2021年10月 4日 (月)

大垣市の腐敗ジュース。オダ仏教はジュース禁止

 

 私は健康上の理由で、ジュースを飲まない。清涼飲料水のジュースは当然だが、100%生ジュースも禁止である。健康に良いと持てはやされる果実のジュースは、健康に良くないと思うからだ。美味しいものには毒がある。果実を食べるなら、そのまま、皮ごとである。

 通常の生ジュースは、長期保存のため高温で煮て処理してあるし、添加物も入っている。それでは本来の栄養素も無くなっているし、毒でもある。

 

血糖値スパイク

 果実をジュースにすると、果実の細胞が破砕され、それが体内に入るとその成分の栄養素の吸収が非常によい。その結果、血管内で血糖値の急激な上昇が起きる(血糖値スパイク)。この血糖値スパイクが血管内部を傷つけ、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、しいては認知症にもつながる恐ろしさがある。昔は問題にならなかった認知症問題や、糖尿病の急増は、飽食時代のジュース、清涼飲料水の氾濫にあると私は推定する。

 

ジュースは消化吸収の敵

 果物をジュースにすることで、不要物として除去された繊維質も摂らず、多量に食することになる。果糖が大量に短時間に吸収される。それが逆に健康に良くない。また便秘の原因ともなる。それらが健康の敵である。体は果実や繊維質を体内で消化することで健康に役立っている。それだけ「苦労して」、体内に取り込んでいる。ジュースにすれば、その労力を省くことで、体に異常が起きる。

 

汚職、行政のジュース

 同じことが人生でも言える。苦労して汗水たらして稼いだ金だから、大事に使う。それをあぶく銭や「上澄み金」(賄賂)を入手するから、人生が狂って来る。

 同じことが、行政が「寄付金」という美しい名目で金を集めるから、役人が堕落する現象が起きる。募金の組織を作れば、役人は天下り先を確保できるのだ。役人は、一度掴んだ利権は絶対に手放さない。この70年間、役人は募金の組織を狡猾に作って、自分達の給与を上げ、天下り先を作ってきた。

 あるべき姿は、役人が国の産業の育成を促し、経済を活性化する政策を実施して国内の産業を成長させ、税収を増やせば、国が栄える。それを募金活動や、利権確保、消費税等の増税で安易に金を入手するから、少しも国のためにならない。だからこの失われた30年が生まれた。大垣市の寄付金依存度は、他市と比べて格段に多い。それだけ、大垣市の役人が堕落している。だからこの小川敏市政の20年間で、大垣市は大衰退をした。公示地価は半値以下に暴落し、大垣駅前商店街は60%が消えた。

 大垣市の市役所前公園整備募金、市役所建設募金、赤い羽根募金、年末共同募金、緑の羽募金、赤十字社運営社費等は、ジュースの害と同じ害悪を流している。使用等途に不明金が多い。

 

2021-10-03  久志能幾研究所通信 2168   小田泰仙

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2021年10月 2日 (土)

大垣プレミア商品券、未必の殺人事件、詐欺

 

 2021年10月に発売される大垣プレミア商品券のプレミアは50%である。プレミアが50%とは、定価の33%引きのこと。半額ではないのだ。私は50%引きと勘違いをした。勘違いをした私が悪いが、まるで詐欺に引っかかったような気分である。

 北方町では、額面10,000円のプレミア商品券が5,000円で購入できる。それなら50%の値引きである。なぜ大垣市はそれが出来ないか。プレミア商品券発行は、日本政府が1000億円を出して行う事業である。

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犯罪行為

 小倉理事長(当時)は、昨年の無料駅前餅つき大会で、一人の老人を嚥下事故で死なせた責任があるのに、知らんふりである。弔問にも行っていない。大垣市が大々的に公報で宣伝した事業なのに、小川敏市長(当時)、小倉理事長(当時)、現松本理事長も市商連幹部も未必の殺人罪である。

