2021年10月13日 (水)

カイゼン 台所の食卓を撤去、広々とした空間を創出

 

 2011年から2017年までかけて、築40年の家をリフォームした。40年前から現状の6畳の台所が狭く、なんとか広い台所部屋にしたいものと思っていた。この10年間で、家全体のリフォーム工事は完了したが、日本家屋の制約上で台所を広くする改造はできず、忸怩たる思いを抱いてきた。せめてもの取り組みで、台所部屋の仕切りガラス戸だけは撤去して、開放感を持たせていた。

 この40年間で、家電製品の膨張が止らない。冷蔵庫が200リットルから540リットルに、高温調理機ヘルシオの増設、圧力鍋の増設、浄水器の増設、食器洗い機の導入、IH料理機器の導入等で、台所は所狭しとなっていた。変革が必要であった。

 レストランや料理店では、当然、料理を作る場所と食べる場所は別である。その思想を展開して、自宅でも料理を作る場所と食べる場所を分けるのは合理的である。今回、この発想の転換で、台所のテーブルを撤去した。台所は料理を作るだけの調理場として、食べる場所を居間か、座敷に変更した。御膳を運んで、そこで食べればよい。

 

改装後

 その結果、台所は広々となるし、ゆとりある居間で音楽を聴きながら、松本明慶師作の仏様に見守られながら、好きな絵を見ながら食事が出来るので、極楽である。家の部屋も一機能、一部屋として使うのがベストのようだ。私は家の使い方もカイゼンを続けている。

 

自慢の畳敷き台所

 リフォーム工事の時、以前はフローリングであった床を畳敷きに変更した。現在、台所、廊下、ピアノ室を全て畳敷きに変えた。台所でも汚れれば、拭けばよいし、最悪の場合、その部分の畳だけを交換すれば済む話である。フローリングの廊下は、厚み2センチの特注の畳を敷いた。オール畳敷きの家は住みやすい。総計42畳の4つの部屋を、仕切りなしの一つ畳敷きの部屋として活用している。狭い日本家屋を襖等で仕切ると、ますます狭くなる。狭い場所を広く使え。これは私のカイゼンである。

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 台所の畳敷き

2021-10-13  久志能幾旧研究所通信 2178   小田泰仙

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2021年10月12日 (火)

死に際の教え、火葬場の教え

 

私のインプラント手術ドタキャン

 8年ほど前、馬場三根子先生(当時80歳くらい)から、「小田さんは若いから、インプラントを入れるなら覚悟して入れなさい。インプラントを入れると、MRI(電磁波検査)が受けられなくなる。」と助言を受けた。それで私はインプラント治療を手術の2時間前にドタキャンした。三根子先生の助言で、寸前で助かった。

 

馬場恵峰先生のインプラント

 恵峰先生は、死の1か月ほど前から、インプラントの入れ歯を外しておられた。加齢現象で、以前に作った入れ歯が合わなくなり、はめると痛いので、インプラントの入れ歯を外していると言われた。入れ歯を外された先生の顔は、急激に老けたようなお顔となった。いつもの若々しい(歳のわりには)お顔とは、別人のようであった。

 馬場恵峰先生は、その姿を晒して弟子に教えていたのだ。それが死に際の教えだ。

 人は加齢とともに骨も縮んで来る。インプラントは永遠に変化ないが、体は変化する。一度入れたインプラントも段々と歳を取るごとに合わなくなる。そんなことを金儲け主義の歯医者は、インプラントの手術前には「告知」しない。

 

三根子先生の喉仏

 2020年3月3日に亡くなられた馬場三根子先生の火葬が終わり、その灰葬でのことである。三根子先生のお骨は、とてもきれいなお骨であった。先生の喉仏のお骨は、「こんな美しい喉仏は見たことがない。よほど立派な方のようだ」と火葬場の職員が言われた。その職員と三根子先生とは面識がない。

 

灰葬で現れるインプラント

 残念なことは、インプラントの残骸も火葬の骨の中に埋もれていた。それがインプラントの手術をしたことが露見してしまう。故人の病歴が露見するのだ。それが残念であった。それは恵峰先生の灰葬でも同じであった。

