ma_健康管理 Feed

2022年4月 5日 (火)

いじめっ子の貴方が病気の原因

 

 人間の腸内には、2兆個の免疫細胞がある。腸内には100兆個の腸内菌が存在する。その腸内菌(善玉菌)と免疫細胞が人の病気を防いでいる。その腸内菌をイジメる食品を取るから、病気になるのだ。

 

 腸内は、いわば国内の自衛隊基地である。それを自分の快楽の為、自衛隊基地内の自衛官を脅かす生活をするから病気になる。自衛隊基地には善玉菌(自衛官)が待機しているのだ。その自衛官が全身に出張して、外部からの病原菌と闘っている。

 だから大腸がんや他の臓器のがんは発症するが、小腸がんは存在しない。いわば自衛隊基地が日本を攻撃するわけがないと同じである。

 

身内の敵

 恐ろしいことに、日本国内では、共産党や立憲民主党が軍備の増強に反対している。まさに自衛力を弱めて共産国家からの侵略を助けるようだ。耳障りの良い言葉で国民を騙そうとしている。しかしウクライナ戦争が、いかに共産党が恐ろしかを教えてくれた。

 同じように、美味しいものを食べ過ぎて、体内免疫力が低下すると癌にもなり、新型コロナウイルスに対しても免疫力が低下してすぐ死んでしまうのと同じである。いかに免疫力が大事を認識させてもらった。

 

イジメの食事

 以上は、2022年4月4日、真島消化器クリニックで真島院長から、「善玉菌をイジメる食事をするから病気になる」と教えられて気が付いたことだ。

 体にいいと思って間違った考えの食事をするから、善玉菌をイジメることになる。例えばニンニクや酢は、殺菌作用があり、体に良いと信じられている。しかし多く食べるとそれらの食材は、善玉菌をイジメてしまう。それで逆に免疫力が低下する。酒やたばこ、添加物、防腐剤も同じである。肉や冷たいもの、甘いものは消化が悪く、善玉菌に負荷をかけてしまい、結果として免疫力を低下させる。また睡眠不足、過度なストレス、過食も同じである。だからガンが増加している。

 

60年間の成果?

 この60年間の狂った食生活や狂った生活が、アトピー、ガン、認知症を発症させたと思う。60年前の私の小中学校時代は、アトピー、ガン、認知症などほとんど聞かなかった。それが、今や日本人の2人に一人ががんになるなど狂っている現状である。日本だけが、他の先進国に比較してガンが増加している。その片棒を食品会社やマスコミが担いでいるが、それには口をつぐむ。

 癌になるのも、認知症になるのも、己が身内の善玉菌をいじめた結果なのだ。因果応報なのだ。ガン封じのお札を貼ろうが、癌の名医にかかろうが、善玉菌の恨みと復讐は怖い。なんでも元を断たなきゃダメなのよ。

 

164k8a10951s

 馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」久志能幾研究所刊

.

2022-04-05  久志能幾研究所通信 2353号  小田泰仙

「久志能」 で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2022年4月 3日 (日)

「日本列島がん病棟」ルネサンス、復活(6)

 

命の再生

 命とは、ご先祖から与えられた「この世で使える時間の総量」である。それが自己管理不備で、激減する危機にある。これは危機管理として、全力で立向かうべき人生の仕事である。

 その命を不養生に扱うとすぐ命はダメになる。命は露よりも儚い。それを病気という形で佛様は教えてくれる。有難いことに、病気になっても直ぐに死ぬわけではない。執行猶予として仏様が己を病気にするのだ。病気ですぐ死んでは、地獄である。しかしその病気の中でも、ガンは実刑に近い警告である。

 

 それで生活を改めればよいが、往々に生活スタイルを変えずに、やりたい放題だから、ガンが再発して死ぬのだ。因果応報である。タバコや酒が原因で病気になっても、禁煙も禁酒をしない人も多い。それで病気が再発すれば自業自得である。

 「酒は百薬の長」は大嘘である。酒は少量でも発がん性物質である。

 

組織を蝕む癌細胞

 工場生産でも、問題があれば原因を探して、対処する。その再発防止をしないからタカタや日産、三菱自動車等のように、倒産の危機に堕ちるのだ。身内のガンを放置するからリコール問題が発生するのだ。

 日産のカルロス・ガーンがガンの核となり、日産を蝕んでいった。がんを放置すれば、ガンは全身に転移するのだ。それを日産は証明してくれた。

 大垣の小川敏も無為無策で無責任・放漫行政をしたから、その体質が大垣行政マンの全員に転移して、大垣市は没落した。政治は結果が全てだ。大垣市の公示地価は小川敏市政の20年間で半値以下に暴落し、大垣駅前商店街の60%がシャッターを下ろした。ガンが大垣市の全身に転移したのだ。

 

