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2020年6月16日 (火)

「戒厳令」解除後の県外脱出

 2020年6月15日、久留米市の真島消化器クリニックに定期検診に行ってきた。別名「戒厳令」解除後の久しぶりの県外脱出の旅であった。何時もなら、その後、馬場恵峰先生宅を訪問して大村市で一泊するが、下手にウィルスを持ち込んで高齢の先生が新型コロナ菌に侵されては大変なので、長崎に寄るのは遠慮して、今回は久留米だけのトンボ帰りの旅となった。それでも色々と社会見学の旅となって、得るものが多かった。流石に九州への日帰り旅行には疲れ果てて、ブログ掲載はお休みにしました。

 

道中の惨状

 朝、7時25分発の電車で米原に行き、そこから「ひかり」で広島へ、広島から九州新幹線で久留米に走った。何時もなら、「のぞみ」で博多まで行くのだが、北九州市で感染者が増えていることを考えて、「博多」で乗り換えを避けるルートとした。

 別名「戒厳令」が解除後の新幹線であるが、米原から広島までは、グリーン車は3名だけ、指定席車両は8名だけの乗車である。がらすきである。

 私が車内販売で幕の内弁当を買おうとしたら、おむすび弁当しか販売していなくて愕然とした。それも新大阪から広島までの車内(JR西日本管轄)では、車内販売が中止となっていた。それだけ乗客が少ないのだ。車内販売の店員が失業である。

 車内でのお弁当購入を諦めて、広島駅で食べようとしたら、その広島駅構内のお店が総て閉鎖である。慌てて改札を出て、広島駅隣接のデパートで、お弁当を買う羽目になった。まだまだコロナの影響は収まっていない。

 久留米までの九州新幹線の指定席も、いつもなら当日予約など不可能なくらい人気があるのに、今回は当日の朝の予約でもがらすきであった。新幹線が空気を運んでいる。

 

現地現物

 2020年6月12日、名古屋のナグモクリニックに行って、名古屋の状況を観察したが、新大阪以西は、状況が名古屋以上に深刻である。実際に自分の目で観ないとそれが分からない。

 「現地現物」とは、自分がそこに行き、自分の目で確認して、状況を完全に理解することである。

 

危機管理

 久留米では滞在2時間で、診察が終わったらそのまま帰宅の途に就いて、大垣着19時15分、計12時間の旅であった。診察結果は、病状が好転していたのでほっとした。コロナ禍の緊急事態宣言下でも、自分の体は守らねばならぬ。そのために、私は半年に一回、真島消化器クリニックに通っている。

 

コロナ菌よりひどい役人菌

 コロナ後の緊急事態宣言の終了後の経済で、民間は仕事がなく経済が疲弊しているのを目の当たりにした。それなのに、お役人は呑気なものだ。コロナ禍の影響でも給与の減らない役人まで、10万円の特別給付金がでるのだ。

 小川敏は自分達の給与も減らさず、県下一低い支援金を出すと大威張りで発表している。それも我々の税金である。海津市の対応と大違いである。海津市の市長や議員は自主的に給与をカットしている。海津市の支援は、大垣市の10倍である。

 日本政府は、役人の配布の手間を省くため、10万円の特別給付金の配布を外注にまるなげし、200億円の中抜きをやっている。こんな役人がのさばっていれば、日本沈没である。大垣市は既に沈没した。小川敏がのさばる大垣市の水門川は、政策の善悪を推問したら、汚川になってしまった。

 

2020-06-16 久志能幾研究所通信 1633 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年6月 9日 (火)

小川敏は、現代のドン・キホーテ

小川敏は、言葉の使い方も知らない。子供と同じ。

小川敏は、「新型コロナ猛威」を「影響」としか見ない

小川敏は、「新型コロナ」を6選の事前選挙運動として活用

 

 小川敏は「新型コロナウイルスの影響」に市独自の支援をすると宣言している。小川敏は、全国で非常事態宣言まで出しているこの人類に猛威を振るう災害を単なる「影響」と扱っている。全世界で死者が40万人の死者、日本でも916人(6月8日現在)の非常事態なのだ。日本経済新聞は、その記事の中で、コロナの「猛威」との表現をしている(2020年6月8日付新聞紙面)。

 しかし小川敏にとってこの猛威の「災害」は「影響」でしかないから、大した対策を取らなくてよいのだ。小川敏にとって、この災害は、市民から寄付を受けて、新聞の売名行為で写真を掲載させられる絶好の市長選前運動なのだ。だから市民一人当たりで、大垣市は、海津市の1/10の対策費しかださない。

 

 「影響」とは「他に働きを及ぼして反応や変化を起こさせること」(精選版 日本国語大辞典)である。それは子供の認識である。今回の騒動は「災害」である。「災害」とは「天災、火災、事故など思いがけず受けるわざわい」である。

