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2020年4月

2020年4月25日 (土)

気を付けよう、詐欺メールと大垣市予算詐欺?(1/2)

ある詐欺師からメールと電話

 2020年4月14日、友人がメールを見て欲しいと言ってやってきた。そのスマホの履歴画面には「利用料金の確認が取れておりません。本日中に03-4574-4797NTTファイナンスお客様サポートセンター迄ご連絡ください。」とあった。

 常識的に携帯メールで料金の請求はありえない。お客様サポートなら0120-である。この大垣地区なら、担当サポートセンターは大阪である。だから市外局番03-(東京)はあり得ない。

 念のため、彼がNTTに問い合わせたら、「NTTはスマホの携帯メールで利用料金の請求などしません」との回答であった。常識的に、請求書は郵送である。

 その話を二人でしている最中に、なんとその相手から電話がかかってきた。それは優しい若い男性の声であった。友人は、「NTTに問い合わせた。あんたのメールは嘘だ。警察に連絡するぞ。」とカリカリして怒鳴りつけたが、相手は「どうぞご自由に」と人ごとのように冷静である。友人は対応するのがバカらしくなり、電話を切った。常識的に、お客様との料金請求電話の対応で、この状況で「警察に言うなら、どうぞご自由に」はあり得ない。男性が担当で電話をかけてくるのもあり得ない。この種の対応は女性である。

 

結論

 だから電話の主は「(詐欺集団の電話の)掛け屋」だと推定された。別に詐欺集団の親分がいて、電話主は一時的に雇われた電話担当なのだろう。だから電話主は若い男性(優しい声からして、気の弱い性格と推定)だと断定された。オレオレ詐欺の「受け子」みたいな存在だろう。

 

詐欺の採算分析

 常識的に詐欺だと分かる手口でも、1000軒に電話をすると、確率的に必ず騙される人が数人発生する。それは統計的に決まっている。だから詐欺の電話勧誘、ダイレクトメール勧誘が「商売?」として成立する。だから、いつまでもオレオレ詐欺の被害者が無くならない。

 1000軒に電話をして、数人でも引っかかれば詐欺商売として成立して、儲かるのだ。電話代も、かけ放題の契約なら、費用は僅かである。それと「かけ子」のアルバイト代だけである。黒幕の親分は表に出ないので、親分は捕まらない。捕まるのはアルバイトの「かけ子」、「受け子」だけである。

 今の時代、詐欺勧誘の電話をして、認知症の人に当れば簡単に騙せるのだ。楽なものだ。なにせ65歳以上は15%が認知症である。年齢を調べて電話をすれば確率15%、出鱈目に電話をしても5%の確率で、認知症の患者に当る。認知症の人は、孤独で寂しくて仕方がないので、電話がかかってこれば、喜んで対応してくれる。詐欺師はシメシメである。

 皆さん、お気を付けください。

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2020-04-25 久志能幾研究所通信 1548 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年4月24日 (金)

不幸は神仏とご先祖様の啓示

 不幸、失敗、不遇、病気、事故を神様とご先祖様の啓示として捉えたい。それを梃子に転戦しよう。それをばねに良い方向に運を向上させよう。事故、不運を善意に解釈しよう。事故には、善悪の意図はない。それを人がどう解釈するかだけである。

 There are no facts, only interpretations.

   事実はない。解釈があるだけ。  ニーチェ

 

 生き方を切り替えよう。考え方を切り替えよう。それで運を転換しよう。与えられた最悪の状況で、己はどう戦うのか、それを神仏は試している。神仏は親切である。今の与えられた運と仲良く「楽しめば」、次に良き運と仲良くなれる。愚痴を言っても「運さん」は変心しない。

 運さんを、命の限りを尽くして運ばねばならぬ。それを運命という。「運」とは、「軍(戦車)」を人生の岐路(十字路・シンニュウ)でめぐらせる、を表した象形文字である。

冬の時代は、力を蓄える時とわきまえ下へ下へと根を伸ばせ。

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 加藤梅香先生書  1980年頃

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 馬場恵峰書

 

命の恩人

 馬場恵峰師は小学校の時、教師から叩かれ、鼓膜を破られて耳が不自由になった。そのため軍隊に行かなくても済んだ。

 学校の指導で、恵峰師だけ熊本大学に志望校を変えさせられた。馬場恵峰師はそれに従った。学友は長崎大学に行き、原爆で命を落とした。馬場恵峰師は熊本大学に進学して、原爆から逃れられた。天の差配は人知を超える。

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 2012年12月14日 日中友好書画交流展にて  馬場恵峰書

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天之機緘不測

 「天之機緘不測」(菜根譚)、天が人間に与える運命のからくりは、人知では到底はかり知ることはできまい。「だからこそ心機一転、日々大切に、年々歳々、生き活かされる人生を大切に、余生を正しく生きよ」と恵峰師は力説される。

 人間の持つ生活模様の多様性が限度を超え、人生・生命観の実相、人間と動物を分ける生命の実相が、時代の喧騒の中で忘れられようとしている。恵峰師は、テレビ・スマホに代表される虚構上に舞う華やかな虚像に惑わされて、人間として大切なことを忘れているのではと危惧される。「時代の風潮に惑わされず、人間としての歩みを、一歩一歩しっかりと踏みしめて欲しい」と恵峰師は訴える。

     馬場恵峰卒寿記念写経書展写真集「報恩道書写行集」(久志能幾研究所刊)より

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レッドオーシャンからブルーオーシャンへ船出

 私が大学受験をした年、東大入試が安田講堂事件で中止になり、大波乱があった。東大に行く学生が京大に、京大に行く学生がその下の大学へとドミノ現象である。私はカスカスで国立に入れる学力であったが、その影響で国立大学の受験は全て失敗した。父の定年の関係で浪人はできないため、不本意ながら、私立大学に滑り込んだ。

 国立大学に行けない悔しさがあり、その巻き返しとして、最初から全科目、全優を目指し「仕事として」真面目に勉強をした。当時の大学生は、特に私立の大学生は、受験勉強から開放されて遊んでいた。その環境で少し頑張って勉強をすれば一番を取れる。それで特待生になって、授業料免除を獲得した。卒業式で総代として卒業書を受け取れた。