汚役人の体質の伝承

 ガン体質の問題は、その時期だけではなく、次期政権や次期経営陣もそれに染まって癌細胞のようになることだ。小川敏の後任の石田仁政権は、大垣の財政が岐阜市より豊かなのに、ゴミ回収券の有料化を決めた。岐阜市はごみ回収券が無料なのだ。これで大垣市の母子家庭でも年間5千円の「増税」と同じことになる。何が子育て日本一なのか。何が「挑戦」なのか。石田仁市長は前任者の無責任さと市民無視を「継承」して、市民をイジメる市長であり、市民に寄り添わない市長である。市民の声は3年後の市長選挙で明白になるだろう。

 

自分は体の工場長

 自分は「自分有限会社」の工場長なのだ。自分の体の健康管理の総責任者である。問題が分かれば、それに真摯に対処しなければ無能な管理者である。大垣市の行政や日本政府の異常さに声を上げないと、住んでいる体(都市)が崩壊する。自分の体は世の象徴である。

 

看々臘月尽

 これは禅の言葉である。がんになって良かったことは、その命の儚さを思い知らせてもらったことだ。

 命は日々尽きていく。「臘月」は、12月の別名である。「看々」は、良く見なさいの意味だ。この言葉を解釈すれば「もう十二月も終わってしまう。月日の流れの早さをよく見よ」である。「臘月」は、12月を示すと同時に私達の人生も暗示する。12月があっという間に終わるのと同じく、人生もあっという間に終わってしまう。ぼんやり生きず、命の尽きる時をしっかり見なさい、と諭している。

 

癌になってよかった

 癌になって良かったことは、それを再認識して、命のルネサンス(再生)に取り組めたことだ。手を打たないと加速度的に命は尽きていく。それで人生の大事に気が付き、やるべきことが明確に意識された。日暮れて途遠しであるが、遅すぎるということはない。今からでも遅くない、人生の残業時間に挽回をしよう。

Dsc009701s

   馬場恵峰書

 命尽きて、冥途への道を歩むとき、「生きている間はよくやった」と胸を張ってご先祖も元に行きたい。

 

2022-04-03  久志能幾研究所通信 2351号  小田泰仙

「久志能」 で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2022年4月 2日 (土)

「日本列島がん病棟」リストラ、解雇(5)

 

癌の原因

 癌になった原因の究明とその結果は、再発防止の療養治療中に判明した。あくまで私の推理の結論で、真の正解は分からない。私の今までの研究開発時代に身に着けた問題解決方法での結論であった。それを信じて、いまでも邁進している。

 原因が分かれば、倒産寸前の「自分有限会社」をリストラをして、再建しなければならぬ。体に害を与えている社員を解雇である。まず体に怠惰な考えの古い自分を解雇である。

 

再発防止治療

 癌になったとは、自分有限会社が放漫経営であり、破産寸前になったのだ。その再建を早くしないとあの世行きとなる。何時かは行くあの世だが、まだこの世でやることがあり、逝くわけにはいかない。

 

 そのため、抗がん剤治療を拒否した代わりとして、代替医療を探した。それで別病院で高濃度ビタミンC剤の点滴と腹部を温める療法を受けた。当初はその種の病院をネットで探し当て、横浜まで足を伸ばし、検査を受けた。その後、地元でも対応できる病院の船戸クリニックが見つかり、そちらで再発防止の治療をうけた。

 

船戸クリニック

 院長の船戸先生は、ご自身が10年前にがんになり、患者の気持ちを理解して対応してくださり、信頼を置けて安心して治療が受けられた。今までの大病院の先生は、船戸先生に比べると冷たい感じがする。

 

保険外治療の費用

 代替医療での問題点は、その治療に保険がきかない事。毎回、3万円前後の治療費がかかった。それが週2回、それが半年ほど続いた。癌になると金がかかる。通常ではがんになると、2,3百万円の金がかかる。それ以外に見えない金が消えていく。しかし命の為、必要な金だ。

 

 国の標準治療では癌の再発防止にならないと判断した。国はがんになってからの医療に力を入れるが、がんにならない治療こそ大事なのだ。がんになってからでは遅いのだ。

 

ナグモクリニック

 同時期、NHK岐阜文化センターで南雲吉則先生の講座があり、そのご縁で南雲先生に検診を受けることになった。南雲先生はあのゴボウ茶で有名な先生である。実際は、南雲医師は乳がんの専門医である。そこでナグモクリニックで癌再発防止の知識とビタミン補給の治療を受けた。血液検査で、栄養状態を調べたら、ビタミンD不足とのこと。その栄養錠剤を服用して解消した。

 先生の著書から、ガンの原因は狂った生活習慣、狂った食生活だと教えられた。思い当たることが多々あり、その改善に精進を始めた。

 

真島消化器クリニック

 3年前から高血圧の治療のため大垣市から久留米市に年に数回、通っていた。大垣から久留米まで4~5時間の距離である。体の保全のためには距離のことなど言っていられない。

