o-大垣を良くする階 Feed

2022年7月 2日 (土)

病気になったら病院に行くな

 

 病気になったからと安易に病院に行って薬をもらうだけなら、病気は決して治らない。薬では病気は治らない。病気になった真因を見付けて、それを解消しないと病気は治らない。

 高血圧になったからと、出されるまま降圧剤を飲むから治らない。降圧剤は対処療法である。それが認知症、がんの遠因となる。高血圧症は生活習慣病である。 

 がんになって抗がん剤を飲むから、治らない。狂った生活習慣と狂った食生活を直さないから、がんが再発する。がんは生活習慣病である。 

 

 糖尿病が進むと腎臓が悪くなる。腎臓が悪くなったからと人工透析をするから、治らない。人工透析は対処療法である。人工透析の医療費は、一人当たり年間400~600万円もかかる。それでも高額医療費補助で、個人負担は月8万円ほどで、差額は健康保険で国民が支払うのだ。病院側は手間がかからず、ぼろ儲けである。

 国内の透析患者数は33万4,505人(2017年)、で年々増加傾向である。日本人1億2千万人のうち、約360人に1人が透析治療を受けている計算だ。原因となる疾患で最も多いのは糖尿病腎症で、全透析患者数の38.4%を占める。その真の原因は、狂った食生活である。

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巨大産業

 医療関係者もがんの対処療法しか推奨しない。がんにならない指導を疎かにしている。なにせがん医療は年間11兆円(推定)の大産業なのだ。それが無くなれば医療関係者は失業である。だから新型コロナで死亡率が0.34%しかないのに大騒ぎをして、がんを隠蔽している。ガンの死亡者数38万人、死亡率37%、全死亡者数の26%を占めるがんの脅威を敢えて報道しない。厚生省の官僚、食品業界、マスコミもがん医療関係者で、加害者でもある。

 

 現在の日本の年間医療費総額は43兆円である。日本人の2人に一人ががんになり、日本人の4人に一人(38万人)ががんで死ぬ。それから逆算すると、その医療費は年間11兆円と私は推定した。

  日本の年間全死亡者数 1,452,289人      (2021年)

        日本のがんの死亡者数    378,385人(26.0%)(2019年)

 

 

病院の価値

 そもそも、病院に有るのは、診察室、処置室、手術室、薬剤室、会計課等であり、治療室はないのだ。

 財政破綻して夕張市の大病院が閉鎖され、CTもMRIも無くなってしまった。その結果、夕張市の死亡率は下がったのだ。もちろん医療費もさがった。

 その病気の原因が生活習慣病であるから、狂った生活習慣を直さないと、病気が治るはずがない。いくら高額な医療機器があっても病気が治るわけではないことは、夕張市の医療現場が証明している。

 

人生運営

 人生で不慮の事故に遭ったり、不幸になって、慌てて神社仏閣、新興宗教の門を叩くから、ますます人生がおかしくなる。人生に対する考え方が狂っているのだ。

 会社で左遷をされ、慌てるから、ますます悪運がまとわりつく。人間関係でこじれた問題を、強権的に解決しても、問題は再発する。直さなければならないのは、相手か自分の人生観・道徳観である。もし相手に問題があれば、そこから逃げるしかない。相手を変えることは不可能だから。

 

 金儲けで失敗したなら、自分の金銭の価値観がおかしいと反省しなければならない。正しい労働観、金銭感覚、人間観が間違っていたから失敗したのだ。カネですべて解決できるとしたホリエモンのやり方で、世の中がうまく行くわけがない。

 

日本の政治

 日本の人口が減りつづけ、日本の経済が停滞するのは、正しい政策を取らず、一部の利権者の政策がまかり通るからだ。結果が全てである。

 女性の社会進出が大事だと、子供を産む環境を最悪にすれば、子供が生まれるはずがない。女性が子供を産む。これは有史以来2000年間も続く大原則である。それに反すれば、人口が減って当たり前。

 

 安い外人労働者を入れて(実質移民)、働かせれば、日本人全体の給与が下がって、ますます日本の景気が悪くなる。人手が足りないのではない。出すべき給与を企業が出し渋って、金儲けをし過ぎているだけである。だから日本の景気が回復しない。日本の政治があまりにも悪いのだ。だから政治を変えないと、日本は良くならない。

 

大垣市の政治

 大垣市の政治がおかしいのは、政治を実行する人間が狂っているからだ。ゴミが増えていると嘘をついて、ゴミ袋有料化を推進しても、前提が狂っているから、大垣市の没落の足を引っ張るしかない。やるべきは、経費の削減、高すぎる議員給与の削減である。だから市長、議員の全てを入れ替えないと、大垣市の政治はまともにならない。

 

 病気になるのも、日本の少子化が止まらないのも、他市よりも大垣市の公示地価が倍以上の下落をするのも、神仏からの「おかしい」との警告なのだ。真摯に向き合って対処をすべきだ。大嘘で「ゴミ袋有料化」を強引に進めては天罰がくるはずだ。

 何でも元を断たなきゃだめなのよ。治さなければならないのは、対処慮法で治そうとする安易な考え方である。まず自分の人生を見直そう。もっと病根の裏を見つっめよう。自分の命にかかわることだ。

 

 

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馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」久志能幾研究所刊

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2022-06-30  久志能幾研究所通信 2422号  小田泰仙

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2022年6月30日 (木)

噓つき大垣市 不徳政治家を断捨離すべき

 

