2019年1月20日 (日)

高い精神文化で世界をリードせよ

芸術は心の豊かさ、徳人の教養

 芸術の世界は儲からない。芸術は金がかかる。金を稼ぐなら、芸術の世界に入らないことだ。芸術につぎ込む情熱を、起業、経営、宗教狂祖の技につぎ込めば、誰でも成功する。ピアニストでも、毎日、8時間、10年間練習を続けないとモノにはならない。それだけの精力を別の面につぎ込めば、何でも成功できる。ところが芸術は、努力だけでは何ともならない面がある。好きでないとやれない世界である。

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河村義子先生も、音楽活動で、お金に苦労をされた。音楽活動は、音楽家の情熱以外に、スポンサーがなければ成り立たない。演奏会活動で、大垣市内の企業の多くに協賛金をお願いして、やっと音楽の活動を回していた。最近の企業経営の厳しさから、文化関係の寄付などの経費は、真っ先に削減の対象である。協賛してくれる金額面でも厳しいものがある。女性ピアニストなど女性の演奏家は、衣装にもお金がかかる。演奏会では、同じ服装はできないのです。

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コンサートで一人3000円のチケットでも、300人のホールに満席で、やっと売上90万円である。ドイツから3人の演奏家を呼べば、交通費・宿泊・日当で、軽く100万円はかかる。ホールの使用料、ピアノの利用料、練習の部屋の料金、通訳料、宣伝費、販売経費等を計算すると、演奏会ビジネスは赤字である。有志のボランティア活動で成り立っている。それを補うのは、企業のスポンサーや個人の寄付である。

 

芸術はスポンサーが必要

 その昔、私がヤマハジャズクラブでスタッフとして動いた時、ジャズコンサートがいかに儲からないかを実感した。ジャズコンサートで東京からジャズ演奏家4人を呼んでも、観客はせいぜい150名。チケット価格2500円で、総収入はせいぜい40万円程度。その中で、交通費、宿泊費、ホール使用料、打ち上げ費用等を賄わねばならぬ。4人のジャズ演奏家は2日間拘束されて、一回に10万円の金にもならない。これではジャズ演奏家の生活が大変だ。好きでないとやれない。ヤマハジャズクラブが運営できたのは、岡崎の内田病院の内田修先生のバックアップがあってできたこと。内田先生は、内田病院の病室を宿泊宿として提供、食事の提供もされてジャズメンバーをもてなした。だから内田先生は日本のジャズの父と呼ばれた。

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ルネッサンスの時代でも、メディチ家のように有力なスポンサーがいて、芸術家が活躍できた。それは現代でも変わらない。だから行政や企業が芸術を支援しないと、その都市の文化は育たない。

大垣市は、その点で、その支援が皆無に近い。芸術に理解ある市長に変わらないと、大垣市に文化は育たない。今の大垣市長ほど、芸術に理解のない市長もめずらしい。それでいてあさましい水饅頭の共食いのような下劣な行事には熱を上げる。

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子供たちに芸術を触れさせないと、拝金主義、成果主義に染まった人間が出来上がる。それでは日本の精神文化が崩壊する。それでは日本が未来に韓国中国の門下に下ることだ。日本は次の世代には、世界の精神文化のリーダーとして、世界に貢献せねばならない。それが日本の使命である。私はそれに貢献するための一灯になればと頑張っている。今のままでは死んでも死にきれない。

 

2019-01-20     久志能幾研究所 小田泰仙

 著作権の関係で、無断引用を禁止します。

累計6万回の閲覧達成

 お陰様で、本日の午前1時前に、累計閲覧数6万回に到達しました。記事数は1015件、ブログ開設以来604日目の記録です。皆様の閲覧にお礼を申し上げます。

2019-01-20  久志能幾研究所 小田泰仙

聖観音菩薩が観る声

 聖観音菩薩とは「音」を「観る」佛様である。人はご縁(人・事件)にぶつかったり、すれ違ったりすると衝突音や摩擦音を発する。その音は自分の人格のレベルによって発する音が違う。衆生の助けを呼ぶ声を聞き分けて、助けに駆けつける佛様が聖観音菩薩様である。心を澄ませて聴けば、声なき声が聞こえてくる。万物は声なき経を唱えている。

