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2020年5月 6日 (水)

衰退の予兆を観る感性を持つ  ボヤで消す

 経営者には、常に衰退期の予兆を感じる感性が必用だ。自分は自分の人生を経営する経営者だ。他人ごとではない。その予兆を感じなかったため、滅亡した帝国の多さを歴史は教えてくれる。その予兆を感じなくて、病気になり、地獄の淵をさ迷うやも知れぬ。繁栄の栄華の中で、「一葉落ちて天下の秋を知る」を感じなければ、リーダではない。

 衰退が始ってからでは遅いのだ。衰退とは大火事である。大火事を消すのは困難である、衰退の予兆であるボヤの段階で消し止めなければ、全焼となってしまう。

 

自分の没落

 私が会社時代、中間管理職として働くと、つい夜遅くまで働き、夜遅い食事で、脂っこいもの食べてしまう。そしてすぐ寝る。そんな狂った生活、狂った食事を続ければ、体に良いわけはない。それで体重がじわじわと増え、高血圧症が慢性化する。それこそ体の四季が、秋になり一葉が落ちる状態である。定年まではまだまだ体力があるから、何とかごまかせた。

 その体の変化を、病気の予兆として感じて、手を打たなければ、37兆個の組織の主人公として、リーダ失格である。私は分かっていて、手を打ったが、生ぬるい手であった。その咎が、昨年、癌の発病として現れたと、今にして悟った。癌が目に見える大きさに成長するのに、10年はかかる。しかしまだ最悪の状態にはならなかったのが救いである。

 

前職の会社の没落

 私の前職の会社も、予兆を見逃し、世の中の動きについていけず、市場からその名が消えた。その会社では学閥に支配された雇われ社長・役員が跋扈していた。学閥のえこひいきが蔓延し、学歴は立派だが、経営力のない人間が偉くなっていた。そのレベルでは製品の行く末を見定め、新しい芽を開発する決断を出来なかった。

 

グローバル企業の没落

 グローバル経済主義にハマった企業は、全世界から最も安い部品をかき集め、最も安い労働力の国で組み立てるというサプライチェーンを作って世界を制覇した。ところが、今回の新型コロナウイルス騒動で、人の動きが止められると、その回転が破綻してしまった。この仕組みは、冗長性のないシステムだったから破綻した。どれだけ栄華を極めても、崩壊はあっけなくやってくる。

 その崩壊の予兆は、貧富の差の拡大、奴隷のよう労働環境で作られた製品の氾濫、その氾濫で正規の価格が破壊、国内産業の空洞化、従来産業の労働者失業、移民の増加、中国の極端な海外膨張に見てとれたはずだ。今回の破綻は、それを無視してイケイケどんどんで、やりすぎた末路である。何時までも無限に成長していったら、それは自然界の癌細胞である。宇宙根源の理から見て、そんなことはあり得ない。今回の結末は、当然の帰着である。

 

大垣の没落

 大垣が大没落したのは、小川敏が無為無策で19年間の独裁政治をしたためである。小川敏が大垣衰退の予兆を見逃したのだ。小川敏が、新しいことは金がかかると、全て却下したためもある。周りの世は変貌を遂げている。昔の知識だけがあり、智慧のない市長では没落は当然である。知識だけがある動物は、間違えたら怖い。何をするかわからないからだ。そんなレベルの市長では予兆を感じるなんて無理であった。

 小川敏は、大垣の未来を破壊する「大垣未来ビジョン」の作文を作って悦に入っている。「大垣未来ビジョン」は小川敏のプロパガンダである。市民の気をこのビジョンに逸らして、大垣を地獄に連れていこうとしている。

 

日本の没落

 日本が失われたこの20年を過ごしたのは、政治家に政治力がなく、利権優先の官僚に支配されたためである。やるべき投資をしなかったためである。

 

日本人の心の没落

 緊急事態宣言が出されているさ中、パチンコ店に群がる人が多くいるのは、昔の親が、今の大人の子供時代に正しい躾をしなかったためである。外出自粛で右往左往するのは、虚楽的生活に溺れ、自ら学ぶ習慣をつけてこなかったためである。日本人の精神の没落である。

 学生の学力の低下は、日本衰退の予兆なのだ。教育に金をケチるから、子供の学力が下がる。先進国で、公的な教育費は日本が一番少ない。ご先祖に恥である。国、市の教育費の投入額の低下は、衰退の予兆なのだ。小川敏に毒された大垣市などは、児童生徒一人当たりの教育費が県下最低なのだ。その財源を大垣市役人が懐に入れてしまい、県下一の給与の高さになっている。

 

日本人の健康の没落

 日本人の癌が増え、認知症、鬱病が増えたのは、その予兆を見逃したためだ。人は肥満になると、病気や癌になる確率が数倍に増える。肥満、高血圧は、脳梗塞、心筋梗塞、癌、糖尿病の予兆なのだ。それは食品メーカが利己主義の経済活動、利益最優先の価値観で暴走して、狂った生活、狂った食事、狂った精神環境を消費者に押し付けた結果なのだ。

 頭を使わない生活をすれば、認知症になる確率が増える。

  