 

 小川敏は、「新型コロナウイルスの大災害」を「影響」として対応するから、金もケチり、自分達の身を切る痛みも感じない対策しかできないのだ。だから竹槍精神の「がんばろう大垣プロジェクト」を暢気に唱えて悦に入っている。まるで風車をドラゴンと勘違いして、突撃するドン・キホーテである。そんな認識しかできないトップでは市長の資格がない。市民の命が危ない。

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『Wao! Club 2020年6月』より

 

2020-06-09 久志能幾研究所通信 1625 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

 

2020年6月 8日 (月)

コロナ対策4 強制換気

 新型コロナウイルス対策として、定期的に、事務所の空気を換気扇で強制的に一定時間運転して、空気を入れ替えるようにした。

 空気を入れ替えると、頭脳の活性化に良い影響があるそうだ。澱んだ空気を吸っていては、良い発想も生まれない。

 人が1日にする呼吸回数は約2万5,000回、1人あたり1時間に6畳分の空気が必要になるそうだ。新しい発想を生むには、脳に新鮮な空気を送らねばならぬ。

 ちなみにインフルエンザに罹患した人がいた場合、その人の咳やくしゃみから出たインフルエンザウイルスは、空気中を2時間~3時間ほど舞うという。

 この機に、澱んだ空気を運ぶ仲間を入れ替えるのも、人生の転機である。

運命を変えるには、

住む場所を変え、

付き合う人を変え、

過ごす時間を変え、

吸う空気を変え、

頭の中を変え、

行きつけの場所を変え、

やることを変え、

等々・・・・

 

 何かを変えれば、何かが変わる。具体的に動き、具体的に何かを変えれば、具体的な答えを仏様が与えてくれる。コロナ禍を機に腐れ縁を断ち切ろう。

 

2020-06-08 久志能幾研究所通信 1624 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

コロナ対策3 使い捨て紙タオル

 今まで、自宅のトイレでは手洗い後に布タオルを使用していた。毎日、そのタオルの取り換えはしていた。今回の新型コロナウイルス対策の新たに取り組みとして、布タオルを使い捨て紙タオルに変更した。これなら来客時でも安心である。

 今回の新型コロナウイルス騒動は、100年に一度の災害である。非常事態として、トイレで使い捨ての紙タオルを利用することは、必要な処置と考えて対応した。必要な時に必要な金を出さないと命は守れない。それが危機管理である。

 

大垣市の対応

 小川敏は、「がんばろう大垣プロジェクト」という精神論対策だけをぶち上げる。それでいてカネは出さない。大垣市は市民一人当たりの対策費が、海津市のそれの1/10以下である。それでは市民の命は守れない。

 大垣市は「新型コロナウイルス騒動」に対して市独自の支援をするという。「市独自」とは、対策費が他市の1/10というケチな内容である。恥ずかしい特異な対策である。

 海津市は市長や議員が報酬を自主的にカットしている。大垣市は、それさえしない。小川敏は、市民からの寄付を受ける贈呈式で忙しい。

 小川敏が2019年4月に慌てて作った大垣市危機管理室は、今回の危機で何をやってくれたのだ?

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2020-06-08 久志能幾研究所通信 1623 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年5月29日 (金)

遮音ガラスを通して「信用破綻」の音が響く

 自宅の一室を完全防音のピアノ室に改装しようと、遮音サッシの見積りを2社から取った。遮音サッシのガラスの厚み10mmである。一部屋分の窓の取り換えで100万円弱と高価である。

 普通の二重ガラスサッシは、断熱の効果があるが、ガラスが薄く質量がないので、遮音にはあまり効果がない。遮音には、厚いガラス(全体質量が大きい)が必要である。それをY社関連会社の音響専門の社長から教えてもらった。

 現在、当家の部屋は二重ガラスの窓に、更に二重ガラスの内窓を追加している。合計4枚のガラスで外部と遮断している。自宅の窓の全ては、この内窓を付けている。それで今まで、200万円程の金を使っている。

 ところが、その装備では断熱はできるが遮音が完全ではない。そのサッシを手配したサッシ屋に遮音の技術知識がなく、単なる断熱の二重ガラスサッシを手配していたことが露見した。

 

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見積金額が逆転

 今回、見積りを音響の専門会社であるY社の関連会社から取った。それに今まで出入りしていたサッシ屋が「是非うちにも見積りをさせて欲しい」とやってきた。

 ところがその金額が最初のY社関連会社の見積金額より高かった。Y社の製品は通常、定価販売であるので、高い金額は覚悟していた。ところが今回はY社が少し値引きをしてくれたようだ。

 

見かけ取りが発覚

 それで、今まで信用していたサッシ屋から正規以上の高い値段で買わされていたことが発覚した。なおかつ、サッシ屋のくせに、遮音の専門的技術知識なく、間違ったガラスを設置していた。

