c-馬場恵峰師の書・言葉 Feed

2022年10月18日 (火)

パニックブレーキのお稽古、忘備ラベル

 

 パニックブレーキを実施する頻度を守るため、実施の忘備ラベルを応急的に付箋紙で作成して、運転パネルに貼った。これで前回は何時にパニックブレーキ訓練をしたかが一目瞭然である。

 その付箋の色も、白、黄、赤と1年毎に変える。他の資料も、その年は同じ色を使っているので、経過時間がすぐわかる。2022年は赤付箋である。来年になれば白付箋を使うので、その色だけを見るだけで、何時パニックブレーキ訓練をしたかが分かる。それで訓練の見落としが無くなる。

 車検の時期等は、ディーラから知らせが来るので、忘れることはないが、パニックブレーキ訓練をいつやるかは、忘れがちとなる。その忘備の方策である。

 

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 応急的に付箋紙で作成。後日、もう少しカッコよくする予定。

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測定器点検

 これは前職の会社の精密測定室で実施していた方法である。測定器の点検年を簡単に視える化するため、測定機に①、②、③等のラベルが貼ってある。例えば、①とは2001年、②とは2002年に定期点検をしたという表示である。何時点検するかが一目瞭然である。

 

資料整備への応用

 今、スクラップ資料の整理にもこの手法を応用している。いつその資料を見直したか、その日付を白黄赤の付箋紙に書いて貼っておく。それでその資料を見直した履歴が分かる。

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命の定期点検

 定年を迎え、自由人になると定期人間ドックが受けづらくなる。会社時代は会社の健康保険を使い3,300円で受けられた。しかし退職して会社健康保険から外れると、人間ドック費用が数万円の費用となる。それでつい先延ばしして、いつ健康診断をしたかを忘れがちだ。私はそれが原因でがんの早期発見が出来なかった。

 私にがんが見つかり、パニックブレーキとして緊急手術で処置をした。とにかく、がんの進行を止めねばならぬ。後は医師任せればよい。

 体という人生道を走る乗り物には、パニックブレーキを踏まないような、日頃の健康管理が最優先だ。

 

詐欺の定期便

 人生道の運転で、パニックブレーキ訓練を忘れないようにしたい。危険を感じたら、躊躇なくブレーキを踏むべきだ。2011年頃、怪しい新興宗教団体からお誘いがあり、その過程で危険を察知して急ブレーキを踏んだ。

 知人との交友関係で、危ない匂いを嗅いで、急ブレーキでそのプロジェクトへの参加を断ったこともある。義理に縛られて、ずるずるといくよりは、良き判断であったと思う。その後、その人と縁が切れて運勢が好転した。

 この種の詐欺まがいの付き合いのご縁は、長い人生では定期的に襲ってくるようだ。危ないと思ったら、早めにブレーキを踏もう。それだけは、年の功で危険予知の知恵かになった。人生では知識ではなく、智慧が大事である。人生では本で読んだことは役立たないが、実際に経験したことが智慧となる。

 

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 馬場恵峰書

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2022-10-17  久志能幾研究所通信 2517  小田泰仙

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2022年10月16日 (日)

パニックブレーキ稽古のご作法

 

 車の衝突事故とは、突然の爆発火災と同じである。その火事を消すには消火器が必要である。消火器の使い方にも訓練が必要なように、交通事故を防ぐためパニックブレーキ使用にも、その訓練が必要である。咄嗟には体が動かない。事前訓練が必要である。

 

 日本では年間約43万件(2018年)の事故が起きている。どんなに注意をしても、車を動かせば、何時かは必ず事故となる。また貰い事故もある。日本では平均で13年に一度、交通事故は起きる。そうやって保険金は決められている。その時のために定期的な事故防止訓練(パニックブレーキ訓練)が必要である。芸事の習得には訓練が必要である。極楽運転道という芸事のご作法として、パニックブレーキ訓練をしよう。

 極楽運転道とは人生経営である。持てる資源を最大限に使い、最大の利益(りやく・安全)を確保しよう。利益とは仏語で、仏の力によって授かる恵みである。自分を益するのを功徳、他を益するのを利益とよんで、自利と利他を分けることもある。

 

事故の確率

 宝くじの1等の本数は、1000万本に4本と言われており、その確率は1,000万回に4回。これに対して人身事故、物損事故を起こす確率は、1万回に一度(万が一)と推定される。一日15 kmの距離を2回乗るとすると、13年に1度の確率となる。つまり、13年に一度の間隔で43万円の出費を強いられるとの確率・統計上の試算である。だからその確率を減らす対策が、事故を減らすことにんる。

 下記は1990年のデータで、少し古いが、現在でも430,601件(2018年)の交通事故が起きている。

 

