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2022年4月13日 (水)

思いあたる事 あなたは…

 

 馬場恵峰先生の百メートル巻物の最後に書いた人生訓が、今までの生き方に「問い」を投げかける。馬場恵峰先生が2年がかりで100メートル巻物を書いてきた。その巻物の最後に書いた問いである。自分が立ち上げた「人生有限会社」の社長は自分である。社長として、長い人生を相応しく送っているだろうか。自問したい。

 

 長い人生が、この百メートル巻物を書き上げることに象徴されている。人生を始めた時は、最初は100メートルもある長さにため息が出るが、段々とその巻物が文字で埋まっていき、生きてきた足跡が字で埋まっていく。巻物であるので、何時かは終わる時が来る。残り少なくなった巻物を見た時、今までの生きざまを振り返るときがくる。最期を迎える前に、走馬灯のように今までの事が思い出される。最期は、身を正して佛になり、成仏したいもの。その過去の己の姿を見る時、…..

 

思いあたる事 あなたは….

1 いつも不景気な陰鬱な顔をしていないだろうか

2 すべてを理論で割り切って行こうとして相手に嫌がられるような事をして又言ってはいないだろうか 

3 相手によって仕事によって力の入れ方にムラがないだろか

4 「こんな仕事をおれにやらせる」等と不平をいわないであろうか

5 人の陰口を言うような事はないだろうか

6 命じられた仕事の結果を必ず復命するか

7 上役には従順であるが、下の者を愛する事を忘れていないか 

  大切なことである上下なく人を敬い行くように

8 人に物を頼む時は熱心だが、人から頼まれた時には冷淡だというような事はないか

9 生涯かけて見につけた技を持っているか

10 生涯現役の修行学び続けているか

       『馬場恵峰書「百尺巻頭書作選集」』より

 

大垣市で思いあたる黒絵巻史

 市長として20年間も君臨した。長い巻物のような大垣行政物語で、前市長は古希を迎え人生の終わりに近づいていた。その長い任期の間、ずっと笑顔がない威張った顔を晒していた。それが威厳の象徴であると勘違いしていたようだ。苦み走った顔はまるで玄関に髑髏をぶら下げているようなものだ。福沢諭吉翁が『学問のすすめ』でその愚を警告している。市長の顔は、市の顔なのだ。その顔が髑髏では、大垣が没落して当然である。

 

 自分は有名大学出として実行したことは、理論通りである。それで成果が上がらなければ、その政策が間違っているのだからそれを修正しなければならぬ。それを修正せず、間違った方法で20年間も続けたので大垣市は没落した。間違いが明白なのにそれを修正できないのを無能という。

 その間違いが実証された政策を「継承」すると広言して、それを実行する後任市長はもっと無能である。政治は結果が全てである。政治の通信簿は、その都市の公示地価である。大垣の公示地価が20年間で半額以下に暴落したのが現実だ。市民の財産が奪われたのだ。

 その愚行を批判もせず、同調した市会議員達も同罪である。

 

 前市長は、自分の名誉や見栄には力をいれて、真に市民の為になることは蔑ろにした。だれが市制100周年記念でどんちゃん騒ぎにお祭りを強要したのか。市制100周年記念で無理に100個の行事を捻出し、市民の血税を3億5千万円も散財した。それで潤ったのは、一部の利権者だけである。その金の使いかたは汚職の疑いさえあった。なにせその会計報告を条令を盾に議会で拒否をした。その費用分、大垣は貧乏になった。その祭りのような行事をしても翌年の大垣市の公示地価は20年間と同じく下がり続けた。大垣市の再興に何も効果がなかった。

 なぜその前任者の政策を現市長は、一般質問をしてよいしょの持ち上げをしたのか。

 

 ご先祖に大事な常盤神社での行事で居眠りをして、「こんな仕事をおれにやらせる」等と不平を態度で示した。翌年は海外逃亡で、帰国予定日を台風の理由に延期である。台風が来ることは天気予報で事前に分かっていたこと。伝達に使う道具は、言葉だけではない。行動とその結果がその意志を表している。

 

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『馬場恵峰書「百尺巻頭書作選集」』久志能幾研究所刊 2016年

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2022-04-13  久志能幾研究所通信 2360号  小田泰仙

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2022年4月12日 (火)

A宮家、狂った子供の仕付方

 

集大成

 馬場恵峰先生から教わった「子供の仕付方の十ヶ条」を見て、親の教育次第で、如何に子供の人格が変わるかを身近に見た。子供とは両親の教育の集大成なのだ。M子さんやKK子の行動を見ると納得させられる。

 

A宮家

 子は親の言う通りにはならない。親のやっているようになる。M子さんやKK子の行動は、親の行動の象徴なのだ。人の行動は、世の中で一番多く見たものに影響を受ける。国民と寄り添わない教育を子供にすれば、狂った行動を取るのが、当たり前となる。そして権利ばかり要求して、義務は果たさない人間になってしまう。税金の無駄遣いばかりである。

 「氏より育ち」である。高貴な生れだから気品ある行動を取るわけではないことは、今までの30年間の私生活で明らかになった。

 