日本のボヤを消火せよ

 日本には修身教育が必用である。日本人の心が壊れる寸前なのだ。心が煩悩の火で、ボヤの状態である。ボヤなら小型消化器で消せるが、大火になれば、消防車でも消せない。もっと大事なことは、火事を出さない規律ある生活の復活である。

 下図は大垣市桐ケ崎町の火事、2013年10月27日、著者撮影。私が散歩の途中で出逢った火事である。手前の消化器は、私が初期消火に使ったもの。大火になっては、小型消化器などでは、お手上げである。

 現代日本の問題点は、対処療法に終始して、真因を探さず、本当の対策をしないから少しもよくならない。

Dsc01372s  「火事だ」との声で現場に走る

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Dsc01376s 火事になってから消火器を使っても無力である。

まるで大垣が衰退してから、小川敏が小手先の対策を打っているように見える。

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 Dsc01389s 大垣市桐ケ崎町の火事、2013年10月27日、著者撮影

隣の家2軒が、延焼となった。大垣で、近年まれなる大火となった。 

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 Dsc01461s 日本がこうなってから手を打っても遅いのだ。

大垣市がこうなってから、手を打っても遅い。

この大火の原因は、火元の塗装屋の小屋にシンナーや塗料の缶が大量に保管してあり、その塗装屋の職人がタバコを吸ったため。日頃から、この場所で職人がタバコを吸っているのが常態化していた。隣人が何回も注意しても、職人はタバコをやめなかった。

私がブログで小川敏の異常な政治を指摘しても、小川敏はその政治を変えない。大垣政治が大火になるのも故あること。

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火消しよりも、火事のない社会を創れ

 あるべき姿を実現しよう

 あるべき姿とは、火事を消す体制でなく、火事を起こさない体制だ。今、大垣は燃えている。

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2020-05-06   久志能幾研究所通信 1571 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年5月 4日 (月)

小川敏のノー天気に怒り 「非常事態宣言」破り

 

 「4月27日の小川敏大垣市長の動静」として「午前10時 市PTA連合会新役員があいさつ」とある。それもこの日は、この予定だけである。

 なぜこの非常事態の時期に、緊急でもない市PTA連合会新任役員の挨拶なのか。あたりさわりのない挨拶を交わして、どういう付加価値を大垣市に与えるのか。この挨拶行事は、市長の執務時間を盗んでいる。

 「不要不急の用を止めよ」岐阜県が非常事態宣言を出しているのに、大垣市の行政の長である小川敏が率先して破っていては、世話はない。岐阜県は緊急事態宣言でなく、非常事態宣言なのだ。市民が新型コロナウイルスという見えない敵と戦っているのに、小川敏はノー天気、非常識である。

 同じ西濃欄の記者ノート『伝えるべきこと』で、柴田洋希記者は「ウイルスという見えない敵との戦いは長く続く。広い心を持って臨みたい」と書いている。

 小川敏は目先の狭いことしか目に入らないようだ。小川敏には危機管理意識が欠乏している。小川敏は、この日は、この行事以外に何をやっていたのだ。これこそ大垣没落の象徴である。

 2017年11月4日に大垣市で起きたドローン墜落人身事故での大垣市役所の無責任体制から何も変わっていない。小川敏が大垣市行政組織に危機管理室を新設しても、「形作って魂入れず」である。大垣市新市庁舎の危機管理室の隣は、市営墓地と犬の届け出窓口である。小川敏の甘い考え方が推して知るべし、である。

202004282    岐阜新聞  2020年4月28日

 

P1070397s  危機管理室の隣が「市営墓地・犬の届け出」窓口

 大垣市新市庁舎

 

2020-05-04 久志能幾研究所通信 1564 小田泰仙

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2020年5月 3日 (日)

磨墨智625 死んでもいいけど、事故を起こさない

 

死んでもいいけど病気にならない。

病気とは、人生航路での事故である。

生死は神様の管轄範囲、事故・病気は人間様の管轄範囲である。

事故・病気で死ぬのも運命。

死ぬとは此の世でやることが無くなり、神仏に召されたのだ。

そうでないなら、此の世でやることが残っており、死に物狂いで使命を達成するため生きねばならぬ。

 

事故とは

 事故・病気ほど時間を無駄にするものはない。

 首相の乗る飛行機が事故に会った例はない。

 事故は心がけの怠慢からで起きる。構えないから、事故になる。

 危機管理の意識をしていないから、事故になる。

 再発防止をしないから、事故になる。

 神仏を敬わないから、罰が下る。

 親の死の原因を考えないから、同じ病気になる。

 事故は神仏からの警告である。

  1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する。

 

