o-大垣を良くする階 Feed

2021年8月23日 (月)

感染爆発は問題ではない。課題は何か? 防疫体制(1/3)

 

 感染爆発は一つの現象である。感染爆発はいわば大火事である。火事であれば、火を消せばよい。それよりも、なぜ大火事になったか、なぜそれが起きたか、なぜ延焼(感染爆発)になったのかの真因を究明せず、政府が対処療法に終始する姿勢が、問題である。

 先の太平洋戦争で、なぜ米国に負けたかの解明と対策ができておらず、この70年間、政府は同じような間違いを繰り返している。それが問題である。

 

大本営は間違いを認めず

 頭がいい人(有名大学出のエリート)は、自分の間違いを決して認めない。菅総理は、8月22日投票の横浜市長選で、自分が押した候補がなぜ大敗したかが理解できないという。大垣市の前市長も同じであった。彼はなぜ大垣市が没落したかが理解できなかった。だから正しい対策が打てなかった。だから菅総理では、コロナ戦争は戦えない。

 

あるべき姿(あるべき姿との乖離が課題

 今の日本のあるべき姿は、未知の疫病菌を水際でくい止めて、国内に感染爆発が起きない体制をつくること。感染者が出ても、速やかに治療できる医療体制を整備する。これと現状との乖離をなくすことが課題である。

 あるべき姿は、火事(感染爆発)を速く消す体制作りではなく、火事が起きない体制を作る。それと現状との乖離が課題である。これが現代の日本には出来ていなかった。なぜそれが出来なかったかを解明しないと、何時まで経っても同じ問題を起こす。

 

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感染爆発は誰の問題か?

 それは国の問題である。国の為政者の仕事は、国民の命を守ることだ。防疫の不備は、為政者が治水で国を守らないと同じである。防疫は、日本政府の問題である。

 

防災への投資削減のツケ

 10年前の民主党政権は、コンクリートから人へ投資と妄言を吐いて、防災投資を削減した。そのためダムができず、10年後に各所で大洪水の被害が続出している。

 今の新型コロナ感染爆発になったのは、疫病への衛生戦争に対して正しい体制作り(人モノ金の投資)を疎かにしたのが敗戦の原因である。今は保身前例至上主義の官僚が撒いた無為無策のツケを国民が払わされている。

 コロナ感染爆発で、緊急事態宣言だけで、政府がやるべきこと(真因解明と対策)をやらず、対処療法だけをして、国民に不自由だけを押し付けるから、何時まで経っても問題が解決しない。

 

治水と防疫

 防疫で国民を守らない為政者は、治水を疎かにした政治家と同じである。「治菌」で、国民の命を守らないと、今回の新型コロナ感染爆発のように国民を疫病で死に追いやる。だから衛生管理、衛生防衛が大事なのだ。現在の日本はそれが疎かになっている。そのツケが今回の新型コロナ感染爆発で明らかになった。政府がやるべき防疫をやっていなかったのだ。なぜ戦前はあった「防疫庁」がないのか。なぜやれなかったかを解明しないと、また問題を起こす。

 

連戦連敗

 今回のコロナ戦争は、治菌敗戦、防疫水際作戦敗戦、GoToトラベル敗戦、GoToイート敗戦、空襲警報発令敗戦(非常事態宣言の乱発)、言うだけ番長敗戦(政府高官が会食ばかりで自粛を破る)、ワクチン開発敗戦、ワクチン入手敗戦、ワクチン一本やり敗戦、医療体制崩壊敗戦、オリンピック強引開催での支持率低下敗戦、…. これは政治の敗戦である。

 

2021-08-22   久志能幾研究所通信 2129  小田泰仙

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2021年8月14日 (土)

記録的豪雨到来、大垣の放漫行政で治水が大心配

新築の大垣市役所だけは大丈夫。

大垣行政 治水放置 市民4年(死ね)  寝て暮らす

市民は心配で寝られず

 

 今回の大雨は、近年まれにみる豪雨予想である。来週いっぱい前線が停滞し、雨が降り続くようだ。飛騨地方の河川が氾濫している。それが数日後に西濃地区に押し寄せる。4年前の悪夢の再来が心配だ。

 前回(2017年10月23日)の大雨時に 室本町アンダーパス、林町アンダーパスが水没した。大谷川が氾濫し、大垣市西部地区が冠水した。

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 当時の市長と国会議員が現地を視察したとの記事が、おお威張りで「大垣市広報」に掲載された。それでどういう対策をしたかの報告は全くない。その後の経過も全く報告がない。

 噂で聞けば(公式発表無し)、室本町アンダーパス水没の原因は、排水ポンプの保守が大垣市の怠慢で放置されていて、肝心な時にポンプが作動しなかったという。それの対策を大垣市連合自治会が当時の市長小川敏に対策を申し入れた。その後の4年間、大垣市からの事後報告は一切ない。前市長は、その後始末をせずトンずらである。長として国の治水を預かる長として、市長の風上にも置けない。

 

水を治める者は国を治める

 国(都市)の長の最大の勤めは、住民の命を守ることだ。水を治める者は国を治めるという。昔から政治を預かるものの務めとして、河川の整備が最大の仕事であった。それができなければ、国は洪水に悩まされ、干ばつに苦しめられ、飢饉になり、年貢は徴収できず、民衆が領土から逃げ出し、国が亡びる。

 半世紀前に、松野幸泰知事は、伊勢湾台風を教訓とした治山・治水等の安全な県土づくりのほか、“道路知事”とも呼ばれるほど道路整備等の産業・生活基盤の整備に重点を置いた基盤づくりを進めた。河川の堤防の補強工事をしてくれたので、それ以来大きな堤防決壊等もなく経済活動が出来て、平和に暮らしてこれた。いまはその資産の食いつなぎをしているだけだ。新たな産業・生活基盤事業を行う必要がある。今の政治家は、それに少しも手を付けない。