 大垣市は、今年3月、ゴミ量削減を名目に「ゴミ袋有料化」を決定した。市民の意見も聞かず、3月に勝手に大垣市議会で決議して、今から市民への説明会を開催するらしい。民主主義として順序が逆である。これほど市民を愚弄にする悪政はない。新型コロナ禍で市民が苦しんでいるのに、不徳な政治である。

 

大垣市の人口は減り、ゴミ量も減っている

 しかも、その前提のゴミ量は減っているのだ。ゴミを出す量は、人口に比例する。大垣市の人口は、この16年間で16.7万人(2006年)から15.9万人(2021年)と7566人も減っている。5%の人口減である。今でもその人口減少傾向は変わらない。

 つまり小川敏前市長の悪政で、大垣市から人が逃げ出し、人口が減った。市長が2021年4月に石田仁市長に変わっても、その人口減少傾向は変わらない。要は大垣市には無為無策の悪政が続いている。

 人口が減れば、経済活動も減少し、加速度的にゴミ量も減る。

 

 私が住む町内は、大垣市の中心地にある。それなのに住民の高齢化に伴い死去や転居増加で、この10年間で10軒の家庭が消滅した。約1割の人口減である。

 

 これだけ人が減っているのに、なぜゴミが増えるのだ。だから大垣市が言う「ゴミ量が増えた。だからゴミ袋有料化」は大嘘である。増えたのは、商業関係者が出すゴミ量である。役人が利権を漁るゴミ頭である。

 

過分な新市庁舎建設でカネが必要になった

 大垣市は、人口減を「大垣未来ビジョン」で予想しているのに、それと矛盾した想定以上の豪華絢爛たる大きな新市庁舎を建てるから、カネがなくなる。その対策として増税として、大嘘のゴミ増加を理由に「ゴミ袋有料化」の名目で、大垣市は総額3億5千万円を、毎年継続して市民からカツアゲしようとする。

 

狂乱物価の中の増税

 コロナ禍とウクライナ戦争で物価が狂乱激上げして家計が苦しくなるなか、ゴミ袋有料化は一世帯当たり5千円の増税である。それを画策する石田仁大垣市長も、近沢正議員も、それに反対もしない議員達も、次回の選挙では総入れ替えしないと、大垣は滅亡だ。

 

 今、日本で一番重要な問題は、人口減である。大垣市も同じである。その対策に無為無策であるから、日本の景気が回復しない。大垣市も、人口減に無為無策である。その無為無策を石田仁市長は「継承」するという。さらに、人口減を促進させる「ゴミ袋有料化」は最悪の政策である。

 

児童虐待

 大垣市は「子育て日本一を目指す」と言っているが、実際は、大垣市は児童生徒一人当たりの教育費が県下最低なのだ。それでは安心して子育てができず、人口が増えるわけがない。数年前には、大垣市の小中学校のエアコン装備率が県下最低であった。他市は100%であったが、大垣市のそれは2.1%であった。大垣市はカネが無いと国に泣きついて、慌ててエアコンを整備した。恥ずかしかったのだろう、その完了報告は市民に黙っていた。だから大垣市の教育環境は最悪である。大垣市の「子育て日本一を目指す」は大嘘である。

 また大垣市に住めば、将来子供に残す不動産財産価値が他市よりも多く減る環境なら、住む気になるわけがない。この20年間で大垣市の公示地価が半分以下に暴落したのだ。だから人口が減っている。現実は正しいのだ。市場は神の如くの評価をする。

 

断捨離

 人口減を促進する増税を平気で突き付ける石田仁市長や、近沢正議員(ゴミ袋有料化推進委員長)、それに賛同する他の市会議員達は、市民には不要である。偽員は、断捨離で有料でもいいから、有料ゴミ袋に入れて捨てたい。偽員は市民の為にならず、害である。

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 添付資料

 2015年から2019年にかけて大垣市民一人当たりのゴミ量は0.4%も減っている。しかし事業所から出るゴミ量は6.4%も激増しているのだ。増えたのは、行政が出すゴミと商業者が出すゴミの量なのだ。

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 「岡田まさあき市政報告 令和4年5月」より

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大垣市の人口推移、減少傾向が止まらない

2006年  166,925 人   この年に上石津町を併合

2007年  166,960

2008年  165,420

2009年  164,680

2010年  164,649

2011年  164,306

2012年  163,134

2013年  162,859

2014年  162,702

2015年  162,157

2016年  161,992

2017年  161,628

2018年  161,308

2019年  161,123

2020年  160,485

2021年  159,359

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大垣市の教育は県下最低レベル(2019年)

         予算総額  一人当り予算  児童生徒数 

             千円   大垣100で    人

 多治見市    735    158    8,862  

 岐阜市     529    114    32,074  

 可児市     517    111    8,352   

 大垣市     465    100    14,400  

 各務ヶ原市   445     96    12,525   

 刈谷市(愛知県)918    197    11,120

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大垣市の公示地価推移(2001年以降)

 2001年の地価を100として2018年の地価は

  (公示地価、基準地価の総平均)2001年より小川敏氏が市長就任

 大垣市  49.5

 岐阜市  64.4

 一宮市  75.0

 名古屋市 145.1

 大府市  90.2

 刈谷市  107.2

 安城市  99.0

 岡崎市  94.3

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新市庁舎費用 負担金比較

       人口  新市庁舎費用 負担金    年間税収

                 市民一人当たり  一人当たり

 大垣市   159千人  126億円  79千円   386千円

 岐阜市   406千人  266億円  65千円   398千円

 各務ヶ原市 145千人   83億円  57千円

 多治見市  107千人   52億円  48千円

 刈谷市   140千人   84億円     60千円   434千円

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2022-06-29  久志能幾研究所通信 2420号  小田泰仙

