ma_健康管理 Feed

2020年7月 4日 (土)

アフター「コロリ」の人生経営

 全世界で自然死以外での死亡者数は、新型コロナで50万人、煙草で800万人、癌で950万人(これは、死亡男性8人に1人、女性11人に1人の割合)、アルコール依存症で300 万人である。

 日本での新型コロナの死亡者数は、世界人口比で換算すれば7500人(世界人口77億人、日本の人口1.26億人)になっても不思議でないが、実際は976人である(7月3日現在)。その理由は不明だが、世界平均の7分の一以下のようだ。

 それに対して、2018年のインフルエンザの日本の死者は3325人である。だから日本のマスコミは新型コロナウイルスに対して過剰な報道ぶりである。死亡率で言えば、例年のインフルエンザの方が、死亡率が高いのだ。

 

タバコ・狂気の食材・アルコール

 それでいてタバコの人体への脅威に対しては、殆ど報道しない。またそれよりはるかに大きな脅威の癌での死亡者の増加は大騒ぎをして報道するが、その真の原因の犯人については、全く報道しない。

 癌の原因は、現代の狂った食生活が大きな割合を占めるのが間違いない。その販売元(食品メーカ、飲料水メーカ、菓子メーカ)が、マスコミの大スポンサーであるので、報道しないだけである。現代のマスコミが如何に偏向しているかを認識しないと、自分の命を縮めることになる。

 また新型コロナウイルスでの死亡者の6倍のアルコール依存症の危険性についても、完全にスルーである。それは酒製造会社が、マスコミの大スポンサーであるからだ。

 

自分の城

 自分の城は自分で守れ。(トヨタ語録 大野耐一)

 自分の体は、自分で守らないと、拝金主義の食品メーカの「食品の罠」に堕ちて、癌、糖尿病、認知症になってしまう。食品メーカは、製品が売れれば、消費者の健康などどうでもよいのだ。新型コロナウイルス禍は一過性の騒動である。それより怖しい「食品の罠」にハマらないように、生きていくのが「アフターコロリの人生設計」である。拝金主義教の罠でコロリと騙されて、コロリと逝っては、人生の敗北である。オダブツ教では、それを追及していきたい。そのノウハウを提供していきたい。

 医食同源、生きていればこそ、死んでもいいから健康第一である。

 

お見舞いで悟る

 今日(2020年7月4日)、名古屋の叔母を見舞いに行って、つくづくと健康の有難さを痛感した。健康で動けるとは何と有難いことか。朝起きて、息をしていれば、まだまだ世のためにやるべきことがある。健康な体を授けて頂いた両親・ご先祖に感謝である。病床にあっても、やれることはいくらでもある。そういう病気になった原因を、「5回の何故なぜ」で真因を追究して、そうならないように後世の伝えるのも社会奉仕である。同じ過ちを子孫がしなようにするのが、現世世代の責務である。

 

2020-07-04 久志能幾研究所通信 1654 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年6月30日 (火)

コロリ対策 私の免疫力向上戦略・戦術(2/3)

人生の復元力(コンプライアンス値)向上

 

コンプライアンス値

 コンプライアンス値とは 1÷〔剛性値〕 で表される。この剛性値とは、ばね乗数と呼ばれる数値で、ばね乗数とは1キロの加重を与えたら、ばねがどれだけ撓むかを示すばねの強さである。

 人生という乗り物のコンプライアンス値とは、悪の誘惑とか負の事故に対してどれだけ耐えられるかの強さの値である。自分の役職に対して贈賄側が金品を示して、見返りを要求した場合、自分がどれだけで堕ちるのか、その金額値でもある。100万円の賄賂で堕ちれば、自分の心のコンプライアンス値は100万円である。たった100万円で人生を悪魔に売ったことになる。心のコンプライアンス値を高めないと、人生航海で沈没する。

 

人生の耐力

 人生道では様々な躓きや、ぬかるみに遭遇する。人間だもの、躓いてもよい。ぬかるみに足を取られても良い。それから抜け出せばよいのだ。それが経験となり智慧が付く。

 不運になっても、思いっきり底まで沈めばよい。不運をバネに、底から上に浮かび上がればよいのだ。

 不幸があれば思いっきり悲しめばよい。振れた感情を元の戻す精神力があればよい。それをいつまでも持ち越さないことが大事だ。冷血漢でその悲しみを感じない人間では人間失格である。

.