 長年の悪食のため血管内部にプラークが蓄積し、血流の流れが悪くなり血圧が上がる。その必要な血圧を降圧剤で下げるから、ガン等を防ぐ免疫酵素までも毛細血管の末端まで届かず、がんや病気になると推定した。

その高血圧も、真島先生の食事指導で改善した。薬は処方されず、食事指導だけである。なんでも薬に頼る現代の医師に比較して、古武士のような真島先生を信用した。

 しかし、高血圧の完治前にガンになってしまったが、今後のがん予防の恒久対策としては正解であった。

 

2022-04-02  久志能幾研究所通信 2350号  小田泰仙

「久志能」 で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

「日本列島がん病棟」 治療と真因の模索(4)

 

 2018年12月25日に河村義子先生ががんで亡くなり、私はそれで胸騒ぎを覚え、2019年1月にがんの検診を受けた。それで私にガンが見つかり、愛知県がんセンターで2月に手術を受けた。そこは河村義子先生が入院されていた病院である。先生の家族の紹介で愛知県がんセンターに決めた。「大垣市民病院は野戦病院と同じ」と言われたのが決め手となった。20年前の父のがん手術での大垣市民病院の嫌な思い出も決め手となった。

 

余命宣告

 がんの手術後、担当医師からステージが進んでいて5年後の生存率51.6%と宣告された。同じ病気の人が5年後までに、半分が死ぬのだ。不思議なことに、がんを宣告され、余命宣告されても、冷静に受け止めることが出来た。よく言われるように、頭が真っ白になることはなかった。癌の進行状況はかなり進んでいるが、まだ転移もないため、術後の正しい処置をすれば出直せると思ったためだ。

 

理系の対応

 それからやるべきことは、理系の人間として、ガンの再発防止とその発生原因の追究と恒久対策を考えるだけである。

 まず緊急対応として、手術をして患部を除去した。その後、再発防止を施し、真因を探し、恒久対策をする。今まで仕事で経験してきたトラブル処理法を準拠したまでである。

 「ああ、体という機械が故障したのだ。しかし心までは壊れていない。手遅れではない。その発生した原因を探り、根本原因を除去すれば直る」である。トヨタ生産方式である。

 それを医師の余命宣告を信じると、それが洗脳教育となり、本当にその期間で死んでしまう。私はそんなことで死んでたまるか、と智慧を使ってしのぐことにした。闘うのではない。起きた自然現象を受け入れ、その対応を考えたまでである。今まで仕事で何度も機械の故障や体の不調のトラブルでその対処をしてきたので、正しく処置をすればよいと考えただけだ。

 結果として再発防止の治療を受けている間に、良き先生と出会い、真因を見付け、恒久的な再発防止を施せた。

 

情報収集

 本を読み漁り、情報を探し、よき医師を探して、がん再発防止を研究した。分かったことは、癌専門医でもまだがんは分からないという現実である。癌に関しては百家百論が溢れていた。癌専門医でもがんで倒れている現実である。

 

抗がん剤治療

 まずやるべきことは、間違った治療の阻止である。今まで得た知識で、抗がん剤はダメだと認識していたので、愛知がんセンターの薬剤医師と喧嘩別れをして、抗がん剤治療を拒否した。「命の保証はしない」と脅かされたが、それでも抗がん剤治療は拒否をした。その治療は対処療法の最たるものだ。

 

癌の原因探し

 担当医師は、「手術後の生活は、今までと同じ生活スタイルで良い」という。20年前、父が癌になり、その後の対処方法を医師に聞いたが、それと同じ回答であった。それではおかしいと思い、再発防止をネットや書籍で探しまくった。癌になったのには、因果応報で、がんになった原因があるはずだ。それを見付けないと再発する。なんでも元を断たなきゃダメなのよ。

 判明した結論は、狂った生活習慣、狂った食生活習慣が原因であった。がんは生活習慣病であった。原因さえわかれば、解決策は簡単である。

 

2022-04-01  久志能幾研究所通信 2349号  小田泰仙

「久志能」 で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2022年3月31日 (木)

「日本列島がん病棟」勤勉に癌生産で世界一に(3)

 

 日本人の平均寿命は84歳で世界トップだが、先進国においてがん死亡率が年々増加しているのは日本だけ。日本だけ、ガンが死因の第一であるのは、日本人の特質の真面目さで「お仕事(癌を増産)」に取り組んだ結果である。そのため日本だけが、がんによる死亡率が増加し続けている。

 因果応報で、原因がない結果はない。その事実から目を逸らさず、真因を探して対策を打つべきだ。そうしないと日本が衰退する。日本の危機なのだ。

 

人間の進化・退化

 人間の精神能力は2000年前と変わらない。それは2000年前の偉人の著書を読めばよくわかる。むしろ現代の人間は、2000年前より精神的に劣化していると言える。その状態で情報や人間関係がより複雑になり、人間の脳がその負荷に耐えられなくなり、ストレスでガンになっているようだ。

