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2020年3月16日 (月)

「あられもないノーパン性活」で快適

 「あられもない」とは、アラレを食べないこと。

 「ノーパン」とはパン食等の小麦粉を使った食品を止めること

 「性(さが)活」とは、正しい食習慣で活きること。

 

アラレ禁止

 アラレや煎餅は、焼き付き防止で油をひいた鉄板で焼くので、私の場合、血管内のプラーク蓄積防止でドクターストップである。

 

パン食禁止

 パンやお菓子類、ケーキ、うどん、ラーメン、ピザには小麦粉を使うが、その小麦粉にはグルテンが含まれる。小麦粉に含まれるたんぱく質のグルテンは、アレルギー性があり、体調不調を招く。現在、10人に一人がこの不調に苦しんでいるが、多くの人はその原因がグルテンだとは気が付いていない。

 断腸亭日記で有名な永井荷風も、パン好きで、それに含まれるグルテンが彼のお腹を不調にして苦しめ、それが原因で死亡したと推定されている。お腹の不調に悩まされたパン好きの永井荷風も、戦争中はパンが食べられず、それで戦争中はお腹の不調を日記に書いていない。

 グルテンの害が最近、知られるようになって、現在、グルテンフリーという食材まで市販されるようになってきた。各国はその基準値まで定めている。日本でも米粉を使った製品限定ではあるが、平成29年3月に農林水産省からガイドラインが発表された。

 私もパン食をしたときは、何故かお腹がもたれ、苦しい思いをしたことが多い。今になって、グルテンのことを初めて知ったばかりである。

 私は血管内の蓄積したプラークを削減するため、真島先生の指導で食事療法をしていた。それが、僅か10日間ほど、ウィーンに旅行した時、パン食ばかりであったので、帰国後、真島消化器クリニックで診察を受けたら、それまで順調にプラークの厚みが減少傾向であったのに、帰国後はプラークの状況が悪化していた。

 

性(さが)

 人は生きる為、食欲を持っている。その性を正しく理性で制御しないと、病気になる。

 

グルテンとは

 グリアジン + グルテニン = 「グルテン」

 グルテンとは、小麦に含まれている「たんぱく質」のひとつである。小麦粉の中にも、たんぱく質が6~15%ほど含まれていて、そのうちの約85%を占めているのが「グリアジン」と「グルテニン」である。

 

グルテンの弊害

 近年、グルテンの摂取によって体調を崩す方が欧米を中心に増えている。セリアック病は、摂取したグルテンが免疫系を刺激して特定の抗体を産生し、この抗体によって小腸粘膜が損傷してしまうという深刻な病気である。

 小麦に対する遅延性のアレルギーなど「すぐにひどい症状を起こすわけではないが、小麦を食べるとなんとなく調子がすぐれない」という人は、約10人に一人がいるようだ。疲れやすさやだるさ、胃もたれなどの慢性的な不調が、普段食べている小麦の入った食品が原因だった、ということのようだ。 

 

セリアック病

 「セリアック(シリアック)病」は小麦食中心の欧米で年々増加する自己免疫疾患で、グルテンの摂取を原因とする病気の中でも最もひどいものです。昔は数千人に一人の珍しい病気といわれていましたが、患者は年々増え続け、2016年の推計では欧州全体に500万人以上の人がセリアック病であるとされています(英国国立医療技術評価機構調べ)。

 セリアック病の人は体の中でグルテンが分解できず、体がそれを異物と認識して免疫システムが過剰に働くことで、腸内が攻撃されて慢性的な炎症が起こる。 この炎症によって腸が完全に機能しなくなり、栄養吸収障害をはじめとした以下のような様々な問題が出てくる。

 腹痛、腹部膨満感、下痢、脂肪便、便秘、鉄欠乏性貧血、栄養失調、神経障害、疲労感、骨や関節の痛み、発達障害(幼児)

 (症状の出典:デジタル大辞苑)

  グルテンフリー/ノングルテン特集より引用

  https://www.binchoutan.com/gluten-free/index.html

 

小麦アレルギー

 小麦たんぱく(グルテンを含む)は、食物アレルギー物質である。だから食品表示が義務付けられている。セリアック病は自分の体の持つ抗原に対してグルテンが反応して免疫反応が起こす。アレルギーはアレルギー物質に免疫が過剰に反応して起こる。

 

人生は種まき、刈り入れ

 グルテンの弊害は、鬱病、認知症へも発展する危険性があると指摘されてもいる。食生活は、人生をも支配する。

 人生は種まきとその刈り入れの積み重ねである。現在は過去に植えてきた種の収穫をしているにすぎない。良い種もあれば、悪い種もあったはず。病気になったのも、全て今までの悪い食生活の集大成の結果である。人生では最高の事しか起こらない。病気になるような食生活を送ってきた結果である。だから医食同源である。