ハインリッヒの法則

 傷害を伴った災害を調べると,傷害は伴わないが類似した災害が多数発見されることがよくある。潜在的有傷災害の頻度に関するデータから,同じ人間の起こした同じ種類の330件の災害のうち,300件は無傷で,29件は軽い傷害を伴い,1件は報告を要する重い傷害を伴っていることが判明した。このことは5000件以上について調べた研究により追認されている。 重い傷害とは保険業者や(米国の)州の補償委員に報告されたものをいい,軽い傷害とは応急手当だけですむ擦り傷や打撲等をいう。傷害を伴わない災害とは,人間や物資,光線などの移動(スリップ,転倒,飛来,吸入等)を伴う計画外の事象で,傷害や物の損害の可能性があるものをいう。報告のある傷害(重い傷害)のうちの大多数は死亡事故や手足を切断したような大事故ではない。全部が休業を伴うものでもなく,補償金の支払いを必要とするものでもない。傷害を伴うにせよ伴わないにせよ,すべての災害の下には,おそらく数千に達すると思われるだけの不安全行動と不安全状態が存在する。--H. W. ハインリッヒ、D. ピーターセン、N. ルース(著)井上威恭(監修)、(財)総合安全工学研究所(訳) 『ハインリッヒ産業災害防止論 海文堂出版(株) 1987年(昭和62年)9月 2版 ISBN 430358052X p59-60』

 この項、wikipedia「ハインリッヒの法則」より

 

2020-05-03 久志能幾研究所通信 1563 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年4月30日 (木)

現状打破、自殺防止、敵前逃亡

 やったことだけだよ。後に残るのは。

 とにかく実績を作れ。

 動け。

 仕掛けよ。

 投資せよ。

 書類を書け。

 人に会え。

 声を出して、話せ。

 メールを書け。

 プレゼントせよ。(時間、情報、情、言葉)

   2007年8月17日

 

 以上は当時、閉塞感に押しつぶされそうになった自分を勇気づけるために書いたメモカードである。

 当時、私は仕事に悩んで鬱病寸前になっていた、その疫病神と闘うのでなく、仲良くなって、それを克服して今の私がある。その敵は自分自身の中にある。薬では治らない。医者に行けば、薬漬けで余計にひどくなる。

 自分の中のもう一人の自分を敵視してどうするのか。多くの人がブラック企業の環境の中で悩んでいる。それを冷静に直視せよ。実態を見極めれば、対応策は無限にある。負けまいと頑張るから、泥沼にはまり込み、病状が悪化する。プライドを捨て、負ければよいのだ。なるようにしかならないと、達観することだ。

 

ニュートンの第一法則

 無駄と思っても、まず動いてみることだ。具体的に動けば、具体的な回答が出る。動けば、頭も動くようになる。動かなければ、ニュートンの第一法則で、永遠に止まっている。

 

自殺

 それを悩むから自分で自分を自殺に追い込んでしまう。ダメならそこから逃避すればよい。逃げる時は、恥も外聞も全て捨てることだ。命があれば再起できる。難破した船からの脱出と同じである。

 以前に電通の東大出の女性社員が自殺をしたが、なぜ逃げなかったかが不思議である。頭が良すぎると、逃げるという動物的本能まで麻痺するのか。プライドを捨てられなかったのだろう。

 私だって、悩んで何度もビルから飛び降りたいと思ったことか。悪いことに、職場のビルの5階には、飛び降りるのに最適に出窓があった。しかし意気地がなく、動物的本能で恐怖心が起こり思いとどまった。それなのに死を選んだ彼女が不憫でならない。

 今にして思うことは、自分は何とアホみたいな些細なことで悩んでいたことか。泥沼に引きずり込まれるような状態を脱出するのは、自分で自分を泥沼から引きずり出すしかない。泥沼は幻想なのだ。自分を第三者の目で見よう。

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 一時は3万人が自殺をしていた。今でも毎年2万人ちかい人が自殺をしている(2019年の自殺者数は、19,959人)。それもその半数は分別ある中小企業の社長や管理職である。新型コロナウイルスでの死亡者どころではない。その自殺対策で、政府や企業は対処療法のみで、真の対策をしていない。

 

逃げろ

 逃げることは恥ではない。ウサギがライオンに睨まれたら、正しい戦術は猪突猛進ではなく、脱兎の如く逃走である。いくら力を出してもウサギがライオンに勝てるわけがない。会社を辞めればよいのだ。逃げても誰も非難などしない。ウサギがライオンに突撃など狂気の沙汰である。それで自然界のウサギが、自殺したなどは聞いたことない。一社員が大企業に、命を掛けて抗議など狂気の沙汰である。何よりも命が大事である。

 かの織田信長だって、負け戦となれば、後を秀吉に託して真っ先に逃げた。組織は信長のように非情である。だから信長は命を永らえ、天下を統一した。逃走軍のしんがりを勤めた秀吉の部下は死屍累々である。犠牲になるのは、いつも一兵卒である。

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   馬場恵峰書  2012年

 2020-04-30 久志能幾研究所通信 1557 小田泰仙

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2020年4月26日 (日)

祈りで運命を変え、差取りを得る

どんなことでも文句を言わない。試練として全て受け入れる。

なにごとも行動を伴うお祈りをしないと成就しない。

祈ると同時に、それにふさわしい行動を取ること。

自分が変わらないと周りも変わらない。

自分が変わろうとしない限り、何も変わらない。

    馬場恵峰師  明徳塾にて 2006年5月28日

 