 余りに物質文明に毒されて、取ることばかり考えるから、精神的に病むのだ。その末路が癌である。もっと利他の精神を取り入れれば、人間関係のギスギスがなくなり、ガンが減ると思う。体よりも心の教育が必要だ。何のために生きるのかを見失うから、強欲の世界に堕ちて、癌になる。

 私が学生の頃の60年前は、がんで死ぬ人など稀であった。それが今では、2人に一人ががんになり、3人に一人ががんで死ぬ。それだけ日本の精神状態が悪化したのだ。それさえわかれば、対策は打てる。

 

愚人は部分最適に全力

 日本人は真面目で会社の為の必死に働いている。会社の利益のために働いても、それが癌を誘発する食品の売り込みではブラックジョークである。日本人は会社の為として、知恵を絞って働くのだ。そうやって一時期は高度成長を成し遂げ、結果として公害大国になっていった。経済を追い求めすぎた結果、自殺大国、交通事故大国になっていった。やっとそれが解消されたら、今度はがん大国になっていた。現在の姿は、そんな歴史を踏んできた結果である。木を見て森を見ない国民性の為である。

 

汚役人は利権まみれ

 役人たちは、防腐剤、添加物を国民の為として、認可を進めてきて、欧米の10倍以上の薬品を認可してしまっている。それが癌の遠因になっているが、自分達の成果を追い求め、国民の健康は二の次になっている。認可を緩くすれば、自分達の天下り先や、利権で自分達にそれが返ってくるからだ。

 

成果主義でヒイヒイ

 商業精神旺盛なマスコミはテレビ局の社員は、社の売り上げ増大の為、清涼飲料水、酒、たばこ、油製品、菓子類をCMで宣伝しまくっている。一般社員は成果主義、上からの圧力でやらざるを得ない。それが癌の拡大につながっている。欧米の成果主義の導入の果てである。

 

製薬会社のジレンマ

 製薬会社も売り上げ重視で、対処療法の薬を開発にしのぎを削る。その薬が効かなくなると、またその改訂版の薬を出す。昔からの安心できる薬は利益率が低いので、販売中止である。その薬ががんを招く。

 私は20年来、降圧剤を飲んでいたが、記憶力低下をきっかけに高血圧の原因を追究し、その対策をして降圧剤の服用を止めた。降圧剤は血圧を下げるので、血液が全身の末端まで回りにくくなり、大事な免疫酵素も全身に回らなくなる。それが癌の遠因となると推定される。

 

日本人の繊細さ

 最近は悲惨な事件が多いが、その原因としてサイコパスな人が増えたと言われる。サイコパスとは共感性の低い性格のことである。サイコパスの割合は、米国人が4%ほど、日本人は1%ほどと言われる。その分、日本人は他人の痛みや悲しみを感じる割合が大きい。その分、イジメや上からの圧力に弱く、メンタルで倒れる人が多い。その精神的ダメージががんを発生させる。

 グローバル経済主義で成果主義が蔓延し、メンタルで病む人が増えた。当然、ガンも増える。日本には長年の伝統で年功序列が適しているが、グローバル経済主義に染まった企業は、それを許してくれない。

 物でも壊れそうになったら、その使用を止める。精神を壊されそうになったら、逃げればよいのだ。何もブラック企業の奴隷になることはない。

 

人間関係

 日本は世界でも自殺率が高い国である。自殺率の高さで世界7位である。その分、国民は精神を病みやすく、癌になる確率も増える。日本社会がギスギスしだしたのも原因である。

 

タバコの規制がザル

 夫がタバコを吸うと、妻の癌になる確率が激増する。夫は肺がん等で当然に癌になるが、妻がそのとばっちりを受けるのだ。多くは乳がんを発症して、それが原因で死んでいる。乳がんはこの40年で4倍に増えた。

 東京オリンピックを機に、法律が整備され飲食店での喫煙が制限されたが、ザル法で効果が少ない。国会議員がやることがいい加減なのだ。なにせ国会議員の喫煙率は高い。喫煙者の議員に投票する国民の責任である。

 

Img_64091s

 馬場恵峰書

.

2022-03-31  久志能幾研究所通信 2348号  小田泰仙

「久志能」 で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2022年3月30日 (水)

「日本列島がん病棟」癌育成の生産性は世界一(2)

 

 「世界保健統計2015」によると、日本人の平均寿命は84歳で世界トップだが、先進国においてがん死亡率が年々増加しているのは日本だけだ。日本だけ、ガンが死因の第一位である。他国と隔絶している。なぜ日本ではがんによる死亡率が増加し続けているのか、それにはワケがある。

 

 もっとがんになる真因と現実に目を向けて、自分の城は自分で守ろう。国も病院も製薬会社も自分の命は守ってくれない。彼らは自分達の利権で忙しいのだ。お花畑の時代は終わったのだ。

