良く死ぬために、やらないこと(6/6)買い物
買わない
モノが世間に氾濫している。それが洪水のように自宅に押し寄せている。まず、モノを買わないこと。金持ちに家には、モノがなくすっきりしている。それと比較すると我家はごみ屋敷である。反省。
そのものを買って、それが自分の一部として人生を助けてくれるか。それを考えて、もう一度考えてからお店に行こう。考え直して引き返しても、正しい判断なら、その交通費などすぐ回収できる。
買いだめ
昔の人はモノが無い時代を過ごしたためか、買いだめをしすぎる。私の母もそうだった。子供がその後始末で苦労をする。モノを処分するにもお金がかかる。買いだめ品はエイリアンのように家の中に侵入し、生活空間を占有して、屋敷と土地を殺してしまう。不動産代が高くつくのだ。
トヨタ生産方式のカンバン方式で、必要な時に必要なだけ、必要なものを買えばよい。不動産代、在庫コスト、在庫管理コストが削減できる。生活快適度が上がる。どうせあの世には何も持って行けない。
安物を買わない
買う以上は、自分のレベル以上のものを買うべし。安物を買うべからず。モノを買うとは、自分を買うのだ。それで自分の未来が決まる。
私はいつも買う時は、最高のモノを買ってきた。迷うくらいなら、一番上のクラスを買えば後悔しない。選択に迷う時間にも1分100円のお金がかかっている。一時間迷えば、1万円の浪費である。高いものは長く使える。トータルでお得。
安いモノにはワケがある。そんな激安価格で出来るはずのないものが売られている。それを買うとは、奴隷制の支援をしている羽目になる。その分、日本の雇用が失われ、日本人の賃金が下がっていく。
値切らない
私は決して「負けろ」とは言わない。競合店に行って価格を調べて交渉することもない。相手の立場を考えて買おう。それで相手が勝手に値引いてくれる。
私は行く店を決めていて、店員も指定している。
私が上得意様なので、店員が勝手に最大限の値引をしてくれる。
値切り交渉とは、両者が決して勝者になれないゲームである。
捨てない
そのモノを買って、一生捨てないで暮らせるか、考えて買おう。
今は捨てるにもお金がかかる。
ポイントを貯めない
自分のアワーレートは一分100円である。
ポイント処理の時間にも時間がかかる。それがもったいない。計算すると時間価値でペイしない。またポイントのため不要なものを買ってしまいがち。
ポイント制とは、客をお店に縛り付ける手段である。それより、無駄な買い物をしないのが最大の利益。
行列に並ばない
行列に並べば、一分100円のコストがかかる。
まずレジが混む時間帯に買い物に行かないのが大前提。
タクシーを使うことを躊躇しない
一分100円で計算して、採算が合えばタクシーを利用。時間は命。
安い航空券を使わない
一生に数度の海外ツアーだ、その時くらい贅沢をしよう。
過去に、シシリア島スケッチツアーでエコノミークラスの利用で不愉快な目にあった。
安ければよいわけではない。
安ホテルに泊まらない
ホテルとは、仕事をする場所。魂のやすらぎの場である。
安いホテルでは仕事ができない。
ローンは組まない
私はいつもニコニコ現金払い。
売る相手は金利で稼いでいる。なるべくローンを組ませたいのだ。
私は土地も家もレクサスも現金払いをした。
本当はローンにしたかったが、現実は、いつ死ぬか分からない年寄りには、銀行はローンを組ませてくれない。😿 銀行は現金である。
骨董品を買わない、美術品を売らない
もし買ったら、死ぬまで所有して、楽しむべし。
どんな美術品でも売る時は購入価格の2割ていど。
そうしないと、デパートも美術商もやっていけない。
デパートの土地代、人件費、建屋の減価償却費、宣伝費が美術品の値段に入っている。買うならマスターピースと呼ばれる美術品を選定する。だだし最低1億円以上である。飾る屋敷・部屋も1億円以上はかけたい。だから一般人が美術品を投資目的で買ってはいけないことが自明である。1億円以下の美術品は財産とはならない。所詮、ポスター、お土産品扱いである。
良き美術品が手に入ったのは稀有なご縁である。探す時間と出会う機会がないと手に入らない。ましてや、その時に金がないと手に入らない。全て偶然の産物ある。ご縁である。だからこそ入手したら大事にしたい。
生命保険に入らない
なぜ保険会社はあんな立派な本社ビルを建てられるのか、よく考えよう。
車両保険に入らない
事故率を考えれば、その分を貯金で貯めた方がよい。
車の強制保険以外は入らない
中古車は買わない
電話勧誘は、聞き流さない。
「どこで俺の電話番号を調べたのだ!」と怒鳴ってから切る。
今時、電話勧誘する奴はまともな相手ではない。
2021-06-05 久志能幾研究所通信 2050 小田泰仙
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