 プレミア商品券は国の税金で運営された事業である。それは目的外使用で脱税と同じである。国の助成金の不正使用・目的外使用(公金横領)の犯罪であり、懲役5年以下、もしくは罰金100万円以下という罰則規定がある。

 

「大規模小売店舗では利用禁止」

 利用すれば犯罪行為

 ROSE(ロセ)というお店は、アピタ(大規模小売舗)にしか店舗がない。なぜそれなのに、大垣プレミア商品券をアピタ内で利用できるのか。法律で大規模小売舗での使用が禁止されている。プレミア商品券は零細事業者を助けるために国が税金を使って行う事業である。ROSE(ロセ)はそれに法律違反している。脱税と同じである。国の助成金の不正使用・目的外使用(公金横領)の犯罪であり、懲役5年以下、もしくは罰金100万円以下に相当する犯罪である。

 ROSE(ロセ)の店主は、大垣市商連の事業部長であった。この5月に事業部長を首になった。その人物が、法律で禁止の大規模小売舗で利用を可として金儲けをしている。職権乱用である。犯罪行為、脱税行為である。それもプレミア商品券を発売に関して、この10年間、ずっとその違法行為を続けていた。

 

 そのアピタも証券法違反という犯罪を犯し、逮捕された社長に支配されたお店である。アピタ店内のROSEが「大垣プレミア商品券が使えます」という犯罪掲示を長年続けても、知らんぷりである。アピタには遵法精神などどこにもない。店子が売れて儲かり店賃が入ればよいのだ。だから、アピタはコロナ対策のお願いの客の声をガン無視である。それをお願いした私がバカだった。

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  アピタ内「ROSE」の店頭、レジ前  2021‎年‎8‎月‎23‎日

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未必の殺人罪

 ROSE(ロセ)の店主が事業部長であった時、2020年初に、大垣駅前新春餅つき大会で老人が餅を喉に詰まらせた死亡事故が起きた。ROSE(ロセ)の店主は、その行事を運営した責任者であり、事業部長である。大垣市商工課の責任者は何をやっているのか。管理監督不行き届きである。知らんぷりなら共謀罪である。未必の殺人罪である。市民として刑事告訴したい。

 本件は、岐阜新聞も中日新聞もダンマリをきめて、一切報道しない。なぜ?

 先の熱海土砂崩れ災害でも、警察も役所も動かないので、しびれを切らして市民が動いて業者を殺人罪で刑事告訴した。役人の動きが異常である。怠慢である。大垣市も同じである。

  「殺人罪」の法定刑は死刑、無期、5年以上20年以下の懲役である。飲酒や薬物で正常な運転ができない状態で死亡事故を起こした場合は1年以上20年以下の懲役とされている。飲酒や薬物に関係なく未必の殺人を犯さえば、罪は重い 「未必の故意」と「認識ある過失」は、”紙一重”である。

買うお店がない

 どうせ大垣駅前商店街の80%はシャッターが下りている。小川敏が市長になり、小倉が理事長になって、20年間の無為無策の政治が続き、商店街の衰退が加速した。だからプレミア商品券があっても、今は使うお店がないのだ。買うものがないのだ。そんな状態に陥るように貢献?した犯人の小倉理事長(当時)が、小川敏市長(当時)から市民賞を貰った。駅前商店街の衰退作戦を指示した者と実行した者の猿芝居である。大垣市民には悪夢である。

 プレミア商品券の発売方法は、半年前もデタラメであったが、今回もそれ以上にデタラメである。

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「大垣市商連145店舗で使える」

 大垣市商連の組合員年会費は一般的に約10万円前後である(店舗の大きさで異なる)。それが一時的会員として今回3千円ポッキリさえ出せば、市商連の組合員でなくても大垣プレミア商品券が販売できる。それでは今まで真面目に市商連組合に加入して高い年会費を払っていた商店主がバカを見る。

