2021年6月13日 (日)

死神の狂騒、大垣死商連の死神が大垣を殺す

 狂ったプレミア付商品券販売顛末

新型コロナのクラスター発生危惧

 大垣市商連の理事長・倉利之と松本正平は、2021年6月6日、5割のプレミア付商品券販売で、なぜ大垣市民5000人を3時間も長蛇の行列に並ばせ、集団を密状態に置き、新型コロナ感染の危険に晒したのだ

 クラスターが発生したら誰が責任を取るのだ。

 なぜ超特定の人間だけが暴利を得る政策を放任するのだ。

 なぜ「3密を避けよ」と市民に強要している大垣市が、この狂騒を放置するのだ。

  大垣市の行政は狂っている。

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 5割のプレミア付商品券は国からの交付金+大垣市の財源で、8200万円の事業費が費やされた。

 単純計算で15,000円の商品券が、6月分が8000冊販売された(11月も販売予定)。一人3冊買ったとして、8000冊÷3=2666人の販売で、約3000人が並んだと推定される。行列を見て帰った人を含めると、大垣市商連を目指して来た人は、5000人は優に超えたと推定される。300人程が買えなかったというのは、並んだ人の伝聞だから、実際はもっと多いのだろう。 

 

ネット転売で暴利

 その販売直後、ネットでプレミア付商品券の転売があったようだ。プレミア付商品券に5割のプレミアがついているので、20冊、30冊を買って転売すれば、2割のピンハネでもかなり儲かったようだ。まるで汚職まがいだ。

 

杜撰な販売方法・犯罪の温床

 販売担当の事務員も2人しかいないので、適当に事務処理をして販売した。一人で10冊までしか買えないが、代理だとして適当な名前を書けば、20冊でも30冊でも買えた。事務員も早く販売を終わらせたかったため、超杜撰である。税金での事業なのに、犯罪まがいである。

 商品券を買えなかった人が事務局に苦情を言うと、「次回の販売時は特別に斡旋します」と言ったという。なぜ文句を言ったものだけが得をするのだ。デタラメである。

 その結果、大垣市商連事務所から西は大垣八幡神宮、南は大垣共立銀行までの行列となった。

 巷の噂では、事前に組合員が、そんなやり方はまずいと提案しても、小倉利之も松本正平も聞く耳を持たなかった。

 

回りは違法駐車だらけ

 そのため、その死商連事務所近辺が違法駐車だらけで交通渋滞となり、近辺のお店が商売できない状態となった。パトカーがサイレンを鳴らして飛んできた有様である。

 

整理券なし、警備員無し

 小倉利之と松本正平が支配する大垣市商連は、整理券さえ配らなかった。整理する警備員も手配しなかった。その金を惜しかったと二人の話を聞いていた事務員は証言している。

 プレミア付商品券販売は銀行に委託をすれば済む話を、その手数料が勿体ないと自分達の事務所で販売した。そう事務員は証言している。

 前回のたった1割しかプレミアムの付かない商品券は、銀行経由で販売した。それは大量に売れ残りである。他市が3割5割のプレミアムを付けているのに、大垣市のプレミアム商品券が売れるわけがない。愚かな大垣市の役人はそれが分からない。今度は5割のプレミアで、大垣市の役人は出鱈目である。

 

2_2 前回は、たった1割のプレミアム付きで大威張りで宣伝をする小倉利之と松本正平。

 前回は大量に売れ残りである。   岐阜新聞 2020年7月30日

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営業妨害

 小倉利之と松本正平が支配する大垣市商連は、プレミア付商品券で、大垣駅前商店街以外の商店街に利権を与えて、大垣駅前商店街の営業妨害をした。それが原因で店を畳むケースも出るだろう。

 大垣駅前商店街の組合員は、一店あたり年間で平均10万円の組合費を払っている。小倉利之と松本正平は、それが組合員以外でも3000円の臨時組合金を払えば、プレミア付商品券を販売できる段取りをした。それも大垣駅前商店街以外の商店街で使えるのである。

 大垣駅前商店街でプレミア付商品券を使いたくても、大垣駅前商店街の80%が廃業しているので、買いたくても買うお店がない。大垣駅前商店街の80%を廃業においこんだのは、死神の小倉利之と松本正平である。

 

大垣駅前商店街を抹殺事業

 理事長の小倉利之はこの10年来、元気ハツラツ市行事の利権にかこつけて、大垣駅前商店街の営業妨害をして、60%店が店を畳むように仕向けた。

 大垣駅前商店街の組合員は、営業妨害になるので、元気ハツラツ市行事を止めて欲しいと懇願しても、店も持たない小倉利之は、(利権のため?)聞く耳を持たなかった。松本正平も共犯である。

