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2021年12月14日 (火)

一日一怒

 

 寺山修司著『家出のすすめ』の中に「一日一怒」という言葉がある。私はこの言葉と出会い、目が覚めた。今日のことである。私は聖人君子ではない。佛のように、怒りを無くして過ごすことを目指してはいるが、現在はとてもそんなレベルではない。

 

俗人の知恵

 「一日一怒」は実社会で俗人が対処できる具体的な処世術である。事象が起こり、それに対して怒りで、具体的に動けば、具体的な回答が出る。それが感動である。その動きを理性で正しい方向に向ければよいだけである。理性では体は動かない。「感動」はあっても「理動」はない。感性を豊かにしないと、人生は豊かになれない。

 

無反応

 不合理に対して、なにも感じず、怒りもしなければ、何も起こらない。頭も回らなければ、運命の車も動かない。怒りこそ物事を転換させるエネルギーである。それを出し惜しみしてはならないと思う。たまには押さえつけている道徳をはねのけるのも良いだろう。平凡な日々には、たまには激震があってもよい。認知症予防にもよいだろう。

 

怒りの発生源

 正義観、倫理観、人生観が明確でないと、怒りは起きない。世の理不尽に怒り、人の不誠実な行動に怒り、自分の不甲斐なさに怒ろう。それでこそ血の通った人間である。思いっきり怒りに振れて、元に戻ればよい。元に戻す理性がないから問題である。

 

対処

 現地現物で、問題点を明らかにして、対処を考える。理不尽なら怒って当然である。怒らねば社会の廃人である。社会が良くならない。

 

 この数日、大垣市政の愚劣さに怒り、日本政府の迷走さに怒り、エコキュートメーカの対応に怒っている。泣き寝入りはしたくない。言うべきことを発信して啓蒙化活動の一助となればとブログを書いている。

 その具体的怒りの内容は、後日、順次公開します。

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記事「回帰計算、南海トラフ大地震の発生時期予想 2035±5年」を更新しました。

2021-12-14  久志能幾研究所通信 2238号  小田泰仙

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