 その一時的特権で大垣プレミア商品券を多量に入手して、ネットででも転売すれば、暴利が貪れる。前回も市商連の幹部が、プレミア商品券発売直後、20万円分を転売して8万円のボロ儲けをしたという噂がある。それを小倉理事長(当時)はみんなの前で威張って公言していたという。理事長のくせに道義的責任など知ったことではないようだ。本件は大垣市商工課の管理不行き届きである。

 

「市外市内の在住は問いません」

 それは大垣市民の税金を他市の住民にばらまくことである。役人の犯罪である。大垣市民がその分のプレミア商品券を買えなくなることだ。親戚で、現在横浜の住民が、大垣プレミア商品券を買って不当利益を得ることが出来るのだ。大垣市の商工課の役人は、市民に対して裏切り行為をしている。多分利権に絡んでのことだろう。汚職である。

 

「お一人様(市民でなくても)1回5枚まで申し込み可」

 大垣市民はハガキで申し込んでも、抽選に当たらないと手に入らない。横浜の住民でも、申し込み当選すれば誰でも買える。悪人が全国の知人に頼んで申し込めば、誰でも申し込める。それを転売すればボロ儲けである。それは大垣市民に対して、事務局と指導した大垣市役人の裏切りである。

 北方町では、全家庭にプレミア商品券の申し込みハガキが届き、申し込めば、(枚数限定)希望者全員が入手可能である。なぜ大垣市はそういう対応ができないか。利権があるのか。それなら汚職である。

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2021-10-02 久志能幾研究所通信 2167  小田泰仙

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2021年10月 1日 (金)

秩序ある「散らかし」を許容しよう

                                                       

 家の中が断捨離で整然と整理されていると、創造性が無くなると本に書いてあり、我が意を得たりと嬉しくなった。恥ずかしながら、私の家の中は雑然としている。

 フランシス・ベーコン、アインシュタイン、アップルのジョブズ、鈴木健司アナウンサーの机の上は雑然としていた。特に一世代を風靡したNHKの鈴木健司アナウンサーの机の上は、書類が山積みで「危険、触ると崩れます」との注意書きまであった。その環境で、彼らは多くの創造的な仕事をして歴史に名を残した。それは混乱の中から生まれた。だから、凡人の我々も正々堂々と秩序ある「散らかし」を実行しよう。

 

 整然と整理された事務所は、ルーチンワークの事務処理をするには、適している。だからトヨタでは、5S(整理整頓清潔清掃)を徹底して生産性を上げ、成功した。それは工業品の生産体制である。金儲けの為なら、機械の如く必死に頑張ろう。

 しかし創造的な仕事は、そうではないようだ。ミネソタ大学の心理学者キャサリーン・ヴォース氏による実験では、散らかったオフィスの方が、創造的な仕事では、成果が大きかったという。

 芸術の世界ならもっと、自由に振舞うのも許されよう(私はそう勝手に言い訳をしている)。

 

2021-10-01  久志能幾研究所通信 2166   小田泰仙

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2021年9月30日 (木)

日経新聞、偏向報道の例(続報)

 

 予想通り、日本の幸いとして、河野候補は決戦投票で2位となり、岸田氏が次期総裁に決まった。

 その前の国会議員の投票で、河野氏が第3位になった時、報道陣が驚きの声を上げた。私はその記事を読み、我が意を得たりと思った。

 要は、マスコミは河野氏を勝たせたいと、河野氏有利と偏向報道を繰り返してきて、現場の真の姿が見えなくなっていたのだ。要は利権偏向報道であったのだ。だから報道陣は驚嘆して、「うわあー」の声を上げたのだ。いかにマスコミがアテにならないか、情報操作ばかりの記事が多いかである。心してマスコミ情報に接しないと、我々は「殺される」。

 それはコロナ情報も同じである。過剰偏向報道に騙されて、国民は右往左往である。政府の愚かな政策の繰り返しで、中小企業、零細飲食店が左前になり、自殺者を生む状況に陥っている。自殺者数は、コロナ感染死よりも多くなると予想されている。これは人災である。

 

