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2017年11月19日 (日)

ドローン墜落人身事故の責任は大垣市

真因の推定と疑問点

 大垣市と同じである大垣観光協会が企画をして、指示をして、お金まで出して、現場立ち合いをして、そのイベントで起きた事故である。ドローン会社だけが告発されて、大垣市役所が刑事訴訟の対象にならないのはおかしいし、道義的責任は逃れられないはずだ。大垣市に大半の責任があると推定される。

 

事故の状況

 2017年11月4日、大垣市で開催中の「ロボフェス大垣2017」でドローン墜落事故が起きた。午後2時5分ごろ、上空から来場者に菓子をまいていた小型無人機「ドローン」(直径約85cm、高さ約55cm、重量約4kg)が約10mの高さから落下し、5~48歳の男女6人が額や肩を擦りむくなどの軽傷を負った。当時周辺には子供約100人とその家族ら計約600人がいた。このニュースは全国ニュースだけでなく、全世界にも発信された。

 ドローンは協会側の委託を受けた各務原市のドローン製作会社「合同会社 空創技研プロペラ」代表櫻井優一氏(37)が操縦していた。櫻井氏は、国土交通省大阪航空局で今回の飛行許可を事前に得たと説明しているが、申請書類と実際のドローンは別の機体であったことが後で判明した。ドローンの飛行では、上空からモノをばらまいたり、大勢が集会している催し会場上空の飛行は禁止である。

 

状況証拠

・大垣市観光協会の位置づけでの大垣市の責任

 大垣観光協会は大垣市の外部団体である。その職員の多くは大垣市役所からの出向者であり、予算は大垣市から出ている。つまり、大垣観光協会は大垣市に人事権と予算を握られた民間企業的に言えば、連結決算に含まれる子会社なのだ。だから大垣観光協会の職員は、大垣市役所職員と同じである。だから大垣観光協会の職員は大垣市の市長の顔色をみて仕事をしている。大垣市に対して成果を上げなければならないプレッシャーがあるはずだ。その仕事での人身事故が、大垣市に責任がないわけがない。

・大垣市の管理監督責任

  当日の事故があった午前中に、業者はドローンを使って4回も菓子まきをしている。テスト飛行も10回もしている。それには大垣市関係者も立ち会ったはず。目撃をしたはず。ドローンでの菓子まきが違法であるので、それを止めさせる義務が立ち合い者責任者にある。中学生でも分かる話である。

 大垣市に提出したはずの飛行申請書のドローンと実物が違っていたのを、担当者はチェックしないのは、業務遂行の怠慢である。業者がいいわけしているような「勘違い」のレベルではない。大垣市の入智慧による書類偽造も疑われる。このイベントは人の命に係わる業務である。業務上過失傷害罪である。管理監督不行き届きである。

・大垣市の宣伝記録からみた責任

 ロボフェス大垣2017の大垣観光協会のHPで「菓子まき」を宣伝掲載している。某大垣市高官が、「大垣市が業者に菓子まきを指示するわけがないだろ。業者が勝手にやってんだ」と関係者にわざとらしく言い訳をしている。しかし、大垣観光協会のHPで菓子まきを宣伝している以上、大垣市が菓子まきを指示もしくは承認していないとは、否定はできまい。大垣市の責任は免れない。行事の主催者の大垣市は、その行事に全責任を負うのが社会の常識である。

 ご丁寧に、菓子まき用のケースを取り付けたドローンの全景写真をHPで掲載している。それを知らない某大垣市高官は愚かである。こんな人に大垣市民の命を預けていいのか。

 その宣伝文章にある「伝統の”菓子まき”がドローンと結びついたユニークなアトラクション!大垣公園にて開催。」との文言は大垣市と違い、その伝統のない各務原市の業者は考えつかないはずだ。これは大垣の伝統を踏まえた大垣観光協会でしか思いつかない。

 このHPの中止案内でも、「都合により」とあくまで責任逃れの文体である。伝統ある菓子まきを機械にさせる発想が貧困である。神仏への冒涜である。 

 

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   図1 ロボフェス大垣2017のHP(大垣観光協会)

・業者への指示という犯罪

 マフィアのドンがある人物の殺害を手下に指示したら、その犯罪責任は、ドンにある。同じように、お上からみたら「手下の」業者に菓子まきを命令して、人身事故が起きたら、大垣市に責任があると同じである。零細企業の業者が勝手に、莫大な費用の掛かる装備を発注して、ボランティアとして菓子まきをするわけがない。ドローンで菓子まきをする業務にも業者の人件費がかかっている。だれが負担するのか。大垣観光協会である。つまり大垣市役所である。

・ドローン製造会社から見た大垣市の責任

 業者は菓子まき用のドローンの下に取り付けるボックスを特注して設計、製作している。そのボックスを付けたために荷重が増加したので、プロペラも新設計・新作をしている。膨大な製造コストである。市の依頼で費用を負担してもらわねば、超零細企業の合名会社「空創技研プロペラ」が遂行できるわけがない。

 菓子まき用のボックスを金属で造ると、重量が増えるのでプラスチックで造っているようだが、その設計費、金型費用は半端ではない。百万単位のお金がいる。事故を起こした超零細企業のドローン製造会社が慈善事業でやるわけがない。大垣市の指示、費用負担があって初めて運営できる。その菓子まきをするため、ボックスの蓋を遠隔操作で開閉する仕掛けを作る必要がある。そのテスト費用を含めても膨大な費用がかかる。ドローンを改造して、遠隔操作で蓋を開閉して菓子を落とす仕掛けには、精巧な仕掛けのボックスと操作のソフト、操縦装置も作らねばならない。業者が勝手に「善意」で、無償(多大な経費)でやれるようなレベルの仕事ではない。市の指導と命令があってしか設計も制作も、菓子の購入も、それをまくという作業は、大垣市の許可がないとできるはずがない。それも事故前の午前中に4回も菓子をまいている。その時、大垣市の職員が立ち会っている。違法なのに何故、大垣市職員は黙認したのか。だから大垣市の関与は否定できない。その責任は発生する。

・マスコミ報道に見る大垣市の関与

 なぜ地元の新聞では「空創技研プロペラ」の名が表に出ないのか。なぜマスコミでは大垣市の責任が全く表に出ないのか。なにか裏で情報操作されていると勘ぐってしまう。朝日新聞の慰安婦事件のねつ造や、CNNのフェイクニュース、TBSの偏向報道に見られるように、私にはマスコミが信用できないのが今の心境である。

