組織のリーダの使命
リーダよ、夢を語れ
会社社長の使命は、会社の未来を創ること
大垣市長の使命は、大垣の未来を創ること
家庭の長の使命は、家族の未来を創ること
個人のプロの使命は、その道の未来を創ること
後に続く人のために、道を創れ
リーダは組織のあるべき姿の夢を語り、夢を形にするため、それの実現に情熱をかけて邁進し、責任感でそれを成就する。
組織の現状維持だけなら、それはナンバーツーの仕事である。組織のトップは、未来への投資を選択・決断して、未来への道を拓くため組織の方向づけをするのが使命である。それはリーダが命を掛けて取り組む仕事である。
ルーチンワークと未来を創る仕事は違う
現状の大垣市長の日々の業務はルーチンワークで、助役がこなせばすむ話である。決まりきった例年の敬老会の挨拶、スポーツイベントの挨拶、元気ハツラツ市行事の挨拶など、大垣の未来への貢献は皆無に等しい。誰が挨拶しても定型文を棒読みするだけである。特に小川敏の出まかせの論理構成のない挨拶など、誰も聞いていない。
人の育成
未来を創ってくれる人の育成、人の教育へ投資、産業・稼ぐ事業の育成、文化の育成が、会社でも都市でも己の家庭でも、最重要項目である。伝統・歴史も成果も利益も人が作る。それを生み出す人財を育成しないと、組織は成長しない。人を創ること、それが長の使命である。家庭の長は主人である。都市の長は市長、会社の長は社長である。
前職の会社の社長は決断せず
私の前職の会社では、歴代社長は「教育は大事だ」とお題目では毎回唱えるが、不況になると真っ先に教育費を削減していた。歴代社長は、学歴だけは立派だが、決断が出来ない人達だった。社長は時代が急速に変貌する中、未来への投資において選択と決断が出来なかった。そのため会社は段々とジリ貧になり、最後は市場から淘汰されて65年の寿命を終えた。従業員は相手先の会社に吸収合併され、悲哀を味わった。歴代のトップは人への投資を怠ったのだ。
大垣市を衰退させた小川敏は、節約最優先の貧乏神
大垣市長の小川敏は、現状維持どころか、大垣を没落に導いた。デフレの時代、現状維持は衰退の道である。小川敏は現状維持さえできなかった。
口先だけの魔術師は、節約ばかりで、未来への投資をせず、市長のあるべき使命に反した19年間の無能政治で、大垣の未来を消した。それでいて自己宣伝の行事は市民税を使い放題の大奮発である。
小川敏の最大の過ちは、それに気が付いていないこと。知識はあっても智慧がない。だから市長6選に出馬を決断した。それが実現すれば、24年間の独裁政治である。
教育費削減の愚策
小川敏は大垣市の児童生徒の教育費を県下最低レベルに落とし、その予算を自分たちの給与にお手盛りをして、県下一の高さにした。それの怖しい未来の結果になることに考えが及ばない。また、それを恥とも思わない厚顔さである。政治家失格である。子供たちが大垣の未来を創ってくれるのに、小川敏は、それへの投資を抹殺したのだ。それで大垣の没落は確定的になった。
教育費比較
大垣市の教育は県下最低レベル
一人当り予算 児童生徒数
千円 大垣100で 人
多治見市 735 158 8,862
岐阜市 529 114 32,074
可児市 517 111 8,352
大垣市 465 100 14,400
各務ヶ原市 445 96 12,525
刈谷市(愛知県)918 197 11,120
大垣駅前のマンション建設の愚策
小川敏は、大垣市が稼ぐため(税収向上)の産業育成には投資をせず、人口を増やすためにマンション建設誘致ばかりした。彼は大垣市の人口だけが増えればよいとしている。その末路は、生産人口の減少での税収減少と社会保障費の増大である。大垣市のスラム化である。
私はマンション建設に反対ではない。大垣駅前商店街をつぶして、マンション建設をするから、異を唱えているだけだ。大垣駅前商店街の裏手にマンションを作ればよいのだ。それとも、マンションの下階を店舗にすればよい。芸もなく、何も考えずマンションを誘致するから大垣の顔である大垣駅前書店街が息絶えたのだ。
異邦人の増加
そのマンション住民は、自治会組織への加入も拒否して、市民として払うべき費用の出費を拒否している。その分、真面目な大垣市民の税負担が増えるのだ。大垣市民には、ゴミ回収や教育、医療、介護の社会保障費(税金)は増える一方である。新規マンション住民の意識は、名古屋市民である。大垣は寝るだけの場所である。彼らは大垣がどうなっても知ったことではないのだ。
