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2022年5月26日 (木)

スィーツ決闘、乳がん大勝利 29対4 母親失格

添加物の少なさで勝負

 

 先日(5月23日)、若い母親に連れられて可愛い女の子が我家に見学に来た。そこで松本明慶大仏師の仏像と、オーディオ機器、ピアノ、私の仕事部屋、書庫を見せびらかし?をした。

 その時、女の子が、手土産で美味しそうな洋菓子を持参してきた。有難く頂戴したが、後でその成分表を見て、驚嘆した。

 その洋菓子は成分や添加物を含めて29種の食材・添加物で構成されていた。中にはマーガリン、ショートニングなど、欧米では法律で禁止されている添加物が堂々と入っていた。

 これは私がいつも食べる和菓子と大違いで、驚嘆である。和菓子の成分は、おおむね砂糖、寒天、米、小豆くらいである。私は添加物が入っていない商品を選択している。

 私が旅行をして知人にお土産を買ってくる場合でも同じ考え方で、なるべく添加物の少ない昔ながらの銘品を買ってきている。洋菓子はまず買わない。

  私が食べる和菓子の成分  悪い添加物はない

  最中  4種、

  羊羹  5種、

  おこし 4種、 

  栗煎餅 5種

 .

乳がんの原因

 洋菓子で、こんなに多種類の添加物の入ったお菓子を食べていれば、将来病気になるのは間違いない。添加物は腐敗や食中毒を防ぐ佛様の役割もあるが、体の組織に毒を盛る悪魔の役目もする。小さな女の子が、このお菓子をお土産として持ってきたとは、日頃、母子ともどもこの種のお菓子を食べているのだろうと推察した。彼女たちの未来が心配である。

 若い女性に、この40年間で乳がんが5倍に増えたのにはワケがある。

 私は、「日本では欧米より10倍以上も多く添加物が認可され、無制限に使われている。それと添加物だらけの食品の無制限なテレビ宣伝。それが日本人のがんと乳がんの原因の大きな要因の一つだ」と確信している。

 英国の添加物認可数20種、フランス30種、日本は350種。

 米国では未成年への人工甘味料が多量に入った清涼飲料水の法的制限がある。日本は無制限。

 こんな毒のようなスィーツを食べる習慣を小さな子が身につけて、後に癌やアレルギー性等の病気になる。その結果、後年、母親が乳がんで死んだら、どれだけ自分の子供が悲しむことか。それに考えが及ばないのは、悪魔に洗脳された証拠である。それが今の日本の現状で、連日、マスコミは金儲けだけでスィーツの宣伝に余念がない。官僚は利権、天下り先確保で、申請された添加物、防腐剤の認可で忙しい。その挙句、母親の乳がんの激増である

 食品添加物の無知、がんの原因要素への無知が、がんになる狂った生活習慣や狂った食生活に浸り、自分をガンにして、我が子を母なし子にしてしまう。それは残酷な子供への仕打ちである。

 日本では、がんの中で乳がんが一番多くて、94,519人が乳がんになった(2018年)。実に9人に一人が乳がんになる。そのうち14,935 人が乳がんで亡くなった(2019年)。女性は男性より外部からの毒に弱いのだろう。

 母親が生涯で生む子供数は平均1.33人(2020年)である。だから、毎年、約2万人の小さな子どもが、若い母親のがん死を突き付けられる。新型コロナウイルス禍で年間1万人の死者どころではない。新型コロナウイルスでの死者は持病のある高齢者が多い。乳がんは、働き盛りの若い母親なのだ。それも毎年増加の一途なのだ。その現実とその原因を母親も子供も認識すべきである。甘いものには毒があるのだ。

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母親の責務

 母親であるなら、子供に愛情があるなら、子供に食べさせるものには、心を鬼にして最大の注意を払うべきなのだ。それをしないのは、母親失格である。スィーツの誘惑に負けて、それを子供に与えるとは、子供を地獄に落とすことだ。

 私が小さい頃は、こんな洋菓子は滅多に見なかった。乳がんもほとんど聞いたことがなかった。がんも認知症もアレルギー性もほとんど聞いたことがなかった。それが今では、日本人の2人に一人ががんになる。私のピアノ先生も乳がんになり手術をされたが、その5年後、他に転移してがんで亡くなられた。2018年のことだ。そのご縁で、私にもがんが見つかり、2019年2月に手術をした。手遅れ寸前であったが、間に合った。仏様に感謝である。

 それ以来、私はがんの発生原因を調査している。

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母の想い出

 母は「親が食べさせるものは安心して食べてよい。親が子供の毒などは食わせない。」とよく言っていた。こんにゃくは毒消しだ、等の食事に関してよく教えてくれた。当時は、スィーツなどなく、せいぜいお祭り時にお饅頭である。実に健康的な食事をしていた。それと比較すると、現代は狂った食事である。

 当時、世間がテレビがあって当たり前の時代に、私の家にはテレビが無かった。そのため害のある食品コマーシャルを見る事もなく、過ごせたのは良かった。お陰で勉学に励めた。私が大学生になるまで、家にテレビはなかった。

 今は、母親が子供にスィーツや清涼飲料水を平気で与える。親が子供に毒を食わせているのだ。そのせいで、子供が糖尿病に罹る例が多発している。テレビが毒を喰わせるための洗脳宣伝を流している。それを痴呆的に子供が見ても、親が止めない。時代が変わったのだ。日本の未来が心配だ。

 

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  働き盛りの女性に乳がんが激増 日経ビジネス 2016年02月08日号

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 日本経済新聞  2019年10月18日 
 

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 若い人のがんは女性が8割       岐阜新聞 2019年10月18日  

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 この40年間で、乳がんが激増      愛知県がんセンターの資料  

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 29種の添加物の入った洋菓子

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 あずき最中 4種  成分表

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 羊羹 5種  成分表

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 おこし 4種 成分表

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2022-05-26  久志能幾研究所通信 2391号  小田泰仙

累計閲覧総数 323,551

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2022年5月19日 (木)

