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2022年3月22日 (火)

ウクライナ大統領の姿は、岸田首相の未来の姿

 

 国のリーダーの最大の責務は、国民の命を守ること。戦争は国民の命を奪う惨事で、絶対に避けねばならぬ。戦争をするのも、戦争を仕掛けられるのも、大罪である。そういう状況になったのは、リーダーの責任である。それを回避する政治をしなかったのだ。

 戦争になってからいくら勇敢に戦っても、後の祭りの政治活動である。それは手遅れの行動なのだ。

 孫子の兵法は、戦わずして勝つのが最高の兵法である。

 

平和な時代の終焉

 ロシアがウクライナ侵攻をして、平和な時代が終わり、弱肉強食の時代になた現実が露見した。国連など頼りにならない。国連の2大大国のロシア、中国が拒否権を行使すれば、軍事大国はやりたい放題の時代に逆戻りしたのだ。

 共産主義の狂人が権力を握ると、「力こそ正義」と核戦争も辞さない狂気を発動する。我々は自身で自国を守らねば、滅ぼされる。

 

どてっぱらに刃を突き付けらたら 

 ウクライナは地政学的にやばい場所で、ウクライナがNATOに入れば、ロシアから300キロほどの距離の場所にNATOが核ミサイルを配備する。そうるればプーチンが黙っているわけがないのは、理性ある政治家ならわかるはずだ。

  例えれば、中国に占領された京都に、東京を狙う核ミサイルを配備されるようなものだ。

 それをウクライナ大統領はNATO加入に走り回り、虎の尾を踏んだ。ロシアの侵攻の流れは政治の定石である。私がロシア大統領なら、侵攻はしないが、然るべき対応処置はするだろう。相手の立場になって考えれば自明のことだ。自分の国は責任者として守らねばならぬ。

 

キューバ危機

 同じことを旧ソ連の当時のフルフチョフ首相はキューバでやらかした。アメリカのどてっ腹にあるキューバに核ミサイル配備をしようとした。ケネディ大統領が激怒して、核戦争寸前のキューバ危機になったのは1962年のことだ。

 立場が変わり、ロシアがNATOの核ミサイルを配備される恐れが出たので、プーチンは行動しただけだ。ジェレンスキー大統領の政治がお粗末あっただけだ。ジェレンスキー大統領は歴史を知らなかっただけ。もっとうまく立ち回れたはずなのに。そういう大統領を選んだ国民にも責任がある。

 

日本有事

 ウクライナの姿は、明日の日本の姿である。中国とロシアは日本を虎視眈々と狙っている。中ロは連日、領海侵犯、領空侵犯をしている。学術学会に軍事スパイを送り込んでくる。マスコミも媚中派社員だらけである。中国は1900発のミサイルを日本に向けている。日本に対して領海侵犯する軍艦が2000隻もある。それに対してそれを守る日本の軍艦は500隻しかない。

 もし中国が日本に攻撃をしても、米軍は直ぐには反撃しないだろう。戦争になって、日本が火の海になってから、ゆっくりと軍事産業が武器を消費するため(金儲けするため)、米軍に大量に武器を送ってくるだろう。火事は大火になった方が、儲かるからだ。現在のウクライナ侵攻の状況を見れば、日本有事の際の米国の行動が予想される。米国は冷徹である。

 

ノー天気は犯罪

 今の岸田政権は、現在の危機状況に危機感を覚えず、「検討使」としてノー天気で過ごしている。責任者はやったことだけではなく、やらなかったことにも責任が問われる。岸田には、聞く耳はあっても、意思を表明する口も、行動する足もない。このままでは日本沈没である。そういう政治家を選んだ国民にも責任がある。もっと声を上げよう。

 

ジェノサイド大好き民族

 ロシアは人民を6000万人、中国は4000万人、アメリカは1000万人を虐殺した前科がある。そういう国に取り囲まれている自覚を持たないと、殺される。

 アメリカは武器産業を儲けさせるため、ウクライナには軍を送らず、手を出さないと公言して、ロシアを唆した。戦争が始まって、米国は武器を売り大儲けである。米軍事産業は大喜びである。なにせトランプ大統領時代は戦争がなく、米軍事産業は飢えていたのだ。ロシアも米大統領がしっかりしていれば、戦争などしかけない。バイデンは軽く見られたのだ。なにせ認知症が進んでいるようで、その言動が酷い。

 日本有事では、中国、ロシアに最初の攻撃をさせる画策をするだろう。その後、米国は武器を売って漁夫の利を得るのだ。それが現在のウクライナ侵攻の裏の姿から透けて見える筋書きである。

 

自衛隊は保険

 保険とは、最悪の状況にならないように費用をかけることだ。それで「事」が起きなければ、その費用は最大の費用対効果を上げたことになる。

 自衛力もその保険と同じである。保険があるから敵国は容易に攻めてこれない。プロレスラーに喧嘩を売るヤクザはいない。それと同じだ。夜に寝る時、玄関に鍵をかけると同じである。その防衛力増強に反対する野党は、敵国の回し者である。その議員に投票する国民は、日本の癌細胞である。政党支持率を見ると、共産党の支持者たちは60歳以上の老人ばかりだ。全共闘の成れの果てのようだ。彼らはこの50年間、何を学んだのか。

 

がんの侵略戦争

 がんで年間37万人が死んでいる。人をがんにする要因である食品が、テレビ、マスコミ上で氾濫している。まるで毎日、自分への体への領海侵犯である。それに対してけしかけているのがマスコミだ。その食材や添加物・防腐剤を認可する汚役人たちである。汚役人たちは自分達の利権確保に忙しのだ。

 自分の体は自分で守らないと、誰も守ってくれない。そのために少し高い食材を買うのは「保険」である。美味しい食材(罠)を避けるのは危機管理である。それは自分の体を守る自衛隊の維持費である。

 

2022-03-22  久志能幾研究所通信 2339号  小田泰仙

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2022年3月15日 (火)

「新型コロナ」報道対策で核兵器を使う? 