 大垣駅前商店街は、10年前は20%ほどの閉店率であったが、昨年で80%の店がシャッターを下ろした状態となった。10年前からの小川敏の肝いりで元気ハツラツ市行事が始って、大垣駅前商店街の衰退が加速した。実にこの10年で60%店が店を畳んだ。小倉利之が60%の店を殺した。

 

大垣駅前餅つき大会の殺人事件

 小倉利之、松本正平は、2020年2月の大垣駅前餅つき大会で、老人を無料の餅で誘い、喉に詰まらせて殺した。

 それなのに小倉利之と松本正平は、弔問にも行かない。知らんふりである。その企画を支援した大垣市の代表(当時の市長小川敏)も弔問に行かないし、知らんふりで、説明責任も果たさない。嚥下力が低下した老人に餅を食べさせるのは、準殺人行為である。

 

 消費者庁の報告では、「不慮の窒息」(餅を喉に詰まらせて起きる窒息事故)で1月に1300人以上が死亡している。また65歳以上の患者が9割を占めており、高齢者の偏っているのが特徴である。(2019年12月31日、山本健一医師の「Y!ニュース」より)

 

 小倉利之、松本正平は死神である。その松本正平は、今年度の理事長に密室の選挙で理事長に選ばれた。密室での選挙だから、組合員は誰もその経過を知らない。元気ハツラツ市行事の実行委員長の松本正平は、市民税1億円も散財した元気ハツラツ市行事の会計報告も拒否している。

 

児童園児を虐待・準殺人未遂

 この10年来、元気ハツラツ市行事で36度の炎天下、園児児童をコンクリートの舞台で躍らせ火傷を負わせ続けた。もう少しで熱中症のため死ぬところであった。

 2018年、豊田市で児童が校外学習で熱中症のため死亡している矢先のこと。なぜ一商店街の金儲けイベントに、児童園児をアトラクションの踊りに駆り出すことが許され続けるのか。小川敏の腰巾着であった山本譲教育長も大垣市教育委員会も何も言わない。自治会長経由で当時の共産党市議に訴えても、無視であった。大垣市は死神に支配され腐っている。

 

天の差配

 新型コロナウイルス騒動のため、元気ハツラツ市行事が中断になったのは、皮肉な幸運であった。天の差配であろう。死神の一人は4月に去った。大垣市にはまだ多くの死神が舞っている。

 天網恢恢疎にして漏らさず。天の差配を期待しよう。

 

2021-06-13   久志能幾研究所通信 2058  小田泰仙

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2021年6月12日 (土)

良く死ぬために、反・断捨離(3/7)

 

 良く死ぬとは、良く生きること。つまらない断捨離など止めて、人生を謳歌して、全力で生きよう。いくら頑張っても生物学的に120歳までしか人間は生きられない。我々にできることは、後世に良き遺伝子を残すことだけである。

 愚かな人間は、やってはいけないことは、やってダメだと体験しないと分からない。それが智慧である。やらないで後悔するより、やって失敗して生きた方が良き人生だ。失敗しない、動かないとは、死の世界である。死ぬ前に、死んだ人生を送ってどうすのだ。

 

人生じまい

 子孫に美田を残さず。子孫に金を残せば、不幸の種を植えることになる。自分の思い出こそ人生である。断捨離なんて、自分の人生を捨てることだ。人生じまいである。断捨離なんて、死後、ほんの少しの金で業者がやってくれる。

 

30年後の因果応報

 両親よりも良い暮らしをしてこそ、亡き両親も喜んでくれる。元気に働いて稼ぐ。それが最大の供養である。良い暮らしをしてこそ、ご先祖の法要もすることが出来る。貧乏では法要もままならぬ。

 両親より貧しい生活では、自分がこの30年間、人並み以上の努力・精進をしなかった証である。親が贅沢を我慢して己を上の学校に行かせてくれたのだ。その感謝の念があれば、勉学に励むことが出来たはず。それを遊び惚けるから、貧乏になるのだ。30年後の因果応報である。佛様は良く観ておられる。

 

日本の高度経済成長期

 私は両親が必死に働いていた後姿から、多くを学んだ。その両親が遺した記録を捨てるのは忍びない。私が小さい頃、父は正月三が日に家にいなかった。大晦日、正月三が日を出勤して、休日割り増しを稼いでいた。皆は正月に出勤することを嫌がったので、父は皆から感謝された。それで贅沢な生活などしていない。全て子供の私の為であった。そんな親の姿を見れば、遊んでいなんかいられない。勉強をした。そういう姿が、日本を高度経済成長させたようだ。