高額?後額?医療費にビックリ

 

 先日(5月18日)、5月6日に受けたがん検診の結果を聞きに愛知県がんセンターに出向いた。結果は問題もなく、ほっとした。毎回、その結果待ちの時間は嫌なものだ。

 がんはその細胞が出来てから、目に見える大きさになるまでに10年間はかかる。またがんになって、それから死に至るまでには5年から10年はかかる。早期に発見できれば、ガンはそんなに恐ろしいものではない。それを慌てふためいて、手術という対処療法だけで対処すると、痛い目にあう。

 

 私の父もそれで早期に逝ってしまった。85歳でガンが見つかり、胃の全摘手術を受けた。その後、肝臓に転移をして、手術後、1年で逝ってしまった。その時はまだ私にがんの知識がなく、私の無知で死を早めたようで、今でも心が痛む。

 無知は人生に壁を作る。日本人の2人に一人ががんになる時代である。日本人としてガンの医学的知識は持っているべきだ。

 

高額請求書

 5月6日のがん再発検査費用は約1万円であった。

 この日の検査の結果と健康指導の診療金額が150円であった。激安?激高?後額?(後から高額)の医療費の請求額である。時間にして約20分の診察で150円である。この担当医師は私の手術を担当された高度の技能を持つがん専門医である。その医師の診療金額が健康保険3割負担としても時給1500円である。それでは年間2000時間働いても年収300万円にしかならない。そこに日本医療業界の矛盾を感じる。

 だから医院は投薬や手術で保険医療制度の高点数を稼がないと、病院経営が成り立たない。がんの再発防止の指導を積極的にしてはいけないようだ。がんの再発をそれとなく誘導し、また高額な抗がん剤治療や高額な手術費で稼ぐようにしないと、病院経営が成り立たないようだ。なにかおかしい。

 

落とし前

 今日の診察費は150円と一見安い診療金額だが、後年、がんが再発し、高額の医療費で尻拭いをさせられる。その結果、2021年度に日本の医療費総額が43兆円を超えた。税収は約60兆円である。日本政府の稼ぎの7割が医療費で消える。なにかおかしい。まるでサラ金地獄に陥って、稼ぎの7割が金利支払いで消えるようなものだ。

 

最高の治療

 最高の治療とは、がんに罹らない正常な生活を過ごせるような指導をすることである。運命学でも、最高の運命とは、平穏無事な人生の事である。波乱万丈の人生は最悪の運勢である。がんになるとは、狂った食生活、狂った生活習慣を送った結果である。因果応報である。

 それを対処療法で済ませるから、日本人の2人に一人ががんになり、日本の医療費が年間43兆円を超える事態になる。それを真犯人の官僚も、おこぼれを狙う医療業界も、狂った食品を売っている業界も、そのCMを担当しているマスコミも口裏を合わせて、「真因は黙っていようね」と言っているのが日本の現状なのだ。 

 

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馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」久志能幾研究所刊

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2022-05-19  久志能幾研究所通信 2386号  小田泰仙

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2022年5月17日 (火)

日本のがんを激増させた犯人は、毒物を認可した官僚

 

 日本人の2人に一人ががんになり、3人に一人ががんで死ぬ。その厳しい現実を日本のマスコミは敢えて報道を避けているようだ。その原因を多くの人が本やネット上で論争している。まるで百家千論の趣である。

 原因を見つけるには、なぜ何故を5回繰り返して、真因を見つけ、元を断たなきゃダメなのよ。

 それで総合的に考えて出した私の結論は、「がんは生活習慣病の結末である。それを加速させているのが、日本に突出して多い添加物等の薬物である。その真因を作った犯人は、その添加物を認可している役人・官僚」である。

 それを踏まえ、私のがん罹患体験も踏まえ、私がそれに至った経緯を述べる。

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総括

 日本だけがガンが激増し、欧米ではガンが減っている。その激増する要因を洗い出し、それの寄与率を総合的に考察する。

 その結果、添加物、防腐剤、農薬の過剰摂取が癌の要因と推定した。

 これは算数の問題である。癌になると推定される要因を加減乗除すれば答えは出る。 

 

           日本人のガンが激増した原因

                 

事実1 加工肉の犯人説      ×(日本人の摂取量は少ない)

事実2 日本人の食事が欧米化説  ×(欧米はガンが増えていない)

事実3 マスコミ犯人説       (CMの影響はある)

事実4 添加物、防腐剤、農薬説  〇 (日本は欧米の10倍の量)

事実5 添加物入りの宣伝過剰   〇 (日本は宣伝が野放し)

事実6 夕張市現象説       ×

事実7 検査原因説?       ×(多少の影響はある)

事実8 「対処療法」犯人説    〇(医師は真因を探さず対処)

事実9 「ストレス」犯人説    ×(欧米も条件は同じ)

事実10 「自動車」犯人説     △(運動不足は事実)

 + )

  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 結論:添加物、防腐剤、農薬の長年の過剰摂取が癌の要因と推定(推定有罪)

 日本人は欧米人の10倍の添加物、防腐剤、農薬を知らず知らずのうちに食べさせられている。

 Photo  

船瀬俊介著『あぶない抗がん剤』(共栄書房 2018年)より引用

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事実1 加工肉の犯人説

 国際がん協会の発表では、がんの原因と認定されている食品は、加工肉しかない。それでもその発生が10~20%程増えるだけで、国民の50%ががんになるとは結論づけてない。それも毎日、大量に加工肉を食べた場合である。

 しかも日本人の一日の肉摂取量は平均63g(そのうち13gが加工肉)である。欧米人の肉摂取量は500gと桁違いである。それでも、欧米人にがんが日本ほど増えているわけではない。ドイツ等の寒い欧州の国では、ソーセージ等は越年のための保存食である。それを何百年も続けていたはずだ。それが発がん物質なら、欧州ではがんが増えるはずだが、現実はそうではない。なぜ?

