、70歳以上のその昔に全共闘を支持したオジン達は、今でも共産党や反日野党を支持している。それは敵に塩を送るようなもの。だからそんな無知なオジンに師事された検討子の岸田内閣の支持率が高いのだ。

 

円安は世界の評価値

 世界が日本をどう見ているかは、円を見ていれば一目瞭然である。今や130円をうかがうまでに円安となっている。その分、世界が日本の愚劣な政策に呆れて、日本の信用が無くなっている。

 ウクライナ侵攻にも、中国のウイグル族人権問題にも明確な決断ができないのに呆れているのだ。岸田内閣は、媚中派議員の集団である。

 

日本がウクライナ侵攻に参戦

 ウクライナ侵攻で、日本政府はウクライナに防弾チョッキ、生物兵器用の防護服、ドローン、戦闘服、肘パッド等を送った。それは戦闘部材を供与したことで、戦闘行為をしたことだ。明確な憲法違反である。これは一大臣の許可で出来る内容ではない。検討子の岸田がそれを承認したのだ。日本が戦闘に参加したわけで、それらの戦争行為を黙って見ていれば、日本の平和など守れるわけがない。

 

 

戦争を起こさないための対策

政府を信用しない

 反対の声を上げる。声を上げないと、その政策が承認されたと勘違いしてしまう。

 

媚中議員を信じない、声を上げる、それを非難しないマスコミを破棄する

 中韓ロの回し者議員を支持しない。投票しない。毎日、刃物を持って自宅付近をうろうろすると同じ領海侵犯、領空侵犯をするヤクザのような国になぜ媚びるのか。それは敵国の回しもの議員だ。なぜそんな議員に投票をするのか。議員から落とせば、済む話だ。それを支持する講演会など、国賊者である。まずそこから戦争反対の行動を取ればよい。

 それを報道しないマスコミを排除(視聴しない、購読しない)すればよい。

 

スクランブル費用

 領空侵犯があれば自衛隊機がスクランブル発進する。それでジェット燃料代だけでも800万円程の費用がかかる。1機あたり300万円~400万円の燃料費がかかる。2機で飛んで行くので、1回の費用は600万円~800万円程かかる。それが年間1千回だ。それで80億円の国民の財産が奪われている。血税である。その他に人件費やレーダー探知機の設備費、保全費がかかっている。半端な金額ではない。その費用が奪われている。

 日本政府が少し逆らうと、C国内の日本企業を襲撃、焼き討ちを政府指導でやる。そんな国とまともに付き合う方が異常だ。

 

竹島問題

 やくざな隣国は、竹島を50年前の自衛隊が出来る超区全に無法占領して、返さない。泥棒国家である。

 

北方領土問題

 北方のヤクザ国家は、77年前、日本の敗戦直後、北方領土を強奪した。日本人ウクライナ侵攻を平気で行うヤクザ国家だから返す気などさらさらない。

敗戦後の武装解除し日本兵60万人をシベリア抑留させ、10万人をシベリアで死なせた。私の叔父もシベリアの土となった。

 

ミサイル威嚇問題

 K国は、ミサイル発射の実験をしまくっている。核ミサイルで脅迫している。日本人を誘拐・拉致して平然としている。その数1000人とも言われる。その調査を妨害する国会議員が跋扈している。その議員の投票する人は国賊だ。K国は、人さらい国家である。誘拐罪は、最高刑が死刑の極悪材である。

 

 日本はヤクザ国家に取り囲まれている。なぜ危機意識を持たないのか。それいうと、軍国主義と共産党は言う。無防備で殺されるように仕向ける共産党や野党がよほど非人道的である。そんな党に投票する人の気が知れない。

 

大垣の没落、日本の惨状

 大垣は前市長の独裁的な無為無策の政治を20年間も続けたので、没落した。大本営発表の「おおがき広報」、それを盛り上げる岐阜新聞の提灯記事、中日新聞のヨイショ記事で、市民は真実を知らされなかった。市民はそれに騙されて、目を向けようとしなかったので、大垣行政のやりたい放題の政治に歯止めがなく、大垣は衰退していった。

 このことが嘘でないことは、現実の公示地価の暴落、大垣駅前商店街の没落、を見れば、一目瞭然である。政治は結果が全てであるからだ。

 大垣の今日の惨状は、明日の日本の惨状なのだ。その二の舞を日本政治がされてはならない。

 

