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2021年9月

2021年9月20日 (月)

堪忍袋の緒を切り、「うるせい、この糞ばばあ」と怒鳴りつけ

 

 先日の日曜日、町内の公園の草取り行事があった。それに私が参加中に、83歳の老婆が寄ってきて、「おい、電灯保全係! あそこの街灯が切れている」とその老婆が私に命令調に指示したので、それを無視した。そうしたら、「あんた耳が遠いのかね」と言う。それで表題にように怒鳴り返した。

 堪忍袋の緒が切れたのではない。意志を持って切ったのだ。堪忍袋には無価珍という計り知れないお宝の知恵が入っている。それを放出するため、私は堪忍袋の緒を切り、「うるせい、この糞ばばあ」と怒鳴り付けた。

  何故か、その後が爽快な気分なのだ。何故、もっと早くこの叱りつけをしなかったのかと、反省までした。言うべきことを言わないと、相手は何時まで経っても愚人のままである。それは世のために良くない。その間、その洟垂れ婆が、害毒を社会に流しているのだ。住民の皆が迷惑をするのだ。上司としてド叱るのは義務である。

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老婆がボスとして君臨

 モノには言い方がある。頼み方がある。古希を超えた長に言うべき話し方ではない。それで、言い返した。そのくらいしないと人品卑しい老婆は目が覚めない。多分、それでも目が覚めないだろう。今まで町内老人会のボスとして君臨しているので、逆らう町内住民は誰もいないのだ。

 

 うちの町内には人品卑しい老婆が権勢を奮っている。私がこの町内に移住して、1年程、私が毎朝、出会って挨拶をしても、その老婆から全く無視をされ、挨拶の返しなどなかった。1年程、我慢したが、それ以来、私もその老婆を無視した。

 この老婆は、町内のボスとして老人会を取り仕切っている。私から見て、どうしようもない人間である。

 

自治会の公金

 町内自治会の公金さえ、自分達の町内老人会で使い放題である。会計報告もデタラメである。コロナ禍で行事が無くなり、金が余ったからと、「厚生費」という名目にして、めだたないようにして、老人会の全員に品物を配った。姑息なやり方である。予算内で金を使うのだから非難はされないが、守るべき道義からは外れている。その行動が常識という範囲から外れるから、異様に見える。

 町内の他の子供会、運動部会等は、コロナ禍で行事や会合が出来ず、お金が余ったからと自治会に返金している。それに比較すると、町内老人会の下劣さが目立つ。それでは子供会等に示しが付かないだろう。その指示をしたのがそのボス老婆である。その件もあり、私は腹に一物を持っていた。

 

老害

 このボス老婆は83にもなり、体が不自由になったのに、ボスの座を手放ささない。醜態である。やはりボスとは利権があるようだ。政治の政界でも同じだし、老人会の世界も娑婆の縮図のようだ。65歳以上は15%が認知症である。75以上は25%が認知症である。行動を見ると認知症まがいである。そんなボスに町内の老人たちは唯唯諾諾である。情けない。

 

老人が尊敬されるワケ

 昔は、老人は尊敬された。それは人数も少なく、仁徳あふれた人が多かったのだ。昔は、人品卑しい老人は、健康管理ができず、早死にしていた。ところが現在は、医療が進んで、どうしようもない下劣老人までもが生き永らえて、その数が溢れている。社会問題である。観察していると、その家の子供もその悪影響を受けているようだ。社会の大問題である。

 

敬老の日

 長く生きたからと言って、それが尊敬に値するわけではない。長く航海した船長は尊敬されるが、出航した後、嵐に襲われて湾の中で長く波に翻弄されても、長い航海をしたとはいえまい。狭い世界で権限を振るっても経験豊かとはいえないと同じである。

 9月20日は敬老の日であるが、現在の日本で敬老に値する人は少ない。新聞紙上では、老人の犯罪、痴行が連日報道されている。

 先日は勲章までもらっていた90歳の飯塚被告が、池袋でアクセルとブレーキを踏み間違えて暴走死傷事故を起こした。その非をトヨタ車の故障だと言って、自分の罪と認めない醜態を演じたばかりである。

 昔はそんなことはなかった。どんな社会でも2・6・2の比率で人が存在する。敬老に値する人格者は2割だけである。下の2割に相当する下劣な老婆が長寿会でボスになると、その会は悲惨である。他の老人たちは人格者だから、何も言わない。ボスのやりたい放題である。

 

対処

 老いたら、愚かな老人を他山の石として、自分の行動を省みたい。

 狂った老人は、社会の常識が認知できないのだから、幼児と同じである。怒鳴りつけて教えるしかない。情けない時代になったものだ。

 老人の認知症問題は、世界一の老人大国・日本の大きな課題である。

 

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  馬場恵峰書

2021-09-20   久志能幾研究所通信 2155  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年9月19日 (日)

悪性コロナ菌、ドンキ化して「客の声をガン無視」 

 