 それは食生活でも、仕事でも、ご縁でも同じことである。それを人は運命と呼ぶ。だから良き種を蒔かねば、人生が不毛の焼け野原となる。人生は刈り入れたものでなく、どれだけ種まきをしたかである。人生で集めた量ではなく、与えた量なのだ。

 

2020-03-16 久志能幾研究所通信 1503 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年3月14日 (土)

自分株式会社の社長心得10則

1 自分という会社を活性化しようと思うなら、今困っていることを一つ一つ解決していけばよい。

     対処療法ではなく「何故?なぜ?」を5回繰り返して、真因を探し、対策を打つ。そうすれば自ずと自分の人生が開ける。

 

2 人生には呼吸がある。その呼吸を大事にしよう。

      幼年期、青年期、壮年期、老年期には、それぞれやるべきことがある。それをきちんとすれば、次の時期に大きな問題は起きない。大きな問題をおこすのは、それをさぼったからだ。

 幼年期に躾を受けないから、大人になって堕落する。

 青年期に勉学をなおざりにするから、正規社員になれない。

 壮年期に仕事を真剣に取り組まないから、老年期に困窮する。

 頭を使わないから認知症になる。

 老年期には、来世の準備をしよう。それが老計、死計である。そうすれば、あの世に逝っても困らない。

 

3 先例がない、だから自分で道を拓く人生を歩むべし。

  小渕恵三元首相は、秘書官に「前例はどうなっているか」とは一度も聞かなかった。

 

4 己の心を管理しよう。

      自分を管理するのは、他人の心を管理するより易しい。自分が自分を制御できなくて、大勢の部下を管理できるわけがない。

 昔勤めた会社には、管理職・役員になってはいけない人が多くいた。反面教師として、人生を教えてもらった。その会社は、当然の如く社会から淘汰された。自分が佛様から淘汰されないように、心の管理を徹底しよう。

 

5 リーダーシップを発揮せよ。

      リーダーシップとは、部下を管理することではない。自分の中に存在する、我儘な自分、利己的な自分、臆病な自分、佛の自分、鬼の自分、それらを統括して、自分の能力を最大に発揮させることである。

    組織は頭から腐る。リーダーシップを発揮しないリーダがトップになると、組織は腐る。腐っている例は、日本の首相、大垣の市長である。それを他山の石として自問しよう。自分は自分株式会社のトップなのだ。自分教の教祖なのだ。自分の人格以上には、自分の人生は高まらない。

6 「YES」は自分だけでしてよいが、「NO」を出すときは、自分の心に刃を向けて、それでいいか、それでいいか、と10回問え。

       それが「忍」である。己の心に刃を向けないと、己は安易な道を選びがちだ。

 

7 自分の徳を明らかにする(明徳)。

  そうすれば、利他の心で動ける。利己に走るから人生の社長業で失敗する。人生では与えたものしか返ってこない。利他は無限の力を出せるが、利己は限定的な力しか出せない。

 

8 自分の中にある潜在意識のもう一人の「主人公」を説得せよ。

      その主人公の固定観念の壁はカチンカチンである。それを壊すのが人生の修行である。その壁は、過去に一日に20回の選択での決断を繰り返し、20 年間もかけて計146,000回も繰り返し押し固められた固定観念の壁である。

 

9 目を拭い、耳を洗って、現実を見て、苦言を受け止めよ。

      甘言で身が亡ぶ。諫言で人が人の中で人となれる。

    耳中常聞逆耳之言(菜根譚)

 つまりトヨタ生産方式でいう「現地現物」である。問題が起きれば、現地に飛ん行って自分の目で確認して、状況を完全に把握せよ、である。それを他人に任せるから、偏向した情報しか入ってこない。だから判断を間違える。

 

10 人生とは、動物として生まれた人が、魂を磨くことで人間になる道筋である。その人生道を精進しよう。

     修行しないと安易な堕落道に堕ちてしまう。

 現代社会は、動物として生まれ、動物のままで死んでいく人があまりに多い。だから日本の成長が鈍化した。自分で修身を学ぼう。

P10506591s 

039a16681s   馬場恵峰書

 

2020-03-14 久志能幾研究所通信 1501 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年3月 3日 (火)

迷った時の決断方法

 決断をしないのは最大の過ちである。しかし「決断をしないという決断」も大事な決断である。だから私はその決断の可否を下記の基準で決めている。

 私はまだまだ未熟で、今まで多くの判断ミスを繰り返してきて、痛い目に逢ってきた。判断を誤まって悲嘆にくれる時、多くの本を読み、そこから得た決断法のまとめが下記である。今でも全ては正しく決断出来ないが、下記は少しでも間違いの少なくなるための私の決断マニュアルである。

 

 1 宇宙根源の理にならった決断を

    枝葉末節のことで決めない

    美しい決断を(美学の追求)

    闇から光のある方向への選択を

     今が闇でも、一歩でも光のある世界に近づく選択をする。

 2 未来に重きをおいた決断を

    今はマイナスになっても、将来にプラスとなる道に

    広い道より狭き道へ(安易な道を避け)