 コンプライアンスとパワーステアリングの設計

 船の設計で一番大事なのは、障害や荒波に対して船が傾いても、復元する力である。いかに荒波の中を安定して航海するか。何があっても平常心で安定して航行できるか、それが船の設計に問われる。

 1625年に建造された世界最大の戦艦WASA号は、処女航海で湾を出るまでに、突風に会い沈没した。船としてのコンプライアンス値が低かったのが原因である。その設計の恥さらしは、2000年代の現在もWASA号博物館内でその恥を晒している。

 人生のコンプライアンス値不足で、政財界の汚職事件で名を汚した事件簿が、歴史に刻まれて新聞の縮小版となり国会図書館に保管されている。

 

PSの耐力

 車のパワーステアリング(PS)の設計で一番大事な要点は、真っ直ぐ走る能力である。PSで曲がるのは簡単である。しかし、道路の凹凸や小石にタイヤが取られても、それに影響されずに真っ直ぐにタイヤを保持する能力がPSに求められる。PSには、操舵における剛性とあそびのバランスが求められ、高コンプライアンスが安定走行に求められる。人生航海での必要な能力と同じである。

 

人生道の耐力

 人生でも、誘惑に負けて、人生が曲げるのは簡単である。人生を真っ直ぐに走るのが難しい。人生にはあまりに多くの誘惑が満ち溢れている。コンプライアンスとは遵法精神とも訳される。自分の人生で定めた「法(戒め)」に、いかに遵守するかで、人生(=命)を輝かせ、堕落もさせる。いくら頭が良く能力の高い人でも、堕落しては人生価値がゼロになる。ゼロならまだしも、奇跡で生まれ、親が手塩をかけて育てた命を地獄に落とすことになる。

 

見学記 WASA号博物館

 WASA号は、1628年に当時世界最大の木造戦艦として製造された。その約100 年前の1521年にスウェーデン貴族のグスタフ・ヴァーサがスウェーデンを建国し、1523年に王位に就いた。1630年に、ヴァーサ国王の孫グスタフ2世アドルフが、リボリアを征服し、ドイツの新教徒を保護するという名目で、ドイツに侵攻して、第3期30年戦争(スウェーデン戦争)を引き起こした。その後スウェーデンは領土を拡大して、大国時代を迎えることになる。当時スウェーデンは列強に伍し、その勢力拡大を計っていが、それは長くは続かなかった。ヴァーサ号はその時代の戦艦である。その時日本は、やっと関が原の戦いが終わって、徳川の時代になったばかりである。当時の世界で、軍事大国で科学技術の先進国であったのがスウェーデンである。スウェーデンは、なんとドイツに戦争を仕掛けた歴史ある国でもある。かつ国王の名が、「アドロフ」には歴史の因縁を感じる。

 しかしWASA号は設計ミスのため(頭でっかちの不安定構成)、1628年8月10日にストックホルム港から処女航海に出たところ、港湾を出る前に突風に遭い、転覆沈没した。大砲の積み過ぎが原因とも言われる。この点で、歴史的な名戦艦である。戦わずに平和的に?沈んだのだから、いかにも未来の平和国家スウェーデンを予見するようなエピソードと言える。とはいえ世界最大の戦艦を建造するとは、スウェーデンは当時の軍事大国であった。海外との戦いで、そんな兵器を作らねばならないとは、不幸な時代である。それが今でも続いている。

 この艦は1961年に334 年ぶりに、水深31mの海底から引き上げられて修復され、現在はWASA号博物館として展示されている。沈んだ場所は分かっていたが、技術的な問題でこの時まで、引き上げることが出来なかったとか。極寒のバルト海の底に沈んでいたため、木造艦といってもあまり腐食もせず、原型をほぼ止めており、当時のスウェーデン黄金時代としての艦船装飾、彫刻像、備品等がつぶさに見えて、歴史的な鑑賞には興味深い。だだし古い木造艦のため、湿っぽく暗い雰囲気はあまり楽しいものではない。(1985年記、2020年6月30日更新)

 

当時の日本

 時に日本は関ヶ原の戦いが終わり、江戸幕府が始まり鎖国をして、平和な時代が始まったころである。徳川家康は、戦いの無い社会を作るため、戦国時代を鎖国で封鎖した。一つの選択として正しかったと思う。だから当時の日本には、戦艦の開発は不要となった。

Wasa1

  WASA号博物館パンフレットより

Wasahttp___letsgosweden__1

 在日スウェーデン大使館公認 観光情報サイトより

  http://letsgo-sweden.com/vasa-museum/

 

 排水量  1300トン

 大砲   64門

 乗員   435名

 全長   61m

 全幅   4.7m 

 全高   51m

 

 船の大きさは400名が働く全幅60mのビルと同じ規模である。

 

P10508471s

2020-06-30 久志能幾研究所通信 1649 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年6月28日 (日)