 私は団塊の世代の最後の年代で、受験戦争では四当五落の世界であった。それはレッドオーシャンでの血みどろの戦いであった。血まみれの海では、労多く、益が少ない。しかしブルーオーシャンでは、過当競争もなく、勝利を得ることが出来た。経営的にも、過当競争は非効率な戦いだ。非力な自分は、敵のいない所で勝負するしかない。並みの才能で、人より抜きんでるために、正面突破など愚かである。それが実証できて、良き学びの期間であった。

  

私の癌、塞翁が馬

 私は昨年、癌が見つかり、その手術をした。従容として、現時点で最善の方法を選んで、対応した。当時は失意のどん底に落ちた。覚悟を決めて葬式の段取り、戒名を決め、支払いまですませて手術に臨んだ。幸い、無事に手術もすみ、回復出来て神仏に感謝している。

 もし今、癌が見つかったとしても、手術をしようにも、新型コロナウイルス騒動で、医師達が忙殺され、手術をしてもらえないという。そうなれば、私の癌も手遅れになり、転移も発生して、今頃死んでいるかもしれない。

 そうなれば知人も病院封鎖で、お見舞いにも来られない。先の入院の騒動で真の交友関係が明らかになり、交友関係の良き「整理整頓」ができた。今にして、今回の癌の発見は、ご先祖が私に目を覚まさせるために授けた事象だと思う。結果として私の命を守っていただき、今までの狂った生活を見直すことができた。生かされた命を大事にして世のために使いたい。

4k8a02411s_2   馬場恵峰書

2020-04-24 久志能幾研究所通信 1547 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年4月23日 (木)

私の「ビジョンと公約」(大垣市長として)

大垣の未来に賭ける

 私は体を壊しているので、大垣市長選に立候補するつもりはない。仮定として市長選に出るなら、下記のビジョンと公約を宣言する。誰かこれを実行してくれる人の出馬を期待したい。

 この方針は、自分の人生経営と同じである。市の経営も自分の人生経営も同じである。小川敏は、反面教師の役を示した。

 

リーダの育つ環境

 一番いいものを見て、一番いいものの中で育っていないと、発想が貧困になる。これは芸道でも政治でも、仕事でも同じである。

 今の小川敏の最悪の政治は、貧困な発想で進められている。それは小川敏が、吝嗇の家庭で育ったからだ。彼の発想が下品なのは、お金を使うこと(投資でも)に対して罪悪との考えの環境で育ったためである。吝嗇が当たり前と思っていると、それが政治に出る。結果として、親が小川敏の教育に失敗したのだ。今の日本を覆っている閉塞感は、親が作り出している。

 だから大垣市民はこの19年間、小川敏の劣悪政治に襲われ、小川敏の詭弁に騙され、無為無策政治に洗脳されてしまった。安倍首相の政治も同じである。だから20年も失われた時代が続いた。

 狭い世間に閉じこもらず、障子を開けて広い世界に見聞を広めよう。世間には素晴らしい政治をする都市がある。素晴らしい市長がいる。福岡市の高島市長のように。

 

大垣の癌細胞を摘出手術

 とにかく、今の小川敏の6選を阻止しないと、大垣が利権集団、既得権利集団に乗っ取られてしまう。小川敏は、大垣の癌細胞も同然なのだ。小川敏が無為無策の無能政治でも、財界や議員達は自分たちの都合の良いようにやれるので(現状の利権確保)、現状維持の小川が一番良いのだ。だから大垣財閥が黙認している。その影響で、大垣市は癌に侵されるように、栄養を吸い取られて衰弱してしまった。

 その結果として大垣市だけが、この19年間、連続で公示地価が下落である。公示価格こそ、市場・世間からの評価である。小川敏市政への市場からの評価である。市場は小川敏を拒否している。このリニア景気で湧いている中部地区で没落しているのは、大垣だけである。

 大垣は危篤状態である。私は危機感を持っている。だから大垣市民に危機感を持って欲しいと、このビジョンと公約を作った

 

ビジョン

大垣市のグランドデザイン

 文化、ITソフト技術を基に中部地区の文化経済都市を目指す

 

文教の街 大垣を再興、教育立市を目指す

 今は文化・芸術どころの話ではない。小川敏がこの面の資金を止めたから、必然的に没落した。文化はその街の全体の成熟レベルを表す。貧乏では文化は育たない。イタリアのルネサンスは、裕福なメジチ家がスポンサーになったから芸術が花開いた。

 小川敏が、子供一人当たりの教育費を県下最低レベルに落とした。その昔、大垣市は文教の街、博士の街であった。それを復活させる。

 

新幹線駅を大垣に作る

 新幹線と養老線の交差点に新幹線駅を新設する。養老線を複線化、特急を走らせる。西濃地区から桑名、伊勢神宮への道を開くためである。リニア開通後、現新幹線に余裕ができて、新駅建設が可能になる。

 

大垣をソフト産業、知的財産産業の拠点にする

 ソフトピアジャパンを発展させる。大垣をIT開発の拠店にする。

 これからの時代は、知的財産の生産を大垣の主力産業にすべき。

 

ソフトピアジャパンの設備を更新する

 建設から年月が経ち、かなり設備が陳腐化している。現状では世界を相手には競争できない。

 

飛行場を大垣に作る(濃飛飛行場)

 揖斐川の上に立体の滑走路を新設する。名神高速道路の上も候補である。それで用地買収の問題が解決する。 巨大な飛行場でなく、小型のビジネスジェット機が飛べばよい。大垣のソフト開発拠点と世界の開発拠点を飛行機で結ぶ。今は数人の天才頭脳が、世界の技術を変える時代である。

 

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大垣市内の南北通貫の基幹道路を新設する

 道路こそが、経済の血液を運ぶ道である。今は南北の基幹道路が国道258線しかない。もう一本の基幹道路が必用である。船町交差点から、バイパスの国道21号線へのアクセスを作る。