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政府 ウクライナに防護マスクやドローン追加支援へ

4/19(火) 11:52配信

 岸防衛大臣は、ウクライナへの支援として新たに化学兵器対応用の防護マスクやドローンなどを提供することを発表しました。

 岸防衛大臣:「民航機による輸送を念頭に調整中であります。準備が整ったものから順次輸送する予定です」

 政府は、これまで防弾チョッキなどの自衛隊の装備品を提供してきました。

 今回、ウクライナからの新たな要請を踏まえ、化学兵器などに対応する防護マスクや防護服に加え、ドローンを提供する方針で「防衛装備移転三原則」の範囲内で行います。

 また、自民党は自衛隊機でインドなどの備蓄倉庫から毛布などの救援物資をウクライナ周辺国へ輸送する実施計画を了承しました。

 政府が近く閣議決定する予定です。

テレ朝news

https://news.yahoo.co.jp/articles/ae7759a4093c046e546af5946d7e380fa0e0b346

政府 ウクライナに防護マスクやドローン追加支援へ(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

 

2022-04-20  久志能幾研究所通信 2365号  小田泰仙

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2022年4月20日 (水)

感動! ♪おむすびコロリ お家で腐って さあ大変♪

 

 いつも行くお店で握ってもらった「おむすび」を3日ほど忘れて、部屋で放置したら、痛んで食べられなくなっていた。最近、急に暖かくなって常温で放置したのが原因のようだ。それに感動である。それはその「おむすび」に防腐剤が入っていないことが証明されたからだ。

 

腐らない食品

 いつも大規模小売舗のテナントのご飯は、冷蔵庫に入れれば10日経っても腐らず大丈夫である。逆にいくら冷蔵庫に入れたとしてそこまで持つのが不思議であった。食品表示欄で確認しても防腐剤が入っていないが、前述のおにぎりの件と比較すると、防腐剤が密かに入っていると確信した。

 

食中毒事件の発生ゼロ

 このご時世で、これだけ大量の食品が売られていても、食中毒事件は聞かない。それだけ大量の防腐剤が入っているのだろう。食中毒事件が起きれば、そのお店は営業停止を喰らうし、大規模小売店舗から追放だろう。だから防腐剤非表示でも、防腐剤が使われているとしか思えない。だから日本のがんの発生が増える一方なのだと確信した。もう二度と、大規模小売店舗ではご飯を買わないと決心した。

 

危険な食品

 むろん、私は以前からコンビニではおにぎりなど絶対に買わない。ほっか弁店でも買わない。ほっか弁店では、油を使って炊飯しているからだ。そうすると炊いたお米の表面の艶が出て、美味しく見える。また海苔を付けた場合、べたつかず、商品価値を上げられるからだ。私には油はドクターストップであるから、食べない。

 

日本のがん増加の原因

 日本で使用されている添加物数は、1500種類以上あり、石油などから作られる認可された合成添加物の数は350品目以上ある。

 ところが欧米だとその数は30種程度である。その原因は、今の官僚が使命感を忘れて利権に走り、業界の意のままに添加物や防腐剤を認可しまくっているからだ。官僚はその業界への天下りを考えているのだ。

 2022年3月から、いままで「人工添加物」という表示が、単に「添加物」とだけの表示で良いように法律が改悪された。消費者が騙されやすい状況に、汚役人が法律を改悪したのだ。自分達の利権のためだ。

 

 それらの総合結末が、現在の日本だけガンが激増している現実である。日本のがんの原因は、役人の劣化である。大垣の役人の劣化が大垣の没落を招いたが、それが国家レベルとなると、日本人全体のガンの増加となり、日本人の消滅につながる。おそろしい話だ。

 

【世界の化学合成添加物認可数】

 日本    … 約350品目

 アメリカ…約130品目

 ドイツ …約 60品目

 フランス…約 30品目

 イギリス…約 20品目

 https://www.toyota-kenkou-seikatsu-center.co.jp/6269/

 

 汚役人の腐敗防止

 人の心が腐敗するのを防ぐのが修身教育だ。役人はお国の為、国民のためにノブレス・オブリージュの精神で尽くす必要がある。その覚悟が無ければ、役人になどなるべきではない。

 ところ今は役人が拝金主義に汚染されている。今の地方の役所ではコネで入る輩が増えているようだ。それで一般人の2倍に給与を貰っている。それで国民や市民の為に働かないのだから犯罪である。

