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2020年4月

2020年4月30日 (木)

何故?「丸の内公園整備に伴う寄付金を募集」大垣市

 「広報おおがき」(2020年4月1日)の市の予算解説記事欄の次に「丸の内公園整備に伴う寄付金を募集」が掲載されていた。

 小川敏は、バカな市民から寄付を募れば、すぐ金が集まると思っているようだ。この1月に県下一贅沢な新市庁舎が完成したばかりなのに、なぜ寄付を仰ぐ?

 

「広報おおがき」(2020年4月1日)

 広報の左の頁には、大垣市の令和2年度の「未来創造戦略事業」を宣伝している。金が足りなくて、公園整備のために寄付を募り、それでいて「未来創造戦略事業」で未来を創造する下記の3つの事業戦略なんて、支離滅裂である。

 それで「1.安心できるまちづくり」が出来るはずがない。「2.楽しく子育て」ができるはずがない。「3.元気あるまちづくり」が出来るはずがない。小川敏が2009年に公約したこの3つは、全て嘘であった。

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小川敏は、お金に関して無能

 大垣市の新市庁舎が県下一贅沢な作りとは、それだけ資金が潤沢にあったのだ。金がふんだんにあるはずなのに、その付帯施設の公園整備で、何故、寄付なのか? 誰かがつまみ食いしたと思われても致し方あるまい。

 入ってきた金(市民税)をあるだけ使って、足りなくなったから、寄付を募集するとは、小川敏は「私は、市の予算内で計画的に使うことが出来ません」と無能さを表明している。小川敏は、金をあるだけ使う放蕩者である。小川敏は自分にはケチだが、他人の金は使い放題のようだ。小川敏は市制100周年記念行事でも、無理やり100個の行事をねん出して、従来の3倍の金、3億5千万円を浪費した。市制90周年記念事業費は1億1566万円でしかなかった。何故予算が3倍に激増するのか。それでも翌年の大垣市の公示地価は下落である。小川敏は血税をドブに捨てたのだ。

 

売名行為

 別の意図として、寄付をすれば岐阜新聞に売名行為で記事を掲載してあげると持ち掛けるのだろう。それで自分の事前選挙活動として市長の顔を売れる。大垣市政は恥さらしである

 本来、寄付は匿名である。それが売名行為として強要するなんて、強欲である。

 

2020-04-30 久志能幾研究所通信 1558 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

現状打破、自殺防止、敵前逃亡

 やったことだけだよ。後に残るのは。

 とにかく実績を作れ。

 動け。

 仕掛けよ。

 投資せよ。

 書類を書け。

 人に会え。

 声を出して、話せ。

 メールを書け。

 プレゼントせよ。(時間、情報、情、言葉)

   2007年8月17日

 

 以上は当時、閉塞感に押しつぶされそうになった自分を勇気づけるために書いたメモカードである。

 当時、私は仕事に悩んで鬱病寸前になっていた、その疫病神と闘うのでなく、仲良くなって、それを克服して今の私がある。その敵は自分自身の中にある。薬では治らない。医者に行けば、薬漬けで余計にひどくなる。

 自分の中のもう一人の自分を敵視してどうするのか。多くの人がブラック企業の環境の中で悩んでいる。それを冷静に直視せよ。実態を見極めれば、対応策は無限にある。負けまいと頑張るから、泥沼にはまり込み、病状が悪化する。プライドを捨て、負ければよいのだ。なるようにしかならないと、達観することだ。

 

ニュートンの第一法則

 無駄と思っても、まず動いてみることだ。具体的に動けば、具体的な回答が出る。動けば、頭も動くようになる。動かなければ、ニュートンの第一法則で、永遠に止まっている。

 

自殺

 それを悩むから自分で自分を自殺に追い込んでしまう。ダメならそこから逃避すればよい。逃げる時は、恥も外聞も全て捨てることだ。命があれば再起できる。難破した船からの脱出と同じである。

 以前に電通の東大出の女性社員が自殺をしたが、なぜ逃げなかったかが不思議である。頭が良すぎると、逃げるという動物的本能まで麻痺するのか。プライドを捨てられなかったのだろう。

 私だって、悩んで何度もビルから飛び降りたいと思ったことか。悪いことに、職場のビルの5階には、飛び降りるのに最適に出窓があった。しかし意気地がなく、動物的本能で恐怖心が起こり思いとどまった。それなのに死を選んだ彼女が不憫でならない。