 

喉仏

 火葬場で拾い上げられる喉仏は、男性の喉仏ではない。男性の喉仏は「喉頭隆起」と呼ばれる軟骨部分で、火葬の際に焼けてしまうため遺骨として残ることはない。

 骨上げの際に喉仏と呼ぶ部分は、背骨のひとつ。背骨のうち上から2番目にある「軸椎」と呼ばれる部分を指す。そのため喉仏は性別に関係なく、女性にも存在する。

 この喉仏は、形が座禅を組んでいる仏様に似ていることから、体に宿っていた仏様と考えられるようになった。そのため、数ある骨の中でも特別扱いされ、もっとも大切に拾われる。

 火葬のあとに喉仏の骨がきれいに残っていると「生前の行いがよかった」と信じられており、火葬場の係員に褒められることもある。

天礼社のHPより編集  https://www.naratenreisya-43-0008.net/nodobotoke/

 

馬場三根子先生の命日

 今日(2021年10月12日)、私の祖父の百回忌の法要を執り行った。その帰り道で、懇意の石屋さんから「3月3日は桜田門外の変の日で、井伊直弼公の命日だ」と言われ仰天した。私は言われるまで、全く気がつかなかったが、そのめぐり合わせに仰天である。

 馬場恵峰師の先祖は、武田信玄軍団の四天王の一人である馬場春信公である。武田家滅亡後、井伊長政公は100名余の武田家臣を受け入れた。獰猛な武田家臣団を浪人のままにしておくと、争いの元になると、井伊長政が家康に進言して実現した。井伊家の赤備えは、武田軍の赤備えを徳川家康公より許されて使用したもの。2018年、私は恵峰先生ご夫妻を彦根にそのご縁で案内したばかりであった。

 

赤備え 

 赤備えは、戦国時代から江戸時代にかけて行われた軍団編成の一種。構成員が使用する甲冑や旗指物などの武具を、赤や朱を主体とした色彩で整えた編成を指す。戦国時代では赤以外にも黒色・黄色等の色で統一された色備えがあったが、当時の赤色は高級品である辰砂で出されており、戦場でも特に目立つため、赤備えは特に武勇に秀でた武将が率いた精鋭部隊であることが多く、後世に武勇の誉れの象徴として語り継がれた。

 赤備えを最初に率いた武将は甲斐武田氏に仕えた飯富虎昌とされ、以後赤備えは専ら甲斐武田軍団の代名詞とされる。

  この項、wikipedia「赤備え」より

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  井伊家の赤備え  彦根市役所にて  2021年10月12日撮影

2021-10-12  久志能幾旧研究所通信 2177   小田泰仙

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2021年10月11日 (月)

感動! 電気代未払いで、電気を止められた

 

 別宅を入手して、電気代の銀行引き落としの手続きが面倒で、つい後回しにしていたら、支払い期限がいつしか過ぎて、ある日突然、電気が止められた。

 慌てて連絡しようにも、当日は休日で中電本部に連絡が付かない。それで非常時連絡先に電話をして、音声ガイドに従って、手続きをして、すぐコンビニで入金した。その一時間後に電気が通じた。中電の作業員は誰も別宅に工事に来なかったが、電気が自動的に再通電した。感動である。

 

大地震対策

 つまり各家庭の電気は、一戸ずつ中電本部で遠隔管理されていて、オンオフが可能になっている。その機能を使って、電気料金を払わなければ、通知後、電気を止められることが可能になっている。

 そのシステムに感動である。これなら大地震が来て、全戸が停電して、再通電した場合、機器によっては火事になる恐れがあるが、それを防ぐことができる。

 

知見1

 自宅では、その地震時の火事の危険を避けるため(危機管理)、数年前に対策を施した。地震時の停電後に、再通電で火災の事故が起きる事例が多いので、それを避けるため、普通の配電盤を「避電機能付き住宅用配電盤」に交換した。価格は30万円程。