 酒と煙草はがんの原因であることは、確定の事実であることとは別である。

 

事実2 「日本人の食事が欧米化」の犯人説

 戦後のこの70年間で日本人の食事が激変した。内容が欧米化したのは事実で、がんの発生状況も欧米に似てはきたが、それでも欧米が2人に一人ががんになっているわけではない。なぜ?

 私が小学校の頃の50年前は、回りにがんも認知症も、アトピーもいなかった。稀有な病気として存在しただけだ。なぜこんなに増えた?

 

日本では癌が死因の第一位、世界と違う。日本だけ異常

【日本人の死因(2019年)】

1位 悪性新生物(腫瘍) 27.3%

2位 心疾患(高血圧性を除く) 15.0%

3位 老衰 8.8%

4位 脳血管疾患 7.7%

5位 肺炎 6.9%

6位 誤嚥性肺炎 2.9%

7位 不慮の事故 2.9%

8位 腎不全 1.9%

9位 血管性及び詳細不明の認知症 1.5%

10位 アルツハイマー病 1.5%

 

【世界の死因(2019年)】

1位 虚血性心疾患

2位 脳卒中

3位 慢性閉塞性肺疾患(COPD)

4位 下気道感染症

5位 新生児固有の状態

6位 気管・気管支・肺癌

7位 アルツハイマー病を含む認知症

8位 下痢性疾患

9位 糖尿病

10位 腎臓病

   WHO(世界保健機関)のレポート

 

事実3 マスコミ犯人説

 がんで年間約37万人が死ぬ。新型コロナウイルスでこの2年間で約2万人がなくなった。年間約1万人の死亡者である。マスコミは新型コロナウイルス感染者を大々的に報道するが、がんの死亡には殆ど報道しない。真犯人を擁護している? なぜ?

 

事実4 添加物、防腐剤、農薬説

 欧米では政府が認可した添加物の種類数は英国が20種、フランスが30種である。アメリカでも100種である。他の欧米諸国も同じようなものだ。ところが日本は350種も認可されている。それがガンの発生に臭いと思うが、政府はその添加物の表示を簡略化させたり、隠蔽したりする行動ばかりである。

 タバコ、酒類も毒物、薬物の一種である。日本はその規制が欧米に対して緩すぎる。乳がんは夫のタバコの副煙流が一番の原因だ。タバコを直接吸う本人は、煙をフィルターを通して吸うが、副煙流は、低温で回りを漂い周りの人(妻)を襲う。その毒性は、夫が吸う煙より何倍も強い。

 高度経済成長期と添加物の増加、加工食品の増加、輸入食品(農薬・防腐剤を大量に含む)の増加と時期は重なるようだ。私は添加物の摂取の増加ががんの増加と確信している。欧米人の10倍も毒を食べさせられれば、欧米人より多くの人ががんにのなるだろう。それこそ宇宙根源の理に合っている。

 日本の官僚は、食料は外国(主に中国)から安い食品を輸入して、工業製品で稼げばよいと日本の食料政策を農業放棄、工業重視の政策に舵を切った。海外から食料を輸入すれば、船で輸送する間の長期間の保存に耐える防腐剤が多量に必要だ。また相手国でどんな農薬が使われているかは、関与できない。

 食料は戦略物資である。戦争になって、相手国が輸出を止めれば、日本は負ける。日本の食料自給率は40%以下である。戦争になれば、日本が飢餓に落ちいる。戦う前に敗北である。金があっても敵国が食料を輸出するはずがない。今のウクライナ・ロシア戦争を見れば、食料が武器であることは一目瞭然だ。

 妊婦がたった1種類の睡眠薬を服用しただけで、サリドマイド薬害事件(1957-1962年)が発生した。ドイツ、日本を始め先進国で多くの奇形児が生まれた。薬物の人体への影響は大きい。

 だから官僚が350種もの添加物、防腐剤、農薬を安全性を十分に確認もせず安易に認可して、50年間に亘って、日本人が多くの食材からまんべんなく摂取すれば、その50年後にがんが激増しても不思議ではない。添加物等の弊害が明らかになるのは数十年後なのだ。サッカリンでも後年に発がん性が認められて、使用禁止となった。

 なぜガンの原因と疑われる添加物の表示を曖昧にする法案を作り、マスコミや政府はそれを隠蔽するのか? なぜ?

 それは汚役人の利権確保と天下り先確保のためと推定した。

 

世界の化学合成添加物認可数

 日本    … 約350品目

 アメリカ…約130品目

 ドイツ …約 60品目

 フランス…約 30品目

 イギリス…約 20品目

  https://www.toyota-kenkou-seikatsu-center.co.jp/6269/

 世界の化学合成

 

事実5 添加物、防腐剤、農薬の入った食品の宣伝嵐説

 テレビやYouTuveを見ていると、食品のCMの嵐である。その食品には、添加物、防腐剤、農薬がてんこ盛りである。コンビニで売られているおにぎり一個に30種もの添加物が入っているのが現実の日本の姿である。

 マスコミは、食品メーカの宣伝が収益源だし、その宣伝元は大スポンサーなので、批判は絶対にしない。そんなことをすればテレビ局の屋台骨が揺らぐ。健康に悪いと分かっていて何故? マスコミは拝金業者に成り下がったから?

 スィーツはペンよりも強し。甘いものには毒がある。

 

事実6 夕張市現象説

 夕張市が財政破綻して、市内にあった総合病院が閉鎖になった。その結果、市民の死亡率が下がった。なぜ? 病院に行くから、病気になって死ぬ? 

 

 この2年間、新型コロナウイルス禍が世界中を席巻し、病院に行けない病院難民が増えた。それでガンになる人も減っている。なぜ?

 

事実7 検査原因説?