・業者の業務遂行レベル

 この会社の自治体向け業務宣伝のHPの紹介文を見る限り、レベルの高い会社ではない。この社長の紹介文書は、論理的でなく、お粗末な子供の文章である(空創技研プロペラのHPを参照)。テクニカルライティング的には落第の文章である。社長の顔写真を見ると、お人よしの憎めない人相である。きっと警察に追及されれば、簡単に罪を認めてしまい、大垣市の責任までを抗弁する能力はないと見られる。警察に誘導尋問されて、全て自分で罪を認めてしまったのだろう。警察も落としやすい程度の人間であったはずである。まんまと大垣市は、ドローン製造会社の社長に罪を全て押し付けてしまったと推定される。

・大垣市記者クラブ室の背景

 大垣市役所内に、大垣市長室のすぐ対面に記者クラブの控室がある。そこで記者が控え、休息をしているようだ。常識として大垣市役所からお茶くらいはでるだろう。新聞記者は、大垣に関する記事の情報も、秘書室からもらわねば、記事が書けない。情が移らないと言えば嘘になるだろう。地元紙を見ていると、ヨイショ記事としか思えない内容の記事が目に付くことが多い。

・マスコミ報道内容の疑惑

 今回のドローン墜落人身事故の記事で、岐阜新聞、中日新聞、日本経済新聞、読売新聞、産経ニュース、朝日新聞、毎日新聞、北海道新聞、名古屋テレビ、yahooニュース、の各記事を調査した。

 不思議なことに、大垣観光協会や大垣市役所の責任を問う記事が一つもないことである。業者の社長が、申請書類を間違えたことばかりに焦点が当たっている。裏でなにか情報操作をしているとしか思えない。

・各務原、大垣市の企業の癒着の疑念

 事故を起こした業者の会社の所在地は、岐阜県各務原市テクノプラザ1丁目1番地「VRテクノセンター3F」内とある。この団体は各務ヶ原市の管轄のようだ。大垣市や関連企業と連携して、圧力をかけたやもしれない。事後の経過を見ると、それさえ疑われる。

 「VRテクノセンター」の出資会社 (38社)は、岐阜県、独立行政法人中小企業基盤整備機構、各務原市、中部電力(株)、 (株)十六銀行、セイノーホールディングス(株)、川崎重工業(株)、 大日本土木(株)、富士通(株)、三菱電機(株)、(株)大垣共立銀行、岐阜信用金庫、(株)トーカイ、富士変速機(株)、シンクレイヤ(株)、(株)市川工務店、カヤバ工業(株)、岐阜県金属工業団地協同組合、岐阜車体工業(株)、(株)Japanエアロ インスペクション、 レシップホールディングス(株)、シーシーアイ(株)、三井住友海上火災保険(株)、清水建設(株)、ソニーイーエムシーエス(株)、太平洋工業(株)、(株)インフォファーム、天龍ホールディングス(株)、(株)アシストエンジニア、(株)トーエネック、(株)ナベヤ、(株)丸順、武藤嘉商事(株)、山崎建設(株)、(株)セガ、川崎岐阜協同組合、大日コンサルタント(株)、中部事務機(株)である。

 「VRテクノセンター」の出資会社は、大垣市の企業や大垣市に関係する企業も多く、何らかの圧力をかけやすい状況と思うのは、考え過ぎだろうか。事故を起こした会社が、今後の仕事をしていくうえで、関係会社から言い含まれ、大垣市の責任が及ばないように全ての責任を受けるため、何らかの取引があり、見返りがあったかもしれない。その圧力はかけやすいし、ありうる事態だと私は推定した。証拠はなく、あくまで推定の域である。推定有罪である。

・論理式での判断

 論理とは数学である。考えられる項目を足し算して、その結果の総合判断で、その事実の善悪を判定する。それが論理構成での思考である。

 

 観察事項1 大垣観光協会の位置づけ       ×

 観察事項2 大垣市の管理監督責任        ×

 観察事項3 ロボフェス大垣2017HPから見た関与  ×

 観察事項4 「伝統の菓子まき」との文面     ×

 観察事項5 大垣市高官の関与否定の虚偽発言   ×

 観察事項6 業者への菓子まきのイベント指示   ×

 観察事項7 菓子まきの装置の開発、資金提供   ×

 観察事項8 マスコミの報道の偏り        ×

 観察事項9 ドローン業者のレベル        ×

 観察事項10 大垣市役所内の記者クラブから見て  △

 観察事項11 各務原市と大垣市の繋がりと癒着疑惑 △  

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+)    結論「大垣市に責任がある」

 

論理から導かれた結論

 大垣市役所のドローン墜落人身事故に対する責任は、免れられない。一歩譲っても、道義上の責任はある。某大垣市高官のように、責任がないと知らん顔をするのが異常である。大垣市として全く謝罪がないのは、大垣市民を愚弄している。業者に全ての責任を押し付ける大垣市役所は狂っている。大垣市民の人命軽視の行事を頻繁に強行している現状の大垣市政は、近い将来に死亡事故を起こす恐れがある。大垣市役所を統括する今の大垣市長に大垣市民の命は預けられない。

 

2017-11-19

久志能幾研究所 小田泰仙  e-mail :  yukio.oda.ii@go4.enjoy.ne.jp

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2017年11月15日 (水)

大垣市は危機管理にノー天気

トヨタの危機管理の原則は「現地現物」

 2017年11月23日、台風21号の影響で、室村アンダーパスが水没した。その対応で、大垣市役所の無責任さを某自治会長から最近知らされて改めて、怒りがわいてきた。大垣市民の命を誰が守るのか。

 当日、室村アンダーパスが水没した現場に、市の職員は誰もいない。某自治会長はその事実を、現地現物で確認したと証言した。大垣市は、この対応を業者に任せ切りで、市の担当者は知らんぷりである。毎度のことなので、出向く必要もないと居直っているようだ。その慣れの意識が大事故に繋がるのは危機管理のイロハの常識である。こんな無責任な意識が、大垣市役所に蔓延しているから62年間も水没事故が対策も打たれず放置されている。緊急事態なのに、市の責任者も担当者も誰もいないのは、呆れる。いくら、毎度のこととはいえ、市民の生命に影響する災害・問題が起きたら現地に飛ぶ。それが危機管理の鉄則である。

 市の職員不在の事実を、当日の写真で再確認をした。写真には、市の職員は誰もいない。そこまで大垣市の対応が酷いとは想像外である

図1 室村アンダーパス水没現場 南側 2017年10月23日09:54

図2 室村アンダーパス水没現場 南側 拡大

   市の職員は誰もいない。業者のみ。

図3 室村アンダーパス水没現場 北側 2017年10月23日09:59

図4 室村アンダーパス水没現場 北側 拡大

   市の職員は誰もいない。業者のみ。

 

