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2021年12月23日 (木)

私のイッピン バリゴ社の温湿度気圧計

 

 この製品は1977年から発売されている。この製造元はバリゴ社で、ドイツの船舶機器の専用メーカである。現在、44年経っても現役の製品である。現在なら名古屋でなら高島屋の東急ハンズでも買える。1990年頃、私はカタログハウス社の通信販売で購入した。当時の価格15,000円。

 この製品はアンティーク調のシャンペンゴールド色の美しいデザインである。最近まで、部屋の片隅にほこりをかぶって忘れられていた。今回、別宅で写経室の整備の一環でこれを飾ることを思いついた。机の上に置いてみると、なかなか様になって気に入った。

 この製品は、ドイツのコール元首相も気に入って、執務室で愛用していたという。

 

 この製品は、私が前職で部内のI次長の定年送別会の幹事を担当したとき、定年退職の贈呈記念品の選定のお役を受け、探して見つけた製品である。実物を見て私も気に入り、後日、自分用にも購入した経緯があった。それが30年経って、ひのき舞台に再登場である。

 

環境保護に反する

 日本の製品は素晴らしいが、あまりにモデルチェンジが激しくて、製品寿命が短かすぎる。家電製品等は、故障しても、製造打ち切り後、5年で補修部品が無くなってしまう。故障しても、ある部品だけ交換すれば使えるのに、部品がなく、メーカの修理拒否で結局買い直しとなる。まだまだ使えるのにと、忸怩たる思いを何度もしてきた。そういう点で、半世紀弱も経ってもモデルチェンジせず、売られている製品には感動である。

 持続可能な社会づくりと政府も環境保護団体も喚いているのに、製品のモデルチェンジを頻繁に行い、補修部品も短期間に消滅させてしまうことには疑問を感じる。環境保護の前に、もっと製品を長く売り続ける姿勢を取るべきだと思う。

 

購入方針

 私の製品の購入方針は、高くても長く使える良いものを買い、大事に使う、である。安物買いの銭失いを避けている。例えば、現在乗っている愛車は、1999年に購入し、今も大事に使っている。

 大学生の時に買ったナショナル製のオープントースターは、結局40年間使用した。当時1万円ほどした製品である。当時の大卒の初任給が6万円ほどの時代である。自動ホップアップ機能もなく、タイマー機能もないシンプルベストの製品であった。

 このトースタを使わなくなった理由は、食の洋風化が進み、食パンのサイズが大きくなり、今まで2枚同時に焼けたが、それが一枚しか焼けなくなったためである。しぶしぶお役御免とした。製品が故障したわけではない。

 

モノを大事に

 モノには魂が籠っている。モノを大事にしよう。寿命を全うさせてあげないと、モノも悲しみます。同じように自分と言う「もの」も大事にしよう。それが親孝行の基本である。親は子供が体を大事にすることを願っている。暴飲暴食など、自分の体を乱暴に扱い、体を壊す暴力行為である。自殺など最大の親不孝である。

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 馬場恵峰書

 

2021-12-212 久志能幾研究所通信 2246号  小田泰仙

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2021年12月14日 (火)

一日一怒

 

 寺山修司著『家出のすすめ』の中に「一日一怒」という言葉がある。私はこの言葉と出会い、目が覚めた。今日のことである。私は聖人君子ではない。佛のように、怒りを無くして過ごすことを目指してはいるが、現在はとてもそんなレベルではない。

 

俗人の知恵

 「一日一怒」は実社会で俗人が対処できる具体的な処世術である。事象が起こり、それに対して怒りで、具体的に動けば、具体的な回答が出る。それが感動である。その動きを理性で正しい方向に向ければよいだけである。理性では体は動かない。「感動」はあっても「理動」はない。感性を豊かにしないと、人生は豊かになれない。

 

無反応

 不合理に対して、なにも感じず、怒りもしなければ、何も起こらない。頭も回らなければ、運命の車も動かない。怒りこそ物事を転換させるエネルギーである。それを出し惜しみしてはならないと思う。たまには押さえつけている道徳をはねのけるのも良いだろう。平凡な日々には、たまには激震があってもよい。認知症予防にもよいだろう。

 

怒りの発生源

 正義観、倫理観、人生観が明確でないと、怒りは起きない。世の理不尽に怒り、人の不誠実な行動に怒り、自分の不甲斐なさに怒ろう。それでこそ血の通った人間である。思いっきり怒りに振れて、元に戻ればよい。元に戻す理性がないから問題である。

 

対処

 現地現物で、問題点を明らかにして、対処を考える。理不尽なら怒って当然である。怒らねば社会の廃人である。社会が良くならない。

 