 祈りとは、自分に冷静に対峙すること。祈りとは、神仏の前で、謙虚に自分を見直すことである。

 批判してくれる人は神さまだ。愛の反対は憎悪でなく、無視である。己を憎悪している人は、黙って己が転ぶのを見ている。批判は自分のどこが悪かったかを教えてくれる。自分には前しか目が付いていない。批判者は、己の後ろを観察している。

 精進して、眉間の第三の目を開かせよう。菩薩とは、佛になる(悟りを開く)ために修行をしている行者である。人間界の己は、せめてこの世で、少しでも悟りの境地に近づいて、来世に行きたいものだ。「悟り」とは「差を取る」である。強欲な衆生と差をつけるのだ。

 ご先祖様は、己の未来を見据えて、病気や不幸を授けてくれる。ご先祖は物理的に何もできないので、己を病気や不幸にさせて、過ちに気が付いて欲しいと願う。ご先祖は今の道が間違っていることを、病気を通して教えてくれる。私も癌になって、狂った生活、狂った食事を送っていたことに気が付いた。

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 松本明慶大仏師作 聖観音菩薩像

 

Img_5682s    馬場恵峰書、東山魁夷「道」

2020-04-26 久志能幾研究所通信 1550 小田泰仙

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2020年4月25日 (土)

気を付けよう、詐欺メールと大垣市予算詐欺?(1/2)

ある詐欺師からメールと電話

 2020年4月14日、友人がメールを見て欲しいと言ってやってきた。そのスマホの履歴画面には「利用料金の確認が取れておりません。本日中に03-4574-4797NTTファイナンスお客様サポートセンター迄ご連絡ください。」とあった。

 常識的に携帯メールで料金の請求はありえない。お客様サポートなら0120-である。この大垣地区なら、担当サポートセンターは大阪である。だから市外局番03-(東京)はあり得ない。

 念のため、彼がNTTに問い合わせたら、「NTTはスマホの携帯メールで利用料金の請求などしません」との回答であった。常識的に、請求書は郵送である。

 その話を二人でしている最中に、なんとその相手から電話がかかってきた。それは優しい若い男性の声であった。友人は、「NTTに問い合わせた。あんたのメールは嘘だ。警察に連絡するぞ。」とカリカリして怒鳴りつけたが、相手は「どうぞご自由に」と人ごとのように冷静である。友人は対応するのがバカらしくなり、電話を切った。常識的に、お客様との料金請求電話の対応で、この状況で「警察に言うなら、どうぞご自由に」はあり得ない。男性が担当で電話をかけてくるのもあり得ない。この種の対応は女性である。

 

結論

 だから電話の主は「(詐欺集団の電話の)掛け屋」だと推定された。別に詐欺集団の親分がいて、電話主は一時的に雇われた電話担当なのだろう。だから電話主は若い男性(優しい声からして、気の弱い性格と推定)だと断定された。オレオレ詐欺の「受け子」みたいな存在だろう。

 

詐欺の採算分析

 常識的に詐欺だと分かる手口でも、1000軒に電話をすると、確率的に必ず騙される人が数人発生する。それは統計的に決まっている。だから詐欺の電話勧誘、ダイレクトメール勧誘が「商売?」として成立する。だから、いつまでもオレオレ詐欺の被害者が無くならない。

 1000軒に電話をして、数人でも引っかかれば詐欺商売として成立して、儲かるのだ。電話代も、かけ放題の契約なら、費用は僅かである。それと「かけ子」のアルバイト代だけである。黒幕の親分は表に出ないので、親分は捕まらない。捕まるのはアルバイトの「かけ子」、「受け子」だけである。

 今の時代、詐欺勧誘の電話をして、認知症の人に当れば簡単に騙せるのだ。楽なものだ。なにせ65歳以上は15%が認知症である。年齢を調べて電話をすれば確率15%、出鱈目に電話をしても5%の確率で、認知症の患者に当る。認知症の人は、孤独で寂しくて仕方がないので、電話がかかってこれば、喜んで対応してくれる。詐欺師はシメシメである。

 皆さん、お気を付けください。

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2020-04-25 久志能幾研究所通信 1548 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年4月22日 (水)

小川敏の公約は大嘘 検証4「安全・安心」

小川敏に「安全・安心」を問う

市民は不安一杯

 大垣市ほど、安心して暮らせない都市はない。大垣は昔から水害に苦しめられて来た。しかし小川敏の意識では、安全・安心などは頭の隅にしかない。だから、本来、公約の第一番目に上げなければならない「安全・安心」が、付け足しのように4番目に位置付けられている。小川敏が安全を軽視している証である。市長は市民の安全を守る責任があり、それが最優先である。現実はその逆である。

 

ものの順序

 ビジネスでも日常の生活でも順序を間違えると、非常識者としてみなされる。焼香順を間違えれば、極悪人扱いである。焼香は一番血のつながりの濃い人からである。ビジネスでも、政治でも一番大事なことから話すのが、正し行動である。小川敏は、それさえできない。住む街が「安全・安心」でないと、街の活性化も子供の教育も出来ないのだ。経済活動にも支障が出る。

 