 それで「貴社は見積価格が他社より高い」と言ってそのサッシ屋を断った。ところが、後日、平然と数十万円も安い値段で、是非当店にと再見積書を持ってきた。私は、そのサッシ屋に「値段の高い安いで断ったのではない。貴店は信用も技術もないことが露見したからだ。貴店からは二度と買わない」と最後通牒を出して、縁を切った。

 私のビジネスの哲学は「一度でも、裏切った人とは縁を切る」一度あることは、二度三度と続くのだ。これが私の「人生の危機管理」である。私は自分の「信用金庫」を大事にしている。

 

「ビジネスは壊れやすい花瓶に似ている。無傷であればこそ美しいが、一度割れると二度と元の形には戻らない。」

    Business is like a fragile vase - beautiful in one piece, but once broken, damn hard to put back together again to its original form.

    “Letters of a businessman to his son" by G.KINGSLEY WARD

 

2020-05-29 久志能幾研究所通信 1611  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年5月27日 (水)

運の悪いヤツとは付き合うな

 かのナポレオンは、運の悪いヤツを部下にすることを徹底して避けた。運の悪い部下を持つと、自分の運が悪くなるという哲学であった。時にはジプシー女にも占わせたり、自分でカード占いをしたという。

 運の悪いヤツは、運が悪くなる生活リズムで生きている。運の悪いヤツは顔が陰気である。話すことが陰気である。その行動が後ろ向きである。運の悪いヤツと付き合って、その波動を受けると、自分まで運が悪くなる。だから運の悪いヤツはとは付き合ってはダメなのだ。

 

冥資

 サラリーマン生活での中間管理職は、部下をそう自由に選ぶことはできない。同様に上司を選ぶこともできない。それをできないと考えると、益々運が悪くなる。誰に聞いても、その対策案で納得できるものはなかった。

 強いて言うと「冥資」を受けられる徳や運を身に付けるしかあるまい。「冥資」とは知らない間に受ける佛の加護である。

 

要領

 「冥資」を受けるには要領をよくすること。要領とは物事の勘所であり、物事をうまく処理する手段である。地獄のシベリア抑留から生還された丸順の今川順夫最高顧問(当時)は、「生きて帰れたのは、(良い意味で)要領がよかったから」と言っておられる。

 同じく地獄のアウシュビッツ強制収容所から生還したヴィクトル・E・フランクルは、その著書『夜と霧』の中で言う。地獄の強制収容所で生き延びた者は、生きる目的を持っていた。生きる目的を達成する為には、要領よくせねばならぬ。頭でっかちの利口では駄目だ。賢くなければ、運が良くならないし、生きていけない。

 

耐える時

 サラリーマンとして悪運の強い上司の下に異動となったら、我慢するか反抗するかの選択が問われる。大企業では往々に有名大学出のエリートが上司になっている。だから、それに逆らと大変だ。私は、宮仕えとはそういうものと覚悟(達観)していたので、心の中では舌を出していたが、表面的には、じっと耐えてサラリーマン時代を過ごした。悪運という嵐が頭の上に来ているなら、じっと耐えて身を低くするしかない。悪運の風をまともに受けては倒れてしまう。柳のように受け流せばよい。それが宇宙根源の理である。物理学の応用である。

 その私が、その上司のもとから、別の部署に異動した。その時、上司が変わるとこうも環境が変わるものかと驚いた。サラリーマン生活は上司次第である。

 

反抗して死を選ぶ

 一年下の同僚のD君は、頭が切れたが、いつもその上司に立てついたため、海外に飛ばされた。上司は彼が性格的に営業は不向きと知りながら海外の営業職に飛ばした。それが原因で、彼は帰国後、心労がたたり54歳の若さで病死した。私はその上司の推定殺人だとおもう。

 サラリーマンが嫌なら独立することだ。それができないなら、嫌われないように保身するのがサラリーマンの智慧である。それが賢者である。運はよくならないが、最悪は避けられる。私の両親は、上司への盆暮の心づけを欠かさなかったので、その危機を避けられた。今にして思うのは、これは危機管理上の保険であった。親のご恩に改めて感謝している。

 前職はそれがまかり通るブラック企業であった。D君は頭が良かったが、世間を渡る如才が足りなかった。つまり要領と賢さが足りなかった。メンタル面でもタフでないと宮仕えは勤まらない。

 市長にも悪運の強いヤツがいる。それが市民生活に影響するので、たちが悪い。本人は幸せだが、市民が不幸である。会社で悪い上司の下に異動させられたと同じである。どうすればよいか、永遠の課題である。

 