 

仕事じまい

 仕事こそ人生である。生涯現役で働くつもりなら、惚けることのない。そのお手本を馬場恵峰先生は示してくれた。

 

墓じまい

 ご先祖の墓まで、墓じまいをしてどうするのだ。一日でも長く生きて、稼いで(世の中に貢献して)、ご先祖を供養する。それが子孫にできる最大の供養である。

 どうせ墓じまいをしなくても、お寺に護持会費を納めなくなれば、お寺がお墓をたたむ。墓地はお寺からの借地で買ったものではない。また逆に、護持会費を滞納すれば、お寺はお墓を撤去することができる。お墓の土地とは、そういう契約である。これもお墓を改建して体得した知識である。お墓を改建しなければ、知らないまま死ぬところであった。

 

反・断捨離

 死ぬまでにモノを買いまくり、金を使いまくって行動し、日本の景気に刺激を与えよう。それが年長者に出来る社会貢献である。今、日本経済が停滞しているのは、金を持っている老人が金を使わないからだ。

 使わず残った金は、国が強奪して役人がまた無駄遣いをする。ますます日本が衰退する。

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2015‎年‎1‎月‎12‎日 馬場恵峰先生の教室にて

 

2021-06-12   久志能幾研究所通信 2057  小田泰仙

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2021年6月11日 (金)

良く死ぬために、ボスが君臨するサル山を下りる(2/7)

 

自己の価値観

 群れたがる人とそうではない人の差は、若い時からの勉強量の差とその継続性の有無である。人生で危機感を持って自ら学んできた人は、自尊心の明確化と価値観の確立がある。だから無意味な集まりに群れることもない。

 群れたがる人はあっちにフラフラ、こっちにフラフラとさ迷っている。それでボスの金の引力で群れ社会に入ることになる。それでは主人公の生き方ではなく、奴隷の人生である。

 群れるとは、サル山の支配者ボスに迎合し、従い、ボスを人生の師とすること。朱に交われば赤くなる。それでは悪縁を招く。

 私も一度、その群れ社会の宴会に参加したことがあったが、同席者と話が合わず苦痛であった。まるでヤクザの襲名披露宴であった。それは会社のОB会で、旧上司が威張り、昔の上下関係が変わらず、その場の話題が、病気や嫁の悪口ばかりであるのとよく似ている。

 

ヤクザの襲名披露宴への招集令状

 1975年頃、やり手のM上司が次長に昇格して、関係部員約100名を招集して泊りがけの大宴会があった。そんな事例は初めてで、私は行きたくはなかったが、立場上で拒否はできない。宮仕えは辛いもの。仲間の多くは「これはヤクザの襲名披露だ」と陰でボヤいていた。たかが宴会で、その場で全員集合の襲名披露記念写真?まで撮った。やり過ぎだ!

 私の同僚は、体質的にそのM上司と合わないと感じた。彼はそのM上司の時代が今後長く続くと予想して、会社を退職して、受験勉強をして大学院の編入試験を受け、進学して別の人生を歩んだ。それも人生の選択であった。

 その上司は、予想通り、その後も飛ぶ鳥を落とす勢いで出世をして、役員にまで上り詰めた。そんな羽振りによい上司であったが、最後は女に手を出して失脚した。

 

ヤクザのライバル

 当時、そのM上司の出世ライバルであった石田課長と大谷次長を出世競争から蹴とばした。石田課長は石田三成の末裔である。大谷次長は、関ヶ原の合戦の西側大名・大谷吉嗣の末裔である。

 石田課長の名言。「俺は君が仕事をしやすいように環境は全て整えてやった。後、やるかやらないかは、君次第だ」この言葉は忘れられない。

 私の当時の指導主任は石田課長の薫陶を受けた。そんな石田課長とそのM上司が、そりが合うわけがない。そのM上司が更に出世したら、早々に石田課長を社外に飛ばした。

 大谷次長(当時)は、今でも毎年夏、関ヶ原の合戦場に先祖供養に行かれる。私はその親戚が経営するアパート大谷荘で16年間お世話になった。

 

北欧出張で群れを強いられ苦痛

 1985年、仕事の関係で北欧の自動車メーカに4か月間、設計担当として機械納入で出張をした。その時、機械据え付けの担当者達と一緒であった。そこでの苦痛は、夜のホテル生活である。私は、夜、部屋でゆっくりしたいのだが、現場担当者達のボスがそれを許してくれず、一部屋にみんなと群れて過ごさねばならなかった。私は出張責任者として、彼らがつむじを曲げると困るので、嫌々付き合った。今風に言うと、思考の多様性を否定されたのだ。

 仕事が終わってホテルに着いてから、毎晩、一緒に食事に出かけ、10時ごろまでボスの部屋で群れて「拘束」されると、自分の部屋に帰ってからの寝るまでの時間がほとんどない。自分の勉強時間が無くなるのだ。それが一番苦痛であった。

 

うつ病対策?