    常にベストを求めて選択。妥協をしない。

    自分が成長できる道を選択

 3 時間に重点を置いた決断で

    努力よりも選択に時間をかけて

     間違った道で努力をしても無駄になる。

     狂った新興宗教団体でいくら努力をしても無駄である。

      最大の努力をして絞首台にのぼった若者も多い。

     それと縁を結ばないという選択と決断が重要だ。

     ブラック企業も悪縁の知人も新興宗教団体と体質は同じ。

    即決は不要だが、早い時期に決断をする。

     決断の先送りが最大の過ち。

     ひとまず決めて、間違っていれば即修正する。君子豹変。

 4 横並びよりも、自分の価値観を大事に

    仁義礼智信に叶う方向に

    人として恥ずかしくない正道を進み

    嫌われても良心に従い

    お金よりもご縁・経験・元気・報恩が得られる道を選ぶ。

 5 自利よりも利他の観点での決断を

    人生は与えたものしか返ってこない。

    世の中や人に与えても、返ってくるのはその十分の一。

              与えた分の十分の九は、人生の授業料である。

    しかし与えないと、ゼロしか返ってこない。

    それこそが、死ぬときに後悔する最大の悔いとなる。

Dsc09255s       馬場恵峰書

 

2020-03-02 久志能幾研究所通信 1497 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2020年2月29日 (土)

夢を持とう

 夢があるから理想がある。理想があるから志が生まれる。

 志があるから計画が生まれる。計画があるから行動が生まれる。

 小さな一歩一歩の行動の積み重ねで夢に近づく。

 歩みを止めなければ、何時かは夢の実現に到達する。

 夢が叶わないのは、途中で諦めるからだ。

 夢がなければ、何も始まらない。

 夢を持つか持たないかが、犬猫との差である。

 人とは霊止(ヒト)である。霊にはご先祖のDNAが伝わっている。

 そのDNAが夢の実現を応援してくれる。

 自分はご先祖の代表で今を生きているのだ。

Img_47301s   馬場恵峰書

 

ストーリとは

 夢にはストーリが必用だ。ストーリとは、自分が語る夢物語を、己と皆が信じられるようにモチベートすること。

 「宗教」も「お金」も「信用」も総てストーリでの架空の存在である。そのストーリを人々が信じるから、それが生まれ、発展して、今の文明社会が生まれた。

 例えば「宗教」も、その教祖の話を信ずれば天国に行けると信じて、その宗教に帰依する。王はそれを手段として国家を作った。人がその宗教のストーリを信じたのだ。仏教もキリスト教も同じである。オウム真理教も同じである。どんな宗教も、最初は新興宗教である。自分が教祖となり「自分教」を立ち上げよう。私はオダ仏教の教祖である。

 一万円札の「お金」は、単に日本銀行券で単なる紙切れである。日本政府が保証をするというストーリで、お金として使えるにすぎない。

 未開人や、犬猫に食べ物の代わりに一万円を与えても、喜ばない。人は「お金」というストーリを信じて、お金が存在する。だからビットコインという仮想通貨も出現してきた。

 「信用」もその人のストーリがあって、人から信用してもらえ、1億円の借金でも、それが出来る人と出来ない人とに分かれる。人がスト―リ(夢)を語れるかのレベル差である。「自分信用金庫」の格を上げよう。

 

願棒、叶針

 だから夢は大きく持とう。夢は棒ほど願って、針ほど叶う。だから大きい夢を見よう。

 夢を信じて行動できる人は幸せである。それを信じて騙された人でも、一時的に夢を見ることができた。それも幸せである。騙されたのは、自己責任である。騙された人は、人を観る眼が無かったのだ。それで良き人生の勉強ができて良いではないか。それで日本経済の活性になれば、めでたしめでたし。

 

ご真言

 オダ仏教の御真言は「自分の夢のストーリ」である。誇大妄想の夢でも、嘘八百でも、夢の真言を10,000回も自分に語り、人に語り、心で唱えれば、脳細胞が活性化して、いつかそれが真実になる。

 ご先祖が与えてくれた己の命、夢を見ない人生ではご先祖に申し訳ない。夢を見ないのでは犬猫である。せめてご先祖を超えることだけでも夢としたい。

 その夢が悪いことでなければ、お金は何とかなるものだ。オダ仏教の佛さまがきっと助けてくれる。私は、そう信じてやっている。

 

夢の世に、夢見し夢は夢ならで、夢見ぬ夢を夢とこそ知れり

 

Img_43531s  馬場恵峰書

 

2020-02-29 久志能幾研究所通信 1495 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年2月22日 (土)

組織のリーダの使命

 リーダよ、夢を語れ

 

 会社社長の使命は、会社の未来を創ること

 大垣市長の使命は、大垣の未来を創ること

 家庭の長の使命は、家族の未来を創ること

  個人のプロの使命は、その道の未来を創ること

  後に続く人のために、道を創れ

 