             事故別保険金支払い額 

   事故内容       保険金支払い概算(1990年度)

 

 死亡事故(   11,000件)約3,500 億円( 3,180万円/件)

 人身事故(   890,000件)約8,500 億円(  96万円/件)

 物損事故(約2,000,000件)約8,600 億円(  43万円/件)

 

 

パニックブレーキ訓練

 合掌して感謝する。

  この車に乗れること、訓練できるご縁を神仏・ご先祖に感謝。

  健康でなければ訓練もできない。 

 回りを整理整頓する。

  急ブレーキで、椅子上に置いた品物がすっ飛んで行かないように。

 シートに正しく座る

 シートベルトをかける

 ハンドルを10時、14時の位置に持つ

 見通しの良い道で、交通量が途絶えた時を選ぶ

 走り始めてどこでブレーキをかけるか決めておく。

 ハザードランプを付ける。

 走り始めて一定速になったら、思いっきりブレーキペダルを踏む。

  タイヤがロックするまでブレーキペダルを踏む。

  床が抜ける勢いでブレーキペダルを踏む。

  いつも優しくブレーキをかけていると、これが出来ない。

  タイヤが鳴かなければ、不十分な踏み方である。

 ブレーキを踏んで、何処までで止ったかを記憶しておく

 これを年に1,2回実施する。

 生きて訓練できたことに感謝して合掌。

  タイヤ君もタイヤロックによる高温摩擦で、0.1mmも体を焼いて、命を守るための働いてくれた。タイヤ君には、そのタイヤを開発した技術者の魂が籠っている。無機物のタイヤだって、命があるのだ。

 

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 馬場恵峰書

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2022-10-16  久志能幾研究所通信 2516  小田泰仙

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2022年10月13日 (木)

コロナ禍後の伊勢神宮参拝

 

 2022年10月11日、3年ぶりに伊勢神宮に参拝をしてきた。概ね人出の状況も例年に戻ったようだ。たまたま当日から「全国旅行支援」も始まり、11:10発の名古屋発近鉄特急も、ほぼ普通の混雑状況となっていた。現地でも例年並みの人出である。幸せなことに、静寂な雰囲気を壊す騒がしい中国の団体客もいない。おかげ横丁も結構な人込みである。

 伊勢神宮には年間1000万人ほどの人が訪れる。日本にこういう聖地があり、毎年日本人の10人に一人が参拝する。こういう精神的拠り所がある日本は幸せである。これは日本の宝である。

 

 

一人で参拝

 今回は正宮の垂れ幕の内側で、一人だけで参拝できた。幸せである。例年だと順番に数人ずつで参拝であるが、今年は前後に待っている参拝者がおらず、私一人で参拝ができた。神様に今までの平穏無事な生活を送れたことにお礼を述べた。

 

 正宮の垂れ幕の内側での参拝は、特別参宮章があれば可能である。神宮事務所に式年遷宮の造営資金として寄進をすれば、特別参宮章が発行される。私は毎年、参拝する度に寄進をしている。この特別会員券は2年間有効である。なお参拝には正装が必要で、男性は背広・ネクタイ着用が必要である。女性も相応の正装が必要である。

 

 4年前の2018年、馬場恵峰先生ご夫妻を伊勢神宮にご案内して、一緒に参拝ができたことを思い出し、いい時に参拝できたと邂逅した。2年前に二人とも旅立たれてしまわれた。

 時は人を待たず。時ともご縁である。一期一会である。

 今日無事に参拝できたことを神さまに感謝である。

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タクシー値上げで狂乱物価を実感

 なお五十鈴川駅から内宮までは、いつもはタクシーを使うが、今年はタクシーがちっとも来ず、バスが丁度来たのでバスで内宮に行った。それだけ参拝客が少なくなって、タクシーの台数を減らしているようだ。

 内宮からの帰りは、バスの待ち時間が長くなったので、タクシーを使った。その時、値段が1,230円である。以前は1,050円であった。狂乱物価の影響が、ここにも及んでいることを実感した。

 

P1150555s 五十鈴川駅前のタクシー乗り場 2022‎年‎10‎月‎11‎日、‏‎12:54

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‎  伊勢神宮 宇治橋 2022‎年‎10‎月‎11‎日、‏‎13:19

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  手洗い場

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 正宮本殿前

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  伊勢神宮 宇治橋

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  おかげ横丁  ‎2022‎年‎10‎月‎11‎日、‏‎14:21

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2022-10-13  久志能幾研究所通信 2514  小田泰仙

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2022年10月10日 (月)

窓際のトットちゃん、神の領域に近づく

 