 3月31日に、アピタ大垣店の生鮮食品売り場で、スマホで会話をしながら、食品に唾を飛ばしながら買い物の品定めをしている主婦がいた。アピタ大垣店内には、そんな買い物客が多いので、事務局に住所氏名を明記して対策お願いの手紙をだした。しかし半年経っても改善もないし、その回答さえもない。顧客の声がガン無視された。それもコロナ対策の人の命に係わることでだ。

 3か月後くらいに、変化があったのは、歩きながらスマホの注意喚起だけである。それなら平和堂でも、JRでも、どこでもやっている。

 ユニー(アピタ)は2019年、ドン・キホーテの資本下に組み込まれた。それが病気の原因のようだ。

 アピタ大垣店の経営に、鈍気呆手の人命軽視ウイルスが侵入し、その猛威が営業姿勢に影響が出てきた。客の声「コロナ感染の危険あり」という警告をガン無視する症状である。

 

賊報 携帯狂のオバタリアン、コロナ菌をバラまく?

スマホに洗脳された狂母、コロナ菌をばらまく?

 

 

ガン無視体質の原因

 ユニー(アピタ)はドン・キホーテに吸収された。そのドン・キホーテの前社長は、株式不正取引で逮捕された。そんなレベルの社長の影響で、客の声など聴く気はない企業体質に染まっていたのだろう。

 組織は全てトップの器量で決まる。組織の荒廃の例では、日産のゴーン、倒産したタカタ、三菱自動車、民主党政権時代の鳩山や菅、大垣の市長しかりである。

 組織はそのトップ以上の格にはならない。

 国は一人の将によって興り、一人の将によって滅ぶ。

 歴史に刻まれた鉄則である。

 

吸収合併の悲惨さ

 会社が吸収合併されると、吸収されたほうは、惨めなものだ。相手の企業文化を押し付けられ、プライドをないがしろにされる。吸収合併後、アピタの社内には、社長が違法行為で逮捕されるような劣悪な社風がはびこったようだ。

 私もそういう境遇を味わったので、当事者の悲惨さがよく分かる。私の場合も、私の元職場の同僚の室長、部長クラスが、合併の5、6年後、ほとんど中国、欧州や外国に飛ばされた。建前は、現地のトップであるが、体の良い外払いである。合併相手の同じ仕事の室長、部長クラスは全員、国内勤務のままである。

 三菱東京UFJ銀行(現:三菱UFJ銀行)の場合も、吸収された方の銀行マンは、人間扱いされなかったという話をよく聞かされた。

 それほどに、企業文化は大きな影響をあたえるのだ。

アピタはドン・キホーテに吸収された

 アピタは2019年1月、ドン・キホーテに吸収された。ドン・キホーテの前社長は、2020年12月3日、株式不正取引で逮捕された。

 客の声をガン無視する社風は、金儲けの為なら客の命など知ったことではないというトップの影響なのだろう。

 ドン・キホーテの店内に入ると、異常な感覚に襲われる。私は二度と行きたくない。激安というには、ワケがある。ドンキでは、人の命も激安扱いである。

 

・キホーテ社長逮捕

 ディスカウントショップ大手「ドン・キホーテ」を運営するパン・パシフィック・インターナショナルHDの大原孝治前社長(57)が2020年12月3日、東京地検特捜部に逮捕された。

 「流通大手のユニー・ファミリーマートHDは18年10月にTOBを実施し、ドンキをグループ会社としました。大原はその計画が公表される前の9月、知人男性に自社株を買うよう勧めたとして、金融商品取引法の取引推奨の疑いがもたれている。最近は千葉にある自宅ではなく、赤坂の高級マンションで生活していました」(司法担当記者)

   週刊文春 2020年12月17日号

 

ドン・キホーテ、アピタを吸収

 ドンキホーテホールディングス(HD)は4日、総合スーパー(GMS)のユニーを完全子会社化したと発表した。保有していた40%の株式に加え、同日付で残る60%をユニー・ファミリーマートホールディングスから282億円で取得した。有利子負債を含む業績への影響額は精査中という。買収に伴い、ユニー会長にはドンキHDの大原孝治社長が就いた。

   日本経済新聞2019年1月4日

 

2021-09-19   久志能幾研究所通信 2154  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2021年9月18日 (土)

福禄寿の法(7)人生の勝利は長生きにあり

 

 人生の成功は福禄寿である。幸福になり、財を作り、長生きして、世の中に多く貢献するのが、人生の勝利である。人に喜ばれて、ありがとうと言われる布施の積善こそが人生の勝利である。それが福であり、人徳の蓄積である。積善の家には必ず余慶あり。

 

守銭奴

 それが人から恨まれて集めた金では、ありがたみがない。だから、金を沢山集めたのが人生の勝利ではない。隣国の総帥のように4兆円の財産を作っても、使う段になってから6年間も植物人間のままで人生を終わるのでは、福禄寿ではない。そのうえ死後に遺族の兄弟間で裁判沙汰の財産争いを作るようでは、醜態である。

 