 

 最近は、ウクライナ侵攻のニュースがメインで、新型コロナウイルス報道の陰が薄くなった。今までが新型コロナウイルスに過剰報道で、痴呆的なタレントがワイド症でバカ丸出しの解説をしていた。私はそんな番組を見ないが、病院の待合室では、そういう類の番組が流されていて、嫌でも目に入り、不愉快極まりない。

 

 最近はウクライナ侵攻で、プーチンの核兵器使用の脅しが話題となっている。マスコミはその脅し発言に沸騰して、その新型コロナウイルスニュースは、以前よりも格段に少なくなった。それで正常なニュース報道になったようだ。そのため新型コロナ感染も実際に収まってきた。もともと普通の風邪のレベルまで感染力が激減したのに、今までが過剰報道が過ぎたのだ。

 コロナの伝染病指定を2類から5類に下げることもせず、2類のままに放置するから、医療施設がひっ迫する。政府もマスコミもマッチポンプである。それで政府もいかにもやっていますとの演技である。

 その間に、日本経済は壊滅的被害を受けた。それは政府のやらかした人災である。欧米に比べて、日本は後手後手の対応である。それで日本経済が大打撃である。

 要は、プーチンの核兵器使用の脅し発言で、新型コロナウイルス報道が雲散霧消したわけだ。日本の報道に自主性がなく情けない話である。

 

対策

 扇情的なワイドショーを潰すには、そんな番組を見ない事。それだけである。扇情的な報道が、日本を滅ぼす。それを見る国民の責任である。その番組の合間に癌の原因となる食品のCMを見せられ、ついそれに手を出してしまうのだ。流行り病が収まり、忘れたころの10年後に日本人のがん患者が激増するのだ。その真因は、亡国のマスコミ・テレビである。

 

静かなる核攻撃

 私は核兵器よりも、がんが怖い。日本では、がんで年間378,358人も死んでいる(2020年)。それも年々増加傾向である。日本人の3人に一人ががんで死んでいる。その恐ろしさは、自身ががん患者になってみないと分からない。

 がんは生活習慣病である。その生活習慣病にさせる要因の大きな一つが、テレビの食品CMである。

 テレビの食品CMで洗脳されて飽食して、その結果、がん以外に生活習慣病、循環器系の病気になり死亡する人が約30万人もいる(2020年)。

 65歳以上の15%が認知症になる現実が恐ろしい。日本には2020年現在、約602万人の患者と推定される。認知症は脳死と同じである。その原因もテレビの食品CMで洗脳されて食べてはいけないものを食べてしまうのが原因だ。例えばショートニングや添加剤、防腐剤、過剰な糖、脂、油、酒である。

 私はテレビの食品CMは、核兵器より怖しいと思う。サイレントニュークリアアタック(静かなる核攻撃)である。

 

 

2022-03-15  久志能幾研究所通信 2333号  小田泰仙

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2022年3月 8日 (火)

ウクライナ侵攻は、人が癌に罹ると同じ

 

 人の体は、外敵からの侵入を防ぐため、緻密な防御システムが作られている。外部からの敵を防ぐシステムが免疫機能である。その仕組みは、国を守るシステムと同じである。

 

人体の免疫機能

 ウイルス等の外敵が体内に入ってこれば、白血球などの免疫酵素が外敵を殺して体を守ってくれる。その防衛戦争に過程で、免疫細胞が敵と戦って死に、その死骸が膿として出る。その防衛戦争で戦いの証しとして発熱する。

 毒素が食べ物で入ってくれば、嘔吐や下痢でその毒を外に出してくれる。

 だから病気になって発熱やアレルギー反応が出た時、それを抑える薬は、逆に体を弱める作用をする。

 

がんになる

 がんになるのも同じである。がんは体内で毎日数千個が出来ているが、免疫酵素がそれを殺して、人体を健康に維持してくれている。しかし、その免疫力が外からの敵の攻撃に負けた時に、がんになる。それまでには10年の歳月が必要だ。一日でがんになるわけではない。知らないうちに、少しづつ侵略されていく。サイレントインジェクション(静かな侵略)である。

 

外国の侵略

 外国勢力の侵略は、まさにこの体の防衛戦争と同じである。敵が攻めてこれば国の軍隊や自衛隊が血を流して闘ってくれる。

 それなのに、その自衛隊を2010年当時の民主党の仙谷官房長官は、暴力組織と罵倒したのだ。そんな民主党を選んだ国民にも責任がある。民主党政権時代、中国共産党はやりたい放題であった。国の免疫機能が働かなかったためだ。

 

憲法9条という幻

 モンゴルが中共軍に攻撃されて、国が消滅したのは、憲法9条が無かったためではない。モンゴルに敵の軍隊を防ぐ軍備がなかったためだ。

 日本共産党、日本社会党、その後継者たちが、日本が軍備を増やすのを妨害するのは、この防衛戦争を邪魔して、外の共産国家の日本侵略を助けるためである。日本にこの免疫力(防衛力)がついては、侵略する時に困るからだ。

 