 1976年2月2日から『徹子の部屋』が始った。現在で46年間の長寿番組となっている。黒柳徹子さんが『徹子の部屋』を病欠ゼロで46年間続けられた秘訣には、ジャイアント馬場さんからの助言があった。

 ジャイアント馬場さんは、黒柳徹子さんが100歳まで仕事をしたがっていると聞き、それならスクワットをやりなさいと指導をされた。

 

 『徹子の部屋』が長寿番組として続けられた要因は、黒柳徹子さんに「体は資本である」との考えがあるからだ。ジャイアント馬場さんから教わったスクワットを毎日欠かさず一日50回やっている。また軽い体操を毎日1時間している。エアロバイクも室内に設置している。

 黒柳徹子さんは23時には寝て、10時までしっかり寝る。5時間ほどで一度目が覚めるが、白湯を飲んでまた寝るという。

 また窓際のトットちゃんは好奇心が全開である。それが知力の維持に貢献した。体が元気でも、ボケては何事も継続できない。黒柳徹子さんは御年88歳で元気溌剌である。

 

10年は偉大なり

20年は畏るべし

30年は歴史なり

50年は神の如し

 

 人生は窓際でよい。人生は細く長く生きた方が勝ちである。天才でない凡人は長く生きることが、凡人の生き様である。人生でスポットライトばかり当る場所にいると、あらぬ誹謗中傷を受け、病気や突然死などに襲われる。

 せめて第二の人生は、窓際で静かに長く生きよう。窓の外(あの世)に出されるまでは、好奇心満杯の「窓際のトットちゃん」の生き方をしよう。私も『オダブツ教の部屋』である『久志能幾研究所通信』を続けたい。

 

P10409731s 馬場恵峰書

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2022-10-10  久志能幾研究所通信 2511  小田泰仙

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2022年10月 5日 (水)

よき色は 死にゆく匂い 明日は散る

いろはにほへとちりぬるを

 

 この世の色(体、時間、命、ご縁、地位)は、神仏からの一時的な預かりもの。この世のものは、何時かは死が訪れる。

 人生は夢のような儚いもの。その夢も何時かは終わる。だからこそ一生懸命に夢を現実のものにするため動いて、この世を去ろう。現実にならなくてもよい。その過程が人生なのだ。

 その夢を後進が受け継いでくれたら、最高の人生だ。

 

 どんなに華やかに咲き誇っても、どんなに独裁政治を続けて謳歌しても、それは20年も続かない。どんな独裁者も人である限り、何時かは老い、病み、死ぬ。人は生老病死である。毛沢東もスターリンも独裁者として君臨できたのは精々25年間である。非力な民衆は、嵐が来たら、じっと耐え忍ぶしかない。

 国がどんなに栄えても、それが100年続けば、衰退がはじまる。スペイン、オランダ、大英帝国の繁栄がそうだった。1000年続いたローマも何時かは衰退し、滅んだ。

 米国も繁栄が100年になり、これから衰退が始るだろう。

 1921年に生誕した中国共産党も2022年に100年を迎えた。独裁恐怖政治を続けた組織にもいつかは終りが来る。あのソ連も崩壊した。

 あんなに人気絶頂であった三遊亭円楽さんも先日、亡くなられた。

 この世の出来事(色)は空なのだ。その色がどんなに華やかでも、何時かは空になる。

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夏草や 強ものどもが 夢の跡  (芭蕉)

  夏くさや 強わものどもが ゆ免の阿杼  (万葉かな)

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 奥の細道 全集  馬場恵峰書

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 私も会社時代に、飛ぶ鳥を落とす勢いの上司に説教をされたことがある。その上司の時代も長くは続かなかった。私は当時、達観してその上司を見ていたが、保身のため外見は素直に聞いている振りはした。その上司が原因で多くの部下が辞めた。宮仕えとは忍耐することが智慧なのだ。

 一年上の先輩も私と同じ考えであったが、その上司に叱られている間、達観して平然としていたため、「君はオレがこんなに怒っているのに、どうしてそんな平気な顔をするのだ!」とまた怒られていた。当時は大変であったが、今思うとお笑いである。その上司も、後年、会社で女に手を出し、失脚した。

 

色不異空 空不異色 色即是空 空即是色 (般若心経)

Form is nothing more than emptiness.Emptiness is nothing more than form.Form is exactly emptiness.And emptiness is exactly form.