 現代社会の血液は流通である。流通の血路が道路である。都市で道路が水没すれば、経済の血が止り、都市が死ぬのだ。その基幹道路の室本町アンダーパスを頻繁に水没させて、行政の長が平然としてるし、その対策もこの4年間、全くで来ていない。後任の市長もそんな気がないようだ。

 

危機管理

 問題が起きれば、まずその「火」を消した後、原因を究明し、再発防止対策と恒久対策をとるのが、危機管理の定石である。大垣市行政は、それを全くやっていない。事故に対する対策と再発防止とその報告が市民にまともに出来ないようでは、無能政治である。

 まず、対策はどうしたのだ? その報告がこの4年間、全くない。大垣市広報、岐阜新聞、中日新聞を見ていても、何も情報がない。

 市民として、問題(水没、冠水)が起きたら、その対策をどうするかではなく、まず原因とその恒久対策を報告してもらわねば、心配で心配で夜も寝られない。

 大垣市の役人は、自分達だけ豪華な水害対策をした安全な新市庁舎に引きこもっているから、市民生活が水没しても知ったことではないのだろう。

 

私は危機感を覚え、当時の状況を下記ブログでの報告した。それから状況は変わっていない。

 大垣市道路行政の失政と対策   2017年10月23日 (月)

マッチポンプの大垣市長   2017年10月30日 (月)

 

 

2021-08-14   久志能幾研究所通信 2119  小田泰仙

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2021年7月19日 (月)

「千里の道も一石から」 一般は優秀、幹部は堕落

 

 自宅の近くの道路沿いの水路に砂が溜まり、水が流れないという問題点が発見された。それを、日頃水路掃除されている近所の方が知らせてくれた。2021年7月19日、その対処を大垣市役所にお願いのため出向いた。その1時間半後に担当者2名が現地を見に来て、業者に堆積砂の除去を手配してくれることになった。大垣市役所治水課の素早い対応に感激である。

 

無駄な駐車場案内者

 そのお願いに市役所に出向いた折、大垣市役所駐車場は閑散としていたが、この炎天下、2名の駐車場案内者が立って案内をしていた。私はその案内を無視して、遠くの空いている場所に駐車した。駐車場案内者は、首に灼熱の太陽光防止の布をかけての対応である。人権無視の労働である。駐車場案内者の設置は、IT化市役所とかけ離れた対応である。税金の無駄遣いである。

P1140731s 大垣市役所前の駐車場 案内係が二人いる 2021年7月19日

 

自慢の案内ロボットが失業中

 そのお願いに市役所に行ったが、担当が何処の部署かは分からないので、案内嬢に聞いたら、案内嬢は相応の課に電話をして確認をしてくれた。

 親切な案内嬢の横にはIT化大垣市役所ご自慢の案内ロボットが「超暇そうに」立っていた。多分、その件を案内ロボットに聞いても、対応不能のようである。案内ロボットは税金の無駄遣いである。

 私は、この案内ロボットが動いているところを見たことがない。

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 大垣市役所内 2021年7月19日

馘首

 大垣市役所の実務部隊は真面目に市民の困りごとに対応しているが、上層部の幹部は利権にまとわりつかれて職務怠慢ばかりである。だから大垣市の衰退が止まらない。

 旧日本軍も兵卒は優秀であったが、陸軍大学出のエリート集団の大本営は腐っていた。日本社会の構造は80年前と少しも変わらない。日本の衰退の原因は指導者の堕落である。それが現代では、今回のオリンピックの強引開催という事象に現れている。日本の現指導者は、東京オリンピックの中止か延期が決断できない。愚かである。

 私は大垣市と日本の問題点を一つずつ明らかにして、大垣市と日本を良くしていきたいと思う。まず諸悪の根源であった大垣のトップは首が挿げ替えられた。もうじき日本のトップの首が変わるだろう。変わらなければ日本沈没である。

 長年蓄積した隘路に堆積した悪石もすぐには無くならない。千里の道も一歩よりで、地道に一石ずつ除去を進めたい。焦ってはいけない。

 

 

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 馬場恵峰書

2021-07-19   久志能幾研究所通信 2094  小田泰仙

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2021年7月10日 (土)

大垣市の顔を見れば、都市の格はピタリと当たる

都市の格は市役所玄関に現れる 大垣市は落第

IT化大自慢の大垣市役所、ローテク駐車場警備員がムダ

 

 人の魅力や強さは、顔に出る。顔のだらしない男は、仕事の出来がダメである。都市の顔は市役所の玄関である。大垣市は、前近代的な税金無駄遣いを露出している。だから没落の一途である。以前は公示地価の高さ(繁栄ぶり)も県下2位であったが、5位に没落した。市場の評価は神の如くである。

 

税金無駄遣い

 大垣市は、大垣市役所前駐車場に2人も警備員を配備している。このIT化の時代、なぜ交通整理の警備員が、大垣市役所前駐車場に必要なのか。税金の無駄遣いである。もっと大きな大規模小店舗の駐車場でも、警備員などいない。他市にもいない。満車なら、立体駐車場に行けばよいし、満車かどうかの表示盤もあるのだ。大垣市内で警備員を見るのは、殺気立った客の多いパチンコ店の駐車場ぐらいだけである。

 今の時代、IT化を謳った大垣市市役所だから、カメラや電光掲示板で空きを知らせれば、警備員は不要である。各車にもドライブレコーダーが整備されている。事故はそれで記録される。お粗末なことに、大垣市役所の駐車場を監視するカメラが一個しかない。それではまともな監視記録はできまい。

 それを敢えて警備員を2名も配置しているのは、利権がらみとしか思えない。そんな腐った体制だから、成長できないのだ。

 