 小川敏市政の19年間、一本も道路ができなかった。小川敏は政治力もない。道路建設には、中央政界への政治力が問われる。

 

大垣駅前の交差点を完全2車線にする。

 今の変則車線変更を修正する。地下道の入口を改造すれば、解決する。道路こそ、経済の基幹道である。

 

3p1090714   地下道の入り口があるので、2車線が1車線になってしまう。

 4カ所の地下道入り口を2カ所の集約すれば、車線が減少することが解消される。

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大垣美術館を新設

 文化都市のシンボルとして、汎用的な美術館を作る。芸事はまず形から。入れ物から。

 

公約

危機管理室を重要部署として位置付ける。

 今は火葬場の下の位置付け。窓際部署扱いである。まず市民の命を守る体制を万全にする。

 今の小川敏市政は、口先だけの安心・安全である。

 

7  大垣市の危機管理室は火葬場の下の位置づけ

P1070397s  新大垣市役所 危機管理室の隣が、市営墓地と犬の登録窓口

 

児童生徒の一人当たりの教育費を県下一にする。

 現在の県下最低の教育環境、教育費は、小川敏が画策した。

 その資源を、小川敏は自分達の給与に振り向けた。大垣市の市職員・議員の給与はピカ一で、児童生徒一人当たりの教育費が県下最低である。

 現状

 大垣市の教育は県下最低レベル

          一人当り予算   児童生徒数 

         千円  大垣100で   人

 多治見市    735    158    8,862  

 岐阜市     529    114    32,074  

 可児市     517    111    8,352   

 大垣市     465    100    14,400  

 各務ヶ原市   445     96    12,525   

 刈谷市(愛知県)918    197    11,120  

 

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学校のIT教育、設備を県下一にする。

 現在の小中学校のIT設備率は県下でも恥ずかしいレベルである。まず平均以下を脱して、県下一にする。

 小川敏は、その不都合から市民の目を逸らすため、新市庁舎のIT化と宣伝している。

 

教職員の給与を一般職のそれより25%高くする

 20年前に当時の田中角栄首相が法律で定め、教職員の給与を一般職よりも25%高くして、教員を集める法律を作った。田中角栄は子供たちの教育に、日本の未来を賭けた。

 しかし小川敏が大垣の教職員の給与を一般職より20%も低くしてしまった。 その資源を自分たちの給与に転用した。小川敏は、利己主義で自分達だけの未来に賭けたのだ。

 

 大垣市・岐阜市の職員給与

      一般職     教育職

 大垣市   665.62万円  529.61万円  2016年

 岐阜市   639.87万円  738.09万円  2014年

  給与.comより https://kyuuryou.com/city/212016/?nendo=2014

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小学校の教育に修身を新設

 心が新しい大垣を創る。明治維新は、江戸時代の町人の教育水準が世界一であったためである。

 

大垣の5Sを徹底する。

 清掃費に正しく予算を付ければ、大垣市街は綺麗になる。

   日本一汚いと噂のある公共のトイレを清潔にします。

 汚い理由は、小川敏市政が節約と称して、清掃費を削減しただけ。

プロジェクトの実行にPDCAを回す。

 大垣市中心市街地活性化計画は、大失敗であった。それは小川敏がPDCAを回さなかったからである。

 しかし東大卒という誇りが頭にある小川敏は、古い知識に執着して、絶対に自分の過ちを認めない。

 

児童を虐待しない政治を

 園児児童を一商店街の営利目的の行事(元気ハツラツ市や芭蕉楽市等)に駆り出さない。

 今は、毎月の日曜日の朝に、園児児童が商店街の営利目的で、踊りや歌に小川敏市長命令で駆り出されている。

 

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 炎天下36度の灼熱舞台上で踊らされる園児達。顔が火傷状態。

   見物の大人はテントの下

  2018‎年‎8‎月‎4‎日、‏‎10:10 大垣 芭蕉楽市 

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専任の副市長職を新設

 定例行事の挨拶は、副市長に任せる。

 市長は、付加価値のない行事に時間を使わない。市長は、その時間を大垣市の未来のための戦略立案に使う

 今の小川敏は、売名行為・自己宣伝のため行事の挨拶に執着している。その挨拶も出まかせで論理構成がない。

 

表敬訪問は受付ない

 それを岐阜新聞で掲載させるのは売名行為である。大垣市として、何の付加価値も生まない。成長が著しい福岡市の高島市長は、表敬訪問を受け付けない。

 今の小川敏は、自己宣伝のため表敬訪問に執着している。それは多選を目指しての事前選挙活動である。それこそ古い政治である。

 

 

寄付を強制する乞食行政は行わない

 今の小川敏は、自己宣伝で寄付とその記念写真を御用新聞社に掲載させることに執着している。

 

情報公開

 小川敏が作ったマル秘条令廃止する。市長として、オープンで説明責任を果たす体制とする。

 小川敏は不祥事に説明責任を果たしていない。市政100周年記念事業の会計報告、ドローン墜落人身事故、室村町アンダーパス水没事故、ギネス水饅頭事件、小中学校のエアコン設備率最低問題。

 

市民税を下げる。

 今は他市よりも大垣市の税金が高い。市政に無駄が多い。特に小川敏の気ままな発想の行事での浪費が多い。

 

大垣市民病院を安心できる病院にする。

 私が癌になり、手術をしようとしたら、知人から止められた。あそこでは殺される、と。だから愛知県がんセンターを選択した。

 

市会議員や市職員の給与を常識的な金額に下げる

 市民の年収レベルに合わせて年俸を決める。

 

子育てを支援する企業に税制優遇

 

教育長の任命権は、市長とは別にする

 今の教育長は小川敏の腰巾着で、子供のためにならない。

 

市長の多選を禁ずる条令を作る

 

天下り先の制限、年齢制限

 80歳近くで市の外部団体の長を歴任している職員が存在する。街の活性化を阻害している。若い人にその座を譲り、市の活動を活性化する。

 

市街地建設制限条令を作る

 駅前商店街の建設規制

  マンションは駅前通りの前面に建設禁止。一筋裏の場所にマンションを。

  京都市では当たり前の条令である。

 