現地現物

 危機が起きたら現地現物で物事を冷静に観察して対処する。それがトヨタの危機管理である。大垣市役所は、危機状態の時に、全くのノー天気である。マッチポンプの大垣市長が、ポーズで災害後の大谷川視察をしたのを「広報おおがき」で自画自賛しているが、その対策を何も明言はしない。水没している室村アンダーパスの現場には、誰も市の職員を付かせない。その結果、業を煮やした市連合自治会連絡協議会は、大垣市長に改善を申し入れるテイラクである。今までに何度、水没災害が起きたのか。なぜ大垣市には学習能力がないのか。なぜ今ごろ要望書の提出なのか。なぜ大垣市役所が自己判断で動けないのか。

 結論として大垣市長に当事者能力がない。危機管理能力がない。危機意識が無い。その要望書を受け取る小川敏大垣市長が、不機嫌そうにそっぽを向く顔が中日新聞西濃版を飾った(2017年11月9日)。大垣市長の危機管理の意識のなさがさらけ出されている。

 もし、市連合自治会連絡協議会が改善要望書を出されなければ、大垣市長は何も動かず、今まで62年間やってきた無為無策を続けていただろう。これは破れ窓理論でも、恐ろしい結末が予想される。「たかが水没くらいで」との意識が大垣市長、大垣市役所役人に蔓延して、大垣市民の命を軽視する風潮で、大垣市ドローン墜落人身事故が起きたと断言できる。大垣市ドローン墜落人身事故の原因は、「ロボフェス大垣2017」開催責任者の大垣市が、管理監督不行き届きであるのが真因である。行事開催責任者は、市民の命の安全に万全を期すべきだ。事故は、ハインリッヒの法則から見ても、決して偶然ではない。神仏の啓示でもある。今の大垣市長に大垣市民の命は預けられない。

 

現地現物とは、

 現地に行き、自分自身の目で見て、完全に状況を理解せよ。

 Go and See for Yourself to Thoroughly Understand the Situation(現地現物)  “THE TOYOTA WAY”JEFFREY K.LIKER

 「現地現物」の意味は、上記英訳の表現が秀逸なので掲載する。事故が起きたら、まず現地に飛ばないと、何事も解決しない。現地にいけば、なぜ事故現場から630mしか離れていない木戸アンダーパスが無事で、室村アンダーパスが水没かの疑問が湧くはずだ。大垣の責任担当者が市役所の机でふんぞり返っていては、永遠に問題は解決しない。

 

割れ窓理論

 割れ窓理論とは、軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする環境犯罪学上の理論。アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリング(英語版)が考案した。「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される」との考え方からこの名がある。壊れ窓理論ともいう。

 同じように、小さな事故を放置すると、もっと大きな事故が起きることにもなる。室村アンダーパス大水没事故を、小さな事故として無視して、現場にも顔さえ出さないから、大垣市は災害・事故に対して危機管理意識が希薄な市に落ちぶれていく。そんな気のゆるみから、ドローン墜落人身事故が起きた。

 

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2017-11-15

久志能幾研究所 小田泰仙  e-mail :  yukio.oda.ii@go4.enjoy.ne.jp

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佛師の目指すもの(改定)

己が作る佛様(仕事)に、魂は有りや無しや

  2017年11月9日と14日、大佛師松本明慶佛像彫刻展で松本明慶師が語られた佛像造りの持論を以下に記載します。以下「私」は明慶師のことです。

 佛像はたんなる置物ではない。まして投資対象の美術品でもない。その佛像にそこに人格(佛格?)を感じて、思わず手を合わせてしまう何かが無ければ、単なる置物でしかない。

 明治時代の高名な佛師が作った布袋さんを見ても(図録で説明された)、そこに知性や品格が感じられなく、手を合わせて何か頼み事をしたくはならない。布袋さんを作るにしても、そのお顔をみれば、思わず相談をしたくなる、手を合わせたくなる、拝みたくなる何かが無ければならない。布袋さんが座って足裏を見せている足裏をコチョコチョとすれば、その布袋さんがくすぐったくて、動くかのような佛像造りを、私は目指している。(著者がその目で見れば、展示されている布袋さんのお顔は品があり賢そうなお顔である。)

 その観点でその高名な佛師が作った布袋さんを見ると、その何かがない。単に高名だからという目で、佛像を見ると、それは投資の対象の美術品を見ているに過ぎない。

 

佛格の向上

 私(明慶)は、誰が見ても人から崇めれるような人格(佛格)の佛像造りを目指してきた。それは私の師匠から教えられたこと。

 5年前に彫った佛像と今の佛像を見て、そこに佛像の人格に、成長の跡が見えなければ、己の成長が止まっているのだ。そういう目で己の作品を見ないと、人が手を合わせてくれる佛像は彫れない。そのように、日々肝に銘じて私(明慶)は佛像造りに精進しているし、弟子たちにも指導している。

 明治時代の高名な佛師が作った布袋さんを見ても、肩幅の狭さから見て頭の大きさが異様に大きくて、そのままでは頭が支えられない体の骨格のバランスで佛像が作られている。足の大きさも、体の大きさからみてアンバランスである。彫刻は絵と違い、どこから見ても破綻のない形にしないと成り立たない。そこに彫刻の難しさがある。

 布袋さんの目を見ても、瞳の部分に穴をあけて、そう見えるようにしているだけである。松本工房が作る佛様は、目の彩色だけでも専門の佛彩色師がいる。そこには写実的な表現ではなく、「写質」的な表現を目指した佛像造りがある。運慶の佛像でも水晶の瞳を入れた工夫で、リアリティを増す技法を編み出している。佛像を写実的に作っても、それには有難味がない。私は写実的ではなく、写質的に作ることを心がけている。

 観音様を見ても、額の狭い貧相な顔立ちの佛様では拝む気になれない。そこに写実的ではあるが、魂の写質感がないからだ。思わず手を合わせたくなる神々しい質感が必要である。

 

布袋

 布袋は中国唐代末に出現した四明山の僧で、名は契此。禅画によく登場する。よく太ったお体に常に杖と袋を持っている。袋の中には財宝が入っており、人々に分かち与えたという。その袋の名は「堪忍袋」である。だから、布袋はその「堪忍袋」の口元を固く握りしめている。財宝の入った堪忍袋を破らなければ、人生のお宝は散逸しない。人生の財宝とは外にあるのでなく、己の心の中に存在する。堪忍袋の口を緩めるから金が貯まらない。ご縁が来ない。その布袋の前に尺杖が置かれている。それは人間界と佛の世界を区切る結界である。俗世間の意識のままでは福はやってこない。その尺杖が、布袋さんの前にあるかないかでも、その佛像の印象ががらりと変わる。自分を戒める結界(戒め)を持つかどうかで、己の人生は劇的に変わる。布袋は弥勒菩薩が下生するまで、その分身として市井に出て放浪し、悠々自適に各地をさ迷い歩くと言われている。その布袋を、佛格の高い佛像として表現したのが図1の布袋(明慶師作)である。