全国の状況調査

 全国の各地の市役所の状況を調査したが、市役所前の駐車場で警備員がいるのは大垣市だけである。全国に知人に電話をして問い合わせたら、笑われてしまった。大恥をかいた。

 大村市役所、岐阜市役所、弘前市役所、青森県庁、彦根市役所、刈谷市役所、幸田町役場、西尾市役所等である。

 

警備員の費用

 警備員の人間の費用、一人1000万円として、年間で2千万円も無駄遣いである。警備の企業として警備員を使う場合は、一人1千万円の費用を大垣市に請求しないと経営的にやっていけないはずだ。前の会社でも、サービスマンを他の会社に派遣すると、一日10万円を請求していた。そうしないと会社の経営が成り立たない。会社である以上、管理部、秘書、守衛や産業医等の間接費が必要になるからだ。

 こんな無駄な金を使うから大垣市は没落した。そのだらしなさが大垣市役所の顔に出ている。

 大垣市長は毎朝、登庁時にこの風景を見ているはずだ。それに気が使いないのは目が節穴としか思えない。マジェスタのスモークを貼った後部席でふんぞり返っているから、目に入らないのだ。

 トヨタは小さな無駄を地道に省いて贅沢(成長)をした。大垣は大きな無駄を作って、役人だけが贅沢をしている。だから大垣は没落した。

そんな無駄な費用を使うなら、税金を安くして欲しい。

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2021-07-10   久志能幾研究所通信 2085  小田泰仙

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2021年6月17日 (木)

プレミア死神 「梅雨空や 死神どもが 夢の後」

 

幽霊通り復活 

 2021年6月15日14時、雑用があり、大垣市市商連事務所前を通ったら、その前の通りは誰も歩いていなかった。いつもの閑散とした幽霊通りである。1週間前の6月6日、4000人がプレミアム付き商品券を求めて詰め掛けたとは思えない幽霊通りぶりである。大垣駅前商店街をこの20年かけて幽霊通りにしたのは、死神の小倉利之、松本正平の理事長や幹部たちである。トップの評価は、結果が総てである。

 場末の街角にあるような市商連事務所の「売り切れ」の表示がわびしい。8000万円の事業とは思えない顛末である。如何にも貧乏所帯の輩が考えそうな表示である。県下第二の都市で、16万人の市商連事務所とはとても思えない。大垣市は死神に取りつかれたのだ。

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 大垣市市商連の事務所から南を見る 2021年6月15日14時

 人が歩いていない。シャッターを下ろした店ばかりが並ぶ

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大垣市市商連の事務所の「売り切れ」の掲示

 

デタラメ販売の事務局、詐欺行為

 額面1万5千円のプレミアム付き商品券を10冊も買っても、ましてや30冊も40冊も買って、大垣駅前商店街の何処で商品を買うのだ。買うお店がない。だから転売か不正な横流し以外しか考えられない。

 死神に命令された事務員に、「親戚の一郎、二朗、三郎」の代理ですと言って、台帳に記入すれば、30冊でも40冊でも買えたという。同日、たった2人で8000冊を販売の対応をするので、てんてこ舞いであったろう。それで8千万円の札束を処理せねばならぬ。なんでもいいから、早くさばかねばならなかったのだろう。これは税金を投入したプレミアム付き商品券を悪用した詐欺行為である。

 

死神の暴利貪り

 人の話では、4時間並んで、買えなかったという。前日から並んだという亡者もいたようだ。行列を見て諦めて帰った人も多くいた。40万円投資をしても3割引きで転売すれば、8万円程のピンハネが出来る。こんな美味しい話はない。こんな出鱈目の運営を大垣市市商連の死神達がするから、大垣は没落した。

 大垣市市商連の死神達の中には、その立場を利用し、法律に違反して暴利をむさぼっている輩がいると聞いた。その証拠も見せてもらった。

 

大垣駅前商店街は大垣の顔

 人が評価されるのは、往々にして顔で評価される。極端なはなし、女性が美人かどうかは、顔次第である。それでモデルが美人なら高給を得る。

 都市で言えば、駅前商店街が都市の顔である。その「美人さ」で大垣市の公示地価が決まる。その顔を行政とそれに便乗した「大垣死商連の死神達」が食い物にして不美人にしてしまった。この20年間で、公示地価が半分以下に暴落である。大垣駅前商店街は、20年前は20%であった閉店率が、80%にまでなって幽霊通り、シャッター通りの街に没落してしまった。そのようにした主犯は前市長と死商連の死神達である。それでいて、小倉利之は市民功賞を強奪している。何が功労なのだ。大垣市を没落させた主犯に功労賞を贈るなど、大垣市政は狂っている。

 

「大垣の顔」の思い出で、死神から逃れられた

 2019年6月21日に、亡くなられた丸順の創業者・今川順夫氏は、シベリア抑留中の辛い時、大垣祭りの楽しい思い出や、大垣駅前の繁華街、金蝶まんじゅうを思い出して「こんなところで死んでたまるか」と負けじ魂を奮起して、地獄のシベリア抑留地から生還した。そして丸順を創業し、大垣市の有力企業に成長させた。大垣駅前の繁栄の思い出が、今川順夫氏の命を救った。その大垣市駅前商店街を殺したのは死商連の死神達である。

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2014年8月16日 今川氏講演会-興文地区センター

 シベリア抑留の講演をされる今川順夫氏。このパンの一切れが一食分。

 

大垣の繁栄が心の支え

 私も50年前に三河地方に就職したが、当時の大垣の繁栄ぶりを心の支えとして頑張ってきた。大垣は岐阜県第二の都市、工業生産では岐阜県一、駅前は三河の駅前など問題でないと自慢していて、頑張れた。それが近年の没落ぶりに怒り心頭である。すべてその原因は、死神達である。

 

2021-06-17   久志能幾研究所通信 2062  小田泰仙

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2021年6月13日 (日)