 この数日、大垣市政の愚劣さに怒り、日本政府の迷走さに怒り、エコキュートメーカの対応に怒っている。泣き寝入りはしたくない。言うべきことを発信して啓蒙化活動の一助となればとブログを書いている。

 その具体的怒りの内容は、後日、順次公開します。

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 お知らせ

記事「回帰計算、南海トラフ大地震の発生時期予想 2035±5年」を更新しました。

2021-12-14  久志能幾研究所通信 2238号  小田泰仙

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2021年12月11日 (土)

人間の体の営みは、会社経営と同じ(2)

会社の存在意味、自分の存在意味

 会社は何のために存在するか。それを見失うから、経営が迷走する。会社を創立した創業者の心を忘れるから、拝金主義者の社長が会社を潰すのだ。

 今のソフトバンクは、創業当初の理念を忘れ、企業の売買やマネーゲームで金儲けをしているから、経営が迷走する。金が目的だけで、C国企業に肩入れするから、企業の存続さえ危うくなる事態に直面する。

 

 自分は何のために生きているかを考えないと、非常事態の時に判断を誤る。定年後、生きる目的がないと、認知症にまっしぐらである。生きる目的があれば、やることは無限にある。

 人生で最大の目的は、最低1人を幸せにする事だ。その一人が自分である。金に目が眩んで、人生を迷走すれば、幸せにはなれない。

 

経営とは

 持てる資源を最大限に活用して、世の中に付加価値を生み出すこと。

 自分の持つ資源、つまり人、モノ、金、情報を活用して、世の中に最大の付加価値を生み出すことである。

 自分の資源とは、カネや学歴だけではない。友人も親戚も、過去の失敗の経験も大事な資源である。持てる資源を最大限に使えば、何でも出来ると思おう。できなかったのではない。やらなかっただけである。

 

生存領域

 会社がどの方面で営業活動をするか、会社設立の時、決めたエリアを逸脱するから、経営方針が破綻してしまう。成功後、他分野に進出した場合に生存領域と違う場合に、経営破綻する例が多い。

 今のソフトバンクは、企業の売買やマネーゲームで金儲けをしている。創業時代の生存領域とはかけ離れた存在となっている。

 私は孫氏の経営方針に疑問を持ち、Tu-kaがソフトバンクに買収されたので、Tu-kaからauの携帯電話会社に変えた。

 会社創立の趣旨を思い出せば、今の状態が反省できる。その会社が当初と逸脱した会社に変貌したら、付き合いを止めるべきだ(その会社の製品を買わない)。

 

ソニーの悪事例

 その悪例の一つがソニーである。ソニーは今やゲームや金融で稼ぐ会社になってしまった。ソニー没落の原因は当初の会社設立の趣旨から外れてしまい、グローバル経済主義に汚染されたからだ。

 ソニーがおかしくなったのは、アメリカ流の経営方式と成果主義を取り入れ、グローバル経済主義にハマり始めてからである。東大出の役員が増えていくにつれ、メンタルで病む社員が増えていった。

 下記の会社創立の趣旨を見れば、近年のソニーが、会社設立の精神と今はかけ離れていることが明白である。だからソニーは没落した。

 

ソニー会社設立の目的

一、真面目なる技術者の技能を、最高度に発揮せしむべき自由闊達にして愉快なる理想工場の建設

一、日本再建、文化向上に対する技術面、生産面よりの活発なる活動

一、戦時中、各方面に非常に進歩したる技術の国民生活内への即事応用

一、諸大学、研究所等の研究成果のうち、最も国民生活に応用価値を有する優秀なるものの迅速なる製品、商品化

一、無線通信機類の日常生活への浸透化、並びに家庭電化の促進

一、戦災通信網の復旧作業に対する積極的参加、並びに必要なる技術の提供

一、新時代にふさわしき優秀ラヂオセットの製作・普及、並びにラヂオサービスの徹底化

一、国民科学知識の実際的啓蒙活動

 

ソニー経営方針

一、不当なる儲け主義を廃し、あくまで内容の充実、実質的な活動に重点を置き、いたずらに規模の大を追わず

一、経営規模としては、むしろ小なるを望み、大経営企業の大経営なるがために進み得ざる分野に、技術の進路と経営活動を期する

一、極力製品の選択に努め、技術上の困難はむしろこれを歓迎、量の多少に関せず最も社会的に利用度の高い高級技術製品を対象とす。また、単に電気、機械等の形式的分類は避け、その両者を統合せるがごとき、他社の追随を絶対許さざる境地に独自なる製品化を行う

一、技術界・業界に多くの知己(ちき)関係と、絶大なる信用を有するわが社の特長を最高度に活用。以(もっ)て大資本に充分匹敵するに足る生産活動、販路の開拓、資材の獲得等を相互扶助的に行う