 リーダは組織のあるべき姿の夢を語り、夢を形にするため、それの実現に情熱をかけて邁進し、責任感でそれを成就する。

 組織の現状維持だけなら、それはナンバーツーの仕事である。組織のトップは、未来への投資を選択・決断して、未来への道を拓くため組織の方向づけをするのが使命である。それはリーダが命を掛けて取り組む仕事である。

 

ルーチンワークと未来を創る仕事は違う

 現状の大垣市長の日々の業務はルーチンワークで、助役がこなせばすむ話である。決まりきった例年の敬老会の挨拶、スポーツイベントの挨拶、元気ハツラツ市行事の挨拶など、大垣の未来への貢献は皆無に等しい。誰が挨拶しても定型文を棒読みするだけである。特に小川敏の出まかせの論理構成のない挨拶など、誰も聞いていない。

 

人の育成

 未来を創ってくれる人の育成、人の教育へ投資、産業・稼ぐ事業の育成、文化の育成が、会社でも都市でも己の家庭でも、最重要項目である。伝統・歴史も成果も利益も人が作る。それを生み出す人財を育成しないと、組織は成長しない。人を創ること、それが長の使命である。家庭の長は主人である。都市の長は市長、会社の長は社長である。

 

前職の会社の社長は決断せず

 私の前職の会社では、歴代社長は「教育は大事だ」とお題目では毎回唱えるが、不況になると真っ先に教育費を削減していた。歴代社長は、学歴だけは立派だが、決断が出来ない人達だった。社長は時代が急速に変貌する中、未来への投資において選択と決断が出来なかった。そのため会社は段々とジリ貧になり、最後は市場から淘汰されて65年の寿命を終えた。従業員は相手先の会社に吸収合併され、悲哀を味わった。歴代のトップは人への投資を怠ったのだ。

 

大垣市を衰退させた小川敏は、節約最優先の貧乏神

 大垣市長の小川敏は、現状維持どころか、大垣を没落に導いた。デフレの時代、現状維持は衰退の道である。小川敏は現状維持さえできなかった。

 口先だけの魔術師は、節約ばかりで、未来への投資をせず、市長のあるべき使命に反した19年間の無能政治で、大垣の未来を消した。それでいて自己宣伝の行事は市民税を使い放題の大奮発である。

 小川敏の最大の過ちは、それに気が付いていないこと。知識はあっても智慧がない。だから市長6選に出馬を決断した。それが実現すれば、24年間の独裁政治である。

 

教育費削減の愚策

 小川敏は大垣市の児童生徒の教育費を県下最低レベルに落とし、その予算を自分たちの給与にお手盛りをして、県下一の高さにした。それの怖しい未来の結果になることに考えが及ばない。また、それを恥とも思わない厚顔さである。政治家失格である。子供たちが大垣の未来を創ってくれるのに、小川敏は、それへの投資を抹殺したのだ。それで大垣の没落は確定的になった。

 

教育費比較

 大垣市の教育は県下最低レベル

          一人当り予算   児童生徒数 

         千円  大垣100で   人

 多治見市    735    158    8,862  

 岐阜市     529    114    32,074  

 可児市     517    111    8,352   

 大垣市     465    100    14,400  

 各務ヶ原市   445     96    12,525   

 刈谷市(愛知県)918    197    11,120  

 

大垣駅前のマンション建設の愚策

 小川敏は、大垣市が稼ぐため(税収向上)の産業育成には投資をせず、人口を増やすためにマンション建設誘致ばかりした。彼は大垣市の人口だけが増えればよいとしている。その末路は、生産人口の減少での税収減少と社会保障費の増大である。大垣市のスラム化である。

 私はマンション建設に反対ではない。大垣駅前商店街をつぶして、マンション建設をするから、異を唱えているだけだ。大垣駅前商店街の裏手にマンションを作ればよいのだ。それとも、マンションの下階を店舗にすればよい。芸もなく、何も考えずマンションを誘致するから大垣の顔である大垣駅前書店街が息絶えたのだ。

 

異邦人の増加

 そのマンション住民は、自治会組織への加入も拒否して、市民として払うべき費用の出費を拒否している。その分、真面目な大垣市民の税負担が増えるのだ。大垣市民には、ゴミ回収や教育、医療、介護の社会保障費(税金)は増える一方である。新規マンション住民の意識は、名古屋市民である。大垣は寝るだけの場所である。彼らは大垣がどうなっても知ったことではないのだ。

 小川敏行政はそのマンション住民への指導さえせず、マンション誘致に余念がない。現在、大垣駅前はマンションだらけである。小川敏は、大垣市を税収が増えず、学校や病院、介護施設等の経費が増えるばかりの老人のベットタウンに落ちぶれさせてしまった。小川敏は、大垣市を医療・介護費用増大の蟻地獄体制にしてしまった。

 