 だから日本の経済停滞が改善できない。その元凶が政治家と官僚である。国民が声を上げないと日本が沈没する。大垣のガンのような惨状が日本全体に広がるのを防がねばならぬ。

 

身の回りは毒だらけである。自分の身は自分で守るしかない。

 

 2022-04-19  久志能幾研究所通信 2364号  小田泰仙

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2022年4月18日 (月)

創造とは、生存を賭けた血みどろの闘い

創造とは

 創という文字の偏である「倉」には、傷という意味がある。つくりの「リ」(りっとう)は、文字通り刀のことである。つまり「創」という字は、刀傷を表している。刀傷というのは、戦闘状態のときに敵方に切られてできる。刀傷だから、深く切られれば死ぬことになるが、浅く切られた傷ならば、時代劇の一場面のように、焼酎を吹き掛け、晒をまいて「死んでたまるか!」と気合を入れれば傷跡に肉が噴き、直っていく。そしてその新しい肉と皮膚は、以前に増して強固なものになってくる。これこそが人間の生命力であり、創造の「創」につながる。

 

真正面から切られる勇気

 平穏無事なことからは、創造は生れない。ビジネスで言えば、傷を受けるとは失敗することを意味する。おおむね人は失敗を恐れて刀を避けようとする。うまく避けられることもあろうが、大抵の場合は刀を避けようとして妙なところに傷を受けるものである。正面から対峙せず、逃げてしまったために脇腹を突かれたりもする。また自分が避けたがために、他の人間が傷を受けることにもなる。 真正面から切られる勇気を持つことである。傷を恐れてはならない。傷を負ったとしても、それは必ず再生できる。そして再生されたものは、今までよりもきっと強固なものになる。「創造」とはゼロからのスタートとは限らない。今あるものを進化させ、新たらしいものに生れ変わらせることが創造である。現状維持に創造はない。

 

 傷つかなければ進歩もない   No pain, no gain.

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無為無策の末路

 大垣市の行政は20年間、無為無策であったから、それの失敗はないだろう。しかし責任者はやったことだけでなく、やらなかったことにも責任を取らねばならぬ。

 前市長は、やるべきことをやらなかったから、公示地価が半額以下に暴落し、大垣駅前商店街を壊滅させた。市民の不動産財産の半分を吹き飛ばした。

 

役所と企業の違い

 お役所のお仕事と民間の仕事の違いで、一番大きな差は、命のかけ方と付加価値の有無である。佛像に付加価値を生み出すために佛師は命をかける。松本明慶大仏師はそう断言する。それに対して、お役所のお仕事は、予算を消化するだけの作業にすぎない。その付加価値でも、今までにないものを創り出すのは、命をかけた真剣勝負と同じである。

  

お役人の創造

 それをお役人は業者に丸投げする。例えば、大垣市の行政はIT化を「創造」と称するが、それは笑止である。

 新しい水都の時代を作るには、斧で木を切り倒すように辛い仕事だ。汗をかいてなさねばならぬ。簡単にできない。それを業者に丸投げでやることなど、内容が幼稚である。

 

 ある事業を「創造」するなら、その具体的目標値を、一桁も高い値にする具体的目標値とその期限を定めなくては、意味がない。そんなことをやった役人など聞いたことがない。「水都新時代を創造」とは、具体的にどんな創造的な実現数値があるのか、明確にして欲しい。所詮は、当時の6選目当ての大垣市の前市長の言葉の遊びである。

 大垣市は目的と手段を混同した振りをしている。税金を無駄遣いしてピンハネするためのようだ。「電子化市役所」も曖昧な表現である。まるで電子化が目的のようだ。電子化は単なる手段である。それで費用が増え、経費も増えるのら、やらない方がよい。その無意味なことをやるから、経費が増え、ゴミ袋有料化で増税しなければならない羽目になるのだ。無能政治の典型である。

 

企業の創造

 企業は血みどろな闘いをして、グローバル経済主義世界で戦っている。負ければ倒産の憂き目に遭うのだ。それが身分を保証されたお役人の天国のような世界との違いだ。

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 お笑いの新「創造」記事  岐阜新聞 2019年4月26日

 

2022-04-18  久志能幾研究所通信 2363号  小田泰仙

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2022年4月15日 (金)

大垣市役所の案内ロボットは上から視線・平成猿芝居、無能で左遷、不貞腐れ、IT音痴

 