 図1 布袋 『慈悲 大佛師松本明慶作品集』小学館刊より

 

カエルの人生

 私(明慶)は、カエルを彫るときはカエルの人生まで考えて、カエルを彫刻する。カエルの生態、骨格、カエルの各器官まで調べて、彫刻する。その為に、松本工房の庭には、カエルの生態が観察ように蛙を飼っている。カエルの彫刻に、持てる技の全てを投入してフラグシップの作品を修行として作る。その修練があって、本物の佛像を作る腕が磨ける。(だから小さなカエルの彫刻作品のお値段が、小型自動車一台分となる)

 

自分が作る佛様

 以上の明慶師の話は、佛師だけの話ではないと感じた。我々が仕事で作り出す製品にも魂が宿る。それは工業製品だけでなく、プロジェクトの生成物、教育での形、政治、経営、農産物、商売の形、文学、音楽での創造物の全てに当てはまると思う。トイレ掃除にも、仕上がったトイレの姿に魂が宿る。どれだけ、その佛像(仕事)つくりに、己の人格を上げて取り組むかである。人格の低い人間からは、低いレベルの仕事しか生まれない。佛像造りは、自分つくりである。そのために自分の人格を磨かねばならぬ。

 

私の佛像作り

 私は技術者として長年、工作機械の研究開発に携わってきたが、次の製品は、今の製品よりもより高い性能、付加価値を与えるべく心血を注いできたと自負できる。また技術管理部で担当した技術者教育の仕事も、形は見えないがそのカリキュラムや教材、教え方に、去年よりも今年はどんな付加価値を与えて、若い技術者に、先人が残した技を伝えられかに心魂を注いできたと自負できる。教育のその形は見えないが、その教育としてのソフトを作成して、それを磨き上げるのが私の佛像作りであった。その出来上がった佛像が、教育に関心のない金儲け至上主義の上司に破壊されたのは悲しい過去である。経営者は、教育は大事だと口では言うが、実行をする経営者は稀であるのが、現代経営の悲劇である。

 現代の工業製品の最先端を行くソフト制作でも、例えば会計ソフトでも、いくらソフト作成技量が優れていても、会計学が分からなければ、使い物になるソフトは作れない。その仕事の基本がない職人や事務職員、お役人が世の中の仕事に質を落としている。

 今は、自分が作った佛像を、誰にも壊されないように、己が己の戒めを守り、自分を教育するシステムを構築して、自分が佛像となるように精進をしている。

 

行政の佛づくり

 最高学府を出た行政の長が取り仕切る、中央政界、地方都市行政で、住民無視、放漫経営、利己主義経営、お役人根性の仕事が最近目につくのが嘆かわしい。日本の政治でも野党が批判だけで提案が無く、己が醜態を見せる野党野合、その党首のスキャンダルだらけでは日本が良くなるはずがない。政治が作る社会は、佛像造りと同じである。そこにどれだけの魂を込めて政治をするか。どこから見ても破綻のない治世に仕上げるかが問われる。大垣市のように国として治めるべき治水を放置して、市の経済の血路である道を頻繁に水没さえる愚政を62年間も続けるのは、罪悪である。市民の命の軽視イベントをいくら開催して盛況でも、死傷事故が起こる危険性が高いし、実際にドローン墜落人身事故が起きている。

 いくら東大を出た長を頂いても、市の行政として、やるべきことを実行しないのは、形を作って魂入れずの仏像造りと同じである。ご先祖の霊前での神事で、居眠りのような姿をみせるのは、不敬も甚だしい。頭はいいが、知恵と徳がない長を頂くと、市民が不幸になり、市が寂れていく。現実に寂れてしまった。それでいて市庁舎だけは立派になっていく。世も末である。

 

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2017-11-15

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図1の布袋様の写真掲載は、松本明慶師の許可を得ています。

2017年11月13日 (月)

大垣市は職務怠慢、管理監督不行き届き

大垣市公共トイレの汚さは日本一。5つの何故

1.なぜトイレが汚いか?

  その掃除頻度が少なく、たまにしか掃除をしないから。

2.なぜ、たまにしか掃除をしないのか?

  掃除の有無を追及されないから、掃除記録をチェック表に残さない。

3.なぜ市職員はチェックしないのか?

  市の職員は怠慢のため誰もチェックしないから、チェック表も無い。

4.なぜチェック表がないのか?

  市の職員としての意識が低く、人格も低いから。

  チェックをしても、しなくても、己の評価には関係ないから。

5.なぜ、市の職員の人格が低いのか?

  国の助成金を誤魔化すような人格が低い職員が多いから。17年間の長期政権で、癒着と緩みが蔓延して、市職員のモラルが低下しているから。経費節約という美名の元、ケチの精神が蔓延しているから。

 

大垣市職員の不正

 トイレの美観に、市の職員の人格のレベルが表れる。会計検査院の調査で、大垣市は国庫負担金の不当に療養給付負担金406万円を請求していたことが露見した。それは県内のワーストワンある(2017年11月9日付新聞報道)。市民として恥ずかしさの極みである。出すべき大事なところの金をケチる市役所の雰囲気が、下々の職員にこのような不正請求として現われる。トイレの汚さは、この一環の問題である。単にトイレが汚いだけの問題ではない。

 

トイレ掃除チェック表の欠落

 まともな施設のトイレには、必ず掃除チェック表が掲示されている。ところがまともでない大垣市公共のトイレには、この掃除チェック表は、12.5%の場所しか掲示されていない。以前はあったそうだが、この3年ほどで無くなったという。無くなっても市の職員の誰も、指摘をしない。掃除チェック表があっても、見えないように折り畳んであったり、裏返しである。普通のトイレは、そのチェック表が誰にも見えるように掲示されている。それも公共施設なら、日に数回の頻度での掃除である。大垣は数日に一回の場合も多いと、近くに住む人は証言する。大垣のトイレは発展途上国並みである。

 そのトイレ掃除チェック表の有無を確認しないのは、市の職員の職務怠慢であるし、税金泥棒である。市が寂れる原因の一つである。大垣市にとってトイレ掃除費は、無駄な費用なのだろう。それがトイレの汚さに現れる。それは大垣市の心の汚れである。行き着く先が、大垣市ドローン違法行事での墜落人身事故である。ドローン墜落人身事故は決して偶然ではない。佛様の啓示である。

 