マンション建設の許可は、住民が自治会に入ることを条件

 今は、駅前マンションの住民が自治会に入らない。その分、従来の大垣市民が損をしている。

 

分相応の政治

 市民の年間所得が全国平均以下なのに、市役所職員の給与がかなり全国でも上位にある。そのような非常識を行わない。市の行政は市民とともにある。

 

私の市長としての行動規範

市長の使命を自覚する

 何に己の命を使うのか

 

市長は部分最適より、全体最適を目指す

 

現地現物で動く

 問題が起これば、現地現物で対処。

 自分の足で現場に行き、自分の目で確認し、状況を完全に理解する。

 

5回の何故を繰り返す

 5回何故なぜを繰り返し、真因を見付け対策を打つ。対処療法は避ける。

 

プロセスの見える化を市民に示す

  密室政治を止める

権限移譲をする

 市長は万能の神ではない。権限移譲をして、本来の使命に集中する。

 

正直と熱意で

 私が人を評価する指標は、正直で、熱意があるか、の2点。そういう人材を登用する。今の小川敏の側近は腰巾着ばかり。

 

ウソは言わず、数値で語る。政治は結果が総て。

 数値化できない公約は言わない。

 それで「その政策で、なんぼ儲かるんや?」を徹底。

 

お天道様に恥じない政治を

 

目的と手段を明確にして行動する

  小川敏は市長になることが目的であった。だから何もしないことで、失点をなくして長期間君臨した。

 

減点主義の政治から挑戦の政治に脱却

 私は9割の失敗で、1割の成功で良いとして、運営する。そうしないと誰も挑戦をしない。失敗だと分かれば、すぐ撤回、軌道修正をすればよい。朝令暮改を是とする。

 

情報公開を

 

命が最優先の政治を

 

時間が命の政治を

 付加価値を生まない時間を市長の予定に入れない。

  寄付受領の記念写真

 

節約と投資の区別を明確にする

 教育への費用を経費と見た小川敏が大垣の未来をつぶした。

 教育費は経費でなく未来への投資である。  

 

PDCAを回す政治を

 事故や不祥事があれば、必ず再発防止をする。

  小川敏は、ドローン墜落人身事故、室村町アンダーパス水没事故、ギネス水饅頭事件、小中学校のエアコン設備率最低問題で、無口である。

 

 2020-04-23   久志能幾研究所通信 1546 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年4月22日 (水)

小川敏の公約達成度は零点以下 検証5「自立・安定」

目標値は詐欺同然?

 

公約5の検証

 この内容が全く不明である。とてもこれが公約とは言えまい。「自立・安定」の定義は何か。この数値目標は何か。それがないと公約の実行の検証ができない。数値目標が定められない公約は、詐欺同然である。これは後日評価できない精神論の誤魔化しの目標である。小川敏の常套の老獪な手口である。だから小川敏は「口先だけの番長」である。

 

マイナス価格

 現在、新型コロナウイルスの影響で、原油先物価格がマイナスになっている。つまり金を出すから、原油を持って行って欲しいとの状況である。経済が失速したので原油需要が激減し、原油が余っている。その保管の費用も膨大になっている。だからマイナスの価格となる。

 小川敏の公約達成度の成績は、それと同じで零点以下である。金を出すから、公約を撤回して市長を辞めて欲しい、である。

 

小川敏の公約「自立」の末路

 大垣の小中学校のエアコン設置問題で、大垣市は国に泣きつき、金を出してもらって整備した。それなのに、自立というのは、おこがましい。エアコン設置の整備が完了しても、その報告もない。小川敏は報連相さえ出来ない。よほどやましいのだろう。

 大垣市は、小中学校のエアコン設備が2.1%で県下最低レベルであった(2018年当時)。他市はほとんど100%の設備率であった。政治家として女子供を猛暑で泣かせるとは、政治家の風上にも置けない。

 いくら経費を節約して地方自治体交付金を少なくしても、大垣がこれだけ没落しては、本末転倒である。近い将来、自立どころか突然死である。

○●○財政の健全性に関する比率○●○
 「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」により、平成28年度決算に基づく「健全化判断比率(実質赤字比率など4指標)」と「資金不足比率」を公表します。
 いずれの比率についても、(1)自主的な改善努力を図る財政健全化計画の策定が義務付けられる基準、(2)国などの関与による確実な再生を図る財政再生計画の策定が義務付けられる基準を下回っています。
 なお、前年度に比べて実質公債費比率は0.3ポイント改善しましたが、将来負担比率は2.3ポイント悪化しています。

  大垣市のHPより

 

寄付の強要

 市民や企業に寄付を強要する姿勢で、自立もないだろう。小川敏が、岐阜新聞に寄付を受け取る写真を頻繁に掲載させる例は他に例を見ない。まさに乞食行政である。

  4月1日付の「広報おおがき」で「丸の内公園整備に伴う寄付金を募集」とある。なぜ新市庁舎建設費の中でこれを賄わないのか。要は、一人当たりの新市庁舎建設費が、県下一高いほど贅沢な造りにしたので、当初の予算では金が足りなくなったのだ。それを寄付に頼る小川敏の姿勢が問われる。それでなんで「自立」なのだ。公約違反である。

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以下は小川敏の公約

政策目標「地域活性化」と「子育て日本一」

大垣市長 小川 敏

 市長として3期目を迎えるにあたり、政策目標、数値目標を設定させていただきました。公約では漠然としており、マニフェストでは硬直的になり過ぎるため、目標を掲げさせてもらったものです。

 私は、大垣が秘める潜在力を引き出し、まちが飛躍し、市民が生き生きと輝き、安心して暮らせる都市づくりである「ダイナミックシティ大垣」を実現するため、その創造から進展へとさらなる段階に挑戦します。そのため、5つのまちづくりの重点目標を設定します。1番目に「地域活性化」、2番目に「子育て日本一」、3番目に「市民協働」、4番目に「安全・安心」、5番目に「自立・安定」です。今回は、特に重点を置く「地域活性化」と「子育て日本一」の概略を説明します。