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2022年6月27日 (月)

人生六詞

 

 人生で嬉しいこと。一日無事で平安であることが如何に有難いか、それに手を合わせて感謝である。

 

 一期一会。今起きているご縁は、必然のご縁である。早からず、遅からず、自分の人生を良くするために、天が遣わしたご縁である。二度と巡ってこないご縁である。真摯に向き合いその対処をする。それが今後の人生を切り拓く力の育成となる。

 

 人は目に見えぬ絆で結ばれている。ご先祖が何を教えてくれようとしているか、考えよう。それが賢者の目の付け所である。全てに縁が善であるはずがない。それを賢く選択するのが人生だ。選択には知恵が必要だ。そのために勉強が必要だ。

 

 病気の縁に出会う。それもご縁である。人生で必要な出会いである。そのお陰で、自分の生活習慣を直すご縁を与えてくれる。そのままの悪い生活習慣を続けていれば、早死にしていたのだ。病気に感謝である。

 

 会社での逆境のご縁は、自分の能力を上げてくれる機会であった。左遷され、多くの職場を経験したことで、自分の経験知が増えた。逆境の時に、自分を勇気づける言葉とのご縁が多くできた。それが血となり肉となっている。感謝である。

 

 大垣に帰郷して、大垣市政の悪政と出会いの縁が出来きた。それも自分の経営者として勉強して来たことに照らして、学びを再確認する機会であった。大垣行政の不備を発見できる能力が完成した時に出会うご縁であった。

 そして福岡市の市長・高島宗一郎氏の著書『福岡市を経営する』(ダイヤモンド社)に出会う。人は本とも出会いのご縁がある。遅からず、早からず、である。それで都市を経営するとは、こんな方法があったのだと刮目である。あまりの大垣市の小川敏市政との違いに驚嘆である。良きご縁と出会えて、嬉しい限りである。

 

 町内の窃盗事件に出逢う。それも人生である。それで自分の人生の幸せを確認できる。少なくとも、窃盗する側の境遇に置かれていない幸せを喜びたい。

 

 ネット上で罵詈雑言を浴びせられる縁に出会う。それで冷静に自身を見直しする機会が得られる。社会には愚かな人が多くいる現実を見ることが出来る。相手は、罵詈雑言を吠えるだけで、データを使っての論理的な反論ができない。負け犬の遠吠えである。自分が、そこまでの愚かさではないことを確認出来て幸せである。人は自分の鏡なのだ。その鏡は歪んでいない。歪んでいるのは、相手の根性である。

 市民の皆さんのために、大垣行政の異常さを公開せねばならない。そのモチベーションとなる。

 

 なにせ家庭ごみは減っているのに、大垣市長はゴミが増えていると大嘘をついてゴミ袋有料化を強要してくるのだ。このコロナ禍の逆境で市民を地獄に落とす悪政である。実質的な増税である。カネがないなら、為政者としてやるべきことは、まず行政の経費削減と、自分達の高すぎる給与の減額である。

 大垣市は、議会でゴミ有料化を先に議決して、その後から市民に説明会をするという卑怯な真似をしている。市民は抵抗するすべもなく、ただ泣くしかない。市民が声を上げないと、殺される。コロナ禍で雇止めをされて、自殺をする女性も増えたという。大垣駅前商店街の閉店が続いている。そんなかの増税である。

 横暴な石田仁市長と、近沢正議員(ごみ袋有料化推進委員会委員長)を次回の選挙で落とすしか手がない。市民には、それしか抵抗する手段がない。

 石田仁市長は小川敏前市長の悪政を「継承」している。

 

 2015年から2019年にかけて大垣市民一人当たりのゴミ量は0.4%も減っている。しかし事業所から出るゴミ量は6.4%も激増しているのだ。増えたのは、行政が出すゴミと商業者が出すゴミの量なのだ。

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 「岡田まさあき市政報告 令和4年5月」より

 

4k8a93701sjpg 人生六詞  馬場恵峰書

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2022-06-26  久志能幾研究所通信 2417号  小田泰仙

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2022年6月24日 (金)

「紅葉の植木鉢」盗難、犯人逮捕、日本の安全

 

 2022年6月1日の深夜から翌朝にかけて、隣町のО家で「紅葉の植木鉢」が盗まれた。翌日に私の町内のT家で2つの植木鉢が盗まれた。グミとリンゴの木の鉢植えである。О家とT家は徒歩2分の距離である。

 紅葉の植木鉢はOさんが20年来育ててきた全高70cmの立派な植木であった。それでОさんは警察に連絡して、被害届を出した。

 6月2日、私が朝の散歩でその前を通ったら、パトカーが止まっており、3名の警官がОさんから事情聴取をしていた。

 私はOさんからその状況を聞いて、Tさんにも被害届を出すように進言した。Tさんは「この程度の植木で被害届を出すのは大袈裟」と言っておられたが、敢えて被害届を出してもらった。警察はすぐ飛んできて、事情聴取をした。

 私の家の防犯カメラの録画記録も警察に提出した。残念だが、その盗難場面は、カメラの死角であったのでその時の現場は写っていなかった。

 その後、警察署から録画記録の検証の結果の報告があり、あわせて当街の夜のパトロールを強化する」との連絡を受けた。ありがたいことだ。

 

