o-大垣を良くする階 Feed

2018年8月21日 (火)

オウム真理教の広報部長と同じ手法

 行政はサービス業である。それも人の命を預かる尊い仕事である。それを言われてからやるなら、素人にも政治はできる。それは、職務怠慢、無能である。

 地方行政の事象を報道するには、報せる道がある。それが行政に忖度するようでは、「道」から外れた外道と言える。岐阜新聞も中日新聞も、オウム真理教広報部長の上祐元被告と同じ手法で報道している。

 

 

経緯

 2018年6月11日の大垣市議会一般質問で、岡田まさあき議員が小学校エアコン導入に関する質問をした。小川敏市長は木で鼻をくくったような回答で「検討します」として回答を濁し、6月29日までの国への来年度エアコン助成金申請をしなかった。つまり3週間後に、来年度のエアコン導入なしを決定した。

 その舌の根が乾かないうちの8月10日になって、自民クラブからの突き上げを食らって小川敏市長が「私もエアコン設置の必要は感じている。できれば来年度内に設置を完了したい」というのは、支離滅裂である。

 

経営はスピード

 スピードこそが経営の成否を決める大きな要因である。2018年7月17日に豊田市の小学校生徒が熱中症で死亡してから、豊田市は翌日の7月18日に、エアコン設備の早出しを決めた。しかし、小川敏大垣市長は、事件の24日後の8月10日に、自民クラブ13名と市民運動の嘆願書で突き上げを食らって、しぶしぶやる声明を出した。それも「設置を完了したい」と希望的声明だけである。豊田市の翌日対応と対比するのが恥ずかしい。人の命を預かる市の経営者として失格である。その嘆願書がなければ、小川敏市長は6年後までやらないつもりであった。

 

トップとしての信念

 小川敏市長は、2018年6月11日の大垣市議会で、エアコンの来年度の導入もせず、平成36年度まで設置しない、と決断したのだから、信念を通してやらないで欲しい。言行一致を守るのが政治家だ。人の意見でふらふらするのは政治家失格である。小川敏市長は、8月7日に大村智先生の講演を絶賛した。その感銘したという「実践躬行」と全く反対のことをやっている。

 大垣市制100年記念事業を名目に、エアコン導入より先に市民税3億円の無駄遣いをしたいという信念があれば、それをやればよい。

 

言うだけ番長

 大垣市はスローガンで「未来に羽ばたく大垣」と謳いながら、未来を背負う子供たちの命に係わることを、人から言われないと対応できないなんて、「子育て日本一を目指す」などどの面を下げて言うのか。

 

小川敏市長の深層心理学

 小川敏大垣市長は、8月10日に「記録的猛暑にエアコン設置の必要は感じている。できれば来年度内に設置を完了したい」と述べたという。

 何故、来年度内で、なぜ「夏まで」でないのか?

   内閣の菅官房長官は、夏までに整備するように援助すると言っているではないか。

 なぜ「完了したい」、「完了する」と断定しないのか?

 「したい」と希望的観測を言っただけなので、実現されなくても責任は問われない。

 「できれば」とは、出来なければやらないという意思表示である。不退転の決意ではない。小川敏市長は逃げの言葉を使っている。つまりやる気はないのだ。

 

新聞社の忖度

 なぜ岐阜新聞は、大垣市がエアコン設備率で県下最低の2.1%で、全国でも最低レベルであることを報道しないのか。まるで将軍様向けのよいしょ記事である。岐阜新聞も中日新聞も、なぜ自民クラブが要望書を出した背景を掘り下げないのか。エアコン設備率100%の岐阜市など他の多くの市は、嘆願書など出す必要がない。それには両紙とも全く触れていない。その因果関係が報道されていなければ、読む価値のない記事である。いかに岐阜新聞とも中日新聞が大垣市に忖度して記事を書いているかが、字裏から透けて見える。

 

将軍様のお情け通達

 岐阜新聞か中日新聞しか購読していない人は、この記事を読めば大垣市将軍様が人民にお情けを与えてくれると涙を流して喜ぶだろう。全国平均で小学校の40%のエアコン設備率に対して、大垣市のそれは2.1%と全国最低レベルである。そのことは、全く報道しない。それを将軍様が「設備したい」と言ったと賞賛まがいの報道である。これは北朝鮮の政府報道と何が違うのか。行政お抱え新聞としては大成功の記事である。

 

オウム真理教広報部長の手法と酷似

 岐阜新聞も中日新聞も、大垣市政に都合の悪いことは書かず、単に数値だけを記載。その数値がどれだけ悪いかは一切書かない。なぜそうなったかも書かない。それは、1994年、オウム真理教の広報部長上祐史浩(当時)が、自分たちの都合の良いことだけをワイドショー番組で喚いて、都合の悪いことは言わない手法と酷似している。上祐史浩元被は、それをディベートの手法というが、己の都合の悪いことは言わないので、ディベートの論理ではない。

 私のテクニカルライティングの師である篠田義明早稲田大学教授は、その上祐史浩広報部長(当時)が受講生であったという因縁がある。それで、その上祐史浩広報部長(当時)の論法がディベートとではないと教えて頂いた。当時、篠田教授には、オウム真理教から脅迫があり、命の危険があったので先生には警察の警備が付いた。

 

ビジネス文書として落第

 岐阜新聞も中日新聞も、大垣市小学校エアコン率が全体でどういう位置づけかは書かない。上祐史浩の手法と同じである。オウムの洗脳教育手法を新聞紙で行っていると同じである。こんなレベルの報告書をビジネス社会で上司に出せば、即左遷である。岐阜新聞、中日新聞の記者は大垣市民を洗脳教育している。

 キヤノンの御手洗社長は、数字から物語を語れなければ社員失格という。記者は、大垣市小学校エアコン率2.1%という数字からどういう物語を書くのか。それが全くない。子供たちが泣いているのだ。岐阜新聞も中日新聞も、どちらの記者も、小川市長に目隠しされて子供の泣く姿が目に入らない。

 

情報とは

 大垣市小学校にエアコン導入が遅れた原因、責任、経緯は一切報道しない。そんな情報もない記事をもらっても読者は嬉しくない。共産恐怖政治の国家では、将軍様の批判記事ご法度である。その「将軍様万歳」の記事と何が違うのか。岐阜新聞も中日新聞も大垣市政の批判記事は一切許されないようだ。なにせ私は見たことがない。

 他の大手新聞は、消えゆく地方都市・大垣のエアコン実施など記事にもしない。記事にする価値がないのだろう。それが世の中の評価である。大垣のことなど報道する価値がないから、無視である。

 情報とは「情けの知らせ」である。小川敏市長は「やりたい」というだけで、「やる」とは言っていないのだ。900万円の「偽ネス毒水饅頭食いあい」は得意げに実施したが、子供の命に影響のあるエアコンは「来年度内にやりたい」との希望的観測表示である。そんな曖昧な情報など、何の役にも立たない。それは「情けない知らせ」である。

 

岐阜新聞と中日新聞が守るべきもの

 岐阜新聞も中日新聞も、「児童・生徒の命を守る」よりも大垣市・将軍様のご機嫌を損じないようにすることが最優先なのだ。その点の忖度の文章表現の技は、見事で芸術の極みと言ってよい。岐阜新聞にはその2.1%の表示さえない。その記事の中で生徒の命の件には全く言及がない。

 

報道とは

 報道とは報せる「道」なのだ。なぜそれが起こり、だれがどういう対応をしたのか。それはどこに原因があるのか。再発防止をするためには、どうすべきか。それを報道しなくては、マスコミの道に反している。

 起きたことの事象、原因、対策を報せるのが「報道」の責任である。仏教でいう因果応報を知らせるのが報道機関の務めである。大垣市の言うままを伝達するなら、それは大垣市の「広報」で、市民のための「報道」ではない。偏らず、正しく事象を見ないと、正しい報道はできない。

 今の岐阜新聞も中日新聞も、偏向して忖度に明け暮れている。読者はそれに着目しなければ、小川市長がやりたい放題で、大垣の衰退が止まらない。

 

岐阜新聞の記事

https://www.gifu-np.co.jp/news/20180811/20180811-64914.html

中日新聞は2018年8月11日の西濃版で

 

2018-08-21  久志能幾研究所 小田泰仙  

著作権の関係で無断引用、無断転載を禁止します。

2018年8月18日 (土)