外資の操作

 今回の総裁選挙の噂では、某外資が河野氏を勝たせるため、裏でカネを動かしたという話まで出ている。それが外れて、投資が投げたので、株価が下がったという。

 中国から見た首相評価表は、河野氏は100点、岸田氏は50点、高市氏は0点だろうと産経の矢板明夫台北支局長は指摘している(週刊新潮より)。中国は、河野氏の親族が中国に工場を持ち、利権がらみで行動が制限される河野氏が首相になれば、弱みを突いて外交を有利に運べると思っているのだろう。

 

日刊スポーツ

【自民党総裁選】河野太郎氏が国会議員票3位「うわあ~」報道陣驚きの声

 9/29(水) 14:57配信

 自民党総裁選は29日、都内のホテルで投開票され、午後1時から所属国会議員による投票が行われた。 【表】総裁選の投票結果 国会議員票と、28日に締め切られた党員・党友票の合計で争われたが、第1回投票で岸田文雄前政調会長(64)がトップに立った。 事前の予想では河野太郎行革相(58)がトップになるとみられただけに、会場の様子を見守るホテル内のプレスルームでは、集まった100人以上の報道陣から「ええっ」と、驚きの声が上がり、騒然となった。 特に、国会議員票で高市早苗前総務相(60)が114票と、河野氏の86票を上回ったことが分かった際には、「うわあ~」などと特に大きな驚きの声が上がった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/08d6f17d6cbf792e129980167f1dc8232e04f0bd

 

 

2021-09-30  久志能幾研究所通信 2164   小田泰仙

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2021年9月29日 (水)

日経新聞、偏向報道の例

 

 総裁選挙のある今日、2021年9 月29日の日本経済新聞の第1面には、「総裁選、岸田・河野が軸」という見出しが躍っていた。

 記事を見ると、河野氏の件がぼやかして書かれている。今、ネット上では、河野氏の中国がらみの企業の件が暴露されて、大炎上している。しかし日経では、そんなことは全く触れずに淡々と記載されている。日経(中国に媚びている日本経済界)は、高市氏を嫌っているので、高市候補の情報は記事の片隅に追いやられ、おまけ程度の記載である。

 日経は日本経済界の大企業の声を代弁している。多くの企業が中国と関連があり、日経は経済界の太鼓持ちだから、その件はタブーなのだと推定した。

 だから日経の記事は偏向報道しているので、そういう目で読まないとひどい目に遭う。日経の記事は、嘘ではないが、本当のことは書かない。それだけを信じるのは、愚かである。戦前、日本は、正しく報道しないマスコミに扇動されて、戦争に突入して行った。

 今日の総裁選の結果が楽しみである。

 2021年9 月29日10:15 記述

 

Dsc005271s 2021年9 月29日の日本経済新聞の第1面

2021-09-29  久志能幾研究所通信 2164   小田泰仙

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2021年9月28日 (火)

おだ仏教団、新型コロナワクチンを開発

 

 開発したのは、「己の持つ免疫酵素こそが最高の新型コロナワクチンである」との考え方である。

 生活習慣(運動、睡眠、お風呂)と食生活を見直して自分の持つ免疫力を向上させる取り組みこそが、新型コロナワクチンである。それは同時に、がん対策、認知症対策、万病対策にもなる取り組みである。それが守銭奴生活、餓鬼生活、奴隷生活、洗脳生活からの脱却である。自分の内なる力を信じよう。それがおだ仏教の教義である。

 

調律

 人としてあるべき姿から逸脱するから、コロナ菌にスキを突かれて、感染と言う負けを喫する。生活を律して、正しい状態に戻せば、コロナに負けない身体になる。

 生れてから、親から躾けられ、学校の集団生活で学び、実社会で人間関係を鍛えられてきた。しかし何時しか、その正しい規律が乱れてしまった。ピアノでも、工場出荷時から時間がたつと音程が崩れてきて、調律が必要になる。乱れやすい心をもった人間は、世間の誘惑に負けて乱れた生活となる。だから自分を律し直す機会をもつべきだ。