 現場の人たちは別の価値観の世界で生きている。今にして思うと、海外出張では、現場の人は孤独には弱いようだ。精神的に弱いから、ノイローゼ(うつ病)になるのを防ぐために群れていたようだ。現場のボスは、それを知っていたから、夜は半強制的に一緒に過ごすようにしたようだ。それと比較すると私は精神的にタフであった。鈍感だったかも?

 

一人になる幸せ

 1か月後、機械の据え付けが予定通り終わり、彼らが帰国した。私は現地で一人になってホッとした。彼らは私が一人になることを気の毒がっていたが、全く逆であった。それから夜は、快適なホテルの部屋で、仕事をしたり、読書をしたり、漢文の勉強や、英語、スウェーデン語の勉強をしたりと充実した時間を過ごせた。

 私はスウェーデン滞在中に、テレビも酒も嗜むことはなかった。

 ホテルのテレビも興味ある番組は全くない。スウェーデンのテレビでは暴力場面禁止、セックス場面禁止で、討論会の番組ばかりで極めて真面目でつまらない。スウェーデンのテレビは、日本の扇情的な番組と大違いである。おかげでテレビを見なくても済んだ。

 私は酒に弱く、そんなに酒が好きでないので、酒に溺れることもなかった。またスウェーデンはアル中が多いので、酒の販売規制が厳しい。外人はパスポートがないと酒が買えない。スウェーデン人でも17時からしか酒は買えない。酒屋は17時から長蛇の列である。

 

「群」の語源

 左編は「口」+「尹」。尹は神事をつかさどる族長の意味。のりとの意味を表す口を付し、きみの意味を表す。「羊」はさまよう家畜の意味である。

 音符の「君」はむらがるの意味。むらがるひつじの意味から、群れ(むれ)の意味。

 要は、「群れる」とは、ボスに支配された世界を表す漢字である。

 インテリなら、サルに支配されるのは恥である。

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馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」 久志能幾研究所刊

 

2021-06-10   久志能幾研究所通信 2056  小田泰仙

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2021年6月10日 (木)

良く死ぬために、主人公になれ(1/7)

 

主人公

 人間として生まれたのなら、人生の主人公を目指すべきだ。年長者になれば、群れて金魚の糞のように振舞うのは恥である。それは年長者の証ではなく、単に長く生き永らえただけのこと。船が出港しても、嵐に翻弄されて、湾の周りを漂っていただけでは、長く航海したとは言えまい。

 寂しいから群れるのでは、自主性がない。群れていれば、考えなくてもよいから楽なのだ。群れる仲間は同類だから刺激がなく、人間としての成長がない。それでは認知症への道である。餌(宴席、酒、女)に釣られて群れるようでは、人間として卑しい。群れる人間は卑屈である。何のために今まで人生修行をしてきたのだ。人間なら、人生の「主人公」として、毅然として生きていきたい。

 

孤独力

 群れる人間には、孤独力がない。上に立つ人間には、孤独に耐える力が必要である。一国の将は、万人が反対でも、自分を信じて一人先頭に立って行かねばならぬ。

 自分は37兆個の細胞の集合体である人間の将なのだ。群れたいという煩悩を抑制せねばならない。自分は108人の煩悩という部下の指導者なのだ。自分は連綿と続くご先祖様達の現代の代表なのだ。だから一人でいても寂しくない力を付けねばならぬ。

 何時かは一人になる。死ぬ時は、必ず一人である。一緒にあの世に行ってくれる人は、心中相手以外にはいない。

 人生で主人公になるとは、佛になることだ。その師は天であるべきだ。人生の最終目的は成佛である。佛は、人に頼らず、迎合せず、忖度せず、他と比較せず、悟りを目指し、自分の菩薩道を一人歩む。

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 馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」 久志能幾研究所刊

 

2021-06-10   久志能幾研究所通信 2055 小田泰仙

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2021年6月 9日 (水)

欧米型の食事で乳がんになる

 