治水を放置

 大垣は水害に苦しめられている。小川敏が大垣の治水を放置したためである。自分達の給与にお手盛りをして、その予算を振り向けなかったためである。それでいて大垣市の税金は高い。それこそ公約違反である。

 だから台風が来て、大垣市内の基幹道路の水没事故が頻繁である。2017年の台風20号では、室村町アンダーパスが水没した。大垣駅前の地下道が水没した。久瀬川近辺も水害にあった。その対応でも業者任せで、市の担当職員も小川敏も全く現場に顔を出さない。

 大垣駅前の交差点の地下道も水没した。その修復も半年後の極めて遅い対応であった。それも市民の為に急ぐでもなく、「死のカメの池」の御披露式に合わせてのご都合主義であった。

事後の報告なし、再発防止なし

 室村町アンダーパス水没の原因も、非常用排水ポンプの動作確認の点検を怠ったためという話が伝わってきた。大垣市はその原因を公表しないから、真実なのだろう。だから小川敏は再発防止策も公表しない。なにが安全安心なのか、公約違反である。小川敏市政の隠蔽体質そのものである。

 

失態を美談に捏造

 その台風被害の後で、「広報おおがき」で市長と国会議員が視察に行きましたと大威張りの宣伝である。自分の不始末を美談に仕上げてしまった。厚顔無恥である。

 視察などせず、大垣の未来のために戦略を練る仕事に専念すべきだ。それを回すのが、危機管理である。事後の「それみよがし」の視察は無駄な仕事である。小川敏が、市長として、やるべきことがやっていなかった証である。

 治水こそが政治家の最大に仕事である。治水の失敗の歴史こそがその地方の財産である。それを小川敏は抹殺している。市長失格の最大の罪である。

 治水の保守管理費を節約だけの観点でケチるから、災害が起きる。たった一年だけ保守費をけっちても問題は起きない。それが19年間も続けるから、天が牙を剥くのだ。 

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P1090451s   現場に業者は来ていたが、大垣市の担当者は誰もいない。

  2017年10月23日 室村町アンダーパス

Scan0165  「広報おおがき」で水害視察を美談に仕上げる

 

市庁舎に非常用電源なし、危機管理体制なし

 2018年、台風20号が中部地方を直撃した時、私が町内の非常事態で市役所に電話をしたが、市庁舎全館停電で職員がその対応を出来なかった。担当者は「今、市役所は停電で、貴方の町の地図を懐中電灯で確認していますが、暗くてよくわかりません」と悲鳴に近い応答であった。大垣市役所に非常用電源がなかったのだ。大垣市の危機管理体制が全くできていなかったのだ。

 その当時、市の組織に危機管理室もない。慌てて1年後にやっと危機管理室を作ったお粗末さである。それも部署の名称変更だけで、実質的には組織の業務内容は変わっていない。それが、小川敏が市長になって18年目の有様である。小川敏は、一体18年間も何をやっていたのだ。無為無策無能政治としか言いようがない。

 

危機管理室は火葬場に下

 物事には順序がある。それでその組織を作った人間の考えが分かる。新市庁舎でも危機管理室は、隅の方にあり、組織上で、火葬場監理の下の部門にある。その窓口は墓地の分譲部門の横に位置する扱いである。だから小川敏は危機管理など、重きを置いていない。公約違反である。後は推して知るべしである。

 

P1070397s  新大垣市役所 危機管理室の隣が、市営墓地と犬の登録窓口

 

園児を炎天下36度の灼熱演台で演技強要は犯罪

 小川敏は、市が推進する元気ハツラツ市行事で、一商店街の営利目的のため、園児たちに出演を強要している。園児児童たちを、炎天下36度の中、熱くなったコンクリート上演台で躍らせている。園児の顔が火傷状態でも、市長命令でその行事を9年間も続けている。園児虐待の犯罪である。市民の命に関して、安全安心どころの話ではない。親が心配で園児を幼稚園に預けられない。 

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 炎天下36度の灼熱舞台上で踊らされる園児達。顔が火傷状態。

  2018‎年‎8‎月‎4‎日、‏‎9:54 大垣 芭蕉楽市  

 

ドローン墜落人身事故は犯罪同然

 2017年11月4日午後2時5分ごろ、大垣市で開催中の「ロボフェス大垣2017」でドローン墜落事故が起きた。上空から来場者に菓子をまいていた小型無人機「ドローン」(直径約85cm、高さ約55cm、重量約4kg)が約10mの高さから落下し、5~48歳の男女6人が額や肩を擦りむくなどの軽傷を負った。

 大垣市と一心同体の大垣観光協会が企画をして、指示をして、お金まで出して、現場立ち合いをして、そのイベントで起きた事故である。この事故では、ドローン会社だけが告発されて、大垣市役所が刑事訴訟の対象にならかった。現実は大垣市に責任がある。大垣観光協会は大垣市の外部団体である。その職員の多くは大垣市役所からの出向者であり、予算は大垣市から出ている。

 