 ウクライナ戦争を見ても分かるように、国連も、米国も、WHОも守ってくれない。自分の体は、自分で守らねばならぬ。

 がんになってから、慌てて名医を探すよりも、がんにならない生活を送るのが大事である。健康こそ最大の幸せである。

 戦争になって華々しい戦果を上げるより、戦争にならない防衛準備をした方が、トータルでお得なのだ。侵攻され、占領されてからでは遅いのだ。

 刃物を持って家の回りをうろうろするヤクザでも、こちらが備えを完全にすれば、襲ってこない。プロレスラーに喧嘩を売るヤクザはいないのと同じだ。

 体の免疫力を上げて、正しい生活をすれば、がんになることはない。

 

ガンになる要因

 日本の医療機関も政府もマスコミも食品会社も、日本人ががんになる確率を高めて(生産性向上)、がんで死ぬ人を増やしている。だから日本では癌になる人が増えて、がんで国民を殺すという「生産性」で世界一になった。無為無策では、世界一になれない。日本ががん発生の世界一になったのにはワケがある。ナチスのガス室大量殺人のように仕掛けがある。

 その組織の全員が、真面目に全体を見ず、自分の業務に真面目に励むから、日本人の癌が増加するのだ。日本人は、真面目に個別最適の追及を徹底的にしたので、世界一のがん発生になった。

 

ガンの量産

 日本では年間約98万人のがん患者が量産されている。2018年に新たに診断されたがんは980,856例(男性558,874例、女性421,964例)。

 日本列島では工場で部品が生産されるが如く、毎分1.8人のペースでガン患者がライン生産をされている。そして年間で約37万人(毎日1,013人)のがん患者が死んでいる。

 

 

病院の「がん標準治療コース」はガンの増産(病院は儲かる)

 日本のがんセンターでは「がん標準治療コース」で、検診、がん発見、手術、回復療養、抗がん剤治療(放射線治療)が設定されている。

 その抗がん剤治療を患者が拒否すると、「抗がん剤治療をしないと命の保証はしない」と脅迫される。大抵の人はそれに従って抗がん剤治療を受け入れる。それで体が衰弱して、死期が早まる。

 私はそう脅迫されたが、抗がん剤治療を拒否した。医師とけんか別れである。だから今の命がある。病院の言いなりでは、殺される。

 抗がん剤治療ではがんが治らない。製薬会社だけが儲かる。抗がん剤はがんを攻撃するが、同時に健康な組織も攻撃して、体の免疫力を低下させる。人は癌では死なない。癌患者は免疫力が低下して、肺炎等を併発して死んでいる。抗がん剤は逆に命を縮めている。

 

術後の処置、対処療法

 私はがんの手術後、どういう生活をすればよいか医師に聞いたが、「今まで通りの生活で良い」という。

 医師は対処療法でしか、ガンの治療をしない。なぜ癌になったか、どうすれば癌が再発しないかには関知しない。なにせ担当医もそこまで分かっていないからだ。

 

科学とは

 医学は科学である。科学とは事象を細分化して分析する手法である。細分化に細分化を繰り返し、全体像が見えなくなっているのが最先端の医学界である。外科医は手術をするだけ、薬剤医は抗がん剤治療を投与するだけ、と業務が細分化されており、ガンの担当医師は再発防止は関知しない。

 

父の死

 私の父も85歳で胃癌が発見され、医師からは「切れば治る」と保証され、私は手術を了承した。父の手術は成功したが、その半年後、肝臓に転移が発見され手術の1年後に他界した。結果は、父を苦しめただけの処置となり、私は後悔の山であった。医師は木を見て、森を見ていなかったのだ。医師を盲信した私がバカだった。

 肝臓への転移が発見された後、私は父の手術も抗がん剤治療も、父を苦しまるだけだから、拒否をした。ところが大垣市民病院は、「治療を受けないなら、市民病院から出て行け」である。つくづくと現代医療の冷たさを思い知った。現代の保険制度では、治療をしない患者は、病院の置いておけないという。それから緩和ケア病院を探すのに大騒ぎであった。

 

日本では癌が死因の第一位、世界と違う。日本だけ異常

【日本人の死因(2019年)】

1位 悪性新生物(腫瘍) 27.3%

2位 心疾患(高血圧性を除く) 15.0%

3位 老衰 8.8%

4位 脳血管疾患 7.7%

5位 肺炎 6.9%

6位 誤嚥性肺炎 2.9%

7位 不慮の事故 2.9%

8位 腎不全 1.9%

9位 血管性及び詳細不明の認知症 1.5%

10位 アルツハイマー病 1.5%

 

【世界の死因(2019年)】

1位 虚血性心疾患

2位 脳卒中

3位 慢性閉塞性肺疾患(COPD)

4位 下気道感染症

5位 新生児固有の状態

6位 気管・気管支・肺癌

7位 アルツハイマー病を含む認知症

8位 下痢性疾患

9位 糖尿病

10位 腎臓病

   WHO(世界保健機関)のレポート

 

 

039a2573s

2022-03-30  久志能幾研究所通信 2347号  小田泰仙

「久志能」 で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2022年3月29日 (火)

「日本列島がん病棟」がん生産工場の実績(1)

 

がん患者生産ライン

 日本では年間約98万人のがん患者が量産されている。(2018年に新たに診断されたがんは980,856例(男性558,874例、女性421,964例)(*性別不詳があるため男女の合計が総数と一致しない)。

 日本列島ではベルトコンベヤーで部品が生産されるが如く、毎分1.8人のペースでガン患者がライン生産をされている。そして年間で約37万人(毎日1013人)のがん患者の死が量産されている。

 

P11204821 愛知県がんセンターの資料

20160208

 ガンの推移  日経ビジネス 2016年2月8日号より

.