この世における物質は、実態のないもの(空)であり、空ということは、物質(色)以外にはあり得ない。すなわち物質は実態のないものであり、実体のないものが物質である。

 

 空の中に生れた色を有効に使うのも、無為に使うのも全て己の人格レベルがなせること。国にも、組織にも人格がある。そのレベルで色のレベルが変わる。

 

神の目

 自分の後姿を神仏に変わり、子供、部下、市民、国民が見つめる。その家、組織、国、自治体の運命が変わる。私も「世間は、神の如くの評価をする」(松下幸之助翁)との言葉を実感する歳となった。

 

経済での己の役目

 自分の役割は、連綿と続くご先祖からのお宝を後世のつなぐ駅伝走者である。その走る区間が現代という時代である。全力でその区間を走り抜けよう。

 経済の「経」とは、連綿と続く縦糸と横に走る横糸を表した言葉である。縦糸はご先祖からの流れ、横糸は現代社会での己の経済活躍である。

 

頼まれ事というご縁

 色(ご縁)が付いたら、自分のため、家族の為、国の為、そのご縁を生かせ。そこに自分の人格が表れる。他人から何か頼まれるとは、神仏からの贈り物である。それは運勢が良くなってきた兆しなので、私は頼まれれば、笑顔で引き受けることにしている。

 頼んでもやってくれそうにない人には、誰も頼まない。信頼できない人にも頼まない。相手は己を信じてやってきた。それを断ったら、期待を「裏切る」ことになり、裏切り者になってしまう。裏切り者に幸運はやって来ない。人は誰でも一度でも断られれば、二度と頼みに行かない。

 そこには色もなく、匂いもなく、散った死の世界がある。

 

船の墓場

 運勢とは、気の流れである。その気の流れを遮れば、運勢は勢いをなくす。つまり風が無くなれば、運命の船は風を受けれず立ち往生である。風を受けられない帆船は、バルミューダ海域の船の墓場に海流で追いやられる。それは人生航路での孤独死の世界だ。

 運勢の実態は空であるが、その中を気の風が舞っている。

 

4k8a93811s 馬場恵峰書

 

2022-10-05  久志能幾研究所通信 2508  小田泰仙

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2022年9月30日 (金)

四住期を生きて、仙人期に生きる

 

時間の付加価値を上げる

 以下のことをやる時間は無駄な時間だ。人生は春夏秋冬、その季節にその時にあった時間を送ろう。そうでない時間は付加価値を生んでいない。無駄な作業を捨てることで、人生の付加価値を上げられる。

 人生の各時期で、有益な時間を過ごそう。人間は動物ではないのだ。成り行きで生きてはならない。

 

 インドの哲学では「四住期」という道標がある。「四住期」とは、人生を4つの舞台に分けて生きるという考え方である。第一期は「学生期」で、禁欲の学びの時期である。

 第二期は「家住期」で家庭を持ってバリバリと仕事をする時期である。

 第三期は「林住期」で、定年退職で仕事を離れて、今までやりたくてもできなかったことを自由にする時期である。多くの人はこれをやって人生を終わる。

 第4期は「遊行期」で、一切の欲望を捨てて、人の魂を救う聖人の道に入っていく人の時期である。それが仏陀であり、芭蕉や良寛さんであった。現代で言えばマザー・テレサである。

 

学生期

 学んでいない時間

 志を立てるために使っていない時間 

 知識が増えていない時間

 私は学ぶことを稼ぐことと割り切って、真面目に勉強して、特待生を獲得して、授業料を只にした。それがその後の人生を変えたと思う。多くの人を見ていると、やはり何事も最初が大事だと痛感する。

 

家住期 

 お金を直接稼いでいない時間

 組織(家庭が最小単位織)のために、意思決定に使ってない時間

 経験という財産が増えていない時間

 

 私はこの時期、仕事人間、ワークホリックで過ごした。

 しかしこの時期から日本の労働組合は、遊ぶ権利、休む権利を強要するようになった。しかし休む権利があるなら、働く権利もある。遊びたい人は遊べばよい、働きた人は働けばよい。それがある時期、強制的に休まされ、残業を制限された。働くのは、悪い考えだと非難された。別にカネのために働いているのではない。やりがいで仕事をしているのだ。おかしな時代になったと思っていたら、高度成長期から、大失速である。日本に人が働かないのだから、宇宙根源の理に照らして当然だ。反日勢力の陰謀である。

 

林住期 

 自分が楽しめない時間

  なんの為に今まで必死に働いてきたのか。

  今まで稼いだお金を使って、世に還元する。

  お金が回れば、社会が潤う。

  多くの老人が、大金を抱え込んだままなので、景気が回復しない。

  老人があと5%余分に消費をすれば、景気は回復する。

  それは世のために恩返しをしていない時間である。

  人生の借金は社会に返して来世に逝こう。

  死んだ後に床下から数千万円の札束が出てくるのは恥である。

  その人は金を稼ぐ能力はあっても、使う能力がなかったのだ。

  カネを稼ぐより、使うのが難しいのだ。

  大金を残せば、子孫が堕落する。それは道徳を破壊する犯罪だ。

 