 「地域活性化」では、まちの顔である中心市街地の活性化に力を入れます。そこで、奥の細道むすびの地周辺に「憩いとにぎわいの空間」を整備するほか、大垣駅南街区の再開発の促進、大垣駅南北自由通路や北口広場の整備など、大垣駅を中心とする南北一体開発を進めます。数値目標として、奥の細道むすびの地周辺を平成23年度までに、大垣駅北口広場を平成24年度までに整備します。また、新たな産業団地の整備やソフトピアへの企業誘致を進め、数値目標として企業誘致5件を実現します。さらに、豊かな森林づくりに取り組み、森林再生事業による間伐を400ヘクタール実施。市民に憩いと潤いを与える「四季の里」は、9か所から13か所に増やします。

「子育て日本一」では、保育園保育料の国の徴収基準額に対する軽減率35%を実現します。また、小・中学校の教育環境を充実し、耐震化率を65.5%から90%にします。

 以上、2つの重点目標を実施したいと思います。

平成21年5月15日号(2009年)

https://www.city.ogaki.lg.jp/0000003249.html

 

2020-04-22 久志能幾研究所通信 1545 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

小川敏の公約は大嘘 検証4「安全・安心」

小川敏に「安全・安心」を問う

市民は不安一杯

 大垣市ほど、安心して暮らせない都市はない。大垣は昔から水害に苦しめられて来た。しかし小川敏の意識では、安全・安心などは頭の隅にしかない。だから、本来、公約の第一番目に上げなければならない「安全・安心」が、付け足しのように4番目に位置付けられている。小川敏が安全を軽視している証である。市長は市民の安全を守る責任があり、それが最優先である。現実はその逆である。

 

ものの順序

 ビジネスでも日常の生活でも順序を間違えると、非常識者としてみなされる。焼香順を間違えれば、極悪人扱いである。焼香は一番血のつながりの濃い人からである。ビジネスでも、政治でも一番大事なことから話すのが、正し行動である。小川敏は、それさえできない。住む街が「安全・安心」でないと、街の活性化も子供の教育も出来ないのだ。経済活動にも支障が出る。

 

治水を放置

 大垣は水害に苦しめられている。小川敏が大垣の治水を放置したためである。自分達の給与にお手盛りをして、その予算を振り向けなかったためである。それでいて大垣市の税金は高い。それこそ公約違反である。

 だから台風が来て、大垣市内の基幹道路の水没事故が頻繁である。2017年の台風20号では、室村町アンダーパスが水没した。大垣駅前の地下道が水没した。久瀬川近辺も水害にあった。その対応でも業者任せで、市の担当職員も小川敏も全く現場に顔を出さない。

 大垣駅前の交差点の地下道も水没した。その修復も半年後の極めて遅い対応であった。それも市民の為に急ぐでもなく、「死のカメの池」の御披露式に合わせてのご都合主義であった。

事後の報告なし、再発防止なし

 室村町アンダーパス水没の原因も、非常用排水ポンプの動作確認の点検を怠ったためという話が伝わってきた。大垣市はその原因を公表しないから、真実なのだろう。だから小川敏は再発防止策も公表しない。なにが安全安心なのか、公約違反である。小川敏市政の隠蔽体質そのものである。

 

失態を美談に捏造

 その台風被害の後で、「広報おおがき」で市長と国会議員が視察に行きましたと大威張りの宣伝である。自分の不始末を美談に仕上げてしまった。厚顔無恥である。

 視察などせず、大垣の未来のために戦略を練る仕事に専念すべきだ。それを回すのが、危機管理である。事後の「それみよがし」の視察は無駄な仕事である。小川敏が、市長として、やるべきことがやっていなかった証である。

 治水こそが政治家の最大に仕事である。治水の失敗の歴史こそがその地方の財産である。それを小川敏は抹殺している。市長失格の最大の罪である。

 治水の保守管理費を節約だけの観点でケチるから、災害が起きる。たった一年だけ保守費をけっちても問題は起きない。それが19年間も続けるから、天が牙を剥くのだ。 

P1090449s

P1090451s   現場に業者は来ていたが、大垣市の担当者は誰もいない。

  2017年10月23日 室村町アンダーパス

Scan0165  「広報おおがき」で水害視察を美談に仕上げる

 

市庁舎に非常用電源なし、危機管理体制なし

 2018年、台風20号が中部地方を直撃した時、私が町内の非常事態で市役所に電話をしたが、市庁舎全館停電で職員がその対応を出来なかった。担当者は「今、市役所は停電で、貴方の町の地図を懐中電灯で確認していますが、暗くてよくわかりません」と悲鳴に近い応答であった。大垣市役所に非常用電源がなかったのだ。大垣市の危機管理体制が全くできていなかったのだ。

 その当時、市の組織に危機管理室もない。慌てて1年後にやっと危機管理室を作ったお粗末さである。それも部署の名称変更だけで、実質的には組織の業務内容は変わっていない。それが、小川敏が市長になって18年目の有様である。小川敏は、一体18年間も何をやっていたのだ。無為無策無能政治としか言いようがない。

 

危機管理室は火葬場に下

 物事には順序がある。それでその組織を作った人間の考えが分かる。新市庁舎でも危機管理室は、隅の方にあり、組織上で、火葬場監理の下の部門にある。その窓口は墓地の分譲部門の横に位置する扱いである。だから小川敏は危機管理など、重きを置いていない。公約違反である。後は推して知るべしである。

 

P1070397s  新大垣市役所 危機管理室の隣が、市営墓地と犬の登録窓口

 

園児を炎天下36度の灼熱演台で演技強要は犯罪

 小川敏は、市が推進する元気ハツラツ市行事で、一商店街の営利目的のため、園児たちに出演を強要している。園児児童たちを、炎天下36度の中、熱くなったコンクリート上演台で躍らせている。園児の顔が火傷状態でも、市長命令でその行事を9年間も続けている。園児虐待の犯罪である。市民の命に関して、安全安心どころの話ではない。親が心配で園児を幼稚園に預けられない。 

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 炎天下36度の灼熱舞台上で踊らされる園児達。顔が火傷状態。