大村智博士「私の半生記」(4/6)教育への情熱

自身の育成

 大村先生は、山梨県の農家に生まれ、風光明媚な場所で幼年期をすごされた。詩人の大岡信氏は「眺望は人を養う」と説いている。幸せな環境で育ってよかったという。また神を敬い、ご先祖を崇める精神も根付いている風土に育ったのも良かった。

 大村先生は、子供のころ、両親が農家を継がせるつもりのため農作業に厳しい時期を過ごした。小さい体でそれをこなすのは大変だったという。ノーベル賞学者のコンラート・ローレンツが「子供の時に肉体的に辛い経験を与えないと、大人になって人間的に不幸だ」と言っている。厳しい農作業のおかげで、体力も精神力も鍛えられて幸せだったという。

 「子供を不幸にするために一番簡単な方法は、いつでも、何でも、手に入るようにしてやることだ。」とフランスの思想家ルソーが言う。そういう点でも、素直に親から言われたことに従ったのがよかったようだ。

 

教師としての支援

 大村先生が夜間の定時制高校で教えていた時の話。夜間で学ぶ生徒は、仕事との両立が大変で、35人が入学しても卒業時は20人、15人と減ってしまう。それを大村先生は「とにかくこのクラス皆で卒業しよう」と絶えず声をかけて、結果として33名で卒業させた。この数値は、今までの黒田高校で一番とか。大村先生の熱意が生徒の通じたのだ。だから今でも卒業生と交流があるという。

 

若手の育成、一流の空気に触れる

 大村博士は教授になってから、若手を教育するのに、世界でトップクラスの講師を招いて北里ミクロビアル・ケミストリー・セミナーを30年間で500回も開催した。自身がスキーで山梨の国体選手にまでなり、何回も優勝までしたので、トップになるにはトップクラスの空気に触れないと、超一流になれないと感じていたからだ。米国に留学して、一流の学者たちと交流しないと、研究が一流にならないことを肌で感じていたからだ。

 

人の育成

 科学技術は大進歩を遂げたが、心の問題が置いてきぼりとなっている、と大村先生は悩まれて、人の教育には人一倍の情熱を傾けられた。大村先生は、学生の心の教育と心のヒーリングの一環として、北里病院内に絵を飾ったり、音楽会を開催されたり、美術館を作ったり、絵を購入・寄付と社会に貢献をされた。

 「芸術を楽しむことにより、情緒が高められたり、品性が陶治される。」(哲史)として、大村博士は、芸術に触れる環境を学生のために作ってきた。大村博士は、教育には特に力を入れて学生の学びの場には本物の絵を飾って、芸術に触れる環境を作った。本物という世界で一流の芸術に触れさせた。

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42p1110267_2 学生の学ぶ場に絵が飾られている。(講演スライドより)

 

大垣との比較

 大垣の音楽関係のボランティア活動では、「世界で一流の音楽を楽しむ会」で、世界で一流の音楽家を招いて、子供たちに「足ながチケット」を無料で贈って、音楽会に招待している。子供たちに超一流の音楽を触れさせて、子供の音楽への情操教育の一環としたいためだ。有志が大垣市内の企業に協賛金をお願いするため走り回って、この会を運営している。

 2017年9月29日は世界のトップチェリストのTIMM をドイツから招いて、その音楽会に120人の子供たちを大垣音の楽堂に招待した。今年2018年9月17日は、世界的ピアニスト、サラ・ビュクナーの演奏で、同じく子供たちを120名招待する演奏会が計画されている。私はそのカメラマン役で忙しい。サラ・ビュクナーのコンサートがこの前の9月に、京都で5回連続で開催されるので、事前調査で私は大忙しである。

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 2017年9月29日 TIMMを招聘して「足長コンサート」。子供達120名を招待。

45dsc08858 サラ・ディビスのコンサート 2018年5月29日 多治見市でのコンサートで

  私の事前調査、撮影  

 

大垣市政の芸術への冷淡さ

 小川市長は、こういう芸術教育活動や子供の教育環境向上には金を出し渋る。それでいて愚劣な大垣市制100周年記念行事には3億円余も散財である。それも会計報告もなしに。根本の問題は、小川敏市長には芸術への理解がないから。そしてわずか2週間の命の愚行「水まんじゅうギネス記録」に血税900万円もかける。何が「子育て日本一を目指す」なのか、お笑いである。

 子供たちには、芸術に触れさせる教育が必要なのだ。小川市長はそれがわからない。だからギネス毒水饅頭を食べて、痴呆的に笑い転げる様を晒す。

 

大村博士の意向

 大村博士は、伊藤秀光氏が大垣講演を頼んでもなかなか受けなかったという。伊藤氏が山梨の倫理法人会を通して、やっと講演会を引き受けて頂いたという。その時、大村博士は、子供達に話をするなら、という条件で引き受けられた。それで今回、約100名の生徒達を招待しての講演会である。座席も会場の中央部を生徒達のために空けて用意をした。

 

小川敏大垣市長の血迷い?

 何を血迷ったか、大垣倫理法人会の顧問である小川敏市長が、講演前に祝辞を述べた。その時間わずか1分24秒。時間が短かすぎて、その話には内容がなかった。司会者が「多くの祝辞を頂いていますが、大村先生の講演時間を多く取りたいので割愛します」とした。それに割込ませたのは、小川敏市長への忖度である。聴衆は市長の挨拶を聞くために来たのではない。

 

人生の経済ロス

 市長の話は、たった1分24秒間で、単に自分が3回も全国市長会で話を聞いて感動したという自慢話であった。その挨拶で、市長紹介を含めて約2分間を無駄にした。一人1分100円の時間コストとして、400人の聴衆で合計80,000円のロスである。無駄な挨拶はないほうが良い。挨拶である以上は、付加価値を生まないと意味がない。それは講演会の情熱を削ぎ、大きいロスとなった。

 

倫理に反する

 倫理とは人としてあるべき姿の追求である。道徳の追求である。市長の割り込み挨拶はその道から外れている。講演会の市長挨拶は、売名行為である。顧問という立場なら、身内の行事に祝辞を口上は倫理に反している。顧問という立場なら、他の役員のように脇に座るべきである。それを生徒達が座るエリアのど真ん中に座った。会場中央部は、大村博士の意向で子供達のために空けていた。

 私は、小川敏氏が倫理法人会の顧問であることを今回初めて知った。今まで、市長がこの会の講演会に参加したことを見たことがなかった。

 

大村先生は実践躬行、小川市長は言うだけ番長

 大村博士は教育、芸術、実践、縁の大事さを講演会で説かれた。それを「実践躬行」という信条で表現された。小川市長は、その話を過去に3回も聞き、「今までで一番感動した講話」と持ち上げた。

 しかし小川敏市長は、大村先生の説かれる実践躬行を理解できないようだ。大垣市政では節約ばかりで、大垣の子供への教育をないがしろにして、芸術にも理解がなく、実践がなく、ご縁を大事にしない。未来を背負う子供の教育に、もっと力を入れて欲しいが、私の願いである。

 

小川敏氏の精神分析と学び

 小川敏氏を精神分析すると、自己顕示欲が強いので、行事では何か言わなくては収まらない。人の話を聞かず、自尊心だけは高いので、間違ってもその修正をしない。その演説をぶった分だけ、聴衆の時間の無駄。大垣の不幸である。

 今回の大村博士の講演を聞いて、実践の人と言うだけの大垣市長との差を見ることができた。今の状況では大垣市の子供に科学技術の心は育たない。子供の育成には、トップの姿勢が一番大事なのだ。それを大村博士の講演で学んだ。

 

小学校エアコンの事例

 大垣市議会の自民クラブと市民運動での陳情書からの突き上げで、県下最低の周回遅れで、2018年8月10日、大垣市長はやっと小学校にエアコン導入計画を声明した。大垣市長は、人から言われないと実行しない。小川市長の言動は、実践躬行と大きな乖離がある。大村博士の講演から何を学んだのか。これでは子供達は「未来に羽ばたく大垣」に貢献できまい。

当に心を以て字無きの書を読むべし。乃ち洞して自得する有らん。

 字面に捉われず心眼を開いて社会の実相を読め、必ず自らに資する何ものかが見えてくるであろう。(佐藤一斎 言志四録  後録138)

 

2018-08-18  久志能幾研究所 小田泰仙  

著作権の関係で無断引用、無断転載を禁止します。

2018年8月 9日 (木)

第三段 病

病は生あるものに、何が悪いか教えてくれる佛さまからのメッセージである。病は命にも限界があることを思い知らせてもくれる。病を頂くのもご縁。佛さまからのメッセージご大切に。

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馬場恵峰書  五重塔の正面の和歌

 