乳がんリスク

 欧米型に偏り過ぎると  リスク1.3倍

 喫煙          リスク1.9倍

 (夫の喫煙で      リスク1.4倍)(別資料で)

 (夫・息子の喫煙で   リスク2.0倍)(別資料で)

 大量飲酒        リスク1.8倍 (飲まない女性に対して)

 肥満          リスク上昇

 

 国立がん研究センターの研究グループは、1995~1998年の間に食生生活のアンケート調査をした。それに回答した45~74歳の女性49,552人を2012年まで追跡調査して、期間中に718人が乳がんと診断された。

 調査では、食生活を下記の3つに分類して、134品目の食品や飲料の摂取量を点数化して比較した。

 1 健康型  野菜・いも・大豆製品

 2 欧米型  肉類、パン、乳製品

 3 伝統型  ごはん、味噌汁

 

 以上は2016年6月2日、6月20日の日本経済新聞記事の要約である。国立がん研究センターは「欧米型の食事が乳がんを誘発する危険が高い」と警告している。その予防策として推奨しているのは、バランスの良い食事、禁煙、禁酒、運動、体形、感染防止の6項目である。周知の当たり前の対策である。それが現代人は守れない。

 

 それから5年経った現在で、状況はまるで変っていない。癌患者は増える一方である。がんは生活習慣病であることが明白である。

 その間に河村義子先生が亡くなり、私にがんが発見された。自分の狂った生活を振り返り、がんは生活習慣病である事実を認識した。

 食品業界もマスコミも、がん撲滅の取り組みを全く無視である。そんな品行方正な生活をされては、会社が儲からないからだ。マスコミはスポンサーの食品業界さま様である。迎合することはあっても批判は絶対にしない。マスコミは健康に悪い食品のCM放映、グルメ番組制作に狂騒している。日本経済新聞でさえ、酒やスィーツ等の宣伝や特集記事を頻繁に掲載している。日本人はここまで精神的に劣化した。日本のがんの激増の原因は、日本人の道徳心の衰退にある。

 自分の城(体)は自分で守れ。それしかない。

 

2021-06-09   久志能幾研究所通信 2054 小田泰仙

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2021年6月 8日 (火)

乳がんの増加はカナリアの叫び

 

 女性は男性よりも体力的にも病魔の抵抗力に対して弱い。まるで炭鉱の異常ガスを検知するカナリアのようである。日本女性の乳がんの増加は、日本人全体に対するカナリアとしての警告である。この40年間で、乳がんは4倍に増えた。日本人の2人に一人が癌になる時代である。これは異常すぎる。

 40年前は、癌になる人などほとんど聞かなかった。

 私は河村義子先生のがん死によって、胸騒ぎを覚え、自分のガンを発見することが出来た。河村義子先生のがんはカナリアとしての警告であった。

 

真因

 現代社会は、食生活、生活習慣、精神文化が狂っている。それの自覚がないまま、飽食に流されて生きている。飽食が悪いと思っていても、誘惑が強すぎて、それに負けている。癌は生活習慣病である。

 日本中の拝金主義に染まった企業が、それを助長している。マスコミも広告費が欲しい為、真実の報道はしない。儲かれば、日本人の健康など知ったことではないのだ。食品企業もマスコミも死神である。

 

いじめの問題

 その狂った習慣とは、食べ過ぎ、運動不足、夜更かし、糖分の取り過ぎ、油分の取り過ぎ、防腐剤等の添加物の取り過ぎである。その全ての習慣が、自分の免疫細胞への「いじめ」である。自分の免疫細胞は必死に、己の体を脅かす敵と戦っている。悪習慣は、その味方の免疫細胞を、後ろから銃で撃つようなものだ。

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 愛知県がんセンターの研究資料より

P10702501s  馬場恵峰書

2021-06-08   久志能幾研究所通信 2053 小田泰仙

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2021年6月 7日 (月)

タバコが原因で認知症になる

 

 歯を失うと、脳への刺激が薄れて認知症になる確率が増える。タバコは歯を失う確率を上げる。

 喫煙者は、近い将来、認知症の予備軍となるので、心して付き合おう。いつ何時認知症を発症して、その人がその人でなくなるかも知れないのだ。

 私はつい最近もその実例を体験した。あんないい人だったのに、が悔いの想いである。その人のためにやったことに対して、その人から煮え湯を飲まされたれた。どう考えても、認知症になったとしか考えられない。

 

歯を失うと認知症のリスクが2倍に

 厚生労働省は、噛む能力が弱く、かかりつけの歯医者がない人ほど認知症になる確率が高くなる研究結果を発表した。

歯が20本以上残っている人に比べて、歯が数本で入れ歯を使わない人の認知症リスクは1.9倍に、かかりつけの医院のある人に比べてない人の認知症リスクは1.4倍になる。