大垣市

 政治家の子供とは、都市の顔、都市の行政の在り方である。狂った政治をすれば、その子供である都市は不良になり、市の商店街は寂れ、土地の値段は暴落し、都市は没落する。

 その実例を大垣駅前商店街や大垣市の行政に見る。華美に過ぎた自分達だけの城(市庁舎)を作り、コロナで市民が苦しんでいる中、不要な増税し、自分達のお手盛りで高給を取る。継承と称し、前任者の都市没落政策を継続し、何もやらない石田政権に怨嗟の声が上がる。石田政権も市民に寄り添わない政治を継承している。放漫政治で、ゴミ問題と本質を隠して、ゴミ袋有料化で増税を謀っている。それで2千万円の処理費の節約になると言うが、増税として3億4千万が市の財政に寄与するのだ。高価で贅沢な新市庁舎の維持管理に金がかかるのだろう。

 「氏より育ち」で、東大出だから良い政治をするわけではないことは、今までの20年間の無為無策の政治で明らかになった。それで育った都市は、ボロボロだ。

 

 こんなことがまかり通れば、日本の未来は暗い。声を上げて不合理を阻止しないと日本も大垣も無くなってしまう。

 

子供の仕付方の十ヶ条

 

1 膝の上ばかりより自然に親しむ土の上におくこと

2 小言百万辺よりも情愛念の一言一言大切に

3 教えさとす時はわかりやすく、おごそかに

4 すぐ教える時と間をおいて笑顔忘れず道くべし

5 叱る前に先ず自分が模範示して悟すべし

6 早起早寝の習慣つけさせ間食少なくする事

7 早く個性見抜き一芸を身につけさせる事

8 物を豊富に与えるより物を大切にして整理せいとんを

9 「氏より育ち」家系も大切だが、その育て方に工夫を

10 子供には嘘を言うな。約束は充念かけて嘘にならぬように

 

此の世でもっともおそるべき人物は誰であろう。それは少年少女である。

彼等には素晴らしい未来がある。「親に似る親になるなと子を思う」

   馬場恵峰書より

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『馬場恵峰書「百尺巻頭書作選集」』久志能幾研究所刊 2016年

2022-04-12  久志能幾研究所通信 2359号  小田泰仙

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2022年4月 9日 (土)

アメリカ化した大垣市行政、石田仁市長はサイコパス?

 

 アメリカ社会の特徴を一言で言えば、「どうやって楽をしようか」と考えている社会です。自分が楽をするために他人を上手く使おうと知恵を絞る社会なのです。

 田舞徳太郎著『成長・発展する会社の法則』p191

 

 大垣市の汚役人は石田仁市長を筆頭に、どうやって役人の俺たちが楽にできるかを考えているとしか思えない政治家ばかりである。そのために市民から金を奪う事しか考えていないようだ。

 その本性が露見したのが、今回の「ゴミ回収袋の有料化」である。いままで人件費も処理費も予算内でやってきて、回っていて、新たに費用が発生したわけではない。

 金が要るようになったのは、他市よりも2割も豪華な県下一贅沢な新市庁舎を建てて、その維持管理費が増えたので、市民にゴミ回収袋を名目にたかっているだけだと私は断定した。

 

大垣市の無駄遣い体質

 大垣市広報での大本営発表では、予算総額1,592億円の新年度総予算で、わずか3,516万円の節約でおお威張りの発表である。僅か0.022%の割合である。その陰で、3億4千万円を市民の財布から強奪する「ゴミ回収袋の有料化」実施である。

 

ITロボットの無駄

 だから大垣市の今年度の予算の節約など大笑いである。無駄な新市庁舎のITロボットや駐車場の無駄な警備員を止めれば億円に近い金が浮くのに、利権に染まった汚役人はそんなことはできず、無駄なITlロボット、遊んでいる案内ロボットを廃止するだけで数億円が浮く。設備を入れれば維持管理、保障管理で膨大な金が要るのだ。設備の導入費用の1割の費用が毎年保守費で発生する。

 

市庁舎前の駐車場案内警備員の無駄

 無駄な市庁舎前の駐車場案内警備員を止めるだけで、年間2千万円(1000万円×2=1千万円)が節約できる。一人の警備員の費用1千万円というには、

 市と警備員の間に警備会社が入るから、ピンハネがある。それだけの金を出さないと会社が回らないから、そういう費用になる。それに関して利権のある議員もいることだろう。だから止められないだろう。

 

大垣市の強制的寄付金強奪

 大垣市は他市よりも10倍も多い寄付金の強制集金で泣いている。大垣市からの強制的寄付は、各自治会が対応しているので、住民は知らない。赤十字社の寄付は、その集金活動に、7%のキャッシュバックさえある。その金は連合自治会の裏金でどんちゃん騒ぎに使われるようだ。赤十字社の募金はそんなつもりで募金、集金をしているわけではないのだ。

 そんな市民の負担など、石田仁市長は、知ったことではないようだ。石田仁市長はサイコパスである。市民の悲しみに共感できない性格なのだ。

 

現状把握

 石田仁市長のほざく「魅力あふれるまちづくりの実現」の実施策がどこにあるのだ?

