良く死ぬために、やらないこと(5/6)精神管理
利己主義で生きない
それは畜生の人生。人間なら、利他の精神で生きよう。
人生は与えたモノが返ってくる。
誰でも出来る努力をしない
誰にも負けない努力があってこそ、成仏できる。
人の最終目的は、佛になること。
最近は動物で生まれ、餓鬼になって死んでいく人が多い。
悩まない
世間と比べるから、競争するから、自己否定するから悩む。
他と比べない
自分を認めよう。
自分のやるべきことの達成度だけを現状と比較しよう。
鬱(うつ)になったら無理しない
鬱とは木が鬱蒼と生い茂った状態を表した漢字である。つまり過剰に葉が茂った状態である。
鬱とは自分の能力以上に負荷がかかり、両手に花どころか、重い植木鉢を持たされた状態である。体の自己防衛機能で、悲鳴を上げて鬱状態になっただけである。
真面目に仕事に向かえば、みんな鬱になる。大坂なおみさんだって鬱になった。松下幸之助経営塾で講師を勤められたエーワン精密の梅原勝彦社長も鬱になった。私はそれの事実を日経ビジネス誌で読んで安心した。いい加減な人は鬱にはならないのだ。人生を必死に生きている人が鬱になる。風邪みたいなものだ。だって温室内でノー天気で過ごせば、風邪はひかない。
治すのは簡単だ。負荷を減らして、健康的に過ごせばよい。休めばよいのだ。競争心を捨て、無理せず、いい加減にやればよい。私はそうやってうつ症状を改善した。なんなら職場を変わればよいだけの話である。それを苦にして命を捨てるなんて、この世に生を授けて頂いたご先祖に申し訳ない。
やりっぱなしにしない
PDCAを回そう。反省をしよう
生きていることが当たり前と思わない
回りの人たちから、自分は生かされているのだ。東日本大震災でなす術もなく津波に押し流された人たちの無念に思いを馳せ、自分の生を最大限に全うしよう。
殺生をしない
まず自分を殺さない。自殺は最大の殺人。
人生目標達成のため、自分の意思を殺さねばならないなら、その組織がおかしい。そこから出るべきだ。
虫でも殺せば、私にはストレスとなる。虫も全体の生態系の中で、お役目がある。虫だって必死に生きている。魂がある。
だから趣味で魚釣りなど言語道断である。その昔、白人が人間狩りをして興じていた。私には、魚釣りは同類と思う。生態系のなかで小生物があってこそ、人間がこの地球で生息できている。
漁師や料亭は、定期的に魚の供養をしている。
群れない
群れるとは、自分を殺して集団に埋没する行動だ。群れれば、その集団の牢家主の奴隷となることだ。自分が人生の主なのだ。主体性を持とう。
2021-06-05 久志能幾研究所通信 2049 小田泰仙
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