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 2022年6月2日 現場検証

P11503491s 犯人宅より戻ってきた「紅葉の植木鉢」、鉢は入れ替わっている

 2022年6月23日

P11503031s 左側にあった2つの鉢が無くなっている。2022年6月2日

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検挙

 6月23日、警察が容疑者をパトカーに乗せて現場検証にやってきた。Oさんは、容疑者とは面識があったとのこと。すこし認知症の気がある老人である。警察は、犯罪歴から調査して犯人を割り出した模様だ。彼の自宅からその植木を発見した。それとは別に盗難と思しき植木が大量にあったそうだ。

 ご丁寧に、盗難された紅葉の植木鉢は、鉢が新品に入れ替えられており、窃盗の犯行が隠蔽されていた。彼の犯行後の事後処理は、認知症でも呆れるほど「しっかり」?している。

 Tさん宅の盗まれた植木は調査中だ。犯人宅にある植木の数が多すぎて特定が難しいとのこと。

 

皆さんへのお願い

 小さな盗難被害でも、警察に被害届を出してください。余罪や犯行歴から、このように犯人が特定される。日本の警察は優秀です。

 最近は常識では考えられない人が増えたので、防犯対策を強化ください。

 被害に有ったら、小さな被害でも警察に被害届を出してください。他の余罪もあると推定され、犯人検挙につながります。小さな犯罪を確実に取り締まれば、大きな犯罪も無くなる。それが街の安全対策だ。

 

国家の戸締り

 日本はならずもの国家に囲まれているので、防衛力の強化が必要だ。

 その昔、非武装中立などの戯言を言っていた社会党は消滅した。当時の社会党党首の自宅が夜の戸締りをしなかったとは、聞いていない。同様に、国の戸締りをしなくて、国民の命と財産を守れるか、である。

 連日、核ミサイル発射を繰り返して、日本に脅しをかける狂気の国がすぐそこにある。

 日本に自衛隊が出来る直前に、竹島を盗んで平然としている国もある。

 北方四島は終戦のどさくさで窃盗されたままだ。今度は北海道も侵略のターゲットにされているようだ。ウクライナ侵攻の顛末を見ていると、何をやるか分かったものではない。

 やくざ国家が刃物をもって尖閣諸島近辺をうろうろしている。毎日領海侵犯、領空侵犯を繰り返している。スクランブル発進で、毎回1千万円のジェット燃料費が飛んでいく。それも年間1000回近い。それも血税からの支払いである。かの国は日本に向けたミサイルを2000発近く配備している。自分の城は自分で守る、それしか対策がない。

 

 「日本や在日米軍、海上の米艦艇を攻撃できる地上配備型の短・中距離弾道ミサイルを中国は約1900発保有しているが、米国の保有数はゼロだ」

 オバマ米前政権で核・ミサイル防衛担当を務めたブラッド・ロバーツ元国防次官補代理の談話(朝日新聞ジャーナル)

「日本攻撃可のミサイル、中国に2千発」 米安保専門家 [核といのちを考える]:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 https://www.asahi.com/articles/ASN3Q77H0N34ULZU016.html

  

2022-06-24  久志能幾研究所通信 2415号  小田泰仙

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人生の癌検診、社長の責務、変化に気づく姿勢 

 

 私は、「自分有限会社」社長である。その運営体の責任者である。その行動に全責任がある。自分の体の不調に気が付いたら、自分で判断せず、病院に行くことだ。病気には医師という専門家に任せるべきだ。社長としの自分の役目は、ある兆しに気が付いたら、声を上げることだけだ。

 

がん検診

 私は元技術者で、がん専門医ではない。3年前、私にはがんの自覚症状などは全くなかった。ところが2018年12月25日、私のピアノの河村義子先生が突然、がんで亡くなられた。この事件で、変化の兆しを感じ、胸騒ぎを覚えて翌年早々がん検診を受けた。それでがんが見つかった。その兆しに気が付いてよかったと、今更ながら仏様に感謝している。あと半年発見が遅れていれば、手遅れであった。運命の兆しに気付くのも、一つの能力であると感じた。万物は声なき経を唱えている

 

社長の責務

 ある兆し(今までと違う現象)があり、その後に深刻な事件が起きてから、大慌てでドタバタするのは、社長として無能な証しだ。社長としてやるべきことは、「おかしい」と声を上げることだ。

 事件の解決は、専門家に任せればよい。専門知識ない社長の自分では無理である。問題点の解決は大した話ではない。たんなるテクニカルな問題である。

 

 人から行動を批判されたら、それは自分の行動が社会倫理に反していて、自分の人間的劣化の兆しなのだ。自分の行動を反省しないと、人格に癌細胞が増殖して、社会的に孤立する事態となる。

 

 前現の大垣市長も、市民から批判されたら、それを天の声として受け止めないと、天罰を受ける。だから、前市長は大垣市に20年間君臨してもその反省も改善もしなかったから、大垣市の価値が半分以下に没落した。大垣市の公示地価の20年間の下落の傾向は、神からの審判であった。だから前市長は、6選を諦めざるを得なかった。神の見えざる手の差配である。

 今回、石田仁市長が、ゴミ袋有料化で進めている増税は、行政としての長の傲慢さの兆しである。大垣市の行政組織に癌細胞が増殖している兆しである。市民として阻止しなければならぬ。

 石田仁市長もゴミ袋有料化推進委員会の委員長・近沢正議員も大垣市政のがん細胞なのだ。コロナ禍で経済体力が弱った大垣市民を、増税という悪政で蝕む市民の敵なのだ。

 