過当競争社会

 また総帥は己の企業を成長させるため、苛烈なる格差社会と競争社会を造り出した。多くの技術を日本人技術者から秘守義務違反で強欲に吸い取り、その技術者を使い捨てにした。そんな負の手段で得た禄では、ロクでもない。

 

経世済民

 そもそも金を稼ぐ体制の「経済」とは仏語で、「経世済民」の略である。「経」とは、全ての人を助ける真理を束ねた紐のことである。「済」とは「救う」「助ける」という意味である。広く高くその真理を広めて、充実して民を助けていくとやり方を「経済」と言う。その点で、隣国の財閥企業がグローバル経済主義を極めて業界の頂点として君臨し繁栄したが、福禄寿からは程遠い境遇である。

 

命を削る

 福禄寿のためには長生きせねばならぬ。しかし苛烈なグローバル経済競争で命を削って金儲けに成功しても、短命になってしまう。隣国の自殺率は、OECD加盟国中で1位ある。自国の企業が世界一の企業になったことを誇っても、なにかおかしい。本末転倒の異常さである。

 親から頂いた寿命を全うできないのでは、「寿」と言えない。親から頂いた命を粗末にしては、寿は全うできない。死んでもいいから健康管理である。寿が無ければ、福も禄も成立しない。

 

石垣島旅行の挫折

 このコロナ禍のおり、友人の石垣島旅行の話題を思い出し、気分転換で石垣島に旅行する計画を思いついた。しかし、いざ予約をしようとして、自分の体力の低下が著しいことに気が付いた。それでこの計画を諦めた。現地について、体力不足で歩き回れなくては、行く意味がない。体力が無ければ、何もできないことを思い知らされた。

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 馬場恵峰書

2021-09-18   久志能幾研究所通信 2153  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

福禄寿の法(6)電話勧誘を撃退

 

福禄寿

 人生で一番大事なものは、自分の体である。それを継続させる単位が時間である。その時間を無為に奪うものは人生の敵なのだ。

 人生で大事なことは、自分の人生を包括する時間を大事にすること。それに無頓着では、人生が崩壊する。それでは福禄寿にならない。人生を豊かにするために時間の価値を再認識しよう。

 

殺時罪

 時間は命である。自分に関係ない勧誘電話を受ければ、一生の間で使える有限の時間(命)が無為に奪われる。殺時罪、殺人罪である。

 人と面会するのも、人に電話をするのも、どちらもその有限の時間(命)を自分のために頂いているのだ。その意識なき人を遠ざけるのが、幸せの道である。此の世で一番大事なのは時間である。

 命とはこの世で使える時間の総量である。

 自分の時間も、人の時間(命)も同じように大事にする。それが回り回って、福禄寿に繋がる。

 全ての行動で、「ありがとう」と言われない行動は、全て間違った時間の使い方である。ましてや、その行動が相手から怒鳴られたら、間違っていると反省しなければなるまい。それが分からなければ、その人も会社も終わりである。

 それを怒鳴って教えるのも人助けである。教えて上げなければ、相手は永遠に気が付かない。下記はその実例である。

 

ドン・キホーテからの電話

 今日、携帯に電話がかかってきた。「ドン・キホーテのUCSカードではお世話になっております」である。その後の話は保険の勧誘電話であった。固定電話には売り込みの勧誘電話が頻繁にかかってくる。しかし携帯電話への勧誘電話は、この20年間で初めてであった。私は怒鳴りつけて電話を切った。

 くつろいで考え事をしていたさ中、強欲な一方的な電話が、私の大事な有限の時間(命)を奪った。今時、電話勧誘など、強盗商売である。

 相手の女性は、かけた相手から怒鳴られるか、すぐ切られるのが頻繁なので、その因果を悟らねばならぬ。怒鳴りつけるは、私だけではないだろう。それだけ受けた側が激怒している。そんな商売を、上司からやらされる運命を自分で反省しないと、永遠に幸せにはなれまい。商売とは自分も喜んで売って、相手もそれ以上に喜んでもらって、世の中に貢献する。そうでなければ、悪魔の商売である。

 ドン・キホーテの前の社長は、株の不正取引で逮捕されている。社長と言えば、会社で一番偉く、一番影響力がある人物である。そんな悪事を働いて逮捕された社長が君臨した会社の社風が、良いわけがない。その悪風が社員にしみ込んでいるようだ。そんなドン・キホーテに吸収されたアピタの前途は暗い。

 

アサヒからの電話

 前日も朝日新聞から「朝日新聞の紙面が変わりました。ぜひ一度お試しください」との勧誘電話である。「俺はアサヒが嫌いだ。どこで俺の電話番号を調べたのだ」と怒鳴って電話を切った。これで2回目の勧誘電話である。新聞拡販を無差別電話で勧誘するようでは、朝日新聞も終りである。まず誤報を正しく謝罪・再発防止しないと始まらない。それがないから、朝日新聞も終りだ。何回も嘘の報道の罰を受けても、目が覚めない。オシマイである。

 