 今日(2021年9月28日)、3年ぶりにピアノの調律をしてもらった。かなり音程が乱れていた。人間様も同じで、定期的に師から、自分の生きざまを修正してもらうべきだと感じた。

 

自律

 自律神経とは良く名付けられた名称である。体の自律神経が働き、体を正常に保っている。意識しなくても体が、体内に侵入した外敵に対して、異常を検知して免疫酵素が出撃して戦っている。その免疫力を弱めてしまう原因が、「狂った生活」、「狂った食事」である。誰のせいでもない。己の自堕落な生活が、コロナに負けてしまう体制を作ったのだ。自律した生活を維持する心掛けが、真のコロナ対策である。

 自律や規律を無視して、集団で長時間の宴会をすれば、感染して当然である。そんな異常事態の状態では、免疫酵素の戦力半減である。

 

自分教

 人生は、おだ仏教に帰依すれば救われる。おだ仏教でなくても、各人の正しい「自分教」に帰依すればよい。私は、おだ佛教で自分を律している。それだけである。そうすれば救われる。

 人として生まれた以上、最低一人は迷いから救い、幸せにする義務がある。その一人が自分である。己が教祖として、自分を導くべきだ。現代社会は、その自分と言う教祖が、マスコミや世間の狂祖から洗脳されて「狂った生活」の地獄道をさ迷っている。

 

 人間という輩は、自分の体内に免疫酵素があることを意識もせず、金儲けに熱中して、新型コロナワクチンを有難がり、体内の免疫酵素に感謝などサラサラしない。

124k8a10911s  馬場恵峰書「佐藤一斎著 言志四録」より

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 松本明慶大仏師作 虚空蔵菩薩坐像

 虚空蔵菩薩は、寅年の守り佛である。

 

2021-09-28  久志能幾研究所通信 2163   小田泰仙

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2021年9月27日 (月)

小さい不正を見逃すと「がん」になる

 

 高血圧症とは、己の健康に対する小さな「不正」行為が、長年蓄積されて高血圧になった現象である。それが「がん」の始まりでもある。

 高血圧とは、過剰糖質、過剰油分、脂肪分、添加物を「少しずつ」長年食べることで、血液中に悪性の脂分が流れる。その原因で、血管内部にプラークが溜まり、それが血流の流れを阻害して、血圧が上がる。血管内径が細くなれば、必要な血流を保つため、自律神経の作用で、血圧は上がる。

 汚れた液体を高速で水路に流すと、水路の曲がり角でその成分が壁にぶつかり、そこに汚れが堆積する。汚れの堆積は物理現象である。一度ついた汚れは簡単に落ちない。溜まる一方である。それと同じことが血管内部で起こっている。血は体内を1分間で一周するほど、高速で流れている。その速度は時速1800mである。最短の部位では23秒で体を一周する。

 

高血圧の原因、がんの原因

 高血圧症とは、要は食べてはいけないもの(不正)を少しずつ、長年食べてきた結果である。それが原因で、血管内径にプラークが溜まり、血管内径が細くなり、自律神経が必要を検知して血圧を上げないと、生命が維持できなくなる。

 それを降圧剤で血圧を下げれば、毛細血管の末端に必要な血が回らなくなる。血の成分には栄養素以外に、免疫酵素が含まれており、コロナ菌や癌細胞等の敵を防いでくれる。また毛細血管の末端の脳細胞に栄養がいかなくなると、認知症の原因となる。

 高血圧で、降圧剤を飲めばその免疫酵素も末端まで行かなくなり、免疫作用が機能しなくなる。その結果、がんにもなる。栄養が脳細胞に行かなくなれば、認知症である。

 がんと分かる大きさになるには、10年はかかる。私も高血圧で長年降圧剤を飲んできて、がんになった。父も降圧剤を長年飲んで、がんになった。父は睡眠薬まで常用していた。最悪である。

 