 今にして思うことは、自分は何とアホみたいな些細なことで悩んでいたことか。泥沼に引きずり込まれるような状態を脱出するのは、自分で自分を泥沼から引きずり出すしかない。泥沼は幻想なのだ。自分を第三者の目で見よう。

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 一時は3万人が自殺をしていた。今でも毎年2万人ちかい人が自殺をしている(2019年の自殺者数は、19,959人)。それもその半数は分別ある中小企業の社長や管理職である。新型コロナウイルスでの死亡者どころではない。その自殺対策で、政府や企業は対処療法のみで、真の対策をしていない。

 

逃げろ

 逃げることは恥ではない。ウサギがライオンに睨まれたら、正しい戦術は猪突猛進ではなく、脱兎の如く逃走である。いくら力を出してもウサギがライオンに勝てるわけがない。会社を辞めればよいのだ。逃げても誰も非難などしない。ウサギがライオンに突撃など狂気の沙汰である。それで自然界のウサギが、自殺したなどは聞いたことない。一社員が大企業に、命を掛けて抗議など狂気の沙汰である。何よりも命が大事である。

 かの織田信長だって、負け戦となれば、後を秀吉に託して真っ先に逃げた。組織は信長のように非情である。だから信長は命を永らえ、天下を統一した。逃走軍のしんがりを勤めた秀吉の部下は死屍累々である。犠牲になるのは、いつも一兵卒である。

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   馬場恵峰書  2012年

 2020-04-30 久志能幾研究所通信 1557 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年4月29日 (水)

老いとは何か

歳を頂く

 つまり経験を神様、ご先祖様から頂くのだ。

 経験を活かし、ご縁を大事にする心と求める心がないと、良き齢は頂けず、老醜をさらす。体は大人で、精神が子供のままになる。

練れる道を歩く

 つまり流行に惑わされず、思想を深める。

 しかし現代は年寄りがいのない人が多くなった。

 自己修練をしていない人が多い。だから認知症が増えた。

考え方を充実していく。

 自己の人生の完成を方向付ける。己は何のために生まれてきたのか。己の使命は何か。これでいいのだろうかと自他に問う。その考えが生まれている状態が老いである。

 馬場恵峰師  知己塾にて  2012年12月

 

大垣市長を考察

 市長の分際で、一営利企業であるギネス社の金儲け商売に騙されて「水饅頭共食いのギネス記録」にうつつをぬかすなんて、分別ある年長者のやることではない。ミッキーマウスの商売にそそのかされて、美女を引き連れ,、星条旗を掲げたサイドカーに先導されて大垣大パレードなどするのは、日本全国に恥を晒すもの。子供である。それに便乗するマスコミも幼稚になった。だから新聞購読部数の減少が止まらない。

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  馬場恵峰書 2011年

 

2020-04-29  久志能幾研究所通信 1556 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します

人生で最大の金儲け ~ 新型コロナ対策

 人生で最大の金儲けとは、病気にならない生活を送ること。

 そのためには、正しい生活をすること。

 それが「新型コロナウイルス」への最大の備えである。

 その基本は免疫力の維持である。新型コロナウイルスに感染した場合、免疫力が低下した高齢者の死亡率が極端に高い。その免疫力を維持するには、正しい生活が基本である。狂った生活、狂った食事が、免疫力を低下させる。

 

「個々の備え、病の芽摘む」

 (新型コロナウイルスの危機に)人類の英知で危機は乗り越えられますか。

 「薬が必用な状態になる前に、病気の芽を摘めるようにするための科学が重視されるべきだ。そのうえで、感染症の基本に立ち返り一人ひとりが先回りをして自ら備えをしておく。北里柴三郎先生が唱えた予防医学の考えかたとも一致する。

 特別に難しいことではない。身近なところでは、生活リズムをあらためる。きちんと食事をして栄養をとり、体力をつける。体調が悪いのに無理に仕事に出かけることはしない。そんな当たり前のことが大切にされる社会に、少しでも近づくと期待したい。」

    北里大学特別栄誉教授 大村智氏

    日本経済新聞 2020年4月28日

 