太平洋戦争の死者数に匹敵

 1937年から1945年の8年間の太平洋戦争で日本は軍人・民間人で総計310万人が死亡した。年間換算で38万人の死者である。現在のがん死亡者数は、それに匹敵する。日本はがん戦争中なのだ。

 1970年代、交通戦争で年間1万人の交通事故死で大騒ぎをしたのに、なぜ現在がんで年間37万人も死んでいるのに騒がないのか。

 

がん患者生産の支援

 マスコミや食品会社、役人たちの陰謀で、日本人ががんになる状況を作っている。発癌性が明白なのに、煙草も酒も宣伝し販売し放題である。発癌性の疑いのある添加剤や防腐剤も清涼飲料水も野放しのようである。添加剤や防腐剤の政府からの認可数は欧州の10倍以上である。役人の利権が明白である。

 毎年、癌患者は減るどころか、増加の一途である。今や2人に一人ががんになる時代である。日本人の3人に一人ががんで死んでいる。何かおかしい。

 

日本列島ガン病棟

 私も2019年1月に癌が見つかり、2月にがんの手術を受けた。そして余命宣告された。5年後の生存率は51.6%だと。5年後は、同じ病状の人が半分は死ぬのだ。その治療の過程で日本列島のガン病棟の異常さとその実態を目の当たりにした。

 昨今、新型コロナウイルスの為、この2年間で27,945人(3月28日現在)が亡くなったが、がんではその同じ2年間でその27倍の約740,000人が亡くなっている。政府やマスコミは口裏を合わせるが如く、新型コロナウイルスの報道は大々的だが、癌の報道は報道規制があるが如くほとんどない。

 

日本のがん治療

 日本人ががんになっても、日本の医療機関は、対処療法の医療処置はするが、根本治療はせず、薬漬け、手術漬けで、放射線療法で、医療機関が金もうけの対象としている。それは議員も役人も薬品行政等で、その端くれでその行為を担いでいる。

 こんな状況なので、がん患者は増える一方で、減る兆しさえない。癌患者は40年前の4倍に増えた。医療費も4倍に増え、43兆円を超えた。これを、日本列島を「がん患者生産ライン」の増産計画と見れば、納得できる。

 

『ガン病棟』、『収容所群島』

 この件で、旧ソ連のアレクサンドル・ソルジェニーツィン著の『ガン病棟』や『収容所群島』を思い出した。氏はノーベル文学賞を受賞したが、共産ソビエトから反政府の犯罪者として追放され迫害を受けていた。もう50年以上昔の共産ソビエトの時代の小説だ。当時、私が高校生の頃、話題になった本である。その状況を見ると、現代日本も同じだと思わせられる。検討使の岸田首相がロシアやC国に甘いのにはワケがあるようだ。要は、彼は日本人の命をなんとも思っていないのだ。媚中派で周りを固めた彼は共産党からの侵略も、ガンの侵略に能天気である。このままでは日本人の命が危ない。

 

 続編(2)では、私のがん手術後の療養生活で、医師の反対を押し切り、自分でガンの再発防止に取り組んだ内容を紹介します。

 

154k8a11221s

馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」久志能幾研究所刊

.

2022-03-29  久志能幾研究所通信 2346号  小田泰仙

「久志能」 で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2022年3月28日 (月)

未必の殺人者が毒を盛る

 

がんの死亡者 

 日本では新型コロナが原因でこの2年間で27,845人が亡くなった(3月28日現在)。がんが原因でこの2年間で、約740,000 人が亡くなった

  がんで新型コロナの27倍も日本人が死んでいる。その原因となる食品の特集記事でがんに誘い込むマスコミは未必の殺人者である。

 

がん新薬の記事

 今日(2022年3月28日)の日経記事「がん新薬、いつまで待てば」を読んで呆れた。がん新薬が日本ではなかなか認可されず、患者が困っている現状が報告されていた。いわば未必の殺人者が、問題をすり替え、商売の不調を嘆いているようだ。

 がんは生活習慣病である。その治療を薬に頼りより、まずその狂った生活習慣、食生活を正すのが先なのだ。

 

Dsc09359s  日本経済新聞 2022年3月28日

.