 その声が聴こえないのは、目が曇っているからだ。心が汚れているからだ。心がねじれているからだ。強欲を持った目で見るからだ。世の中で一番佛に近い存在が赤子である。赤子の純真な心は素直である。松下幸之助翁は、経営者に必要な要素を「素直な心」と断言している。素直な目で観れば、物事の本質が見えてくる。その事象が発している声が聴こえてくる。それが聴こえる聖観音菩薩様のような存在を目指して、日々精進をしていきたいと思う。

 

ご縁の音

 ご縁に出逢って、どんな音が観えたのか、自分はどんな反応を示したのか、その出会いの音を、もう一人の素直な自分の目で観ることが人としての成長である。人は皆佛性を持っている。事件の遭遇したときその佛性が明らかになる。そこに裸に自分の姿が明らかになる。いくら小手先の労をこねくり回しても、自分の人格のレベルを上げない限り、自分の作品に艶は出てこない。格を上げない限り、社会と不協和音を響かせる結果となる。心の中に佛心も鬼心も備えて人間である。佛と鬼の境界をさ迷う心を澄ませて事象を観れば、世間の音が観える。素直な心を持たない限り、人格を上げない限り、声なき音を観られない。無私の心と高い見識から徳や悟りが生まれる。やるべきことを済ませて、あの世には無心で逝きたいものだ。

 

衆生の声

 この5年間も師事した河村義子先生の言葉の節々に、死を示唆する声があったが、私にはその声を観る力がなかった。今回の河村先生の訃報で、つくづくと己の未熟さを思い知った。それを知っても、病気に対しては無力な己である。今まで一期一会の姿勢で、先生の活動の姿を記録に残せたのが慰めである。そういうご縁を頂いただいたことに感謝である。

 

人の一生

 人はん坊で生まれ、春を謳歌し、金の壮年を過ごし、髪の老人となり、子のようになって暗黒の死を迎える。加齢により色が変貌していく様は、生き物の無常を表す。無常の声が聴こえるようになると人間として完成が近い。

 

人は皆、菩薩

 菩薩とは、仏道を極めるために修行途上の佛様をいう。聖観音菩薩様も人格(佛格?)の完成を求めて修行を積む。人間界の我々は修行を積んで、よき終末を迎えたい。この世で地獄の業火に焼かれて身を焦がすよりも、人生最後のプロセスで、背負った心身の業を少しでも落として逝きたいと思う。

 人生飛行の着陸には、余分なものを捨てて身を軽くしないと、重すぎて着陸に失敗する。人生の最期を有終の美で飾るため、美しい姿勢で着陸したい。

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   大仏師松本明慶先生作  聖観音菩薩像 楠 1尺

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2019-01-18 久志能幾研究所 小田泰仙

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2019年1月19日 (土)

河村義子先生の葬儀

 気持ちの整理が少しできたので、河村義子先生の葬儀の模様を報告する。2018年12月26日、河村先生のお通夜の日、開始の2時間前に、何かお手伝いをしようと会場に到着した。しかし葬儀社が全て対応しいて、やることがなかった。それで関係者が来るまでのおよそ1時間弱を、義子先生の眠る棺の近くで、静かに先生と過ごした。それは結果として良かったと思う。棺の蓋が開けられていて、お顔を拝ませていただいた。やつれはされていたが、穏やかな美しいお顔であった。

 

病状

 その会場に掲示されたご子息の挨拶文で、先生が5年前にガンが見つかり、手術をするとピアニストとして活動できなくなるので、最後までピアニストとして生きる決意をされ、手術を拒否されたことを初めて知った。だからほとんどの人がそれを知らず、突然の訃報に呆然とした。

 河村先生の場合、体力的に抗がん剤も使えなかったという。河村先生は菜食主義で、ご子息へのおやつも手作りをされていて、健康には人一倍気を使ってみえたのに、残念でならない。

 

最後のメール

 私は、11月17日の先生からの「退院しました。30分のレッスンを再開しました」のメールを受けて「体調が戻られたら退院お祝いで一席を」と返信したら、12月16日になって

「それが、、Uターンです。またお近く通られましたらのぞいてください。クリコン、撮影などありがとうございました。病院でもみれるようにポータブルのものを買いました! やはりまだまだブルーレイは広まってないようです。^^大垣のもの、お待ちしてます。私の自宅へおくってくださる?」

とメールがあり、その病院が先生宅の近所で、文面からそんな緊急事態とは夢想だにしていなかった。それが最後のメールとなった。12月25日に突然の訃報で茫然自失である。