運の悪いヤツは、

 時間にルーズである。

 健康に気を付けない。

 約束を守らない。

 ウソを言う。

 酒癖がわるい。

 (体に悪いと知っていて)煙草を吸う。

 笑顔がない。

 ご縁を大事にしない。

 出会いを自分から求めない。

 チャンスを大事にしない。

 愚直なことを大事にしない。

 陰徳をおこなわない。

 神仏を信じない。

自分が運の悪くなる言動や考えをしていないか、自省したい。

Dsc065671s  松本明慶大仏師作 普賢菩薩、 書は馬場恵峰書

 普賢菩薩とは、梵名でサマンタバドラといい、「普く賢い者」の意味であり、彼の世界にあまねく現れ仏の慈悲と理智を顕して人々を救う賢者であることを意味する。また、女人成仏を説く法華経に登場するので、特に女性の信仰を集めた。密教では菩提心(真理を究めて悟りを求めようという心)の象徴とされ、同じ性格を持つ金剛薩埵と同一視される。そのため普賢菩薩はしばしば金剛薩埵の別名でもある金剛手菩薩とも呼ばれる。「遍吉」という異名があり、滅罪の利益がある。この項、wikipediaより)

2020-05-27 久志能幾研究所通信 1608  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年5月23日 (土)

小川敏はヒトラーを真似して、プロパガンダに励む

ヒトラーの演説手法

 簡単な言葉を5回繰り返す。

 ウソでもいいから、5回繰り返す。

 ウソでも構わないから何回でも繰り返す。

 ドイツ国民の自尊心をくすぐる言葉を繰り返す。

 段々と扇情的に煽り、ドイツ国民を洗脳する。

 こうやってヒトラーは国民を戦争に駆り立てていった。

 

 ヒトラーの言葉

 「ドイツは生き続ける」

 「ドイツは勝利する」  

 「ドイツよ、一つになれ」

 「愛国者よ、ドイツのために命を捧げよ」

 「ドイツ人は支配民族だ、優秀なのだ」

 「ユダヤ人がドイツの財産を奪っている」

 「捕虜になったのは、人間的に劣っているからだ」

 

 プロパガンダでは、政府や企業によって、意図的な言葉や単語の言い換え、使い換えがされる。第二次世界大戦のドイツにおいては、ナチス党が自由選挙によって選ばれたので、ナチス政権下において、ドイツ人の総意として行われたようになってしまった。ドイツ国民はヒトラーにより洗脳教育をされたのだ。ドイツ国民はヒトラーを盲信して、戦争に突入する。ドイツ国民は詐欺に遭ったようなものだ。

 

ドイツの結末

 ヒトラーは演説で「平和」を何度も叫んで、軍事力を増強した。

 ヒトラーはポーランド侵攻の直前演説で「平和」を何度も叫んだ。

 結果、ドイツ国民はヒトラーの演説に騙されて、戦争を開始した。

 その顛末で、ドイツ国民の500万人が命をおとした。

 ユダヤ人は2000万人が虐殺された。

 

現代の嘘の宣伝手法

 この手法は、現代の拝金主義広告にも政治家の広報活動にも悪用されている。 食品メーカやファーストフード業界は「健康第一」とか言って、体に悪い食品を売りまくっている。CMで何度も何度も「健康第一」と宣伝すれば、洗脳教育として、消費者は信じてしまう。その結果が、日本人だけがガンの罹患数が激増である。現在は二人に一人が癌になる状況である。

 カーメーカーが安全第一と嘘を言い続け、死亡事故を起こし続けたのは三菱自動車である。三菱自動車は、結果として嘘でつながるゴーンと運命を共にしている。それこそ腐れ縁の運命である。

 ゴーンも嘘を言い続け、それが今回のゴーン逮捕で晴天の下に露見した。小川敏と同じく20年近く嘘の方便で日産を経営した。

 エアバッグのタカタは「乗客の安全を守るエアバッグ」と宣伝で嘘を言い続け、破綻した。

 日本の企業は、「人の教育は一番大事だ」と言いながら、年々、企業の社内教育費は下がり続けている。だから日本企業の業績が回復しない。前職の会社でも、「教育は大事だ」と言いながら、不況になると真っ先に教育費を削った。社員教育を担当していた私としては、怒り心頭である。教育で人財が育っていれば、吸収合併されて市場からその名が消えることもなかったはずだ。

 

洗脳教育

 曹洞宗の開祖・道元禅師は「大事なことは耳鳴りするほど聞け」という。トヨタ教では「なぜ何故と5回繰り返せ」である。私が受けた自己啓発セミナーでは、真黒な中で、繰り返し同じ言葉をガンガンと言われる。

 人を洗脳する手法は、皆同じである。それが曹洞宗やトヨタ教のように、良いことならよいが、邪念で使われることには要注意である。

 

 