図1 名神高速道路SAのトイレチェック表の掲示

  2017年11月10日 京都霊山墓地大垣藩招魂碑前祭への道中で

  これがジャパンスタンダード

 

大垣市公共トイレの掃除チェック表有無(男子トイレ)

 貴船橋手洗い場   ×

 新大橋手洗い場   ×

 水門川沿い(西)  ×

 船町公園      〇

 四季の広場     ×

 大垣城内      〇

 大垣公園      ×

 清水駐車場内    ×

 東外側橋駐車場内  ×

 丸の内駐車場内   ×

 大垣市立図書館内  ×

 学習館       ×

 文化センター    ×

 文化センター外側  ×

 木戸公園      ×

 西公園       ×

       2017年11月13日に確認

 

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2017-11-13

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累積閲覧回数が13,000回を突破

 2017年11月12日深夜、当ブログの累積閲覧回数が13,000回を超えました。ブログ開設以来171日目での記録です。エディオンブログ「人気の記事ランキング」で、カテゴリー「大垣を良くする階」の記事が2つも入りました。

 また、当ブログ「久志能幾研究所通信」で、トップ9にカテゴリー「大垣を良くする階」の記事が4つも登場しています。それだけ、皆さんの関心が高いようです。「人気の記事ランキング」トップ20入りは、全国で皆さんが見てくれているという励ましのメッセージです。

 

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  今後も大垣を良くするため、問題点の把握、改善提案、あるべき姿の提示を継続します。大垣市政の問題は、日本の問題でもあります。大垣の市政に日本行政の悪さが凝縮して病状として表れています。大垣市役所の善処を期待したい。

 

2017-11-13

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2017年11月12日 (日)

大垣市の人命軽視宣言

 「クール大垣」でなく「狂う大垣市」をアピール

  2017年11月12日に届いた『広報おおがき』を見て、激怒を通り越して悲しい気持ちになった。ここまで大垣市役所は落ちぶれたかとの憐みの思いである。

 冒頭の記事に「ロボフェスおおがき2017を開催」とある。その文面の最後にそのほかにも、チアリーダー型ロボットのステージイベント、大学や高校などの研究内容の展示・体験など、ロボット技術にまつわる多彩なコーナーが設けられ、4日には、菓子まきをしていたドローが落下してけが人が出るトラブルがありましたが、2日間大いに賑わいました」とある。

 この記事文中の写真に、ヘルメット無しの親子のセグウェイ乗車写真がある。人命軽視の極みである。

 

 この文面には、ドローン違法飛行での墜落事故に対して大垣市役所が責任を感じることもなく、ひとごとの話をしている。謝罪さえない。ドローン違法飛行での墜落人身事故は「そのほかにも、」で扱うべき雑事で、それも「最後の最後に記載された取るに足らない事故」との扱いである。菓子まきが違法であったことも、それを指示したのが大垣市であることも、安全無視の一番安い業者を選定したのも大垣市の責任であることには、全く触れていない。

 「落下して」とは、自然物が上から落ちることを表現する漢字である。意図をもって飛ばしたドローンが落ちるのは、「墜落」である。大垣市役所は、中学生でも間違えない漢字の使い方が、できないほど知性が劣る。

 「けが人が出る」とはひとごとの表現である。人が勝手に怪我をしたとの表現である。「偶然の事故で怪我人がでたようです、気の毒ですね」との無責任な表現である。本来なら「市民の皆様に怪我人を出す不手際をして申訳ありません」と表現すべき人身事故である。

 「4日には」との表現も、ひとごとで、記事枠がまだ余裕があるので記載すると、そういえばドローンの墜落事故があったね、との印象を与える文である。

 「トラブル」との言葉の選定も無責任である。「トラブルとは、もめごとの意で、会話や硬くない文章に使われる外来語」と中村明著「日本語 語感の辞典」(岩波書店)に定義がある。だからこの「菓子まきをしていたドローが落下して、けが人が出るトラブルがありましたが、」との表現は、くだけた記事の『広報おおがき』でのまるでひとごとの表現である。

 「トラブルがありましたが、」「が」も、その話は置いといてと、「2日間大いに賑わいました」と自分たちの宣伝に余念がない。「人命など知ったことでない」の本音が出て、馬脚が出た表現である。たかが、「」、されど「」の助詞の使い方である。

 「多彩なコーナーが設けられ」も無責任な表現である。だれがこのロボット技術展示をしたのか。勝手に業者が展示したのだと言わんばかりの表現である。これらの展示は、大垣市の要請を受けて展示をしたのだ。大垣市は、ドローン人身事故を誤魔化すために、その主催者を誤魔化す表現をしている。

 

「人命軽視遺産の記事」として価値あり

 だれが人命軽視のコストが一番安い業者を選定して、違法なドローンでの菓子まきを指示したのか。大垣市市役所である。ここに大垣市の深層心理が全てさらけ出されている。これはお役人の責任逃れの最高傑作の文書である。お役所の書いた「人命軽視遺産記事」として永遠に残すべき文書である。この記事を掲載する最終許可を与えたのは誰なのか。

 

大垣市の「狂うおおがき市役所」アピール

 この記事の下段にある大垣市長執筆の「市長のかがやきメール」では、この大垣市に全責任がある「ドローン違法飛行の墜落人身事故」に対する件は全く記載がない。本件は、安全配慮義務違反であると思われるが、それには全く謝罪もない。つまり市民がまかり間違えば死亡事故に繋がったドローン違法飛行での墜落人身事故に、責任を全く感じていない。大垣市民の命など知ったことではないのだ。それがこの広報からひしひしと伝わってくる。企業で不祥事が起きたら、記者会見で、社長が謝罪をするのが世の常識である。大垣市は世間知らずか、無責任か、人命軽視の為なのか、その謝罪会見さえもがない。大垣市には、そんな些細なことよりも、「クールおおがき地域プロモーション」が大事なのだ。大垣市はクールでなく狂っている。

 人の命を軽視する市長に市政は任せられない。小川敏市長は大垣市民のために辞任すべきと思う。それが世のためである。将来の死亡事故を起こさないためにも。

 

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2017-11-11

久志能幾研究所 小田泰仙  e-mail :  yukio.oda.ii@go4.enjoy.ne.jp

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2017年11月11日 (土)

大垣市民の安全は火葬場の下

 大垣市は安全配慮義務違反のオンパレード

元気ハツラツ市の路上球技用の柵が危険

 元気ハツラツ市で、子供たち用のフットサル用でベニヤを立てただけの安全カバーなしの柵が路上に設置されている。そのベニヤ板の端が、子供が猛スピードでぶつかった場合や、何気なくベニヤ板で手足をひっかけた場合、そのベニヤ板の凸面が鋭利な刃物と同じ作用をする。面取りのしていない角材は、露失した手足の肌に傷を与える恐れがある。柵の支えの角材が危険表示をしていないので、歩行者が躓く危険性もある。

