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2021年9月18日 (土)

福禄寿の法(6)電話勧誘を撃退

 

福禄寿

 人生で一番大事なものは、自分の体である。それを継続させる単位が時間である。その時間を無為に奪うものは人生の敵なのだ。

 人生で大事なことは、自分の人生を包括する時間を大事にすること。それに無頓着では、人生が崩壊する。それでは福禄寿にならない。人生を豊かにするために時間の価値を再認識しよう。

 

殺時罪

 時間は命である。自分に関係ない勧誘電話を受ければ、一生の間で使える有限の時間(命)が無為に奪われる。殺時罪、殺人罪である。

 人と面会するのも、人に電話をするのも、どちらもその有限の時間(命)を自分のために頂いているのだ。その意識なき人を遠ざけるのが、幸せの道である。此の世で一番大事なのは時間である。

 命とはこの世で使える時間の総量である。

 自分の時間も、人の時間(命)も同じように大事にする。それが回り回って、福禄寿に繋がる。

 全ての行動で、「ありがとう」と言われない行動は、全て間違った時間の使い方である。ましてや、その行動が相手から怒鳴られたら、間違っていると反省しなければなるまい。それが分からなければ、その人も会社も終わりである。

 それを怒鳴って教えるのも人助けである。教えて上げなければ、相手は永遠に気が付かない。下記はその実例である。

 

ドン・キホーテからの電話

 今日、携帯に電話がかかってきた。「ドン・キホーテのUCSカードではお世話になっております」である。その後の話は保険の勧誘電話であった。固定電話には売り込みの勧誘電話が頻繁にかかってくる。しかし携帯電話への勧誘電話は、この20年間で初めてであった。私は怒鳴りつけて電話を切った。

 くつろいで考え事をしていたさ中、強欲な一方的な電話が、私の大事な有限の時間(命)を奪った。今時、電話勧誘など、強盗商売である。

 相手の女性は、かけた相手から怒鳴られるか、すぐ切られるのが頻繁なので、その因果を悟らねばならぬ。怒鳴りつけるは、私だけではないだろう。それだけ受けた側が激怒している。そんな商売を、上司からやらされる運命を自分で反省しないと、永遠に幸せにはなれまい。商売とは自分も喜んで売って、相手もそれ以上に喜んでもらって、世の中に貢献する。そうでなければ、悪魔の商売である。

 ドン・キホーテの前の社長は、株の不正取引で逮捕されている。社長と言えば、会社で一番偉く、一番影響力がある人物である。そんな悪事を働いて逮捕された社長が君臨した会社の社風が、良いわけがない。その悪風が社員にしみ込んでいるようだ。そんなドン・キホーテに吸収されたアピタの前途は暗い。

 

アサヒからの電話

 前日も朝日新聞から「朝日新聞の紙面が変わりました。ぜひ一度お試しください」との勧誘電話である。「俺はアサヒが嫌いだ。どこで俺の電話番号を調べたのだ」と怒鳴って電話を切った。これで2回目の勧誘電話である。新聞拡販を無差別電話で勧誘するようでは、朝日新聞も終りである。まず誤報を正しく謝罪・再発防止しないと始まらない。それがないから、朝日新聞も終りだ。何回も嘘の報道の罰を受けても、目が覚めない。オシマイである。

 

岐阜トヨペットからの電話

 1か月程前、岐阜トヨペット大垣北店から車検の案内電話がかかってきた。8年前、岐阜トヨペットで車検をしたとき、不愉快な被害を被ったので、それ以降、岐阜トヨペット大垣北店での車検を止めた。もう8年間も岐阜トヨペットに行っていないので、常識で考えればわかりそうなものだ。いまだに車検の電話案内、ダイレクトメールが届く。届いたダイレクトメールを処分するにも時間ロスである。

 二度ほど、電話口の女性にその事情を言って噛みついたが、それでも相変わらず、勧誘電話がかかってくる。その担当女性は、そのことを上司に報告しないようだ。電話勧誘して顧客から噛みつかれても、上司から言われたまま、黙って機械的に勧誘電話を繰り返しているようだ。そういうレベルの社員しか入社しないようだ。だから翌年も別の女性が、顧客リストを見て、電話をかけてくる。

 岐阜トヨペットは、そんな教育レベルの会社である。それで、上司への報告も顧客リストのメンテも社員の教育もやらない会社であることが分かる。そんないい加減な会社に大事な車検など、出せるわけがない。岐阜トヨペットは、それが分からないほど劣化した経営をしている。

 

2021-09-17   久志能幾研究所通信 2152  小田泰仙

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