死神の狂騒、大垣死商連の死神が大垣を殺す

 狂ったプレミア付商品券販売顛末

新型コロナのクラスター発生危惧

 大垣市商連の理事長・倉利之と松本正平は、2021年6月6日、5割のプレミア付商品券販売で、なぜ大垣市民5000人を3時間も長蛇の行列に並ばせ、集団を密状態に置き、新型コロナ感染の危険に晒したのだ

 クラスターが発生したら誰が責任を取るのだ。

 なぜ超特定の人間だけが暴利を得る政策を放任するのだ。

 なぜ「3密を避けよ」と市民に強要している大垣市が、この狂騒を放置するのだ。

  大垣市の行政は狂っている。

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 5割のプレミア付商品券は国からの交付金+大垣市の財源で、8200万円の事業費が費やされた。

 単純計算で15,000円の商品券が、6月分が8000冊販売された(11月も販売予定)。一人3冊買ったとして、8000冊÷3=2666人の販売で、約3000人が並んだと推定される。行列を見て帰った人を含めると、大垣市商連を目指して来た人は、5000人は優に超えたと推定される。300人程が買えなかったというのは、並んだ人の伝聞だから、実際はもっと多いのだろう。 

 

ネット転売で暴利

 その販売直後、ネットでプレミア付商品券の転売があったようだ。プレミア付商品券に5割のプレミアがついているので、20冊、30冊を買って転売すれば、2割のピンハネでもかなり儲かったようだ。まるで汚職まがいだ。

 

杜撰な販売方法・犯罪の温床

 販売担当の事務員も2人しかいないので、適当に事務処理をして販売した。一人で10冊までしか買えないが、代理だとして適当な名前を書けば、20冊でも30冊でも買えた。事務員も早く販売を終わらせたかったため、超杜撰である。税金での事業なのに、犯罪まがいである。

 商品券を買えなかった人が事務局に苦情を言うと、「次回の販売時は特別に斡旋します」と言ったという。なぜ文句を言ったものだけが得をするのだ。デタラメである。

 その結果、大垣市商連事務所から西は大垣八幡神宮、南は大垣共立銀行までの行列となった。

 巷の噂では、事前に組合員が、そんなやり方はまずいと提案しても、小倉利之も松本正平も聞く耳を持たなかった。

 

回りは違法駐車だらけ

 そのため、その死商連事務所近辺が違法駐車だらけで交通渋滞となり、近辺のお店が商売できない状態となった。パトカーがサイレンを鳴らして飛んできた有様である。

 

整理券なし、警備員無し

 小倉利之と松本正平が支配する大垣市商連は、整理券さえ配らなかった。整理する警備員も手配しなかった。その金を惜しかったと二人の話を聞いていた事務員は証言している。

 プレミア付商品券販売は銀行に委託をすれば済む話を、その手数料が勿体ないと自分達の事務所で販売した。そう事務員は証言している。

 前回のたった1割しかプレミアムの付かない商品券は、銀行経由で販売した。それは大量に売れ残りである。他市が3割5割のプレミアムを付けているのに、大垣市のプレミアム商品券が売れるわけがない。愚かな大垣市の役人はそれが分からない。今度は5割のプレミアで、大垣市の役人は出鱈目である。

 

2_2 前回は、たった1割のプレミアム付きで大威張りで宣伝をする小倉利之と松本正平。

 前回は大量に売れ残りである。   岐阜新聞 2020年7月30日

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営業妨害

 小倉利之と松本正平が支配する大垣市商連は、プレミア付商品券で、大垣駅前商店街以外の商店街に利権を与えて、大垣駅前商店街の営業妨害をした。それが原因で店を畳むケースも出るだろう。

 大垣駅前商店街の組合員は、一店あたり年間で平均10万円の組合費を払っている。小倉利之と松本正平は、それが組合員以外でも3000円の臨時組合金を払えば、プレミア付商品券を販売できる段取りをした。それも大垣駅前商店街以外の商店街で使えるのである。

 大垣駅前商店街でプレミア付商品券を使いたくても、大垣駅前商店街の80%が廃業しているので、買いたくても買うお店がない。大垣駅前商店街の80%を廃業においこんだのは、死神の小倉利之と松本正平である。

 

大垣駅前商店街を抹殺事業

 理事長の小倉利之はこの10年来、元気ハツラツ市行事の利権にかこつけて、大垣駅前商店街の営業妨害をして、60%店が店を畳むように仕向けた。

 大垣駅前商店街の組合員は、営業妨害になるので、元気ハツラツ市行事を止めて欲しいと懇願しても、店も持たない小倉利之は、(利権のため?)聞く耳を持たなかった。松本正平も共犯である。

 大垣駅前商店街は、10年前は20%ほどの閉店率であったが、昨年で80%の店がシャッターを下ろした状態となった。10年前からの小川敏の肝いりで元気ハツラツ市行事が始って、大垣駅前商店街の衰退が加速した。実にこの10年で60%店が店を畳んだ。小倉利之が60%の店を殺した。

 

大垣駅前餅つき大会の殺人事件

 小倉利之、松本正平は、2020年2月の大垣駅前餅つき大会で、老人を無料の餅で誘い、喉に詰まらせて殺した。

 それなのに小倉利之と松本正平は、弔問にも行かない。知らんふりである。その企画を支援した大垣市の代表(当時の市長小川敏)も弔問に行かないし、知らんふりで、説明責任も果たさない。嚥下力が低下した老人に餅を食べさせるのは、準殺人行為である。

 

 消費者庁の報告では、「不慮の窒息」(餅を喉に詰まらせて起きる窒息事故)で1月に1300人以上が死亡している。また65歳以上の患者が9割を占めており、高齢者の偏っているのが特徴である。(2019年12月31日、山本健一医師の「Y!ニュース」より)

 

 小倉利之、松本正平は死神である。その松本正平は、今年度の理事長に密室の選挙で理事長に選ばれた。密室での選挙だから、組合員は誰もその経過を知らない。元気ハツラツ市行事の実行委員長の松本正平は、市民税1億円も散財した元気ハツラツ市行事の会計報告も拒否している。