 児童生徒一人当たりの教育費が県下最低の大垣市、

 他市よりも寄付金依存度が10倍も高い大垣市、

 リニア景気に湧く中部圏で、どん底景気に泣く大垣市、

 大垣中心街の没落になにも手を打たない大垣市、

 未来ビジョンで人口減が予想されて、何も手を打たない大垣市、

 汚役人たちの為の県下一豪華な大垣新市庁舎を建てた大垣市、

 児童生徒虐待体質の大垣市、

 それらは神の如くの評価をする市場が、大垣市の公示地価の暴落で示している。神の声である。その現実を石田仁市長は無視である。目を拭い、耳を洗って現実に接して欲しい。経営の基本である現状把握さえ出来なければ、市長のオツムはお花畑状態である。PDCAの基本どころではない。

 

継承と挑戦

 前市長小川敏の極悪愚劣政策を「継承」してどうするのか?

 「挑戦」するなら、まず大嘘の「大垣未来ビジョン」という愚像を破壊して、明確な数値目標を決め、期限を決めて、首を賭けて挑戦して欲しい。数値目標のない目標は、誤魔化しである。

 政治は結果が全て。予算を見れば、そこに全てが書いてある。

 

 

 

2022-04-09  久志能幾研究所通信 2356号  小田泰仙

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2022年4月 7日 (木)

大垣市長の大嘘と騙し 「継承と挑戦」で市民を騙し、夢を砕く

 

 大垣市長の石田仁は、「継承と挑戦」というスローガンで市民を騙して、ゴミ有料化で各家庭で年間5千円の増税を謀った。「継承」とは前市長の何もしない無為無策市政の「継続」である。大垣市民を没落市民に陥れ、「挑戦」という政治用語で何もしないことを胡麻化している。

 今、大垣市に必要なことは、破壊と再構築・創造である。旧態依然たる考えを破棄し、新しい時代にあった街の姿につくり直さねばならぬ。それは昔の考えの政治家や、昔のしがらみに囚われた政治家には無理である。

 

 このままでは、大垣の没落トレンドは「継承」である。これは市長が、言葉でどれだけ大垣市民を騙せるかの「挑戦」である。

 大垣市民さん、早く目を覚まそう。

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騙しの広報

 大垣市の広報4月1日号で、大々的に「新年度の予算など可決」と公示して、その下に小さく「条令関係」と廃棄物関係の手数料改定とさりげなく書いている。どこにも市民の負担が増えるとは書いていない。都合の悪いことを書かないのは、詐欺と同じで騙しである。

 しかしこれはゴミの有料化法案が可決され、各家庭でゴミ回収券が年間5千円の負担増となる。つまり増税である。岐阜市は、ごみ回収券が無料なのだ。

 なおかつ大垣市は、その件で経費が増えるわけではない。ゴミ回収の人件費も経費も今まで通りである。純増になる増税である。

 この広報が示すように、石田政権は実に姑息なやり方で増税をしてしまった。何が継承と挑戦なのか。

 これは現市役所の無駄遣いの穴埋めとしか思えない。そうなんだ、今の新市庁舎は無駄なITや無駄な警備員等で無駄ばかりである。ただでさえ、大垣新市庁舎は岐阜市より2割も豪華で、県下一豪華な市庁舎なのだ。金もかかるのだ。その負担をゴミ袋有料化で胡麻化そうとしているようだ。

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2023年1月よりの実施事項

 燃えるゴミ回収袋 50円/一袋 45ℓ

 燃えないゴミ回収袋 50円/一袋 45ℓ これも有料となる

 家庭の年間費用  50週×2回×50円=5,000円/年

  大垣市の増収 5,000円×68,000世帯=約3億4千万円

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 ゴミ袋はスーパーやコンビニで買えと市役所は言う。
 

大垣没落政策の継承

 前市長小川敏の無為無策で大垣は没落し、公示地価がこの20年間で半値以下に暴落した。その分、大垣市民の財産が目減りしたのだ。

 大垣駅前商店街は全体の60%が店を閉めた。現在は20年前の20%しか店が開いていない。人も歩かない幽霊通りである。

 石田仁市長は、その大垣市没落政策を「継承」するとの宣言である。

 挑戦というが、計画された内容を見ると、大垣が発展するとは思えない政策ばかりである。政治用語で「善処します」と同じで「挑戦」とは何もやらないことなのだ。

 政治は結果が全てである。実績を示して、挑戦の具体的数値目標と達成期限を宣言してこそ、「挑戦」である。今回の「新年度の予算」には、そんな気配はどこにもない。

 

大嘘「安心できるまちづくり」

 「有料指定ごみ袋制度推進事業」が何故「安心できるまちづくり」の目玉になあるのか。各家庭で年間5千円の負担増である。大垣市全体で、6万8千世帯として3億4千万円の増収である。その分、大垣市民は貧乏になる。それでは安心できる街ではなくなる。

 大垣市より財政が豊かでない岐阜市は、ゴミの有料化はしない。

 

大嘘「楽しく子育てができるまちづくり」

 母子家庭で、ゴミ有料化になれば、年間5千円の負担増は厳しいものがある。それを平気で「楽しく子育てができるまちづくり」と宣言する神経が疑われる。

 大垣市は、児童生徒一人当たりの教育費が県下最低である。それでどうして、

「楽しく子育てができるまちづくり」ができるのか。

 数年前の猛暑の折、豊田市で児童が熱射病で死亡した。その時、問題になった小中学校のエアコン設備率が、大垣市は2,1%で県下最低であった。そんな恥さらしな記録を作った大垣市である。他市ではほとんど100%の設備率であったのに。