 先生が入院されても、相手が女性なので、男性の私が病室を見舞うはやはり抵抗がある。いまにして、やつれた死期を悟った先生も、そんな姿を知人に見せたくなかったはず。今まで一期一会で5年間をお付き合いできてよかったと納得している。大病をされた女性の方によると、お見舞いは男女を問わず嬉しかったという。今回はご縁がなかったと納得している。

 

先生の遺言

 「湿っぽいお葬式はイヤ、明るく音楽で送って欲しい」が先生の遺言であったそうで、結果として先生に相応しい立派な葬儀となった。参列者もお通夜で350名、告別式で650名の芸能人並みの多さで、会場が大混雑で大変であった。

 祭壇も遺族の方と相談して♪のデザインの素晴らしい形となった。私はこんなデザインは初めてみて先生に相応しいと感心した。

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 お通夜では、親友の天野千恵さんのバイオリンと内藤先生の電子ピアノで、G線のアリアを、河村先生のお顔をみながら語り掛けるように弾かれた。思わず目頭が熱くなった。

 どういう因果か、私は空いている来賓席に座らされて、その模様を至近距離で撮影するご縁を頂いた。20年後にその写真を見ると、仏縁に感謝だと思う。 

先生を偲ぶ部屋

 感心したのは、別室で「先生を偲ぶ部屋」が設営されていたこと。そこで先生の生前の活動記録が展示されていた。私の知らないことが多くあり、先生の活動の多方面ぶりを初めて知った。ビデオも放映されていた。

 その展示物を見ていて、先生の活動ぶりの写真集を展示することを思いつき、お通夜から帰宅して、大慌てで撮りためた8000枚余の写真の中から、40枚ほどの写真を抜粋して、A4判カラーでプリントして、クリアファイルに納めて「先生の想い出写真集」を作成した。それを翌日の告別式開始までに「先生を偲ぶ部屋」に展示をした。同時に、河村先生の活動に関する私のブログ記事30通を印刷して、同じくクリアファイルに収めて、並べて展示をして弔問客に見てもらった。作業は深夜までかかったが、先生の供養としてよかったと思う。この二つの資料を基に、近い将来、関係者のために出版予定である。海外にも友人が多いので、英文併記の予定である。

 仏教では、葬儀で「友引」は根拠のない迷信である。私の菩提寺の住職さんから教えられた。火葬場が休日を取るための俗信だともいう。先生が亡くなられて、翌日がお通夜では、準備が大変であった。

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告別式

 告別式では、在りし日の姿をビデオで放映しながらの告別式であった。「明るく送って欲しい」との遺言で、サザエさんの替え歌を流しながらの葬儀であった。その替え歌は、門下生が先生の還暦祝いで、サプライズとしてサザエさん替え歌と贈ったという。その替え歌を流して先生のお別れの葬儀である。この歌は、微笑ましい歌詞で先生の人間味ある人柄を思い起こさせてくれた。「演奏に出かけたヨシコさん、♪ 眼鏡を忘れて慌てるヨシコさん、♪….. 愉快なヨシコさん♪」(文言は少しうろ覚えで正確ではありません)

 また葬儀社が、亡くなられて3日後が「友引」であるため、葬儀の日程が緊迫して、先生の写真関係の準備ができず困っているとの話を聞き、急遽、私のブロブを紹介した。それで葬儀社の方が、そのブログの中から、2018年1月13日のドレスデントリオ演奏会の写真をプリントして、2階の第二会場の壁に掲示して頂けたのも、よき功徳になったと納得した。

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2階の第二会場。側面の写真は2018年1月13日のドレスデントリオの演奏会の写真(著者撮影)

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サザエさんの替え歌を流して。スライドは先生の還暦お祝い時の写真。

出棺

 先生の出棺では、最愛の教え子達「子と音」の皆さんが、歌って踊りながら、明るく送り出した。でも子供たちは泣き顔である。私はお勤めとして、撮影を担当した。暗い会場であったが、演奏会撮影用のカメラsonyα9を所有していて幸いであった。想い出として良き写真が撮れて、CDに収めて皆さんに贈呈できた。今は悲しい記録であるが、10年後は良き想い出となるはずだ。泣きながら送り出したことが、先生への最大の供養である。ブログでは事情により、画質を落として掲載します。

 私は火葬場まで同行させていただいた。私は火葬場で、関係者の一人として最期のお別れをさせていただいてよかったと思う。灰葬は親族だけというので遠慮をさせていただいた。