一、従来の下請工場を独立自主的経営の方向へ指導・育成し、相互扶助の陣営の拡大強化を図る

一、従業員は厳選されたる、かなり小員数をもって構成し、形式的職階制を避け、一切の秩序を実力本位、人格主義の上に置き個人の技能を最大限度に発揮せしむ

一、会社の余剰利益は、適切なる方法をもって全従業員に配分、また生活安定の道も実質的面より充分考慮・援助し、会社の仕事すなわち自己の仕事の観念を徹底せしむ。

 

会社の価値観、自分の価値観

 今の日本企業の低落ぶりを鑑み、自分の生存領域は何処なのか、自分を活かせる分野はどこなのか、それを考えて生きることが幸せにつながる。

 安さだけで、製品を世に提供することが世に付加価値を与えるのか。

 自分有限会社の経営方針として、安さだけが選択の優先となっていないか。安さだけの人生で終わりたいのか、を考えよう。

 安くするとは、ディスカウントである。心理学で、安売り、値引きする思想は、自分を安売りすることで、自分はダメだダメだと自己暗示することである。自分を過度に値下げすることである。安さ以外の価値を認めなくなる。そんな人生を送ってはならない。

 安いだけに価値を認めると、安い食品、安いもので構成された身の回りのもので取り囲まれて暮すことになる。それ以外の価値を認めないので、体に悪いものでも、手を出してしまう。それでは人生が終わってしまう。

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 馬場恵峰書

2021-12-11  久志能幾研究所通信 2235号  小田泰仙

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2021年12月 5日 (日)

人間の体の営みは、会社経営と同じ

自分の生き様を会社経営と対比する

 

本社

 自分の体は、自分の魂が住む家で、自分有限会社の本社である。自分の体形を見れば、人生が分かる。

 会社の本社は、会社の精神状態を表す。贅沢な本社と建てると、その会社は衰退に向かうとのジンクスがある。人間でも、贅沢し過ぎれば、贅肉が付き肥満・病気がちになるのは同じである。

 

人生の基礎

 本社建設の基礎は、最重要項目である。基礎がしっかりしていないと、大地震が襲ってきたら、ひとたまりもない。いくら上の建屋が立派でも、土台が崩れれば、全てが駄目になってしまう。

 熊本地震でも、某ハウスメーカが建てた家自体は一部損壊だけであったが、土台が損傷していた。そのハウスメーカの家は耐震強度3以上であった。しかしその1年後、その家は撤去された。土台が崩れて家全体が数度傾いてしまい、人が住むと三半規管が異常を検知して、生活ができない状態となる。そういう家は建築法の判定では、全壊扱いとなる。

 

 人生という建物を建てる時は、人生の基礎と言える人生観、死生観、職業観をまず確立することだ。そうすれば、どんな大きな災難が襲ってきても、傷は負うかもしれないが、倒壊(廃人、自殺)にはならず、立ち直ることが出来る。人生で失敗は恥ではない。立ち直れないのが恥なのだ。それが無機質の家と魂のある人間との差である。

 

経営理念

 自分の人生哲学がしっかりしていれば、堅実な人生を送る。会社の経営理念が明確な企業は、永遠に成長する。トヨタ、松下電器(現パナソニック)、等は世界に誇れる経営理念である。

 自分の人生哲学が明確なら、人生で迷うことはない。老いて醜態を晒すこともない。

 

太陽光発電は洗脳教育

 太陽光発電は、洗脳教育と同じである。家の耐震対策として大事なのは、上部に重いものを載せないことだ。例えば、土付きの瓦、太陽光パネル等である。上部に重たい質量があると、地震の時、家が大きくゆすられる。

 実家の耐震工事で、重たい土付きの瓦葺きをサン葺きの瓦に変更した。

 太陽光パネルも同じである。重たいパネルを屋根に載せれば、耐震対策で不利である。私が計画している家では、太陽光発電はするつもりがない。

 人間様も、頭でっかちになったら、危なっかしくて、人生道を歩むときに心配である。まるで太陽光発電に洗脳されたみたいである。太陽光発電は、環境にも優しくなく、共産国家とそれにぶら下った政治家が儲かるシステムである。太陽光発電が環境に良いとは、頭を重たくする洗脳教育である。

 

会社の寿命は60年

 現在、会社の寿命は30年となったようだ。それだけ社会が激変している。私の前職の会社も60年余でこの世から消えた。

 ダーウィンの説によれば、強い会社が生き延びるのではない、もっとも早く環境に適合した企業が生き延びる。残念だが、前職の会社はその変化ができず、市場から消えた。

 