小川敏のプロパガンダ

 小川敏は言葉巧みに、針小棒大で表現して市民を勘違いさせる。ウソも100回言えば、本当のようになる。現実は大嘘なのに、ああ勘違いである。そうやって小川敏市政は、大垣市を大垣歴史上で過去最大の没落をさせ続けている。

 

実例

大垣は子育て日本一

  実際は、県下一の最貧困教育費の予算しかない。

  実際は、大垣市の児童生徒一人当たりの教育費が県下最低である。

  学校のエアコン設備率が県下最低であった。(2018年)

  大垣市の教職員の年間給与が岐阜市のそれより200万円も低い。

  その資金を自分達の大垣市職員に振り向けた。

  大垣市職員の給与は、岐阜市を抜いて県下一の高さ。

 

大垣市は子供の医療費が無料

 子供は老人と違い、医療費はけた違いに少ない。

 だからそんなことは自慢にならない。詭弁である。

 

大垣は水の都

  実際は治水を放置。

  だから基幹道路の水没が頻繁に起きる。

 

元気ハツラツ市で大垣の活性化

  この愚行で大垣駅前商店街の80%が死滅。

  小川敏に取り入った業者だけが儲かった。

  その愚行を10年間もPDCAを回さず、続けるとは狂気である。

  その結果、大垣経済は、年率1%で没落を続けている。

 

新市庁舎が街の活性化の拠点と宣伝する。

  どこの暇人が役所に観光に行くか。詭弁!

  「大垣市中心市街地活性化計画」は大失敗であった。

  それに味をしめて、「大垣未来ビジョン」で嘘を発表し続ける。

 

市民の安全第一

 ドローン墜落墜落人身事故で、責任を業者に押し付けて、大垣はドローンと逃亡した。小川敏は、説明責任さえ果たしていない。

 危機管理室ができたのは、2018年の台風被害があってから。

 その危機管理室は火葬場より下の位置付けである。

 他市は数10年前から危機管理室がある。

 

小川敏の狂弁

 「対応は短期決戦ではなく長期戦。市民生活や経済を継続的に支えられるよう準備を進めている。子育て日本一のまちとして、子育て支援に重点を置いた施策などを打ち出していく」(『岐阜新聞』2020年4月29日より)

 上記は、2020年4月28日、大垣市議会が小川敏市長に、新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴い、市民を助ける市独自の施策を求める要望書を出した時の小川敏のコメントである。

 現実は「子育て日本一のまちとして、」は大嘘なのに、小川敏は平然と嘘を繰り返している「市民生活や経済を継続的に支えられるよう準備」も大嘘である。現実の大垣市は、過去例がないほどに経済が疲弊している。大垣の地価は小川敏が市長になって19年間で、半分以下になった。他市がリニア景気に沸いているが、大垣市は置いてきぼりを食っている。市内には小川敏へに怨嗟の声が溢れている。

 小川敏のコメントはヒトラーのプロパガンダの手法と同じである。

 

岐阜新聞社の大嘘

 御用新聞の岐阜新聞はそれが嘘と分かっていて、それを公器の新聞紙上に掲載する。共犯である。戦前の新聞は、こうやって国民を騙して戦争に駆り立てていった。当時は戦争を高揚させたほうが、派手で新聞社も儲かるのだ。岐阜新聞は大垣市民を洗脳教育しようとしている。ご用心ご用心。 

Photo  『岐阜新聞』2020年4月29日より

2020-05-23 久志能幾研究所通信 1603  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年5月22日 (金)

ペンタゴン・ツアー(2/2) 自分の城は自分で守れ

令和の時代のペンタゴン

 令和の語源となった万葉集が詠われたのは奈良・平安時代である。その1400年前でも、国の防衛のため、民が防人として九州に駆り出されていた。万葉集にも防人の歌が多い。

 そもそも国とは、政治と経済と国防の3つから成り立つどれが欠けても、国として成立しない。

 

チベット消滅

 チベットは国を守る軍事力がなかったため、1950年、中国共産党に攻められて消滅した。チベット国民の20%が殺された。日本に換算すると、2000万人が殺されたと同じである。中国共産党により、同一民族間の結婚も禁じられ、中国人との同化が推進され、民族の消滅が図られている。今は、チベット人はモンゴル人とともに要注意民族として、多くの人が強制収容所に入れられている。その一つの目的が、臓器移植のドナーのためである。だから臓器移植のため中国に行けば、3日でドナーが見つかるという。

 

国、都市の消滅

 国にも命がある。第二次世界大戦後に消滅した国は183カ国もある。自分の国の命は自分で守らないと、他国に滅ぼされる。

 都市だって破産する。夕張市も破綻した。自分の城は自分で守らないと、消滅する。今のままでは、896の自治体が消滅しかねないと警告されている。他国が攻めてくるより恐ろしいのは、自分の国の自己崩壊である。

 