 さかした歯科医院のHPより(2021年6月6日)

 http://www.418888.jp/index.html

 

歯への害

 海外では、喫煙は歯を失う元凶として、早くから注目されてきた。

 歯科分野の専門家が喫煙を問題にするのは、それが歯槽膿漏を招き、歯が抜ける原因になるたらだそうだ。煙に含まれる物質のせいで、歯肉の血のめぐりが悪くなったり、唾液の分泌が減ったり、細胞が変化したりするためである。

 米国の歯科医師会は、「会員は、患者に対し喫煙の悪影響について助言し、若者には禁煙習慣をもたないように警告するように」との宣言を1963年に採択した。20年後に調査したら、会員の7割が患者に禁煙を助言するようになっていた。

 歯科医自身も、60年代には5割だったのが、今では1割にまで減っている。

             〔この項:『朝日新聞夕刊 1995.12.12「窓」〕

 

50年間で喫煙率は激減

 厚生労働省の国民健康栄養調査によると、日本人の喫煙率は、平成19年が24.1%で、平成29年には17.7%になり20%を切っている。男女別では、男性が平成19年が39.4%、平成29年が29.4%。女性が平成19年が11.0%、平成29年が7.2%と確実に減少している。

歯科医の喫煙率は一般以上

 歯科医の喫煙率については、奈良女子大学の高橋裕子さんの2020年の報告によると、日本歯科医師会員の喫煙率は、男性25%、女性3%と出ている。特に男性については、国民の平均喫煙率よりも高い。確かに、某歯科医師会の旅行中は、皆が平然と煙草を吸っているとの話を聞きます。まんざら嘘ではない話の様です。

【岐阜県土岐市・土岐内科クリニック】のブログ

https://brain-gr.com/tokinaika_clinic/blog/health/5-reasons-you-should-never-quit-dentist-smoking/

 

2021-06-07   久志能幾研究所通信 2052 小田泰仙

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2021年6月 6日 (日)

恵峰先生を偲ぶ(9)みほとけからのご褒美

 

 馬場恵峰先生は、2013年度長崎県教育文化功労賞を受賞された。2013年12月23日に長崎インターナショナルホテルで、出席者123名で盛大に祝賀会が開催された。私にはこの12月は3度目の長崎行きの御縁であった。主催者の幹事(自民党県幹事長)と大村市長、李長崎駐在総領事の祝辞の後、恵峰先生のお礼のご挨拶があったが、そのご挨拶があまりにカッコ良すぎて、しびれてしまった。

 

 恵峰先生は和服でビッシと決め(高価そうな和服)、背筋をピンと伸ばし冒頭に「私は論語為政篇の『15にして志あり、学びて30にして立ち、40にして惑わず、50にして天命を知り、60にして耳に従い70にしてその欲するところを従う』」の通りに生きてまいりました」と挨拶をされた。

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祝賀会での恵峰先生の挨拶姿    2013年12月23日に長崎インターナショナルホテル

 

3代続く県民栄誉賞

 波佐見町で学校を卒業した仲間の大半は、この世を去り、残った者も入院か足腰が弱って歩くのもおぼつかない状態である。同期の方が出席されていたが、あまりに恵峰先生との体の健康状態の格差が大きすぎる。人間の偉さは、どれだけ長く現役で社会に貢献できるかである。先生の後姿が全てを物語る。それが87歳現役での県民栄誉賞受賞である。それも祖父、父、恵峰先生と3代続く県民栄誉賞受賞である。

 自分のためにだけ生きてきた人間は、定年後に直ぐ駄目になる。先生にように世のため人のために、身銭を切り、体を張って日中国際親善の40年間に渡り活動してきた人には、仏様が健康で生かしてくれる。今回の受賞は、仏様からの仕事に対するご褒美である。

 

叙勲の仕組み

 市の表彰、県の表彰で、その後の順序として、国の叙勲の正規の手続きであった。しかし、叙勲の申請を何度もしたが、叶わなかった。中国との政治関係の悪影響がでたようだ。また強力に後押しする国会議員がいなかったためのようだ。

 国の叙勲は点取り虫方式である。国立大学の学長を何年やって〇〇点、国の委員会議長を何年やって〇〇点等、とその合計点で叙勲の位が決まる。学校でテストの点を稼いで、エリートコースを突っ走ってきた点取り虫たちが考えそうなことである。生きた仕事をして、社会のための価値創造に命をかけた人への評価は低い。