娯楽遊行費の散財

 それでいて市民には娯楽遊行費としか思えない「大垣市制100周年記念行事」に3億5千万円も市民税を散財した。その会計報告もない。それは大垣の活性化には全く貢献せず、翌年も大垣市の公示地価は下落である。結局、小川敏が市長になって19年間、公示地価は連続下落である。いかに小川敏の政治が無能なのかを示している。

 小川敏は、私の両親が50年前に買った不動産価値を半分に激減させた。もし三河地区で不動産を取得していれば、逆に価値が上がったのに。これは大垣市民全員の恨みである。

 

贅沢な新市庁舎建設

 それでいて、小川敏は大垣の発展には貢献しない贅沢な新市庁舎を建設した。新市庁舎の市民の負担額は、県下一の高さの贅沢さである。3年待てば、激安になるAI、IT機器を導入して業者を儲けさせ、己のPRに使う為、割高のIT設備を新市庁舎に入れた。それは費用対効果の薄い投資である。出すべきお金の使い方が間違っている。その分、大垣に未来が暗くなった。市民の不幸の種である。要は市長選6選に向けた事前選挙活動の一環であると推定される。

 

市庁舎費用比較

 新市庁舎の建設費、大垣市は県下一豪華

      人口  新市庁舎費用  市民一人当たり負担

 大垣市   159千人  126億円  79千円(県下一)

 岐阜市   406千人  266億円  65千円 

 各務ヶ原市 145千人   83億円  57千円

 多治見市  107千人   52億円  48千円

 

大垣市の没落

 小川敏が市長になる19年前は、大垣市の一番高い土地(一等地)の公示価格は岐阜市に次いで県下二位であった。今は大垣が没落して、それが多治見市にも抜かれて、県下5位まで下落した。小川敏が市長になって、19年間連続で公示価格が下落して、51%も地価が暴落した。小川敏の無為無策の無能政治が元凶である。

 

大垣市地価平均     前年比変動率

 2001年[平成13年]   12万4222円/m2  -7.98%  下落 小川敏市長就任

 2002年[平成14年]   10万8425円/m2  -10.10%  下落

 2003年[平成15年]   9万6470円/m2   -9.65%  下落

  2004年[平成16年]   8万3482円/m2   -8.56%  下落

 2005年[平成17年]   7万3836円/m2    -7.04%  下落  小川敏市政2期目

 2006年[平成18年]   7万2277円/m2    -4.20%  下落 

 2007年[平成19年]   6万8535円/m2   -1.85%  下落

 2008年[平成20年]   6万9942円/m2   -0.16%  下落

 2009年[平成21年]   7万1687円/m2   -1.40%  下落 小川敏市政3期目

 2010年[平成22年]   6万7237円/m2   -2.82%  下落

 2011年[平成23年]   6万5702円/m2    -2.36%  下落

 2012年[平成24年]   6万3941円/m2    -2.41%  下落

 2013年[平成25年]   6万3216円/m2    -2.13%  下落 小川敏市政4期目

 2014年[平成26年]   6万1898円/m2    -1.31%  下落

 2015年[平成27年]   6万1495円/m2   -0.78%  下落

 2016年[平成28年]   6万0585円/m2    -0.57%  下落

 2017年[平成29年]   6万0692円/m2    -0.50%  下落 小川敏市政5期目

 2018年[平成30年]   6万1540円/m2    -0.39%  下落

 2019年[令和元年]   6万2036円/m2     -0.47%   下落

 大垣市の公示地価・基準地価マップ・坪単価 - 土地代データより 

 ※変動率は、各地点の変動率の平均となる。(平均地価の変動率ではない)

  https://tochidai.info/gifu/ogaki/

 

2020-02-22 久志能幾研究所通信 1488 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年2月21日 (金)

磨墨智104 ニュートンの第一法則(慣性の法則)に従おう

 止まっているモノは永遠に止まっている。それは時間が止まっている状態である。動いているモノは永遠に動いている。それは生きている証である。一歩踏み出して、動きの慣性を付けよう。

         ニュートンの第一法則

 

50年後の姿

 じっとしていても、時間は無為に過ぎていく。時間という敵は優柔不断ではない。座して死を待つほど、愚かなことはない。いくら言っても、テコでも動かない人など、構っていられない。今やったことの結果が失敗でも、それは目的達成のための些細な一里塚、成功迄の一工程である。50年後に真の結果は出る。

 今、50年前を振り返ると、今の自分は50年前の行動があっての自分である。当時の学生時代の取り組みの汗が、今の己の姿なのだ。

 50年後の結果は冥途で見よう。今を全力で生きればよい。人生時間は有限である。人生の大事を急ごう。

 

生涯現役の師を選ぶ

 やって見て失敗すれば、その道は間違ってたことが分かったのだ。それ以外の道を行けば、成功にたどり着ける。だから死んだふりをして活動をしてない人とご縁を結んでも、時間の無駄である。どうせ何時かは死ぬのだ。だから生きている間に、全力で活きよう。