 その昔、人の寿命は60年であった。だから定年が55歳であった。最近、日本人男性の寿命は80歳まで伸びてきたが、健康寿命は70歳ぐらいである。

 時代が変わったのだから、生態を変えて、定年後の生きざまを変えないと、定年後に健康を害するかボケで、人生が終わってしまう。私はそんな状態で死んでたまるかと、家を新築する計画を立てた。新しプロジェクトに取り組むと、人に生長のホルモンを与えてくれる。人の価値は、長生きで多く世に貢献してなんぼである。

 

5S

 会社はトイレの汚さ、綺麗さを見れば、経営状態が分かる。会社診断で、診断士が必ずチェックする項目である。

 会社の5S(整理整頓清潔清掃)がきちんとされているかどうかが、経営診断の基本である。トヨタは5Sの徹底で、三河の零細企業が、世界一の自動車メーカになれた。トヨタ生産方式は5Sの具体的な展開である。

 

 私は関西の某IT会社の社長から、「貴社の本社(前職の会社)のトイレは汚いし、工場内の整理整頓がされていない」と告げられた。会社の掛け声は立派であったが、実態が伴っていなかった。その酷評の15年後、市場からその名が消えた。

 

 自分の体も、5Sが出来ているかが、人生道を歩む基本である。頭の整理、身の回りの整頓、身の清潔、清掃であれば汚職などしまい。自宅のトイレがきれいだと、運気が向上する。

 

社長と専務

 社長は自分である。その奥さんはその家の大蔵大臣である。奥さんがしっかりしていれば、安泰である。会社も専務がしっかりしていれば、安泰である。ホンダも、社長はハチャメチャな天才技術者であって経営者ではなかった。しかし専務の藤沢武夫氏が、財布をしっかり握っていたから、ホンダは世界企業に成長できた。

 

2021-12-05  久志能幾研究所通信 2229号  小田泰仙

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国の宝、清富の世界

 

国の宝

 成長しなくても、長い間、世間に貢献することも、大きな価値である。泥まみれ真っ黒になって、社会の一隅で灯をともし、お役目が終われば、静かに去っていく。それこそが利他の生きかたである。それこそ国の宝である。

 健康を害して、社会のお世話になって生きるよりはるかに価値がある。認知症になって、恥をまき散らして生きるのは、国の負債である。

 

餓鬼の世界

 規模を追うから、図体ばかり大きくなり、精神は貧しくなる。餓鬼のように規模を追えば、グローバル経済主義となり、結果はジャパンファースト、自分ファーストになってしまう。それは利己主義の世界である。それで引き起こされたのが、格差の拡大、貧困層の拡大、非正規社員の増加、外人労働者の増加、である。

 成長(出世)ばかり追うから、人間性が劣化する。それは餓鬼の人生。どんな栄華を極めても、死の前には無力である。

 

最高の人生

 中国の運命学では、平穏無事な人生こそ、最高の人生である。波乱万丈の人生は最悪の人生である。平穏無事に、清らかにそこそこに豊かになる。それが人間の幸せである。

 

天中殺

 1979年ごろ、天中殺が流行った時のこと。私は、半年待ちの予約、30分2万円の鑑定を受けるため、東京まで出向いた。当時、私は迷える羊であった。今になって振り返ると、悩んでいた自分が恥ずかしい。あの騒ぎは何だったんだと。

究極の問題点は、占いに影響されて将来を不安に思った弱い自分であった。現実を直視せず、上と将来を見るから不安になるのだ。

 平穏無事に、今を全力で生きれば、それこそが最高の人生なのだ。欲を出すから、不安になる。まだ来ぬ未来を見るから不安になる。未来なぞ誰にも分らない。自分が現実に向き合わず、全力を出していなかっただけだ。

例えば、今回のコロナ騒動を誰が予想したか。数年前に週刊誌が発行した「2021年予想(占い?)特集号」でそれを予想した雑誌は皆無である。

 

不安定

 上がった評価、地位も何時かは落ちる。背伸びをして、不安定な位置に昇るから、不安定になり、不安で不幸になる。宇宙根源の理は、プラスマイナスゼロである。今のグローバル経済主義者の勝者は、餓鬼のように限りなく求めすぎて、その欲望の位置が、宇宙根源の理とかけ離れていることに気が付かない。

 

最高の占い師・松下幸之助翁

 松下幸之助は「雨が降ったら傘をさせ」と言った。雨とは不況の時、人なら不運な時のことである。一生の間、企業でも人でも晴れの日だけなどない。雨の日もあるのが人生だ。雨に日に、工夫をするから智慧が付いて成長できる。それが傘である。生物は、逆境の時、成長する。

 だから松下幸之助翁は、「不況克服の知恵10条」で第一条「不況またよし」と言ったのだ。

 

他山の石

 隣国の総帥のように人生で猪突猛進をして、挙句に果てに、数兆円の財産が出来た時、心筋梗塞で倒れ、6年間も植物人間で生き永らえる羽目になった。それが成果主義者の「上り」なのか。残った長男長女が財産争いの裁判沙汰では、哀しすぎる。隣国の総帥に、グローバル経済主義者の冥途をみた。