 現在でも、学校の学習プリント代を生徒から徴収している有様である。県内の他市では、そんな学習プリント代は無料である。

 小川敏肝いりの「元気ハツラツ市行事」では児童生徒を炎天下36度のコンクリート演台上で強制的に踊らせていたではないか。児童虐待である。

何が子育て日本一を目指すんだ! ふざけるな。

 

大嘘「元気あるまちづくり」

 現在、過去20年間の小川敏政権時代に、大垣駅前商店街の60%がシャッターを下ろした。大垣駅前商店街は大垣の顔である。その顔が醜くなっている。美人コンテストでも顔が勝負である。シャッターの下りたお店ばかりの大垣駅前商店街を歩いても楽しくない。楽しくない街の公示地価が上がるわけもなく、発展するわけもない。商売人も設備投資をするはずがない。悪魔のスパイラル降下である。

 それらを何とかしないと、公示地価も大垣の景気も上がらない。しかし、新年度予算項目に、それに対しての対策は全くない。だれが見ても元気ある街になる計画ではない。すべて頓珍漢なプロジェクトばかりで、汚役人の汚作文で、利権業者の当て金としか思えない。

 

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 これでは次回の市長選挙で、新しい市長に期待するしかない。

 

 

 

2022-04-07  久志能幾研究所通信 2355号  小田泰仙

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2022年4月 6日 (水)

大垣市の町内菌が没落原因 石田市長へ退任勧告

 

 人間の腸内には、2兆個の免疫細胞がある。腸内には100兆個の腸内菌が存在する。その腸内菌(善玉菌)と免疫細胞が人の病気を防いでいる。その腸内菌が正常に働かないから、病気になるのだ。

 同じように都市の中には、各町内を守る腸内菌と同じ働きの町内菌(市役所役人、市内商店街組合役員、大垣中心街の自治会、市民)がいて、その運営を支えている。腸内菌には善玉菌と悪玉菌あるように、町内菌である担当者にも、善玉人と悪玉人があり、その働き次第で街の興亡が決まる。

 

大垣没落の原因

 大垣市は、その腸内菌の悪玉菌に当たる汚役人達が活発に動き、善玉菌が痛めつけられたので没落した。

 大垣駅前商店街組合は、前市長の大垣没落政策を裏で支えたので、この20年間で60%のお店がシャッターを下ろした。それに対して無為無策であった。小倉利之前理事長は、その有様を見て「こんなにも没落してしまって!」と嘆いていたが、小倉利之がその没落の原因を作った主犯の一人なのだ。

 その人間に、市民功労賞が授与されるのは、大垣市が狂っているからだ。

 典型的な愚策は、元気ハツラツ市行事の強引な推進で、商店街は営業妨害を受け、シャッターを下ろす店が続出した。大垣市も大垣駅前商店街組合もPDCAを回さず、愚策を続けた。たぶん利権があったのだろう。そうでないと理屈が合わない。

 実際、小倉利之は商店街振興組合の理事長の立場で、事前に市から再開発の情報を得てうまく立ち回り暴利を得ている。

 

大垣市観光課の汚役人 

 大垣市の観光課の汚役人は、他市から有名店の誘致に全く動かず、衰退を助長した。曰く「うちの部下に、有名店の誘致に走り回らせるような可哀そうなことはできない」と職務放棄をした。だから大垣市駅前商店街は崩壊した。

 岐阜市や長浜市では駅前の商店街に有名店を誘致するため、市の職員が全国を走り回って誘致しているから、繁栄している。大垣市と大違いである。

 

汚役人と駅前商店街組合役員の連携

 大垣市の観光課の役人と駅前商店街組合役員は、密室会議で元気ハツラツ市行事を強引に推進して、大垣の没落を推進した。その会議内容に反対するような意見を持つ組合員は最初から排除である。その運営の会計報告もしない。それをある女将さんがその会計報告の件で質問したら、あとで隅に呼び出されて、叱られたとか。これは犯罪と同じである。

 

自治会役員

 大垣中心街の自治会役員は、見て見ぬふりをして対策に動かなかった。役員として言うべきこと、やるべき行動を取らないのも職務放棄である。だから大垣の衰退が加速した。

 

大垣市長

 その町内の町内菌を支配するのが、大垣市長である。一国は一将によって興り、一将によって滅ぶ。それを前市長の小川敏は実証した。小川敏市政の20年間で、大垣駅前書店街は60%が店を閉め、大垣市公示地価は半値以下に暴落した。公示地価は市場が行政を評価する、神のごとき指標である。大垣市の回りの都市の地価は上がっているのだ。大垣市だけが暴落である。

 その衰退の主犯の小川敏に市民功労賞を贈るのはブラックジョークである。

 

大垣市民

 大垣市民は、東大出の市長だからと盲信したので、誰も反対の声を上げなかった。上げるべき声を上げないとどうなるかを大垣市民は学んだ。

 今の危機は、その同じ危機が、後任の大垣市長石田仁によって踏襲されていること。市民の為の街づくりと大嘘を言いながら、年間5千円の増税となるゴミ有料化を議決して、進めている。大垣市より財政が豊かでない岐阜市は、ゴミの有料化はしていない。

 

市長退任勧告

 市民と大垣市を大事にせず、市民に寄り添わない石田仁氏には3年後の選挙で、大垣市長を退任してもらうしかない。市民に寄り添わない市長は、A宮家と同じで世間から浮いている。何もしないことを「挑戦」だと言い換えし、前市長の大垣没落作戦を「踏襲」すると宣言するなど非常識だ。