 人生の師を選ぶなら、生涯現役の師を選ぶべきだ。だから私は馬場恵峰先生を師として、人生の生き方を教えてもらっている。

Dsc09229s  馬場恵峰先生(93歳現役) 2020年2月13日 恵峰塾の講義で

 

挑戦し続けるエネルギーを

 エジソンも20,000回の失敗の道を動いて歩んで、20,000回目に、耐久性のある電球のフィラメントを発見した。エジソンが成功したのは、エジソンが天才であったためではない。エジソンに動き続ける好奇心溢れる慣性のエネルギーがあったからだ。

 彼は19,999回の失敗をしたのではない。一回一回、各項目の確認評価を19,9990回やったのだ。失敗したのではない。その方法で19999回、愚直に試験をしただけだ。全手順を「足」を使って確認したたのだ。「千里の道も一歩から」と同じである。

 

人生のエネルギー

 良いご縁を招くには、自分自身に強いエネルギーを持つことだ。

「人間の運命は人間の手中にある」哲学者サルトル

 成功のために自分で自分のダイナモ(発電機)を自家発電で回そう。だれも自分のダイナモは回してくれない。ダイナモを回せば回すほど、自分の慣性のエネルギーが高まる。自身の質量(家の財産、地位や名誉、名声、能力)が少なければ、走る速度を上げて補い、自分のエネルギーを高めよう。質量のない私は足りない分を補うため、走る速度を上げて生きてきた。マグロのような生き方だと思う。走るのを止めれば、倒れてしまう。

 

E=mV^2

  E:エネルギー(マンパワー)

  m:質量(人の能力)、 V:速度(動き回る速度)

039a12131s

  馬場恵峰書

 

2020-02-21 久志能幾研究所通信 1487 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年2月17日 (月)

上手く字を書く方法

上手い字

 うまく字を書く方法はない。うまく字を書こうと思わないこと。楽をして上手く字を書く方法を探すから、何時まで経っても、うまく字を書けない。

 今の実力で、良い紙に、良い筆で、良い環境で、真剣に、全力で書く。そうすれば残る。安い紙に書くから、安易な気持ちになり、安易に書いてしまう。書いてもどこかに行ってしまい、残らない。

 目は心の窓、文書は心の声、書は心の鏡である。

  馬場恵峰先生の言葉 2012年12月14日

 

「現職の仕事」に当てはめると

 うまく仕事をしようと思わないこと。人にかっこ良く見せようと思わないこと。今の実力で(見栄で背伸びをしない)、良い道具を使い(良いスーツ、高性能パソコン、良い事務用品等)、良い環境で(良き書斎、広い世界で勝負、良き師の足で探す。必要なら遠方でも、海外でも出かける)、真剣に、全力で仕事をする(一事一心一念道)。妥協を排し、後世の残る仕事を目指して、仕事を進める。安易にやっつけ仕事、小遣い稼ぎの仕事をするから残らない。

 

「ご縁」に当てはめると

 うまく人と付きあって、如才なく立ち回ろうとしないこと。人のカッコ良く見せようと思わないこと。今の実力で、誠意をもって、愚直に、真剣に、全力で、ご縁と接する。長く付き合える誠実な人を見付け、大事に付き合う。安易に人を選び付き合うから、いい加減な人が付け込んできて、裏切られる。そういう悪縁は、早く切ること。人生時間は有限である。ご縁も有限である。

 

新しい取り組み

 私は馬場恵峰先生の上記の言葉を書き留めたカードを見て、書の取り組みに再挑戦しようと決意した。恵峰先生もいつまでも元気であるわけがない。それで2020年2月14日、先生宅を訪問した時、製本した白紙の冊子を先生宅で2冊購入(一冊3,500円)した。それに今まで読んだ古典を筆で模写することにした。筆は筆ペンでもいいという。その古典は、修証義、般若心経、大学、論語、菜根譚、徒然草、奥の細道、言志四録等である。

 読むだけでは頭に入らない「10回読むより、1回手で写せ」である。書くから自分のモノになる。書いて覚えるのだ。耳だけで聞くから、聞いたという自惚れで終わる。書いて初めて自分のモノとして残る。まとまったモノを一つ一つ書き上げていく。そうすれば新しいアイデアが浮かぶと恵峰先生は力説される。

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  馬場恵峰書

 

2020-02-17 久志能幾研究所通信 1483 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年2月16日 (日)

磨墨智624 お坊さんと仲良くなろう

 いつかはお世話になるお坊さんである。後に残る人のために、お坊さんと仲良くなっておこう。後に残る人の時間が助かる。

 葬儀の時、お坊さんは故人の生前の生き様を親族から聞き出して、その人に見合った戒名を授ける。しかしそれは応急処置である。本来は生前に戒名を授かるのが正規である。事前にお坊さんとお話がしてあれば、事前に個人の性格が分かり最適の戒名を授けてもらえる。時間節約にもなる。あの世で後悔をしない。

 