 

 私は清富を目指したい。真面目に精進すれば、そこそこに豊かになれる。

Img_43531s馬場恵峰書

2021-12-04  久志能幾研究所通信 2228号  小田泰仙

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2021年12月 4日 (土)

「松下幸之助 不況克服の知恵」を自己流実践

 

 松下幸之助翁は、「不況克服の知恵10条」を説いた。

 

第一条「不況またよし」と考える

第二条 原点に返って、志を堅持する

第三条 再点検して、自らの力を正しくつかむ

第四条 不退転の覚悟で取り組む

第五条 旧来の慣習、慣行、常識を打ち破る

第六条 時には一服して待つ

第七条 人材育成に力を注ぐ

第八条 「責任は我にあり」の自覚を

第九条 打てば響く組織づくりを進める

第十条 日頃からなすべきをなしておく

松下幸之助翁があるべき姿とした行き方

「日に新たに前進し、不況を打開しよう」

『PHPビジネスレビュー 松下幸之助研究』PHP総合研究所(2009)

 

 これを自分なりに解釈すると下記のようになる。これは自分の不遇の時代や試験に落ちた時の過ごし方そのものであった。不遇の時とは、雨の日である。雨が降れば傘をさす、それがこの「不況克服の知恵10条」だと思う。

 

第一条「不況またよし」と考える

 人生は、いつもルンルン気分の時ばかりではない。むしろそうでない時の方が多い。今に見ていろと思う戦闘意識が生きる力を与えてくれた。そこに自分の至らぬ点を反省させてくれる。

 ルンルン気分の時には、反省などしない。だからドツボに嵌まる。私はそういう雨の日は、多くの本を読んできた。

 

第二条 原点に返って、志を堅持する

 会社の研究開発部でCNC機械の開発に携わった時の事。当時のコンピュータはとろいので、アブソリュート(絶対値)でなく、インクリメンタル(相対値)でしか、位置決めが出来なかった。往々に誤動作で自分の位置が分からなくなる時がある。その時は、原点まで戻る「原点復帰動作」を起動させて、自分の位置をリセットして再動作を行う。

 人間様も同じである。人生で迷ったら、自分の原点に遡ればよい。何も退職も自殺もする必要はあるまい。4月1日の入社当日夜に、体に電線を巻いて、タイマー自殺をした同級生がいた。彼は何を悩んでいたか、人生を原点に戻して考えればよかったのにと残念に思う。

 

第三条 再点検して、自らの力を正しくつかむ

 毎年の人間ドックは、現在の生きる力の測定である。たまたまその人間ドックを数年受けなかったら、がんが進行してしまった。人間の体(自分の人生道を運んでくれる乗り物)の年度点検を受けよう。

 

第四条 不退転の覚悟で取り組む

 定年後、私は国家試験に5年間挑戦したが、結果は不可であった。その「お陰で」自分の体調不備を発見した。その頑張りがなければ、がんになる前に脳梗塞、心筋梗塞で死んでいたと推定される。5年間、不退転の覚悟で取り組んだのが良かったと思う。天は具体的に動けば、具体的な回答をしてくれると悟った。

 

第五条 旧来の慣習、慣行、常識を打ち破る

 日々、新しい習慣を取り入れよう。まず、何か新しい事をやってみよう。ダメならまた戻せばよい。新しい事を取り組めば、人生の加速度を感じることができる。惰性で生きては、その加速度は感じられない。

 

第六条 時には一服して待つ

 不遇のときは、一息つけばよい。天が少しお休みしなさいと言っている。人生は長いのだ。

 「天之機緘不測」(菜根譚)、天が人間に与える運命のからくりは、人知では到底はかり知ることはできない。私が40歳の時、私が人事異動で主流の部署から飛ばされて、傍流の部署に飛ばされた。当時は忸怩たる思いであった。しかしそれが後年の私の人生を好転させた。不運の元凶の上司からも離れられた。それで国の仕事にも関われたし、欧州の研究所の出張もさせてもらった。飛ばされなければ、そういう人生にはならなかった。

 だからこそ心機一転、日々大切に、年々歳々、生き活かされる人生を全力で生きるべきだと思う。

 

第七条 人材育成に力を注ぐ

 不運になったのは、自分の実力が足りないと、世間が言っている。世間の評価は神の如くの評価をする(松下幸之助翁の考え)。だから自己投資をして実力を付けるしかない。検定試験や人事評価は、自分の現在の力量を教えてくれたのだ。人事評価は、偏向した人が評価するから、多少の誤差もあるのは致し方ない。長い年月には、落ち着くところに落ち着く。焦る必要はない。