北口(裏口)に左遷

 2020年1月、大垣市新市庁舎が完成してから、私はこの16ヶ月間で、所用で80回ほど新市庁舎に出向いた。しかし、正面玄関に鎮座する案内ロボットが動いている場面を一度も見たことがない。

 私が2022年4月14日、新市庁舎に出向いたら、いつも南口の正面玄関に鎮座する案内ロボット君がいなかった。この案内ロボットは、いつも動かず鎮座だけだ。それで「どうしたのか」とその横の受付嬢に聞くと、「北口の玄関に異動(左遷)されたという。北口は南の正門口の10分の1くらいしか来訪者が通らない。つまり北口は裏門で、閑職に異動である。

 私がその時、受付嬢に「あの案内ロボットは動いているの?」と聞いたら、「昨日、一度だけ動きましたよ」と自慢した。嘲るような語調に聞こえたのは、私の気のせいかしら。後は推してしるべしである。

 この案内ロボットは前市長の自己宣伝だけの為に導入されたITオモチャである。この時は、前市長は6選出馬を画策していた。それを阻止できてほっとしている。

 

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   岐阜新聞  2019年4月26日   岐阜新聞のヨイショ記事

 恥ずかくて読む気もならない。岐阜新聞は御用新聞だ。

 これは読者(大垣市民)への「洗脳報道」である。「お殿様は偉いのだ」と大本営発表と同じである。そうやって市民を騙して大垣市を没落させた。

 岐阜新聞は「創造」の意味を知らないようだ。創造とは血の滲む取り組みで初めて達成されるのだ。「創」とは傷のことだ。「傷」に「刂(刀を研いでいる象形文字)」と書いて「創」である。肌に刀で傷を付ければ血が噴き出る。それに焼酎を吹き付け、なにくそと奮起するから、その傷口から新しい細胞が生まれて来る。それが創造だ。IT化を業者丸投げなどでは、創造と言わない。

 写真のように太鼓持ちを引き連れ、ふんぞり返る市長の姿滑稽で大垣の恥である。

  その後ろでヨイショする石川市議会議長は、見ていて恥ずかしい

 完全なヤラセ芝居である。平成末期の猿芝居である。

 大垣市は電子市役所を錦の御旗に掲げ、どんどん人を増やしている。その結果が経費増大、挙句にである。

 電子市役所と言いながら、ハンコを忘れると身分証明書があっても門前払いである。私は門前払いされた。2022年現在でも変わらない!

 

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何時もこの場所に鎮座するだけの案内ロボット 大垣市庁舎南玄関

  ‎2022‎年‎2‎月‎14‎日、‏‎14:49:

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 案内ロボットが左遷された後 大垣市庁舎南玄関  2022年4月14日

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    案内ロボットが異動 大垣市庁舎 北口  2022年4月15日、11:18

   早飯中 なぜ何時もの12時から13時の充電時間でないのか

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 通常は12時から13時が充電時間  ‎2022‎年‎2‎月‎9‎日、‏‎12:15:44

 

左遷で不貞腐れ、お笑い

 翌日、2022年4月15日午前11時18分、私が新市庁舎に行ったら、案内ロボット君は早飯中(充電中)で、仕事の放棄中であった。

 いつもなら12時から13時までが充電時間だが、北口に左遷されたら、今日は11時過ぎからの早弁である。ロボットだって、左遷されれば、不貞腐れサボるようになるようだ。だってその充電のお世話をするのは市の職員なのだ。全ての現象は人の心の現れである。市役所の案内ロボット担当者は現金なものだ(笑)。

 本来、お昼の休み時間中に一番案内すべき来訪者が多いはずだが、その時、充電中にして動かさないとは、恐れ入る。それが大垣市の役人の根性を象徴している。大垣役人の恥さらしである。それを自慢していたのは前市長である。

  

無能

 今時のロボット掃除機は自走式で、自分で充電場所に移動して充電する。それがこのド高い案内ロボットは、人の手で、わざわざ一番忙しい時期に充電休憩である。何かおかしくないか。なにが創造だ! 要は無能なロボットなのだ。

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こうやって市職員が充電の段取りをする。自動ではない。

2021‎年‎9‎月‎27‎日、‏‎11:56  この日も、早飯です

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 上から視線

 たかが小さな大垣市庁舎内だ。誰かに手を引かれてしか辿り付けない場所があるのか。市庁舎内には、案内表示も案内嬢も各場所に職員もいる。その案内に3歳児の知能の案内ロボットを使おうと考えるのは、自分の超有名大学出の学歴を鼻にかけ、「市民はバカ」と決めつけ愚弄している行動である。それは上から視線の大垣市長のいつもの思考からの発想だ。