 日本では、がんになると「日本がん治療標準コース」のベルトコンベアに、強制的に乗せられる。拒否をすると、「命の保証はしない」と担当医から脅迫される。抗がん剤治療を受けさせられ、定期的な検査(レントゲン、胃カメラ、CTやMRI)で造影剤の薬物が大量に投与される。私は先日、その検査の薬物で2日ほどダウンした。それで薬物での犯人説を確信した。

 その時の検査の放射線で、5%ほどの人ががんになるとも言われる。それでも5%である。主原因ではないだろう。

 

事実8 「対処療法」犯人説

 がんになっても、その治療は対処療法ばかりである。がんを切って完治すれば、その後は「今まで通りの生活で良い」とそのがんになった真因までを医師は指導しない。その理由は儲からないから。今まで通りの生活の中にがんになった真因がある。それには、医療業界全体で、「黙っていようね」と口裏を合わせているとしか思えない。なぜ? 黙っていれば、医療業界が安泰だから?

 なにせ日本の医療費総額は43兆円で、巨大な市場規模である。日本の国家予算が100兆円で、税収は60兆円だ。そのなかで医療費が43兆円なのだ。

 日本人の3分の一がガンで死亡するなら、その医療費規模は年間15兆円にもなる。医療業界にとって美味しくないわけがない。

 ♪止められない、止まらない? カッパ海老がん♪

 私の父も対処療法が原因で、85歳で胃がんの手術を受けさせられて、86歳で死亡した。手術をしなければ4,5年は生きていただろう。当時、医師からの手術の勧めを認めてしまったことを、今は後悔である。

 

事実9 「ストレス」犯人説

 グローバル経済主義が蔓延し、一般サラリーマンは成果主義に追われ、ストレスが増えたと言われる。しかしそれは日本だけではなく、全世界同じ条件である。なぜ、それで日本だけがんが突起して増えた?

 

事実10 「自動車」犯人説

 車の生産台数と、がんになる人とは相関関係がある。日本の高度経済成長期に合わせて伸びてきた。つまり移動に車を使うことで、運動量が減って、がんの発生要因が増えた。これも生活習慣病を加速させた原因である。しかしそれでも世界のがん発生状況と日本のがん発生状況は一致しない。なぜ?

 

 

2022-05-16  久志能幾研究所通信 2385号  小田泰仙

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2022年5月 7日 (土)

薬物パーティ?でダウン。薬物依存の末路⇒がん?

 

 先日、愛知県がんセンター(病床が500床の巨大病院)で定期検診を受け、その時の麻酔薬と造影剤(薬物パーティもどき)の影響で2日程、ダウンしてしまい、当ブログが更新できなかった。恐縮です。

 2日間もダウンしたのは、私の体がガン治療の影響と加齢で体力が低下して薬物(麻酔薬、造影剤)に耐えられなくなったようだ。回復まで2日間を要した薬物パーティでした。

 日本では、がんになると「がん治療標準コース?」に乗せられ、半年に1度のがん検診を強いられる。拒否しないと、抗がん剤治療も強いられる。その過程で多くの外部団体が利益を稼ぐ。そこで放射線と薬物(毒)を使用した検査が行われ、体が痛めつけられる。その「お陰」で日本のがんの罹患率は増加の一途である。闇の業界の笑いが止まらない。

 どこの世界に国民の半分がガンになる国があると言うのだ。日本国民の3分の一が癌で死ぬのだ。その人数は年間で約37万人である。新型コロナで亡くなる人は、この2年間で年間1万人もいない。新型コロナは大騒ぎをするのに、ガンの死亡には国もマスコミも故意に無視である。国もマスコミもやましいことがあるからだ。その死因の責任者の一人であるからだ。

 

ガン病棟風景

 2022年5月6日に愛知がんセンターに行って、回りの患者(がんセンターだから)を見て、来院者の全員ががん患者であることに感動である。その中に、若い女性が大勢いるのが異常である。それも若いガン患者の75%が女性である。

 

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 若いガン患者 女性75% 20歳~39歳で急増

 (国立がんセンターの報告書)

 日本経済新聞 2019年10月18日

 これは若い人たちが日頃食べている食品に含まれている薬物(添加物、防腐剤、人工甘味料、脂分、糖質)が原因だと思わざるを得ない。また副煙流の影響や飲酒の増加の影響も大きいだろう。

 

 酒もたばこも発癌性物質であることが明白なのに、政府もマスコミもそれを防ごうとはしていない。テレビやマスコミは日銭稼ぎで、毒の入った食品の宣伝に余念がない。この現実では、日本のがんが減るはずがない。

 

ガンの真因

 がんの原因は、多くの先生が多くの意見を唱えている。どれが真説か分からないほどだ。その中で私が信じれそうな説が、下記である。

 その中で私が最も怪しいと感じているのが、薬物(添加物、防腐剤、人工甘味料)である。日本政府が認可した添加物、防腐剤は350種類に上る。英国やフランスは精々20~30種類である。

 欧米のがん死亡率は10位のランク外で、日本の第一とは違う。日本では癌患者が増え続けている。2人に一人ががんになり、3人に一人ががんで死ぬ。何かおかしい。癌の原因が赤肉・加工肉とも言われるが、その食べる分量が欧米の10分の一以下である。いくら肉食が増えたと言っても、それがガンの主原因とは思えない。

 私は野放しの薬物(添加物、防腐剤、人工甘味料等)が原因だと信じている。例えば、コンビのおにぎり一個に30種類ほどの薬物(添加物、防腐剤、油分)が含まれているのが日本の現実である。その添加物表示も業界の圧力で、隠蔽される法の改悪が進んでいる。

 

南雲吉則医師が説く「がん原因説」

 1 狂った食生活、狂った生活習慣

 2 精製した糖質

 3 悪い油

 4 化学調味料 

 

船戸崇史医師が説く「がんを防ぐ方策」

 1 良眠生活

 2 良食生活

 3 加湿生活

 4 運動生活

 5 微笑生活

 

平島先生のYouTubeでのがん原因説

1 遺伝情報の誤コピー

2 それは加齢とともに増える

3 悪い食生活

    酒、たばこ

 

ドクター・カトー診療所のYouTubeでのがん原因説

1 赤肉、加工肉の多食

    世界がん研究基金、米国がん研究協会の結論

 

  日本の国立がん研究センターの報告では、日本人はそこまで大量に肉食をしないので、影響はないと結論。

   