 会社で顧客からのクレームが増えたら、それに対して社長がその原因調査をするように指示すべきなのだ。それを悪い情報は上に上げない体制となっていると、倒産に至る事態となる。タカタ、雪印、日産、三菱電機、三菱自動車の不正事件は、その典型的な事件であった。

Img_63981s 馬場恵峰書

 

2022-06-23  久志能幾研究所通信 2414号  小田泰仙

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2022年6月21日 (火)

58年分『航空情報』保管、断捨離拒否、商売外道

 

 私のお宝は、58年分の『航空情報』という航空関係の月刊誌である。10冊ほどの欠品は有るが、1965年から現在まで58年間のバックナンバーとして揃えてある。これは私の人生と一緒に歩んできた雑誌で、自分の歴史でもある。私の戦友としての大事なお宝である。いまさら捨てられず、定期購読も中止できない。幸い、保管スペースを確保したから、今からも大切に保管していきたい。

 58年間の雑誌のバックナンバーの分量は、書棚の7セルに納まっている。その全長は、幅76cm×7セル= 5.32mである。

 

空間財産

 空間も財産である。その空間を確保するとは、財産の増加である。今流行の断捨離など、ガキの行動である。何故、自分の歴史をゴミ箱に捨てて楽しいのか。断捨離と5S(整理整頓清潔躾)とは、別物である。断捨離をせざるを得なかった原因は、今までの空間蓄財能力と5S能力が欠如していたのだ。モノを保管するスペースを創出するのも、蓄財能力である。

 

人生とは想い出の記憶

 人生とは想い出の集積なのだ。愛する人と一緒に過ごした思い出まで忘れてしまっては、認知症である。それでは、自分の人生は無いことになってしまう。その思い出の品こそが、自分の人生なのだ。その思い出の品を整理整頓して保管するのが、自分の人生の歴史だと思う。間違った断捨離はすべきではない。

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欠品の痛み

 このバックナンバーの内、2002年に3冊分が欠品である。後の7冊は、バックナンバーを過去に溯って集めていたが、出版元で在庫切れになって手に入らなかったためである。

 その3冊の欠品の原因は、父が亡くなり、そのドタバタの対応で入手を失念してしまったためである。すぐ注文すればよかったが、何故かそのままになってしまい、今にして後悔している。

 大垣駅前商店街の書店から、『航空情報』を30年来、買っていた。私が三河地区に就職してからは、父に頼んでその書店から買ってもらっていた。それで実家にその『航空情報』を蔵書として保管していた。ところが父が倒れたため、その書店から買えなくなった。その書店は、その後、取り置きしてた『航空情報』を出版元に返品してしまった。父の葬儀の後、後始末でその件に気が付いた時は遅かった。その時、再度、バックナンバーとして注文すればよかったのだが、私は気が滅入っていて、できない状況であった。

 その時の書店の対応が、商売道に反していると感じ、その書店との付き合いを止めた。30年間も継続して『航空情報』を購読したのに、単に1か月買いに来ないからと、出版元に返品してしまった商売のやり方に疑問を感じたのだ。

 その後、その書店は、売上が減ってきたようで、『航空情報』の定期購読再開を打診してきた。私は拒否をした。その時期は、大垣駅前商店街の衰退と時期が一致している。

 58年分の『航空情報』に欠品があることも、その時の自分の人生の黒歴史を表している。そこを見ると、父の死とその時の自分の心境を思い出してしまう。その時の書店の対応に不満があり、その書店との定期購読の取引を止めた。その書店も今はない。大垣駅前商店街の衰退と同時である。バックナンバーがないことと書店が閉店になったことも黒歴史なのだ。そこにもドラマがあり、獲得した知恵がある。

 

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書棚に7セル分の『航空情報』、幅76cm×7=全長 5.32m

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 『航空情報』最新号

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2022-06-21  久志能幾研究所通信 2412号  小田泰仙

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2022年6月11日 (土)

変わらない人が滅び、化石となる

 

 イノベーションが無いと、恐竜のように滅亡して化石となる。変わるとは、イノベーションである。人はノベーションで成長する。この世界では、強い種が生き延びるのではない。その環境に適応した種が生き延びる。その適応過程がイノベーションである。過酷な環境に遭遇して、自らがイノベーションで自分自身を変えた人が生き延びる。変わらなければ、滅亡して化石となる。

 

自分の意識をイノベーション

稚心を去る ── 去稚心

 「稚心」に害があるのは、それを除かない限り、士気がまったく奮わないからだ。いつまでも腰抜けから脱却できず、一人前の人間にはなれない。だからこそ私は思う。「幼き心を捨て去ること」こそが、武士の道に入る第一歩なのだ。

      橋本左内著『啓発録』より

 自分の稚気を捨て、自立すること、自身の意識改革こそがイノベーションである。

 

KK問題

 エリートと呼ばれ、今までちやほやされた人は、その試練をスルーしてきた。しかし実社会では、下駄ばきをさせられれば、途中まではそこそこ出世できるが、修羅場でそのアラが露見して、社会から淘汰される。今、話題のKK息子がその典型である。彼はフォーラム大学留学の4千万円を他人に出させて遊んでいたから、危機意識がなくNY弁護士試験に受からない。