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2019-01-19 久志能幾研究所 小田泰仙

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日本人のほとんど全員がガンになる

「ガン患者が99万5千人」は異常

ガン患者数

 「厚生労働省は16日、2016年に新たにがんと診断された患者数が延べ99万5132人だったと発表した。大腸がんがトップで、胃、肺と続いた。今回は16年施行のがん登録推進法に基づき、がん患者を診察した全ての病院と都道府県指定の診療所に報告を義務付けた「全国がん登録」に基づく初の公表データとなる。

 がんは日本人の死因第1位。公表された統計によると、16年に新たにがんと診断されたのは男性が約56万6千人、女性が約42万8千人で、合計で年間延べ100万人近くに上った。」(日本経済新聞2019年1月17日)

 

日本の出生数

 2017年の出生数は、過去最少94万6千人で、人口の高齢化を反映して死亡数は134万433人と戦後最多。

 

異常だと報道しないマスコミ

 99万5千人とは、およそ日本の生まれてくる人の数と同じ。なにかおかしい。つまり日本人のほとんどの人がガンになるという事実である。この40年間で医療費は4倍に増え、ガン患者は2倍に増えた。厚生労働省発表のガン患者数からいえば、日本人のほとんど全員がガンになるということだ。昨年、私は二人の師を亡くした。その一人の河村義子先生の死因はガンであった。

 

推定有罪

 私の推定では、その原因は現代の食生活と現代社会がギスギスしたストレス社会であることだと思う。食生活は、食品産業の利権が大きく、マスコミでの宣伝の大スポンサーになっているので、体に悪い食品でも、スポンサーに遠慮してマスコミも深くは追求しない。私は加工食品の氾濫ががんを引き寄せていると信じている。

 戦後、アメリカは太平洋戦争での日本の強さに恐怖して、二度と米国に立ち向かわないようにと、日本の精神文化を破壊する戦略で戦後を統治した。いま、その影響がボディブローのように出てきたのだと思う。それが原因で、利己主義、虐めの氾濫や、拝金主義万能の世界観を若い人に染めさせ、ストレスだらけの社会を作った。私はそれもガンの一因と信じている。

 我々は食生活の見直しと、日本古来の精神文化の大事さを見直したい。このブログでは、その危機感を背景に記事を書いている。

 

2019-01-18 久志能幾研究所 小田泰仙

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2019年1月18日 (金)

眉唾の「電気事業連合会のPR資料」

 ニューヨークタイムズの記事(Medical Scans Lead Some Hidden Lisks “The New York Times” SEPTEMBER 9,2012 )ではCTの危険性を警告しているが、電気事業連合会が出している「放射線を受ける量の比較」のPR資料(2011年)では、「100ミリシーベルト以下の放射線量では臨床症状が確認されていません」と説明がある。これはあくまで原子力発電を積極的に推進している団体の資料である。「臨床症状が確認されていない」とは一時的な臨床症状であって、長期間にわたる検証ではない。“The New York Times”の記事内容と異なる。電気事業連合会は原発に対して都合の悪いことは言えない団体であるし、放射能の危険を少しでもオブラートの包んで過小に説明したい団体である。同じデータでも、立場や見方が変わると、こうも解釈が変わる。

 この資料は、自分の価値観で広報データを正しく解釈する重要性を、教えてくれた。本多文洋先生とCTの話をしていたら、本データを教えていただいた。持つべきは師である。

 

電気事業連合会のPR資料(下図)

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「放射線Q&A」 電気事業連合会 2011.4 刊より

 電気事業連合会とは、電力会社9社と日本原子力発電、日本原燃、電源開発からなる組合である。発行は、2011年の福島第一原発事故の直後である。

 

偏向ニュース

 どんな資料も、自分の眼で資料を考えるべきだと教えてくれた。その後の原発事業でえげつない金儲けの実態が明らかになった。世にはフェイクニュースが氾濫している。新聞社、マスコミでさえも信用できないのに、天下り先の団体が作った資料など、色眼鏡で見ないと痛い目にあう。

 

師天王の護り

 自分の体という城は、自分で守らねばならぬ。世には外に出れば7人の敵がいる。回りは守銭奴、拝金主義の敵ばかり。佛の世界の高野山でも、大門には仁王様、中門には四天王が、高野山のご本尊を護っている。自分は、己が師天王になって己と家族を護れ。

 

2019-01-18 久志能幾研究所 小田泰仙

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2019年1月17日 (木)

医学的検査に潜む危険性

Medical Scans Lead Some Hidden Lisks

 

第6段落部

   Some of the newest uses of radiological imaging, including CT scans of coronary arteries to look for calcium buildup, have not yet undergone clinical trials. Experts have estimated that widespread use of coronary artery scans, which deliver 600 times the radiation of chest X-ray, could results in 42 cases of cancer for every 100,000 men, and 62 cases for every 100,000 women.