遊行期(仙人期)

 それは全てのしがらみから抜け出し、仙人のような生活を送る時期 

 魂の向上のために費やしていない時間

  動物の境界を人間界に、そして佛さまの境地に高めよう。

 今まで培った智慧を世のために使っていない時間

  知識レベルを智慧レベルに上げないと記憶の機械と同じ

 お荷物を整理整頓せず、抱え込む時間

  断捨離は、やってはならない。それは自分の歴史を捨てる事。

  捨てるべきはシガラミである。

  しがらみはお荷物で、それを整理整頓すべき。

  この世に残せば遺族が迷惑する。

  人生の半分は整理整頓の時間に費やすべき。

  日頃から整理整頓清潔清掃である。

  それはどの期でも必須の仕事である。

  整理整頓清潔は仕事ではないが、義務である。

  遊行期こそ、人生最期の整理整頓をする時間。

 

  私は持てる108の煩悩を整理整頓してから逝こうと思う。だから今1年に1煩悩の整理廃却をしているため、108歳まで生きねばならぬ(笑)。健康に気を使っていない時間こそ、最大の無駄時間である。人生の元手は自分の体である。体がダメになれば、全てが終わる。

 

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 馬場恵峰書

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2022-09-29  久志能幾研究所通信 2504  小田泰仙

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2022年9月22日 (木)

人生の五大テーマ

 

 人生を作り上げるうえで、大きなテーマが5つある。それを意識して生きるか否かで、人生が変わる。

 人生の五つの幸福を五福と呼ぶ。長寿・富裕・健康と徳を好むこと,天命を全うすることだ。それを達成するために課題が五大テーマである。

 課題とは、あるべき姿と現実の乖離をいう。その乖離をなくすために何を為すかが、人生の要訣だ。

 

1 運を良くする

 学校の成績が良くても、有名大学の学歴も、それで成功するとは限らない。松下幸之助翁は、小学校も出ていない。それで成功した。田中角栄は、高等小学校卒である。それで有能な総理大臣になった。学歴が、運を良くするために有るわけではない。

 学歴だけでは運は良くならない。だから運を良くする術を一生かけて自得するのだ。運が良くなければ、長寿も富裕も健康も手に入らない。

 

 しかしその秘訣は分からない。運の良い人の後姿から手探りで学ぶしかない。それも百人百様の秘訣があるようだ。その中で松下幸之助翁は間違いなく運の良い人であった。私は彼の発言や伝記を読めば、運が良くなる機鋒を学べると判断した。

 私は松下幸之助翁の発言集(全45巻)や「経営百話」のテープを聞いて、それから薫習として得ようとしている。松下幸之助翁の著書や録音は100冊ほど集めた。田中角栄に関する著書も集めている。

 またPHP主催の松下幸之助経営塾(ひと月に一泊2日の研修を5か月間、費用100万円)にも、参加して、松下幸之助翁の生き方の一端を学んだ。

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   松下幸之助経営塾  2012年9月15日 京都PHP本社にて

 

 松下幸之助も、今の時代に生れれば、成功は無かった。田中角栄も、高度経済成長期が終わった後に生れたら、総理大臣にはなれなかった。その時代に生れたのも運の良さである。

 自分が現代の日本に生れ、今生活している幸運を喜ぼう。それを最大限に活用しよう。自分が日本の80年前の太平洋戦争中に生きていれば、地獄である。私は赤紙でビルマの最前線に送られて餓死して、名誉の戦死である。またロシアや中共や北朝鮮で生活していれば地獄である。私の反政府的な批判言動では、すぐ反政府転覆活動家、スパイ扱いで逮捕され死刑である。

 そこで分かったことは、運が良いも悪いも、一生懸命にやらないと運は良くならない。

 また自分は運が良いと信じて行動しているか、である。松下幸之助翁は周辺に、運が良いと信じている人しか集めなかった。これはナポレオンも同じ行動を取っていた。運が良いと信じている人は、行動が大胆である。大胆は幸運を呼ぶ。

 また運を良くするには、感謝こそ大きな要素の一つであることは間違いない。松下幸之助翁は人生は運が90%を支配するという。松下幸之助翁は迎賓館に宇宙根源の社を建てて、いつも祈っていた。

 だから神仏から加護を受けられるような行動が必要だ。ただし、祈りさえすれば運が良くなるわけではない。神仏を敬い、感謝して祈る姿勢が、己の生き方を謙虚にして、自分自身の行動を見直すことになり、運が良くなるのだろう。

 