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自分の体をイノベーション

 日本人男性の平均寿命は81歳だが、健康寿命は72歳である。死までの9年間は、寝たきりや病院通いで、今までのような豊かな生活を送れない人が大半である。

 今までの怠惰な生活習慣では、9年間の暗黒な終末生活が待っている。自分の生活習慣、食生活、意識をイノベーションして、死の直前まで、健康な生活を送る段取りをするべきなのだ。その警告として、自分がガンになったことを感謝している。今、生活の全てを見直して、残り人生を充実したものにする機会を与えて頂いた。これから心して生きていきたいとその生活改革を実行している。

 

企業をイノベーション

 人は会社に入ると、人事葛藤で壁にぶつかり、淘汰される。できる人はその時、イノベーションで自分自身を変革し成長する。その人を淘汰しようとした側が、別の勢力に襲われ、なすすべもなく淘汰される。

 企業は社外の企業との技術開発競争で壁にぶつかり、開発力を強めて競争に打ち勝つ努力をする。その時、変わる力のない企業は淘汰される。

 

 独占に胡坐をかいたゼロックスは没落した。フィルム技術に固執したコダックは倒産した。大型車のガソリン食いのアメ車に拘ったGМは、省エネの時代に逆行して倒産した。

 

 

トヨタの業務改革

 ド田舎企業のトヨタが、奥田社長で変身した。トヨタは世界に先立ってプリウスを開発し、赤いクラウンを発売して、今まで敬遠していたF1への参加も決めた。彼は超保守的なトヨタを変えた。それでトヨタは、世界一の自動車会社になった。

 奥田氏が平の時、彼はあまりに他と異質で、上司が煙たがり、フィリピンに飛ばされた。しかし豊田章一郎がマニラを訪問した時、彼は奥田氏の才能を認め、「マニラでこんなやつがくすぶっているのか。本社の人事は何をしているんだ」とまで言ったという。奥田氏は後にトヨタの社長になり、トヨタの変革を進めた。

 親会社のトヨタが業務改革を進めるで、関連会社が一斉に業務改革を進めることになった。私もその「とばっちり?」で、前職の業務改革に取り組むことになった。

 当時、日産は胡坐をかいており、内部権力争いに終始していた。そのツケで、後にゴーンに骨までしゃぶられることになる。

 

大垣行政という恐竜

 トヨタがこのイノベーションを断行した同時期、小川敏氏は東大を出て、伊藤忠に入り、なぜかそこを辞めて、大垣に帰った。東大出ということで大垣財界でちやほやされていた。そのおり偶然、現職の市長の急死が起こり、彼は2000年に大垣市長に祭り上げられた。エリート育ちの小川敏氏は、旧態依然たる政治に終始した。彼は、威張るだけで、行政のイノベーションが出来ず、その大垣市を20年かけて没落させた。トヨタとまるで逆であった。

 

 その対照的な例が、福岡市である。福岡市は、高島宗一郎氏が市長に就任して福岡市行政をイノベーションした。8年後には、福岡市は5年連続で税収が過去最高を更新した。人口増加率も東京を抜いて全国一となった。

 今の石田仁政権も、前政権の小川敏の旧態依然たる政治姿勢を守り続けている。イノベーションには全く無縁の政治である。カネがないからと、「ゴミ袋有料化」という媚名の下で、増税で市民からカネを巻き上げようとしている。カネがないなら節約や無駄を排除して経費を浮かせればよりのだが、化石のような政治家にはそれが出来ない。利権のしがらみで身動きできないのだ。恐竜にはそんな知恵はないのだ。

 次の選挙では、石田仁市長と近沢正議員を当選させてはならない。奴らは大垣市のイノベーションの妨害者なのだ。市民の敵なのだ。

 

中国脅威論・狂夷論

 中国がこの30年間、経済成長できたのは、技術の盗用、奴隷労働、ジェノサイド、国際法無視、中国共産党の独裁政治があったからだ。これは狂った政治である。

 技術を盗めば、最新技術を簡単に入手できる。だからカネがかかり、労力のいる技術開発など、アホらしくてやってこなかった。だから中国でイノベーションなど、起こるはずがない。

 中国脅威論が横行するが、恐れる必要はない。イノベーションのできない恐竜は、自滅するしかない。それは宇宙根源の理である。

 

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 馬場恵峰書

2022-06-11  久志能幾研究所通信 2404号  小田泰仙

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2022年6月 8日 (水)

究極の差は「私」の有無  大垣・ゴミ袋有料化

 

 同じしっかりしている人で、失敗する人と成功する人とは結局どこが違うのかと煎じ詰めていくと、失敗するほうには「私」があり、成功するほうには「私」がないということである。 

『松下幸之助発言集 4』 p164 PHP研究所

 

大垣市と福岡市の違い

 大垣市が市の経営に失敗したのは、前市長小川敏氏に「私」があり、成功している福岡市の高島市長に「私」がないからだ。

 大垣市は小川敏が市長に就任してから、この20年間で毎年衰退を続け、駅前商店街の60%が閉店した。今の大垣駅前商店街は、20年前の20%の店が生き残っているだけで、シャッター通りになってしまった。市の公示地価が半分以下に暴落した。公示地価は行政の通信簿である。

 福岡市は、高島宗一郎氏が市長に就任して8年で、5年連続で税収が過去最高を更新した。人口増加率も東京を抜いて全国一となった。

 

「私」を優先する為政者

 今回、大垣市の石田市長が「ゴミ袋有料化」を打ち出したが、これも石田市長と近沢正議員(ゴミ袋有料化推進委員長)の「私」が優先したことに起因する。コロナ禍で、雇止めや給与削減、お店の閉店で、市民が生活苦になっている。ウクライナ戦争で物価上昇が狂乱状態で市民の生活を圧迫している。その現状を無視して、ゴミ袋有料化という増税は、市民の傷口に塩をすり込むようなものだ。

 市民に寄り添わない為政者など、市民の敵である。市民には害以外の何物でもない。奴らを絶対に次の選挙で当選させてはならない。彼らを当選させれば、大垣の衰退が加速する。

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 狂乱物価 中日新聞 2022年6月2日 
 .