 要約すると、大村智先生は「新型コロナウイルス対策で、狂った生活、狂った食事をするな、正しい生活をしろ」と説明されている。

 

 同じ趣旨の事を南清貴氏は、ファストフードの危険性を、ビジネスジャーナルで警告している。

「ファストフードで免疫力が低下か…栄養素をサプリで補給せず、食生活を改善すべき!」

https://biz-journal.jp/2020/04/post_152632.html

 

 要は、ファストフードに代表される狂った食事が、諸般の病気の原因であると力説されている。その記事を下記に要約、編集した。

 

 筆者は以前から、免疫力にダメージを与えるのは、慢性的な炎症であると言い続けてきた。

 喘息などのアレルギー疾患は、いわば炎症反応がなんらかの形で表面に出てきて、それが免疫力低下の証とも考えられる。

 ある製薬会社の資料によれば、「ファストフードの摂取頻度が高くなればなるほど、喘息が重症化するリスクも増加する」。その資料では、

 喘息の重症化のリスクは、

 ファストフードの摂取量が週1回未満の人を1とすると、

 週1~2回の人の場合は1.09倍、

 週3回以上になると1.34倍になる。

 これはおそらく喘息に限定されず、あらゆるアレルギー症状にもいえると、容易に想像がつく。

 また、妊娠中の母親がファストフードを食べた場合、子供への影響についての報告がある。

 妊娠中にファストフードをまったく食べなかった母親を1とすると

 週1回食べた場合、子供が重症の喘息になるリスクは1.26倍、

 週3~4回食べると2.17倍、

 毎日食べてしまうと、4.46倍にまで高まる。

 これは母親だけの問題ではなく、父親にも多大な責任がある。

 これは、ファストフードが悪いという意味ではなく、ファストフードが食事のなかでの領域を広げると、摂取できる栄養素に偏りが出る恐れがある。つまり、ファストフードばかり食べていたのでは必要な栄養は摂れない。

                  南清貴

 

エピソード

 私が大村智博士の発言に惹かれたのは、先生の講演を聞いてから、先生の生き方に心服していたからだ。それから先生に関する著書も多数読んで先生の生き方に共鳴した。

 大村先生は2018年8月7日、大垣で講演会「私の半世記」をされた。そこで先生の人生指針「私の心得」として挙げられたのは、健康管理、一期一会、研究推進(社会貢献)の3つである。その頂点は健康管理である。

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P1110274s  大村智博士  2018年8月7日、講演会「私の半世記」

 ご縁があり、講演会翌日の朝食会場で先生と秘書の方と3名で一緒に食事をさせて頂いた。その折、先生に私の著書『馬場恵峰書で読む人生訓 五重塔を照らす智者の言葉』進呈した。お蔭で先生とツーショットの写真を撮らせて頂ける光栄に頂いた。

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2020-04-29 久志能幾研究所通信 1555 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年4月28日 (火)

人生で最大の金儲けとは

 病気にならない生活を送ること。

 天寿を全うすること。

 病気になると金がかかる。下手をすると、人生最大のお宝の「命」を失う。何物にも代えがたいお宝を失う。医師から余命宣告をされてから「金はいくらかかってもいいから、命を助けてくれ」と泣きついても手遅れである。お金では命を救えない。世界一の金持ちであったアップル創業者、ジョブズでさえ膵臓ガンのため60歳で命を落としている。

 癌患者を1年間延命させる薬として、500万円の薬も登場している。癌は金のかかる病気である。それの治療費を最小にするのが人生最大の金儲けである。癌は他人ごとではないのだ。日本人の2人に一人は癌になり、3人に一人は癌で死ぬのだ。4人に一人は認知症になって死ぬのだ。それで人生最大のお宝が無くなるのだ。

 

癌の原因と対策

 病死の原因は、狂った生活、狂った食事、狂った精神環境である。要は不摂生で己の体と心をいじめたのだ。いじめられた体の細胞が反乱を起こして、癌や病気になった。原因が分かれば対策は容易である。手術、抗がん剤、放射線治療等は対処療法で、後追いの対策である。癌予防で不節制を止めれば、癌にならず、金もかからず、治療費もかからず大儲けである。

 

癌になった場合の治療費用(1年目の費用)