戒名とは

 戒名とは、導師が故人に弟子として授けるあの世での名前である。あの世で、戒名(戒めの名)を背負い、その名に恥じないように仏道を修行する。生まれた時の本名は、両親がこの子はこうあって欲しいと名付ける名前である。往々にその名前に恥じる現世を送る人が多い。

 戒名はあの世で、こうありたいと願って住職が名づける。今度こそ、名前に恥じない佛道を歩みたいもの。

 

私の戒名

 私は今回の癌の手術をして、覚悟を決めて終活準備の一環として戒名を授かった。導師より提案のあった戒名候補から選定した。その戒名を馬場恵峰先生に揮毫もしてもらった。お墓は2015年に建立スミで、墓誌も手配した。そして葬儀と50年間の法事の段取りもした。そのお金も払った。準備万端である(?)。我ながら、あきれている。

 本来、生前に戒名を授かるのが正規である。今回それを初めて知った。人生知らないことばかりである。まだ死んだ経験がないので(?)致し方なし。

 

人生最大のイベント

 死とは人生で、最大で最高のイベントである。それまでに何をこの世に遺せるか、人生の課題である。そのお祝いが死のセレモニーである。そのイベントを立派に成就するために精進をしたいと思う。

 癌死では(確率50%)、生前の食生活と生活習慣が「狂っていた」とみなされたのだ。人生道を暴走して、人生道の通行違反切符を切られたようなものだ。安心安全健康運転違反である。

 認知症(確率25%)で死ぬのでは、そのやってきたことが理解できなくなり、生きてきた甲斐がなくなる。それでは人生の作品の完成がままならぬ。仕事で気ばかり使って、頭を使わなかった校長先生や警察署長が認知症になりやすい。仕事一筋で、仕事以外の世界を知らず、定年後にやることがなくなると、認知症を発病しやすい

 老衰では(2%)、無為無策のようで未練が残る。

 不慮の死(1%)では、人生の危機管理ができていなかった証である。

 前向きに倒れるようにぽっくり死は(1%)である。それが理想だが、狭き門である。

 立派に死ぬためにも準備と努力が必要だ。その前提条件は健康管理である。

 

理想の死

 死の直前まで人生の作品の仕上げに命を捧げたいと思う。そうすれば納得できる死を迎えられる。あの世に悔いがなく逝ける。だから今を全力で時間を忘れて働きたいと思う。

  よく働いた一日が安らかな眠りを誘う様に

  よく働いた一生は安らかな死を迎える。

             レオナルド・ダ・ビンチ

 

エピソード

 その戒名を墓誌に刻むにあたり、馬場恵峰先生に私の戒名を揮毫してもらったが、行き違いがあり、墓誌に戒名を彫った後でミスが見つかった。相手が石なので修正がきかない。それで墓誌を再製作するという顛末になってしまった。それで100万円近くが消えてしまった。なにせ自分の戒名を彫るのは、初めての体験なので、ミスがあっても致し方なし(?)。

 墓誌、位牌の戒名の名には、意外と間違いが多いようだ。普通は誰も気が付かない。以前もご先祖の戒名の間違いに誰も気がつかなかった事例があった。

 今回の間違いは、仏様から「まだ浄土に来るには早い、死に急ぐな」と言われたと自分の都合の良いように解釈した。昨年、癌の手術後、医師からは余命2年と言われてから1年が経過した。だから後1年で死ぬ(?)予定が、急遽、死ぬことを諦めた(?)次第である。健康管理は己の責任だが、死は神仏の管轄範囲なので、私には管轄外である。だから自分の出来る健康管理に精進するしかない。

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  馬場恵峰書

 

2020-02-16 久志能幾研究所通信 1482 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年2月15日 (土)

夢の実現に「健康オタク」あり

 金は金を大事にする人々のところへいくものだ。金持ちになろうと欲しながらなれなかった人間がいるならば、探してみるがいい。しかし、私が言うのは、本当に金持ちになりたいと欲した人間のことだ。単に希望するというのは、本当に欲することではない。

   アラン 『幸福論』宿命について

 

真なる願望

 以上は人生全ての真理を言い表している。対象の「金」を「健康」、「女」、「地位」でも、欲しいものは全てに当てはまる。それと同じことを道元禅師も「切に願うことは遂げるなり」と述べられている。

 その対象は何でもよいが、それが自分の人生の付加価値を上げ、幸せになれるかどうかは、別問題である。熱望した「女」を手に入れて、その女に破滅させられることもあるだろう。それはゴーンの行動を見ると分かる。欲望の暴走の陰に女アリ。

 研究者が原子爆弾やサリンガスの開発に成功を熱望して、それが実現しても、それが幸せかどうかは、神のみぞ知る。

 大垣市長の長期政権の座を熱望しても、それが本人の幸せと市民の幸せとは別問題である。組織の長の座に居座るとは、自分の自由な時間を無くすることなのだ。腐敗政治の氾濫である。それが人生で何の為かを理解しないと、人生を無為にする。

 