岐阜トヨペットからの電話

 1か月程前、岐阜トヨペット大垣北店から車検の案内電話がかかってきた。8年前、岐阜トヨペットで車検をしたとき、不愉快な被害を被ったので、それ以降、岐阜トヨペット大垣北店での車検を止めた。もう8年間も岐阜トヨペットに行っていないので、常識で考えればわかりそうなものだ。いまだに車検の電話案内、ダイレクトメールが届く。届いたダイレクトメールを処分するにも時間ロスである。

 二度ほど、電話口の女性にその事情を言って噛みついたが、それでも相変わらず、勧誘電話がかかってくる。その担当女性は、そのことを上司に報告しないようだ。電話勧誘して顧客から噛みつかれても、上司から言われたまま、黙って機械的に勧誘電話を繰り返しているようだ。そういうレベルの社員しか入社しないようだ。だから翌年も別の女性が、顧客リストを見て、電話をかけてくる。

 岐阜トヨペットは、そんな教育レベルの会社である。それで、上司への報告も顧客リストのメンテも社員の教育もやらない会社であることが分かる。そんないい加減な会社に大事な車検など、出せるわけがない。岐阜トヨペットは、それが分からないほど劣化した経営をしている。

 

2021-09-17   久志能幾研究所通信 2152  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年9月16日 (木)

福禄寿の法(5)パルスオキシメーターで懐を計る

 

 コロナ対策で、万が一に備えてパルスオキシメーター(血液中の酸素濃度測定器)の購入を検討した。量販店では入手不能であったので、ネットで探したらすぐ見つかった。問題はどの価格レベルの製品を買うかだけである。価格は1,268円から6万円程の製品が目白押しである。高いのは日本製で、その他のほとんどが中国製である。発注前に、どれを選ぶかで悩んでしまい、それで己の懐具合が見えてしまった。

 まあ妥当な線で7,800円の売れ筋製品を仮選定したまでは良かったが、それから考え直して悩んでしまった。

 

なぜこんなに安い製品があるか。

なぜ日本製はこんなに高いのか。

 

オキシメーターの位置付け

 オキシメーターは命にかかわるモノだ。オキシメーターを国防に例えれば、敵の外国から発射されるミサイルを検知するレーダーに相当する製品である。それの製品が仮想敵国製で良いのかを考えるべきだ。大袈裟だが、命に係わる製品である。外国製品を買えば、国内メーカが弱体化し、健康の国防(国内の経済、産業、雇用)が弱体化する。

 その問題は、先の新型コロナ騒動の初期でマスク争奪戦争において、世界的な大騒ぎでも明らかになった。マスク生産でも外交の武器になるのだ。マスクを自国内で供給が出来るか否かで、国民の命が左右される。国防の問題である。

 

食糧問題も同じ

 同じことが食料問題でも顕著になっている。現在は日本の自給率は40%を切っている。売国政治家は、工業で儲けて、食料は買えばよいと言うが、危機状態の時、近隣敵国が、食料を売ってくれるかは保証の限りではない。食糧輸出を制限すれば、日本は干上がり、危機状態に陥るのだ。危機状態では、食料は武器になる。だから欧米先進国の食料自給率は100%以上である。1970年当時のオイルショックの状況を食料危機に置き直して考えるべきだ。

 

コロナ死、ガン死、認知症の原因は同じ

 コロナ死は、コロナ菌と戦った免疫細胞の死骸が血管に詰まって、酸素を運ぶ血が流れなくなったのが原因である。

 がんの発症原因は、免疫力の衰退である。血管内部が飽食、悪食でプラークがたまり、血がうまく流れず高血圧となる。それで免疫酵素が毛細血管の末端まで行かなくなり、がんの増殖の原因となる。

 認知症の発症原因も同じである。血管の内部が飽食、悪食やジャンクフードでプラークが蓄積して、血管内径が細くなり、必要な酸素が脳細胞まで十分に行かなくなり、脳細胞が死ぬのが、大きな要素である。

 自分の人生がうまく行かなくなるのも、安いものばかり買うから、自分の考え方が貧乏くさくなり、前向きの行動がとれなくなった。人生が負のスパイラル降下になったのだ。そういう人間が増えたため、それが原因で国民を支えてくれる日本経済をじわじわと衰退したのが原因である。「風が吹けば桶屋が儲かる」と同じ連鎖が起きたのだ。

 

人は資源

 日本が、この30年間の経済戦争が敗れた一原因は、人件費を経費として、海外の安い労力を求めたことにある。それが今の家電業界の「敗戦」の一原因である。技術防衛をせず、機密情報がダダ洩れになったことだ。家電の敗戦は、労賃が安いからと、国内工場を海外に移転させたのが最大の原因である。人へ払うお金は、経費ではなく、投資なのだ。人が付加価値を何倍にもしてくれる存在である。

 

モノを買う意味

 どれを選ぶかは、自分の生き方を選ぶことになる。モノを買うとは、自分を買うことだ。モノを買うことで、自分の生き方を訓練している。安いものを買うのは、安物買いの人生の訓練をしている。そんな人生しか送れないことは情けない。何かが間違っていたと悟ることだ。