   米国では日に500グラムの肉食

   日本人は日に平均63gの肉食(赤肉50g、加工肉13g)

2 酒

3 アフロタシイオンB1

4 ベータトロテン

 

世界の化学合成添加物認可数

 日本    … 約350品目

 アメリカ…約130品目

 ドイツ …約 60品目

 フランス…約 30品目

 イギリス…約 20品目

  https://www.toyota-kenkou-seikatsu-center.co.jp/6269/

 

日本では癌が死因の第一位、世界と違う。日本だけ異常

 

【日本人の死因(2019年)】

1位 悪性新生物(腫瘍) 27.3%

2位 心疾患(高血圧性を除く) 15.0%

3位 老衰 8.8%

4位 脳血管疾患 7.7%

5位 肺炎 6.9%

6位 誤嚥性肺炎 2.9%

7位 不慮の事故 2.9%

8位 腎不全 1.9%

9位 血管性及び詳細不明の認知症 1.5%

10位 アルツハイマー病 1.5%

 

 

【世界の死因(2019年)】

1位 虚血性心疾患

2位 脳卒中

3位 慢性閉塞性肺疾患(COPD)

4位 下気道感染症

5位 新生児固有の状態

6位 気管・気管支・肺癌

7位 アルツハイマー病を含む認知症

8位 下痢性疾患

9位 糖尿病

10位 腎臓病

   WHO(世界保健機関)のレポート

 

2022-05-07   久志能幾研究所通信 2379号  小田泰仙

「久志能」 で検索

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2022年5月 5日 (木)

ガンになったことに感謝

 

 2018年12月25日に河村義子先生ががんで亡くなり、私はそれで胸騒ぎを覚え、2019年1月初にがんの検診を受けた。それで私にガンが見つかり、愛知県がんセンターで2月12日に手術を受けた。自覚症状がなかったため、発見が遅れ、手遅れ寸前であった。手遅れ前に見つかり、仏様に感謝である。

 

 宇宙根源の原則では、宇宙の中はプラス・マイナスでゼロである。マイナスが大きければ、プラスも大きい。今回、癌になって人生の大きなマイナスを受けた。しかしそれに応じた大きな恩恵を受けて、今はがんになったことを感謝である。

 

がんになって命(時間)の有限性を再認識

 がんの自覚症状がなく、発見されたときは、ステージが進んでいて、余命宣告までされた。5年後の生存率は51.3%で、同じ病状の人の半分が死ぬ状態であった。

それでいつまでもあると持っていた命の有限性を再確認させられた。時間の大切さは常々意識していたが、それが更に強固になった。

 

自分の人生を考え直す時間

 愛知がんセンターの病室で、約1か月間、静かに考える時間を持てたことは、長い人生で良いことであった。病室はテレビも完備であったが、一度も電源を入れなかった。ひたすら読書をして過ごした。娑婆に居ると、回りの雑音に迷わされて、静かに考えることが少ない。

 

 弾の飛びかう生死の境の戦地では、俗世間のスキャンダルにも関心が向かない。窓の外からの眺めで、目の前には天白区の広大な墓地が広がっている。考えてしまう。

 

 がんになったため、人生の後始末も事前に出来て良かったと思う。戒名の拝受、葬儀の段取り、葬儀のお金の支払い、戒名の墓誌への刻字も済ませた。さあ後は死ぬだけとなると、覚悟が出来る。人は生れ、成長し、老い、病気になって死んでいく。それだけである。それ以外に、自分のやってきたことを残せれば、万々歳である。

 

回りの人の人格の真贋が露見

 がんになって周りの人の対応で、その人間性が露見して、人間観察の良き経験をした。その後の付き合い方を考え直すことが出来て、今後の人生を有意義に過ごせそうだ。そのため無為な付き合いをしなくてよい。

 それで縁を切った親戚や仲間もいる。人さまざまな対応に、人間模様を見るようで、よき人間観察の勉強になった。

 

 人は何になるために生きているか。人は「人に成る」ために生きて精進をしている。成人式とは「人」に成ったお祝いである。しかしそれは単に物理的に18歳になったから、「成人」というだけで、人間として、本当の「人」に成ったのではない。それが人の生死の境目の対応でその真偽が露見する。

 

 がんになり生死をさ迷い、入院生活をがんセンターで過ごすとは、人生の戦争なのだ。戦争の時、助けてくれなかったら、敵である。それは渡部昇一先生の言葉だ。 

 

地獄はあの世ではなく此の世にあり

 私はがんになっても、「ああこの人体部分が故障してしまった」と考えて、そんなにも焦ることはなかった。しかし故障なら、その対処と、その原因と再発防止をすればよい。その過程で日本のがんの実態を調べることが出来たのは幸いだった。自分が当事者にならないと、そこまで真剣にがんの研究をしなかっただろう。

 

 ある意味、地獄を見ることになったが、冷静に周りを見て、地獄とはあの世ではなく、この世の状況にパニックになることだと再確認した。

 30年前、母が脳梗塞になり、20年前、父がガンになり、その時の対応で地獄を見た。自分が癌になり、以前に地獄をみてきたので、今回はそれを正視して冷静であった。両親がそれを教えてくれたようだ。

 

狂った食生活、狂った生活習慣

 癌になった原因を調査して、その原因が、「狂った食生活、狂った生活習慣」であることを、南雲吉則先生と船戸先生から教えてもらった。原因が分かれば、対策は容易である。がんにならなければ、心筋梗塞、脳梗塞や別の病気でもっと早く死んでいたと思う。ガンになり、がんを研究することで、健康管理を見直して、長生きをできそうだ。

 今までのがん対策が、対処療法ばかりであって、日本人のガンが増加している原因だと確信した。もっと早くわかっていれば、父をがんで無くすことはなかったのにと、後悔である。

 その対処療法で、金儲けをしている軍団を知ることができた。日本人の劣化を見た。それは日本人社会の劣化を示す指標であった。

 