組織の「がん」細胞

 それは会社組織、各種の団体組織でも同じ現象である。だから小さい不正でも、見逃してはダメなのだ。私が組織の長として学んだ智慧である。問題を対処療法で処置すると、10年後、それはがん細胞に成長する。小さい不正を放置すると10年後に組織ががん化して会社倒産の原因となる。

 

パンアメリカン航空の破産の真因

 世界一のパンアメリカン航空が1991年に破産したのは、自社の組合員の悪あがきで高コストの経営体質を改善できなかったからだ。高コストの経営体質の原因は、パロットや乗務員が、客に出す高級アルコールや高級食材を、少しくらいいいだろうと、持ち帰っていた悪習が蔓延し、社員モラルが劣化していたのが隠れた原因であった。

 1980年代に入り急激に経営が悪化して、1985年にドル箱の日本を含む太平洋路線を売却し、立て直そうとしたが、1988年のパンアメリカン航空103便爆破事件と1990年の湾岸戦争が追い打ちとなり、1991年12月4日に会社破産し消滅した。世界一のパンアメリカン航空は、組織に「がん」細胞が蔓延して死んだのだ。

 

JALの倒産

 JALだって2009年に、驕りの経営と驕りの組合員の横着ブリが原因で倒産した。小さな驕りと言うガンの毒素が組合員に蔓延したのだ。そのとばっちりで、私はローマへの定年記念旅行が延期させられた。

 初期段階で、小さい不正をただすことが、賢者の勤めである。それを怠ると、組織のがんはすぐ増長して、東芝、日産、東電、三菱自動車、三菱電機等での不祥事のように不正に対して、感染爆発を起こす。

 

がんの成長プロセス

 会社や一般の組織の「がん」の成長プロセスは、人のがんの成長とは同じプロセスで増長する。

 文殊の知恵だとして、問題に対して小賢しい対処をすると、がん細胞になる。その対策で文殊の知恵が数多く集まり過ぎると、どれが正しいか判別できない。凡人の文殊の知恵には、正逆の知恵が氾濫している。玉石混合の知恵の中から賢い選択が必要となる。それを普賢菩薩は教えてくれる。

 

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 松本明慶大仏師作 普賢菩薩像
 

2021-09-27  久志能幾研究所通信 2162   小田泰仙

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2021年9月26日 (日)

「悪魔のささやき」との闘い

 

 確かに「そんな小さなこと」は黙っていた方が、波風が立たず、平穏無事に社会は流れていく。「あっしには関係ないことでござんす」と言えば済む話である。私も非難されず、傷つくこともない。「あの人はできた温厚な方だ」と褒め殺しをされ、なあなあで慕われた方が楽だし、平穏な老後が送れる。

 「そんな小さなことは黙っていなはれ」という「悪魔のささやき」が耳元で聞こえる。人生はそれとの闘いである。その闘いは、己の魂の叫びと悪魔のささやきの闘いである。

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  松本明慶大仏師作 「魂(オニ)」

 

 リーダーは嫌なこと(正しいこと)を指摘して、なんぼの世界である。そうしないと組織が崩壊する。黙っていれば、その病気は他のグループに伝染する。新型コロナのように。 

 蟻の穴から堤も崩れる。堤防が決壊するのは、小さな蟻の穴からだ。組織も自分も同じである。

 

前職の会社のモラル崩壊

 40年前、職制会の宴会の後、ある課長が「どうせ会社の金だ。タクシーで次の店に行こう」と言って仲間とタクシーで二次会の場へ去って行った。

 役員の経営がルーズになると、下の課長たちも金使いがルーズになる。それが原因のモラル崩壊の現実を目のあたりにした。

 その30年後、会社はコンペチターに吸収合併され、市場からその名が消えた。当時の私の力では何ともならなかったが、その前兆はひしひしと感じていた。

 私は自分の部下の範囲で、間違ったことを防ぐ抵抗を続けていた。だから部下の不正は見逃さなかった。そうしたら上司もそういう不正をやっていて、私は飛ばされた。宮仕えの厳しさである。会社では正論を通せば、それが正しい行動であるわけではない。なにせ社員には家族がある。黙っているしかない場合が多い。