  2018‎年‎8‎月‎4‎日、‏‎9:54 大垣 芭蕉楽市  

 

ドローン墜落人身事故は犯罪同然

 2017年11月4日午後2時5分ごろ、大垣市で開催中の「ロボフェス大垣2017」でドローン墜落事故が起きた。上空から来場者に菓子をまいていた小型無人機「ドローン」(直径約85cm、高さ約55cm、重量約4kg)が約10mの高さから落下し、5~48歳の男女6人が額や肩を擦りむくなどの軽傷を負った。

 大垣市と一心同体の大垣観光協会が企画をして、指示をして、お金まで出して、現場立ち合いをして、そのイベントで起きた事故である。この事故では、ドローン会社だけが告発されて、大垣市役所が刑事訴訟の対象にならかった。現実は大垣市に責任がある。大垣観光協会は大垣市の外部団体である。その職員の多くは大垣市役所からの出向者であり、予算は大垣市から出ている。

 

大垣市の管理監督責任

 業者は事故を起こしたドローンを使ってテスト飛行を10回、当日の午前中に、4回も菓子まきをしている。それには大垣市関係者も立ち会ったはず。ドローンでの菓子まきが違法であるので、それを止めさせる責任が立ち合い責任者(大垣市)にある。中学生でも分かる話である。

 

大垣市の宣伝記録からみた責任

 ロボフェス大垣2017の大垣観光協会のHPで「菓子まき」を宣伝掲載している。大垣市某高官が、「大垣市が業者に菓子まきを指示するわけがないだろ。業者が勝手にやってんだ」と関係者に言い訳をしているとう伝聞がある。

 しかし、大垣観光協会のHPで菓子まきの宣伝をした。行事の主催者の大垣市は、その行事に全責任を負う。ご丁寧に、菓子まき用のケースを取り付けたドローンの全景写真をHPで掲載している。その宣伝文章に「伝統の”菓子まき”がドローンと結びついたユニークなアトラクション!大垣公園にて開催。」とある。その文面は伝統のない各務原市の業者は考えつかない。このHPの中止案内でも「都合により」とあくまで責任逃れの文体である。この状況証拠から、大垣市の責任は逃れられまい。最低でも道義的責任は発生する。伝統ある菓子まきを機械にさせる発想が貧困である。神仏への冒涜である。

 

 この状況では、小川敏の公約「安全・安心」は公約違反である。公約を宣言して、もう9年も経過した。

 

2020-04-22 久志能幾研究所通信 1544 小田泰仙

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2020年4月21日 (火)

作品紹介 「欅のスピーカ台」

 年輪が緻密な欅(ケヤキ)で作ったスピーカ台です。緻密で重量のある欅で作ったため、「重いでの作品」です。

 

 材質   無垢のケヤキ

 塗装   天然の油を塗布

 サイズ  高さ45㎝、天板(幅22㎝、奥行き30㎝)

 製作者  天然工房やまじ 山路徹

 価格   33,000円(2個セットで、消費税込み)

 送料は別途相談

 連絡先 080-3102-1284

        ショートメールで連絡ください。

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2020-04-21 久志能幾研究所通信 1543 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

カテゴリー追加「m-木魂 - 作品展示室」

 このコーナで、私の美術作品としての製品を紹介します。

 作品は、久志能幾研究所の企画で生まれ、製作は「天然工房やまじ」です。希望があれば、大きさ、デザイン等の希望に合わせて、受注生産として販売します。材料が天然素材で、一点一点手作りですので、全く同じ製品はできませんが、相当品を希望に合わせて製作します。

 

2020-04-21 久志能幾研究所通信 1542 小田泰仙

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死と生 ~ 地獄から生き返る(2/2)

「自分の城は自分で守れ」大野耐一元トヨタ副社長

 私の前職の会社が不況で左前になった時、社長が親会社に泣きつきに行ったら、「自分の城は自分で守れ」との有難い「言葉」だけの援助を頂いた。その厳しさが自他にあるから、トヨタは生き延びている。

 日産は、自主再建を放棄して安易に外人に助っ人を求めた。結果は、強欲なゴーンに足元を見られて、資産の切り売りをされ、従業員は首を切られ、骨までしゃぶられて、倒産寸前になった。日産は風邪をひいて重病になった。そのゴーンは風邪と共に去りぬ。

 病気になったら、自分でその真因を探して、自分で治さないと病気は治らない。私はそうやって病気を治してきた。

 

大垣市の敗戦 その死と生

 小川敏は大垣市民を無知な市民としてみなし、やりたい放題である。詭弁を使い、市民をコロリと騙している。汚川発の新型コロリウィルスのようである。大垣が没落したのは、大垣市民が小川敏による悪政政治の脅威に対して、無関心、無抵抗、無防備、無抗議、であったからだ。

 新型コロリウィルスで、大垣経済は衰退し、地価は半分以下に暴落した。大垣の商店街従業員の8000人が罹患して、泣いて職場を去った。大垣駅前商店街の死亡率は、80%に達した。大垣の体力が奪われ年率1%で衰退の一途である。大垣駅前通りから人通りが絶えた。大垣市役所の職員は、ヒラメ症候群に侵された。しかし議員、市職員の給与だけは県下一の高さになった。その副作用で、教職員の給与は県下一の低さになった。児童生徒の一人当たりの教育費は激減した。園児は真夏の炎天下で、虐待を受けている。

 狡猾に3期連続で無投票当選に持ち込んでしまう小川敏の政治に対して、抗議の電話、そして抗議の手紙を市役所に送り付けよう。それが小川敏政治の暴走を止める唯一の手段である。それが唯一のワクチンである。そうしないと、2021年3月の市長選で、小川敏が無投票当選で6選となり、大垣市のご臨終である。

 

組織の生と死

 死があるから、生がある。

 学びの学校生活の死(卒業)があるから、会社人生の生がある。

 管理職の座にも寿命がある。それが4年である。4年後は死(異動)である。1年目で新職場の状況を黙って観察して、問題点を把握する。それでその職場の改善計画を立てる。2年目で改善の種を蒔き、3年目でその成果を確認する。4年目で後進を育てて、その職場を後にする(異動・死)。だから組織が新陳代謝を繰り返して永続する。それが無くなった会社が死を迎える。だからトヨタは成長し、日産は倒産寸前となった。