 主催者の商店街事務局の担当者は誰も安全をチェックしていない。安全など頭になく、金儲けで忙しいので、すべて業者任せである。市の職員は見向きもしない。まず大垣市には安全点検の担当部署がない。大垣市長は元気ハツラツ市で人出が多ければ、なんでもオーライである。

 

バスケットボール球技での危険性

 元気ハツラツ市で、子供たち用のバスケットの場がコンクリートの路上に設定されている。子供たちが競技に熱中して滑り転んで、中央分離帯のコンクリート製ブロックに頭をぶつければ、命の危険や後遺症の恐れさえある

 

大垣市は危険性を無視

 多くの人が元気ハツラツ市での、このイベントの危険性を訴え、中止を要望しても、大垣市商店街連合会と大垣市は、聞く耳を持たず、金儲け至上主義で、このイベントを3年間も強行している。大垣市商店街連合会と大垣市は、子供達に対して安全配慮義務違反である。怪我人、死亡者が出たら、大垣市長の責任問題である。これの罰則法律が曖昧なので、大垣市は大手を振って安全配慮義務違反を実行している。

 2017年11月4日のドローン違法飛行で墜落事故を起こした件でも、大垣市(観光協会)は責任を認めようとしない。すべて業者がやったこと、と突き放しているようだ。ドローン製造会社の社長が警察から事情聴取を受けているが、もっと罪が重い大垣市担当者の取り調べがないのが不合理である。誰がドローンで上空から菓子をばらまく(違法行為)ように業務指示をしたのか。だれがコスト至上主義で、安全無視の格安業者を選定したのか。業者が、菓子投下を自主的にやるわけがない。全て大垣市の売名行為での業務命令があっての事故である。死亡事故にならなかったのが不幸中の幸いである。大垣市の人命軽視のイベントでは、これは氷山の一角である。

 

大垣市長には危機管理という観念がない

大垣市長には「市民の命を保全」という意識が無い。

 この種のイベントで、事前にその安全性をチェックする部署が大垣市には存在しない。その部署がないので、訴えてもたらい回しである。事故が発生しても責任を取る部署がないので、市の職員は安泰である? 担当者は、商店街の事務局か、市長が責任をとればよいと考えている。市のお役人は、自分に火の粉が降りかからなければ、人のことなど知ったことではないのだ。

 ヒラメの教育担当責任者は、己の保身とゴマすりで上を見るのに忙しく、子供の命など見る暇はない。大垣駅前通り周辺の住民の自治会長は、見て見ぬふり。噂によると、大垣市商店街連合会に丸め込まれているという話も漏れ聞く。子供の安全に責任あるはずの自治体連合会も黙っている。3年間もこの危険なイベントが継続されても、校長先生の会合で、話題にも上らないようだ。子供達を思う良識ある大垣の大人は消滅したのか。情けない思いである。教育の町大垣は今いずこ?

 

大垣市では、市民の安全が火葬場の下?

 本来、大垣市が安全責任を負うべき部署は、組織上で火葬場管理の下に置かれている。危険を予知してそれの管理を総合的に監査する部署は、組織の上位にあるべきだ。それ以前に、大垣市にはその「危機管理室」はない。刈谷市の組織図では、上から3番目に「生活安全部」がありその下に危機管理室がある。大垣市は市民の安全管理部署が火葬場管理部署の下にあるから、事故が起きたら、葬儀は迅速に執り行いますとのブラックユーモアである。

 なぜ、大垣市の組織では、市民全体の命と安全を取り仕切る「生活安全部」がなく、日常生活を見る「生活環境部」しかなく、その部署の位置付けが、かがやきライフ推進部、上石津や墨俣の一地区管理部署の下なのか。思考回路の論理構成が落第である。何が重要かの優先順位がわかっていないのだ。

 テクニカルライティングでは、物事の記述を重要な事項から順に書くことが大原則である。それは物事の思考全てに当てはまり、組織図の構成を考える場合でも同じである。今回の選挙でも、野党はモリカケ問題ばかり追求して、もっと重要で国の存亡に係わる北朝鮮ミサイル問題を放置したから野党が大敗したのだ。国民はバカではない。良識ある大垣市民は、市長の貧弱な思考回路を憂い、小川市長に大垣市民の命は預けられないと感じている。

 

図1 フットサルの柵 柵の支えが躓きの危険性

図2 フットサルの柵 安全カバーのない危険性 

図3 フットサルの柵 女子の足が露失。危険

図4 バスケットボールの状況 コンクリート路上危険

図5 バスケットボールの足元の中央分離帯ブロック 危険

図6 大垣市組織 火葬場の下に生活環境部。安全部はない。

図7 刈谷市組織 上位3番目に生活安全部(危機管理室)

 

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2017年11月 8日 (水)

大垣城の歴史とトイレ不敬

大垣城の経歴

 大垣城は天文4年(1535)、宮川安定が築城したと言われる。大垣市内を流れる水門川を外堀に利用して築城され、天然の水門川を掘りの一部として使って、四層四階建ての総塗りごめ様式である。現在では想像がつかないほどの四層の掘りがめぐらされた広大な難関不落の城で、大層優美な巨鹿城、麋城と言われた名城である。関ヶ原の戦いの時は、西軍の石田三成が本拠地とした。

 

関ヶ原の戦い

 関ヶ原の戦いに伴って発生した攻城戦の一つが大垣城の戦いである。9月14日から9月23日まで続いた戦いで、実質的にこれが天下分け目の戦いという史家もいる。この戦いは、西軍が本拠地としていた大垣城を主力が関ヶ原へ移動した後に、東軍の部隊が攻撃したことで発生した。大垣城に駐留していた西軍は9月14日夜、大垣城に守備兵として福原長堯以下7,500名を配置して主力を関ヶ原へ移動した。守備に携わる武将の中に山田去暦がおり、その娘おあんが残した「おあむ物語」がこの戦いの城内記録として残っている。

 9月15日払暁に東軍が三の丸に攻撃を開始した。三の丸はその日のうちに陥落したと思われる。また、関ヶ原の戦いもこの日で決着がついたので、大垣城は敵地に取り残されることとなる。9月16日夜に場内の主要戦力が東軍に寝返り、9月18日に守将達を謀殺し、残存の武将福原長尭のみとなった。福原長尭は二の丸が陥落した後も抗戦を続けたが、徳川家康の使者の説得により9月23日に松平康長に降伏を申し入れ、開城した。福原長尭は剃髪後に伊勢浅熊山にこもるが許されず後に切腹した。

 