組織の病

 人が老い、病み、死があると同じように、人が作った組織も、老い、病み、死がある。その組織の自己崩壊を防ぐために、組織の長には任期がある。民間企業の社長なら一期2年、二期4年が常識である。行政の長は1期4年である。せいぜい2期で8年が健全な寿命である。 

 それが小川敏大垣市政のように5期20年も居座る状態になると、組織が澱み、腐臭が漂い、組織活力が消滅する。それは、人が老い、病気になるのと同じ自然の理である。結果として、大垣市がガン細胞に侵されるように自然衰退した。それは生命体の細胞が異常分裂・暴走を始め、止まらなくなったと同じ現象である。その組織にガン細胞が生まれたのだ。

 だから、子供を酷熱の炎天下に放置する行事を開催しても、大垣教育委員会も市議会も商店街実行員会も知らんふりである。行政に忖度の地方紙も見て見ぬふりである。大垣駅前商店街活性化の政策が間違っていても、行政はPDCAを回さない。ヒラメ職員の横行で、市政が澱むばかりである。行政が大垣市制100年記念行事で税金を使い放題にして、条例でその使用用途の公開をマル秘扱いにしても、それが異常であると理解できない。行政のチェック機構である市議会も市長と結託して暴走している。関係者は、誰もそれを異常だと思わない。それこそが異常である。

 

耳順う

 自分で自分の暴走が止められなくなったら、周りが止めるしかない。人は還暦にもなれば、「60にして耳順う」と、人のいうことが素直に聞ける心境になる。それが成長した「老」の状態である。

 それから観察すると68歳の大垣市長はまだまだ幼く、人の諫言など聞く耳を持たず、傲慢の病に侵されている。天は、ドローン墜落人身事故や室村町アンダーパス水没事故、大垣駅前商店街の衰退、高屋町の公示時価下落で警鐘を鳴らすが、小川敏市長は目も向けない。

 還暦とは実社会で辛酸を舐め、世間がわかってくる時である。己の暴走、うぬぼれに諫言する人がいて、はじめて人間になれる。それが、長期政権となり、ヒラメ職員ばかりに取り囲まれ、独裁的に君臨すれば、人は成長できない。

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吾十有五にして学に志す。

三十にして立つ。

四十にして惑はず。

五十にして天命を知る。

六十にして耳順(したが)ふ。

七十にして心の欲する所に従へども、矩(のり)を踰(こ)えず

『論語為政扁』

[口語訳]

「私は十五歳のとき学問に志を立てた。

三十歳になって、その基礎ができて自立できるようになった。

四十歳になると、心に迷うことがなくなった。

五十歳になって、天が自分に与えた使命が自覚できた。

六十歳になると、人の言うことがなんでもすなおに理解できるようになった。

七十歳になると、自分のしたいと思うことをそのままやっても、 人の道を踏みはずすことがなくなった」と。

 

2018-08-09  久志能幾研究所 小田泰仙  

著作権の関係で無断引用、無断転載を禁止します。

2018年8月 6日 (月)

園児をこき使い、金儲けする鬼

 2018年8月5日、10時から大垣「元気ハツラツ市」で、赤坂幼保園の園児による、歌と踊りが予告されていたので、実態調査のため現地に赴いた。当日の天気予報では38度の酷暑と予想されていた。

 前日の「奥の細道結びの地記念館」前での炎天下での園児の踊り・火傷の事件があって、私はその善後策で走り回った。しかし、野党の市会議員にお願いしても動きがなく、その回答もないので、諦めていた。その確認のためもあり、新大橋のステージに出かけた。

 一度決めた行政の行事は、簡単には中止にはならない。危惧した通り、予定通り、赤坂幼保園の園児による踊りの行事が進行していた。私は、前日に動いたが、その結果に無力感を味った。大垣の識者は誰もこの異常事態に気が付かない、動かない、暴走している。この大垣の行政は死病に取りつかれている。

 

 救いは、今回は、新大橋の「元気ハツラツ市」ステージ上には、今まではなかったテントが設置してあったこと。これは初めてのこと。しかし、それならなぜ前日の「奥の細道結びの地記念館」芭蕉楽市の舞台にテントなく、露天であったのだ。なぜ当日38度の猛暑が予想された日に、園児を炎天下で踊らせる行事が中止とならないのか。

 8月5日の新大橋では、午前10時には気温35度であったが、コンクリート上で照り返しがきついのは同じである。体力のない5歳の園児には、小一時間も(9時30分~10時15分ごろ)、この場所に滞在させるのは非人間的である。気温35度で、無抵抗の園児に飛んだり跳ねたりと踊りをさせるのは非道である。己の金儲けのために、園児をこき使う輩を、「鬼!」と私は呼びたい。それに知らん顔をする小川敏市長は鬼の総元締めである。

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  2018年8月5日、09:51  新大橋上

園児を営利活動に動員

 本来、一商店街の販売促進の為の営利活動の催し物で、幼保園の園児を、大垣市長命令(行政からの依頼だから大垣市長名)で、炎天下36度の中で踊りのために駆り出すのは非常識である。当日の予想最高気温は38度である。大垣教育員会の通達で、生徒の35度以上の日の屋外行事は中止となっているはずだ。

 なぜ休日に、園児が商店街の営利活動に駆り出されるのか。大垣教育委員会も、学校関係者も、市会議員も、商店街も、保護者も、マスコミの誰も異議を唱えない。それが異常である。大垣市は異常を感知できない業病、感知しても止まらない死病にかかっている。

 なぜ、園児を休日の酷暑の日にこき使い、一商店街の拡販営業活動である「元気ハツラツ市」が大垣市制100年記念事業の一つなのか。正気の沙汰ではない。

 

異常事態を放置

 園児の踊りが始まって、その中の大勢の園児の中で、一人だけ演技もせず泣き続けている子がいるのに、保母は誰も対応しなかった。何故、保母の先生は対応しないのか。後でその子の顔写真を拡大して確認したら、頬が異常に赤くなっていた。日焼け、つまり火傷である。熱中症で体調が悪かったのかもしれない。5歳の園児が自分の体調不良を大人に訴えられる手段は、泣くしかない。それを付き添いの3人いた保母たちは気が付かない。何のために保母なのか。

 他にも一人の幼児がうつろな表情で踊らされていた。保母二人がかかりっきりで世話をしていた。なぜそんな状態の子まで強制的に踊らせるのか。その考えが異常である。行政命令なので、踊りたくない子まで踊らせないと、幼保園が責任を問われるのか。自分の給与の影響するのか。

 その観客は、親御さんたちだけである。大垣駅前商店街の活性化には全く寄与しない行事である。皆さん、行事が終わればサッサと帰宅である。

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 踊り中、ずっと泣き続ける子。顔が異常に赤い(火傷状態と推定)

03dsc02483  頬や鼻の頭の日焼け状態は火傷である

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 うつろな表情でイヤイヤ。保母が二人で対応して忙しい。

 そうまでして商店街のために金儲けの演技をさせたいか。

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 客は親御さんばかり。商店街の売上には貢献しない。

あえて暑い場所で待機を強いる

 園児たちは、出演前に最初、新大橋の日陰になる東側のアーケードの下で待機していて、そのあと、西側に移動をして10分ほど待機をして、ステージに登場した。その西側には太陽光が直接は当たらないが、道路の照り返しがきつい場所である。その待機で、園児たちは不快そうな顔をして出番を待っていた。

 なぜ東側の涼しい場所から直接ステージに移動しないのか。主催者の「元気ハツラツ市」実行委員会は、子供のことなど全く考えていない。自分たちの金儲けと出世で頭が一杯である。スケジュールを予定通りこなさないと、視察に来る小川敏大垣市長にド叱られる。だからヒラメの市職員は「出世願いの舞い」を園児に対抗して踊っている。

06dsc02281 9時半に集合  9:39     

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東側アーケード下で待機中 940

08dsc02299 炎天下で帽子もかぶらず移動 9:49

09dsc02303 すぐ横の照り返しがキツイ

09dsc02339  直射日光を浴び、不機嫌な子

10dsc02345 不機嫌そうな顔で待機中の園児

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照り返しのキツイ西側歩道で待機中

大垣市の死病

 大垣市行政が、園児をこの異常気象の炎天下に狩り出すという異常行動に、誰も声を上げない。教育委員会の通達を無視しており、その危険を指摘しても誰も動かない。それも子供の命に関係する事態なのに。野党市会議員に通報しても、全く反応がない。市民はどうすればよいのか。これが「子育て日本一」「住むなら大垣市というイメージが定着している」と大垣市が大嘘をぶち上げる都市の実態である。