 

第八条 「責任は我にあり」の自覚を

 郵便ポストが赤いのも、己の責任である。自分の勉強不足で、郵政次官になれなかったのが原因である。人生の偶然はない。人生は全て必然だと、最近思うようになった。まさに「天之機緘不測」である。

 

第九条 打てば響く組織づくりを進める

 自分は自分有限会社の社長、兼、下っ端の社員である。問題が起これば、すぐ社長の指示で下っ端の社員は行動するし、行動しなければならぬ。その原則は、「現地現物」である。自分の足で現場に行って、自分の目で完全に状況を理解して行動するのだ。いつやるか? 「今」である。そのうちではない。

 

第十条 日頃からなすべきをなしておく

 人間として、日々学び、仕事に精進すべきである。そうすれば、何があっても慌てることはない。

 

松下幸之助翁があるべき姿とした行き方

「日に新たに前進し、不況を打開しよう」

私の生き方

「日々に新たに、自分の資源を最大限に活かそう」

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 馬場恵峰書

2021-12-03  久志能幾研究所通信 2227号  小田泰仙

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2021年12月 3日 (金)

不用品整理は、損切と思おう

 

 家中の品物を断捨離している。つい勿体ないと、溜め込んだ結果、不用品に占領された生活を送る羽目になっていた。「不用品整理は、損切と思おう」の言葉を雑誌で見つけて、すっと腑に落ちた。それで使わないものを躊躇なく捨てられるようになった。

 不要なものは、場所を占有して、必要なものを探す時間を失う。それが一番の人生ロスである。

 それより無駄の品物が、社会を交差して、無駄である。自分がその種の品物を提供する場合は考えるべきだ。

 

再発防止

 不用品となる恐れのあるモノを買う場合、廃棄を想定して購入する。

 お金持ちの家にはモノは少ない。

 当家は貧乏なので、品物が溢れている。

 家に置く品物を少なくする心構えが必要だ。

 

 モノに執着する心こそ、捨てるべき不要な心である。強欲があるから、みちることのない執着心が生まれる。

 一衣一鉢、小欲利他の心で過ごそう。

 人は裸で生まれて裸で死んでいく。

 

 本音は、それに付けてもお金の欲しさよ(笑)。谷底に落とされても無くならないと書いて「欲」である。人間である以上は、欲は無くならない。生きる欲まで捨てたら人間ではない。それを前提に精進は続けよう。

 

最近捨てたモノ

 有名観光地を特集した雑誌「サライ」等

  いつもお世話になっている近所の人に進呈した。

 

 最新号「週刊文春」、「週刊新潮」、「ゲーテ」、「PHP」

  必要なページをコピーして、後は近所の人に進呈。

 

 有名画家のリトグラフ

  貸与として先生に進呈。価格は数十万円の絵である。

  私が入院した時、お世話になったのでそのお礼である。

  もし私より先に亡くなられたら、返してもらう約束である。

  今は先生と生存競争である。

  

 昔のVHSテープ

   今のブルーレイビデオを見ると、とても見れないレベル。

 

 オイルヒータ、パネルヒーター

  いつもお世話になっている先生に進呈した。

 

 足踏み健康器

  この種のモノは、長続きしたためしがない。

  買ってはいけないという知恵がついた。

 

 50年前のカッターシャツ

   母がバーゲンセールで、私のために大量に買っていた。

   新品なので捨てられず、50年間も保存することになった。

   当時と体格が変わり、また変色して着られない(😿)

   保管場所ばかり取り、無駄であった。

 

  電気掃除機

   今はクルクルを使って畳の上を掃除している。

   電気掃除機は、面倒である。不要と断定して捨てた。

 

  野菜ミキサー

   一度も使わず捨てた。誰も貰ってくれなかった。

 

  お茶やシイタケ、砂糖

   慶弔時のもらい物である。

   賞味期限を見たら、10年前に期限が切れていた。

   当時は管理職として、香典を数多く出していた。

   その返礼として、お茶やシイタケが返礼で来た。

   とても消化しきれない。付き合い上で、悪慣習である。

   私が香典返しをした場合は、その考慮をした返礼品にした。

   

  結婚祝いの返礼品

   コーヒーカップやコップセット、毛布

   ダブってあるので使いきれず、捨てるしかない。

 

  固形石鹸

   50年前のお歳暮、お中元での品ものである。それが自家には大量にある。今は液体の洗剤の使用が中心で、固形石鹸など年に数個しか使わない。

  タオル

   もらい物の新品のタオルが段ボールで2,3倍分もあった。普通の成果腕はとても使い切れない。10年前の東日本大震災のおり、支援物資として提供した。

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  馬場恵峰書

 