 肺がん  266万円

 胃がん  236万円

 大腸がん 307万円

 肝臓がん  58万円

 乳がん  214万円

 各がんの内訳で、再発防止抗がん剤治療費が92~200万円もかかる。

 『プレジデント』「がん解明、9つの真実」2013年6月17日号より

 

私の癌治療費

 私の場合、がんセンターでの標準治療である抗がん剤治療を拒否した。その代替治療として、別病院で高濃度ビタミンCの点滴投与を週2回、4か月間受けた。一回37,400 円の治療費である。その費用は抗がん剤治療とあまり変わらない。これは保険がきかないので高額である。

 私の癌の治療費総額では、上記の費用くらいのお金が消えた。それ以外に電動ベッドや羽毛布団等の自宅の療養環境整備でかなりの金が消えた。それがなければ、大層なお金が残ったのに、である。

失った時間

 その金額を稼ごうと思うと大変だ。だから病気にならないのが、人生最大の金儲けである。失ったお金以上に、治療のための失った時間が膨大である。高濃度ビタミンC剤の点滴では、一回当たり2~3時間も病院のベッドに拘束される。その間、何も出来ない時間である。じっと点滴のボトルを眺めて時間を過ごす。癌になったという人生の悔いを感じるばかりであった。癌になったのは、自分が悪いのだ。郵便ポストが赤いのも私が悪い?のだ。

 でも私は最後のあがきで、右腕に点滴を受けながらも、メモ用紙に左手で思いついたアイデアを書きなぐっていた。

P1120862s    高濃度ビタミンC剤の点滴    2019‎年‎7‎月‎1‎日、‏‎11:38

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反省と再発防止

 癌になった原因を、今までの狂った生活、狂った食事、狂った精神環境であると確信して、私は生活の全てを変えた。お陰で健康的な、人間的な生活に戻ることができた。癌は仏様からの諭しのメッセージなのだ。今のままの生活を続けたならば早く死ぬところを、仏様からの「病気」という啓示で、生活の間違いの気付かせてもらった。そのお陰で延命できた。間違いは人間だから誰でもする。問題は、その啓示をどう受け止めるかである。

 

対処療法よりも再発防止を

 もう一つの大きな問題は、癌を治療する医師が、その原因を追究せず、対処療法で患者の治療にあたることである。今の現代医学や科学の問題点は、学問が細分化し過ぎて、物事の本質が分からなくなってきたことだ。

 私は、南雲クリニックの南雲吉則先生、真島消化器クリニックの真島院長の指導でガン再発防止治療に取り組んでいる。お二人とも、病気の真因を探って、病気予防を指導してくれる。病気になって名医に治してもらうより、病気にならない防止策が重要である。それが人生の最大の金儲けである。

 

防火対策

 2005年に自宅の隣のアパートが火事になった。当家も延焼しそうになり危なかったが、消防署が放水して延焼を食い止めてくれて、大感謝であるが、消すよりも、火事にならないようにするのが、最大の防火対策である。病気はそれと同じである。

 抗がん剤投与は、火事になった場所に水をかけるようなものだ。抗がん剤は正常な細胞も、同時に痛めつける。延焼を食い止めるための放水は、まだ火のついていない家屋を破壊する。この記憶が頭の隅にあり、今回の抗がん剤治療を拒否した。

 病気の治療の原則は、心と身を修めることである。それを江戸時代に佐藤一斎は知っていた。

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  自宅の燐家の火事で自宅内の被害   2005年10月28日

Img_2087s  火元のアパートの部屋 

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 自家(左)と火元のアパート(右)

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馬場恵峰書 「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」(久志能幾研究所刊)

 

2019-12-28 久志能幾研究所通信 1554 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します

磨墨智440 人に教えてもらう、やってもうらう

 人が苦労して獲得した情報、ノウハウを教えてもらうのは非常に時間効率がよい。残された時間は少ないのだ。その道の達人に頼めば、時間が節約できる。それはお金で解決できる。

 人から教えてもらった事を後進に伝えないのは、借金をして返さないのと同じ。それは人生の不義理である。

 

PC設定 

 先日、パソコンのネット関係の再設定を業者にやってもらった。時間は2時間。過去の例から見て自分でやると、すったもんだして、たぶん半日はつぶれてしまう。今回は、その間、自分は別の仕事を済ますことが出来た。ネット設定も完全にできた。それで15,000円である。安いと思う。時間はお金で買えるのだ。