身内のがん細胞

 ロシアのウクライナ侵攻を助けたのは、身内の反政府勢力(身内のがん細胞)である。それに乗じて、ロシアは侵攻すれば、すぐに傀儡政権を建てられると思って、堂々を侵略した。なにせバイデン政権が、「米国はウクライナに軍隊を送らない」と何度も広言して、侵攻に誘いをかけたのだ。トランプ大統領であったらこんな戦争にはならなかった。

 戦争になってから武器を送れば、米国軍事産業が儲かるのだ。米国はもう何年も戦争をしていないので、米国軍事産業は飢えていたのだ。自分達は血を流さず、濡れ手に粟である。

 

米国の裏切り

 ウクライナに米国は「なにかあったら米国が守る」と言って、核兵器放棄をさせた。ウクライナの核兵器は、国を守る大きな免疫力であった。それがあれば、ロシアは恐ろしくて攻めてこれない。それを無くしたから、プーチンは攻める気になった。ウクライナとの条約を米国が守らないと公言したからだ。つまり「米国はウクライナに軍隊を送らない」と何度も広言したのだ。これを見れば米国は、日本が侵略されても助けないことは容易に想像できる。自分の国を守るのは自分達である。

 

身内のがん

 癌細胞が怖いのは、自分の体の細胞がガン化して、自分で自分の体を攻撃するからだ。それは獅子身中の虫どころか、獅子身中の癌なのだ。

 媚中議員、中国と軍事の共同研究する日本国立大学教授、軍事研究に反対する学術学会、中国留学生、孔子学院、等は日本への侵略を手助けする国賊なのだ。

 

国賊

 共産党を支持する彼らはがん細胞、国賊なのだ。先進諸国では、法律で共産党の設立が禁止されている。先進諸国中で、共産党があるのは日本だけである。それを支持する痴呆老人たちが信じられない。若い人は共産党を支持していない。共産党支持者は昔の全共闘支持者の成れの果てである。70年前に共産党に洗脳されて、亡国の宗教に染まったのだ。洗脳の恐ろしさは、オウム真理教が示してくれた。共産党の狂人たちは、世界の1億人の人民を殺戮した。

 

我家の敵

 ロシアは第二次世界大戦後、無条件降伏した日本に対して、65万人を捕虜として極寒のシベリアで強制労働をさせ、6万人(一節で10万人)を殺した。その一人が私の家の叔父である。日本が共産国に占領されたら、同じ目に会わされる。ウクライナの悲劇は他人事ではない。ウイグル族の悲劇は明日の日本の姿である。金儲け優先で、それに目をつぶる企業もマスコミも国賊である。そいつらが、じわじわと日本の国体をガン化させて、蝕んでいる。ウクライナのようになってからでは遅いのだ。

 

余命宣告

 私のがんも自覚症状がなく、気が付いた時は、手遅れ寸前であった。医師から余命宣告さえされた。日本が共産主義のがんに侵され、手遅れになってはならない。今のままでは30年後に、日本は、中国の日本自治区になってしまう。がんは早期発見、早期治療である。日頃の免疫機能の維持が大切である。

 幸福はまず何よりも健康の中にある。

 

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 馬場恵峰書 

                                 

2022-03-08 久志能幾研究所通信 2326号  小田泰仙

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2022年3月 3日 (木)

説明上手は真摯さ。生き方上手も同じ。人生百年は嘘

 

説明の真摯さ

 会社のプレゼンや営業で、説明がうまい人もいれば、聞いていてイライラする人もいる。その差は才能でもなければ、口先のテクニックでもない。要は、その説明の目的を意識しているかどうかである。その説明で何を相手に訴えたいかを真剣に意識しているかである。それを話の寄り道をするから、目的から逸れる。説明とは、聞いて頂く相手の時間(命)を分けて頂く真剣勝負なのだ。

 説明するなら、直ぐに結論を述べて、その後にその補足のデータを示せばより。それを回りくどく最後になってその結論を言うから、聴衆は何を聞いていたのか忘れてしまう。

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説明の技術は補完的な技

 説明には説明の法則がある。説明の順序がある。説明というプロジェクトを組み立てるなら、その設計デザインを緻密にせねばならぬ。そうしないと相手にこちらの心が伝わらない。説明は、こちらの意図の伝達である。そのデザインが不適正だと、「伝」だけになり、「達」しない。それはデザイン失敗である。

 

 相手に伝えるには、その志が第一である。何のために説明するかの使命を考えねがならぬ。伝えるためには、伝達法則がある。そのテクニカルライティング技法は説明の技法であって、あくまで説明者の伝えたい志を補完する技法である。

 説明は漫談ではないのだ。大学の授業でも、漫談にちかい講義もあったが、それを振り返ると、その講義の準備が真剣にされていなかったことが分かる。その教授は、真摯さに欠けていた。講義をするにも、相手は時間を割いてきているのだ。

 

生き方上手

 生き方上手も同じである。何のために自分は生きているかを忘れて、わき道に逸れて遊び惚けるから、何の達成もできず、死を迎える。

 

 看々臘月盡(かんかんろうげつじん)、命には終りがある。一日一日、命は尽きていく。ボーとしていても一日一日、命は尽きていく。人はそんなに長くは生きられない。自分の使命の一本道を、脇目も振らず邁進しないと、仏様が、用無しとみなして、この世から排除してしまう。

 自分の生きる目的は何かを探すことが、生き方上手の第一歩である。

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 人生100年は嘘? 現実を直視しよう

 団塊の世代の現在の平均年齢を75歳とすると、平均寿命まであと5年しかない。健康寿命を考えれば実質数年である。命は一時間ごとに尽きていくのだ。一日に24時間もあっても睡眠、食事等を除けば、一日に10時間ほどしか使えない。10時間×365日×5年×5割(健康寿命)=9,125時間しか残っていないのだ。もう時間がないのだ。