大垣市の管理監督責任

 業者は事故を起こしたドローンを使ってテスト飛行を10回、当日の午前中に、4回も菓子まきをしている。それには大垣市関係者も立ち会ったはず。ドローンでの菓子まきが違法であるので、それを止めさせる責任が立ち合い責任者(大垣市)にある。中学生でも分かる話である。

 

大垣市の宣伝記録からみた責任

 ロボフェス大垣2017の大垣観光協会のHPで「菓子まき」を宣伝掲載している。大垣市某高官が、「大垣市が業者に菓子まきを指示するわけがないだろ。業者が勝手にやってんだ」と関係者に言い訳をしているとう伝聞がある。

 しかし、大垣観光協会のHPで菓子まきの宣伝をした。行事の主催者の大垣市は、その行事に全責任を負う。ご丁寧に、菓子まき用のケースを取り付けたドローンの全景写真をHPで掲載している。その宣伝文章に「伝統の”菓子まき”がドローンと結びついたユニークなアトラクション!大垣公園にて開催。」とある。その文面は伝統のない各務原市の業者は考えつかない。このHPの中止案内でも「都合により」とあくまで責任逃れの文体である。この状況証拠から、大垣市の責任は逃れられまい。最低でも道義的責任は発生する。伝統ある菓子まきを機械にさせる発想が貧困である。神仏への冒涜である。

 

 この状況では、小川敏の公約「安全・安心」は公約違反である。公約を宣言して、もう9年も経過した。

 

2020-04-22 久志能幾研究所通信 1544 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年4月21日 (火)

死と生 ~ 地獄から生き返る(2/2)

「自分の城は自分で守れ」大野耐一元トヨタ副社長

 私の前職の会社が不況で左前になった時、社長が親会社に泣きつきに行ったら、「自分の城は自分で守れ」との有難い「言葉」だけの援助を頂いた。その厳しさが自他にあるから、トヨタは生き延びている。

 日産は、自主再建を放棄して安易に外人に助っ人を求めた。結果は、強欲なゴーンに足元を見られて、資産の切り売りをされ、従業員は首を切られ、骨までしゃぶられて、倒産寸前になった。日産は風邪をひいて重病になった。そのゴーンは風邪と共に去りぬ。

 病気になったら、自分でその真因を探して、自分で治さないと病気は治らない。私はそうやって病気を治してきた。

 

大垣市の敗戦 その死と生

 小川敏は大垣市民を無知な市民としてみなし、やりたい放題である。詭弁を使い、市民をコロリと騙している。汚川発の新型コロリウィルスのようである。大垣が没落したのは、大垣市民が小川敏による悪政政治の脅威に対して、無関心、無抵抗、無防備、無抗議、であったからだ。

 新型コロリウィルスで、大垣経済は衰退し、地価は半分以下に暴落した。大垣の商店街従業員の8000人が罹患して、泣いて職場を去った。大垣駅前商店街の死亡率は、80%に達した。大垣の体力が奪われ年率1%で衰退の一途である。大垣駅前通りから人通りが絶えた。大垣市役所の職員は、ヒラメ症候群に侵された。しかし議員、市職員の給与だけは県下一の高さになった。その副作用で、教職員の給与は県下一の低さになった。児童生徒の一人当たりの教育費は激減した。園児は真夏の炎天下で、虐待を受けている。

 狡猾に3期連続で無投票当選に持ち込んでしまう小川敏の政治に対して、抗議の電話、そして抗議の手紙を市役所に送り付けよう。それが小川敏政治の暴走を止める唯一の手段である。それが唯一のワクチンである。そうしないと、2021年3月の市長選で、小川敏が無投票当選で6選となり、大垣市のご臨終である。

 

組織の生と死

 死があるから、生がある。

 学びの学校生活の死(卒業)があるから、会社人生の生がある。

 管理職の座にも寿命がある。それが4年である。4年後は死(異動)である。1年目で新職場の状況を黙って観察して、問題点を把握する。それでその職場の改善計画を立てる。2年目で改善の種を蒔き、3年目でその成果を確認する。4年目で後進を育てて、その職場を後にする(異動・死)。だから組織が新陳代謝を繰り返して永続する。それが無くなった会社が死を迎える。だからトヨタは成長し、日産は倒産寸前となった。

 トヨタでは、昇進する場合、別の部署に異動をしなければならぬ。新職場で、その人の能力が試される。新職場での勝負は4年である。何時までも老害がはびこっていては、会社が発展しない。

 政治でも、今でも吉田茂がのさばっていては、安陪さんもやりづらかろう。老兵は死なず、静かに去るべきだ。いつまでも2011年当時の民主党がのさばっていれば、日本沈没である。それが政治の新陳代謝である。

 大垣市が臨終寸前なのは、19年間も市長の新陳代謝がなく、無能な小川敏が無為無策で居座っているからだ。

 

私の死と生

 会社生活の死(定年)があるから、第二の人生の生がある。ビジネス戦争で仲間の多くが命を落とした。その数は24人に上る。私はその戦争を生き延びることが出来て、今の私がある。神仏に感謝です。