しかしこの中電の全戸遠隔操作機能があれば、各家庭での高価な避電機能付き配電盤は不要である。私の自宅の場合、30万円が無駄になったが、今後の家を建てる場合は、それが不要と分かっただけ、良しとしよう。

 

知見2

 この配電盤を付けた業者が、その知識(中電が全戸遠隔操作)がなかったのが残念だ。その情報があれば、私はこんな高価な配電盤を付けなかった。その業者は零細個人業者であった。やはり何事も信用できる一流業者でないとダメとの確信を得た。

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2021-10-11   久志能幾研究所通信 2176  小田泰仙

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2021年10月10日 (日)

洗耳拭目  プラの分類廃棄を止める

 

 耳を洗って、目を拭い、現実を見つめ、隠れた真実を見つけよう。騙されてはならない。何が真実なのかを知ろう。

 

ごみ分類

 行政からの「ご指導」で、ごみ分類をして、プラスチックゴミを分類して出している。そのため、生ごみが燃えにくいので、油を投入して燃やしているという。中部大学の武田先生は、これを無駄なリサイタルとして批判している。プラスチックの再利用には莫大なエネルギーがいる。エントロピーの理論から、それは自然界の理に反したこと。プラスチックは、再利用としてこね回せば、その分、エネルギーを浪費するのだ。そのまま燃やすのが地球に一番やさしいという。

 

再生紙の矛盾

 再生紙が新品の紙より高いのは、その分、地球のエネルギーを浪費している証である。常識で考えればわかる。その赤字分を税金で補填している。製品にって、使い方を分けないと、エネルギーの無駄遣いである。アルミなどは、再利用しても採算があう。それ以外は、考え物だ。

 

ささやかな抵抗

 それで私もそこそこに(10%ほど)生ごみにプラスチックを混ぜて廃棄している。全て捨てると、ゴミ回収券が足りなくなるので、「適当に」である。

 古紙も再利用すると、余分のエネルギーが必要で、コストも高くなる。

 業者も分類されたゴミを全て再利用しているわけではない。そこに脱税まがいの不正が横行しているという。

 

「EV化」という美名に隠れた牙

 地球環境を考えるなら、総合的に考えないと、逆に地球環境を痛めている。ポリ袋の有料化も、おかしな対策である。もっと大きな悪が見過ごされ、一般市民にしわ寄せが強いられている。これは「中国利権にどっぷりつかった小泉ファミリーの陰謀である」とネットでは騒いでいる。

 今が流行?のEV化は、逆に地球環境に悪い影響を与えている。EV化は中国の覇権を強化する戦略なのだ。日本を弱体化する陰謀なのだ。だれがそれで益を得るかを見定めよう。その陰でウイグル族等への奴隷労働、人権侵害が横行している。EV化は、中国の秘めた牙を隠すカモフラージュだ。中国共産党はEV化の展開において、レアメタル、太陽光パネル原料の供給で、世界を支配する意図がある。中国は、その資源の世界の最大供給元として、その資源が戦略物質となっている。

 日本は長年、省エネに努めてきたではないか。エネルギー消費量も欧米に比べれば少ない。最大のエネルギーの浪費国は中国や米国である。私も技術者として、製品開発で、その取り組みに身を捧げていた。それは日本の技術者の全員がそうであった。設計者や開発者が、製品開発で念頭に置くことは、まず省エネであった。日本の技術者はもって自信と誇りを持とう。EV化は、省エネ化をさぼっていた欧米・中国の僻みであると私は思う。

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 馬場恵峰書

 

2021-09-19   久志能幾研究所通信 2175  小田泰仙

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2021年10月 9日 (土)

😿 わが愛娘が洗脳されて、脳死となった 

 

 あるお父さんの悲劇のお話しです。「ロ身汚とジュリェット」の現代版である。自分がその立場に置かれたら、どうしただろうか。それを自分がその父親の立場であるとして模擬検証をした。明日は我が身かもしれない。

 