語源「私」

 「私」の偏の「禾」は稲のことである。つくり「ム」は腕で、「この稲は私のものだ」とか抱え込んで、主張していることを表す象形文字である。

 

参考文献

 高島宗一郎著『福岡市を経営する』ダイヤモンド社

 

2022-06-08  久志能幾研究所通信 2402号  小田泰仙

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2022年6月 5日 (日)

少子化の真因を探る 5回の何故なぜ 元凶は大蔵・厚生・経済省の利己主義

 

 今日の新聞で、昨年度の新生児数が81万人、出生率が6年連続低下で、過去最低に迫ると報道があった。

 しかし、なぜ少子化となったのかの真因をマスコミは報道しない。政府の「少子化対策が空振り」とだけ報道して、真因は報道しない。たぶん解析し、報道する能力がないのだろう。新聞記者も情報をくれる政府関係者との仲を悪くしたくないので、真因に踏み込めないのだろう。マスコミは、たんなる政府の御用新聞に成り下がってしまった。

 

 なぜ少子化になったか、それの5回の何故なぜを繰り返すと、答えが出てくる。その答えは、大蔵省官僚、厚生省官僚、経済官僚たちの利己主義による利権の拡大活動が原因である。今の官僚には、国を支える志が無くなった。それが最大の原因である。

 

2 日本経済新聞 2022年6月4日

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何故1 なぜ少子化が止まらないか?

  夫婦が子供を産まなくなったから

  

何故2 なぜ産まなくなったのか?

  日本では結婚できない経済状態になったから。

  結婚しても経済的、生理的に子供を生めないから

 

何故3  なぜそんな経済状態になったか?

  政府が、安い労働者を求めて日本工場の海外移転を推進させたからだ。

  政府が低賃金の外人労働者を「移民」させる方向に舵を切ったからだ。

  政府が増税したからだ。

  

  その結果、日本国内の雇用が無くなり、日本の賃金が下がった。この30年間、経済は低迷し、日本人の賃金は下がり続けた。

  賃金の安い外人労働者が増えれば、日本国内の労働単価の安売りがでて、日本の若者の賃金が上がらない。そんな安給与では結婚が出来ない。結婚しても、子供を育てるカネが無い。

 その根本原因は、消費税を増税して日本の景気を悪くしたことだ。消費とは経済である。増税すれば、消費が落ち込むのだ。米国は減税して景気が良くなり、税収が増えた。日本はその逆をやっている。日本は増税して、景気が悪くなった。日本の景気が悪くなれば、ますます日本人の給与が下がってい行く。正規社員が減り、派遣社員や外人労働者が増えれば、ますます給与が下がり、結婚も出来ないし、子供も作れない。

 子供が出来ても、国からの援助が少ない。だからやっていけない。日本は、フランスの手厚い援助と大違いである。だからフランスは先進国の中でも出生率が向上している。

 政府は大変だ、大変だと騒ぐだけで、何もしない。「検討します」とだけ言うだけで、「検討使」岸田を筆頭に、歴代首相は何もしなかった。だって実行部隊の官僚は保身が最優先なのだ。

 安倍元首相は外交的にはまともであったが、経済的手腕は全くダメであった。アベノミクスを成功させるなら、減税をすべきであった。

 マスコミも、大本営発表をそのまま公表するだけで、何も分析しない。これでは日本は良くならない。これでは太平洋戦争当時のマスコミの大本営発表と何ら変わらない。

 

 

何故4  なぜそんな生理的状態になったか?

  利権団体が、政府の働きかけをして、国民を致死率38%の癌になるように仕向けてきた。新生児が81万人しか生まれないのに、がんになる国民は98万人なのだ。ガンで死ぬ日本人が年間37万人である。

 そのうち若い女性が乳がんになる人が、40年前の5倍に激増している。9人に一人が乳がんになる。がんに侵された働き盛りの女性は、子供を生めない。抗がん剤治療で子供を生めないのだ。

 

 10年ほど前、私のテニス仲間のH君が結婚した。浜名湖のリゾートホテルでのテニス会の後、宴会で彼らのお祝いをした。その時、彼から聞かされた事実は、彼の妻が以前にがんを患ったことがあり、その時の薬のせいで、子供を産めないというのだ。年齢的に生めないのではなく、薬のために生むのを禁止されているという。今でもがん再発抑制の薬を飲んでいるという。そんな女性が今の日本には数多くいるのだろう。これでは日本の少子化が止まらない。

 

 国の税収が60兆円なのに、国民の医療費総額が43兆円を超えた。最新医療機器、新薬の開発にカネをつぎ込む。それなのに、国民が病気になった真因を探さず、真の対策を打たず、対処療法だけで誤魔化しているから、少子化が止まらない。対処療法を続ければ、関連業界が儲かるからだ。だから真因を突き詰めず、対処療法が止められない。

 がんは生活習慣病である。がんを治すのためには、狂った生活習慣を正せばよいだけなのだ。

 少子化が止まらなくて、その陰でカネもうけをしている輩が跋扈している。それが政府の官僚たちである。彼らは自分達の利権確保と天下り先の拡充に余念がない。

 

何故5  なぜそんな状態になったか?