 安物買いは、日本経済の足を引っ張る拝金主義者の勢力を応援することになる。それでは将来、日本はますます貧しくなる。大河に一滴を注ぐつもりで、日本製を買うことを続けたい。

 血の巡りは、酸素を含んだ血が頭に回らないと、よくならない。日本経済も国内に血(お金)が回らないと、活性化しない。安い製品は、敵国の経済を活性化するだ。その分、日本の経済が負の活性化となる。いわば自分で自分の首を絞めている。それがこの30年間の日本経済停滞である。その責任の一端は、国の保安を考えず、安ければよいと考える国民にもある。

 

結論

 自分の歳を考えて、そんなにも長く生きられるわけではないが(精々37年?)、最期まで自分らしく生きたい気持ちを再確認した。

 結論として、2~3万円程の日本製を買うことにした。それが世の為、人の為、日本経済活性化に役立つのだ。

 

2021-09-16   久志能幾研究所通信 2151  小田泰仙

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2021年9月15日 (水)

白衣観音、オニの明慶師を笑顔に変える

 

 大仏師松本明慶先生は、仕事のオニ(魂)である。オニとは「鬼」が「云う」と書いて「オニ(魂)」である。私はこの10年間、全国のデパートで開催される松本明慶仏像彫刻展に、追っかけで走り回っている。その折、いつも松本明慶先生とツーショットの写真を撮らせてもらっていた。

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 オニ(魂)  松本明慶大仏師作

 

明慶先生の変身

 松本明慶先生は、当世の仏師の第一人者として、いつも威厳ある趣の顔でツーショットであった。しかし今回、名古屋・名鉄百貨店で開催された松本明慶仏像彫刻展(9月8日~13日)では、すこし勝手が違った。

 私とツーショットを撮る前、先生は婦人たちとの記念写真で、明慶先生はご婦人たちに「もっと笑って、笑って」と言って一緒に笑顔で写真に納まっていた。

 次に私とのツーショット時も、「小田さん、もっと笑って、笑って」である。この10年間で、こんなことは初めてである。私もいつもの真面目くさった顔を、今回は少し緩めて笑顔で写真に納まった。周りのお弟子さんたちも、明慶先生と私の笑顔をみて、素敵な顔ですねと世辞?を言う。

 

白衣観音のご指導

 聞けば、先生の白衣観音様(奥様・華明さん)から、「人生の後半になったのだから、もっと笑顔を見せて過ごすように」と、お叱りと言うか、お小言をされたようだ。今まで松本工房の統領として、40人の弟子の前では厳しい指導をするため、笑顔が少なく、顔つきも厳しくなっていたようだ。しかし、いま仏師として日本一の名声も得たし、後継者も成長したし、全国各地に大仏も数多く建立したし、高野山中門に四天王の納佛という大仕事もできた。それで華明さんが、明慶さんの行動を見かねて笑顔に関する助言されたようだ。

 

笑顔の力

 笑顔でいれば自然と仏様から愛される存在となる。笑顔で顔の筋肉を鍛えれば、幸運をつかむ力なる。笑顔は「顔施」といって、七布施の一つである。それで運命がよくなる。

 人は幸せだから笑うのではない。笑うから幸せになれるのだ。

 明慶さんの仏像の素晴らしさを見て、笑顔になれば幸せである。仏像を見て笑顔にならなければ、その出来が悪いというようなものだ。

 人は、人に恵むことで初めて救われる。幸せは、人から奪うことでは達成できない。お釈迦様は、托鉢でまわるなら、貧しい人の所に行きなさいと言われる。貧しいからこそ、ほんの少しでも人に恵むことで幸せになれる。それが顔施である。それが出来ないようでは、人生の成功はあり得ない。

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  馬場恵峰書

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私の顔😐  2011年9月13日 名鉄百貨店で

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私の顔😐  ‎2017‎年‎1‎月‎11‎日  富山の名鉄百貨店で

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私の顔😊 2021年9月13日 名鉄百貨店で

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 馬場恵峰書

2021-09-15   久志能幾研究所通信 2150  小田泰仙

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2021年9月13日 (月)

癌は佛様の化身。 佛様と出会い、生まれ変わる(2/2)

がんは佛さまの化身

 私はがんになって、船戸先生の指導でリボーン(生まれ変わり)ができた。がんに感謝である。リボーンせずそのままの狂った生活を続けていれば、別の病気で早死にしていただろう。

 がんは仏さまの化身である。仏様はがんに正しく向き合えと言っている。がんを患い、治療と再発防止を真剣に考えるとは、真剣に自分の生き方に向き合うことだ。自分に祈ることだ。病気を治すために自分に課した戒律を自分に百万遍誓うことだ。その誓いを守れないようでは、仏さまも味方になってくれまい。

 自分の戒律として、良眠生活、良食生活、加温生活、運動生活、微笑生活を誓っている。健康でなければ、何もできない。

 