 この面での仕組みが改善されないと、日本は真の文化国家にはなれない。

人の存在意義

 動物は生殖をして後世に種を残す役目が終るとその命が終る。人間は生殖が終ってもなお生き永らえる。それは人間が、生物的に未熟のため生まれたままでは生きていけないので、社会として幼い命を支える社会システムを構築したためである。人が働くのも間接的に人の種の存続を助ける役割を持っている。それなのに、定年になり何もせず無為に過ごすことは、社会から必要とされなくなったこと。生物的に淘汰されるのは自然の摂理である。年老いても社会に貢献して生きる人が長生きをする。こういう御縁に接することが幸せである。

 

 健康こそ、社会への貢献である。最後まで健康で現役で社会に貢献すれば、国への医療費の負担も減らせる。結果として馬場恵峰先生は93歳7か月まで現役で活躍された。

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山田町議会昆議長は、被災地の幼稚園児がお礼として書いた色紙「げんき」を恵峰先生に贈呈

恵峰先生の横は李長崎総領事

039a12071s  この書は、2015年に恵峰先生より頂いた。

2021-06-06   久志能幾研究所通信 2051   小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年6月 5日 (土)

良く死ぬために、やらないこと(6/6)買い物

 

買わない

 モノが世間に氾濫している。それが洪水のように自宅に押し寄せている。まず、モノを買わないこと。金持ちに家には、モノがなくすっきりしている。それと比較すると我家はごみ屋敷である。反省。 

 そのものを買って、それが自分の一部として人生を助けてくれるか。それを考えて、もう一度考えてからお店に行こう。考え直して引き返しても、正しい判断なら、その交通費などすぐ回収できる。

 

買いだめ

 昔の人はモノが無い時代を過ごしたためか、買いだめをしすぎる。私の母もそうだった。子供がその後始末で苦労をする。モノを処分するにもお金がかかる。買いだめ品はエイリアンのように家の中に侵入し、生活空間を占有して、屋敷と土地を殺してしまう。不動産代が高くつくのだ。

 トヨタ生産方式のカンバン方式で、必要な時に必要なだけ、必要なものを買えばよい。不動産代、在庫コスト、在庫管理コストが削減できる。生活快適度が上がる。どうせあの世には何も持って行けない。

 

安物を買わない

 買う以上は、自分のレベル以上のものを買うべし。安物を買うべからず。モノを買うとは、自分を買うのだ。それで自分の未来が決まる。

 私はいつも買う時は、最高のモノを買ってきた。迷うくらいなら、一番上のクラスを買えば後悔しない。選択に迷う時間にも1分100円のお金がかかっている。一時間迷えば、1万円の浪費である。高いものは長く使える。トータルでお得。

 安いモノにはワケがある。そんな激安価格で出来るはずのないものが売られている。それを買うとは、奴隷制の支援をしている羽目になる。その分、日本の雇用が失われ、日本人の賃金が下がっていく。

 

値切らない

 私は決して「負けろ」とは言わない。競合店に行って価格を調べて交渉することもない。相手の立場を考えて買おう。それで相手が勝手に値引いてくれる。

 私は行く店を決めていて、店員も指定している。

 私が上得意様なので、店員が勝手に最大限の値引をしてくれる。

 値切り交渉とは、両者が決して勝者になれないゲームである。

 

捨てない

 そのモノを買って、一生捨てないで暮らせるか、考えて買おう。

 今は捨てるにもお金がかかる。

 

ポイントを貯めない

 自分のアワーレートは一分100円である。

 ポイント処理の時間にも時間がかかる。それがもったいない。計算すると時間価値でペイしない。またポイントのため不要なものを買ってしまいがち。

 ポイント制とは、客をお店に縛り付ける手段である。それより、無駄な買い物をしないのが最大の利益。

 

行列に並ばない

 行列に並べば、一分100円のコストがかかる。

 まずレジが混む時間帯に買い物に行かないのが大前提。

 

タクシーを使うことを躊躇しない

 一分100円で計算して、採算が合えばタクシーを利用。時間は命。

 

安い航空券を使わない

 一生に数度の海外ツアーだ、その時くらい贅沢をしよう。

 過去に、シシリア島スケッチツアーでエコノミークラスの利用で不愉快な目にあった。

 安ければよいわけではない。

 

安ホテルに泊まらない

 ホテルとは、仕事をする場所。魂のやすらぎの場である。

 安いホテルでは仕事ができない。

 