日経はがん蔓延を謀る未必の殺人者

 ところが日本経済新聞社は、日本経済最優先で、がんを蔓延さえる元凶の一味になっている。日本経済新聞社は、薬品問題、新薬認可に問題点をすり替えている。日本経済新聞紙上では、土曜日の特集紙面で、焼酎、ウイスキー、ショートケーキ、レモンケーキ、バウムクーヘン、グルメ食品特集等で、がんに要因になる食品の記事が満載なのだ。酒ががんの原因なのは既定の事実である。過剰な糖分や脂分もがんになる要因である。

 マスコミは薬の問題よりも生活習慣の問題点、食生活の問題点を挙げるべきだが、それをするとマスコミへの広告収入が減るので、やらないだけである。マスコミは日本人の命より、金儲けが大事なのだ。それはテレビ等のマスコミも同じである。

 

元を断たなきゃ

 ゴキブリ駆除でもトイレの匂い防止でも、病気の断絶でも、元を断たなきゃダメなのよ。狂った生活、狂った食生活を正さない限り、新薬でがんが治ってもまた再発する。それを前面に出すと、日経を筆頭としたマスコミへの広告収入が減るのでやらないだけだ。日本の企業はいつからここまで拝金主義の浅ましさにまみれたのか。

 自分の体という城は、自分で守らないと誰も守ってくれない。

 

164k8a10951s

 馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」久志能幾研究所刊

2022-03-28  久志能幾研究所通信 2345号  小田泰仙

「久志能」 で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2022年3月25日 (金)

「面倒くさいからヤル」で人生、国、都市を守る

 

 面倒くさいことを面倒だとしてやらないと、認知症にまっしぐらだ。「使わない器官は退化する」は生物の鉄則。生きるのが面倒になった人が自殺する。脳死である。

 面倒くさいことをやるから、もっと簡単にできないか、そこに無駄はないかと考えるから、頭が活性化する。それで科学技術が発達する。それこそが認知症防止である。

 

カルシウム放出

 ある実験で、立ったまま歩哨をする兵士グループと、寝たままで監視をする兵士グループに分けて実験をした。その1日半後に尿を分析したところ、寝たままの兵士の尿中に出てくるカルシウムの濃度が2倍になっていた。わずか1日半だけ寝ているだけで体は、「骨はどうもいらなくなったのだな」と判断してカルシウムを放出するのだ。

 

使わない器官は退化

 同じように、生物は使わない器官、能力はどんどん退化させていく。生物は厳しい生存競争の中で、生きていくのに必要な器官に特化して機能を高めている。

 だから歩くこと、座らないこと、エスカレーターに乗らないこと、が老いて寝たきりの生活になることを防ぐ。

 使わない器官や機能となれば、それは窓際族扱いで左遷である。会社も生存競争が厳しいので、お荷物の社員は窓際である。生物も会社も同じである。

 

 若い頃に流さなかった汗は、苦労に耐える性格を堕落させ、老いて流す涙となる。老いれば汗腺も涙腺も枯れ、生きる力も枯れ、朽ち果てるだけになる。

 

自国を守る

 国を自衛するのは大変な労力を要する。面倒な業務である。それを米軍に任せて放置すると、平和ボケ認知症になる。そうなるように身内の敵が仕向けている。自衛力の増強を反対している。獅子身中の虫である。癌細胞である。

 尖閣諸島が盗られ、沖縄が占領され、北海道が侵略されてから気が付いても遅いのだ。自分の国を守るという意識を常に持たないと、認知症の国になり、占領される。すでに竹島と北方領土が盗られたままだ。相手は凶器を持った盗人である。ロシア共産党は人民を6000万人、中国共産党は人民を4000万人を殺戮した殺人集団なのだ。隙あらばと虎視眈々と日本を狙っている。

 面倒くさいことである自国を守ることは、自分でしなければ、同盟国でも守ってくれない。条約など紙切れですぐ反故にされる。それが今回のウクライナ侵攻で明らかになった。

.

行政という生き物

 政治問題で不条理なことがあっても、声を上げず黙っていると、生物としての行政は、市民の声を吸い上げる能力を低下させ、横暴になっていく。大垣市民が声を上げず、大垣市長の小川敏の無為無策の政治を黙認したから、20年後に大垣市の思考能力、行政能力が衰退して、大垣市が没落した。当たり前の自然現象である。

 市の行政を批判する目をつぶると、見えるものも見えなくなる。だから増税されても気が付かなくなる。市民としてご臨終である。

 

体力低下を実感

 最近のコロナ禍で、つい自宅で過ごす時間が長くなってしまった。最近やっと散歩を再開したら、てきめんに体力が落ちていた。歩くのが面倒くさいと思っても、散歩を欠かしてはダメである。

 右手に志、左手に算盤を持ち、背中に我慢を背負い、足を引っ張るもう一人の怠惰な自分を引きずり、前を向いて歩こう。人は歩くことを止めたら、死がある。生涯現役のためにも、歩き続けることだ。

P10500021s

 馬場恵峰書

 

2022-03-25  久志能幾研究所通信 2342号  小田泰仙

「久志能」 で検索 

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2022年3月23日 (水)