戒律ある生活

 文殊菩薩は、宝刀で俗世間の煩悩を断ち切り、宝玉に詰まった知恵を授ける。多くの医師の知恵を借り(文殊の知恵)、その智慧を賢く選択して治療にあたる(普賢菩薩)。世の中の智慧は玉石混交である。自分の見識で一番正しい道を選ぶ事が、自分のまつりごと(御政道)である。

 真の宝物とは智慧である。我々が正しく生きるためには、「苦」が必要なのだ。人は必ず生老病死苦である。与えられた「苦」を昇華するためは、変わらなければならぬ。仏様は変えろと言われる。この世の全ては無常である。全てが無常であることは、「全ては変わる」、「全ては変えられる」。だから必然の変化(生老病死苦)に合わせて自分を変えればよい。それが仏様の教えである。

 自分を変えられない人は、時間が止まった状態である。それは死の世界。そういう人は、世を恨んで死んでいく。そんな人生を送ってはならない。

 

寂滅

 生は偶然で、死は必然である。ご縁も同じで出合いは偶然で、別れは必然である。我々は必ず死ぬ体を抱えて生きている。生とご縁を大事に労わりたい。生かされている以上は、人として志を高く掲げて、少しでも長生きして、少しでも多くの貢献を世に残したい。生かされた命を無為に生きてはならない。お釈迦様は死ぬ時に、あの世が有るとも無いとも言われなかった。だだ「精進せよ」とだけ言われて寂滅された。

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 虚空蔵菩薩 松本明慶大仏師作

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2021-09-13  久志能幾研究所通信 2149  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年9月12日 (日)

癌は佛様の化身。 佛様と出会い、生まれ変わる(1/2)

 

 私は3年前にがんをわずらい、手術、その後の治療で生死をさ迷った。その経過を今にして振り返ると、がんは佛様の化身であったと悟った。

 私はがんの手術後、がんセンターでの標準治療(手術後の抗がん剤治療)を拒否した。今までの知識で、抗がん剤治療だけは避けたかった。それでそれに代わる再発防止策を求めて、幾つかのクリニックを探し歩いた。ネットで高濃度ビタミンC療法にたどり着き、横浜のクリニックを訪ねて診療を受けた。その治療医院は地元にもあることが分かり、船戸クリニックにたどり着いた。

 そこでの治療は、高濃度ビタミンC点滴療法、加温療法であった。ただしこれは保険がきかないので、治療費が高額であった。そんなことは言っていられず、治療を受けた。

 私がかかった医師の中で、がんを自身で経験している医師はこの船戸崇史先生だけであった。それゆえに患者の身になって診察をしてくれた。

 

 その船戸崇史先生が『がんが消えていく生き方』(株式会社ユサブル刊 2020年 1400円)を出版された。その本を読んで、今まで私が各種の本を読んで納得し、実行している解答が集約してあった。これは良い本だ。その内容を下記に記す。

 

『がんが消えていく生き方』の要点

 外科医ががん発症から13年たって初めて書ける克服法

 死と向き合って私が学んだ大事なこと

 

 がんにならないためには、良眠生活、良食生活、加温生活、運動生活、微笑生活を送る、である。がんになる、治らないのは、その人の生き方(生活習慣)が邪魔しているだけ。それは南雲吉則先生の指導の「狂った食生活、狂った生活習慣をやめる」とほぼ同じ対策であった。

 

 がんになるとは、「今までの生き方が間違っていた」とがんが教えてくれた。現代の日本のがん医療機関では、がんの医療処置はするが、治してはくれない。治すの自分自身である。一般のがん医療では、がん部を切除して、再発防止として抗がん剤か放射線治療を施す。抗がん剤も放射線もがん細胞を攻撃するが、同時に正常な細胞も攻撃する。それは対処療法でもある。医師は真因を見つけてその対策をしてくれるわけではない。

 本当のがん対策は、がんにならない生き方に立ち返る事だ。生まれ変わって、がんにかからない正常な人間生活を送る人間になることだ。

 がんは貴方に「死ね」とは言っていない。がんは貴方に「命には限りがある」と教えてくれた。がんは「今のままの生活では、近いうちに死ぬよ」と教えてくれた。

 がんだって親元(?)が死ねば、がんも共に死なねばならぬ。がんは自分の正常な細胞が、必要に応じて異常に変化しただけである。その「必要」とは、狂った生活を元に戻すための警告である。

 それを「ガン部は手術で取り除いたので、後は今まで通りの生活でよい」と指導するのは間違いである。生まれ変わった気で、生き方を変えなければ、がんは再発する。がんになった原因をそのままにすれば、がんが再発して当然である。

 

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2021-09-12   久志能幾研究所通信 2148  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年9月10日 (金)

感染方程式とコロナ対策 お頭付き魚を多く食べる

 

 私はがんを患い、その原因を調査して、再発防止として下記の再発防止策を実行している。基本は免疫力の向上である。免疫力とは体力である。それこそが新型コロナ対策である。 

 

感染のメカニズム(私の推測)

〔新型コロナ感染攻撃力〕=〔単位空間中の新型コロナ菌の総数〕×〔接触時間〕÷(〔感染者との距離〕×〔感染者との距離〕

  A=V×T÷(r×r)

