« 心の成長は10段階。菩薩を目指す | メイン | 黒い頭のカラスとの闘い »

2020年6月21日 (日)

日の当たる場所を歩こう

 太陽光を浴びるとビタミンDが生成される。人は太陽の下で過ごすことが、健康には必要だ。私は南雲吉則先生の指導で、免疫力向上、ガン予防のため、一日に10分間以上、太陽光を浴びることを指導されている。

 暗い部屋の中で一日中過ごすより、日に一度は太陽光を浴びると心も健やかになれる。暗い場所にいると、どうしても考えが暗くなる。

Photo

 南雲吉則著『病気が逃げていく! 紫外線のすごい力』主婦の友社

 

光を当てる

 ビジネスで大事なことは、何が問題かを見極めること。問題点に光を当てて明らかにすることである。暗くては、その問題点や徳性が浮かび上がらない。問題点が明らかになれば、解決策は無限に出てくる。

 56億7千万年先から仏さまが光を当てるから、暗闇の中で月が浮かび上がる。光を当てないと、何事も浮かび上がらない。それが明徳を明らかにすることである。

 

光に向かって走る

 人間にとって本当の幸せは、光の下にいる時ではない。その光を遠く見据えて、それに向かって懸命に走っている。無我夢中の時間の中にこそ、人生の充実があると思う。

『建築家 安藤忠雄』前文

 

暗闇から光の場所へ

 今いる場所が、日の当たらない部署でもいい。暗闇から光のあるところに向かって歩けばよいのだ。努力をしないと光の場所から暗闇に向かって転げ落ちる。暗闇にいると、どうしても考えが暗くなり、更に暗い方向へ進んでしまう。人間は、坂に上に置かれたボールのようなものだ。止まっていると坂を転げ落ちる。自分が努力すれば、自ずと社会の光となって、回りを照らす行動を取るようになる。理想は光の場所から、さらに輝く場所への昇華である。

 

光の当たる部署

 私の学生時代は、光が当たらない学校で過ごしたが、そこで頑張ったので、会社ではずっと光の当たる部署を歩くことができた。なんでも光るものを持つと社会では優遇してくれる。人と同じ光ではダメなのだ。同期の国立大学出の仲間に話を聞くと、私みたいに光の当たる仕事をさせてもらったのは少ないようだ。光の当たる部署では、海外経験を含めて多くの経験をすることができた。それが今の私の財産になっている。人生で最大の財産は、経験である。光が当たればその経験も豊富になる。だから頑張って光のある場所を目指すべきなのだ。頑張って動けば、それに見合った成果が出る。 

ゲーテの最期の言葉   もっと光を

4k8a2217s   馬場恵峰書

2020-06-21 久志能幾研究所通信 1640 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

コメント

コメントを投稿