By JANE.BRONDY  “The New York Times” SEPTEMBER 9,2012

 

要約「CTは胸部レントゲンの600倍の放射能を放射して、男性10万人に対して42人、女性10万人に62人の割合でガン患者を発生させる」

 

 2014年12月25日、私は大垣市民病院で心臓のCT検査を受けた。検査機械はドイツ シーメンス製であった。検査後に担当医師に聞いてみると1億円以上もする高価な機器である。この業界は東芝、GE、シーメンスがしのぎを削って売り込んでいるという。操作性と性能の点でシーメンス製にしたとの事であるが、減価償却費が大変なようである。その分、患者を回してその費用回収しなければならないので、病院経営的に、医師はつい安易にCT検査を勧めるようだと、合点がいった。

 

CTの性能の限界

 CT検査はエコー検査の1/200くらいしか性能がないという。CT機器は価格もエコー検査器(1500万円程)の10倍である。しかしエコー検査は医師に経験と技術が必要のため、若い医師はエコー検査を避け、CT検査に走りがちである。(石井光著『医師の嘘』幻冬舎)

 

 自分の体を検査する機器の知識を持つことは、生きることには大事である。敵を知り己を知れば百戦危うからず(孫子)。己を知るための機器の知識は、人生を戦う上での基礎情報である。

 今回のCT検査を最後にして、いっそうの健康管理に努めたい。それがご先祖様へのご恩返しである。

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By JANE.BRONDY

“The New York Times” SEPTEMBER 9,2012

 

2019-01-17    久志能幾研究所 小田泰仙

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2019年1月16日 (水)

CTスキャンの仏心と鬼心

CT検査時には心拍数を抑える薬の服用等で撮影準備に1時間ほど要した。造影剤を注入するため一時的に体がカーッとすることが一瞬あり驚かされるが、別に痛みも無く撮影自体は20分ほどで終了した。人生の降りかかる事象は、その時は心臓ドキドキであるが済んでしまえば、何であんなに焦ったのかと思う事象と同じであった。

 

CТの被爆

3年ほど前、人間ドックでCTを受けることになっていたが、後藤悦夫先生からの情報(ニューヨークタイムズ)で、CTの被爆量は、普通のレントゲンの600倍であることを知り、急遽キャンセルした経緯がある。今回はリスクとメリットを天秤にかけて、あえてCTを受けた。結局は避けられないCTとのご縁であった。人生の勉強としてはよい経験であった。

Photo   馬場恵峰書

己に課せらた矩

 論語為政編は、人生のPDCAの言葉である。人生の節目の歳で、己がそのあるべきレベルに成長しているであろうか、自問自答すべきである。その答えは、人生皆我師として、回りの佛が教えてくれている。しかし自分が成長していないとそれに気がつかない。因果なものである。人生で一番知らなければならないのが己の持つ欲である。己に課せられた矩(おきて、きまり、法則、法度)とは何かであるかを自問したい。

 

CTスキャンは鬼門

 2012年当時、私は地元歯科医院からインプラント手術を勧められ、2012年9月18日10時からの手術を受ける段取りが進んでいた。日曜日に知り合いの佛様から連絡があり、インプラント手術の危険性を教えられた。それで、手術2時間前(敬老の日の連休明け火曜日、仏滅)に手術中止を決断した。休日のため医院に連絡が取れず、結果として手術2時間前にキャンセルする顛末となった。それでも無事キャンセルできて、神仏のご加護があることを思った。

 その時、成り行きとして次の来院予約を入れざるを得なくなり、仮の予約を入れた。しかし、刈谷総合病院で2次再検査(心臓のCT)と日程がダブってしまったので、それを言い訳にキャンセルをすることにした。それ以来、その歯科医院とは縁を切った。

 インプラントの中止決断では、馬場三根子先生からのアドバイスが大きかった。三根子先生からは、「インプラントを入れるとMRI検査が出来なくなる。若い小田さんは心して受ける様に」との助言を頂いた。今回2015年2月13日に脳のMRIの検査を受診するが、三根子先生の助言が大いに助かっている。