 トヨタでは、昇進する場合、別の部署に異動をしなければならぬ。新職場で、その人の能力が試される。新職場での勝負は4年である。何時までも老害がはびこっていては、会社が発展しない。

 政治でも、今でも吉田茂がのさばっていては、安陪さんもやりづらかろう。老兵は死なず、静かに去るべきだ。いつまでも2011年当時の民主党がのさばっていれば、日本沈没である。それが政治の新陳代謝である。

 大垣市が臨終寸前なのは、19年間も市長の新陳代謝がなく、無能な小川敏が無為無策で居座っているからだ。

 

私の死と生

 会社生活の死(定年)があるから、第二の人生の生がある。ビジネス戦争で仲間の多くが命を落とした。その数は24人に上る。私はその戦争を生き延びることが出来て、今の私がある。神仏に感謝です。

 昨年、その後遺症で私が癌になったが、「狂った食生活・狂った生活の私」が死ぬことで、新しい私と希望に満ちた未来が生まれた。

 南雲吉則先生が、どれだけ私の生活が狂っていたかを教えてくれた。それも南雲吉則先生との出会いがあったからだ。私が出会いを求めたからだ。そのご縁を頂けたのは、仏様、ご先祖様が私を守ってくださったからだ。まだまだ死んでなんかいられないのだ。

 

大垣の死と再生

 小川敏市政が死ぬことで(市長退任で)、今までの悪魔の政治が死に、新しい大垣が生まれる。小川敏は、市長としてやってはいけないことを教えてくれた恩人である。小川敏は「失敗の研究」の材料を提供してくれた。小川敏の政治の結果は、島流しに相当する罪である。

 東大出で象徴される知識万能主義から生まれる政治など、限界があることを証明してくれた。知識、計算から生まれる答えからは、小手先の手段しか出てこない。それでは結果が出せない。その成果は知を汗で獲得した智慧にはかなわない。それを小川敏のような政治をすることで、大垣市が死ぬことで教えてくれた。

 新しい市長が大垣の再建を担う。我々は新しい大垣を生まれさせる責任がある。大垣には、希望に満ちた未来がある。

 

日本の再生

 同じことを日本の歴代の首相がこの30年間で、実証してくれた。未来に投資をせず、緊縮財政ばかりで投資に金を使わないから、悪魔のサイクルで、ますます日本がデフレになり、衰退サイクルから脱却できない。減税しなければならない局面で、増税をするから、益々景気が悪くなる。貧すれば鈍す、である。

 日本は、国の成長のために一番大事な教育費(対GNP比)が、先進国35カ国中で最下位である(経済開発協力機構OECDの発表)。それも3年連続の最下位である。

 日本は公的教育支出費が対GNP比で2.9%である。OECDの平均が4.0%である。最高がノルウェーの6.3%である。公的支出のうち、高等教育の割合も日本は31%で、OECDの平均66%の半分以下である。(2019年9月11日、日本経済新聞より)

 それでは、成長できるはずがない。教育費をケチっている大垣市と同じ運命である。大垣市の児童生徒一人当たりの教育費が、県下最低レベルである。教職員の年間給与は岐阜市のそれよりも200万円も低い。小川敏がドケチに画策して、減らしてしまった。

 投資もせず、獲物を得ようなどは、詐欺師の発想である。ラスベガスで、掛け金をかけず、大金を得ようとするようなもの。子供でも分かる原則である。それが知識偏重の節約オンリーしか頭にない小川敏には分からない。日本の高級官僚にも分からないようだ。だから日本の景気が回復しない。

20161  日本経済新聞 2016年9月16日

  20191

日本経済新聞 2019年9月11日

三年前に比べて、投資金額比が更に低下である。3.2%→2.9% 

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2020-04-21 久志能幾研究所通信 1541 小田泰仙

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2020年4月20日 (月)

死と生 ~ 地獄から生き返る(1/2)

自然界の死と再生

 死なくして、新しい生はない。人の指だって、受精卵が細胞分裂して、指と指の間の組織が死ぬことで、指が生成される。

 カマキリは、生殖が終わると、オスはメスに頭から食われてしまう。オスの死が、メスに宿った新しい命の栄養となる。だからオスは従容として食われる。その時、雄の脳に麻酔物質が生まれるので苦しみはない。自然界の仕組みは素晴らしい。

 人間の体の組織も3ヶ月で入れ替わる。だから3㎏で生まれてきた赤ん坊の体が細胞分裂を繰り返して、20年で170㎝、70kgの成人に成長する。古い細胞が死んで、新しい細胞に生まれ変わったのだ。その死骸が垢であり、フケである。

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  馬場恵峰書 2014年

 

国の命と防衛

 日本人も太平洋戦争末期、多くの若ものが銃後の親や女子供のために、特攻で命を捧げた。アメリカ人には理解不能の行動で、その恐ろしさに、多くの米軍兵士が精神を病み、銃後に送還された。特攻の多くの突撃機は、戦艦を撃沈できず、直前で撃ち落とされたが、目に見えない戦果を挙げた。そのためアメリカは戦後の占領政策で、一歩引いて対応した。だから今の日本の繁栄がある。英霊が我々の命を守ってくれた。

 今の中国共産党による領空侵犯の頻発でも、中国パイロットは日本の特攻の歴史を知っており、自衛隊機のパイロットが、いざとなれば命がけで反撃して来るとの恐怖心で、中国軍は一線を超えられないようだ。英霊が今でも日本の空を守ってくれている。国を思い家族を思って特攻して散った若者の死は、無駄ではなかった。だから私は護国神社の前を通ると、必ず参拝し合掌する。

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P1060137s   濃飛護国神社(大垣)