 

児童園児を虐待・準殺人未遂

 この10年来、元気ハツラツ市行事で36度の炎天下、園児児童をコンクリートの舞台で躍らせ火傷を負わせ続けた。もう少しで熱中症のため死ぬところであった。

 2018年、豊田市で児童が校外学習で熱中症のため死亡している矢先のこと。なぜ一商店街の金儲けイベントに、児童園児をアトラクションの踊りに駆り出すことが許され続けるのか。小川敏の腰巾着であった山本譲教育長も大垣市教育委員会も何も言わない。自治会長経由で当時の共産党市議に訴えても、無視であった。大垣市は死神に支配され腐っている。

 

天の差配

 新型コロナウイルス騒動のため、元気ハツラツ市行事が中断になったのは、皮肉な幸運であった。天の差配であろう。死神の一人は4月に去った。大垣市にはまだ多くの死神が舞っている。

 天網恢恢疎にして漏らさず。天の差配を期待しよう。

 

2021-06-13   久志能幾研究所通信 2058  小田泰仙

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2021年5月24日 (月)

痴者の戯言「全社一丸となって頑張ろう」

「うちは小さくてもピッリと辛い。D社になんかに負けないぞ」

 

 上記は前職の社長や役員が口癖でよく社員に訓示していた言葉である。「全社一丸となって」とは聞こえはよいが、愚者の遠吠え、痴者の「万歳突撃」の叫びである。泥縄の経営である。それは、指導者の管理能力のなさと智慧のなさを表している。「全社一丸となって」頑張らなくてもよいように、危機管理をするのが賢者の経営者である。

 弱い組織をどうするかが指導者の役目である。織田信長は尾張武士が弱いことを知り尽くしていたから、鉄砲を使った。織田信長は知恵と素早い決断で、天下が取れた。

 

多様性

 画一性には成長性がない。そこには智慧がない。多様性こそ、成長の鍵である。そんなレベルの社長や役員が跋扈した会社は、30年後、競合他社に吸収合併されて市場から消えた。遠い昔、前職の会社はD社と同等レベルであったが、今ではD社ははるか上を行っている。当然の帰着であった。

 日本と大垣が衰退続けている原因は、その多様性を許容する余裕のない政治屋の偏狭さである。すべて役人ファーストの政治が原因である。国民は貧困になり、政治屋が私腹を肥やしている。

 

齟齬のある政策

 少子化にかこつけて、外人労働者導入を強力に推進して儲けている人材派遣業の元政府高官・竹中平蔵がいる。国賊ものである。その分、日本の若者の雇用がなくなる。日本には188万人の完全失業者がいる。それなのに、外人労働者数は127万人である。企業がきちんと労働対価を払わないから、激安の給与の人材派遣業が跋扈するのだ。安い賃金の外人労働者を許すから、日本人の給与がそれにつられて下がる。ますます日本は貧乏になっていく。

 

少子化対策「万歳突撃」

 日本政府も大垣市も「全力で少子化対策をしてます」、「大垣市は子育て日本一です」と掛け声だけは勇ましく、実質は何もしていない。『大垣未来ビジョン』でも「大変だ、テイヘンだ」というだけで、具体的な政策はどこにも記述がない。

 大垣市は、幼児予算だけ目立つようにして、残った金を自分達の利権に使っている。大垣市の役人の給与は岐阜県一の高額である。役人が堕落しているから、少子化が止まらない。日本と大垣の没落が止らない。日本人の年収が下がり続けている。大垣市の公示地価が暴落し続けている。それが、この30年間の政策の答えだ。政治は結果が総てである。

 

真の少子化対策

 少子化対策で必要な対策は、子供が安心して生める環境作りである。それを増税、景気対策の愚策、教育費の削減(先進国中で最低のレベル)、正規社員の削減、派遣社員の増加、外人労働者導入、給与の30年来の減少等、全て政治家の劣化とそれに起因する政策の愚劣さが少子化の原因である。

 日本で子供を産んだら、地獄の苦しみがあるのに、だれが生むものか。一人を育てるのに4千万円がかかるのだ。

 大垣市の学校の教育環境は最悪である。大垣市の児童生徒一人当たりの教育費は県下最低レベルである。3年前は学校にエアコンさえなかった。当時、エアコン設備率は2.1%で県下最低であった。岐阜県の他市はほとんど100%であったのに。大垣市民として恥ずかしい。

 

子育て以前の問題

 子育ては幼児期間だけでなく、子供が就職して独り立ちするまでである。それ以前に大事なのは子供を安心して生める体制づくりである。大垣市が、幼児だけ優遇したとしても、それは春画的対策である。今ではどこの市でもやっている。だから大垣市の施策は智慧がない。大垣市はこの20年間、無為無策無能の政治が続いて、大垣市の没落が続き、子供を安心して産める状態ではなくなった。また児童生徒一人当たりの教育費が県下最低になり、少子化に拍車をかけている。政治は結果が総てである。

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2021-05-24   久志能幾研究所通信 2032 小田泰仙

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2021年5月17日 (月)

大垣市の警句臭 大餓鬼死病をブッ飛ばせ

大垣市は死病に至る。日本政府も同じ症状。

大垣市民は未来のために行動して、未来を創ろう。

座視しているだけでは、ゆでガエルである。

長の首のすげ替えだけでは、長年の腐臭体質は変わらない。

だから大垣市の没落は続き、日本経済の停滞は改善されない。

真因を追及して、大垣と日本を改革しよう。

 

 