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2 人生を豊かにする

 五福の一つが禄である。そこそこに裕福でないと、人生を豊かに送れない。それは単純に勤勉であるのが必須である。その前に、両親が勤勉であることが必要条件だ。

 最近、町内のまだ60代の方が孤独死をされた。彼はまだ50代で早期に退職して働いていなかった。生きている限り、労働することは何らかの社会奉仕である。まずそこから始まる。社会に何かの奉仕すれば、必ず何らかの恩恵が還ってくる。情けは人の為ならず、である。

 

3 魂を浄化する

 人間は、動物として生まれ、人間になるために修行をしていると言える。醜い動物の精神状態のままで死ぬのは、情けない話だ。野獣の精神のままでは、五福はあり得ない。

 

4 天寿を全うする

 命とは、自分がこの世で使える時間の総量である。命を全うするとは、ご先祖様、仏様より貸して頂いたリース物件の体を大事に使い、そのリース物件を寿命まで使うこと。往々に体を酷使したり、食べ過ぎたりして、寿命を短くする人が多い。

 健康管理こそ、運を良くする大事な要素だ。健康でなければ天寿を全うはできない。

 

5 天命(使命)に早く気付き、それを成就する

 自分が何のために生れたか、その使命は何なのかを、速く気が付くのが大事だ。それを意識しないから、単に生き永らえる生活に堕落する。

 仕事こそ、生き甲斐であり、社会に対する恩返しである。仕事をすることが自分の遺作である。生涯現役こそ、天命を全うすること。

 

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 馬場恵峰書

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2022-09-22  久志能幾研究所通信 2498  小田泰仙

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老化とは悪性栄養失調、大垣市は悪政栄養失調

 

 体の組織が、新しく入れ替わるのはだいたい6~7年ほどである。体の組織によって生まれ変わる年数は異なる。その細胞毎の入れ替わる周期は下記である。

 

赤血球: 120日

骨細胞:  90日

肌細胞:  28日

胃の細胞: 5日

小腸の細胞:2日

 

 組織は死ぬことで新しい組織に生まれ変わり、成長を続ける。新しい組織の元素は、日々食べている食事が原料である。その食事が不完全だと、栄養失調となり新しく生まれる細胞が完全な成長を遂げれない。正しい食事をした組織とそうでない組織に、10年後の成長に差が出るのは宇宙根源の理で、当たり前である。日々食べる食事は、活動エネルギーだけに使われるのではなく、体を作り直すための構造材料でもある。

 

老化速度の差は、栄養の差

 人により、老化の速度が違うのは、日々取り入れる栄養状態の差である。だから私は、食事に人一倍気を使っている。特に、喰えん人を食べないようにしている。それが人生で一番悪い影響を与える。

 最近は煮ても焼いても食えぬ人が増えている。それが日本経済停滞の一因と信じている。そんな輩が日本のかじ取りをすれば、日本がおかしくなって当然である。

 

 ジャンクフードや偏食、添加物まみれの食品を採った細胞と正常な食品を摂取した細胞で、成長に差が出るのは、当たり前。その差が、老化の差である。老化とは、必要な栄養素が欠けた栄養失調状態なのだ。

 例えば、タバコを吸えば、その栄養素を破壊して、現状の組織を破壊して、がんの発生要因を作り、正常な成長が阻害される。それも栄養失調と同じである。

 つまりジャンクフードばかり食べていれば、下級の食材で出来た体ができあがる。そんな体が長生きするわけがない。老化速度は早いだろう。酒ばかり飲めば、酔っぱらった細胞が成長する。長生きできるわけがない。酒は少量でも発がん物質である。

 子供が生まれる前、手の指はくっついているが、指と指の間に組織が死ぬことで、指が形成される。生物にとって死は、再生への正常な道なのだ。古い組織が死んで、新しい組織が生れ、我々は大人に成長する。

 

大垣という組織の老化

 その有様は、この世の組織、会社の組織、政治の体制と同じである。組織も新陳代謝をして、成長を続ける。それなのに、傲慢なリーダがいつまでも居座って君臨するから、組織が成長しない。無為無策の市長が20年間も居座って、大垣市は没落した。なぜ任期4年と法律で定められているか、それには生物学的に合理的に定められているからだ。無意味に4年と任期があるわけではない。権力者が長期にその座に居座ると、必ず癒着、汚職が発生する。それは歴史を見れば当たり前のこと。長期政権で腐敗をしなかった例はない。

 その結果として大垣市の公示地価は、20年間連続で下がり、20年前の半値以下に暴落した。市場の評価は神の如し(松下幸之助翁)、である。政治は結果が全てである。大垣駅前商店街の60%がシャッターを下した。今僅かに20%の店だけが開いている廃墟同然に落ちぶれた。