己のペンタゴン

 人は、人間力(ご縁)と経済力と免疫力で成り立つ。いくら人間力や経済力があっても、病気に負けたら死んでしまう。それが今回の新型コロナウイルス騒動で再確認された。

 本来ここは一般観光スポットであるが、私はMUSEUM扱いをしたい。ここの訪問は、ワシントン駐在員・T氏の勤める法律事務所を訪問して、氏の推薦とこの事務所から地下鉄で2つ目の駅がペンタゴンであった地理的条件で、急遽行くことに決めた次第である。これもご縁である。

 そのT君も、帰国後、リーマンショックで会社が左前になり、経営層の間違った判断で、事務職までも工場の現場応援に出された。それは「全社一丸となって頑張ろう」という精神論だけの方策であった。要は経営層が合理的な経営が出来ず、危機管理もできず、無能であった。

 ある朝、彼は単身赴任していた寮で冷たくなっていた。哀しい思い出である。私もお通夜に参列して、彼の奥さんと小さなお子さんを見て、かける言葉もなかった。

 ブラックな会社は従業員の健康など、知ったことではないのだ。自分の体は自分で守るしかない。己のペンタゴンを強化するしかない。

 

広報活動としての己のペンタゴン

(正しい)英語が喋れない軍人

 ツアーの案内、説明は軍服が良く似合うカッコいいハンサムな若い将校がしてくれた。この軍人の英語がまるでマシンガンのような(軍人だからしかたがない・・)恐ろしく早い英語と軍関係の英専門用語のため、私の英語力では半分も理解できなかった。自分たちの宣伝をしているくせに、相手へのコミュニケーションの気配りをしない、一方的な押しつけは、軍の自己中心的な態度と通ずるものがあり、思わず納得してしまった。これはツアーの趣旨からは、大きな皮肉である。なにせ相手が恐ろしいペンタゴンであるから、私は黙って聞いていた。

 案内された展示資料は、歴史的な価値が高く、ゆっくり見て廻りたかったが、一方的に広大な建物中を引っ張り回され、ペンタゴン・ツアーは終わった。なにせ、この建物内はこの案内者なしには勝手には歩き回れない。なんと独善的な案内であろうか。

 我々も、正しい日本語が話せているか、自省して他山の石としたい。私がミシガン大学夏季セミナーに参加したいのは、正しい日本語、正しい論理構成を学ぶためである。そのセミナーの後に、私はこのペンタゴンのあるワシントンDCに旅行した。

 仕事人として、〇〇家の人間として、やってきたことを、後進に、子孫に、世に知らしめることは、文化人としての使命である。私は誰にでも、どこででも分かる言葉で伝えたいと思う。

 

有事の砦

 日本はその大事な国防を担う自衛隊が今でも日陰者扱いである。日本は国防を米軍に頼っているが、肝心な時に米軍が助けに来てくれる保証はない。自分の国を守らない日本の為に、米国が自国の青年の血を流すとは思えない。私が大統領でもその判断をする。それをやれば、米国大統領が国民からつるし上げを食らう。米国議会も反対するだろう。トランプ大統領は冷酷なビジネスマンである。米国の利益にならない米軍の日本への派遣はしないだろう。

 だから中国共産党は日本を舐めて、日々、尖閣諸島を虎視眈々と狙って領海侵犯を繰り返している。自衛隊は法律で、総理大臣の許可がないと領空侵犯のジェット機や領海侵犯の船舶に反撃の鉄砲一つ撃てない。それは今までの経緯を見れば明白だ。

 日本にも国民の国防意識向上のため、ペンタゴンのような施設が必用である。私がペンタゴンを見学して、四半世紀が経ち、この原稿を書く段で、その思いを新たにした。トヨタの経営の原則は、「自分の城は自分で守れ」である。

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 中国公船等による尖閣諸島周辺の接続水域内入域及び領海侵入隻数(日毎)

 (平成24年9月以降)

 海上保安庁 (外務省ホームページより)

  

大垣市の有事

 大垣市も小川敏の独裁政治に占領されている。小川敏の無為無策の無能政治で、大垣は滅亡寸前である。大垣だけが、東海地方のリニア景気から置いてきぼりを食っている。

 小川敏が落とした減資爆弾で、大垣の未来はなくなった。投資をしない都市に未来はない。人財に投資をしない都市は消滅である。大垣市民が危機意識を持って、大垣市政を監視しないと、地獄への道を歩んでしまう。

 大垣市民としてのペンタゴン機能とは、市役所への意見の発信、マスコミへの意見の発信、情報の共有化である。

 

2020-05-22 久志能幾研究所通信 1602  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年5月19日 (火)

コロナが暴く日本人の劣化

 

日本は後向き

 日本では「特別給付金10万円を早くくれ」、「休業保証金くれ」と騒々しい。多くのお店は、休業保証金をもらう為、無理に営業を止めている。ウイルス対策の手も打たず、休業補償金を狙う。店によっては、売上絶対額が少ないから、休業保証金50万円を貰った方が、儲かるのだ。野党もマスコミもそれに便乗して恥知らずである。肝心の再発防止、根本原因の追究、危機管理、日本経済の再建の議論は後回しである。

 媚中議員や媚中マスコミは、原因追及に及び腰である。

 そのどさくさにまぎれて、尖閣諸島への領海侵犯が激増している。しかし、その報道は少ない。なぜ、中国共産党に媚びるのだ?