 これは熱量や放射線等の伝達式と同じである。コロナ感染も自然界の現象である。だから私は物理の式で表現できると考えた。

 新型コロナは、基本的に空気感染である。感染者と接触しても、この新型コロナ感染攻撃力に対して、自己の免疫力が閾値以上であれば感染しない。体内の免疫力がこの感染力攻撃以上であればよい。

 〔新型コロナ感染攻撃力〕は、漂う菌の総数に比例し、感染者との接触時間に比例する。そして感染者からの距離に反比例する。

 いくら〔新型コロナ感染攻撃力〕が弱くても、自分の免疫力がその閾値を超えれば、感染する。

 

新型コロナ菌の目的

 新型コロナ菌の活動も、感染者を殺すのが目的ではない。寄生して繁殖することが目的である。寄生先を殺しては、元も子もない。しかしそのコロナ菌が一時に大量に体内に入ってくると、自己免疫機能が働きすぎて、免疫細胞が暴走して、その戦った免疫細胞の死骸で血管が詰まり、死に至る。原子炉内の核の暴走と同じである。静かに燃えれば、原子力発電所として正常に機能する。

 だからその暴走が起きないように、静かに免疫機能が働くようにすればよい。制御された状態で、免疫が働くように体力をつくる。それが新型コロナ菌との共存である。

 此の世の自然界で、コロナ菌がゼロになることはあり得ない。日本中をクリーンルームに出来るわけがない。それを日本政府は、(血迷って)感染者ゼロにすると対策を取るから、収拾がつかない。自然界はウイルスとの共存を求めている。宇宙根源の理に従おう。

 

感染防止 

 この〔新型コロナ菌感染攻撃力〕を弱めるには、マスク、手洗い、3密を避けるの基本を実行すればよい。それに合わせて自分の免疫力(体力)を上げる取り組みをすればよい。

 外国からミサイルが飛んできても、それを打ち落とす防衛力(免疫力)があれば、国は守られる。防衛力が弱いと、たった1発のミサイルで都市が滅亡する。新型コロナも、それと同じである。

 私はこの30年間、風邪を引いたことがない。バカは風邪をひかない。インフルエンザワクチンも打ったことがない。風邪をひく間もなく、ひたすら仕事に励んだ? それで今の私がある。

 

私の対策

朝目が覚めたら、体温を必ず計り、記録する。長年続けている習慣だ。

 体温が一度下がると、免疫力が20%下がるという。

 体温を上げる食事、生活習慣に励んでいる。

 がんは低体温を好む。結核患者は体温が高いので、がんにはならない。

 

朝晩、お風呂に10分間浸かる。

 体温を上げるためである。がんは体が低体温になると発症しやすい。

 お風呂に入った後、冷たい水を浴びる。

 皮膚に刺激を与えることで、自律神経が活発になり、自己免疫力を向上する。長年、欠かさず実行している。今はやらないと気持ちが悪い。

 

朝起きたら、白湯を一杯。コーヒではない。白湯が体に優しいのだ。

 

お頭付きサカナ(ジャコ)を毎日10グラム食べる。

 ミネラル、ビタミンD等を摂取するためである。

 食品を食べるなら頭から尻尾まで食べるとよい。

 果物も皮ごと、ミカンも皮ごとである。ビタミンDががん予防となる。

 

 人を喰うにも、頭から尻尾まで皮ごとである。表面的な付き合いしかしないから、己の人を観る目が向上しない。尻尾まで食べれば、その人間の本性が分かる。尻尾を出させるのは、餌を目の前にぶら下げればすぐわかる。

 人を喰うのが一番健康に良い。だから喰えん人間にならないために、人間観察が必要だ。そのために目鼻舌がある。良く観て、よく嗅いで、よく味わってである。

 人に喰われるから、ストレスを被る。それががんの原因。人を喰うことで、認知症も予防できる。認知症になれば、コロナ対策なんてできなくなる。それは死に直結する。

 

キウイにヨーグルトを付けて食べる。それかトマトを食べる。

 ビタミンC、ビタミンD、繊維質の摂取である。ビタミン類は錠剤ではなく、自然に摂るべきだ。

 キウイは皮ごと食べる。皮にビタミンが多く存在する。

 ジュースは飲まないこと。果実をジュースにすると、果実の細胞が破壊されて、吸収が良くなりすぎる。そのため腸内ですぐ吸収されて血糖値が急激に上がる。それが血管内部を傷つける。だから果実は生でそのまま食べる。

 過剰な糖分は血管内部を傷つける。それが認知症にもつながる。

 

具だくさんの味噌汁を赤味噌で食する。

 徳川家康は赤味噌パワーで天下を盗った。私は八丁味噌を選択している。

 ニンジン、玉ねぎ、豆腐等を沢山摂る。

 

ご飯は一食で120グラム

 食べ過ぎが病気の元

 