 

 どんな指導者でも、老いていき、判断が狂ってくる。50歳の壮年がいつまでも同じ判断能力を維持できるわけがない。自然界の生物は、必ず老いて、死んでいく。だから老化、衰退した組織なら、その細胞の総入れ替えをしないと再生しない。大垣市の政界は、総入れ替えをしないと再生しないだろう。

 

 この狂乱物価とコロナ禍のさなか、母子家庭や、雇止めされた労働者が増え、市民の生活が苦しくなっているのに、自分達の利権のため、ゴミ袋有料化という増税を進める石田仁大垣市長、ゴミ袋有料化推進委委員長の近沢正議員、それに反対しない市議会議員達は、大垣の成長を阻害する毒素である。今、大垣市は、悪政の栄養失調状態だ。

 

自分という有限会社の変化

 自分という組織も、今まで培った考え方、思想、志は、歳と共に変化しないと化石人間に落ちぶれてしまう。若い頃の考え方、思想は、成熟すれば変化成長して当然である。

 「男子、三日会わざれば刮目して見よ」とは、『三国志演義』が出典で、呉の武将呂蒙の故事から出ている。人間は学べば、必ず成長する。やらなければ停滞し、死があるのみだ。だからこそ、日々の勉学を怠るな、である。

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 馬場恵峰書 陶板に揮毫

 

2022-09-21  久志能幾研究所通信 2497  小田泰仙

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2022年9月17日 (土)

病気は真剣に治す 最悪の病気は自分病

 

 目標がない人間に病気は治せない。(第59代横綱 隆の里)

 

 病気になれば、受験勉強もまともにできず、試験も受からない。

 稽古もまともにできず横綱にもなれない。

 経済の勉強もできず、お金も稼げない。だから夢の実現も難しい。

 仕事は体力で勝負である。病気になれば人生の成功はない。

 

 だから私は、病気になったら、医師任せにせず、医学を勉強して、自分で医師を探し、自分でその治療方法を探した。医師は治療を施すが、患者の病気は治せない。病気を治すのは、自分自身である。生命体の勉強をすることは、生きかた、死にかたの勉強にもなり、有益であった。

 

 そもそも病気になるとは、ご先祖からのリース物件である「人体」という機器を、過酷に使い過ぎたのだ。病気とは、仏様と御先祖からの警告メッセージである。その修繕に、使用違約金を払って修理(治療)するのが御先祖様、仏様に仁義を切ることなのだ。その治療費をけっちてはならない。

 

病気を治す

 まず病気の気配に気づく。

 病気になる前に、その未病の原因を見付ける。

 その病気の研究をする。

  私は白内障、緑内障になったとき、眼の医学書を3冊買いこんだ。

  価格2万円が2冊と3万円が一冊である。医学書は高いのだ。

  なにせ、見ることは生きることだ。私は治そうと必死であった。

  私がガンになった時は、関連図書を50冊買った。

  それでがんを研究し、日本のガン治療現場の真実を知った。

 それでその病気の原因を考える。

 病気の原因を取り除く。

 再発防止をする。

 病気を研究し、得た成果を人に伝授する。知識は病気を防ぐ力なのだ。

 病気に関する情報は、情けの報せなのだ。それは知施である。

 

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 眼の医学書は価格2万円が2冊、3万円が一冊

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 それなのに、多くに医師は病状を見て、対処療法で胡麻化すから病気が治らない。その方が楽で儲かるからだ。

 なぜその症状が表れたかを、自分で調べないとダメだのだ。

 

 高血圧症で降圧剤を飲むから、治らない。応急処置の降圧剤が原因で認知症、がんになってしまう。高血圧を引き起こした食事や生活習慣を改善しないと治らない。放置するとがんになる。

 私は真島消化器クリニック(久留米市)の真島院長の指導で2年がかりで高血圧を治した。その治療は食事療法だけである。

 

 熱が出たからと、解熱剤を飲むから、体の免疫力が下がり、もっと大きな某気になる。熱とは、体内の白血球が入ってきたバイキンと戦って熱を出したのだ。その熱を薬で下げると免疫力が低下する。

 抗菌グッズばかり使うと、体の免疫力が低下して、新型コロナにも罹りやすくなる。やるべき対策は免疫力の向上である。

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 がんは生活習慣病である。狂った食生活、狂った生活習慣を正さないと、手術で患部を摘出しても、再発する。

 私に多くの知識が有ったから、がんセンターの標準治療コースの一つである抗がん剤治療を担当医師とけんか別れをして拒否した。高齢者には、抗がん剤治療は体を痛めてしまい、それで免疫力が低下して死んでしまう。人はガンではしなない。抗がん剤治療で免疫力が低下して、肺炎等で死ぬのだ。知識とは病気に対する武器なのだ。