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前市長の不純な動機

 この案内ロボットは、前市長が新市庁舎のIT化の目玉として大宣伝していた代物である。ご丁寧に岐阜新聞も大々的に報道をしていた。案内ロボットは大垣市の業務の効率化の目玉であったはずだが、それで効率が上がった形跡はない。省人化として人が減った形跡もない。単に前市長が「やっています」とのポーズを示すだけの悪癖でしかなかった。

 前市長は数多くの政策で、効果ばかり前面に出し、そのために必要な費用は絶対に口にしなかった前科がある。それも一過性の政策ばかりである。要は選挙対策用の点数稼ぎであった。

 現実に、大垣市役所の省人化と言いながら、大垣市の職員数は1202人(2019年)から1240人(2020年)と増えているのだ。

 今年度の新予算でも総務費が59億9158千万円(2021年)から63億6478千万円(2022年)に6.2%も増えている。コロナ禍で市役所職員にも在宅勤務者が増え、仕事量の減少で、本来、総務予算が減るはずが、激増である。何が省人化、経費の削減なのだ!

 それでいて、ゴミ袋有料化を名目に、3億4千万円も増税である。市民には年間5千円の負担増である。役人たちの無駄遣いを市民に尻ぬぐいさせている。絶対に石田市長の再選をさせてはならないと決意した。

 

案内ロボット君の失業

 だって案内ロボットの知能指数は幼児の3歳程度である。誰がわざわざトロトロとしか動かないロボットに案内を乞うのか。それより庁内案内地図を見るか、美人の受付嬢に聞けばよい。大垣市の美人の受付嬢は愛想がよく親切なのだ。それを不愛想でのろまな案内ロボットに案内をしてもらうバカはいない。市民は賢いのだ。忙しのだ。

 それで儲かっているのは、利権がらみで市役所に取りついたIT業者たちである。保守費を名目に、毎年金が飛んでいく。その分、無駄遣いが増え、大垣市の市民の財産が減っている。

 

世の中の動向

 世の中で有名なソフトバンクのペッパー君も働きが悪く再雇用されず、その8割がお払い箱になっている。

 

 ソフトバンクグループ子会社のソフトバンクロボティクスは、2015年10月から契約期間が3年の法人向けモデル「Pepper for Biz」を開始。つまりPepperを契約した法人は今年10月から契約更改となる。ところが、「日経xTECH」の調査で、レンタル契約の更改を予定する企業が15%にとどまることが明らかになった。Pepperの導入を表明している44社を対象にアンケートを実施し、27社から回答を得たが、「更新予定」と答えた企業は27社中4社(15%)のみ。

「週刊朝日2018/10/25 07:00」号

https://dot.asahi.com/wa/2018102400011.html

 

大垣市長は、世間のIT動向を無視

 以上の情報は2018年には有ったのに、2020年1月竣工の大垣市新市庁舎に無能な案内ロボットを大威張りで導入するとは、前市長は狂っていた。先を見る目がなかった。それどころか、現在の実態を見る能力さえなかったのだ。自分の都合の悪いことには目をつぶるのだ。

 狡猾なIT業界に赤子の手がひねられるように、大垣市は金を巻き上げられたのだ。一度、IT業者と契約すれば、その契約額の1割が毎年、保全費、保守費として貢がねばならむ。そして5,6年経てば、全部を更新せねばならぬ。ITは金食い虫である。IT業界にとってド素人の市役所役人を手玉に取るなど、簡単なことだ。

 だから大垣市は前市長の在任中(罪人?)の20年をかけて没落した。公示地価が20年間で半分以下に暴落した。大垣駅前商店街のお店の60%がシャッターを下ろし、20年前の20%の店舗数だけになった。宇宙根源の理に合った動きである。因果応報でそういう政治を前市長はしたのだ。それを現石田仁市長は継承するという。狂気である。

反省

 それを阻止できなかった大垣市民は反省すべきだ。その失敗を二度としてはならない。市民が声を上げないと、行政に舐められて、また同じ道に引きずり込まれてしまう。声を上げないと増税と所有財産の目減りである。クワバラくわばらである。

2022-04-15  久志能幾研究所通信 2362号  小田泰仙

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