 大垣行政は暴走している。異常を異常と感じない組織となり、自己チェック機能を殺して暴走中である。大垣市行政・財界は死病の症状である。

 

小川市長の怠応

 小川敏市長は、園児たちが35度の高温の中、無理やり演技をして、疲れ果て親に連れられて帰宅をした後の午前10時30分ごろ、黒の公用車で会場の新大橋に乗り付けて、お忍びで登場した。周りの目を避けるように、元気ハツラツ市実行委員長の案内で県外の露天商の出店にあいさつ回りをした。誰も市長とは気がつかない。ご丁寧に「偽理」がたく、いちいちそのお店で買い物までして、である。しかし地元の商店街などは全く無視して、あいさつ回りなどはしない。そのあと、すぐお供を連れて会場を去っていった。11時から次の行事・貴船神社例祭があるのだ。だからスーツの礼服である。

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12dsc02567_11  あいさつ回りで忙しい大垣市長

 

 「元気ハツラツ市」に出店をする県外店の売り上げは、地元の商店の売り上げを減らす。露天商の多くは、県外・市外の店で、大垣駅前商店街の売り上げを減らす元凶である。元気ハツラツ市」は、大垣駅前商店街の活性化とは真逆の政策である。小川敏市長は誰の味方なのか、どの街の市長なのか。

 

死の街並み

 炎天下38度の気温で、駅前通りは、人出は閑散としていた。毎月の「元気ハツラツ市」の賑わいに比べれば、幽霊通りである。こんな暑い日の炎天下で行事をやるからだ。露店商の店員も、営業的にも生理的にも、路上の照り返しのきつい場所での営業は、命の危険に影響する。気象庁が「命に影響がある暑さ」という非常事態に、例年はやらない行事を追加、強行する大垣市行政は狂っている。この暑さでは、人がくるわけがない。狂うだけである。

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人影が薄い「元気ハツラツ市」会場

賢者の諫言

 晦に処る者は能く顕を見 顕に拠る者は晦を見ず

  佐藤一斎 言志四録 後録64  

 現代訳

  陽の当る場所にいる人は、日影のいる人にいつも見られている。

  陽の当る場所にいる人は、日影にいる人など眼中にない。

  陽の当る場所にいる人は、気をつけねばなるまい。 

 

 「その昔、自分はテントの中にいて、炎天下の中、行進、運動をする生徒達を無意識に見ていた。最近の若者は弱いと言って、己は生徒の苦しみが分かっていたのだろうか。」とある見識者が先日のブログ「36度の灼熱地獄で園児を踊らせる鬼の小川市長」を見て反省していた。大垣市長、教育長、市会議員、財界のお偉方は、大垣市の寒々とした実態が眼中にないのだ。大垣市は死病に罹っている。それは自覚症状のない病気である。

 こういう大垣の死導者達が、大垣市制百年記念事業を、会計報告なしで、やりたい放題で実施して、水まんじゅうギネスに酔い痴れている。大垣の子供達は、エアコン普及率2.1%の酷暑の小学校教室の中に放置されている。

 

2018-08-06  久志能幾研究所 小田泰仙  

著作権の関係で無断引用、無断転載を禁止します。

2018年8月 4日 (土)

36度の灼熱地獄で園児を踊らせる「鬼の小川敏市長」

園児に火傷

 

 201884日、午前9時54分から約22分間(予定は30分間)奥の細道むすびの地記念館前で、36度の炎天下の灼熱地獄さながらの「おおがき芭蕉楽市」演台で、みつづかこども園の園児が、大垣市行政命令で、「大垣の歌と踊り」を強制的に踊らせられた。園児たちは顔を赤くし(火傷状態)、疲労でいやいやしながら歌って踊っていた。他の園児たちが踊っていた時、控えていた園児の中に、座り込んでへばっていた園児もいた。しかし、この演技は、先生や親が見ているので園児は拒否もできない。歌ったり飛んだり跳ねたりといやいや演技をして、終わった後、園児たちは汗だくである。誰も倒れなかったのが、不幸中の幸いである。 

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02dsc02208  2018‎年‎8‎月‎4‎日、0‏‎9:54

03dsc02216_2  大人たちはテントの下、園児は炎天下。

04dsc02234  園児は飛んだり跳ねたりと汗だく

04dsc02232  体がだるくていやいやの演技。楽しそうではない。顔が死んでいる

子供の悲鳴

 子供は自分の不調を言語で明快に説明できないので、熱中症の症状に罹っている子もいるはずだ。時間がたてば自然治癒するので、わからないだけである。まかり間違えば7月17日の豊田市の生徒が熱中症で死亡した事故の二の舞になる。

 演技が終わった後、たまたま帰り道で園児の母親と並行して歩いたとき、その母親は、「子供の顔が赤くなって心配をした。予定の30分間よりも早く終わってほっとした」と言っていた。

 

直射日光と輻射熱で火傷状態に

 園児たちは背が低いので、地面からの輻射熱を大人より4倍も多く浴びる。輻射熱のエネルギーは距離の二乗に反比例するからだ。だから園児の体温は大人より1度も高いのは生理学的に証明されている。36度の炎天下で、コンクリートの照り返しのきつい舞台で、大人よりはるかに耐力の弱い園児を踊らせるのは、園児を灼熱地獄に追い込むと同じである。傷害罪にも相当する。熱中症で死亡事故にもなれば確信犯の傷害罪か、過失致死罪である。直前の7月17に豊田市小学校生が熱中症で亡くなる事故があったのに、である。危機管理が全くできていない。これは非人道的な行事である。それが拒否できない小川市長行政命令なら、なおさらのこと。命令した当人の小川市長は現地には来ない。エアコンの効いた涼しい場所で快適に過ごしているのだろう。

 園児の皮膚の耐力は、大人とは桁違いに弱い。この時撮った写真を検証すると園児の顔の多くが、赤くなっているので、かなりの園児が火傷状態になったと推定される。僅か20分間の炎天下の踊りである。園児の体は正直で、赤くなった頬と不機嫌な顔や汗だくの顔がそれを示している。

 汗をかく子はまだましだが、汗腺が未発達だと、熱が体に籠り余計に危険な状態に陥る。再度、写真で確認すると、汗をあまりかいていない子も多い。しかし顔は赤い火傷状態なのだ。

05dsc02219  体調不良でへばった子 

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暑さで不機嫌な子

07dsc02252 疲労困憊の子、汗が流れ落ちる 

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 目が助けてと訴えている

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 火傷で赤くなった頬が痛々しい

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 疲労困憊の子、火傷の頬が痛々しい

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15dsc02267  茫然自失のうつろな目

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17dsc02271  火傷の頬が痛々しい

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 行事が終わってほっと。頬の火傷跡が痛々しい

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 行事が終わって茫然自失状態。完全に火傷状態の頬

 

園児は拒否権なし

 幼稚園・小学校の子供達は体が成長途上のため、体温調節機能が未熟で、気温の上昇に対し、汗をかいて体温を下げる機能が追いつかないことがある。自分の体調の悪さを言葉で大人に伝え難い場合もある。特に園児では、自分の身に起きている状況を言語化できないので、周りの大人の注意が必要だ。子供では降りかかった危機に対して無力なのだ。

 2018年7月17日、愛知県豊田市で、小学校1年生の男児が校外学習の後に教室で倒れ、救急搬送されたが熱中症で死亡した。途中で「疲れた」と訴えていたという。自分では危機状態を正確に大人に訴えることができなかったのだ。

 大垣の「芭蕉楽市」のステージで気温が36度を超えて、大半の園児たちがぐったりして、顔が赤くやけどのようになっている姿が、天の声である。子供の体が悲鳴を上げている。小川敏市長にはその悲鳴が聞こえない。その場には、いないのだ。

 

行政の狂気

 大垣教育委員会の通達で35度以上の生徒の課外行事は中止となっているはずだが、教育委員会と大垣市行政は、この「おおがき芭蕉楽市」は大垣市長肝いりの「大垣市制百年記念行事」の一環なので、見て見ぬふりのようだ。日本中の夏の行事の多くがこの災害と言える猛暑で、中止になっている。それなのに、大垣市は園児を命の危険に晒して、自己満足・予算消化として行事を強行している。

 例年は、8月の元気ハツラツ市も芭蕉楽市も暑さで開催しないが、今年は市長の肝いりで、市制百年記念行事として追加で開催された。災害と言うべき猛暑の中で、本来中止すべき行事を別途追加するなど、大垣市長は狂っているとしか思えない。全ては、小川敏将軍様の御指示である。

 園長先生も先生達も、市の職員なので、大垣市長に人事権生活権生存権を握られている。だから、行政命令で出演依頼が来れば、拒否はできない。可哀そうなのは園児である。園児たちはふらふらになりながら、汗だくで不機嫌な顔で踊っていた。

 親たちは、炎天下を避けるテントの下で、子供が炎天下で踊っているのをビデオ、スマホでのんきに撮影に熱中していて、この子供の置かれた非常事態に気が回っていない。それでも親か! なぜ止めさせないのか?