 

お金さんとのお付き合い

 それを損したと思わないこと。お金さんに感謝の念を込めて世間に旅出たさせるから、お金さんがお友達を連れて帰ってきてくれる。お金さんを閉じ込めてしまうと、しっぺ返しを受ける。お金はお足である。足止めすると腐ってくる。

 今の経済停滞の原因は、老人が金を貯め込んで使わないからだ。お金を使わないから、頭も回転しない。だから認知症が増える。後5%余分に金を使えば、自分は幸せになり、景気も回復する。

 

2020-04-28 久志能幾研究所通信 1553 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年4月27日 (月)

作品紹介 「語らいのトチ長椅子」

 玄関先や庭先で、靴脱ぎ、お喋り、一休息等で使うベンチです。

 

 材質   無垢のトチの木。

 サイズ  幅102㎝、奥行き40㎝。

 製作者  天然工房やまじ 山路徹

 価格   44,000円(消費税込み)

 送料は別途相談

 連絡先 080-3102-1284

        ショートメールで連絡ください。

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2020-04-27 久志能幾研究所通信 1552 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

狂気の禍を防ぐ佛様 ~ 新型コロナウイルスを考える

 際限なく「大」、「長」、「高」、「過」、「繁」を求めると、「病」や「狂」の世界に入っていく。そして「病」や「狂」がある所には、必ず堕落や不正が発生する。

 

歴史の世界

 歴史上で、長期政権で、腐敗のしなかった例はない。

 大きすぎて、更に成長しつづけた生物、帝国はない。

 癌は無限に「長く」細胞分裂を繰り返して、人の命を奪う。

 高い地位、高い理想を求め続けると、いつしか人は無能の領域に入っていく。

 ナチス帝国主義は際限なく隣国を侵略し続けて滅んだ。

 過剰な民族優秀主義が、ドイツ帝国を滅亡に導いた。

 共産主義は、特定の人に権力が集中し過ぎて、全体の組織がおかしくなった。共産主義は今までに1億人の人民を虐殺した。

 

 大垣の汚川は長く強すぎる権限で水害を流して、組織を腐敗させた。

 それで大垣は衰退した。

 

過・禍を防ぐ門番

 自分の考えを明確にし、他の邪悪な思想に取り付かれないように門番の役目をするのが四天王の役目である。広目天は、目を見開き、高い視点で物を見よと教えている。目や舌や鼻が、食物の危険から身を守るために四天王の役目を果たす。同じように、心に入ってくる思想の正悪を四天王として判断する力を付けねば生きていけない。それが出来ず、滅んだ民族は数知れず。歴史を学ばない民族は滅ぶ。

 自分達とは思想の違う民族が、世界には跋扈している。その歴史事実を認識しないと、無防備に正道を歩くだけでは鬼に食い殺される。自宅でも寝るときは鍵をかけて戸締りして寝るではないか。非武装中立とは戯言である。きちんと戸締りをするから泥棒が入ってこない。プロレスラーに喧嘩を売るヤクザはいない。必要最低限の自衛戦力は必要である。

 トヨタの中興の祖 石田退三氏曰く「自分の城は自分で守れ」。

 

過剰な優秀意識の禍

 アーリア人は「俺たちが一番優秀な民族だ」、「人のものはオレのもの」、「俺の考えが正しいと思うのは正しい」、「だから他の民俗は我々に従うのが当然」との考えで歴史を邁進してきた。力による征服で、従わなければ虐殺、よくて土地の強奪、奴隷として搾取である。原住民との言葉は、「未開の」とのユニアンスがあり、優秀な民族と自負するアーリア人は、罪の意識もなく、やりたい放題で原住民の皆殺しの戦術で世界を席巻していった。そして現在の西洋社会が構築された。中華思想も同じ傾向である。中華思想も自分達が一番偉いとの考えが根底にある。紀元前2000年から続くこの人種の思想はDNAとして今も払拭されず今も鬼畜のように生き延びている。今の中東の紛争は、植民地政策による後遺症であり、アーリア人同士の内輪揉めである。和を重んじる民族には理解不能である。

 

 小川敏は、東大出という意識で、「俺だけが正しい。頭の悪く能力の劣る大垣市民は、俺のやることを黙って見ていろ」で政治を行ったようだ。自分が一番偉いのだとの過剰意識の表れである。それが19年間の政治に見え隠れする。それを小川敏に接した人は全員がそのことを言っている。それこそが大垣を没落させた原因である。