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自己防衛

 自分達の命は、自分達で守らねばならぬ。戦争美化ではなく、自分の城は自分で守るのだ。そうすれば敵も安易に攻めてこない。プロレスラーに喧嘩を売るバカはいない。チベットが中国共産党に滅亡させられ、その民族が今、強制収容所に送り込まれて、臓器移植のドナーにされている。そうなったのは、チベットに憲法がなかったからではなく、国を守る軍隊がなかったからだ。今の国際情勢で、国の防衛で非武装無防備など狂気の沙汰である。だからそれを唱えた社会党は消滅した。

 自分の命を自分で守らない民族に、命の再生はない。それは企業でも都市でも同じである。国も企業も都市も家庭も個人も、自分の身は自分で守らねばならぬ。

 病気に対して自分を守るのは、危機管理意識と自己免疫力である。無意識では、自分を守れない。新型コロナウイルス対策で、マスクと手洗い、3密を避けることとが危機管理である。正しい食生活、正しい生活こそ、免疫力の強化である。

 

現代の脅威

 現在でも中共、ロシアは領空侵犯を繰り返し、年々増加の一途である。999回ものスクランブルをするとジェット燃料代だけでも年間1000億円が浪費される。大垣市令和2年度の予算が603億円、そのうち教育費が69億円弱であると考えると恐しいことだ。中国共産党は、日本への侵略を虎視眈々と狙っている。そんな国のドンを何で国賓にしなければならないのか。日本人の一人当たり、スクランブル費に対して年間約1000円の負担である。10年で1万円の負担である。

Index20200420__21   自衛隊機のスクランブル回数 (防衛庁資料)

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  日本の空を守るF15  

 

2020-04-20 久志能幾研究所通信 1540 小田泰仙

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2020年4月19日 (日)

春うらら 流れに漂う 死の匂い

 2020年4月10日、天気も良く穏やかな日和であるので、約1.5㎞先の食堂に散歩をかねて出かけた。帰りは少し疲れたので喫茶店に寄ったが、新型コロナウイルスの時節柄、客は私一人であった。その帰り道で、思いにふけりながら、「四季の路」を歩き、春の風に散りそうな桜を愛でながら散策をした。その穏やかな風景に死を意識した。

 

死の風

 水門川の流れを見ながら歩くと、死を意識する。時節柄、死期の道(四季の路)には誰も歩いていない。自分に残された時間が、水門川の水が過ぎ行く永遠の時間の中では、たったのひと時であることを痛感する。人はそんなに長く生きられるわけではない。私の命も、明日はわからない。38年後かもしれない。いくら長生きしても、後50年も生きられない。生は偶然だが、死は必然である。

P1130682s 2020年4月10日       四季の路(大垣) 昼間の静寂な空間

 

 ゆく川の 流れは絶えず 水門川

  

一日無事

 うららかな春の陽の下、今日一日が無事であることが、如何に幸せかを、愚かな人間は、その幸せを失って初めて気が付く。私も大病をして、それを痛感した。

 新型コロナウイルスが猛威をまき散らしても、自然の大地は、悠久の時を刻んでいる。水門川の流れは変わらずとも、明日は明日の風が吹く。ある朝、春一番が吹いて、花は散る。一瞬一生、春風秋雨、光陰矢如、である。人間の明日は分からない。

 

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師の最期の教え

 ここ1年で、私は大事な師を4人も見送った。亡くなられた師の遺言が「貴方も何時か死ぬのですよ。やるべきことをやり遂げて、悔いのないようにしなさい」であった。昨日が馬場三根子先生の49日であったが、コロナウィルスで全国に緊急事態宣言が発動され、法要に参列できなかった。向こうの迷惑を考えて九州に行くのを遠慮した。こちらで手を合わせて三根子先生のご冥福をお祈りした。生きている自分を振り返り、生かされている幸せを感じた。

 

残り時間

 市長の小川敏はもう70である。彼にも残された時間はそんなにも多くないはず。それなのに、彼は6選に向けて事前選挙活動に余念がない。市長職は、激務である。自分の時間が持てないほど多忙である。自分の残り少ない人生で、何を血迷って、自分の時間を放棄して、残時間をドブに捨てるのかと、他人事ながら哀れを感じる。

 小川敏は19年間も大垣市長をやって、全く成果が出ない。出ないどころか、やることなすこと大垣の没落に拍車をかけている。小川敏は、自分のことしか見えないので、無能なのだ。東大を出たという驕りで、回りの諫言に全く耳を貸さない。名馬も老いれば、駄馬に劣る。伊藤忠を若くして、追われるような性格なので名馬ではない。老いで、自分の無能さがますます分からなくなったようだ。権力を持っているので、認知症まがいでも、市民には凶器のような存在となる。更に後4年間の恥の上塗りをすることとは、情けない。大垣市民が悲惨である。

 

無私

 今まで、多くのトップを見てきた。有能かそうでないかは、”私”の有無で決まるようだ。名誉欲、利己欲が前面に出て、利他、無私の精神がなくしたトップが世の中に汚泥を流している。まるで汚川のようだ。不敏である。

 

究極の差は“私”の有無

 同じしっかりした人で、失敗する人と成功する人とは結局どこが違うのかをせんじつめていくと、失敗するほうには”私“があり、成功するほうには”私“がないということである。

   松下幸之助翁発言集4(PHP) p164,205

 

他山の石

 生は偶然だが、死は必然である。明日は我が身である。汚川の流れを横に、他川の水の教えとして、自分の人生の大事を急ごう。死ぬことから逆算して、残り人生を設計しないと、死の床で後悔する。

 いくら彼が5期連続の市長職を誇っても、いつかは召される運命である。驕る平家、久しからずや。栄華を誇った豊臣秀吉でも、家康に豊臣神社も歴史も抹殺されてしまった。その徳川家さえ、260年の命であった。

 私はこの世に、私にできる最大の貢献をして静かに去りたいと思う。有名でなくてよい、真っ黒になって世のために働き、時がくれば、人に迷惑をかけず、静かに去っていく。倒れる時は、前向きで倒れたい。最期まで前進したい。それが人間の美学である。

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  馬場恵峰書「百尺巻頭書作選集」(久志能幾研究所刊) p116より

 

2020-04-19 久志能幾研究所通信 1539 小田泰仙

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