2021-12-02  久志能幾研究所通信 2226号  小田泰仙

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2021年12月 1日 (水)

自分が豊かになれない原因、日本が貧乏になった原因

 

日本経済の停滞

 この30年間、日本人の給与が上がらなかったのではない。企業が上げなかったのだ。「日本人の給与が上がらなかった」と報道するから、その責任が曖昧になる。

 それはグローバル経済主義狂に汚染された大企業の責任である。個人の行動に当てはめれば、そのままでは貧乏になることが分かっていて、行動しなかったのだ。

 だから企業は労働者へ払うべき金が浮いたから、内部留保は増大した。従業員の給与はこの30年間上がらなかった。欧米の給与は2倍に増加している。

 大企業は正社員を減らし、派遣労働者を増やし続けていた。だから全日本で見れば日本人の年収が上がらなかった。非正規社員が増えたので、給与が上がらないから、若者が結婚できず、子供が増えないのだ。それが少子化の真因である。金が市中に回らないから、日本経済の活性化が出来なかった。

 

企業の投資先

 企業は出すべき金を労働者に出さず、内部保留にして、未来の投資をしなかった。最大の投資先は人財なのだ。成長しなかった企業の生きざまは、現代の年金生活の老人のそれと同じである。

 

老後?

 老人は「老後」?を心配して、金を銀行に蓄えて、なるべく使わないようにしている。だから金が市中に回らない。お金は経済の活動の血である。それが回らねば、壊死する。それが、日本経済が停滞している原因である。老人が今の5%分の金を余分に使えば、すぐ景気は回復する。

 生涯現役で働けば、「老後」は存在しない。その教えを、馬場恵峰先生は後ろ姿で示してくれた。

 

他山の石

 日本の企業を他山の石として考えよう。日本企業の失敗から、自分の活動を反省しよう。自分が金持ちになれなかった原因は、自分が貯めるばかりで、使わなかったことにある。お金を使わないと今後、ますます貧乏になっていく。お金とは、経験智を取得するための費用である。経験智が増えれば、稼ぐ力が身に付く。

 お金を自分の財布から感謝の念で送り出せば、未来にお金がお友達を連れて帰ってきてくれる。

 お金はお足である。足止めすれば、腐ってくる。腐ったものをあの世にも持って行けない。お金を子孫に残せば、却って子孫を不幸にする。自分が稼いだ金は自分で使うべきだ。

 

母の思い出

 これを書いていて、母から指導されたお金の使い方を思い出した。「会社で出張時、昼食費が千円支給の場合、金を浮かすために、500円のモノを食べてはならない。千円の料理を食べること。外に出れば、平社員でも会社の代表だ。それが500円のモノを食べていては、他人が見れば、あの会社は500円のモノしか食べられない貧乏な会社と思われてしまう。それでは会社にも自分のためにもならない」である。

 私はその教えを守り、つい高いものを食べていた。それで肥満になったのは、愛嬌?

 

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 馬場恵峰書

 

2021-12-01  久志能幾研究所通信 2225号  小田泰仙

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2021年11月24日 (水)

「変態」賛歌、老いの克服

 

ダーウィンの法則

 生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。

 それは、変化に最もよく適応したものである。

     - ダーウィン -

 

自分は時代に合わせて「変態」をしてきたのだろうか、振り返りたい。

 

企業の変態

 最近の勝ち組の企業は、業態の「変態」を成し遂げた企業群である。2000年頃のウォールストリートジャーナル紙に、1900 年当時の新聞紙に米国の有力企業を100社ピックアップした記事に対して、その100年後、現在も残っている企業の調査記事が出た。その結果、残っている大企業は2社のみであった。その2社でも業態が変わっていて、そのまま業態の企業は無かった。

 

 その一社はGEで、当時は電灯製造会社であった。GEはエジソンが発明した電灯が元になっている。そのGEも現在は、金融業が大きなシェアを占めた企業となっている。

 100年間を生き延びた大企業は、業態を「変態」させて、社会の変化に適応したから生き延びたのだ。

 

 50年前、世界最大のフィルムメーカとして世を謳歌したコダックは、その業態の変態がうまくできず、2012年、衰退して130年の歴史を閉じた。

 

 当時、最大の複写機メーカのゼロックスは、その特許の独占で業績を謳歌していたが、最近業績不良で、富士フィルムに買収を提案されるまでに落ちぶれた。

 それに対して、日本の富士フィルムは、昔のフィルムメーカから、精密機器メーカ、医療機器メーカ、医療品メーカに、業態の変態を遂げて超優良企業に変身している。

 

 トヨタ自動車の親会社である「豊田自動織機」は当初は、繊維の自動織機を製造する会社であった。しかし今の業態は自動車の組み立てやフォークリフトの製造会社である。繊維部門は数パーセントを占めるだけになっている。