 

アーリア人による民族皆殺しの歴史 

(中国人はアーリア人と同じ思想を持つ)

 イギリスがアテスカ帝国を皆殺し、滅亡

 スペインによるインカ帝国を皆殺し、滅亡

 英国人(現米国人)のアメリカ原住民のインディアン600万人の殺害

  英国が侵略しオーストラリア原住民を皆殺し、植民地として統治

  英国は中国人にアヘンを売りつけ、因縁をつけてアヘン戦争を起した

 列強諸国によるインド、アジア、アフリカの植民地化

 米軍は東京大空襲での民間人10万人焼殺、原爆で20万人虐殺

   山の手周囲を焼夷弾で炎に包み逃げ道を閉ざし爆弾を投下

   広島、長崎原爆は、米軍歴史資料では爆発実験の項に分類されている。

  米軍の日本本土無差別爆撃で、非戦闘員の死傷者100万人

 ヒトラーはユダヤ人を1700万人虐殺 

 スターリンは自国民を2300万人虐殺

 中国共産党は4000~6000万人の自国民、他国民の虐殺

 中国共産党によるチベット民族皆殺し作戦進行中。120万人の虐殺

 中国共産党による仏教寺院の破壊活動(仏教の平和主義は共産党に不都合)

 

過激な思想

 思想に犯されて誤った道の進んだ優秀な若い人たちが、つい最近の日本にも存在した。誤った思想に洗脳されて、赤軍派リンチ事件、地下鉄サリン事件を起こした。普通の人よりも頭の良い高学歴の子達が、である。学校もまともに出ていない狂祖に取り付かれると、正悪の判断もできない地獄の餓鬼道に堕ちる。

 

拝金主義の狂気

 現在は拝金主義という鬼に取り付かれた人が氾濫している。拝金主義に犯されると、貧富の差が拡大した格差社会が出来る。そうなると社会不安が増大し暴動が発生し、最終的には社会が崩壊する。拝金主義者は己の立っている社会が崩壊すれば、己も生きていけないことが分からない人たちである。拝金主義とは、金勘定だけがよくできる餓鬼どもが罹る病気である。

 体に悪いことを知りながら、金儲けのために添加物まみれの食品を売るメーカは死餓鬼ではないのか。

 金や権力、強欲の本能に目が眩むと、どれだけ非道の鬼になれるか、歴史が教えてくれる。その歴史を学校では教えてくれない。学校で習う歴史は、あくまで西洋の視点で、勝者の立場で見た歴史観である。洗脳教科書である。「もっと目を見開いて物事を観よ」と広目天は言う。在れども、その気になって、持てる知識を総動員して視点を変えてみないから、真実が見えない。西洋史観に騙されてはならない。自分を守るのは自分である。自分の城は自分で守らないと家族が殺され国が滅ぶ。

 

自家の戦争被害

 先の大戦で、父の5人兄弟のうち、2名が戦死している。父も戦後2年間のシベリア抑留を強いられた。シベリア抑留では一説に10万人の邦人が極寒の地に散った。ロシアの鬼畜の火事場泥棒による戦争犯罪である。戦争は身近にある。

 

反省の時期

 今までグローバル経済主義が、もてはやされてきたが、それが原因で貧富の差が急激に拡大した。1%の富者が全体の99%の富を独占し、99%の人が貧乏になった。そのため総合的では、人類は不幸になった。新型コロナウイルスの蔓延は、行き過ぎた人の移動の禍の反省を強いている。この疫病は、神が人間の行き過ぎた欲望を戒めるために起こした罰ではないのかと思う。今のように人がホイホイと世界中を走り回るのは、自然界の法則から見て、異常である。人の行動範囲の拡大により、直面した脅威が、人の持つ免疫力の限界を超えたのだ。

 

己の体の狂気

 体に「しすぎる」と、病気になる。ほどほどが良い。食べ過ぎ、夜更かしし過ぎ、仕事やり過ぎ、特定の食品の食べ過ぎは毒である。美味しいものには毒がある。

 人は忙しすぎると、鬱になる。樹木、植物で葉が茂り過ぎた状態である。「忙」とは忙し過ぎて、心を亡くした状態である。

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  広目天 大仏師松本明慶先生作  高野山中門 2015年10月8日撮影