コロリ対策 私の免疫力向上戦略・戦術(1/3)

 癌になっても新型コロナに罹っても、どんな病気になっても、体に免疫力があれば、コロリとは死なない。新型コロナで死んでいるのは、免疫力が低下した癌患者や高齢者である。癌患者は癌では死なない。癌患者は抗がん剤等の薬で免疫力が低下して、外部から入ってきたバイ菌で肺炎等にかかり死んでいる。

 人生でトラブルに巻き込まれても、人生の復元力(コンプライアンス)があれば、人生で沈没することはない。人はトラブルそのものが原因で、沈没などしない。それを苦に精神を病んで沈没するのだ。復元力とは人生航海で沈没しないための免疫力である。多くの人は、事故に遭い、誘惑や賄賂に溺れて、突然死でコロリと逝く。

 人生航路では、安全に無事に目的地に到達するには、身体の免疫力と心の防御壁を強く(復元力を向上)させることが肝要である。そのため私は、戦略と戦術を立て、下記を実行している。

 仏様は、各臓器を守るために髪の毛や皮膚、骨を手配されたが、心だけは剥き出しのままにされた。だから精神の免疫力を自分で作らないと、心はすぐに傷ついてしまう。

 戦略とは、無駄な戦いを略して消耗をなくし、勝ちに導く知恵である。戦術とは、戦略を実現するための知識である。

 

 身体の免疫力には、身体の健康面への影響で、食事が35%、睡眠が30%も占める。免疫力を下げない基本は、狂った生活、狂った食事をしないこと。体の細胞が喜ぶ生活をすること。

 人生航海で沈没しないためには、災難に遭ってもへこたれず、早く復帰するために、心の復元力(コンプライアンス)を高めることだ。精神力を高め、魂の浄化をすることだ。

 

健康面

35%が食事(医食同源)

 良い水を飲む

 20回の咀嚼

 小食(ご飯は一食100g、左手でゆっくり食べる)

 果物は皮ごと食べる(皮に免疫力の成分がある)

  魚は頭から尻尾まで食べる

 味噌汁等の発酵食品と摂る

 加工食品を食べない

 冷たいものを食べない

 店頭のライス食べない(油が塗布されている)

 油分を食べない

 砂糖を摂らない(甘いモノ、スィーツを禁止)  

 添加物の入ったものを摂らない

 防腐剤の入ったものを摂らない

 乳製品を食べない

 肉は少しだけ

 完全禁酒(酒は少量でも発がん性物質)

 

30%が睡眠(人生寝たモノ勝ち)

 22時には就寝(22時から2時に成長ホルモンが出る)

 18時以降に食べない(12時間の絶食を)

 5時までベッドにいる

 

35%がそれ以外

 病気は対処慮法で治さない。真因を見つけて、それを除去する。

 薬を飲まない(薬は基本的に毒)

 病気と相談する。病気は仏様からの啓示。

 良い環境で過ごす。

 喫煙者と付き合わない

 よく歩く

 太陽に一日に10分間以上当たる 

 体を温める(お風呂) 41度で15分

 入浴後、冷水を浴びる。自律神経が刺激され、免疫力が向上。

 

2020-06-28 久志能幾研究所通信 1647 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年6月25日 (木)

ピロリ菌退治で、拝金コロリ菌感染者と大喧嘩

 2020年6月24日10時、愛知県がんセンターで先日のピロリ菌駆除治療の検査結果を聞いたら、失敗とのこと。それでピロリ菌二次駆除の薬を処方してもらった。その薬を入手する祭、4つの薬局でトラブルがあり、怒り心頭である。この一連の過程で、現在の医療業界の問題点が浮き彫りになった。現代医学は仁術を忘れ、算術しかしていない。修身の教育が必要である。

 

がんセンターでの治療費に呆れ

 がんセンターの担当医師より、ピロリ菌退治の検査結果と血液検査の結果の説明を受け、今後の生活方法の指導を受けた。

 問題は、その診察費が、たった340円であったこと。医師は持てるノウハウを使い、20分間の診察をしても僅か1000円(保険の3割負担として)の報酬である。だから日本医学界は、医師が、投薬、手術で稼ぐ手段に走らざるを得ない体制となっている。このため日本が医師の診療報酬を正しく評価せず、対処療法医療を野放しにしたため、日本の医療費が膨張した。

 

日本の財政を家庭に当てはめると

 40年前の日本の医療費総額は10兆円であった。それが現在40兆円超えに増え、患者も増えた。何かおかしい。

 これを一般家庭に例えると、年収600万円の家庭が400万円の医療費を払い、1000万円の生活を維持するため、毎年400万円の借金をしている。それが積もり積もって累積借金が1億円あるようなものだ。