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 日本人の平均寿命

 平均寿命 81.41歳(男性) 87.45歳(女性) 

 健康寿命 72.68 歳(男性) 75.38歳(女性)

   2019年の厚生労働省のデータ

 日本人の男性は死ぬまでに8.7年、女性は12年も不健康な状態か寝たきりの状態になる。いつまでも若い時のように動けないのだ。命は段々と尽きていくのだ。

 私に癌が見つかり手術をしたのは、68.5歳の時である。それから半健康的な状態で何とか生きている。5年後の生存率51%を宣告された。5年後には同じ病気の人が半分は死ぬのだ。その歳が日本人の健康寿命72.68歳に近いのに愕然とした。そうなんだ、人は直ぐ死ぬのではなく、死ぬまでの10年間程、不健康な状態や寝たきりの状態に置かれる。このデータから、嫌でも死への準備をせざるを得ない。

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死は年功序列今度は自分の番

 今までは師の訃報が続いたが、最近は団塊の世代の元上司の訃報が増えた。年功序列から言えば、今度は我々の世代の番である。

 若い世代は、ひとごとだと思うかも知れないが、すぐに順番が来るのだ。私も若い頃はそう思っていた。人生などあっという間だ。それが人生だ。

 日暮れて道遠し、自分の使命のやり取り残しを必死にやることこそが、生き方上手である。

 

政治が上手

 政治の目的は、民を自然災害から安全に守り、安心して暮らせるように段取りし、敵から民を守り、民の財産を守り、民の生活を豊かにすることだ。

 それを自分の名誉欲、権力欲、利権欲に振り回され、民のことを後回しにするから、政治が乱れ、国が衰退するのだ。その例がロシアのプーチン政権であり、日本の政治であり、大垣市の政治である。

 前市長の無為無策で大垣市は没落して、公示地価が半減以下に暴落して、市民の財産が半減したのだ。前市長は市民の財産を守ってくれなかったのだ。大垣市の危機管理は杜撰で、市民は安心して暮らせない。大垣市は政治が下手である。

 日本の政治は「検討使」と噂される岸田政権で、不幸である。岸田首相は回りの意見だけは聞くが、適正な決断ができず、国民を不幸にする政治しかしないから、景気が少しも良くならない。岸田首相は、首相になった目的が曖昧だからだ。そのため国際社会からのけ者にされる。情けない話である。

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 馬場恵峰書

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2022-03-03 久志能幾研究所通信 2321号  小田泰仙

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2022年2月26日 (土)

ウクライナ侵攻は他山の石、自分の城は自分で守れ

 

 2022年2月21日、ロシアのプーチンはウクライナに軍事進攻を始めた。そこで今までくすぶっていた問題点が発火した。火事の元は早くから消さないとダメなのよ。自分の城が火事になるまでに、ボヤの状態で消さないと経営者失格である。自分は自分自身の社長、日本国内の自分(自らの分)の社長なのだ。その権限履行は、選挙での投票である。それを思考ゼロで投票するから、日本国が大火になる寸前になった。それをロシアのウクライナ侵攻が明らかにしてくれた。

 

 

米国を信じる愚

 米国は約束を守らない事実が露見。1994年、ハンガリーのブタペストで開催された欧州安全保障協力機構会議での署名された政治協定書で、「ウクライナが攻められたら、米国、ロシア、イギリスの核保有国が軍隊を送って守る」と覚書に署名した。それでウクライナに核兵器を放棄させた。

 しかし米国は、今回のロシアのウクライナ侵攻で、軍隊を送らず、協定書を守らなかった。非常時に米国は守ってくれないのだ。だから日米安保条約で本当に米国が日本のために米国の若者の血を流すかは疑問である。米国議会が反対するだろう。

 

国連を信じる愚

 国連は、戦後77年経ても、いまだ日本は連合国の敵国扱いである。

 国連は守ってくれないのだ。今回のロシア軍事侵攻を国連で非難決議を決めても、ロシアの拒否権発動で、非難決議が通らない。国連は無力である。

 中国は、ロシアと同じく拒否権を持っている。中国が尖閣諸島、沖縄に侵攻しても国連は守ってくれない。非難決議案も中国が拒否権を発動する。

 

平和を信じる愚

 プーチンはヨーロッパの生殺与奪の権を握っている。プーチンは狡猾である。いざとなれば、ロシアがドイツ等への天然ガスパイプラインを止めれば、ドイツや欧州は全土が停電となり、工業生産は止り、国民は凍る。だからEUはロシアに非難声明だけで行動せず、及び腰である。だから軍事行動はとれない。それをプーチンは見越している。天然ガスという「武器」を持った国は強いのだ。

 認知症が進むバイデン大統領は、オオカミ少年のようにウクライナの危機を吠えていたが、軍事侵攻が起きても動かなかった。

 欧州のあほな再生エネルギー政策盲進で、原発はなくなり、石炭石油発電もなくなり、この機を狙ったように猛烈な寒波が襲来して、太陽光発電、風力発電がダウンし、電力不足が欧州を襲っている。それで石油の値段が上がり、資源国のロシアは経済的に復活したのだ。

 

常識と正義が通じると信じる愚

 戦後77年経った平成4年現在、こんな横暴な侵略は起こらないと思う方がノー天気である。独裁者が軍事力をもって他国を軍事力で攻める現実が正しいのだ。中国にはプーチン以上の独裁者がいるのだ。