死病の症状

老人が餅を詰まらせて死んでも「知ったことか」

  当時の市長も主催者の小倉利之理事長もダンマリ。知らんふりで済むから大垣行政は狂っている。小倉利之理事長と松本正平副理事長が、今年の2月、大垣市の後援で駅前商店街のイベントとして無料の駅前餅つき大会を実行した。そこで老人が餅を喉に詰まらせて死亡した。誤嚥が頻発する老人に餅を振舞うのは、準殺人行為である。それの責任があるのに3人は弔問にもいかない。

 市長への寄付は大々的に報道するのに、岐阜新聞はこの件でだんまりを決め込んでいる。報道の風上にも置けない。

  

児童虐待日本一でも「子育て日本一」の掛け声を止めず

  一商店街の金儲け行事に児童生徒を炎天下の早朝から駆り出し。

  教育委員会もそんなこと知ったことかと、無視をする。

  36度の炎天下で児童の頬が火傷でも知らんふり

  大垣市役所に「大垣市は人権擁護都市」と垂れ幕で大笑い

  大垣市は「子育て日本一」を目指すと自慢するが、実体は児童生徒一人当たりの教育費が県下最低である(現在)。学校のエアコン設備率が2.1%で県下最低だったのだ(2018年当時)。他市はほとんど100%であった。当時、豊田市で児童が熱中症で死亡して、大騒ぎになっていた。

人身事故、責任は業者に押し付け、オレ知らん

  大垣の役人はオレオレ詐欺より悪質だ。

  ドローン墜落墜落人身事故で、大垣市は業者に責任を丸投げ。

  大垣市が金を出し、企画をして、前日に大垣市が立ち会ってドローン業者を試験飛行で指導しても、大垣市に責任なし? 大垣市の役人はドローンと雲隠れ。

市民の命は大事とほざいても、治水を放置で知らんふり

  排水ポンプの保守放置でアンダーパス水没し、その改善報告なし

  説明責任放棄

大垣のエリートが歩んだ道は、旧日本軍と同じ道

  PDCAなんか「知ったことか症状」が蔓延。

  元気ハツラツ市行事は10年間、同じ過ち、大失敗。

  変わる兆しなし。実行部隊が変わらない。

  この20年間で、公示地価が半値以下に暴落

  大垣駅前商店街は80%が死滅、玉砕 

 

計画・実行

総論賛成、各論反対、利権横行、金儲け

 大垣市駅前商店街の再開発をこの20年間、全く着手しなかった。

 神の手が、カネの手に変わる大垣市

計画だけは、ご立派です。

  まず格好だけを作ろう、でお茶濁す。

  その結果がこの20年間で、公示地価が半値以下に暴落

住みやすさ350位を27位に捏造しておお威張り

  評価項目を細工すれば、どうにでもなる小手先手品。

計画の数値目標をぼやかそう

  後で追求されないために

  大垣中心市街地活性化の目標値がバカらしい。

  活性化達成の指標が、休日の歩行者数でカウントなど大笑い。

  なぜ売上高でないのか

IT化、業者に丸投げ、無駄遣い

  園児の知能にも劣る市庁舎案内ロボットがお昼寝中

  (私は今だかって動いている姿を見たことがない)

  窓口ロボット イライラで横から職員 手を差し伸べ

 IT化、ハンコは別に必要です

役人根性蔓延し、前例のないことできません

 役人根性、縄張り根性、ことなかれ主義が3密

 制度がこうなっています症状で熱がある

 「慣例です」とマスクで根性隠して言い訳ばかり。

市民の省エネ活動、減らした分だけ、カネを巻き上げる

  資源ごみを削減して、その買い入れ価格をカットとした。

  大垣市はキロ6円であった資源ごみ報奨金を4円に下げた。市民は資源ごみ削減の取り組みの意欲が減退した。

 

体質・退臭

もうやめて慇懃無礼な役人文書

  下々よ、黙って寄付の金を出せ。俺の天下り先の金が要る。

  今では役人の年収は市民の2倍以上の年収である。

  大垣市予算の寄付金依存度は、県下一。税金は県下一高い?

もうやめて、役人は豪邸、市民はボロ屋

  大垣市の新市役所建設費は、市民一人当たり負担額で県下一高い。

  大垣駅前商店街には築50年以上の古びた建屋が並ぶ。

寄付強要 売名行為で金念撮影、新聞宣伝大氾濫

行事の会計報告、マル秘ですと市議会で大威張り

  市制100年記念行事は大盤振る舞い3億5千万円。市長は大威張り。

  夜の飲み屋に担当者徘徊、汚職さえ疑われ

  それでも翌年も公示地価は下落した。

  市制100年記念行事が無駄遣いであったことを市場は評価。

過保護で育つ大垣役人

  「お代官様、大垣駅前商店街の活性化の為、他市の有名店の誘致活動をお願いします」「そんな大変な仕事は、可哀そうで部下にやらせません」と観光担当の責任者

出る杭を、叩いて上司 平目使い

  上を向いて作業をしよう、で平目病

  役人は作業をするが仕事はしない。仕事とは付加価値を付ける事

  役人の世界は、市場原理が働かない極楽

内線で、あちらは何処のお殿様。たらい回しで元の課に

文化活動、稟議書書くのが大変やりません。貴方も分かるでしょ

  これは山本教育長の言葉。私が陳情で面会したらそう言って拒否。

  大垣市は文化芸術の不毛地帯になった。

甘い汁、他人に渡してなるものか

  市からの補助金で運営の大垣商店街連合組の人事は密室できまる。利権を持っている仲間だけで次の理事長が決まる。理事になったら絶対に辞めない。美味しいから。ある女将が会計報告を会合で求めたら、あとで隅に呼ばれて叱られた。「そんなこと皆の前で質問するものではない」と。

 

P10104401s  馬場恵峰書

 行動しなければ、春は来ない

2021-05-17    久志能幾研究所 2022  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年5月 5日 (水)

大垣市、餓鬼状態で寄付金集め(2/2)狡猾手口

 