  官僚に報国の精神、利他の精神がなくなり、公僕の意識がなくなったのが原因である。彼らはグローバル経済主義、拝金主義、利己主義の精神に犯されたのだ。それは日本の道徳教育、親の躾教育が間違っているのが根本原因である。

 大垣市の石田仁市長や近沢正市会議員などは、市民がコロナ禍で経済的に苦しんでいるのに、また市民が雇い止め等で困窮している時に、「ゴミ袋有料化」という増税を平気で押し付けてくる。これでは、経済の活性化も少子化の歯止めもできるはずがない。石田仁市長や近沢正市会議員などは市民、国民の敵なのだ。大蔵省、財務省、経済省の役人は国民の敵なのだ。利権に目が眩んだ鬼どもなのだ。

 

 元を断たなきゃダメなのよ。「三つ子の魂百まで」と言うように、幼児教育から直さないと、日本は立ち直れない。

 

2022-06-04  久志能幾研究所通信 2398号  小田泰仙

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2022年6月 1日 (水)

大垣市・ゴミ袋有料化の真実

 

 ゴミ袋有料化は、コロナ禍で売り上げが減り、収入が減り、市民が生活に困っている時、一家庭当たり年間5千円の実質増税で、人的災害と同じである。石田仁市長はゴミ量削減という美名の下で、実質的な増税を行う。それの建前が、真実ではない。なにせ大垣市の家庭ごみは増えていないのだ。

 

 2015年から2019年にかけて大垣市民一人当たりのゴミ量は0.4%も減っている。しかし事業所から出るゴミ量は6.4%も激増しているのだ。増えたのは、行政が出すゴミと商業者が出すゴミの量なのだ。

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 「岡田まさあき市政報告 令和4年5月」より

 

  

節約で捻出

 大垣市の年度予算に対する寄付金額総額は7億円。岐阜市のそれは2億円。岐阜市より5億円も多い寄付金を使えば、3億5千万円の増税は不要だ。

 

     令和2年度

      一般会計収入    うち寄付金額 比率

 大垣市    603億6000万円  7.24億円  1.20%

 岐阜市   1790億1000万円  2.10億円  0.12%

 多治見市   417億5368万円  0.64億円  0.15%

 高山市    422億3779万円  0.06億円  0.014%

 刈谷市    607億8000万円   0.02億円   0.003%

 高崎市   1655億2000万円  1.30億円  0.078%

 

 増税するより、議員の給与と県下一高い市役所職員の給与を下げればよいのだ。(2021年の給与までは県下一の高額)。

 給与をもらうなら、成果に見合った額をもらうべきだ。大垣市役人は、働きが悪く、岐阜市より2倍も都市の価値を没落させた。この20年間で大垣市は公示地価が50%以上も暴落した。岐阜市はその下落額が大垣市よりはるかに少ない(岐阜市は公示地価が約36%下落)。名古屋市は逆に1.45倍も公示地価が上昇している。大垣市役人の無能さの証明である。

 公示地価は市場が神の如く評価をする行政の通信簿である(神様、ウソつかない)。松下幸之助翁は、「市場は神の如くの評価をする」と言った。

 優秀な行政をすれば、都市の価値が上がり、公示地価が上がる。要は大垣市の役人は給与をもらい過ぎなのだ。それを減らせば3億5千万円などすぐ捻出できる。

 

大垣市の地価推移(2001年以降)

 2001年の地価を100として2018年の地価は

  (公示地価、基準地価の総平均)2001年より小川敏氏が市長就任

 大垣市  49.5

 岐阜市  64.4

 一宮市  75.0

 名古屋市 145.1

 大府市  90.2

 刈谷市  107.2

 安城市  99.0

 岡崎市  94.3

 

 

 元はと言えば、身分不相応な豪華絢爛たる大垣新市庁舎を建てたので、金が足りなくなったのだ。豪華な新市庁舎を建てれば、その維持管理費が増大する。大垣市新市庁舎は岐阜市のそれより2割も豪華で、将来の人口減を「大垣未来ビジョン」で宣言しているのに、それと矛盾した新市庁舎を建てたて為に騒動なのだ。カネが足りなくなり、カツアゲ先を探した結果である。

 本来、無駄な経費の多い大垣新市庁舎の運営費を下げるべきだ。無駄なIT化設備、駐車場の閑な整理員等の無駄ばかりの大垣行政である。

 

新市庁舎費用 負担金比較

       人口  新市庁舎費用 負担金    年間税収

                 市民一人当たり  一人当たり

 大垣市   159千人  126億円  79千円   386千円

 岐阜市   406千人  266億円  65千円   398千円

 各務ヶ原市 145千人   83億円  57千円

 多治見市  107千人   52億円  48千円

 刈谷市   140千人   84億円     60千円   434千円

 

 

徳なき為政者

 ゴミ袋有料化は、コロナ禍で売り上げが減り、給与が減り、市民が生活に困って弱っている時、それに追い打ちをかけて増税で市民を苦しめるとは、市長失格だ。市民に寄り添わない市長など市長失格だ。徳のない市長はその座から追うべきである。

 次回の選挙では、石田仁市長と近沢正市会議員に投票してはならない。

 近沢正市会議員は「ゴミ袋有料化推進委員会」の委員長である。

 

2022-06-01  久志能幾研究所通信 2395号  小田泰仙

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