 行事の進行司会の市職員も、テントの中の涼しい中で、園児たちに歌を強制していた。鬼!

 

関係者の無関心

 某県会議員がこの「芭蕉楽市」に顔を出していたが、園児のステージには近寄らず、一瞥しただけで去っていった。スイカの屋台を見て、別の屋台に行きその業者と「私は〇〇理事と知り合いです」と挨拶を交わして去っていった。アホ!

 大垣財界の有力者である某社長も回ってきたが、園児の演技の時は姿がなかった。そんな気配りしかできなくて、会社が経営できるのか。

 

事後の危機管理

 演技が終わった後、私は園長先生と先生達に「子供の命をなんと考えてるんだ」と怒鳴りつけたが、大垣市から行政命令で出演依頼がくれば拒否できない弱い立場だと思うと気の毒になった。しかし、言うべきことは言うべきとして園長に噛みついた。園長は恐縮して、「貴重なご意見ありがとうございます」で終わりである。次回、不合理で非人道的な小川市長の行政命令が来たら、園児のために抗議・拒否をして欲しいと願うだけだ。

 そのあと、帰宅して地元の元校長先生に相談して、市会議員にその場で電話をして、明日の「元気ハツラツ市」での同様の行事で、その対策に動いてくれるように依頼をした。保守系の市会議員は市長とグルなので頼んでも意味がない。その市会議員は動いてくれるという。

 小川敏市長は、明日の高校同窓会では卒業50年記念総会で、同窓会会長を務めるので、気もそぞろであるようだ。子供の命が、危険に晒されていることなど知ったことではないのだ。

 

2018-08-04  久志能幾研究所 小田泰仙  

著作権の関係で無断引用、無断転載を禁止します。

2018年8月 3日 (金)

大垣の子供たちの未来は悲惨(5/5)天の声

 「雨が降れば傘をさす(暑くなれば冷房を入れる)。宇宙根源の法則に則って経営をする。正直なほど素直にものを見る。理にあった経営をする。理に合わない経営は、理がある。」これは私が松下幸之助経営塾で学んだ一番大事な要点である。

 経営の神様と言われた松下幸之助翁は言う「人間が一人前になると、自然の法理が見えてくる。それは世の中の春夏秋冬が分かりかけてからだ。経営なんて難しくない。雨が降れば傘をさす。それだけだ。真夏にオーバー着て走ったらどうなるか。冬にランニング一枚で過ごしたらどうなるか。自然と一緒に人間のリズムにも春夏秋冬がある。僕が正直なほど素直にものをみなさい、というのはそれです。目が曇ってたら、真冬にランニング着ることになりかねない。」

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 その昔、この座敷でこういうスタイルで松下幸之助翁は塾生に講義をした。松下幸之助経営塾ではPHP社長の塾長が講話。 2013年5月18日 PHP京都本社にて

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 2013年5月17日 PHP京都本社にて   松下幸之助塾の会場

 その昔、当時の京都財界人が集ってここで会議をしたおり、松下幸之助翁は、写真の下の椅子に腰かけて会議に耳を傾けたという。

文殊菩薩

 経営の神様の松下幸之助翁は、仏様に例えると文殊菩薩様といえる。学歴があるわけでない、知識が豊富にあるわけではない。腕力があるわけではない。生きる智慧の権現といえるのが文殊菩薩である。松下幸之助翁は文殊菩薩の化身ではないか。

 松下幸之助翁の学歴は尋常小学校4年中退である。天の理を観る力があり、世間の声を神の声として、素直な心と目で聴いたから、松下電器を世界的な企業に育てられた。東大卒であったからではない。

 

声なき声、天の声

 小学校の子供達は体が成長途上のため、体温調節機能が未熟で、気温の上昇に対し、汗をかいて体温を下げる機能が追いつかないことがある。自分の体調の悪さを言葉で大人に伝え難しい場合もある。特に小さな子どもの場合、自分の身に起きている状況を言語化しにくいので、周りの大人の注意が必要だ。子供では降りかかった危機に対して無力なのだ。

 2018年7月17日、愛知県豊田市で、小学校1年生の男児が校外学習の後に教室で倒れ、救急搬送されたが熱中症で死亡した。途中で「疲れた」と訴えていたという。自分では危機状態を正確に大人に訴えることができなかったのだ。

 大垣の小学校の教室温度が34度を超えて、子供たちがぐったりしている姿が、天の声である。子供の体が悲鳴を上げている。なぜ小川敏市長にはその悲鳴が聞こえないのか。子供を見殺しにする市長なんか辞めてしまえ。

 

小川敏市長の呪い

 体温調整機能が完成した成人の小川敏大垣市長と大垣市会議員が、エアコンの効いた部屋で仕事をして、その機能が未発達の大垣の子供が酷暑の教室に放置されている。その宇宙根源の声と現実を聴き観るのが大人の役目である。それをできないのを小人(ことな)という。大垣市長や市会議員は、その声を聴く耳を持たぬ。小川敏市長は、己の退任後の4年後(平成36年)にしかエアコンの設備導入を開始しないという呪いをかけた。今、大垣市民は立ち上がらねば、子供の命が危ない。

 大垣駅前商店街でシャッター通り化の衰退が止まらない。「小川敏大垣市長の政策が間違っている」の天の声である。その声に耳をふさぎ、政策を変えず、エアコンを導入しないのは、小川敏市長の呪いである。小川市長が天の声を聴かないのは、聞く耳がないからだ。それを現代経営学でいえば、「経営のPDCAが回す能力がない」。天の理は単純明快である。天は市長を変えよと言っている。耳に痛いことを聞くのが指導者の務めである。それを聞かないのは職務放棄である。

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眉唾の「大垣市未来ビジョン」 

 大垣市は、現在の子供の教育や環境整備は後回しにして、口先だけでその「大垣市未来ビジョン」に「子育て日本一、子育てなら大垣市、が浸透している」と大嘘を書いている。まるで新興宗教のお題目である。

 現実の姿は、エアコン普及率が岐阜県下最低レベルの2.1%である。エアコン導入の開始は6年後である。岐阜市を含め岐阜県の他の主要な7市は100%である。騙されてオウム真理教に入会して、真実を見て後悔すると同じである。大垣市の宣伝に騙されて大垣市に転居したら大変だ。子育て中に、子供が熱中症で死ぬかもしれない。

 今できないことが、千語万語の言葉で語っても、誰も信用しない。それを言うなら、今やるがいい。今できるのに今やらないことは、明日になってもできるわけがない。それを6年後の話しにしたら鬼が笑う。その時は、小川市長は市庁舎にいないので、責任を取らない。

 教育が大事というなら、なぜ、大垣市制百周年記念行事の予算を見直して、一教室だけでもエアコンを導入する予算をねん出しないのか。水饅頭を900万円も食べて、ギネスで浮かれている場合ではない。

 金がないのではない。市長に智慧がないのだ。3人寄れば文殊の知恵というように、市民の智慧を借り、大垣債を発行してお金を作ればよいだけだ。

 

教育冷遇・お笑いの「大垣市未来ビジョン」

 全143ページの「大垣市未来ビジョン 2018~2022」の冊子で、大垣の未来の子供たちに対する教育に対する記述は、第三章の第三節の第5項(最後から2番目)でしかない。要するに教育は冷遇である。

 

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   表紙    これは何処の未来都市かいな? 表紙がお笑いである。2047年(30年後)の大垣市がこうなるわけがない。

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 第二章の基本構想の6項目中で、人づくりは5番にやっと登場で、冷や飯食いの扱いである。あくまで街づくりが前提の「人づくり」で、そこに学校教育の話しは皆無である。

 その学校教育の具体的ビジョンの頁も、全117頁中で(118頁以降は資料編)、やっと最後の最後に近い103頁目に登場するお粗末さで、形式的な文章がお遊びで並ぶだけである。あくまで抽象的な言葉だけで、目標値はお遊びである。