 

 検査で健康にはなれない。本来、健康であれば、検査などいらない。病院に行くと、過剰検査で病気にされる。 

 

大垣病

 大垣市が衰退したのは、現象で、それを対処療法で対策しても効果がない。その真の原因は為政者の間違った政策だ。大垣病を治すには、政治の長の首を挿げ替えればよい。そんな市長を選ぶ大垣市民の意識改革が、最大の治療である。

このコロナ禍で市民の生活が大変な時、増税であるゴミ袋有料化などを施行する石田仁市長と近沢正議員は、市民の敵なのだ。それを手術で除去しないと大垣病は治らない。

 

日本病

 この30年間の経済停滞は、間違った政治を継続している官僚、政治家の責任である。そんな政治家を選んでいる国民の意識改革しか、治療法がない。余りに愚劣な政治に対して、選挙でお灸をすえない選挙民にも責任がある。

 

自分病

 性格はほんとうは、とても変わりやすい。だた人間は、自分を変えないための能動的な努力を絶えずやっている。だから変わらない。(アルフレッド・アドラー)

 人間は、慣れ親しんだ立ち位置が心地よいのだ。だからそれを変えることには、抵抗する。特に高学歴の官僚は、今まで必死に受験戦争、出世競争の生存競争を勝ち抜いてきて、やっと掴んだ利権の世界を手放さない。それが現在の日本の世界だ。だから失われた30年が生まれた。それを反面教師として、自分を変えないと自分病を治せない。

 環境が激変しているのに、変わらないのは病気である。変わらないと、自然界では生きていけない。進化論を唱えたダーウィンは、「この世に生き残る生き物は、変化に対応できる生き物だ。強い種や頭の良い種ではない。」という。

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馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」久志能幾研究所刊

 

2022-09-17  久志能幾研究所通信 2493  小田泰仙

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2022年9月16日 (金)

伝えるとは、學ぶこと

 

「知りたることを人に伝えざるは、借りた金を返さざるが如し」

  石川理紀之助(1845年~1915年)

   石川氏は、秋田県生まれの老農(篤農家)・農業技術指導者。

 

 その知りたることも、多くのご縁があってのこと。その知識を得るのに相手は多大の人工をかけているはずだ。

 そのカネを返すにしても、感謝をもって返さないと相手に心が伝わらない。その伝え方が前向きでないと相手に伝わらない。ただ返せばよいものではない。相手はATMではないのだ。

 

 伝えるとは學ぶこと。學ぶとは、真似る事。伝えるとは、最低2人との共同作業である。受け手も感謝で受け取らないと、伝わらない。自分も相手から、その姿勢をまなぶのだ。

 

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技術者教育講座

 私が技術企画部で新入社員教育、中堅技術者教育を計画し、運営し、その講座を持った時は、真剣にその準備に時間をかけた。毎年、同じ名の講義を続けたが、毎年、大幅な内容の更新をした。

 私が企画して運営した講座で、他の講座の講師の傍聴もして、その講師の評価も行った。その出来が悪いと、翌年は首にした。教育とは、講師が知りたることを、受講生に伝える神聖な場なのだ。それをいい加減にする教師は許せなかったからだ。

 

Img_0552s 私は必ず、全講座の講義ぶりを後ろから観察した。

 2004年 技術者教育講座

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稟議書の伝えかた

 会社で起案する稟議書だって、自分が知っていることから、会社のためにカネを使う投資を提案している行為である。その伝える相手に応じて話し方を変えないと、借りた金が返せない(内容が伝わらない)のだ。技術担当の役員には、必要な技術開発の要点を説明すればよい。しかし技術の分からない経理担当役員には、その投資でどれだけ会社が儲かるかを説明せねば説明にならない。それで自分もその行為を学ぶのだ。

  それはどんなプロジェクトの説明でも同じである。人に説明(知らせて)して、自分の行動を第三者の目で再確認するのだ。そこに大きな学びがある。

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ブログの情報

 私のブログでも、私が知りたることを、更に付加価値を付けて発信している。私を育ててくれた師への恩返しであるからだ。師から教えてもらったことを右から左に受け流しているのではない。自分でさらに調べて、自分の学びを追加して発信である。それが師への恩返しだ。それが世の誰かのためになれば、私が生きている価値がある。馬場恵峰先生はそういう生き方をした。

 

人物評価

 私は、報せた相手の反応で人物評価をしている。伝える、たかが伝える、されど伝える、である。

 

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 馬場恵峰書

 

2022-09-15  久志能幾研究所通信 2491  小田泰仙

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