小川敏行政はそのマンション住民への指導さえせず、マンション誘致に余念がない。現在、大垣駅前はマンションだらけである。小川敏は、大垣市を税収が増えず、学校や病院、介護施設等の経費が増えるばかりの老人のベットタウンに落ちぶれさせてしまった。小川敏は、大垣市を医療・介護費用増大の蟻地獄体制にしてしまった。
娯楽遊行費の散財
それでいて市民には娯楽遊行費としか思えない「大垣市制100周年記念行事」に3億5千万円も市民税を散財した。その会計報告もない。それは大垣の活性化には全く貢献せず、翌年も大垣市の公示地価は下落である。結局、小川敏が市長になって19年間、公示地価は連続下落である。いかに小川敏の政治が無能なのかを示している。
小川敏は、私の両親が50年前に買った不動産価値を半分に激減させた。もし三河地区で不動産を取得していれば、逆に価値が上がったのに。これは大垣市民全員の恨みである。
贅沢な新市庁舎建設
それでいて、小川敏は大垣の発展には貢献しない贅沢な新市庁舎を建設した。新市庁舎の市民の負担額は、県下一の高さの贅沢さである。3年待てば、激安になるAI、IT機器を導入して業者を儲けさせ、己のPRに使う為、割高のIT設備を新市庁舎に入れた。それは費用対効果の薄い投資である。出すべきお金の使い方が間違っている。その分、大垣に未来が暗くなった。市民の不幸の種である。要は市長選6選に向けた事前選挙活動の一環であると推定される。
市庁舎費用比較
新市庁舎の建設費、大垣市は県下一豪華
人口 新市庁舎費用 市民一人当たり負担
大垣市 159千人 126億円 79千円(県下一)
岐阜市 406千人 266億円 65千円
各務ヶ原市 145千人 83億円 57千円
多治見市 107千人 52億円 48千円
大垣市の没落
小川敏が市長になる19年前は、大垣市の一番高い土地(一等地)の公示価格は岐阜市に次いで県下二位であった。今は大垣が没落して、それが多治見市にも抜かれて、県下5位まで下落した。小川敏が市長になって、19年間連続で公示価格が下落して、51%も地価が暴落した。小川敏の無為無策の無能政治が元凶である。
大垣市地価平均 前年比変動率
2001年[平成13年] 12万4222円/m2 -7.98% 下落 小川敏市長就任
2002年[平成14年] 10万8425円/m2 -10.10% 下落
2003年[平成15年] 9万6470円/m2 -9.65% 下落
2004年[平成16年] 8万3482円/m2 -8.56% 下落
2005年[平成17年] 7万3836円/m2 -7.04% 下落 小川敏市政2期目
2006年[平成18年] 7万2277円/m2 -4.20% 下落
2007年[平成19年] 6万8535円/m2 -1.85% 下落
2008年[平成20年] 6万9942円/m2 -0.16% 下落
2009年[平成21年] 7万1687円/m2 -1.40% 下落 小川敏市政3期目
2010年[平成22年] 6万7237円/m2 -2.82% 下落
2011年[平成23年] 6万5702円/m2 -2.36% 下落
2012年[平成24年] 6万3941円/m2 -2.41% 下落
2013年[平成25年] 6万3216円/m2 -2.13% 下落 小川敏市政4期目
2014年[平成26年] 6万1898円/m2 -1.31% 下落
2015年[平成27年] 6万1495円/m2 -0.78% 下落
2016年[平成28年] 6万0585円/m2 -0.57% 下落
2017年[平成29年] 6万0692円/m2 -0.50% 下落 小川敏市政5期目
2018年[平成30年] 6万1540円/m2 -0.39% 下落
2019年[令和元年] 6万2036円/m2 -0.47% 下落
大垣市の公示地価・基準地価マップ・坪単価 - 土地代データより
※変動率は、各地点の変動率の平均となる。(平均地価の変動率ではない)
https://tochidai.info/gifu/ogaki/
2020-02-22 久志能幾研究所通信 1488 小田泰仙
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