「脱炭素」に反抗、「浸炭素(炭風呂)」を楽しむ

 

 炭素は地球上の不可欠な存在である。石炭や石油は動植物の死骸が経年変化で炭化して出来た宝物である。人類はそれと共存して生きて行けばよい。何事もバランス、常識ある行動である。

 それを放置したままにすれば、地球上が不用品に溢れてしまい、逆に環境が悪くなる。自然の循環を阻害することになる。それを「脱炭素」を御旗に騒いで、金もうけしている輩が跋扈している。それに洗脳されてはならない。

 

私の脱炭素

 当たり前に省エネに取り組む、無駄なエネルギー消費を止め、環境に優しい生活を送ればよい。モノを大事に長く使えばよい。無駄なものを買わず、テレビも見ず、必要以上に食べない。私は完全禁酒だから燃費最高値の体である。禁煙なのは当たり前。病気にならないように健康管理オタクである。それこそが脱炭素に貢献する。病気になるのが、最大の脱炭素に反する行為である。現在の日本の医療費は42兆円越えである。なにかおかしい。どこかでバケツの底に穴が明いている。その隠れた犯人はマスコミと汚役人である。

 だから自宅では太陽光発電もしないし、電気自動車もハイブリッド車も買わない。愛車は現在、23年目のガソリン車である。最大の安全運転で省エネ運転を心がけている。市外に出かける時は、必ず電車である。だからガソリン補給は2か月に一度である。

 

P10702501s   馬場恵峰書

.

私の「浸炭素」生活

 私は健康管理で、浸炭素生活として炭風呂を楽しんでいる。変な化学製品の入浴剤を使うより、自然な素材の炭を使って入浴したほうが、健康によい。健康維維持こを最大の脱炭素である。

 炭風呂には、炭のミネラルと遠赤外線効果で、お湯をまろやかにして体をぽかぽかと温めてくれる効果がある。私はもう10年間程、炭風呂を愛用している。

 お風呂を沸かすのも、深夜電力を使うエコキュートである。ガスを使うより安い。

 

P1080754s

  お風呂の入れた炭(洗濯ネット内に炭が入っている)

.

脱炭素泥棒

 現在、「脱炭素」を御旗にその利権を漁っている輩が横行している。太陽光パネルの利権である。民主党時代に、太陽光発電補助金の名目でその電気代を全家庭に負担させている。明確な利権事業、脱炭素泥棒である。民主党時代の負の遺産である。中国の太陽光発電のパネル生産で、小泉ファミリー、河野ファミリーが法外な利益をむさぼっている。またその「脱炭素」に扇情されて、米国が新規の石油開発を止めたのが遠因となり、愚かな戦争まで始まっている。我々はもっと真実に目を覚ますべきだ。

 

ぐれた偶像

 ぐれた少女が、環境保護の御旗の元、うまく利用されて環境破壊に貢献している。わざわざ地球エネルギーを余分に使い、大西洋をヨットで横断して環境会議に参加してそれをアピールしている。その事前準備で大の大人が数人、旅客機で数回大西洋を往復しているとか。それらの表の行動だけをNHKが賛辞する番組で日本人に洗脳教育をしている。余りに偏った思考回路である。税金の無駄遣いである。

 

ドイツの偏狭行動

 ドイツはその民族性のせいで、何事も極端に走り過ぎてきた歴史がある。それを見ると、ドイツ人は知識を溜め込むが、賢いとは言えない。環境保護の名目で原発を止め、ドイツ国内の全エネルギーを再生エネルギーに転換した。そのため、ロシアに頭が上がらない状況に自分で自分を追い込んでいる。その一方でフランスから原発の電気を買っている。思考の視野が狭いのか愚かなのか理解不能である。ドイツ国内の全エネルギーを再生エネルギーに転換など理論的に破綻している。それが今回のウクライナ戦争で露見した。

 ドイツは昔から極端に走り過ぎる傾向がある。ナチスへ盲信、ユダヤ人虐殺、排ガス不正、中国べったり、再生エネルギー一本鎗方針などで、血迷った行動ばかりである。第二次世界大戦前も、日本と条約を結びながら、その裏で中国に肩入れをして日本を裏切った国民である。

 最近はドイツはEUの盟主として遣りたい放題である。やればやるほどドイツの貿易黒字が増えて、ドイツが儲かる仕組みである。理想のEUという体制は、どこか無理がある。ドイツだけが得をするシステムである。富める国は、ますます富み、貧しい国は搾取され続ける。それが今のEUである。

 その生贄としてギリシャが捧げられた。EUからの仕打ちでは、自国で通貨の自由がないので、経済再生が難しい。通常の国は、関税や通貨の変動で国内企業を守って再生させるのだ。それがEUからの制裁で困難である。ドイツだけが輸出で大儲けである。

 

2022-03-23  久志能幾研究所通信 2340号  小田泰仙

「久志能」 で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。