毎日15時間のミニ断食

 午後6時に夕食を取り、翌朝9時まで一切食べない。内臓に悠久休暇を与えよう。内臓だって疲れている。

 

1万歩を目標

 これは目標で、このコロナ禍のおり、実現がなかなか難しい。

 

死ンデレラ・ボーイとして、0時には寝る

 カボチャの馬車が来る前に寝ることを心がけている。

 これも目標。なかなかに難しいが、目指している。成長ホルモンは22時から2時の間で沢山分泌される。それが傷んだ細胞を修復させる。それで免疫酵素も修復されるはず。

 

お風呂で全身のリンパマッサージ

 皮膚は0番目の脳である。それを刺激して、自律神経の活動を修復する。

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2021-09-10   久志能幾研究所通信 2147  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年9月 9日 (木)

二日酔いシャーロックホームズの推理、政治家の罪

 

 この30年間、日本は成果主義の強制展開、グローバル経済主義の展開、海外工場移設、金儲けで中国への進出、科学技術への投資抑制、人件費の抑制、教育費の抑制、増税等で政府や企業は迷走し金儲けに邁進した。その結果が、30年間も日本人の給与は全く上がらず、欧米のそれは2倍、3倍の上昇である。

 政府や企業の政策が間違っているとしか推理できない。シャーロックホームズが二日酔いの頭で考えても同じ結論である。この経済低の結論は、政府や企業の幹部は「金儲け・拝金主義」に洗脳されて狂ってしまった。集団錯誤、悪性メンタリティーに犯されてしまった、である。

 

日銀の罪

 この20年間、金融世施策一本やりで景気回復を目指してきたが、空転の20年間であった。東大等のエリート達この程度である。今必要なのは、金融政策ではなく、財政政策である。メンツと利権に迷った官僚には日本の景気は回復させることはできない。20年前と今を比較すれば、一目瞭然である。

 

 今日(9月9日)の日経の第一面は「日銀緩和頼み、空転の20年」の文字が躍る。そこに図示されたこの30年間の賃金の伸びグラフでは、

 米国 270、

 ドイツ 200、

 フランス 180、

 日本 105

である(1990年を100として)。

 日本の日銀政策が全く効果を出していないことが明白である。政治は結果が総てである。

 

 その記事で、日銀総裁へのインタビューで、総裁は「粘り強く金融緩和を続ける考えを強調した」とある。20年間も同じ政策をして効果が出ないのに、それが分からない頭脳だから、正しい政策ができるはずがない。

 経済学の教科書には、デフレ期の金融緩和政策は効果がないと明記されている。必要なのは財政政策である。だからこの20年間、間違った政策の為、全く成果が上がらなかった。

 

菅総理の罪

 日本のコロナ感染爆発事件も、その対策がオリンピック開催の前後で感染爆発が起きたか否かを見れば、その犯人は明白である。二日酔いで頭の回らない時のシャーロックホームズでも分かる単純明快な感染誘発殺人事件ある。菅総理の責任であるのは明白である。

 

麻生財務相の罪

 菅総理が行った増税で、その後で景気が激しく悪くなった。増税が原因であることは明白である。トランプ大統領は減税をして、アメリカの景気を良くした。シャーロックホームズ級の頭脳が無くても分かる論理である。財務省の利権が目的の増税であったと推理できる。

 

小泉純一郎の罪

 小泉純一郎が郵政民営化を唱え、関税障壁を壊した後、自殺者が年間3万人越えに激増した。それにつれて日本が壊れていった。小泉純一郎が「自民党をぶっ壊す」と言いながら、実際は日本経済を壊して、グローバル経済主義を推進した。それから、ごく一部の特権階級だけが利権を得る陰で、日本全体の衰退がはじまった。内閣の前後で経済の変化をみれば、誰が原因かは明白である。

 

竹中平蔵の罪

 竹中平蔵が非正規雇用を推進する環境を整え(派遣法の改正)、外国人労働者の自由化を促進した。派遣法とは、将来に正規社員になるはずの若者を非正規社員化する仕組みである。

 その派遣法の改正後、非正規雇用が激増して、日本人の全体の給与が下がり出した。非正規社員では給与が安いので結婚ができず、日本社会の少子化が進んだ。日本の若者を不幸にした犯人は、派遣会社役員の竹中平蔵である。彼はそれで不当な利益を得ている。

 なんでアジアの外人労働者に雇用が多くあって、日本の若者に雇用がないのだ。

 

小川敏の罪

 大垣市の衰退原因も、小川敏前市長の就任の前後で、大垣市の経済の衰退変化をみれば、その原因が小川敏の無為無策が原因だと推理できる。この20年の小川敏市政で、大垣駅前商店街の60%が店を閉めた。当時のお店で残っているのは、約20%である。小川敏はこの20年間で、大垣駅前商店街を殺し、幽霊通りにしてしまった。大垣市の公示地価は半分以下に暴落である。中部地区の他市はリニア景気で公示地価上がっているのにだ。その原因を特定するのに、名探偵は不要である。

 

2021-09-09   久志能幾研究所通信 2146  小田泰仙

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