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 中国公船等による尖閣諸島周辺の接続水域内入域及び領海侵入隻数(日毎)

 (平成24年9月以降)

 海上保安庁 (外務省ホームページより)

 

アメリカは前向き

 アメリカでは非常事態の外出禁止令で「仕事をさせてくれ」と実力行使のデモが沸き起こっている。アメリカでは「保証金くれ」との声は聞こえない。この日本との違いは何なんだ? こんな「金くれ」の声しか上げない情けない日本人が跋扈している。こんな状況で、日本の未来はどうなるのか。

  

マスクは武器

 何故、マスクが足りない、消毒アルコールが足りないのか。その状況で、「マスクを寄付しました」との売名行為ばかりが目立つ。どうしてそうなったかの真因調査の議論が後回しなのか。

 時にマスクが戦略物資になる。それがなければ相手国は、ウイルス防御ができずに死者が激増するかもしれない。敵にとって今は、マスクは銃よりも的確な武器である。マスク生産が80%も中国に依存では、中国にお手上げ状態だ。

 それを展開すれば、今度は食料が武器になる。日本が中国に盾突くと、中国は食糧の輸出を止めればよい。日本の食料自給率は37%である。政治家は、日本は工業製品だけ作り、金さえ出せば、食料など世界から買えると呑気に思っている。非常事態になれば、どこの国も日本に食料を輸出しなくなる。そうなれば日本人の6割が餓死である。日本人を殺すのに銃も爆弾もいらない。

 先進国は、食料自給率が100%に近い。日本だけノー天気に異常である。この機に、農業の復活、自給率の向上、自衛力の強化に手を打つべきだ。

 

御用新聞の報道

 新聞の地方版の紙面では「マスクを寄付しました。私は〇〇です」と厚かましい記事が氾濫している。小川敏はそれに便乗して6選に向けて紙面を飾っている。寄付なら匿名でしてほしい。売名行為は鼻につく。そんな報道で岐阜新聞等の西濃欄が埋まっている。もっと報道すべき大事なことがあるだろう。

 

扇動報道

 大事なことを別の事項の報道で覆い隠し、大衆を扇動する手法は、旧ドイツのナチスの戦術と同じである。ヒトラーはユダヤ人謀略説やユダヤ人の金融支配説で報道を溢れさせ、一番大事な事項(他国の侵略戦争の意図)を覆い隠した。ドイツ国民は騙されて熱狂的にヒトラーを支持した。ヒトラーは演説の魔力でドイツを第二次世界大戦に引きずり込んだ。それでドイツ国民の500万人が犠牲となった。第二次世界大戦における連合国・枢軸国および中立国の軍人・民間人の被害者数の総計は5000万〜8000万人とされる。

 今、マスコミは新型コロナウイルス報道で溢れている。何か重要なニュースが隠されていないか、危惧される。

 

マスク戦争の狙い

 今回のマスク不足の騒動とマスク寄付の状況を、その原因と対策、その真因、危機管理としての対応まで書かないと、日本の敗戦である。岐阜新聞は小川敏の御用新聞としてコロナ戦争で「戦果?」を上げている。どさくさに紛れて大垣市民への洗脳教育が大成功である。狙いは大垣市長6選である。

 

2020-05-19 久志能幾研究所通信 1597  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年5月17日 (日)

太陽光発電 殺人事件

 密集した住宅地で太陽光発電装置を設置することは、団地の狭い4畳半の部屋にピアノを入れるようなものだ。1973年に騒音問題でピアノ殺人事件が起きたように、そのうち、太陽光発電殺人事件が起きることを私は危惧している。

 私は、住宅密集地に太陽光発電を設置することは利己主義で、他人への迷惑行為と思う。太陽光発電は売電で儲かるとか、自宅の電気代節約になるとかで、業者の売り込みが激しい。しかし狭い日本では他人への犯罪行為になりかねない。太陽光発電は、日本では個人が設置するべき設備ではない。正規の公共団体が設置する場合とは、別の問題である。

 

 無神経な人が、近隣へ無意識に起こす迷惑行為が原因で、殺人事件が多発する昨今である。最近は切れやすい人が増加している。自分勝手な無神経な人も増加している。いつ何時、太陽光発電殺人事件が起きるやも知れぬ。