 昨年、その後遺症で私が癌になったが、「狂った食生活・狂った生活の私」が死ぬことで、新しい私と希望に満ちた未来が生まれた。

 南雲吉則先生が、どれだけ私の生活が狂っていたかを教えてくれた。それも南雲吉則先生との出会いがあったからだ。私が出会いを求めたからだ。そのご縁を頂けたのは、仏様、ご先祖様が私を守ってくださったからだ。まだまだ死んでなんかいられないのだ。

 

大垣の死と再生

 小川敏市政が死ぬことで(市長退任で)、今までの悪魔の政治が死に、新しい大垣が生まれる。小川敏は、市長としてやってはいけないことを教えてくれた恩人である。小川敏は「失敗の研究」の材料を提供してくれた。小川敏の政治の結果は、島流しに相当する罪である。

 東大出で象徴される知識万能主義から生まれる政治など、限界があることを証明してくれた。知識、計算から生まれる答えからは、小手先の手段しか出てこない。それでは結果が出せない。その成果は知を汗で獲得した智慧にはかなわない。それを小川敏のような政治をすることで、大垣市が死ぬことで教えてくれた。

 新しい市長が大垣の再建を担う。我々は新しい大垣を生まれさせる責任がある。大垣には、希望に満ちた未来がある。

 

日本の再生

 同じことを日本の歴代の首相がこの30年間で、実証してくれた。未来に投資をせず、緊縮財政ばかりで投資に金を使わないから、悪魔のサイクルで、ますます日本がデフレになり、衰退サイクルから脱却できない。減税しなければならない局面で、増税をするから、益々景気が悪くなる。貧すれば鈍す、である。

 日本は、国の成長のために一番大事な教育費(対GNP比)が、先進国35カ国中で最下位である(経済開発協力機構OECDの発表)。それも3年連続の最下位である。

 日本は公的教育支出費が対GNP比で2.9%である。OECDの平均が4.0%である。最高がノルウェーの6.3%である。公的支出のうち、高等教育の割合も日本は31%で、OECDの平均66%の半分以下である。(2019年9月11日、日本経済新聞より)

 それでは、成長できるはずがない。教育費をケチっている大垣市と同じ運命である。大垣市の児童生徒一人当たりの教育費が、県下最低レベルである。教職員の年間給与は岐阜市のそれよりも200万円も低い。小川敏がドケチに画策して、減らしてしまった。

 投資もせず、獲物を得ようなどは、詐欺師の発想である。ラスベガスで、掛け金をかけず、大金を得ようとするようなもの。子供でも分かる原則である。それが知識偏重の節約オンリーしか頭にない小川敏には分からない。日本の高級官僚にも分からないようだ。だから日本の景気が回復しない。

20161  日本経済新聞 2016年9月16日

  20191

日本経済新聞 2019年9月11日

三年前に比べて、投資金額比が更に低下である。3.2%→2.9% 

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2020-04-21 久志能幾研究所通信 1541 小田泰仙

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2020年4月20日 (月)

死と生 ~ 地獄から生き返る(1/2)

自然界の死と再生

 死なくして、新しい生はない。人の指だって、受精卵が細胞分裂して、指と指の間の組織が死ぬことで、指が生成される。

 カマキリは、生殖が終わると、オスはメスに頭から食われてしまう。オスの死が、メスに宿った新しい命の栄養となる。だからオスは従容として食われる。その時、雄の脳に麻酔物質が生まれるので苦しみはない。自然界の仕組みは素晴らしい。

 人間の体の組織も3ヶ月で入れ替わる。だから3㎏で生まれてきた赤ん坊の体が細胞分裂を繰り返して、20年で170㎝、70kgの成人に成長する。古い細胞が死んで、新しい細胞に生まれ変わったのだ。その死骸が垢であり、フケである。

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  馬場恵峰書 2014年

 

国の命と防衛

 日本人も太平洋戦争末期、多くの若ものが銃後の親や女子供のために、特攻で命を捧げた。アメリカ人には理解不能の行動で、その恐ろしさに、多くの米軍兵士が精神を病み、銃後に送還された。特攻の多くの突撃機は、戦艦を撃沈できず、直前で撃ち落とされたが、目に見えない戦果を挙げた。そのためアメリカは戦後の占領政策で、一歩引いて対応した。だから今の日本の繁栄がある。英霊が我々の命を守ってくれた。

 今の中国共産党による領空侵犯の頻発でも、中国パイロットは日本の特攻の歴史を知っており、自衛隊機のパイロットが、いざとなれば命がけで反撃して来るとの恐怖心で、中国軍は一線を超えられないようだ。英霊が今でも日本の空を守ってくれている。国を思い家族を思って特攻して散った若者の死は、無駄ではなかった。だから私は護国神社の前を通ると、必ず参拝し合掌する。

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P1060137s   濃飛護国神社(大垣)

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自己防衛

 自分達の命は、自分達で守らねばならぬ。戦争美化ではなく、自分の城は自分で守るのだ。そうすれば敵も安易に攻めてこない。プロレスラーに喧嘩を売るバカはいない。チベットが中国共産党に滅亡させられ、その民族が今、強制収容所に送り込まれて、臓器移植のドナーにされている。そうなったのは、チベットに憲法がなかったからではなく、国を守る軍隊がなかったからだ。今の国際情勢で、国の防衛で非武装無防備など狂気の沙汰である。だからそれを唱えた社会党は消滅した。