 

お笑いの目標値

 その目標値の冒頭に、「授業がよく分かる子供の比率」の2022年度の目標値を挙げている。それがビジョン? 常識で考えてもお笑いである。次がまたお笑いで、「体力調査結果の合計値」である。それなら学力調査はどうしてくれるのか? 大垣市の小学校にはエアコンがないから学力が他市よりも低いはずである。だから目標値を掲載できないのか。これはビジョンではない、悪夢である。親が学校に期待するのは、体力より学力を重要視する。だから一事が万事で、お笑いの列挙である。

 

トドメの4行

 ビジョンの最後の最後に「教育施設・設備の整備や、育英資金制度の充実等により、ハード・ソフトの両面から、安心して教育を受けられる環境づくりを推進します。主な取り組み:学校施設及び設備の整備、育英資金制度の充実」と4行の記述があるだけ。6年後の「未来」のエアコン設備のことには全く記載がなく、市民を馬鹿にした文章である。なにが安心なのか。

 現在、育英資金制度がないのか。現実にあるではないか。何を充実するのか、そんなことは枝葉末節の話である。エアコン整備の放置をごまかすための記述でしかない。

 

言うだけ番長

 教育のビジョンは、計画の最後に記載があるので、いかに教育・人づくりを重要視していないかの証しである。小川敏市長は、言うだけ番長である。

 「みんなが成長するまち(人づくり)」と未来ビジョンで言いながら、現実は大垣市小学校へのエアコン導入等の環境整備の記述が皆無で、それが2年後の大垣新市庁舎完成の4年後で、今から6年後なのだ。だれが大垣市長の教育重要との宣言を信じるだろうか。

 

慇懃無礼な言い回し

 この文章は修辞的に、「環境づくり」「推進する」と動詞が二重に冗長に使われており、人を馬鹿にした慇懃無礼な言い回しとなっている。なぜ、「環境をつくります」、と断言できないのか。余分の文字が入れば、その分の印刷代に無駄な税金が使われる。

 皆さんも添付の資料を「鑑賞」してください。これで実施されれば、大垣の未来はない。

 

添付ファイル「大垣市未来ビジョン 2018~2022」

基本構想 P20p20-.jpgをダウンロード

学校教育 p104p104-.jpgをダウンロード

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人への設備投資

 人こそが、大垣の未来を創ってくれる。人を雇い、その人に一千万円を払うのは、その人が一千万円の付加価値を創造してくれるからだ。人こそが、ゼロのものを無限大の価値を創造する存在なのだ。その人材に成長する子供たちを大事にしなくては、大垣の未来はない。

子供への教育投資は、大垣未来創造玉手箱というお宝への設備投資なのだ。それをケチる市長に、大垣市の市長の資格はない。

 

経営者の小賢しさ

 世の経営者はみんな、教育は大事だという。私も前の会社でも、役員から耳にタコができるほど聞かされた。しかし、それを実際に実行に移す経営者は皆無に近い。不景気になれば、真っ先に教育予算を削減するのだ。私は中間管理職として、その悲哀を何度も味わってきた。口先だけで教育が大事だといっていた昔の私の会社は、競合会社に吸収合併されて消えた。それが宇宙根源の理である。小川敏氏の運命は如何?

 

2018-08-02  久志能幾研究所 小田泰仙  

著作権の関係で無断引用、無断転載を禁止します。

2018年8月 1日 (水)

大垣の子供達の未来は悲惨(4/5)第三の敗戦

将来の子供たちの年収低下

 全米経済研究所(NBER)が2018年5月、暑さが子どもの学習成果に与える影響を分析した研究を発表した。

 学校の教室の温度が0.6度上がると、学習量が1%減り、試験の偏差値が0.032下がった。12歳の時点で、偏差値が1.0高ければ、生涯年収にして7,000ドル(約79万円)分の価値がある。これを16歳に換算すると8,500ドル(約95万円)となる。それが、1°F(華氏=約0.6℃)室温が上がっても、教室にエアコンがあれば、生徒1人あたり212.5ドル(約24,000円)を挽回できる。週末や夏休みの気温の高さは学習成果に無関係で、授業がある登校日の気温の高さだけが、影響していた。

 

茨木市の検証

 平成30年文部科学省調査「施設整備による教育環境向上の効果について」より、大阪府茨木市の小学校の成績を全国と比べると、エアコン導入後2年間は成績が上がっているが、その後は下がってきている。

 茨木市は検証で、エアコン導入など学習環境の整備を進めたことが「小中学校ともに学力の向上がみられている」と結論付けていた。

 岐阜県池田町では、2016年9月に町内の小学校1校でエアコンを導入したら、前年同期に比べて病気で保健室に行く児童が68人から21人と、7割減った。町内の平均最高気温は、2015年9月は27.3度、16年9月は28.9度だった。

 

さらに格差拡大

 暑さの影響は、不利な環境にある生徒がより多く受けていた。同じ気温でも、所得の下位20%の家庭の生徒では、上位20%の家庭の生徒より学力低下が著しく、3倍の影響を受けていた。親が勉強を教える余裕がない、お金をかけて補習を受ける機会がない、学校や家にエアコンがない、等の理由が挙げられている。調査では、エアコンがないと学習の効率が悪くなり、家庭の所得で格差が広がり、ひいては生涯年収にも影響すると結論付けている。

 

以上は「教室のエアコンの有無が、子どもの将来の年収にも影響する?」を要約・再編集

https://www.huffingtonpost.jp/2018/07/17/school-ac_a_23483652/

 

大垣市小学校だけでの損失試算

 空調基準の26度と現実の大垣市小学校教室の室温34度の差は8度である。つまり大垣市の子供達は、学習量が13%も減り、未来の生涯賃金が31万2千円も下がる。大垣市全小学校の児童総数は7,717人(平成30年)で、エアコン整備までにあと6年以上もかかるので、最低でも、現在の在学小学生だけでも、大垣市全体の生涯賃金では、144億円の得べかりし収入が消える。小川市政を20年間とすると、482億円が消えた。

(144億円=7,717人(全学年)÷6学年×6学年×6年×31.2万円)

 上記のの金額は6年間に限定した試算であるが、この状態が20年も30年も続いているので、今までで膨大な損害が発生している。

 それがエアコンへの設備投資20億円か30億円を前だしすれば、簡単に投資額が回収できる。これは大垣新市庁舎建設よりよほど重要な案件である。大垣新市庁舎建設に凝り固まっている経済音痴の小川敏市長には、この投資計算が分からないようだ。市長としての資格がないと言わざるを得ない。

 

大垣市の第三の敗戦

 教室の暑さ分だけ、勉強量が減り、学習がはかどらない。快適な勉強環境で勉学に勤しんだ子と、劣悪な環境で勉強を強いられた大垣の子供たちが、将来、受験戦争で戦えば、敗戦は濃厚だ。当然、就職にも影響して、将来の収入が下がる。だたでさえ、大垣市民の年収は、全国平均より100万円も低い。子供達の将来は、更に年収が減ると予想される。この全責任は、6年後までエアコンを導入しない決定をした小川敏市長にある。

 敵(他市の子供達)は、快適な環境で勉学に勤しんでいる。その子たちに、将来の受験戦争、就職活動、出世競争で負けるのだ。結果として将来の年収が他市の子供よりも低くなるのだ。太平洋戦争での敗戦、失われた20年のデフレ敗戦、そして30年後に大垣市は、教育敗戦を第三の敗戦として迎えるだろう。戦犯は小川敏氏である。その時に存命なら、その惨状を見ることになる。

 

小学校の先生の証言

 治部れんげ氏の報告書では、小学校の先生は教室の状況を下記に証言している。

 「エアコンがない教室は、朝6時半時点で30℃を超えています。窓を開けて空気を入れ替え、扇風機を回しても、熱い風が入れ替わるだけで、お昼には34℃にまで上がります。校舎の上の階に行くほど、屋上の熱を受けるため、気温は高くなります。子どもは2時間目が終わると暑さでぐったりしています。頭から水道の水をかぶっている子もいます。室内で体調を崩す児童が出てきますから、授業を中断して水分補給をしています。」

「エアコンのない小学校で働く先生の悲鳴 日中は34℃「室内で過ごしていても、子どもが体調を崩す」」より  治部れんげ著 ジャーナリスト、昭和女子大学研究員、東大情報学環客員研究員

https://news.yahoo.co.jp/byline/jiburenge/20180718-00089794/

 