 前市長のように、5期連続などとんでもない。そんなことになれば、大垣市が消滅してしまう。今でも全国で1799有る市町村のうち、2040年までに896の市町村が人口減で、消えると言われている。悪玉菌の町内菌は、今でも危機意識なく無為無策である。

 

 

2022-04-06  久志能幾研究所通信 2354号  小田泰仙

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2022年4月 3日 (日)

「日本列島がん病棟」ルネサンス、復活(6)

 

命の再生

 命とは、ご先祖から与えられた「この世で使える時間の総量」である。それが自己管理不備で、激減する危機にある。これは危機管理として、全力で立向かうべき人生の仕事である。

 その命を不養生に扱うとすぐ命はダメになる。命は露よりも儚い。それを病気という形で佛様は教えてくれる。有難いことに、病気になっても直ぐに死ぬわけではない。執行猶予として仏様が己を病気にするのだ。病気ですぐ死んでは、地獄である。しかしその病気の中でも、ガンは実刑に近い警告である。

 

 それで生活を改めればよいが、往々に生活スタイルを変えずに、やりたい放題だから、ガンが再発して死ぬのだ。因果応報である。タバコや酒が原因で病気になっても、禁煙も禁酒をしない人も多い。それで病気が再発すれば自業自得である。

 「酒は百薬の長」は大嘘である。酒は少量でも発がん性物質である。

 

組織を蝕む癌細胞

 工場生産でも、問題があれば原因を探して、対処する。その再発防止をしないからタカタや日産、三菱自動車等のように、倒産の危機に堕ちるのだ。身内のガンを放置するからリコール問題が発生するのだ。

 日産のカルロス・ガーンがガンの核となり、日産を蝕んでいった。がんを放置すれば、ガンは全身に転移するのだ。それを日産は証明してくれた。

 大垣の小川敏も無為無策で無責任・放漫行政をしたから、その体質が大垣行政マンの全員に転移して、大垣市は没落した。政治は結果が全てだ。大垣市の公示地価は小川敏市政の20年間で半値以下に暴落し、大垣駅前商店街の60%がシャッターを下ろした。ガンが大垣市の全身に転移したのだ。

 

汚役人の体質の伝承

 ガン体質の問題は、その時期だけではなく、次期政権や次期経営陣もそれに染まって癌細胞のようになることだ。小川敏の後任の石田仁政権は、大垣の財政が岐阜市より豊かなのに、ゴミ回収券の有料化を決めた。岐阜市はごみ回収券が無料なのだ。これで大垣市の母子家庭でも年間5千円の「増税」と同じことになる。何が子育て日本一なのか。何が「挑戦」なのか。石田仁市長は前任者の無責任さと市民無視を「継承」して、市民をイジメる市長であり、市民に寄り添わない市長である。市民の声は3年後の市長選挙で明白になるだろう。

 

自分は体の工場長

 自分は「自分有限会社」の工場長なのだ。自分の体の健康管理の総責任者である。問題が分かれば、それに真摯に対処しなければ無能な管理者である。大垣市の行政や日本政府の異常さに声を上げないと、住んでいる体(都市)が崩壊する。自分の体は世の象徴である。

 

看々臘月尽

 これは禅の言葉である。がんになって良かったことは、その命の儚さを思い知らせてもらったことだ。

 命は日々尽きていく。「臘月」は、12月の別名である。「看々」は、良く見なさいの意味だ。この言葉を解釈すれば「もう十二月も終わってしまう。月日の流れの早さをよく見よ」である。「臘月」は、12月を示すと同時に私達の人生も暗示する。12月があっという間に終わるのと同じく、人生もあっという間に終わってしまう。ぼんやり生きず、命の尽きる時をしっかり見なさい、と諭している。

 

癌になってよかった

 癌になって良かったことは、それを再認識して、命のルネサンス(再生)に取り組めたことだ。手を打たないと加速度的に命は尽きていく。それで人生の大事に気が付き、やるべきことが明確に意識された。日暮れて途遠しであるが、遅すぎるということはない。今からでも遅くない、人生の残業時間に挽回をしよう。

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   馬場恵峰書

 命尽きて、冥途への道を歩むとき、「生きている間はよくやった」と胸を張ってご先祖も元に行きたい。

 

2022-04-03  久志能幾研究所通信 2351号  小田泰仙

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2022年3月25日 (金)

「面倒くさいからヤル」で人生、国、都市を守る

 

 面倒くさいことを面倒だとしてやらないと、認知症にまっしぐらだ。「使わない器官は退化する」は生物の鉄則。生きるのが面倒になった人が自殺する。脳死である。

 面倒くさいことをやるから、もっと簡単にできないか、そこに無駄はないかと考えるから、頭が活性化する。それで科学技術が発達する。それこそが認知症防止である。

 

カルシウム放出

 ある実験で、立ったまま歩哨をする兵士グループと、寝たままで監視をする兵士グループに分けて実験をした。その1日半後に尿を分析したところ、寝たままの兵士の尿中に出てくるカルシウムの濃度が2倍になっていた。わずか1日半だけ寝ているだけで体は、「骨はどうもいらなくなったのだな」と判断してカルシウムを放出するのだ。

 