 以下、大垣市が餓鬼のように寄付金を集めている実態を列挙する。寄付集金団体は、大垣市の外部団体で、天下り先である。役人はこの70年間をかけて、自分達の待遇を良くする取り組みをして大垣市が半強制的に寄付を集めている事項を記す。

 今のままで異常な状態を国民が知らないと、日本国が壊れてしまう。

 

寄付金集金体制を構築

 各寄付金の募集団体は、役人の天下り先機関になっている。役人は天下り先で、高給を取って更に高額の退職金を得ている。だから大垣市はこの寄付金集金システムが止められない。止らない。それは既得権。それが税金の無駄遣いである。

 大垣市民は、義務として市民税、県民税、国税を納めている。行政はその予算内で福祉、森林整備、公共施設を整備するのが当然の義務である。個別の寄付の強制は税金の二重取りである。まるで「3000円ポッキり」と客引きに引きずり込まれたキャバレーで、追加料金をふんだくられているようなものだ。

 

赤十字社の寄付   500円

 強制ではないと宣言しながら、目標金額は3億円と明示している。この金額から逆算すると、岐阜県全世帯の78%の家庭から寄付金を集める試算である。

 請求者が「日本赤十字社岐阜県支部大垣市地区長」とあるが、誰が地区長なのだ。それが明記していなくて、黙って金を出せである。これほど市民を愚弄するものはない。

 なぜ日本赤十字社の活動が、政府の活動ではないのか。本来、赤十字社の仕事は政府からの100%予算でやるべき仕事である。そのために国の税金を徴収していながら、なぜさらに寄付に頼るのか。

 

日本赤十字社の実態

 日本赤十字社の実態は、役人の天下り機関である。義援金の配分も官僚の論理が前面に出て運営されている。

 (2011年3月11日に大震災が起きて)、6月時点で、2,523億円が日本赤十字社に義援金として集まったが、被災者に渡ったのはわずか370億円しかない。(週刊新潮 2011年6月16日号)

 そのため史上まれなる大震災が起きても人ごとのように役人の醜態が演じられていた。

 

ピンハネ

 大震災が起きて、義援金を日本赤十字社に送ると、2割がピンハネされて被災地に送られる。私はその実態を東北の知人から教えてもらって、先の東日本大震災の時、直接被災地(山田町)に義援金の送り先を変えた。

 大災害が起きると、日本赤十字本社がある街の飲み屋街が大繁盛するという噂がある。それを報じた週刊誌に、圧力がかかり、続報が抹殺されたという。

 

寄付は強制

 日本赤十字社は「会費の納入は決して強制ではありません」と言うが、大垣市から各自治会へ寄付の要請があれば、自治会の各班長が各家を集金で回る。班長が集金に来れば、世間体として出さないわけにはいかかない。実質、強制である。

 日本赤十字社の寄付では、寄付金総額の7%が、集金に協力した連合自治会にキャッシュバックされる。連合自治会内でのその使用用途は曖昧である。キャッシュバックを期待して各自治会役員は日本赤十字社の寄付金を集めているわけではない。裏切り行為である。

 またその寄付金は自治会費から、自治会住民の数分だけ勝手に大垣市に納金される。だから自治会住民はその実態を知らず寄付金を支出することになる。

 本件のような寄付集めは、憲法違反との最高裁判例が出ている。それにも関わらず、餓鬼状態の大垣市は寄付金集めを止めない。大垣の恥である。

 当町では、自治会から「寄付は自由」との通知があったので、今まで100%の家が寄付していたのが、現在は約75%だけの家が寄付するように変化した。

 

 

大垣市新市庁舎建設のため募金

大垣市新市庁舎前の「丸の内公園」整備のため募金

 大垣市は県下一財政が豊かで、大垣市新市庁舎建設の予算が正式についているのに、なぜ追加で市民の寄付を強要するのか。衰退の一途の大垣市が建てた新市庁舎は、県下一豪華である。岐阜市のそれより2割も豪華である。市民一人当たりの負担金は、大垣市の新市庁舎が県下で一番多い。大垣行政は狂っている。

 この寄付先の名簿を見ると、大垣市との癒着が疑われる企業が多い。

 

緑の羽募金     100円

 緑の羽募金の使用用途が国土の森林管理なら、政府からの100%予算でやるべき仕事である。

 

赤い羽根募金 + 年末助けあい募金 400円

 これは国の福祉政策の一環事業である。税金を集めながら、なぜ寄付に頼るのか。これも自治会から直接、市に払われるので、自治会住民は実態を知らない。

 政府は社会福祉に使うと宣言して消費税を8%に上げたではないか。税金を集めておきながら、なぜ寄付に頼る。

 

カーネーション募金

 これも本来、大垣が行政の義務としてやるべき事業。

 

社会協議会負担金

 これも本来、大垣が行政の義務としてやるべき事業である。わざわざ社会協議会を外部団体にて、経費を余分に使っている。なぜ大垣市組織と一元管理できないのか。

 

青少年育成推進費(寄付として強制的)

  これも本来、大垣が行政の義務としてやるべき事業。また本来の目的は、青少年を性犯罪から守ることが趣旨である。それが現在は逸脱している。

 

大垣市制100周年記念行事のため募金

 無駄で無意味な大垣市制100周年記念行事に、大垣市は3億5千万円も散財した。その1割でも節約すれば、赤い羽根募金、年末助けあいの募金額が賄える(400円×67,629世帯=約2千7百万円)。ところが、それも当初の3億円予算から、いつの間にか3億5千万円に増額されていた。大垣市の役人は、市民の金を自分のモノとして使いたい放題である。

 その翌年の大垣市の公示地価は下落である。この下落は20年続いている大垣市の公示地価は、20年前の公示地価から半分以下に暴落した。

 ご丁寧に、大垣市制100周年記念行事の会計報告はマル秘扱いで、公開されていない。大垣市議会で議員から質問を受け、当時の大垣市長・小川敏が「大垣市特別条令」を盾に会計報告の公開をそっけなく拒否した。汚職の匂いがプンプンである。

 

下図は日本赤十字社「実施のしおり」より

 なぜ責任者名が書いてないのか?