 これは大垣市の小学校の状況も同じであろう。この状況では、子供達は戦えない。子供達の競争相手は、世界の子ども達なのだ。子ども達が勉強できなければ、日本は将来、世界のグローバル経済戦争に負け、貧困国家に落ちぶれるのだ。今の子供達が我々の将来の年金を支えてくれる。大垣市長は、結果として大垣市民の首を絞めていることになる。

 

 少にして学べば壮にして為すこと有り。壮にして学べば老いて衰えず。 老いて学べば死して朽ちず。(第42講 「言志四録その42」 佐藤一斎)

 大垣の子供たちは暑さで学ぶのに障害がある。他市の子供は、暑い中でもエアコンの効いた中で学んでいる。同じ条件なら、他市の子供達は、大垣の子供より多く学んで、その成果として青年期に活躍ができるのだ。今のままでは、大垣の子供たちは、他市の子供に出遅れるのだ。人生のスタートで出遅れれば、良い活躍の場が狭まるのだ。

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  馬場恵峰書 2016年

 

2018-07-27  久志能幾研究所 小田泰仙  

著作権の関係で無断引用、無断転載を禁止します。

 

2018年7月31日 (火)

大垣の子供たちの未来は悲惨(3/5)火葬場より弱し

危機管理の扱い

 大垣市には危機管理室そのものがない。刈谷市は、危機管理室が上から2番目に位置する重要な部署として設置されている。それに対して大垣市は新市庁舎建設関係の部署は上位に位置して、危機管理に関する部署はずっとズットもっと後で、葬祭場管理の部署よりも後回しに扱われている。だから大垣市は市民の安全・生死に関することへの危機意識が皆無なのだ。

 組織の方向性は、組織図を見れば、組織のトップの考え方からよく見える。そこに、組織の長の思考の深層心理がわかる。大垣市長は、新市庁舎建設が最優先なのだ。市民の命は後回しなのだ。

Photo 大垣市行政機構図

 

大垣市の危機管理のお粗末さ

 だから2017年11月4日の大垣ドローン墜落人身事故を起こしても平気なのだ。大垣市に責任があるのに、責任を業者に押し付けて、ドローンするのだ。室村町・林町アンダーパスが水没しても、危機意識もなく業者任せで、担当者が現地に来ないのだ。毎月の元気ハツラツ市で、子供たちに危険がある設備を放置しているのだ。

 大垣市行政は、大垣駅前商店街が市政の失敗で瀕死状態にいなっても、商店主たちが苦しんでいても、知ったことではないのだ。だから市外の業者が儲かり、地元の商店街が寂れる方策の元気ハツラツ市を続けている。大垣市は行政で決してPDCAを回さない。その事実は、小川市長には経営の基本が理解できず、大垣市経営の能力がないことを意味する。

 

豊田市の対応

 豊田市の小学生が学校の屋外授業に出かけて熱中症で亡くなった。豊田市は、それを受けてエアコン導入時期を前出しすると決めた。それに対して大垣市行政は、そういう情報を得ても無為無策無動で、子供たちのために誰も動いていない。本来、危機管理の担当者が、問題意識を持って動かなければその存在意味がない。その危機意識も危機管理室も大垣市にはないのだ。

 

大阪市長の決断

 小中学校のエアコン設置には、大阪・吉村洋文市長が「四の五の言わずにやれっちゅうの。」と英断をした。大阪市では、橋下僕の時代で、市内全小中430校の普通教室にクーラー設置した。要は予算付けの優先順位の問題である。一票をもたない子供を優先できるかである。予算をつける市長や議員、職員はクーラーの効いた部屋で仕事してる、とその吉村洋文市長ツイッターで広言している。それに対して、市民の声は「子供を大切にしない国に先は無いよ…」と称賛の声である。問答無用、即、導入をした大阪市長の決断が素晴らしい。

 

大垣市長の優柔不断

 それに対して、小川市長は議会の質問に対して「検討します」の一点張りで、うにゃむにゃの回答に終始した。結局、大垣市長は平成30年度のエアコン予算を却下した。その実施計画の開始は6年後である。

 気象庁は、今年の酷暑を「命の危険がある暑さ」だと警告をだした。大垣市長や市議会議員、市の職員はエアコン完備の部屋で執務している。子供たちのことを考える気さえもない。小川敏市長は、新市庁舎建設で頭がいっぱいで、子供達には気が回らない。

 市会議員達も一蓮托生で結託してエアコン導入の案件を無視している。その動議さえ議論に上がらない。岡田まさあき議員の一般質問に誰も賛同しない。子供は選挙権がないから、市会議員も無視するのだ。市会議員は地域の利権代表なのだ。エアコン導入では美味しいものがないのだ。大垣市議会議員は、公益を考えず動いている。それだけ大垣市は封建時代の意識のままなのだ。

 

リーダの責任

 リーダの仕事で一番大きな仕事は決断である。リーダには決断したことだけでなく、決断をしなかったことにも責任を問われる。

 

状況の変化

 この50年で日本の温度の上昇は顕著である。「昔はエアコンなどなかった」という精神論ではダメなのだ。環境と状況が変わったのだ。

 気象庁が2018年6月に公表した「ヒートアイランド監視報告2017」によると、過去100年間で日本の気温は着実に上がり、東京の年間平均気温は3.2度上昇したとある。

 精神論をぶつ輩が高度経済成長で、治水・治山を疎かにして、森を削り、山をハゲタカにして、河川の整備を疎かにして、都市をコンクリートで埋めて、地球をめちゃめちゃにした結果なのだ。都市はヒートアイランド現象で、熱くなったのだ。

 小川市長に必要なのは、市長の座への執着愛ではなく、現実を見る眼と子供たちへの愛なのだ。

4img_6420   馬場恵峰書

2018-07-31  久志能幾研究所 小田泰仙  

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2018年7月30日 (月)

大垣の子供たちの未来は悲惨(2/5)不動明王

不動明王の教え

 現在、松本明慶先生は、最大規模の不動明王坐像を造仏中である。その完成時期が東京オリンピックの影響で、遅延しそうである。造仏を依頼されたお寺さんが不動明王坐像を納めるお堂を新築しようとしたら、東京オリンピック関連建設の影響で、設資材が高騰して、予定の建設費よりも5割増しの金額になるからだ。それが数億円規模の増加なので、とても檀家さんに寄進をお願いできず、その延期を検討されている。

 

岐建の疑惑

 大垣市は、東京オリンピックで資材が高騰することが分かっていて、125億円の大垣新市庁舎の建設を強引に進めている。その建設時期を少し延期するだけで、小学校のエアコン設置費の数十億円は軽く浮くはずだ。それは松本明慶大仏師の不動明王の造仏が教えてくれた。

 大垣市長は、「新市庁舎の建設費は、東京オリンピックの影響なしに建設できる」と言っているが、経済学の常識として、資材価格が上がるのだから建設原価が上がるのは必然である。どこかで手を抜かないと、建設会社が左前になってしてしまう。大垣市長の常識は、世間の非常識である。

 だから同時期に岐建が請け負った彦根市役所の耐震補強工事は、2018年1月に手抜き不正が露見して、彦根副市長が辞任に追い込まれた。その疑惑に満ちた岐建が大垣新市庁舎を建設している。会社の利益確保の経営上で、手抜きをしないほうが、おかしいと思うのが常識である。

 

お祭りで無駄遣い

 小川市政は、財政健全化と謳いながら、大垣市制100周年記念行事では痴呆的な行事に3億円余も散財している。その使途不明金の疑惑が山積である。なにせ、自分達で「使用用途は非公開」との条令を作って大威張りである。だから、子供達の命に影響するエアコン設置には、頭が回らない、回す気もない。行政の使命を忘れた役人の存在は罪悪である。子供の未来を考えない官吏は、この世に不要である。それが天の定めである。

 

トヨタの考え方

 トヨタ生産方式を作ったトヨタ自動車元副社長の大野耐一氏は「悪いことに使うのは別だが、良いことへの投資なら、お金は何とでもなる」として、トヨタ自動車の省人化の設備投資には金をつぎ込んで、三河のトヨタを世界のトヨタにした「人で生産性を上げてはならぬ。機械で生産性を上げよ」の思想である。

 大垣市長は、旧日本軍の精神論で「エアコンなしで学習の効果を上げよ」とぶち上げている。大垣の恥である。敵(他市の子供達)は、快適な環境で勉学に励んでいる。今日でも遅いのに、それが6年後にエアコン設置の工事が開始なんて、正気の沙汰ではない。小川市長は狂っている。「命の危険がある」と気象庁が警告した極暑の環境下で、子供達の命を危険に晒して、何が「子育て日本一」なのか。