使わない器官は退化

 同じように、生物は使わない器官、能力はどんどん退化させていく。生物は厳しい生存競争の中で、生きていくのに必要な器官に特化して機能を高めている。

 だから歩くこと、座らないこと、エスカレーターに乗らないこと、が老いて寝たきりの生活になることを防ぐ。

 使わない器官や機能となれば、それは窓際族扱いで左遷である。会社も生存競争が厳しいので、お荷物の社員は窓際である。生物も会社も同じである。

 

 若い頃に流さなかった汗は、苦労に耐える性格を堕落させ、老いて流す涙となる。老いれば汗腺も涙腺も枯れ、生きる力も枯れ、朽ち果てるだけになる。

 

自国を守る

 国を自衛するのは大変な労力を要する。面倒な業務である。それを米軍に任せて放置すると、平和ボケ認知症になる。そうなるように身内の敵が仕向けている。自衛力の増強を反対している。獅子身中の虫である。癌細胞である。

 尖閣諸島が盗られ、沖縄が占領され、北海道が侵略されてから気が付いても遅いのだ。自分の国を守るという意識を常に持たないと、認知症の国になり、占領される。すでに竹島と北方領土が盗られたままだ。相手は凶器を持った盗人である。ロシア共産党は人民を6000万人、中国共産党は人民を4000万人を殺戮した殺人集団なのだ。隙あらばと虎視眈々と日本を狙っている。

 面倒くさいことである自国を守ることは、自分でしなければ、同盟国でも守ってくれない。条約など紙切れですぐ反故にされる。それが今回のウクライナ侵攻で明らかになった。

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行政という生き物

 政治問題で不条理なことがあっても、声を上げず黙っていると、生物としての行政は、市民の声を吸い上げる能力を低下させ、横暴になっていく。大垣市民が声を上げず、大垣市長の小川敏の無為無策の政治を黙認したから、20年後に大垣市の思考能力、行政能力が衰退して、大垣市が没落した。当たり前の自然現象である。

 市の行政を批判する目をつぶると、見えるものも見えなくなる。だから増税されても気が付かなくなる。市民としてご臨終である。

 

体力低下を実感

 最近のコロナ禍で、つい自宅で過ごす時間が長くなってしまった。最近やっと散歩を再開したら、てきめんに体力が落ちていた。歩くのが面倒くさいと思っても、散歩を欠かしてはダメである。

 右手に志、左手に算盤を持ち、背中に我慢を背負い、足を引っ張るもう一人の怠惰な自分を引きずり、前を向いて歩こう。人は歩くことを止めたら、死がある。生涯現役のためにも、歩き続けることだ。

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 馬場恵峰書

 

2022-03-25  久志能幾研究所通信 2342号  小田泰仙

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2022年3月21日 (月)

神様経営のプロジェクト

 

 経営の神様松下幸之助氏は若者から「国の政治と会社の経営は同じものか」と問われ、「同じだ」と答え、「業種を問わず、会社経営に成功するには三つの条件がある」と続けた。

 一つは絶対条件で、経営理念を確立すること。これができれば経営は50パーセントは成功したようなものである。

 二つは必要条件で、一人ひとりの能力を最大限に生かす環境をつくること。これができれば、経営は80パーセント成功である。

 三つは付帯条件で、戦略戦術を駆使すること。これを満たせば経営は100パーセント成功する。

   藤尾秀昭著『小さな人生論1』より 致知出版社  2003年

 

 私はこの言葉を人生全てに通じると信じて、自分の全ての行動、プロジェクトに適用して生きている。自分の人生経営も然り、プロジェクトの遂行も然り、商品購入の実行も然り、食事もしかり、生活全般も然りである。

 経営とは、自分の使える資源(能力、財産、人脈、環境、徳、家の歴史)を最大限に活かすことである。親の遺徳も大事な資源である。自分の徳を後世の子孫に残すのも経営の要件である。

 

人生

 人生はまず生き方の方針を確立すること。何のために生きるかを明確にする。そのため、自分の能力を最大限に活かすため、自分への投資を怠らないこと。生きるための渉外事項は単なる付帯事項である。人との付き合いは、自分がしっかりしていれば、付き合う相手も自然と決まってくる。それをしっかりと維持すればよい。

 

食生活

 日常生活の食事でも、何のために生きるか、何のために食べるかを人生目的で明確にすれば、それで生きる方法と食事生活の50%は完結する。後は技術的に最適な方法(食材・料理法)を選択するだけである。後の戦略戦術は付帯事項である。生きる目的が明確なら、好き嫌いも言わず、毒(タバコ、酒、糖分)などは見向きもしないようになる。

 食事の目的が健康な生活を維持し、健康な体つくりであると定義すれば、安いからと遠方まで時間をかけて食事に行くことは無くなる。時間の無駄であるし、安い食材は、往々に体には悪い成分が入っている。本末転倒の結果となる。それは食事の経営方針がなっていないのだ。

 

モノを買う

 モノを買うにも、そのプロジェクトの経営理念さえ明確にすれば、後は自動的に目的に向かって走り出す。それで50%が完結する。値段の高い安いは付帯事項である。安物買いの金失いでは、その購入の経営方針に反する。

 安い中国製の電子製品を買って得した気なっても、それで中国の少数民族の奴隷労働の手助けとなり、日本の技術が盗まれ、日本の雇用を無くし、10年後の日本経済が破壊されれば、本来の購入の経営方針に反する。それで中国が金を稼ぎ、その金で日本を狙うミサイルを整備されたら、本末転倒どころか、日本沈没である。