 

国内の敵をのさばらせる愚

 日本国内で、一部の外国住民が、住民の意思だと日本から独立を宣言して、ロシアや中国が北海道や放れ小島で軍事侵略をすれば、今のウクライナと同じと状態になる。米国が軍事行動をしなければ、日本の一部は、ウクライナのようにロシア、中国に占領される。

 戦後77年経つが、戦争中と状況は変わらない。のんきに非武装中立、軍備拡大反対というのは、敵国の回し者と同じである。獅子身中の虫である。その非常時には憲法9条など何の役にも立たない。日米安保条約も、その時に通用するかどうか保証の限りではない。今のウクライナ情勢が正しいのだ。が今は、認知症と噂されるバイデン大統領が政権を握っているのだ。

 いくら正論を国際社会で掲げても、敵の実行支配には国際機関も動かない。それは韓国に強奪された竹島の例を見れば歴然としている。

 

我々に出来ることは、国賊の議員に投票しないことだけだ。

 立憲民主党、国民民主党、共産党、公明党と自民党内の媚中議員は、中国の横暴を非難しない。彼らは媚中派の議員達である。裏でハニートラップされたか、金をもらって言いたいことが言えないとしか思えない。国賊議員達である。国の危機を増長させる議員達だ。

 毎日、尖閣諸島の近辺に中国共産党の武装漁船がうろうろし、戦闘機が領空侵犯をするのは、毎日、強盗する気の男が刃物をもって自宅の回りをうろうろしていると同じである。それに立憲民主党、国民民主党、共産党、公明党は何も言わない。媚中派の議員は、ウイグル族のジェノサイド非難決議も潰してしまった。北京オリンピックのボイコットも妨害した。国防の増強には媚中議員は大反対である。一体どこの利益を守りたい議員なのだ。

中国の民衆殺戮

 20世紀の民衆殺戮の中では中国共産党による民衆殺戮3,870万2千人はソビエト連邦による6,191万1千人に次ぐものであり、ナチスの2,200万人より多い。中国国民党による民衆殺戮1,021万4千人がこれに続き、日本の軍国主義者による第二次大戦中の民衆殺戮(中国以外の地域での民衆殺戮を含む)は589万人である[2]。

  [2] :a b ラムル 2008, p. 31

 原題: China's Bloody Century: Genocide and Mass Murder Since 1900)は、1900年の義和団の乱(義和団事変)以降、1989年の天安門事件まで、中国で起きた政治暴力を網羅的に記述し、犠牲者数の推計を行ったアメリカ合衆国ハワイ大学教授R・J・ラムル(Rudolph Rummel)の研究書。

 原著はアメリカで1991年に出版され、日本語版が2008年4月に出版されている。

 中国の民衆殺戮 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 共産党の最終目的は、天皇陛下の首を切ることである。私有財産の制限と共有化である。言論統制である。共産党幹部の独裁である。それは中国の現状を見れば、一目瞭然である。先進国で、共産党が認められているのは、日本だけである。他国は、共産党の存在が法律違反である。そんなことを党是とする党に投票する人の気がしれない。今の日本の危機状態は、我々の認識不足である。我が国を滅ぼすのは、国外の敵ではなく、そんな党に投票する身内が敵なのだ。

 

前職の会社の危機

 その昔、当時起きた世界的経済危機が発生し、当社が経営的に苦しくなり、社長が親会社のトヨタに泣きついたら、最高の援助をもらった。それは「自分の城は自分で守れ」との助言だけであった。下手に援助だけをすれば、相手に自助力がつかない。流石にトヨタである。金をかけない素晴らしいアドバイスである。まず身を正そう。

 

自分の街の危機

 自分の都市の政治に無関心だから、独裁長期政権の市長は、増税、無策の施策にやりたい放題になるのだ。議員の発言、市民を苦しめる法案へに賛否投票を観察して、次に選挙では落とすべき議員に投票しないようにしないと、都市の政治が良くならない。それを放置したから、大垣市は没落した。異常な政治家を放置した大垣市民にも責任がある。

 

自分有限会社の危機

 今の自分の危機は、自分の体に対してのサイレントインジェクション(静かなる侵略)である。甘い宣伝言語で、美味しいものをこれでもかこれでもかとテレビコマーシャルで放映される。洗脳教育である。甘いもの(糖分、添加物、防腐剤)、毒としての酒、たばこ、過剰な医薬品、無駄なワクチンが氾濫している。自制心をなくせば、飽食になり、病気になるのは、自然の理である。自分の体を守るのは、自分である。ウクライナより、自分の体の危機を見つめよう。

 

2022-02-26 久志能幾研究所通信 2316号  小田泰仙

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2022年2月23日 (水)

お茶のカテキンは避妊薬? 私は毒を飲まない

 

 全ての種は種族を守るため、子孫を残すため、その身に毒を持っている。人間に食べられたいと思っている植物や動物はいない。その防止策としての毒である。

 酒は蓄積毒、発癌性物質である。「酒は百薬の長」は嘘である。少量でも毒である。お茶も毒である。空腹時、緑茶だけを飲むと吸引障害、低血糖を起こす恐れがある。

 ブロッコリースプラウトなどの「植物の芽」だけを毎日食べ続けていると痛風なる恐れが高い。

 同じようにキャビア、明太子等の卵を、毎日、多量に食べると痛風になる恐れがある。卵を多量に食べられてしまっては、種が滅んでしまう。それを防ぐための毒が、卵に仕込まれている。鶏卵は大きく食べる数が少ないので、その恐れは少ない。