関ヶ原の戦い後

 関ヶ原の戦いの後、寛永12年(1635)に戸田氏鉄公が入城して、戸田十万石の居城となった。以後明治維新まで戸田公の治世が続いた。戸田公は名君として、教育や藩の産業の育成に務め、大垣の発展に寄与した恩人である。その功で、大垣は教育の街、博士の街とまで謳われる名声を得た。その文化の発展ぶりは、江戸末期に江馬蘭斎が導入した西洋医学が、京都よりも早く西濃地区の展開されたことで示される。大垣城は昭和11年に国宝に指定されたが、昭和20年7月29日の米軍B29大編隊の大垣大空襲で焼失した。昭和34年に外観はそのままでコンクリート製に再建され、今は大垣のシンボルとして観光名所の第一の拠点となっている。

 

大垣城の敷地内のトイレ

 その観光名所の看板である大垣城の敷地内にあるトイレが汚く、大垣城の経歴からみて恥ずかしいのだ。大垣の恥である。大垣城は大垣藩主戸田公の居城である。大垣の発展に貢献されたその遺徳、ご恩ある居城である。トイレのひどさは、その戸田公の顔に泥を塗るようなものだ。

 大垣城の敷地内のトイレ外観は、一見、お城の一部のようで素晴らしい。しかし内部は不潔な状態である。サビさびのトイレドア、蛍光灯むき出しの下品さ、配線むき出しの無様さ、天井の蜘蛛の巣、表壁の見苦しいセロテープの跡、錆さびのトイレの男女標識、のっぺらぼうの幽霊のような下品なデザインの男女標識等は、観光都市大垣の恥さらしである。いかにご先祖を大事にしていないかの表れである。大垣市長が鶴の一声で、直せば済む話である。それが無い。

 大垣市の職員が「大垣市の公衆トイレの汚さは日本一」というのが実感できる。

 

ご先祖に不敬

 今の大垣市長は、まるで養子に入ったドラ息子が、ご恩ある先祖の廟を埃だらけにして、祭りごとを疎かにして、先祖が残した金で、豪邸としての新市庁舎を建てるようなものだ。だから戸田公を祭る神事で、居眠りをしているかに見える振舞いをするのだ。一市民としての私の思いは、戸田公の居城であった大垣城のトイレとして、豪華でなくてよいから、他市の人に恥ずかしくないレベルの普通の状態にして欲しいだけである。平成21年完成予定の大垣新市庁舎建設費用121億円のわずか1万分の一のお金を掛ければ、このトイレは並みの状態になるのだが、節約がモットーで、ケチな大垣市長は、びた一文金を出さない。その結果が現在の恥さらしな姿である。ご先祖の戸田公に不敬である。私はご先祖を敬わない人間を信用しない。いずれバチが当たるでしょう。

 

図1、2 大垣城

図3 トイレ外観

図4 セロテープ跡が見苦しい白壁

図5 錆びだらけで見苦しいトイレドア

図6、7 錆びだらけの不潔な男女標識

     のっぺらぼうの顔が、幽霊の様で不気味

図8,9 配線むき出しの蛍光灯

図10 蜘蛛の巣だらけの天井

図11 新市庁舎の姿  工事中の市庁舎の前に掲示

    大垣城敷地内トイレとの美観の対比が凄まじい。

    もののあわれである。

 

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2017年11月 7日 (火)

元気ハツラツ市で子供達の命が危ない

コンクリート道路上での球技の危険性

 元気ハツラツ市では、歩行者天国になった大通りの南側で、フットサルやバスケットボールの場が設定され、子供たちが遊び狂っている。しかし、その足元はコンクリート道路なのだ。転んでの怪我や、打ちどころが悪くて後遺症が残る大怪我をする恐れもある。子供たちがフットサルやバスケットボールで興じても、大垣駅前商店街の売上には何の貢献もしない。それでもこのイベントは元気ハツラツ市のにぎやかしで3年ほど前から続いている。フットサルやバスケットボールが学校等の土のグランド上でされるなら、何の問題もない。なにを血迷って、また何が不満でコンクリート道路上で子供達の球技スポーツ遊びをさせ、それを黙認するのか。黙認は教師として狂気の沙汰である。大垣市の学校のグランドでは、この種のスポーツが禁止されているのか。

 

水の事故の恐れ

 夏の元気ハツラツ市では、駅前大通りの道路上に小さいプールを設営して、小さい子供たちを水遊びさせている。それを見守る責任は親任せである。親が少し目を離して買い物に行っている隙に、子供が水の事故を起こしたら、誰が責任を取るのか。いくら浅いプールとは言え、小さい子の事故は何があるか予測不能である。自宅のお風呂でも子供が溺れる事故さえ起きている。市の担当者は誰も監視をしていない。市の職員にとって市民の安全など知ったことではないのだ。全て業者任せで、それも数少ない業者がたまにしか見ていない。

 

危険性の訴えに事務局も大垣市役所も門前払い

 多くの人がその危険性を訴えるが、金儲け至上主義の元気ハツラツ市の事務局と大垣市の担当者は、聞く耳を持たない。大垣市長は、何も言わない。安全に対する見回りや管理は、全て業者任せである。その業者も人数が少ないので、常に子供たちを見ているわけではない。大垣市担当者は誰もチェックをしない。なにせそんな部署が存在しない。だから誰も責任を取らなくても済む体制である。それで市民の安全と命が守れるのか。そこに、大垣市長の市民の命を軽視した姿勢が垣間見える。その結果が、11月4日のドローン墜落事故である。決して偶然の事故ではない。大垣市長の不徳の致すところと私は思う。神様仏様はよく見ている。取り返しのつかない事故の前に、警告として小さな事故で、その間違いを教えてくれる。その科学的統計的な教えが、ハインリッヒの法則である。それを謙虚に聞くか、前の十万石まつりでの神事でのように居眠りするふりをして聞き逃すかの問題である。瞑想をしていると言い訳をする場合ではない。神事では真剣に神様に扮した舞人の神事を見守るのが市長の勤めである。教育の現場でも、教師が子供たちの学ぶ姿を黙って見守ってあげるのが、一番効果の高い教育であると同じである。

 

小学校校長と教育の長の無責任

 もっと狂気なのは、その危険性を黙認している大垣市のヒラメの教育担当の責任者である。元気ハツラツ市のこのイベントを知らないはずがない。見て見ぬふりをしている小学校の校長や先生達は、何をしているのか。事故が起きてからでは遅いのだ。打ちどころが悪くて後遺症が残ったら、誰が責任を取るのか。なにせ大垣市長は市民の命のことよりも、新市庁舎建設のことで、頭が一杯なのだ。それはドローン墜落事故で証明された。十万石まつりで朝10時の神事でも居眠りのような姿を見せるほどお疲れなのだ。体力の限界なら引退すべきだ。それを補佐する担当者が、責任をもって見守らないと未来を背負う子供の命は守れない。今は、昔の森市長の時代のような良き補佐役がいないのだ。