 

 「日本や在日米軍、海上の米艦艇を攻撃できる地上配備型の短・中距離弾道ミサイルを中国は約1900発保有しているが、米国の保有数はゼロだ」

 オバマ米前政権で核・ミサイル防衛担当を務めたブラッド・ロバーツ元国防次官補代理談  聞き手 編集委員・佐藤武嗣

「日本攻撃可のミサイル、中国に2千発」

2020年3月23日   朝日デジタルより

https://www.asahi.com/articles/ASN3Q77H0N34ULZU016.html

 

経営不振の大垣新市庁舎

 2020年1月に竣工した大垣市新市庁舎のプロジェクトもその建設の経営が不適である。何のために建てるのかの目的が曖昧になっている。結果として役人たちの自己満足のための建設となってしまった。だから人口減が予想されているのに、過剰な大きさと過剰な豪華な設備となった。使い物にならないIT機器を、自分達の自慢の為に導入した。新市庁舎の建設の経営方針がデタラメであったためだ。

 

ピアノ導入

 現在、コンサート用ピアノの購入計画を練っているが、その運営の経営理念が明確だから、ブレることなく前進している。金を作るのは付帯事項である。悪いことに使うのでなければ、金は何とかなるものだ。そのための各要素を最大下に発揮する段取りをするだけである。

 

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 馬場恵峰書

2022-03-21  久志能幾研究所通信 2338号  小田泰仙

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2022年3月20日 (日)

「うるせい、糞ばばあ!」 サイコパスにスカッとミサイル発射

 

 今まで我慢してきたうっぷんを、「うるせい、糞ばばあ!」スカッと快感ミサイルを鬼婆に発射して、スカっとした。半年前の町内草取り行事の時である。もっと早くミサイルを撃つべきだった。脳科学者の中野信子氏の話しをYouTubeで聞いて、サイコパス理論に納得した。

 

 その老婆は80歳超えの町内老人会のボスであった。私がこの町内に引っ越ししてきて12年目の出来事である。私がその老婆に出会って、朝の挨拶をしても、最初の1年間は完全に無視された。当初の1年間程、挨拶をし続けたが、無視され続けたので、それ以降、私も挨拶をするのを止めた。転居して数年間は、古参のボスから見て私は新参者なのだろう。

 しかし鬼婆が私に用がある時は、「おい〇〇、あれを」と完全な命令調で言ってくる。私は相手にするだけ無駄で、腹も立つだけなので故意的に避けた。

 半年ほど前、町内公園で草取り行事があり、その老婆が「おい〇〇、あれを」と近寄ってきたので無視したら、「あれ、あんた耳が遠いのかね」と大声で言ったので、「うるせい、糞ばばあ!」と言い返して返り討ちにした。

 

 過去、町内の皆さんがこの老婆の横暴に泣かされていたことを聞いていた。また、その権限を使って、老人会の費用を不適正に使っていることも判明したので、それも前提に、町内の人が大勢いる中で、わざと皆さんに聞こえるように大声での反撃である。老婆は、過去にそんな反撃を受けたことがなかったため、効果てきめんであった。

その後、公費の不正使用を暴き、大人しくさせた。来年度から老人会のボスの座を降りるという。20年間の君臨であった。

 

 この種の精神異常者は、厳しい対応をしないと、社会の為にならない。この老婆はサイコパスである。黙っていれば、調子に乗って町内の社会に害を流す。

 

問題あるボスとはサイコパス

 サイコパスとは、共感性の欠如した精神的な欠陥がある性格をいう。その性格を持った人物の事例は、比叡山焼き討ちを平然とした織田信長、親族を血祭りにあげた老年期の豊臣秀吉、現代の連続殺人犯、拝金主義に邁進して成果を上げる「名」経営者、不倫で不倫相手の夫を奪っても相手の妻の悲しみも恥も感じない女性議員、嫁いじめをする姑、いじめっ子、等である。

 要は、その行為をして相手がどれだけ悲しむかを考えることが出来ない性格である。悲しいことに、そういう人間だから、冷酷に首切り人事や金儲け経営に徹することが出来る。それ故、名経営者と呼ばれることさえもある。例えば当時の日産のカルロス・ゴーンである。

 大垣前市長もサイコパスの気があったようだ。今、振り返り、その行動に納得している。

 

サイコパスの10の特徴

表面上は口達者

利己的・自己中心的

自慢話をする

自分の非を認めない

結果至上主義

平然と嘘をつく

共感ができない

他人を操ろうとする

良心の欠如

刺激を求める

 

「サイコパス(精神病質者)の10の特徴と診断基準|実はあなたの周りに・・・?」 https://keiji-pro.com/magazine/10/

 

 そんな経営者の部下になったら、脱兎の如く逃げるのが最善の手である。その状況下でいくら抵抗しても無駄であるからだ。相手は組織内で権力を握っているからだ。その上司が裁きを受けるのは、20年後だから、それまで、権力のない下っ端が潰される。君子逃げるに如かず。その支配下で過労死など、哀しすぎる。

 