病院の真偽が露見した

 がんになって、がんの標準治療しかしない病院と真因を探してその対策をする病院の差を発見した。良き知見ができてよかった。

 対処療法で、逆に命を縮める抗がん剤治療を、担当医師と喧嘩別れをしてまで拒否をした。医師からは「抗がん剤治療をしないと命の保証はしない」と言われたが、よく拒否をしたと自分を褒めてやりたい。

 唯々諾々と医師の言うままにならない自分を発見して、良かったと思う。それも父の手術で、医師の言うまま決断した失敗があってのこと。亡き父が私の命を救ってくれた。

 

Img_63871s 馬場恵峰書

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2022-05-04 久志能幾研究所通信 2378号  小田泰仙

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2022年5月 2日 (月)

良く死ぬために、毎日を立食パーティで

 

 一日中、座りぱなしは、煙草を毎日数本吸うと同じくらい健康に悪い。それを知って、毎日、立って食べることにした。普通の立食パーティなら1~2時間は立ちずめである。それを思えば、食事の20分ほどを立って食べても苦にならない。

 

 立っていると頭の活性化になるようで、色んな事やアディアが湧いてくる。その思い出に家族やご先祖や恩師との会話がある。座って黙々と食べるより、頭が活性化するようだ。この数日、試しに立って食べても問題がなかったので、立食用のテーブルをやまじ工房の山路先生に製作してもらうことにした。

 

 体をよく使わないと、病気で苦しんで死ぬことになる。よく働き、体を使って生きれば、長生きすれば、枯れるように、苦しまずに死ねる。

 しかし若くして死ぬと、生木を割くように苦しむのだ。

 良く死ぬために、毎日を立食パーティをして、立って仕事をばりばりこなして、足腰を鍛えよう。

 そうしないと足腰が弱り、挙句に寝たきりになり、体中にチューブを入れられ、病院の金ヅルになってしまう。その結果が年間の医療費が40年前の4倍の42兆円越えである。

 

 

座らない

 長時間座り続けると知らぬ間に健康を損ないます。いわば「座り病」で、座った途端、足の筋肉で電気的活動がストップします。消費カロリーは1分当り1キロカロリーに低下し、脂肪燃焼を促す酵素の生産は90%減少します。

 2時間座ると、善玉コレステロールが20%減ります。

 デスクワーク中心の人は、心臓病を患いやすい。立ち仕事の人に比べて、心血管疾患の発生リスクは2倍になります。

         トム・ラス著『座らない』 新潮社  より

 

「座りっぱなし」3時間で余命が1時間縮む

 オーストラリアで25歳以上の男女8800人を対象にテレビの視聴時間とその後の死亡リスクを6.6年にわたり追跡調査した研究(*1)では、テレビを1日4時間以上見ている人は、1日2時間未満の人よりも総死亡リスク(あらゆる原因による死亡のリスク)が1.46倍高かった(図1)。心血管疾患(心筋梗塞や脳卒中)による死亡リスクに限ると、1.8倍にも増加していた。

 

 1日に4時間以上テレビを見ている人は、2時間未満の人に比べて死亡リスクが46%上昇していた。(出典:Circulation. 2010 Jan 26;121(3):384-91.)

 

 「このデータを基にした別の分析からは、『座りっぱなし』でテレビを1時間視聴するごとに平均余命が22分短くなるという結果(*2)も出ています。単純に計算すると、1日3時間テレビを見ていれば、1日1時間ずつ余命が短くなるということです」。岡さんはそう警告する。

*1 Dunstan DW, et al. Circulation. 2010 Jan 26;121(3):384-91.

*2 Veerman JL, et al. Br J Sports Med. 2012 Oct;46(13):927-30.

 日経Gooday より

https://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/20/051100014/051400002/

 

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馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」久志能幾研究所刊

  

2022-05-02 久志能幾研究所通信 2376号  小田泰仙

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2022年5月 1日 (日)

後悔 父を死刑台のエスカレータに乗せた

 

 2001年、大垣のM病院から電話がかかってきて、父の病気の件で来て来院してほしいという。慌てて病院に行くと、父に胃癌が見つかって、その治療についての説明であった。

 M院長は、「貴方のお父さんは85歳だがまだ体力もあるから、切れば治る」と保証した。M院長がそういうならと大垣市民病院で手術をすることが決まった。

 当時の私は、それを信じるしか知識も判断力も無かった。親戚からの懇願で、父にがんを告知できなかった。告知は可哀そうだ、という。

 今にして、告知しなかったのは間違いであったと後悔している。

 

 手術は成功したが、手術後、トレイに乗せられた全適の血まみれの胃を見せられて、すぐ手術に同意したことに後悔した。それが間違った判断であったことを瞬時に悟った。それでも何とか退院できて、半年ほど、父は平常な生活に戻れた。

 

 手術から半年後、定期検診で父に肝臓への転移が見つかった。肝臓のレントゲン写真を見せられて、素人でも手の施しようがないと判断できた。それで今後の手術や抗がん剤治療を拒否した。

 そうしたら病院側はやることがないので、「じゃあご勝手に。治療をしないなら、病院を出て行け」を宣告された。健康保険上の制度で、治療を行わないなら、病院に長期の滞在は、法律で出来ないとのこと。家族には冷酷な扱いである。病身の父を抱えて路頭に迷ってしまった。

 

 それから緩和治療をしてくれる病院を大騒ぎで探して、なんとか入院先を見付けた。

 父はそれから半年後に亡くなった。もし胃がんの手術で全摘をしなければ、手術で苦しめることもなく、もっと長生きできたはずと後悔であるが、後の祭りである。

 

 浴風会病院の剖検では、85歳を過ぎた人は、全員ガンがあるという(和田秀樹院長)。80歳を過ぎたら、手術をしない方が、長生きできると和田先生は言う。(和田秀樹著『80歳の壁』幻冬舎)

 

 現代医学は、対処療法の治療しかしない。癌が見つかれば、摘出、その後に抗がん剤治療である。それが工場ラインのように、それが標準治療工程として決まっている。大病院の医師もその標準工程から外れることが許されないようだ。