 

会社の不正と崩壊

 三菱自動車、三菱電機の不正でも同じである。

 タカタでも、エアバック死亡事故の発生当初は、正論を言った社員は飛ばされた。タカタは米国でエアバッグのリコール問題を起こした原因で、その対応の失敗から倒産に至った。ささいな指摘を会社の社長が抹殺したのが原因である。

 

2021-09-26  久志能幾研究所通信 2161  小田泰仙

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黒コロナ菌と10年戦争を戦い、勝利する

50万円のゴミ箱を1万5千円で自作

 

 私はこの10年来、町内のゴミ置き場を荒らすカラス(黒いコロナ菌)と戦ってきた。黄色のネットがカラス除けによいと聞き、それに変えてみたが、効果はなかった。ネットでしっかりと防御しても、誰かが無造作にネットを被せると、カラスはそれを目ざとく見付け、ネットの隙間からゴミ袋を引っ張り出し、生ごみを喰い散らかしてしまう。この10年間、カラスといたちごっこであった。なにせ相手は生死の生活がかかっているので、必死である。

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カラスのゴミ荒らし     撮影:著者

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カラスのゴミ荒らし 涙ぐましいカラスの努力

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カラス被害の跡

  

 正式の金網付きのゴミ置き場を作れば解決するが、それでは一個で40~60万円の購入費用が必要となる。近くの新興高級住宅地では、この高価なゴミ置き場があちこちに設置されている。しかし予算の少ない町内ではそれの費用捻出は無理である。

 いろいろと試行錯誤をして、一台の費用1万5千円で、カラス対策のゴミ置き場を手作りした。結果は効果抜群である。

 長さ1.8m、高さ0.9mの金網が2個で10,000円、ネットが4000円で、取り付け金具が1000円、合計金額1.5万円で組み立て式ゴミ箱が完成した。価格50万円の鉄製のゴミ箱と同一機能である。ゴミ回収が終われば、畳んで片づけられる構造である。

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 自作したゴミ置き場 (1.5万円)

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 某高級住宅地のゴミ箱(数十万円?)

 

 皆さんの町内でカラス被害に困っておられるなら、参考にしてください。

 

カラスと共存

 カラスとの長い10年戦争が終わった。カラスだって、生き延びるのに必死である。生半可な対策でカラスが撃退できるわけがない。これからも、カラスと共存の生活である。カラスの撲滅などできない。自然界のコロナ菌の撲滅もできない。相手の害をなくすために、如何に智慧を使って共存するかである。自然界で人間さまが生きるには、智慧が必要だ。

 

コロナ対戦では、敗戦

 コロナ対策で、ワクチン一本やりの対策では、智慧がない。ワクチンを2度も打っても、「ブレークスルー感染」があちこちで起きている。政府の判断ミスで、コロナ菌との戦いで敗戦になったのに、それを「ブレークスルー感染」と名を変えて胡麻化すようでは、何時まで経ってもコロナ騒動は収まらない。それは人間様が自然界をなめたことの自然界からの反撃である。

 

黒い頭のカラスとの闘い

 今後の私の闘いは、行政と死商連の頭の黒いカラスとの闘いである。このカラスどもは利権を漁るので、生のカラスより質が悪い。カラスは生きるためにゴミを漁るが、頭の黒いカラスは己の欲望を満たすために利権を漁る。その欲望は満ちることはない。頭の黒いカラスは、本物のカラスより浅ましい。

 

 2021-09-25  久志能幾研究所通信 2160  小田泰仙

 著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年9月24日 (金)

人生を閉じる前の闘い、一生モノと異星人の選別

 