 

大垣債

 金がないなら、「小学校エアコン設備の大垣債」を発行して金を作ればよい。後から返済すればよいだけだ。予算があるないの話しではなく、大垣市長の決断があるかないかだけの問題である。これは子供達の命に影響する緊急事態である。

 

不動明王への祈願

 不動明王とは、拝む人の煩悩を右手に持った剣で断ち切り、迷える衆生を左手の羂索で救い上げてくれる佛様である。その顔は怒りに満ちた形相だが、目は慈しみのまなざしで拝む人を包んでいる。怒りで自分を叱ってくれる佛様である。だから世にはお不動さん信仰が絶えない。

 不動明王は、大日如来の化身である。大日如来を社長とすると、不動明王は、その社長代行とも言える存在である。その身体は醜い青黒い色で表現される像容が多い。これはどぶ泥の色ともいわれ、煩悩の泥の中において衆生を済度される。頭には蓮の華の座をいただき、髪は中国の様式で辮髪である。背に迦楼羅焔を背負い、貪・瞋・癡を許さんとする憤怒の相で、岩を組み合わせた瑟瑟座に座して「一切の人々を救うまではここを動かじ」と決意する姿が一般的である。

 

今川順夫会長と不動明王のご縁

 丸順の今川順夫会長は、大垣市南頬町で工場を建設していた昭和32年の冬のある夜、枕もとの立った仏様の導きで、谷汲山華厳寺の滝のそばに立っておられたお不動さんとご縁ができた。今川氏は、そのお不動さんのためにお社を建てるという功徳をされた。その時、和尚さんの話で、お不動さんがお礼として願い事をかなえてあげるという。それで今川氏は、創業間もない頃で、「会社の発展と社員の幸せを」を祈願されたという。その後、丸順は関連会社を含めて4000人の会社に成長した。これは今川順夫著『私の手がつづる 事業独立 創操の記録』(岐阜新聞社刊)に述べられた記録である。

Photo 岐阜新聞社刊 2012年

祈るとは、人生の品質管理活動

 今川氏は創業以来、毎日、欠かさず神棚・仏壇に手を合わせておられる。手を合わせて祈るとは、毎日、自分の日々の行いを反省し、冷静に自分と対峙して、目標を神仏に誓い、その進捗状況を報告するということだ。自分で決めた目標に、自分で自分に鞭打って励む、である。つまり神仏を社長として、自分株式会社でPDCAを回しているといえる。これは人生の品質管理活動である。だから、神仏にお祈りする人は成功する。

 

佛様が治してくれる

 三好眼科の三好輝行先生は、松本明慶仏像彫刻美術館福山分室に、大きな不動明王を鎮座させている。不動明王は、迷える衆生を救う仏様である。現在、三好先生は、世界歴代2位の白内障手術数の実績を積み上げておられる。三好先生が手術後に患者にかける言葉が「手術は大成功です。後は佛様が治してくれます」である。私は手術室で先生の手術を見学したおりに、この言葉を聞いて感激した。これも佛様からの恩恵であろう。私が三好先生とご縁ができたことによるご縁である。

2p1020368 不動明王座像 松本明慶大仏師作 三好輝行先生蔵(福山市 三好眼科)

 

小川市長の煩悩

 無力な大垣市民は、小川敏市長の迷える煩悩が、不動明王の宝剣で断ち切られることを願うしかない。何を血迷って、小川市長は、大垣市長の激務の座に20年間もしがみつくつもりなのか。第三者から見れば、小川市長は、貪・瞋・癡で狂って命を削っているとしか思えない。小川市長が信仰心に厚いとは思えない。小川市長に神仏に手を合わせるという心があれば、護国神社前での水まんじゅうギネス狂宴などはできまい。

 その弊害で、大垣市役所が「怠」や「平目」の舞う瘤隅場(りゅうぐうじょう)として、利権の渦が巻いている。だから大垣は、衰退した。その恥が大垣駅前商店街のシャッター通り化として顕在化している。天網恢恢疎にして漏らさず、である。いくら小川敏大垣市長が長期政権の権勢を誇っても、大日如来の遣わす不動明王が、宝剣で玉手箱を叩き壊せば、煙となって消える運命である。せめて子供たちを巻き添えにしないで欲しい。

 

2018-07-30  久志能幾研究所 小田泰仙  

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2018年7月29日 (日)

大垣の子供たちの未来は悲惨(1/5)寓話

大垣に住むのを止めよう。子供の為に。子供の命に危険あり。

大垣の子供の未来の収入は、他市よりも低いと予想される。

 

「大垣丸フェリー」の迷走

 大垣の子供達を熱気のこもる暑い船底に押し込めた頭でっかちの「大垣丸フェリー」は、名古屋駅前のリニア新幹線景気からは無縁で、市街地活性化政策の失敗で地価は下落、百年お祭りへの乱痴気騒ぎで財政放漫化、安全無視でドローン墜落人身事故を起こし、治水放置で自然災害の直撃を受けて、信用の失墜・沈没寸前である。

 「大垣丸」フェリーの甲板上では、小川敏船長以下が市会議員たち・大垣財界陣と100年祭の宴でどんちゃん騒ぎ、水饅頭を食べ放題、市民税を使途用途非公開で使い放題。甚大被害扱いの暴暑災害なのに、船底船室の子供たちはエアコンなしの室温34度の船底に放置され、ぐったり。

 その7月17日の暑い中、大垣市長は、エアコンの効いた東京ドームでの都市対抗野球始球式のため芭蕉姿に扮して大垣市を脱出した。なぜ一企業の宣伝のために東京に出張が必要か。税金である。

 子供相手では票にならないから、市会議員達は声を上げず、手を出さない。大垣市の広報を担当する地元地方紙も、忖度で忙しく何も報道しない。小川敏船長は、「安全ですから、船底の教室から動かないでください。現在検討中です」と議会でアナウンスするだけ。

 大垣市の小学校のエアコン設置のスタートは6年後である。冷暖房完備の125億円の豪華大垣新市庁舎は2年後の完成に向けて計画通り進行中。

 小川敏大垣市長は、韓国のフェリー「セウォル号」沈没事故で対処した(放置した)朴槿恵大統領(当時)・高校生を見殺しにして逃げた船長と何が違うのか。

 

大垣市の対応

 今月、「保育園・幼稚園・認定こども園・幼稚園・小学校・中学校のエアコン及び洋式便器の設置100%を実現する会」から、署名のお願い書が2回も回ってきた。2018年6月3日の大垣市議会一般質問で岡田まさあき市会議員が、大垣市の小学校エアコン普及率の低さを追及していた。しかし小川市長は、蛙の面に水のように、のらりくらりと「検討します」と答弁して逃げまくっていた。平成30年度大垣市予算でも、6月13日の文部科学省の補助金申請期限までに、大垣市はエアコン補助金の申請をしなかった。今年度のエアコン導入の目は消えた。しかし小川敏市政は、市制百周年記念行事では大盤振る舞いである。

 

大垣市の惨状

 大垣市の小学校のエアコン普及率は、2.1%で県下最低水準である。その整備のスタートは6年後の平成36年である。今の市政ではそれさえ眉唾ものである。今後、夏の気温の上昇は、年々ひどくなると予想され、気象庁は「命の危険がある暑さ」とまで警告をだした。それに対して、大垣市は危機意識もなく、無為無策である。大垣市は「子育て日本一を目指す」、「子育てなら大垣市」との大嘘を公言している。大垣の水まんじゅうはうまいが、大垣市は子育てがまずい。

 市民に残された手は、市長リコールしかない。子供の命を守れ。

 

資料  岐阜県の空調(冷房)設備状況

 小学校          21市

 岐阜市   100%

 各務原市  100%

 関市    100%

 可児市   100%

 瑞穂市   100%

 海津市   100% 

 本巣市   100%

 美濃加茂市 98.6%

 羽島市   65.8%

 土岐市   19.2% 

 郡上市   8.2%

 山県市   2.9%

 大垣市  2.1%

 恵那市   1.5%

 高山市   0.4%

 多治見市  0%

 中津川市  0%

 下呂市   0%

 瑞浪市   0%

 飛騨市   0%

 ※飛騨地区は暖房を重点に置いている。 H29年4月1日現在

「保育園・幼稚園・認定こども園・幼稚園・小学校・中学校のエアコン及び洋式便器の設置100%を実現する会」の資料より

 

2018-07-27  久志能幾研究所 小田泰仙  

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