 

 多くの大企業は社会の変化に対応できず、自滅していった。今の日本が衰退しているのは、変化(変態)を拒否して、「昔はよかった」と回顧しているからだ。

 生き延びたのは、その変化に最もよく適応したものである。ダーウィン

 

 

私の変態

 だから人間として老いを迎え、更に活力を持って生きるためには、人は日々変わらねばならぬ。そう思って、老いても私は日々新し事に取り組んでいる。それの打開策の一つとして、退職後の10年間、新しい資格・知識を取得に取り組み、個人事業者として新しい事業を起こして活動してきた。やってよかったと思う。

 次の10年間の目標として、家を新築することにして、新たな気分で頑張っている。何かを目標として頑張れば、日々新しい発見がある。家の完成が目的ではない。その過程で生まれる自分の成長が目的である。新しいことに挑戦すると、変態した新しい自分が生まれる。老いて何もせず朽ちるのが一番哀れである。

 

 自虐的に自分の人生を振り返ると、昔は周りの状況に合わせて、変化せざるを得なかった歴史が分かる。当時の自分の苦労が偲ばれる。よく頑張ったと自分で自分を褒めてやりたい。有森裕子さんの気持ちがよくわかる。

 

青年期  受験地獄をさ迷う餓鬼の行動

      頑張ったのに、東大入試中止で大混乱に巻き込まれた。

     就職地獄をさ迷った阿修羅の行動

       オイルショックで就職難が発生

若手社員時代 3Kの奴隷労働者

        バブル期ではなく、会社に入れてもらった境遇

        頑張らざるをえなかった。

中堅社員時代 社畜としてワークホリック労働者

        バブル期と重なり、仕事中毒になる。

        残業60時間、実際は残業100時間が当たり前

中年     宮仕えで上と下からの圧力に挟まれる中間管理職

        うつ病寸前まで追い込まれた。

        労働組合は管理職を守ってくれない。

定年後   「時給が牛丼店と同じ待遇」なので拒否して帰郷。

        定年延長は年収が1/3になり、その減収分の補填で年金がある。

        個人事業主として新しい道を歩く

 

 定年延長の嘱託として働くと、年間2000時間を拘束され、増加年収を時間で割ると牛丼店のアルバイト時給と同程度である。自分より能力の劣る昔の部下の下で働くのは、自尊心の崩壊である。ばからしくなり、自分で事業を起こすことにした。

 

変態できない理由

 定年延長せず辞めると言うと、引き留められたが、辞めると「決断」して正解であった。自分の人生を「変態」するには決断こそが、唯一の方法である。変わりたいと決断しなければ、何もかわらない。

 みんな「変わらなきゃ」と言いながら、少しも変わらない。変わらない原因は、なぜそうなったかの真因を見付けず、日々の習慣に流されるからだ。変わるには変えようという意思が必要だ。変えるという「決断」をしないからだ。決断しなければ、永遠に人生は変わらない。決断をしよう。

 

ニュートンの運動第一法則

 静止あるいは等速度運動中の物体は、外力が加わらないかぎりその状態を続ける(慣性の法則)

  (止っているものは永遠に止まっている。)

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 馬場恵峰書

 

2021-11-24 久志能幾研究所通信 2218  小田泰仙

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2021年11月20日 (土)

株で儲けるには

 

 自分がこの世で儲けるには、自分株式会社の株価を上げるのが基本である。

 自分株式会社が成長すれば、その価値が上がり、結果として儲かる。

 

会社の成長力(強さ)Fは下記で表される。

 F=(利益+投資額+減価償却費)÷売上高

 他と比較して、F値が大きい程、その会社は成長する。

 多くの会社は、不景気になると投資を減らしてしまう。人がやらない時に投資する会社が成長する。雇われ社長はこれが出来ない。私の前職の会社もこの法則で成長が出来なかった。最後は、市場から消えてしまった。「人の教育(投資)が大事だ」と全ての社長は言うが、それを実際に実行する社長はほとんどいない。前職の会社でも、不景気になると、真っ先に教育費を削った。当然、投資額も削減である。その結果が30年後に市場からの退場であった。

 

人の成長力(強さ)FHは

 FH=(稼ぎ(利益)+自己投資額+減価償却費)÷年収(売上高)

 

 人生の成功は、自己投資と減価償却費の大きさで決まる。人生の成功は単純明快である。学んで、学んで、自己投資を継続するしかない。

 

 社員が成長する会社こそが、株価が上がる会社である。そういう住宅メーカから家を買いたい。今、住宅メーカ展示場で多くの営業マンの言動を観察している。そこでその人のレベルが分かり、会社のレベルが分かる。

 

2021-11-20  久志能幾研究所通信 2214  小田泰仙

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