 現在、日本国の年間予算は100兆円、税収60兆円、医療費総額が40兆円である。累積の借金が1000兆円である。その大金に群がっているのが薬剤業界である。どんな仕事でも使命感を失い、拝金主義に染まると堕落する。

 

S薬局での怒り

 前回はピロリ菌駆除薬の入手で、がんセンターに一番近いT薬局で、不快な目に会ったので、今回はがんセンターから一番遠い、地下鉄自由が丘駅の近くの薬局で入手することにした。私は問題があれば、すぐ再発防止をする。

 入店すると店員が直ぐ、パソコンで在庫を調べて奥に行った。ところが10分間も待たされてから、言われたことは「当店では在庫がありません。がんセンターの近くの薬局にあると思いますので、そちらに行って下さい」である。

 何のためにパソコンで在庫を調べたのだと、内心怒りである。小さな薬局なので、その薬があるかどうかくらいは頭に入れろと言いたかった。パソコンで在庫を調べたのは、そういう風にして別のネットを見て遊んでいたのかとも勘ぐってしまった。

 

SS薬局での怒り

 仕方がないので、体力が落ちていて疲れた体に鞭を打ち、また来た道を戻り、自由が丘駅からの長い坂道を登り、がんセンター近くのSS薬局にたどり着いた。

P1120514s

  愛知県がんセンターへの長い坂

  そこの薬局では、先客が古参の店員とやり取りをしていた。その高齢の客は認知症があるような話しぶりで、同じ話を何度も店員とやり取りをしている。私は諦めて10分ほどそれが終わるのを待っていた。

 途中で別の店員が顔を出して対応してくれた。何故、別の店員がいるなら、その古参の店員が客の来たことをその店員に告げないのか。それで10分間も無駄にした。

 その店員に欲しい薬を告げたら、彼女は「在庫を調べます」と奥に行った。次に出てきて、問診票を書いて欲しいと用紙を突き出した。

 私も疲れと今までの経緯で切れてしまい「何故、医師でもなく、治療もしない薬剤師の貴方に、こんな問診票の記載をしなければならないのか。癌患者は残り時間がないのだ。それを無視してこんな問診票を書かせるとは何事か」と凄い剣幕で噛みついたら、彼女はほうほうの体で奥に引っ込んでしまった。

 その薬局の問診票の管理からは、何も付加価値を生まない。時間の無駄である。その分、人件費と管理費がかかり薬価が高くなっているはずだ。

 その10分後、「当店にはこの薬の在庫はありません。取り寄せて、宅急便で送ります」と来た。たったそれだけで何で20分も(往復の時間を入れると30分)も無駄にしなければならぬのか。それなら大垣の地元で買えば済む話なので、時間の無駄に怒りを覚えて、注文を断り、その店を後にした。

 

M病院で落胆

 翌朝(木曜日、6月25日)、以前かかったことのある胃腸科病院に行ったら、専属薬局を紹介された。その店は木曜日が定休日で、また空振りである。

 

C薬局でキョトン

 それで以前通院した循環器系病院の専属薬局に、注文をするため行ったら、そこの在庫があるという。拍子抜けである。代価1620円を払って入手できた。

 何故、地方の小さな循環器系病院の専属薬局に在庫があって、愛知県がんセンター近辺の薬局にその癌関係の薬が置いてないのか。疑問が沸いてきた。 

P1070618s    ピロリ菌二次駆除の薬(一週間分)

.

C病院での呆れと怒り

 愛知県がんセンターの用事を終え、6月24日13時、名古屋のC病院に、緊急入院した叔母を見舞いに行った。叔母は脈数が毎分30迄低下して、救急車で病院に運ばれた。この日の午前中、腕にステンを入れる手術を施したばかりである。

 お見舞いで病室にいると、主治医が来て手術とその経過についての話があった。今後、落ち着いたら、腎臓透析をするしか手がないという。若ければ腎臓移植の選択肢もあるが、高齢のため腎臓移植は法律で禁止である。今から10年後に新薬が開発されるそうだが、超高額の薬となるはずという。だから現時点では、腎臓透析しか方法が残っていない。何故そこまで担当医が病状を放置したか、怒りである。

 聞けば、叔母は腎臓が悪く、薬を15種類も飲んでいるという。それも一人の医師からの処方である。狂気の沙汰である。薬投与は対処療法で、それで病気が治るわけではない。薬は基本的に毒である。薬は患部には効くが、他の正常な組織には毒として作用する。投薬だけの治療は、医師と薬剤関係者が儲かるだけなのだ。叔母に、C病院の主治医に話して、薬を統合してもらうようにと助言をした。