 同じように植物の成分は、その種の保存、子孫繁栄のために、「毒」の成分が備えられている。

 

天敵対策

 ハマキガの幼虫は大食漢で、発育も旺盛、大好物がお茶の葉である。お茶にとっては、種の保存の危機的問題である。だから天は、お茶の葉にハマキガの幼虫が消化吸収障害を起こさせる「毒」を備えさせた。その毒はタンニンである。お茶の渋みのもととなるのは、ポリフェノールである。タンニンを取得するとハマキガの幼虫は発育できなくなってしまう。

 

人間も天敵

 お茶っ葉を摘む人間もお茶にとって天敵である。その葉に含まれるタンニンを空腹時に摂取すると、同じように消化吸収障害が起きる。満腹時にタンニンを摂取すると、血糖値が下がってすっきりする。それが過食に溺れた人には、肥満防止、痩身作用となる。不自然な形で肥満防止の効果を出している。しかし宇宙根源の理には合っていない。どこかで体を痛めている。

 だから濃いお茶を飲む場合は、必ず食事と一緒に摂る事。育ち盛りの子供や病人は、濃いお茶を避けるべきだ。

 

 この項、南雲吉則著『実年齢より20歳若返る』PHP文庫を参考に記載

 

 濃いお茶を摂ると、どうしても甘いものが食べたくなる。それを防ぐため、お茶を飲まなければよい。お水が一番である。

 

 だから私は、お茶を飲まない。私が飲むのは水か白湯かブラックコーヒである。私は健康管理として、起床したら必ず白湯を一杯である。コーヒではない。熟睡のため、18時以降はコーヒを取らず、白湯だけである。

 

天敵より怖い拝金主義者

 生物や動物の持つ毒は、種の防衛のためで可愛いものだ。ところが金儲け、自己の利権拡大のため、毒になる添加物や防腐剤、砂糖、脂分を多量に入った嗜好食品を販売している食費品業界、宣伝マスコミ、それの認可官僚は悪質である。そのために癌で年間約37万人が死んでいる。40年前の4倍に激増しているのに、マスコミも役所も騒がない。その死者は、新型コロナウイルスでの犠牲者数どころではない。毎年、インフルエンザで1万人が死んでいる。新型コロナウイルスではそれ以下の死者数である。医療費が43兆円も使われれば、国が成長できなくて当然だ。それらを食いつぶしている毒虫が政府やマスコミ、食料産業に巣くっている。奴らは口裏を合わせて、癌死の多さを新型コロナウイルス騒動で隠している。

 

自分の城は自分で守れ

 自分の身を守るため、「毒」の食品を食べないことだ。毒の医療を受けないことだ。その知識を持つことだ。洗脳教育のテレビを見ないことだ。政府を信じないことだ。毒議員に投票しないことだ。自分の城は自分で守れ。

 

2022-02-23 久志能幾研究所通信 2313号  小田泰仙

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2022年2月16日 (水)

佛はジェネリック薬品を飲まない

 

 「佛」とは「人」「非ず」と書いて「佛」である。「非」の端の部分が変形して「弗」である。つまり人ではない存在になったのが「佛」である。

 医療用薬品は、新医薬(先発薬)とジェネリック薬品(後発薬)に分けられる。ジェネリック薬品(後発薬)は先発薬と同じ有効成分を含み、有効性・安全性が先発役と同等であると国から製造・販売が認められている。製造上や成分上で特許があれば、全く同じものは作れない。だから厳密には、ジェネリックは新医薬と同じではない。薬は基本的に毒である。だから急ぎで金儲け目的で作ったジェネリック薬品は想定外の副作用の危険性もある。

 だから製薬会社の人間の中には、ジェネリック薬品は絶対に飲まないと言う人もいる。

 法律的に、保護期間が終われば自由にその製法で薬を販売しても良いが、私は、井戸を掘ってくれた恩人(佛)に報いるため、決してジェネリック薬品は飲まない。

 

佛の汗

 新薬を開発するには、人知を超えた大変な労力を要する。どこよりも早く、苦労して開発した新医薬(先発薬)には、開発者の血と涙と汗が籠っている。新薬の開発者は、人類にとって佛様である。だから私は安いからとジェネリックを使う気にはなれない。私は、研究開発の部門に席を置いていたので、先人の苦労を理解できるからだ。それを安易に真似して作り、販売する会社に違和感を覚える。

 

 診療報酬ではジェネリック薬を使用すると、保険点数が加算される。だから、医者に行くと、必ずジェネリックの使用を打診される。私は決してジェネリックを使わない。

 

2022-02-16  久志能幾研究所通信 2306号  小田泰仙

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2022年2月13日 (日)

ヒートテックは危険 おぞましいユニクロ下着を廃棄

 

 ヒートテックは体に悪い影響があることが分かり、早々に11着ほどのユニクロのヒートテック下着を、今日(2月13日)、捨てた。約2万円分である。お金の問題ではない。自分の命には代えられないからだ。ユニクロ製は、おぞましいウイグル族の人権問題が取りざたされているので、躊躇なく捨てることができた。ヒートテックはジェノサイドには直接関係ないが、ユニクロを考えると、つい連想してしまうのは、致し方あるまい。それは会社の徳の問題である。

 

ヒートテックは温かいが、下記の問題点を包含している。

 1 体温調整機能の劣化、脳機能の低下

 2 静電気により体温の低下

 3 乾燥肌、アトピー性皮膚炎等の肌への悪影響

 4 電磁波の悪影響

 

 

ヒートテックとは

 ヒートテックとは、ユニクロが繊維メーカーの東レと共同開発した商品で、中空の特殊繊維から構成される。その特殊繊維が、人間の身体から出る水分が水蒸気に変化するエネルギーを熱エネルギーに変換し、素材そのものが熱を持つ。また繊維間の空気の層が断熱効果を発揮し、熱が外へ逃げるのを防ぐ。

 

 欠点として、その優れた機能が体の体温調節機能を低下させて、脳の働きにまで低下させる。(最近、頭の回転が悪くなったのは、ヒートテックのせいだった?)