 私には人生の終わりがうっすらと見えてきた。そのため、身近で接するものを入手する時、残り人生を価値あるものにしてくれるか、そうでないかで峻別するようになった。ビデオ番組でも映画でも、それを見て自分の人格向上につながるか、情報が豊かになるかで判断して選択している。厳しく峻別すれば、その分、人生を閉じるまでの時間が豊かになる。

 

 だからくだらないビデオソフトやテレビ番組は、最初から除外している。ビデオソフトでも最初の5分間を見て、「見る価値無し」と判断したら、即削除である。続けて見れば、時間が勿体ない。残り時間がエイリアンに喰われてしまう。

 

 雑誌やネットの記事も同様である。最初の題名とトピックセンテンスを読んで、それで読む価値ありや無しを「審判」している。全部の記事を読んでいれば時間が足りなくなる。読んですぐ理解できなければ、著者に読者が理解できように書く能力がないのだ。要は著者の頭が悪い。そんな記事は読む価値がない。時間の無駄である。

 

 私はホテルに泊まっても、まずテレビの電源は入れない。先回、愛知県がんセンターの特別室(一泊3万2千円で高級ホテル並み)に1か月間、入院したときも、テレビの電源は一度も入れなかった。死との闘いの最前線に身を置かれると、軽薄なワイドショーばかりのテレビなど見る気も起きない。

 

 病院待合室のテレビで流しているワイドショーなどは、思考の穢れになるので、席を移動してテレビが見えない位置で考え事をしている。下手にそういう番組を見ると洗脳されてしまう。

 

「もの」という名のエイリアン

  私は新しい「もの」を入手する時、それを死ぬまで手元に置くに値するかを考えて入手している。「もの」には、品物だけでなく、人物もお店もソフト(映画等)、イベント、雑用、場、時間さえも含まれる。「もの」とは全て己の時間を侵略するエイリアンなのだ。その侵略が、お互いの価値を高めてくれれば良いが、そうでない場合が多い。だからこそ、選別が必要だ。

 気に入って長く使えば、買い直すための時間、新たに選択するための時間が節約できる。だから高くても良いものを買えば、結局お得なのだ。

 

エイリアンに喰われた人

 10年程前、店子の奥さんが亡くなり、契約更新のため店子の本宅を訪問した。その時、その家ではテレビがつけっぱなしになっていた。私は大事な話の最中なのにテレビの音が耳障りであったので、主人に苦情を呈した。そうしたら、「妻が亡くなり、一人で家にいると寂しくて仕方がないので、テレビをつけっぱなしにしている」という。結局、お客の私がいるのに、テレビの電源は切らなかった。

 要は、その老人はテレビに洗脳された状態である。テレビという「もの(エイリアン)」に取りつかれたのだ。それでは人生の暗転があるのみである。人生時間という「もの」が食いつぶされている。本人は気にならないので、幸せである。エイリアン(宣伝企業)の思うつぼである。まるで麻薬中毒で自殺していくようだ。そんな「もの」を取り込んではダメである。

 

名画・名品

 名画、名品と呼ばれる芸術品が美術館に展示されているが、私から見て名画に相当する作品は皆無に近い。私の「名画の基準」は、終生そばに置きたくなるような作品である。作品をみていると、心が癒され、励まされて、力となるのが名画である。棺に一緒に入れてもらい、火葬場で灰となって欲しくなる作品が名画・名品である。

 下世話的に言えば、捕まってもいいから盗みたくなる絵を名画と言う。幸いなことにそんな名画には美術館で巡り合わなかったので、今も逮捕されずに暮らしている。私は世界の美術館の80館以上を回ったが、そんな名画には出会えなかった。いくら名画で値段の付かないような「モナリザ」を家に飾ろうとは思わない。いくら名画の誉れが高くても、100号もあるバカでかい絵を我がウサギ小屋に飾るわけには物理的にできない。いくら高価で儲かると言われても、西洋古典の暗い絵は、和室には似合わないし、家の中が暗くなる。人生が暗くなる。

 

2021-09-24  久志能幾研究所通信 2159  小田泰仙

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