  後から責任を追及されるのが怖いのか。

 この目標額3億円は、岐阜県内の世帯数769,678(平成31年2月1日)より割り出された金額と推定した。全世帯の78%から集金するという仮定である。

 この「実施しおり」では「会費の納入は決して強制ではありません」と記載されているが、自治会を通した集金方法では実質的に強制となる。だから集金した団体に、大垣地区長の小川敏が「ご褒美として」キャッシュバックを実施している。

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 この目標額3億円は、岐阜県内の世帯数769,678(平成31年2月1日)より割り出された金額と推定した。全世帯の78%から集金するという仮定である。

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 日本赤十字社は「会費の納入は決して強制ではありません」と言うが、大垣市から各自治会へ寄付の要請があれば、自治会の各班長が各家を集金で回る。班長が集金に来れば、世間体として出さないわけにはいかかない。実質、強制である。

 

2021-05-05  久志能幾研究所通信 2010 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

大垣市、餓鬼状態で寄付金集め(1/2)末路

大餓鬼の死神、餓鬼状態で寄付金カツアゲ

 

官が富み、民は貧乏に

 大垣市の言いなりに寄付をしては、市民が貧乏になる。今は官が肥えて、民が貧乏になっている。大垣市民の平均年収の2倍以上の給与を大垣市の役人は貰っている。それもお手盛りである。大垣市の役人の給与は、岐阜市のそれを抜いて、県下一の高給である。

 役人の給与が安いというのは、40年前の話である。役人は、この40年間で少しずつ天下り先の外部団体を作り、利得を拡大してきた。それが今の寄付金集金システムである。

 その結末として、役人が公僕が私僕の利己主義に走り、結果として日本と大垣の衰退になった。私僕の政治屋がこの「失われた30年」を作った。政治家と行政家は結果が総てである

 

役人の罪

 今の役人は利己主義に陥り、公僕としての意識が希薄になっている。それが日本衰退の一因である。日本政府や地方の役人が進路を誤れば、日本や地方都市が衰退しても当然である。

 大垣市の市民税は、刈谷市のそれより年間で10万円も高い。それでいて大垣市の公示地価は、小川敏が市長に就任してからこの20年間で半値以下に暴落している。全国の地方都市の公示地価の平均値はこの20年間で10%ほどの下落である。それに比較すると、大垣市の下落率は異常すぎる。

 それに対して刈谷市の公示地価は、10パーセントも上昇である。その分、大垣市民は貧乏になり、刈谷市民は豊かになった。リニア景気に湧く名古屋近辺は、公示地価が上がり、豊かになった。中央政府に影響力の無力な大垣市は貧乏になった。

 

我々が為すこと

 それを改革する一歩は、お上から命令される寄付金の見直しからである。日本復活の為、もっと目を見開かねばならぬ。気を付けよう、天下り役人が我々の財布を狙っている。

 自分の財布は自分で守ろう。

 大野耐一曰く「自分の城は自分で守れ」。

 大垣市行政は、大垣市民を守ってはくれない。

 大野耐一はトヨタ自動車の元副社長。彼がかんばんシステムを始めとするトヨタ生産システムを作った。

 

 毎年5月には、大垣市から日本赤十字社大垣地区長から寄付の恒例の強制集金通知が回って来る。その他の寄付も目白押しである。大垣市は寄付金の集金に餓鬼のように狂騒している。大垣市の一般会計に占める寄付金比率は他市に比べて異常に高い。予算規模が同規模の刈谷市の400倍の寄付金依存度である。岐阜市のそれと比べても、10倍の依存度である。こんな恥知らずの都市はない。大垣市は奪う都市で、与えてくれる都市ではない。

 令和3年度の予算では、更に寄付金依存度が上がった。

 

     令和2年度 予算

      一般会計収入    うち寄付金額 比率

大垣市    603億6000万円  7.24億円  1.20%

岐阜市   1790億1000万円  2.10億円  0.12%

多治見市   417億5368万円  0.64億円  0.15%

高山市    422億3779万円  0.06億円  0.014%

刈谷市    607億8000万円    0.02億円     0.003%

高崎市   1655億2000万円  1.30億円  0.078%

 

 新型コロナ禍真っ最中の先年10月には、「丸の内公園」整備への寄附金を募集した。新型コロナ禍の非常事態宣言下、市民は失業したり、仕事が激減したりして、収入が激減している。その状態で、大垣市民に寄付として「金を出せ」である。逆に市民に援助をしなければならない状態で、大垣市は高利貸しの督促のように、寄付金を集める。大垣市役所への出入りの業者には無言の圧力である。まるで「大餓鬼死」の死神のようだ。その大垣市の新型コロナ禍での市民への支援金は、海津市の10分の1という情けなさである。

 

大垣没落の真因

 大垣市の公示地価は、この小川敏市政になって20年間で半分以下に暴落した。公示地価はその都市の実力、価値、成長性、等を表す指標である。市場の評価は神の如くである(松下幸之助翁)。だから大垣の没落は神からの死刑宣告である。

 

 大垣が没落した真因は、大垣市政が市民から奪うだけで、与えなかったからだ。税金で他市よりも多く奪い、寄付という名で金を奪ったが、それに対して、ほんのちょっとだけしか市民に還元しなかった。海津市の10分の1というコロナ支援金の支給額がその答えだ。それで潤い、肥えたのは役人だけである。なんでコロナの影響ない役人まで、政府の支援金10万円がいくのか。大垣市の寄付金依存体制は氷山の一角でそれが全てを語っている。一事が万事である。

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 「広報おおがき」2020年10月1日号 

 

2021-05-05 久志能幾研究所通信 2009 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。