 私はサプリメントは飲んでいるが、薬は飲んでいない。

 

結論

 今までを俯瞰すると、現代医学は治療をして金を稼ぐが、病気を治すわけではない。むしろ薬漬けにして患者を病気にするという現実が見えてきた。これは医療関係者が使命感を忘れて、拝金コロリ菌に侵されたためと悟った。現代医学は対処療法に邁進している。堕落である。

 予防医学では医師に正当な報酬が渡らない現在の日本の医療制度が問題である。病気を治すより、病気にならない予防医学こそが大事である。それが病気の危機管理である。

 病気とは、仏様からの警告なのだ。病気になってもすぐ死ぬわけではない。自分の生活習慣を見直せとの仏様からの助言なのだ。それを無視するから、罰があたるのだ。

 

2020-06-25 久志能幾研究所通信 1644 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年6月24日 (水)

人生道でも呼称運転が大事

 自動車会社の試験車運転資格試験(テストドライバー試験)では、呼称運転が要求される。「右ヨシ」「左ヨシ」等の安全確認の呼称である。これをやらないと試験では減点である。

 試験車運転資格試験で、いくら正しく呼称運転をしても、他の項目が満点でも、急ブレーキをかければ、一発で不合格である。それでは安全確認運転、事前予想運転ができていなかったとみなされるからだ。試験車運転資格の最大の目的は、安全運転の遂行である。車は命を運ぶ道具である。それが他の工業製品と違うところである。その意識が高いから、トヨタは生き延びている。GМ、VW、日産、三菱自動車はそれを疎かにしたので、会社が左前になった。

 だから試験車運転資格では、スピーディに、スムースに、セイフティに運転することが求められる。速く走れればよいわけではない。

 私がこの試験を受けてテストドライバー資格を取ってから、もう30年近くになり、仕事や生活では縁が切れた資格であるが、今でも私は日常生活の運転でも呼称運転を続けている。安全運転上は効果があり、継続している。

 

人生の呼称運転

 人生の岐路では「右ヨシ、左ヨシ、ご縁の相手ヨシ、」の呼称をして、その選択が正しいか冷静に判断して、前に進む習慣が大事だと思う。人生とは、己の命を運ぶ車(人間の体)に乗って人生道を走っているのだ。だから人生の安全運転、危機管理が必用である。事故に会ったり、病気になるのは、人生の安全運転の心掛けを怠ったのだ。人生道の大事な決断は、一呼吸置いて、果断に決めることだ。

 

特急電車の呼称運転

 2020年6月24日、検診を受けるため大垣から名古屋の愛知県がんセンターに出向いた。その時、3密を避けるため、JRのホームライナー(名古屋から「特急しらさぎ」として運転)のグリーン車を利用した。年に数回の病院通いなので、780円を奮発してグリーン車を利用した。ホームライナーは普通車扱いなので、指定席券330円かグリーン車券780円で乗れる。

 グリーン車は先頭車両で、私を含めて2名しか乗っていなかった。この時、指定の席は前から3列目であった。ところがいつもと違うことが、運転席から呼称運転の声が聞こえてきたこと。それが頻繁である。窺うと、どうも新人の教育として指導教官が同乗して、その指導をしているようだ(後で確認したら、正解であった)。

 「〇〇オーライ、進行」「減速 速度75」「減速」「〇〇通過」「信号通過」「枇杷島通過」「信号通過」「〇〇注意」と、その声が客席に丸聞こえであった。列車運転で、どういう呼称をするか、大変勉強にはなった。

 

私の訓練時

 私は当時の試験者運転資格試験の訓練で、横の助手席に指導教官が同乗して訓練をした時のことを懐かしく思い出した。自分の経験から分かるが、横に指導教官が同乗していると、意識してつい呼称の声が大きくなるものだ。JRさんも安全には最大の取り組みをしていると感心した。

 

JRへのお願い

 特急電車の運転席のドアの防音性は薄く、すぐ後ろ乗客室に運転席の声が丸聞こえになる。そのことを認識して、呼称運転の指導をして欲しい。事情を知らない乗客には不快であろう。

P1130794s

2020-06-24 久志能幾研究所通信 1643 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年6月21日 (日)

日の当たる場所を歩こう

 太陽光を浴びるとビタミンDが生成される。人は太陽の下で過ごすことが、健康には必要だ。私は南雲吉則先生の指導で、免疫力向上、ガン予防のため、一日に10分間以上、太陽光を浴びることを指導されている。