ローンは組まない

 私はいつもニコニコ現金払い。

 売る相手は金利で稼いでいる。なるべくローンを組ませたいのだ。

 私は土地も家もレクサスも現金払いをした。

 本当はローンにしたかったが、現実は、いつ死ぬか分からない年寄りには、銀行はローンを組ませてくれない。😿 銀行は現金である。

 

骨董品を買わない、美術品を売らない

 もし買ったら、死ぬまで所有して、楽しむべし。

 どんな美術品でも売る時は購入価格の2割ていど。

 そうしないと、デパートも美術商もやっていけない。

 デパートの土地代、人件費、建屋の減価償却費、宣伝費が美術品の値段に入っている。買うならマスターピースと呼ばれる美術品を選定する。だだし最低1億円以上である。飾る屋敷・部屋も1億円以上はかけたい。だから一般人が美術品を投資目的で買ってはいけないことが自明である。1億円以下の美術品は財産とはならない。所詮、ポスター、お土産品扱いである。

 良き美術品が手に入ったのは稀有なご縁である。探す時間と出会う機会がないと手に入らない。ましてや、その時に金がないと手に入らない。全て偶然の産物ある。ご縁である。だからこそ入手したら大事にしたい。

 

生命保険に入らない

 なぜ保険会社はあんな立派な本社ビルを建てられるのか、よく考えよう。

 

車両保険に入らない

 事故率を考えれば、その分を貯金で貯めた方がよい。

 

車の強制保険以外は入らない

中古車は買わない

 

電話勧誘は、聞き流さない。

 「どこで俺の電話番号を調べたのだ!」と怒鳴ってから切る。

 今時、電話勧誘する奴はまともな相手ではない。

 

2021-06-05   久志能幾研究所通信 2050 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

良く死ぬために、やらないこと(5/6)精神管理

利己主義で生きない

 それは畜生の人生。人間なら、利他の精神で生きよう。

 人生は与えたモノが返ってくる。

 

誰でも出来る努力をしない

 誰にも負けない努力があってこそ、成仏できる。

 人の最終目的は、佛になること。

 最近は動物で生まれ、餓鬼になって死んでいく人が多い。

 

悩まない

 世間と比べるから、競争するから、自己否定するから悩む。

 

他と比べない

 自分を認めよう。

 自分のやるべきことの達成度だけを現状と比較しよう。

 

鬱(うつ)になったら無理しない

 鬱とは木が鬱蒼と生い茂った状態を表した漢字である。つまり過剰に葉が茂った状態である。

 鬱とは自分の能力以上に負荷がかかり、両手に花どころか、重い植木鉢を持たされた状態である。体の自己防衛機能で、悲鳴を上げて鬱状態になっただけである。

 真面目に仕事に向かえば、みんな鬱になる。大坂なおみさんだって鬱になった。松下幸之助経営塾で講師を勤められたエーワン精密の梅原勝彦社長も鬱になった。私はそれの事実を日経ビジネス誌で読んで安心した。いい加減な人は鬱にはならないのだ。人生を必死に生きている人が鬱になる。風邪みたいなものだ。だって温室内でノー天気で過ごせば、風邪はひかない。

 治すのは簡単だ。負荷を減らして、健康的に過ごせばよい。休めばよいのだ。競争心を捨て、無理せず、いい加減にやればよい。私はそうやってうつ症状を改善した。なんなら職場を変わればよいだけの話である。それを苦にして命を捨てるなんて、この世に生を授けて頂いたご先祖に申し訳ない。

 

やりっぱなしにしない

 PDCAを回そう。反省をしよう

 

生きていることが当たり前と思わない

 回りの人たちから、自分は生かされているのだ。東日本大震災でなす術もなく津波に押し流された人たちの無念に思いを馳せ、自分の生を最大限に全うしよう。

 

殺生をしない

 まず自分を殺さない。自殺は最大の殺人。

 人生目標達成のため、自分の意思を殺さねばならないなら、その組織がおかしい。そこから出るべきだ。 

 虫でも殺せば、私にはストレスとなる。虫も全体の生態系の中で、お役目がある。虫だって必死に生きている。魂がある。

 だから趣味で魚釣りなど言語道断である。その昔、白人が人間狩りをして興じていた。私には、魚釣りは同類と思う。生態系のなかで小生物があってこそ、人間がこの地球で生息できている。

 漁師や料亭は、定期的に魚の供養をしている。

 

群れない

 群れるとは、自分を殺して集団に埋没する行動だ。群れれば、その集団の牢家主の奴隷となることだ。自分が人生の主なのだ。主体性を持とう。

 

2021-06-05   久志能幾研究所通信 2049 小田泰仙

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