 大垣市は商店街の金儲けのために、子供をダシにして、元気ハツラツ市で客寄せをしている。子供達の命を危険に晒しての金儲けである。大垣市行政がその先棒を担いでいる。大垣市は、現在、金儲け主義の死神に取りつかれている。私は毎朝の散歩の道中にある大垣八幡宮と常盤神社・円通寺の戸田公の霊前で、大垣の安全を祈っている。

 

図1 元気ハツラツ市 フットサル 2017年10月1日

図2 元気ハツラツ市 バスケットボール 2017年10月1日

図3 元気ハツラツ市 水遊び場 市職員不在 2017年9月3日

図4 水遊び場 回りに買い物客はいない。2017年9月3日

    この場の状況で、水遊び場に違和感を感じないのか。

    誰がこの費用を負担するのか。市民の税金である。

 

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2017-11-07

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「ロボフェス大垣2017」で人命軽視を展示

 大垣公園にドローンが墜落した事故が起きた時刻14時5分の約50分後、私は散歩の途中でその会場に通りかかった。その時は、ドローン墜落事故の件は知らず、夕刻のニュースで初めて知った状況である。

 大垣公園の広場はその事故の後始末の雰囲気もなく、事故での安全再確認を行っている気配もなく「98式イングラム」をダシにして小さい子供を集めて、盛大に行事が行われていた。その「98式イングラム」の収納作業で、特装車作業班が、ヘルメットもかぶらず作業をしていた。安全上で、ヘルメットは必要である。着用不要という安全基準があるのか?

 ドローン墜落事故が起きたのだから、本来なら、現在行っている行事を中断して、安全の再点検を実施するのが安全管理部署の基本の行動である。その安全管理部署が大垣市には存在しない。ゴキブリが1匹見つけたら、他に百匹のゴキブリがいると思うのが、危機管理の常識である。トヨタグループでは、そうやって車の乗員の命の安全確保、職場の安全確保を最優先で仕事をしている。大垣市行政は、安全より行事遂行、節約が最優先のようだ。

 ハインリッヒの法則は、労働災害における経験則の一つである。1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する。「ロボフェス大垣2017」や元気ハツラツ市で見た人命軽視の展示のオンパレードは大垣市行政の業病の深さを物語っている。大垣市行政の不始末の責任は大垣市長に帰着する。

 

セグウェイ運行での安全無視

 大垣城ホールの中で「ロボフェス大垣2017」が開催され子供達で盛況であった。ロボット技術に子供達が興味を持つために、イベントを開催する事は素晴らしい。しかし、そこで目にしたのは、安全無視のセグウェイの体験運転イベントであった。ヘルメット着用が義務付けられているセグウェイの運航で、ヘルメットもかぶらずに親子がセグウェイを乗り回していた。並行して走っている女子はヘルメットを着用している。大垣市の安全指導が手抜である。客が集れば、安全などどうでもいいからと、運行しているようだ。ドローン墜落事故の直後の話である。墜落事故などで怪我した市民のことなど知ったことではないという、市の職員の対応ぶりをみて、大垣市が抱える業病を再確認した。ヒラメは、上司の意向通り節約して金をケチれれば、市民の命などは知らないというようである。ヒラメは常に上司を上目使いで見る。

 

セグウェイは「小型特殊自動車」

 2015年7月制定の道路交通法で、セグウェイは正式に「歩道等移動専用自動車」として小型特殊自動車に分類された。「ロボフェス大垣2017」でのセグウェイ運行は、大垣城ホール内での運用ではあるが、それでも小型特殊自動車であるのでヘルメットの着用は必要のはずだ。

 中部国際空港の展望台で、セグウェイに乗って巡回する警備員でも、ヘルメットを着用している。ネットでセグウェイに乗っている人たちの写真を検索しても全員、ヘルメットを着用している。

 2012年2月9日には観光ツアー社会実験として、つくば市内の観光名所を巡る企画が実施された。この実験には、16歳以上で普通自動車免許か普通または大型の自動二輪車免許の所持が必須条件である。

大垣市長と大垣市役所は、市民の安全をどのように考えているのだろか?

 

大垣市長の市民の命を守る責任に対する認識

 大垣市行政機構図(平成29年4月1日現在)を見ても、大垣市民の安全を統括管理すると思われる組織がない。末端の組織の中に「生活環境部 生活安全課(防災政策、防災安全、交通安全、公共交通、駐車場、消防防犯)」があるだけである。これは総合的に市民の安全を統括する部署ではない。イベント等でのドローン墜落事故もセグウェイの安全対策に責任を持つ部署がどこか不明である。「(防災政策、防災安全、交通安全、公共交通、駐車場、消防防犯)」の文字も一番小さいフォントで印刷されており、まるで読んで欲しくないとの意思表示のようである。組織図上で、生活安全課の記載された16階も上部に、「庁舎建設推進室」の部署が記載されている「生活安全課」の上の欄には、鶴見祭場、勝山祭場、かみいしづ祭場が位置する。「生活安全課」は祭場の真下に位置するのだ。大いなる皮肉である。大垣市行政機構図に、大垣市長の市民に対する思想が透けて見える。組織図で見る限り、大垣市長は、市民の安全には重きを置いていない。それよりも新市庁舎建設が大事なのだ。

 まともな企業であれば、セキュリティ業務室や保安業務室は、人事部の直下に置かれて、組織上で上位の位置づけである。トヨタグループではそれが常識である。トヨタグループの主要企業が集っている刈谷市の行政機構図では、上から企画財政部、総務部があり三番目に生活安全部が位置づけされ、その部署の中に危機管理課が設けられている。

 それが大垣市の政機構図ではずっと下位の位置づけで、目を凝らさないと、どこにあるか分からない有様である。それが大垣市長の考えの全てを表している。大垣市の組織を見れば、大垣市の未来が見える。今の大垣市長に、大垣市民の命と未来は預けられない

 

図1 大垣公園 2017年11月4日15時53分

図2 大垣公園 「98式イングラム」の収納作業 ヘルメット未着用

図3 大垣城ホールの中で「ロボフェス大垣2017」

図4 セグウェイ ヘルメット着用 2017年11月4日

図5 ヘルメットなしのセグウェイ運転

図6 ヘルメットなしの親子のセグウェイ運転

図7 中部国際空港展望台でセグウェイ 2017年11月1日

図8 大垣市行政機構図(平成29年4月1日現在)

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2017-11-07

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