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2018年7月29日 (日)

大垣の子供たちの未来は悲惨(1/5)寓話

大垣に住むのを止めよう。子供の為に。子供の命に危険あり。

大垣の子供の未来の収入は、他市よりも低いと予想される。

 

「大垣丸フェリー」の迷走

 大垣の子供達を熱気のこもる暑い船底に押し込めた頭でっかちの「大垣丸フェリー」は、名古屋駅前のリニア新幹線景気からは無縁で、市街地活性化政策の失敗で地価は下落、百年お祭りへの乱痴気騒ぎで財政放漫化、安全無視でドローン墜落人身事故を起こし、治水放置で自然災害の直撃を受けて、信用の失墜・沈没寸前である。

 「大垣丸」フェリーの甲板上では、小川敏船長以下が市会議員たち・大垣財界陣と100年祭の宴でどんちゃん騒ぎ、水饅頭を食べ放題、市民税を使途用途非公開で使い放題。甚大被害扱いの暴暑災害なのに、船底船室の子供たちはエアコンなしの室温34度の船底に放置され、ぐったり。

 その7月17日の暑い中、大垣市長は、エアコンの効いた東京ドームでの都市対抗野球始球式のため芭蕉姿に扮して大垣市を脱出した。なぜ一企業の宣伝のために東京に出張が必要か。税金である。

 子供相手では票にならないから、市会議員達は声を上げず、手を出さない。大垣市の広報を担当する地元地方紙も、忖度で忙しく何も報道しない。小川敏船長は、「安全ですから、船底の教室から動かないでください。現在検討中です」と議会でアナウンスするだけ。

 大垣市の小学校のエアコン設置のスタートは6年後である。冷暖房完備の125億円の豪華大垣新市庁舎は2年後の完成に向けて計画通り進行中。

 小川敏大垣市長は、韓国のフェリー「セウォル号」沈没事故で対処した(放置した)朴槿恵大統領(当時)・高校生を見殺しにして逃げた船長と何が違うのか。

 

大垣市の対応

 今月、「保育園・幼稚園・認定こども園・幼稚園・小学校・中学校のエアコン及び洋式便器の設置100%を実現する会」から、署名のお願い書が2回も回ってきた。2018年6月3日の大垣市議会一般質問で岡田まさあき市会議員が、大垣市の小学校エアコン普及率の低さを追及していた。しかし小川市長は、蛙の面に水のように、のらりくらりと「検討します」と答弁して逃げまくっていた。平成30年度大垣市予算でも、6月13日の文部科学省の補助金申請期限までに、大垣市はエアコン補助金の申請をしなかった。今年度のエアコン導入の目は消えた。しかし小川敏市政は、市制百周年記念行事では大盤振る舞いである。

 

大垣市の惨状

 大垣市の小学校のエアコン普及率は、2.1%で県下最低水準である。その整備のスタートは6年後の平成36年である。今の市政ではそれさえ眉唾ものである。今後、夏の気温の上昇は、年々ひどくなると予想され、気象庁は「命の危険がある暑さ」とまで警告をだした。それに対して、大垣市は危機意識もなく、無為無策である。大垣市は「子育て日本一を目指す」、「子育てなら大垣市」との大嘘を公言している。大垣の水まんじゅうはうまいが、大垣市は子育てがまずい。

 市民に残された手は、市長リコールしかない。子供の命を守れ。

 

資料  岐阜県の空調(冷房)設備状況

 小学校          21市

 岐阜市   100%

 各務原市  100%

 関市    100%

 可児市   100%

 瑞穂市   100%

 海津市   100% 

 本巣市   100%

 美濃加茂市 98.6%

 羽島市   65.8%

 土岐市   19.2% 

 郡上市   8.2%

 山県市   2.9%

 大垣市  2.1%

 恵那市   1.5%

 高山市   0.4%

 多治見市  0%

 中津川市  0%

 下呂市   0%

 瑞浪市   0%

 飛騨市   0%

 ※飛騨地区は暖房を重点に置いている。 H29年4月1日現在

「保育園・幼稚園・認定こども園・幼稚園・小学校・中学校のエアコン及び洋式便器の設置100%を実現する会」の資料より

 

2018-07-27  久志能幾研究所 小田泰仙  

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