 自分の命を自分で守らない民族に、命の再生はない。それは企業でも都市でも同じである。国も企業も都市も家庭も個人も、自分の身は自分で守らねばならぬ。

 病気に対して自分を守るのは、危機管理意識と自己免疫力である。無意識では、自分を守れない。新型コロナウイルス対策で、マスクと手洗い、3密を避けることとが危機管理である。正しい食生活、正しい生活こそ、免疫力の強化である。

 

現代の脅威

 現在でも中共、ロシアは領空侵犯を繰り返し、年々増加の一途である。999回ものスクランブルをするとジェット燃料代だけでも年間1000億円が浪費される。大垣市令和2年度の予算が603億円、そのうち教育費が69億円弱であると考えると恐しいことだ。中国共産党は、日本への侵略を虎視眈々と狙っている。そんな国のドンを何で国賓にしなければならないのか。日本人の一人当たり、スクランブル費に対して年間約1000円の負担である。10年で1万円の負担である。

Index20200420__21   自衛隊機のスクランブル回数 (防衛庁資料)

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  日本の空を守るF15  

 

2020-04-20 久志能幾研究所通信 1540 小田泰仙

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2020年4月18日 (土)

コロナ非常事態に、小川敏は3密・乞食行政に狂う

 日本中に新型コロナ騒動で戒厳令?(非常事態宣言)が出されている真最中、小川敏は各所へ強要した寄付の乞食行政に忙しい。岐阜新聞2020年4月18日付の西濃欄に掲載された「大垣市長の動静」記事を見て呆れた。

 大垣市長の動静

 午前10時 一般社団法人地球文化村からの寄付贈呈式

 午後1時 県新型コロナウイルス感染症対策本部員会議

    岐阜新聞 2020年4月18日 「小川敏大垣市長の動静」より

 

 何故、この時期に不要不急の寄付贈呈式を執り行うのか。市の統括責任者がこのレベルのお粗末さでは、大垣が衰退して当然である。

 単なる寄付贈呈式なら、部長か課長クラスが対応すればよい。今の緊急事態の場合だから、人が密接触する危険性のある贈呈式など禁止である。大垣市も他の市の行事も、全て中止ではないか。

 たぶん、小川敏が寄付を強要したので、市長出席の寄付贈呈式をやらざるを得なくなったのだろう。その後、市長室で密接な懇談会もあったであろう。

 その小川敏が強要する寄付も、議員、市職員の給与を県下最高金額から適正水準に下げ、県下一豪華な新市庁舎の贅沢をヤメ、小川敏思いつきの下劣な行事を止めれば、すぐに数億円から数十億円が浮く。そうすれば各所への寄付強要をしなくても済む。

 

寄付の目的

 なぜ、企業が寄付をするか? それは節税対策と売名行為と大垣市の利権確保が目的と推定される。大垣経済が行き詰まり、経営が苦しい大垣の企業が、大垣市に寄付をするには、それ相応の理由があるはずだ。

 

リーダーシップは資質ではなく、仕事である。

 リーダーシップの素地として、責任の原則、成果の基準、人と仕事への敬意にすぐるものはない。

 リーダーシップとは、組織の使命を考え抜き、それを目に見える形で確立することだ。リーダーとは目標を定め、優先順位を決め、それを維持する者である。

 「リーダーたる第一の要件は、リーダーシップを仕事として見ることである」

 ドラッカー著『プロフェッショナルの条件』「現代の経営」より

 

小川敏はリーダー失格

 小川敏は、市民の命をコロナから守る仕事にリーダーシップを発揮していない。小川敏は、この非常事態でも、市民の命を守ることより、自分の売名行為の寄付贈呈式が最優先で、それしか頭にない。

 リーダーとしての小川敏は、市長としての使命、責任の原則、仕事の優先順位を考えることを放棄している。小川敏は、リーダー失格である。大垣の恥である。

 

余興

 いつもなら、その寄付贈呈式の写真が岐阜新聞にそれみよがしに掲載されるが、さすがに岐阜新聞社もヤバいと思ったのか、市長の動静だけの情報で写真はなかった。しかし頭隠して尻隠さず、である。愚かである。

 現在は、多くの商店は国からの通達で、営業をやめて店を閉めている状況である。零細商店は明日の飯どころか、今日の飯が心配の状況である。

 それなのに、売名行為、寄付での税金対策で、大垣市に寄付して、大垣市長と贈呈式を見せびらかしのように誇示するのは、非国民である。それを記事にする御用新聞の岐阜新聞は「小川敏新聞」に名前を変えた方がよい。その小川敏が寄付をしたという話を聞いたことがない。

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  岐阜新聞 第一面 緊急事態宣言 2020年4月18日 

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  2020年4月18日付 岐阜新聞 西濃欄

  4月17日の小川敏大垣市長の動静  

  岐阜県は16日に特別警戒都道府県に指定された

 

2020-04-18 久志能幾研究所通信 1538 小田泰仙

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