 

 それは死刑台のエスカレータである。それをすれば、ガンの再発は必至で、死への直行エスカレータである。抗がん剤治療では、ガン部だけでなく、正常な部位も痛めるので、免疫力が低下して、肺炎等で早く死ぬ。癌患者はガンでは死なない。免疫力が低下して、肺炎等の炎症を抑えられないのが死因である。

 

 ガンになった真因を見付けず、対処療法で幹部だけ取り除くだけだから、ガンも生きるために他の部分に転移をする。その再発防止の対策を医師は指導してくれない。手術後は、「今まで通りの生活で良い」としか言わない。それは20年前の父の手術の後の時も、今の私が2019年にがんの手術をした後の時でも同じであった。

 

後日談

 父の葬儀が終わり、父が療養中にお世話になった病院の先生方にお礼の挨拶に行った。ところが、その医師の中で、M病院のM院長だけからは、その面会を拒否された。推察するに、死亡した患者の遺族が来ることは、苦情を言われるのを恐れて拒否したとしか思えない。そういう事例が多いと推察した。M院長は85歳のがん患者を手術すれば、どうなるかを経験的に分かっていたはずである。そんなやましい気持ちがあるから、遺族のお礼の挨拶を拒否したのだ。

 

 このM病院は両親が50年間も家庭医としていた病院である。私も通院したことのある病院である。その病院に裏切られた思いである。その10年後、定年退職で大垣に帰郷したが、その病院には二度と行かないと決意した。

 

死刑台の結論

 父のガンでの死が、私に考える知恵を与えてくれた。それでガンを研究して今の私の生がある。無知は人生の壁をつくる。無知の壁は、80歳の壁より、大きな壁である。「医師を盲信してはならない。盲信すれば、死刑台のエスカレータに乗せられる」が私の得た智慧である。知識だけなく、その知識を賢さで判断せねば生きていけない。

 がんに関する結論は、「がんは生活習慣病である。今までの生活習慣を正さない限り、再発する。」である。

 

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馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」久志能幾研究所刊

 

Dsc065661s 松本明慶大仏師作 普賢菩薩像

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2022-05-01 久志能幾研究所通信 2375号  小田泰仙

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2022年4月28日 (木)

老化とは病気。70歳の貴方の余命は2年。

 

 日本人の平均寿命は80歳だが、健康寿命は72歳である。健康体でまともに活動できるのは、72歳まである。それ以降は突然死や寝たきりや、病院通い、認知症の発病でまともな活動に制限がかかる。

 だから70歳なら、余命2年である。もう時間がないのだ。その余命を伸ばす手段が老化の進展の遅延化である。そもそも老化とは悪性の病気なのだ。

 

老化という病気

 つまり、人は老化という不治の病に侵されて、60歳を超えると健康体でいられる人の数が激減する。10年後の70歳でも、その老化の程度は人により大きな格差がある。要は老化という病気の程度が違うのだ。それは老化を防ぐ生活を送ったか、老化を促進させる生活を送ったかの差である。

 

老化の原因

 要は、自分の細胞を添加物の処理、アルコールの分解処理、煙草の毒消し処理、運動不足で骨のカルシウムが脱走するのを支援した結果が、細胞が過労死となり、普通以上に骨がもろくなり、老化が進んでのだ。

 アルコールは肝臓で薬物と同じプロセスを経ないと、無毒化されない。その過程で、肝臓の細胞が酷使される。酷使とは、細胞が死んでアルコールを無毒化する。しかし肝臓の細胞の再生回数は限度がある。それを超えると肝硬変、肝臓がんに発展する。他の臓器も同じである。アル中の人の顔はどす黒い。それが全身で老化が進んでいる証拠である。

 酒は薬物である。タバコは毒である。暴飲暴食、等の狂った食生活や狂った生活は緩慢なる自殺である。老化を加速させる習慣である。

 

老化が加速する原因

 添加物の取り過ぎ

 酒の飲みすぎ

 タバコの吸い過ぎ

 運動の少なさ

 ストレス過多の生活

 暴飲暴食

 

散歩とは治療である

 散歩をすると体の活性化になる。じっとしていると、体は筋肉や骨のカルシウムが不要だと認識して、組織の再生成を止めてしまう。だから私は散歩は老化防止の治療だと認識して、体を動かしている。

 

脳活よりもボランティア活

 同じように脳も使わないと、不要として脳のネットワークが寸断されてしまい、認知症にまっしぐらである。脳活としてゲームやパズルをするより、社会奉仕でボランティアをして多くの人と交流したほうが、脳にためにはより。ボランティア活動を治療と考えて行うと良い。

 

食事を作る楽しみ

 料理を作るのも、脳活になるし、加工食品を食べる機会を減らすので、治療として行うと苦痛でなくなる。

 

リストラで廃線

 なんでもそうであるが、使わない器官は退化する。これが人間の体の原則だ。老化とは使うべき器官を適正に使わなかったので、体の自律神経が、不要な器官のリストラを断行しただけだ。言わば収益の上がらない鉄道線を廃線にしたと同じなのだ。

  

 

2022-04-28 久志能幾研究所通信 2373号  小田泰仙

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2022年4月20日 (水)

感動! ♪おむすびコロリ お家で腐って さあ大変♪

 

 いつも行くお店で握ってもらった「おむすび」を3日ほど忘れて、部屋で放置したら、痛んで食べられなくなっていた。最近、急に暖かくなって常温で放置したのが原因のようだ。それに感動である。それはその「おむすび」に防腐剤が入っていないことが証明されたからだ。

 

腐らない食品

 いつも大規模小売舗のテナントのご飯は、冷蔵庫に入れれば10日経っても腐らず大丈夫である。逆にいくら冷蔵庫に入れたとしてそこまで持つのが不思議であった。食品表示欄で確認しても防腐剤が入っていないが、前述のおにぎりの件と比較すると、防腐剤が密かに入っていると確信した。

 