 インプラントの危険性は、カテゴリー「ma_経営診断♠インプラント」のブログ記事を参考にしてください。

 

CT検査のリスク

 CT検査の話を後藤悦夫先生(私の英語の師匠)と電話で話をしていたら、「CTはレントゲンの600倍の放射能を放射して、10万人に104人の割合でガン患者を発生させる」との記事が“The New York Times”に掲載されていること教えられた。早々に自宅の新聞の山から、その新聞を引っ張り出して確認した(次ページ参照)。また造影剤は腎臓を傷めるとの後藤先生からの注意があり、翌日のCT検査をキャンセルした。これもインプラントでのご縁から生じた佛さまからのご配慮のようです。ありがたいことです。

 後藤先生は一度、心臓が停止したが、緊急対応の手際よさと、担ぎ込まれた医療機関が心臓病で有名な病院で、その場に名医も待機していたという偶然にも恵まれて一命を取り留められた。つくづくと運のよさ、とりもなおさず人徳の高さを感じた。どれかひとつでも欠けていたら、もうこの世ではお会いできかった先生とのご縁であった。その時、心臓CT撮影で多量の造影剤が使われ、腎臓を傷められたとのこと。

 

病気は自分で治す

 医院は治療や検査はするが、病気を治しはしない。病気を治すのは自分の意思と体の治癒力である。過剰な検査や薬は、それを妨害する。過度な検査は新たな病気を生み出す。その治療でまた医者にかからねばならない。医師と製薬メーカ、医療機器メーカとの関係で、現在の病院は金儲けコンベアラインのケースが多い。医者通いは自分の体への設備保全である。その選択は、心して構えたい。

 

己の体はリース物件

 自分の体とはご先祖と佛様からのリース物件なのだ。平均寿命80年の契約が満期すれば返さねばならぬ。大事に使わないと落とし前を要求される。大事に使わないと、契約途中でも、返却を要求される。仏様の契約を裏切ると、慈しみの佛が借金取りのヤクザに変身するので気をつけたい。佛の顔も3度までである。

 

医学雑誌のデータ

 人の年間の許容X線量は、1ミリシーベルトである。胃透視でのX線量は、3ミリシーベルトである。CT撮影でのX線量は、10ミリシーベルトである。年間3回以上CTを受けると、ガンが発生する確率が顕著になる。

 

2019-01-15  久志能幾研究所 小田泰仙

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2019年1月15日 (火)

人生のCTスキャン

(コンピュータ断層撮影 Computed Tomography)

 年末の鬼酒とのご縁で倒れ、救急車を呼ばれてしまった。そのため循環器系の精密検査をする羽目になり、2014年12月25日のクリスマスプレゼントとして大垣市民病院で心臓のCTを受けた。その待合室に、CTスキャン説明ビデオが流れていた。これを見て、人生で遭遇する事件とCTの構成が良く似ていることに思い至った。思い起こせば、河村先生が逝去された日の正に4年前の出来事である。河村先生からレッスンを受け始めて半年後の事である。

 CTは放射線の放射銃が体の中心の周りを回転しながら対象の臓器に向けて撮影用の放射線を発射する。ドーナツ状のガントリ内に配置された検出器でその映像を撮影して、その情報をコンピュータで合成して三次元画像を作成する。

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CT適塾  http://www.ct-tekijyuku.net/basic/equipment/equipment001 より

 

佛のCTスキャン(師弟スキャン)

 人生で遭遇する事象(天災、病気、怪我、悪魔の誘い、試験、トラブル等)が、己の心の揺れる状態を行動に投影する。多くの事象が違った角度で、人生の節目毎に振るかかり、己の心が佛の光に照らされて明かになる。己の反応の様が心の円熟未熟度を露見させて投影される。それを己が真摯に診断して、今後の生き方の軌道修正ができるかどうかを、佛様が試している。それを「何で私だけが」と反論しては、人生ゲームで失格、退場である。

 自分は遭遇した試練にどう反応したのか、前と同じような事件の時とは対処状況が成長できたのか? 自分の対応は佛様から合格通知をもらえたのか? 事前に分かっていた試練に対する準備に覚悟があったのか? 自分の心の動きを分析すると自分の成長度合いが自明となる。

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人生のPDCA

 魂の成長のために、計画・実行・分析・改善(PDCA)を回さない限り人間としての成長はない。師は弟子の修行状況を全方角から診断して、弟子のために敢えてキツイ試練を与える。これが師弟スキャンである。そこに裸にされた己の心が現れる。