  広目天は「もっと目を見開いて物事を観よ」と言っている。

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  馬場恵峰書 2012年

  天は苦言を聞けという。それはご先祖様の声。

 

2020-04-27 久志能幾研究所通信 1551 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年4月26日 (日)

祈りで運命を変え、差取りを得る

どんなことでも文句を言わない。試練として全て受け入れる。

なにごとも行動を伴うお祈りをしないと成就しない。

祈ると同時に、それにふさわしい行動を取ること。

自分が変わらないと周りも変わらない。

自分が変わろうとしない限り、何も変わらない。

    馬場恵峰師  明徳塾にて 2006年5月28日

 

 祈りとは、自分に冷静に対峙すること。祈りとは、神仏の前で、謙虚に自分を見直すことである。

 批判してくれる人は神さまだ。愛の反対は憎悪でなく、無視である。己を憎悪している人は、黙って己が転ぶのを見ている。批判は自分のどこが悪かったかを教えてくれる。自分には前しか目が付いていない。批判者は、己の後ろを観察している。

 精進して、眉間の第三の目を開かせよう。菩薩とは、佛になる(悟りを開く)ために修行をしている行者である。人間界の己は、せめてこの世で、少しでも悟りの境地に近づいて、来世に行きたいものだ。「悟り」とは「差を取る」である。強欲な衆生と差をつけるのだ。

 ご先祖様は、己の未来を見据えて、病気や不幸を授けてくれる。ご先祖は物理的に何もできないので、己を病気や不幸にさせて、過ちに気が付いて欲しいと願う。ご先祖は今の道が間違っていることを、病気を通して教えてくれる。私も癌になって、狂った生活、狂った食事を送っていたことに気が付いた。

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 松本明慶大仏師作 聖観音菩薩像

 

Img_5682s    馬場恵峰書、東山魁夷「道」

2020-04-26 久志能幾研究所通信 1550 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

気を付けよう、詐欺メールと大垣市予算詐欺?(2/2)

詐欺?令和2年度「新生大垣 まちづくり予算」

 「広報おおがき 2020年4月1日号」に掲載された記事では、大垣市は総額81億円の「新生大垣 まちづくり予算」を計上した。なぜ2015年立案の「大垣市中心市街地活性化計画(2015~2021)」が大失敗になったのに、その原因も解明せず(PDCAを回さず)、今回の唐突な「新生大垣 まちづくり予算」なのか。まるで詐欺のようだ。小川敏は、大垣市民を認知症患者扱いして、やりたい放題である。

 計画の内容を見ても、それで大垣が「新生」するとは、とても思えない。当然やっていなければならない項目、例えば耐震補強工事費を、「元気があるまちづくり」予算に入れ込ませるなんて、市民を馬鹿にするなと言いたい。

 大失敗した「大垣市中心市街地活性化計画」を名称変更で、「戦略的大垣市中心市街地活性化計画」に変えるなんて、公約」の計画はハッタリ剥がしたりする「膏薬」ではないのだ。

 

小川敏、10年間の嘘の顛末

 小川敏は、2011年から大垣駅前商店街の活性化のためと称して「大垣を元気にします」と、「元気ハツラツ市」を毎月開催した。毎回、小川敏はそれに顔出しをして、中央のステージで自己宣伝のため演説をぶっていた。

 大垣駅前商店街組合がその弊害の酷さに悲鳴を上げて、運営方法を変えて欲しいと陳情しても、大垣市はそれを握りつぶした。大垣市はその運営でPDCAを回さず、10年間、同じやり方を固執して、市民税1億円(毎年1千万円)を投入し続けた。その結果、大垣駅前商店街は衰退して、人通りは絶え、その80%の店が閉店してしまい、大垣駅前商店街をシャッター通りになってしまった。創業109年のヤナゲンも2019年に閉店した。小川敏は、大垣市の言いなりになり大垣駅前商店街の衰退に協力した組合の小倉理事長を市民功労賞で直々にねぎらった。大垣はご臨終寸前である。つまり小川敏はこの10年間、毎年10回、計100回の嘘を言ってきた。

 