 暗い部屋の中で一日中過ごすより、日に一度は太陽光を浴びると心も健やかになれる。暗い場所にいると、どうしても考えが暗くなる。

Photo

 南雲吉則著『病気が逃げていく! 紫外線のすごい力』主婦の友社

 

光を当てる

 ビジネスで大事なことは、何が問題かを見極めること。問題点に光を当てて明らかにすることである。暗くては、その問題点や徳性が浮かび上がらない。問題点が明らかになれば、解決策は無限に出てくる。

 56億7千万年先から仏さまが光を当てるから、暗闇の中で月が浮かび上がる。光を当てないと、何事も浮かび上がらない。それが明徳を明らかにすることである。

 

光に向かって走る

 人間にとって本当の幸せは、光の下にいる時ではない。その光を遠く見据えて、それに向かって懸命に走っている。無我夢中の時間の中にこそ、人生の充実があると思う。

『建築家 安藤忠雄』前文

 

暗闇から光の場所へ

 今いる場所が、日の当たらない部署でもいい。暗闇から光のあるところに向かって歩けばよいのだ。努力をしないと光の場所から暗闇に向かって転げ落ちる。暗闇にいると、どうしても考えが暗くなり、更に暗い方向へ進んでしまう。人間は、坂に上に置かれたボールのようなものだ。止まっていると坂を転げ落ちる。自分が努力すれば、自ずと社会の光となって、回りを照らす行動を取るようになる。理想は光の場所から、さらに輝く場所への昇華である。

 

光の当たる部署

 私の学生時代は、光が当たらない学校で過ごしたが、そこで頑張ったので、会社ではずっと光の当たる部署を歩くことができた。なんでも光るものを持つと社会では優遇してくれる。人と同じ光ではダメなのだ。同期の国立大学出の仲間に話を聞くと、私みたいに光の当たる仕事をさせてもらったのは少ないようだ。光の当たる部署では、海外経験を含めて多くの経験をすることができた。それが今の私の財産になっている。人生で最大の財産は、経験である。光が当たればその経験も豊富になる。だから頑張って光のある場所を目指すべきなのだ。頑張って動けば、それに見合った成果が出る。 

ゲーテの最期の言葉   もっと光を

4k8a2217s   馬場恵峰書

2020-06-21 久志能幾研究所通信 1640 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年6月18日 (木)

戒厳令下の「愛知県がんセンター」に通院

 一か月ほど前、一週間ピロリ菌駆除の薬を服用し、その駆除状態の確認検査のため、2020年6月17日、愛知県がんセンターに出向いた。

 ところが、がんセンター到着すると、正門入口は封鎖である。正門入口横の時間外入口が開いており「面会禁止」の大きな看板が3つも掲示されていた。ガン患者は、特に免疫力が低下しており、外来の面会者がウイルスを持ち込むことを警戒して「面会禁止」の処置と推定された。

 6月1日までは、入館時に非接触の温度計で額の温度を測定していたという。現在は各科の受付で非接触の温度計で額の温度を測定される。診察に来ている患者もいつもの半分以下の状況であった。新型コロナウイルス対策で戒厳令下である。

 病院がここまで神経を使うのは、新型コロナウイルスが免疫力の低下した癌患者や高齢者に猛威を振るっているからである。癌患者は病気のため、もともと免疫力が低下、また抗がん剤治療で更に免疫力低下をしている。若い免疫力が高い人には、新型コロナウイルスの致死率は通常のインフルエンザとあまり差がないが、免疫力の低下した人には、致死率が跳ね上がる。

 

P1130772s

免疫力維持対策

 今回の新型コロナウイルス騒動を機に、日頃の生活習慣を更に正して、死んでもいいから(?)免疫力の向上を健康管理の最大目標としたい。そのためには、狂った生活、狂った食事を避けるしかない。危機管理として、コロナに接触しない取り組みが必要だ。当たり前のことを当たり前にするのが正道である。誘惑の多い現代社会はそれが難しいが、自己管理でそれを乗り切りたい。

 

私の対策

 早寝早起き

   22時~02時に成長ホルモンが出る。

   成人後の成長ホルモンは、就寝中に傷んだ細胞を修復する。

 暴飲暴食を禁止

 糖質制限(ご飯は一食100g)

 完全禁酒

 適宜の運動(日に8000歩の散歩)

 シャワーでなく、お風呂に10分間浸かる。

 湯上りに冷水を浴びる(自律神経を刺激する)

 一日に10分間以上、太陽に当たる(ビタミンD)

 コーヒよりも水を飲む

 ノーパン生活(小麦粉を使った食品を控える)

 スィーツを控える

 果物は皮ごと食べる。キウイも皮ごと。

 

2020-06-18 久志能幾研究所通信 1636 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年6月14日 (日)