 

人体の体温調整機能

 皮膚は体全身を覆っており、血液の10~15%が皮膚の血管を循環している。暑い時は血流を少し弱くして暑さに対抗する。寒い時は血流を活発にして寒さに対応する。気温や湿度などの変化を肌が感じ取って脳に伝える。気温や湿度などによって血流を変化させて対応する。しかし、ヒートテックはこの機能を低下させる。怖ろしいことは、使わない機能は退化する、である。

 

 ヒートテック下着で、体は常に静電気で酸化してしまう。この静電気の酸化によって体温が低下して血行が悪くなる。血行が悪い低体温の女性の共通点は、免疫機能が低下していて、生理痛がひどくなる。免疫機能が低下すると、がんにも罹りやすくなる。最近は、若い女性の癌が激増している。これも影響したかもしれない。

 

肌への影響

 ヒートテックを着用すると、乾燥肌の人やアトピーの人は湿疹がひどくなったり出やすくなったりするようだ。

 薄手で温かく、更には低価格と人気が高いヒートテックだが、静電気により血行不良を引き起こす。ヒートテックを着用していると血行が悪いのに、体温は保持されている。それは人体にとっては不自然な状態といえる。そのツケは病気という形で払う。

 

電磁波の危険性

 体温調節機能の低下の他に、電磁波の問題が懸念される。ヒートテックを着用してMRIを受けると、発せられた電磁波をヒートテックが吸収し、ヤケドの恐れがある。だから、MRI検査では、ヒートテックは着用禁止である。

 日常生活でMRIを意識することはないが、電磁波を発する機器は生活圏内にも多数存在する。冬場は電気毛布、電気コタツ等がある。知らず知らず体にダメージが受けている恐れが付きまとう。

 

人間の自律神経

 人は寒い時は、寒がるがよい。寒い時は自律神経が働いて、それに対応した機能を発揮する。いままで数十年間、ヒートテックなどなくても、普通に生活で来た。それが宇宙根源の理にあった生活である。

 それを過保護にすると、体が変調をきたす。過剰に甘やかすから、病気が蔓延するのだ。

 やんごとなき方の婿も過剰な忖度で、裏口専門で編入させられるから、正常な生活を送る能力が育たないのだ。人は入学試験を合格するための猛勉強の試練を経て成長する。kkは政府仕様の分厚いヒートテックを羽織っている。それでは面の皮だけが熱くなる。それでは病気になる。まともな神経ではなくなり、ああいう恥ずかしい行動を取るようになる。世も末である。

 

Img_63941s 馬場恵峰書

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2022-02-03  久志能幾研究所通信 2303号  小田泰仙

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2022年2月 5日 (土)

人生で最大の金儲け 無病息災、一病息災

 

 人生での最大の金儲けの手段は、「無病息災」である。しかし長い人生では、無病は理想であるが少し無理がある。しかし、一病息災であれば何とかできそうだ。病気もなく健康な人よりも、一つぐらい持病があるほうが健康に気を配り、かえって長生きする。

 

 病気をすれば直ぐ数百万円の金など飛んで無くなってしまう。大事な仕事をする時間が奪われる。がんを患えば、百万円単位の金が無くなる。私もガンを患い500万円程金を使った。ガンになれば、金の多寡は言ってはいられない。

 交通事故を起こせば100万円くらいの金は直ぐ無くなる。後始末の時間ロスも膨大である。保険会社の統計によると、日本人は平均13年に一度交通事故を起こし、43万円を失う。人身事故なら一件で96万円を失う。

 データは少し古いが、年間の物損事故が約 2,000,000件で、保険金支払い概算が約8,600 億円(43万円/件)である。(1990年度)

 人身事故は 890,000件で、保険金支払いが約8,500 億円(96万円/件)である。

 だから人生で最大の仕事は健康管理、危機管理である。死のうと思っても、おいそれとは死ねないが、病気は不摂生で簡単に病気になる。少し油断すると事故にあう。人生での最大の親孝行は、健康管理である。親から頂いた自分という乗り物(体)を大事にしよう。

 

人生の価値

 病気に罹り、事故に遭えば時間ごとにお金が消えていく。時間コストを1時間1万円で計算すると下記である。トヨタでは、1分100円でコスト計算をする。

 一分=167円

 一秒=2.8円

 一時間=1万円

 一生の価値=10000円/H×12H×365日×(95-22)年

      =3,197,4000,000円

              ≒32億円

 

 自分の価値を再認識して、日々を大事にしよう。それを認識すれば、遊び惚けてなどいられない。生涯現役である。

 