能力の証明を

 「大垣市中心市街地活性化計画」で計画がうまく行かないのに、反省もせず、新たに「新生大垣 まちづくり予算」を投入して、うまく行くわけがない。神は、今持てる能力で上手くやることを求めている。先の計画がうまくいかにないのに、次の計画がうまく行くわけがない。

 10年間も、市民税を膨大に投入しても、大垣は少しも元気にならず、逆に益々「元気にします」でない結果となっている。だから論理的に今回の、「元気があるまちづくり」予算で、大垣が元気になるわけがない。それから推察できるのは、小川敏が詐欺師か、認知症に罹っているか、のどちらかである。そう考えるのが、論理的に納得できる。

 

大失敗「大垣市中心市街地活性化計画(2015~2021年)

新市庁舎が観光の拠点?

 「大垣市中心市街地活性化計画」の目玉の一番目である「元気ハツラツ市の開催」で、大垣駅前商店街の息の根が止められた。大垣駅前商店街の閉店率は80%を超えた。この2年間で、新たに20%の店が閉店した。

 「大垣市中心市街地活性化計画」で「新市庁舎建設」第二番目の目玉の事業として挙げられ、「新市庁舎がにぎわいの回遊性やにぎわいの創造となる」などと宣伝するのは、子供でも分かる大嘘である。観光目的で、市役所に行く人はいない。まして観光客が大垣を訪れる日曜日は、市役所は休みである。質の悪いブラックユーモアである。詐欺でもなくても常識的にわかる大嘘である。小川敏の本音は、豪華な新市庁舎建設の理由付けであった。

 計画の一環として造られた「亀の池」には、死の亀の置物を置き、「死のカメの池」のようである。だから人が寄り付かない。

 「大垣市中心市街地活性化計画」の3番目の目玉である「再開発ビル建設」のビルには、テナントが入らず、閑古鳥が鳴いている。そのビルは、予備校とかクリニック、夜の店で、昼間はビルに人の気配がない。街の賑わいの創出からは程遠い。複合ビルのマンション住民は、大垣市の自治会にも入らず、大垣市民の意識はない。まるで移民の居住地ができたようだ。駅前の商店街がマンションになれば、大垣駅前の人通りは絶える。街が寂れる悪循環である。

 4番目の目標で「空き店舗減少」を掲げながら、現実は閉店する店が増加して、80%が閉店である。この2年間で、新たに20%の店が閉店した。百貨店ヤナゲンも閉店である。

 

なぜ「新生大垣」

 なぜ2020年度の予算が「新生大垣」なのか。「大垣市中心市街地活性化計画」は2015年から2021年の計画である。それがまだ終わっていないのに、その途中で、なぜ「新生大垣」の計画なのか。これだけ落ちぶれた大垣市だから、令和2年度予算で「新生」と定義したのなら、小川敏は、大垣の没落を認めたのだ。誰が没落させたのだ? 小川敏である。

 

詐欺同然?

 総額81億円の「新生大垣 まちづくり予算」とはいえ、その大半が新市庁舎関連である。またその過半が、工事完了でなければならない耐震設備や補修費用、防災設備である。それを「新生大垣 まちづくり予算」と呼ぶのは、小川敏流の針小棒大、春画的表現の「言葉の魔術使」、「言葉の詐欺師」?のようだ。

 

PDCAを回さず

 令和2年度「元気があるまちづくり」予算には、約14億円を計上する。なぜ小川敏は、市政19年間で、大垣が衰退した原因を明らかにしないのか。それを明らかにすれば、己の嘘が露見するから、解明をするわけがない。

 小川敏が、今のままのやり方を継続なら、元気どころか、大垣市の更なる衰退は必至である。ご臨終である。こんな小手先で元気になれば世話はない。

 

大垣を救うもの

 「神よ、大垣を救いたまえ」とは私は言わない。我々が自覚をもって、大垣を良くするしかない。それには小川敏を辞めさせるしかない。天は自ら救うものを救う

 

「新生大垣 まちづくり予算」 (広報おおがき 4月1日)

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大垣市中心市街地活性化計画  2015年

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参考

久志能幾研究所通信 ブログ記事 「大垣市中心市街地活性化基本計画」の絵空事

http://yukioodaii.blog.enjoy.jp/blog/2017/12/post-d19a.html

 

2020-04-26 久志能幾研究所通信 1549 小田泰仙

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