「歳の割には若く見えるね」を目標に生きる

 2020年6月12日、ナグモクリニックに血液検査の結果を聞きに行った。南雲吉則先生から「60を超えたら、歳の割には若く見えるね」と言われることを目標にしなさいと指導された。先生より血液検査データを基に、不足しているビタミン類を指導して頂いた。

 確かに60を超えたら、金も名誉も女もいらぬ。何時までも若くありたいが本心である。

 この時、9年前に購入して、熟読していた南雲吉則先生の著書を持参して、サインを頂いた。この本は各50万部ほど売れたという。ただし、今はこの本の内容は古典扱いなので、最近の著書を読んで欲しいと言われた。

P1070615s

 各左から2011年、2012年、2012年発行の著書

P1070616s

 サインを頂いた

 

政治家のあるべき姿

 政治家は、若く見られないと、選挙でも不利である。1960年、ケネディがニクソンと米大統領選を闘った時、米国民の選択は、若く見えるケネディを大統領に選んだ。ケネディは大統領選挙で若く見えるメークの作戦を立てていた。それに対してニクソンは、それには無頓着であった。テレビ討論会で、その画面に映る若さの差の姿が、選挙結果に現れた。それ以来、大統領選挙で顔のメークでのイメージ作戦が常識となった。

 

 選挙運動の重要な転換点は4回行われたケネディとニクソンの討論だった。これらは初めてテレビ中継された大統領候補同士の討論だった。ニクソンは最初の討論が開始される数時間前まで遊説を続けることに固執した。入院の原因となった怪我からも完全に回復して居らず、青ざめて病気のようであり、体重が落ち疲れて見えた。最初の討論のとき、メーキャップは男らしさには必要ないと拒み、その結果当時の白黒テレビでは無精髭が目立った。

 対照的にケネディは、ローフォードらのアドバイスによりメーキャップを念入りに行ったほか、最初の討論の前に休養を取り、日焼けして、自信に溢れ、討論の間もリラックスしていた。

 推計8,000万人が最初の討論を視聴した。テレビで討論を見た多くの人々が、ケネディが勝ったと思い、ラジオを聞いた人々(聴取者は少数)はニクソンが勝ったと思った。(この項、Wikipediaより編集)

 

小川敏の顔

 小川敏のようにシミだらけの顔をニコリともせず、渋い老人の顔を晒しては、大垣市の玄関にドクロを晒すようなものだ。

 何時までも権力の座に未練を作り、市長の座にしがみ付く姿を見ると哀れになる。本人は良いが、大垣市民が不幸である。福岡市の高島市長のように、若い活力ある顔や活力ある政策が、市民の誇りとなる。小川敏の旧態依然たる古い政治では、大垣が寂れて当然である。岐阜県第二の都市として、小川敏の顔では恥ずかしい。

 小川敏が、5選も市長に居座っていられるは、裏で画策して対抗馬が出ないようにしてしているためである。小川敏は、市長選の1年以上前から大垣財閥の支持を取り付け、市長選が公示されたときは、対抗馬が出られない状況を作り出している。だから、小川敏は、自身が若く見られなくも当選するつもりなので、外見に無頓着である。

 

小川敏の悪知恵

 それは小川敏が政治家を志した時、吝嗇な母親に泣いて止められた苦い経験から出た智慧である。母親は、政治は金がかかるから、息子が政治家になるのは絶対に反対であった。だから町内で話題になるくらいに泣いて立候補を止めた。それで小川敏が考えた手が、金のかからない選挙活動で、それが無投票当選に持ち込む作戦である。彼は母親思いである? だから市長職の座を最大限に利用して、事前選挙活動として、岐阜新聞等の紙面での売名活動を凄まじいまでにしている。

 小川敏は使うべき才能を、自分の保身に使っている。仏様は、その能力をそんなことに使うために与えたのではないのだ。罰が当たりますぞ。

Photo 髙島市長の若い顔。だから福岡市は日本一成長している。

 大垣市と大違いである。

  高島宗一郎著『福岡市を経営する』ダイヤモンド社

 

2020-06-14 久志能幾研究所通信 1632 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年6月13日 (土)

悪魔の死亡サイクル(脂肪サイクル)

疲れないための最強習慣

 「腹が減ったら、糖質たっぷりの食事(ラーメンや丼もの)やスィーツを食べる「スタミナ補給」こそが、「疲れの素」である。

 糖質がカラになってから脂肪を燃料とした脂肪サイクルが回りはじめた時、糖質を補給してしまうと、脂肪が使われないまま、糖質で動く「糖質サイクル」になってしまう。

 糖質は「燃費が悪く、消化吸収するためにたくさんのエネルギーが必要だから逆に疲れてしまう。

 さらに、すぐ腹が減るとすぐ糖質を補給すると「疲労の悪循環」になる。

 疲れないために「脂肪サイクル」を回す術は、まず「食べないこと」(p154)