食中毒事件の発生ゼロ

 このご時世で、これだけ大量の食品が売られていても、食中毒事件は聞かない。それだけ大量の防腐剤が入っているのだろう。食中毒事件が起きれば、そのお店は営業停止を喰らうし、大規模小売店舗から追放だろう。だから防腐剤非表示でも、防腐剤が使われているとしか思えない。だから日本のがんの発生が増える一方なのだと確信した。もう二度と、大規模小売店舗ではご飯を買わないと決心した。

 

危険な食品

 むろん、私は以前からコンビニではおにぎりなど絶対に買わない。ほっか弁店でも買わない。ほっか弁店では、油を使って炊飯しているからだ。そうすると炊いたお米の表面の艶が出て、美味しく見える。また海苔を付けた場合、べたつかず、商品価値を上げられるからだ。私には油はドクターストップであるから、食べない。

 

日本のがん増加の原因

 日本で使用されている添加物数は、1500種類以上あり、石油などから作られる認可された合成添加物の数は350品目以上ある。

 ところが欧米だとその数は30種程度である。その原因は、今の官僚が使命感を忘れて利権に走り、業界の意のままに添加物や防腐剤を認可しまくっているからだ。官僚はその業界への天下りを考えているのだ。

 2022年3月から、いままで「人工添加物」という表示が、単に「添加物」とだけの表示で良いように法律が改悪された。消費者が騙されやすい状況に、汚役人が法律を改悪したのだ。自分達の利権のためだ。

 

 それらの総合結末が、現在の日本だけガンが激増している現実である。日本のがんの原因は、役人の劣化である。大垣の役人の劣化が大垣の没落を招いたが、それが国家レベルとなると、日本人全体のガンの増加となり、日本人の消滅につながる。おそろしい話だ。

 

【世界の化学合成添加物認可数】

 日本    … 約350品目

 アメリカ…約130品目

 ドイツ …約 60品目

 フランス…約 30品目

 イギリス…約 20品目

 https://www.toyota-kenkou-seikatsu-center.co.jp/6269/

 

 汚役人の腐敗防止

 人の心が腐敗するのを防ぐのが修身教育だ。役人はお国の為、国民のためにノブレス・オブリージュの精神で尽くす必要がある。その覚悟が無ければ、役人になどなるべきではない。

 ところ今は役人が拝金主義に汚染されている。今の地方の役所ではコネで入る輩が増えているようだ。それで一般人の2倍に給与を貰っている。それで国民や市民の為に働かないのだから犯罪である。

 だから日本の経済停滞が改善できない。その元凶が政治家と官僚である。国民が声を上げないと日本が沈没する。大垣のガンのような惨状が日本全体に広がるのを防がねばならぬ。

 

身の回りは毒だらけである。自分の身は自分で守るしかない。

 

 2022-04-19  久志能幾研究所通信 2364号  小田泰仙

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2022年4月14日 (木)

「16時間断食」のすすめ

 

 雑誌かネットで、「16時間断食」の生活術を発見して、現在、それを実行している。現在、私の内臓の調子はすこぶる良い。

 内臓は、多くの人に奴隷のように扱われ、黙って働いている。しかし奴隷にも休息を与えないと死んでしまう。奴隷は文句を言わない。文句を言ってきたときは、往々に手遅れの場合が多い。それを防ぐのが、「16時間断食」である。

 

佛の報せ

 私のがんも自覚症状がなく、胸騒ぎがして検査で調べた時は、ステージが進んでしまっていて、手遅れ寸前であった。河村義子先生ががんで亡くなる知らせが無ければ、先に私が死んでいたであろう。

 

肝臓は忍耐強い

 例えば肝臓は暴飲暴食に黙って耐える。肝臓にとって酒飲みは暴君なのだ。肝臓が調子が悪くなった時は、修復不能の状態である。酒飲みに、「肝臓の休肝日」を設けろと言われるのは、常識となっている。世界では、年間300万人が酒が原因で死んでいる。英国の学会で発表された論文では、「酒は微量でも発がん性物質」である。「適量の酒は長寿の薬」は大嘘である。

 食物は胃や腸で消化されるが、アルコールは肝臓で薬物と同じプロセスで分解・無毒化される。WHОでは、酒は薬物に指定されている。それは酒が薬物と同じプロセスでしか分解・無毒化されないためだ。要は、酒の入った宴会は、薬物パーティーなのだ。酒はその分、肝臓に負担をかける。毒である。酒は百厄の弔なのだ。

 

16時間断食

 会社勤めの生活では難しいが、自営業の生活なら、16時間断食が可能である。16時間断食とは、食事を朝10時から夕方の18時までの8時間中にとって、その後は間食をしない生活である。朝や夜は、水や白湯を一杯である。

 

理論

 その理由までは情報源に書いていなかったが、「16時間断食」は内臓を休ませて、断食と同じ効果を得る手段であると推定した。

 人間は生物として24時間中、8時間を休息に使う。だから生きている間の3分の1は、生物として休息が必要のようだ。同じように内臓という器官も最低8時間の休息が必要のようだ。その日の最後に食事をしても、それから5,6時間は消化の為、内臓は働きづめである。だから8時間の間に食事をしても、その後に5,6時間は消化に時間がかかる。だから8時間の内臓の休息時間を確保するには、食事を朝10時から夕方の18時までの8時間に食事を摂る必要があるわけである。睡眠中は、内臓にも寝させてあげたい。

 

16時間断食を意識すると、間食も無くなり、健康によい。

私が8時間の食事帯時間外で口に入れるのは、白湯だけである。

 

休んだ大地は、翌年、大きな実りをもたらしてくれる。

それは人生でも、人生の上で咲く人体でも同じである。

働きづめで脳を休ませないから、精神の病にもなる。

人間は機械ではない。休息が必要だ。

消化器官を休ませなければ、ガン等の病気になる。

それは宇宙根源の理なのだ。

そう、死んでもいいけど、健康管理が最優先なのだ。

164k8a10951s

馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」久志能幾研究所刊

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   馬場恵峰書

2022-04-14  久志能幾研究所通信 2361号  小田泰仙

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