息災とは

 「息災」とは、もとは仏の力によって災害・病気など災いを除く意味である。「息」はやめる、防ぐ意味で、転じて健康で元気なさまをいう。

 佛力は理性では獲得できない。見えないものを信じて精進するしか手に入らない力である。その仏力を人生に活かせてこそ、人間の人生だ。

 理性は目に見えるものしか信じられない。しかし目に見えない何物かがある。村上和雄先生は、それをサムシンググレートと呼ばれている。その目に見えない何物かの存在を無視して、自然界を破壊して金儲けに驀進するから、大宇宙からしっぺ返しを受ける。新型コロナウイルス騒動もその一つだと思う。人間は自然界の小さな存在なのだ。それを何を偉そうに、である。西洋の考えは、自然界の征服である。その方向が間違っていると佛さまが啓示している。東洋思想は自然界と共生である。

 

佛力

 佛力は、ご先祖や守佛のご加護である。日頃、感謝と精進と陰徳を積むことで、授けられる力である。

 だから自分が佛となって、世の災難を取り除く仕事が息災である。自分教を信じて、精進するのが人生だ。私はオダ仏教の教祖。そう思えば、世の中に付加価値を生み出すことに精進できる。

 宗教とは「宗(ご先祖)」の「教え」と書く。ご先祖の教えで、世に付加価値を与えなければならぬ。黙々と真っ黒になって働き、時期がくれば黙って去っていく。そういう仕事をして世の一隅を照らせば、それは国の宝である。

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  松本明慶大仏師作 釈迦如来

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 馬場恵峰書

2022-02-05  久志能幾研究所通信 2295号  小田泰仙

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2022年1月27日 (木)

会社のかかる死病

                                                               

  会社とは、社員を支え育成に限りない援助を与えてくれる親的な存在である。会社も長く存続すると、それ相応に成熟し安定成長に入る。どんな組織も老化現象は自然現象である。大きな会社では、大事な情報がトップに伝わらない現象である「情報の流れの道が動脈硬化病」、「組織の硬直化病」、「会社の私物化」という死病がじわりじわりと迫りくる。企業の寿命は30年といわれる。入ったときは若かった会社もいつかは老いる。

 

 生物でも、その種としての使命を終えた時に死が訪れる。多くの種は生殖を終えたあとに、すぐ死んでいる。カマキリに至っては、メスが生殖を終えた雄を頭から喰ってしまう。それが子供の栄養になるのだ。だから雄は粛々と喰われている。それがカマキリの生存の掟なのだ。

 

 人間様は他の種とは違い、生殖を終えたあとでも長く生きている。しかし、多くの人はその間に社会的存在意味を忘れて認知症になる。自分が何のために生きているか、考えよう。世に貢献できなくなったら、死がある。

 

企業の死

 会社は社会的な公器としての役目を失ったとき、経営者がその使命を忘れた時、その会社の死が訪れる。

 社会を見渡しても、2000年の雪印乳業の食中毒事件、2001年の三菱自動車のリコール隠し、2002年のみずほ銀行のシステムダウン等、この死病に起因する不祥事が続いている。

 2015年、タカタはリコール問題で死を迎えた。2017年の東芝の経営層の迷走で、東芝は破綻して死に向かっている。

 ゴーンが日産を食い物にして、ぐちゃぐちゃにした。ぐちゃぐちゃにされたのは、そうされる体質が日産の経営層にあり、それにゴーンが付け込んだのだ。

 

真因

 問題の企業の発病後のトップの発言は不思議と同じで、「そんなことは聞いてなかった」である。情報が流れない情報ルートの詰まり、組織の硬直化といった死病に罹った企業の症状である。そして倒産の危機に面する。

 病気にかかれば治療する。事前予防をする。当たり前のことを当たり前にするのが自然の理にかなった経営である。その治療が業務改革である。

 

 以上を2022年の目で見直しても、問題企業の体質は何ら変わらない。燃費偽装問題で、三菱自動車の隠ぺい体質は、20年経っても変わらない。日産や東芝の官僚体質も変わらない。真因を潰さないから、人も企業も変わらない。なぜそうなったかの真因を追求せず、表面的な対処療法で済ませるからである。よき反面教師の教えを頂いた。

 

身内という癌細胞

 名経営者と言われた人でも、企業が公器であることを忘れて、身内の人間には甘くなることが多い。その身内の人間が経営者として失格でも、身内ゆえ、切るに切れず、経営の中枢部が侵食されてゆく。そうすると本体の経営がおかしくなる。血管のプラークのように経営の中枢の障害物となって経営情報の流れを阻害する。経営の血の流れに付いた不純物は、身内というカスなのだ。身内ゆえに切るに切れない。経営情報という血が正常に流れないので、じわじわと企業の生命力を削いでいく。業病である。

 

 かの松下幸之助翁も癌細胞みたいな娘婿の経営者を切れなかった。そのため辞めさせる汚れ役を後進の社長に託したが、その娘婿に反撃され返り討ちにあってしまった。そして松下電器はおかしくなっていった。それは経営者が、企業が公器であることを忘れて起きた病状である。

 

 私の元部下は、そんな松下電器に途中入社した。しかし、その後、リストラの嵐に巻き込まれ、急性のガンを発症して半年後に、50歳半ばで世を去った。何も前の会社を辞めて、修羅場の松下電器に行かなくてもよかったのに思う。彼に魔が差したのだろう。この件があり、松下電器のリストラ騒動が記憶に生々しい。松下幸之助翁が草葉の陰で泣いている。生あるものは必ず死である。それは会社でも同じだ。

 

 地元の企業でも名経営者と呼ばれた方も、身内におかしな娘婿を入れたがため、経営がおかしくなった。その会社も人員整理する事態に至り、結局、人手に渡った。そんな娘婿を選ぶような娘の男を見る眼がなかったのが問題で、娘の育て方を間違えたのだ。

 

2022-01-27  久志能幾研究所通信 2286号  小田泰仙

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