「健康」の場合

 健康は健康を大事にする人々のところへいくものだ。健康になろうと欲しながらなれなかった人間がいるならば、探してみるがいい。しかし、私が言うのは、本当に健康になりたいと欲した人間のことだ。単に希望するというのは、本当に欲することではない。

 

「大垣市長」の場合

 市長の座は、権力としての市長の座を大事にする人々のところへいくものだ。市長の座に長期間居座ることを欲しながら居座れなかった人間がいるならば、探してみるがいいしかし、私が言うのは、本当に市長の座に座りたいと欲した人間のことだ。単に希望するというのは、本当に欲することではない

 現職は強いのだ。現職として、対抗馬を現職の強みで利権や恐怖を餌に蹴落とせる特権がある。地方紙の紙面で事前選挙運動を合法的にやり放題である。だから5選が3期無投票当選で実現した。5選を終え、6選をめざすとは、よほどの利権と旨味があるのだろう。東大まで出た知識ある人間が、20余年も政権に就く独裁政治が正しかどうかの判断が出来ないはずがない。それを上回る「美味しいモノ」(利権?)があると考えるのが常識である。大垣の未来のために、6選は阻止せねばならぬ。神仏様が良きようにしてくると信じている。

 

夢の実現の為の財産・道具

 健康とは財産の一つである。その財産は夢の実現のために道具でもある。健康は維持するものではなく、蓄えて増やしていくものである。その反対に健康を大事にしなければ、それが日々害されていく。健康でなければ夢の実現は無理である。だから死んでもいいから(?)、健康が大事である。

 壮大な目標と偉大な仕事をやり遂げるためには意思が必須である。その意思は、体力と持久力の2つの要素からなる。体力は天からの恵みであるが、持久力は、自分を律し、身を守り、常に耐え忍ぶ訓練で獲得できる。それは弱小者にもできることだ。

 力の要らないはずの知的生活でも、その前提は健康な肉体である。健康とは健やかな体と健全な心である。体と心が正常であってこそ、知的生活も送れる。

 

夢の実現

 たった一つの小さな棘が刺さっても、人は正常ではありえない。ましてや病気を持てば、偉大な仕事を遂行するのに支障が出る。まずは健康である。今回、私も大病をして、それを痛感した。また夢を持つことは、病気を治そうという気概を持たせてくれる。夢のない人間は病気を治せない。夢の実現の為、死んでたまるか、である。そのために健康管理最優先である。

 

2020-02-14 久志能幾研究所通信 1480 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年2月13日 (木)

悪縁の人とは交わらない

 人生の師を選び、共に成長していく良き友、道連れを選ぶ。そして悪しき者とは交わってはいけない。 

  塩沼亮潤師の師匠の言葉  P33

  塩沼亮潤著『毎日が小さな修行』 致知出版社

 

 塩沼亮潤師は大峯千日回峰行者(大行満大阿闍梨)。 1999年9月2日に金峯山史上2人目となる千日回峰行を達成した。翌2000年9月28日から四無行を満行、2006年には八千枚大護摩供を満行した。 その後、帰郷して慈眼寺を建立、住職となる。

 私は師の図書に感銘して、その著書は全て読み、師の講演会を4回も聞いた。

 

ご縁は有限

 悪縁の人と交わると自分の運が悪くなる。一生の間で、真に付き合う人は50名くらいだろう。長年、年賀状を出す人の数も約50である。300枚も500枚も年賀状を出しても、真に付き合う人は50名もいまい。日本に1億人がいようとも、一生の間で付き合える人は、たった50名である。だからこそ、付き合うべき人を精選せねば、人生で沈没する。時間は命なのだ。その命を削って悪縁の人と付き合う必要はあるまい。

 一人の悪縁の人と付き合うと、本来付き合うべきもう一人の大事な人とのご縁(時間)が無くなるのだ。時間を無くすとは、命を無くすのだ。此の世でご縁を頂ける人の数は有限である。人生の時間は有限である。その命は日々尽きていく。

 

危機管理

 その人から悪いご縁を感じたら、そっとその縁から遠ざかるべきだと思う。縁なき衆生度し難し、逃げるが勝ち、君子危うきに近寄らず、である。

 日本マクドナルドを作った藤田田氏は、一度でも裏切られた人とは、決してヨリを戻さなかった。彼はそれをユダヤ人の人生哲学から学んだという。その哲学で、彼は日本マクドナルドを日本で成功させた。ユダヤ人は社会から差別され迫害されてきた長い歴史がある。ユダヤ人は、自分の身を守る哲学が明確である。

 私でも一度でも裏切られると、再度、その人から裏切られる確率が高いことを体験している。だからその人とはご縁がなかったとして、ご縁を切っている。だから今、私は無事に生き延びている。

 私が過去に縁を切ったのは、街の整備会社の悪徳社長、悪縁ディーラ、口先だけの講師・知人、恩をあだで返す人等である。

 

2020-02-13  久志能幾研究所通信 1479 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。