 

 バーベキューが凄惨な殺人に発展したのが、2017年5月に岐阜県瑞浪市で発生していた事件だ。32歳の男性が、自身がコーチを務める少年野球チームの部員や父兄などを招き、バーベキューを楽しんでいたところ、突如隣人の男(26)が包丁を持って現れる。男は32歳の男性の腹部を刺し殺害。さらに、取り押さえようとした42歳の男性の腕をも切りつける。結局、参加していた2人の男性によって取り押さえられ、駆けつけた警察官に現行犯逮捕された。

 その後の調べで、犯人の男が被害者の男性宅について、1年ほど前から「うるさい」と警察に相談していたことが判明。前々から抱えていた騒音に対する不満がバーベキューで爆発し、殺人事件に発展してしまったようだ。

Exciteニュースより https://www.excite.co.jp/news/article/Real_Live_51185/

ピアノ騒音殺人事件 1/3

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 私は、自宅に太陽光発電の勧誘の電話を何度も受けているが、拒否している。中電からの電話勧誘が頻繁である。

 

太陽光発電占い

 密集住宅地で太陽光発電システムを入れている家を見ると、私はその家の主人の性格が分かる。その人は、利己主義者で、詐欺にかかりやすく、目先の利益に惑わされて、深く考えることがない人である。

 

問題点

反射光がまぶしい、隣家への犯罪行為

 太陽光発電のパネルは鏡と同じである。住宅地では、太陽光発電のパネルの反射光が周りに被害を与える。裁判にもなり、設置業者が敗訴している。2012年の横浜地裁は、住宅の太陽光パネルの撤去と損害賠償の支払いを命じる判決を出した。その後、2審で棄却となったが、設置者が自主的にパネルを撤去した。

 太陽光発電のパネルの反射光が近隣の住居に、眩しさを与え、室温を上昇させるといった被害が発生する。ある住宅では、反射熱で室温が10度も上がったという。真夏でこの被害を受ければ、近隣住宅地の住民には地獄の苦しみを味わう。

 

カドミウムが含まれる太陽光パネル廃棄は公害

 2015年の太陽光発電パネルの廃棄量は2400トン、2040年には800,000トンへと333倍に急拡大する見通しである。耐用年数を迎えるパネルが増えることが主要因である。(2017年の総務省調査で)

 太陽光パネルには鉛やセレン、カドミウムなどの有害物質が使われている。カドミウムは、水俣病、イタイイタイ病の原因となった材料である。適切で厳格な廃棄処理が必要な「産業廃棄物」である。しかし太陽光パネルの処理については今の所、厳格なルールがない。無法状態である。

 今後は使われなくなった太陽光発電所が「放置」される例も出てくるはずだ。そうした場合、雨水等で流れて、飲料用水に流れ込む恐れも危惧されている。土壌汚染で作物への影響の恐れもある。火災の原因となる危険性もある。

 

低音騒音で他人迷惑

 太陽光発電設備のパワーコンディショナは、微弱ながら電磁波を発している。太陽光発電に限らず、家電製品でもモータを利用するものであれば基本的に電磁波は発生する。それが思わぬ近隣住宅へ被害となる恐れがる。

 パワーコンディショナからのモスキート音(キーンという高い音)や空調設備のモータ音などが、近隣住民とトラブルや苦情の原因になることもある。

 風力発電でも低周波の騒音が、鬱病や他の病気の発生となっていることが報告されている。

 

旧の住宅への設置は耐震上で自殺行為

 日本では住宅などの建物の屋根に発電パネルを設置する例が多い。住宅用のパネルの重さは100Kg以上で重い。にもかかわらず強度計算をせずに設置する例も少なくなく、耐震性に悪影響をもたらす。

 私も阪神淡路大震災の被害を見て、自宅の二階にあった書籍や重い家具を一階に下ろした。屋根につけた太陽光発電パネルは、揺れを加速させる重りを建屋の一番上に設置すると同じである。最初からそういう前提で家の設計をするなら良いが、後付けは自殺行為であると思う。

 

火災時の対応が未確立

 太陽光発電の設備は、太陽光が当たると発電する。火事が起こっても、発電を継続する。そのため、消防による放水により感電の危険性がある。消火活動の妨げとなり、ドイツでは消防士が死亡した事例もある。

 2017年に埼玉県で発生したアスクルの倉庫火災では、屋上の太陽光発電装置が消火活動の支障になり、消火に手間取った。実に12日間、燃え続けた。

 また、太陽光発電の設備自体が発火する事例で、2008年~2016年、住宅用太陽光発電による火災は102件である。(消費者安全調査委員会の調査)

 施工不良やケーブルを動物がかじったことで火災となるケースもある。

 

2020-05-17 久志能幾研究所通信 1593  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。