  南雲吉則著『老けない人になるもう一つの習慣』青春出版社 2014年

 

Photo

寄付金をしゃぶる強欲習慣

 人工の組織は、体の組織と同じである。これを大垣行政に当てはめると、糖質たっぷりの食事とは、寄付金である。大垣市に金がないからと、業者に寄付を強制する。県下で一番豪華な新市庁舎を建てたので金が無くなり、周辺の公園整備のための寄付金を「広報おおがき」で募集している。なぜ最初から公園整備を含めた新市庁舎建設の予算としないのか。小川敏の愚政である。恥さらしである。

 企業は営利団体であるから、意味のないことに金は出さない。大垣市は売名行為か裏の利権を誘って寄付を割り当てると推定される。金がないのは、大垣市が小川敏の無能政治で衰退したから、収入(企業活動から得られる税金)が少なくなったためである。寄付金に頼れば頼るほど、大垣市の行政財政の健全さは無くなっていく。

 

大垣市は寄付金依存体質

 大垣市の一般会計では、寄付金額は他市の10倍の寄付金比率となっている。大垣市は、岐阜市や他市の10倍の寄付金比率で、寄付金に頼る異常な財政状態である。大垣市は、他市と比較してどう考えても異常である。だから岐阜新聞に頻繁に小川敏の寄付贈呈式の記事が載り、それを奨励しているわけだ。まるで乞食行政である。

 寄付金は不労所得なので、それにたかり、裏で懐に入れてしまう汚職が発生しやすいと考えられる。行政として「疲労」(腐敗)して、健全な行政を破壊する確率が高い。だから小川敏は大垣市独自のマル秘条令を作り、実施中の行事の会計報告を非公開としてしまった。

 小川敏が大垣市支局長を務める赤十字社大垣市支部の寄付でも、その2割が使途不明金である。善意で寄付しても、被災者には寄付金の2割が勝手にカットされ支給される。大垣市では、各会が集めた金額の7%がご褒美としてキャッシュバックされる。大垣市民はキャッシュバックを期待して寄付するわけではない。その事実さえ知らされていない。会計報告がないことをいいことに、誰かが懐に入れているとしか思えない。

小川敏は寄付で7億円も集めても、コロナ対策で2億円しか市民に与えない。強欲である。 

 

一般会計に占める寄付金比率比較

  令和2年度一般会計収入 うち寄付金額 比率

大垣市    603億6000万円  7.24億円  1.20%

岐阜市   1790億1000万円  2.10億円  0.12%

多治見市   417億5368万円  0.64億円  0.15%

高山市    422億3779万円  0.06億円  0.014%

刈谷市    607億8000万円 0.02億円  0.003%

 

2020-06-13 久志能幾研究所通信 1631 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年6月10日 (水)

私の枯れ葉作戦 「私のカレハ 左利き♪」

 還暦を過ぎると、人から受ける評価は散々である。やれ、ぬれ落ち葉、枯れ葉、落ち葉拾い、使用済み核燃料等と酷いものである。

 考えてみれば、60年間以上も体を酷使してきた。記憶力も低下し、目も悪くなり、鼻も悪くなり、耳も遠くなり、舌も回らない。その昔は、百の舌があると豪語したのに(昔の私のペンネームは「百舌鳥」。二枚舌ではありません。)。最近は人から金を借りるとすぐ忘れてしまう。しかし貸した金は忘れない。足も衰えた。頭の毛も心臓の毛も薄くなった。

 

戒名後の人生開花

 今回、戒名を授かったのを機に、これからの生き方を変えることにした。

 まず不要なモノを捨てる。不要なモノが高い土地を占有している。探し物も不要なモノがノイズとなって、探す時間を増やしている。自分の残り時間は、限られているのだ。

 二つ目が今まで、使えるのに、使っていないものを活用する、である。それで見つけたのが、左手である。身に備わった2つある器官で、均等に使っていないのが、手である。右利きに私は、右手ばかりを使ってきた。還暦後は、右手にお休みをしていただき、左手の出番を作ることにした。

 それで右能の活性化にもなり、食事もよく噛んで、ゆっくりと食べるようになって、健康には良い結果である。

 人体の器官は使わないと退化する、が原則である。左手でも使っていれば、右手とそん色なく活用できる。頭も使っていないと、認知症になる。

 

2020-06-10 久志能幾研究所通信 1628 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。