 今回の河村義子先生の最後の行動で多くの学びがあり、自分の心に投影されて、自分の課題と使命が浮かび上がった。また先生の真の姿が見えて良かったと思う。

 

話題閑休=師弟スキャン

 河村先生のご主人から伺った話では、義子先生の前世は、ドイツのガラス職人だという。知人の2人の霊感に強い人から、同じことを言われたという。これは1月11日に、河村家を訪れて義子先生の霊前のお参りした時、ご主人から聞いた。「いまごろ義子さんは、ドイツの空を舞っているよ」と言われて思わず納得してしまった。義子先生のガラス細工のような繊細な音楽を奏でる姿は、ガラス職人に合っているかもしれない。

 大垣の片田舎で活躍した一ピアニストとして、世界で著名なドイツの音楽家の多くの知人を持って活躍されたことは、奇跡みたいである。私は、ドレスデンやシュッツガルドのメンバーが、「ヨシコと演奏をしたいと言ってくれる」と河村先生が嬉しそうに言われたのを思い出した。生前の義子先生の活躍を「師弟スキャン」にかけると、その裏に潜む前世の妖精たちが垣間見える。これを信じるかどうかは、お任せです。

 

刺偵スキャン

 大垣行政の状況を「刺偵スキャン」かけると、大垣市行政の裏の姿、市の職員の本音、大垣行政のがん組織が明らかになった。

 組織が行う行事、政策、計画を色んな角度で投射すると、その組織の本音が浮かび上がる。小川敏市長が精力的に推進している市制100周年記念行事を多方面から照らして検証すると、市長は大垣市を衰退に導くがん細胞であることが浮かび上がる。がん組織は早期に摘出しなければ、大垣市の命が危ない。

 大垣行政の健康診断をしようにも、小川敏市長は、その会計報告をマル秘扱いにして平然としている。大垣市の外部組織もそれに便乗して、会計報告を市民に公開しないので、その外部団体予算に不正の匂いがプンプンである。小川敏大垣市長は、まるで人間ドックを前にして、便検査、尿検査、レントゲン検査、血液検査、内視鏡検査をかたくなに拒否している様である。重病で、推定有罪で、クロとしか断定できないのは自然の成り行きである。このままでは大垣市は病気発見の手遅れで、ご臨終である。私は何とかしなければと焦燥感で一杯である。

 

2019-01-14 久志能幾研究所 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年1月14日 (月)

河村義子先生の告別式で怒り心頭

 河村義子先生の告別式に参列して、大垣市職員の人間として礼を失した振る舞いに怒りが出た。告別式の最前列の来賓席に、市の関係者席として教育長、大垣市文化関係の長、市会議員席が設けられていたが、告別式の途中で4名が揃って退席して、真ん前のど真ん中の席が4つも空席のままになった。お通夜では350人、告別式では650人ほどの参列者で、2階の別室でモニターを見ながら、告別式に参列した人も多かったが、立って告別式に参列した方が大部分であった。

 そのポッかり空いた4つの空席が、大垣市関係者の恥さらしを象徴していて、私は怒り心頭である。「義理だけで来るなら、来るな」である。故人に不敬である。告別式の途中退席するなら、義理で出るなら、何も義子先生の亡骸の真ん前のど真ん中席に座らなくてもよい。義理で来るなら、代理が焼香のときに、皆と同じく並んで焼香だけして、退席すればよい。N県会議員は、いつも葬儀の最後まで滞在しておられる。それが人の道である。組織は頭から腐るというが、現在の大垣行政の痴走をみると、それが顕在化した事象である。

1dsc02958  河村義子先生の告別式 2018年12月27日

河村義子先生の貢献

 河村義子先生が企画した2017年10月のTIMM演奏会、2018年1月のドレスデントリオの演奏会、2018年9月のサラ・ディビスコンサートは、本来、大垣市制100周年記念行事でやるべき事業であった。この演奏会では、大垣の未来を背負う120名の子供たちを無料の「あしながチケット」で招待して、演奏会を開催にこぎつけた。子供たちは、その感想文で、感激の言葉をしたためた。それは「世界で一流の音楽を楽しむ会」の田中重勝さんと仲間達が走り回って実現した演奏会であった。

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 TIMMとリハーサル中

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 TIMM演奏会では、あしながチケットで120人の子供達を招待した。冒頭でベーゼンドルファーのピアノの説明を子供達の為にされる河村義子先生。2017年9月29日。大垣市音楽堂で。