 私も一時期、そんな上司の下で働いたことがある。ひたすら暴言に耐えた日々であった。その対応は正しかった。私の1年後輩のD君は、その上司に逆らって海外の営業部に飛ばされ、病を得て50歳近くで世を去った。その上司はその後、常務まで上り詰めた。

 中野信子氏によると、サイコパスの人間は、米国では4%、日本では1%の割合で存在するようだ。サイコパスの経営者が会社の業績を上げる。だから米国企業は儲かり格差社会が出来ている。それが社会にとって幸せかどうかが別問題だ。

 日本はブラック企業度が世界4位である。私はそのビジネス戦争の中を生き延びたことを喜びたい。

 

2022-03-20  久志能幾研究所通信 2337号  小田泰仙

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2022年3月19日 (土)

石田市長の亡国策で大垣没落?、トヨタは変革大躍進

 

何もしないのは最悪だ

 これからは、進んで何もしない。何も変えないことが最も悪いことだと考えて欲しい。トライして失敗すれば、またトライすればよい。そしてトライする事実に対して正統な評価をしていきたい。

   トヨタ自動車社長 奥田碩 2003年

 

無策を継続

 2022年3月7日、石田仁は大垣市長として議会で初めて所信表明演説をして、前市長の政策の「継続と挑戦をモットーに」との所信を述べた。また新聞記事で「大垣未来ビジョン」第一期の推進を表明していたのを読んだ。私はこれを聞いて、こりゃダミだわ、と落胆した。

 前市長小川敏の20年間の無為無策の政治が原因で、大垣は没落した。公示地価は半額以下に暴落し、大垣駅駅前商店街は幽霊通りになった。大垣市の税金は上がり、強制的に徴収される寄付金額は増えた。小川敏が市長になってから、大垣駅前商店街の60%の店がシャッターを下ろした。原因は明白である。

 政治は結果が総てである。現在の姿が小川敏がしてきた結果である。

 その愚かな政策を次の市長石田仁が継続すると宣言するのは狂気である。挑戦と言っても、私はお役人の挑戦で、まともなものとその実績を見たことがない。石田仁市長には現在の大垣の惨状が全く見えていない。見ていないから、変える気もないようだ。だから改善の手も打てないのだ。

 挑戦というなら、その具体的目標値とその期限を明確にしてもらいたい。

夢物語

 それなのに「市民が夢を語り、幸せを実感できる魅力あふれる街づくりに全力で取り組む」と所信表明で戯言をいうのだ。それなら何故、夢を打ち砕くように、ゴミの有料化を謀り、増税し、郭町の再開発計画を放棄をするのか。子供を持つ家庭はゴミ有料化で年間5千円も余分に金が要るようになる。大垣市は子育て日本一だ!は嘘である。

 なぜ大垣市の公示地価の下落がとまらないのか。市民が日々、貧乏になっていくのを実感する。夢どころではないのだ。

 「全力で取り組む」とは「前向きに善処する」と同じで、「何もしない」との言い換えである。まず一つを実行して欲しい、が市民の願いである。もう20年間も騙され続けてきた。「いい加減にしろ」が本音である。

 

トヨタの変貌

 1995年、トヨタ自動車の社長に就任した奥田社長の号令で業務改革に走り出した。ハイブリッド車プリウスを発売し、ゼロクラウンを発売し、赤のクラウンまで発売した。今までのトヨタでは考えられない改革である。20年前は眠れる偉大なる田舎企業と言われたトヨタが、改革を断行して、この20年間で、世界一の自動車会社に変貌した。

 同時に、トヨタはIT化を進めて三次元CAD、部品表、IT化の生産システム作りを邁進した。

 私も系列会社の一員として、トヨタからの指導もあり、社内業務改革の旗振りをした。よい経験をした。

 

大垣の時代錯誤

 同じ時期に大垣市の市長になった小川敏はこの20年間、私の目から見ても何もしなかった。それどころか、時代の時計を逆に回した。PDCAを回さず、長期独裁政権でやりたい放題である。それの結果が現状の大垣市の悲惨な姿である。何も進歩しなければ、回りの市町村は凄い勢いで成長していく。大垣市は置いていかれたのだ。中部地区のリニア景気から置いてきぼりであった。

 大垣市は、見てくれだけのIT化で、金ばかり使って全く使い物にならない投資である。素人の大垣市がIT業界に食い物にされた。ITに疎い役人を騙すのは、赤子の手をひねるより簡単である。それを役人は喜んでいる。裏金でも入ってくるのではと勘ぐってしまう。

 更に効果のない投資をしたのが新市庁舎である。県下一の豪華さの設備で、その負担金で市民は泣いている。人口減を「大垣未来ビジョン」で予測しているのに、矛盾した税金の使い方だ。

 

石田仁市長の使命

 今、大垣市に必要なのは、行政の立て直しと改革である。それを今まで通り継続すれば、大垣の衰退が加速するだけだ。それなのに、この新市長の石田仁は「前市長の政策の継続」と所信を述べるのでは、絶句である。

 

市民の声

 トヨタの改革に遅れること25年だが、今からでも遅くない。改革をすればよい。変わらなければ滅亡である。市民が声を上げなければ、大垣市は滅亡する。

 広島の選挙贈賄事件で広島県議34人が起訴された。今まで起訴が見送られてきたが、世論の声で、起訴されることになった。市民が声を上げれば、効果があるのだ。

 

2022-03-19  久志能幾研究所通信 2336号  小田泰仙

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