大垣市行政の浅ましさ

 しかし、大垣市は、市制100年記念行事で、3億4千万円の金を業者にばらまくことで頭に血が上り、この大垣の文化を育成する音楽文化事業等には目も向けなかった。やったのは、あさましい水饅頭食い合いで、わずか2週間の命のギネス記録に有頂天になっている。そのわずか2週間後、市民税は一銭もかけずに、日大三島高校が大垣市の記録を更新した。大垣市は、市民税を使いまくり、市の職員や外部組織や、部長級職員まで総動員して数を辻褄合わせした。もう記録ではなくなったのに、いまだに未練がましく、その祝賀垂れ幕を市庁舎に飾っている。正気の沙汰ではない。恥さらしである。

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2018年6月3日 水饅頭の浅ましい食わせ合い

5p1120012 今だ2018年12月5日でも祝賀垂れ幕がかかっている。大垣市庁舎

  多分今日も掲示されたままのはず。

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大垣市はデズニーパレードで狂気の沙汰

 2018年10月7日のデズニーのパレードでは懇意の警備会社に600万円もばらまいている。デズニーのパレードには大垣市人口の2倍の30万人が集まったが、どう計算してもその多くは大垣市外の人間である。なんで僅か30分のパレードに、大垣市民以外の人のために大垣の市民税600万円を使うのか。TDL35周年と大垣市制100周年とどういう関係があるのか。それが、どういう付加価値を大垣の未来に与えたのか。

 

ドレスデントリオ演奏会

 この河村先生が企画した3つの演奏会開催で、大垣市の協賛が全く得られないので、仲間が力を合わせて、大垣市内の企業に協賛のお願いに回り、3つの音楽会を開催にこぎつけた。やってよかったと思う。

 ドレスデントリオの演奏会「ニューイヤーコンサート」は、TIMM演奏会を3か月前に開催したばかりで、市内の企業の協賛にお願いに行けないので、私が資金面で全面的に援助した。それでよかったと思う。

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ドレスデントリオ「ニューイヤーコンサート」

2018年1月13日 クインテッサホテル大垣にて

サラ・ディビス大垣公演

 2018年9月17 日のサラ・ディビスのピアノコンサート大垣公演では、河村先生の最後の企画となった。その演奏会後、招待された子供たちは、サラ・ディビスからサインをもらい、一緒の写真が撮れて喜んでくれた。そのサイン会は、当初予定されていなく、事務局がサラさんに今回の公演の趣旨を話したら、急遽、子供が好きなサラさんが子供たちにサインをすると言い出し、事務局はその会場準備で大慌てであった。それでも私は、カメラマンとして、サラさんと子供たちの交流風景を撮影できて、よかったと思う。この子たちが、大垣の未来を背負ってくれる。今にして、あれだけ河村先生が喜んでくれたワケが分かった。それが河村義子先生への餞となった。見苦しくもあさましい水饅頭共食いのギネスや大垣市の為に何も残らないTDLパレードよりよほど、大垣の子供達の未来のためになった。

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サラさんのサイン会に並ぶ子供達

 

大垣の未来

 今の大垣市体制では、大垣の経済や文化はご臨終である。なんとかしようと思う。それには皆さんの力がいる。私は一燈を掲げて、大垣を良くするため歩いている。それが万燈になれば、大垣市は変わる。このブログ記事を仲間に広めてください。

 

最期のレッスン

 私は以上を報告しなければ、大垣の子供達の未来の為に命をかけた河村義子先生に申し訳ないと思い記述した。

 河村義子先生は2018年9月16日に、余命1週間と宣告された。義子先生は、その後、少し持ち直して体の無理を押して後進のために12月9日までレッスンを続けられた。その最後のピアノレッスンに同席されたお母さんは、義子先生が辛そうではあったが、それでもプロとしてレッスン中はしっかりされていたという。レッスンは演奏会よりも、多くの気力と体力を消耗するのです。

 私は11月17日に、メールで退院とレッスン再会のお誘いを受けて、先生が回復されたと安心していた。当時の先生の状況を全く知らず、幸か不幸かそのレッスンを遠慮して正解であった。老いた私より、前途有望な若手に最後のレッスン時間を譲ったことになり、結果として幸いであった。12月25日、寂滅。河村義子先生のご冥福をお祈りします。

 

2019-01-14 久志能幾研究所 小田泰仙

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