状況説明

 あるハンサムな宗教教祖が、金目当てでわが愛娘を洗脳してしまった。父親は彼を出入り禁止にしたが、娘はスカイプで隠れて連絡を取り合って、長い間に少しずつ洗脳されてしまったようだ。恋は人を盲目にする筋書きである。彼の宗教とは拝金主義教の一種である。洗脳されると親の言いうことなど全く聞かなくなる。娘は彼にクレジットの「家族カード」まで作らされて、彼の家族に数千万円も使われてしまった。世間一般の目から見て、相手の行動は非常識きわまりなく、明確に違法でもあるが、娘はそれさえ判別できない。娘の人生経験が少ないため、相手に洗脳され現実を認識できなくなる「認知症」になった。認知症になるとは、脳死である。愛娘が死んだのだ。 

 

地下鉄サリン事件

 最高学府を出ても、学校もまともに出てない男に洗脳されて、サリンを撒いた若者達もいた。オウム真理教も法律的には、正規に登録された宗教法人である。サリンを撒いて人が死ねば、重犯罪になるのに、その状況が判断できず、教祖の命令のままで地下鉄サリン事件を起こした。それと同じ症状に愛娘が陥ってしまった。常識を認知できない状態で、「人には結婚の自由がある」とは、その主張をする前提が間違っている。

 

ユダヤ人虐殺

 正常な人間でも洗脳されると、人殺しでも実行する。ナチスは合法的に選挙で選ばれた政党であった。平凡なドイツ市民がヒトラーに心酔して洗脳された。ナチスに心酔して、ユダヤ人迫害に喜んで手を貸した。普通のドイツ人が、アウシュビッツで400万人のユダヤを殺した。虐殺に手を下した男達は、狂人でもなく、家族を愛する普通の一般市民であった。日曜日になれば、教会で賛美歌を歌う真摯なキリスト教徒だった。ナチスに心酔したとは、洗脳されたのだ。洗脳は人を狂人にする。

 今でもドイツは、あの虐殺はヒトラーの狂人がやったとひとごとにするが、彼を選挙で選んだのは、ドイツ国民なのだ。

 

民主党を選んだのは国民

 2009年9月の総選挙で、民主党が政権を取った。その2年後、2011年3月11日、東日本大震災対策と福島原発事故対策を迷走させたのは民主党である。当時の鳩山党首の演説に国民が洗脳されて、民主党に投票したのが、その遠因である。誰の責任でもない。国民が洗脳されて民主党を選んだのだ。かように人は簡単に騙される。一人を騙すのは難しいが、多人数を騙すのは簡単である。純粋培養された貴人を騙すのはもっと簡単である。

 

私も新興宗教団体に洗脳される寸前だった

 2011年当時、私も洗脳される状況になりかけた。私がG経営研究会(全国組織)に入会して、そこの元会長から某新興宗教団体に入会を誘われた。入会金は38万円で、京都で教祖直々に入会の秘儀が3日間あるという。試しに入会して、ダメならやめれば良いと安易な気持ちで入会を承諾した。

 元会長から誘われれば、新人なら信用してしまう。その宗教団体は、正規に登録された宗教法人である。それがオウム真理教と同じ手段で、信徒を洗脳する団体であった(信徒数は数十万人)。その宗教団体は今でも健在で、時折、週刊誌に大きな広告が掲載される。疑惑問題で週刊誌にも頻繁に話題にもされる怪しい宗教団体である。

 私が入会承諾後、ネット上でその団体の実態を知り、大慌てで入会を断り、死地を脱出した。直前に気が付けたのは、普賢菩薩様のお陰だ。ある宗教に入会しようとした目的は、知識を増やしたい欲のなせること。世の中には多くの文殊の知恵があり、玉石混合の状態である。だから知識を得るより、その選択が重要なのだ。知識の量より選択の賢さである。

 その宗教に入ると、なにかと寄進が強制され、最終的に平均一千万円程の財産を貢がされることになる。その金額は、その教団が建てた本殿建物費用と信徒数から算出した。オウム真理教でも、信徒は出家して全財産を貢いで入会しなければならぬ。だから簡単には後戻りできない。 

 

洗脳は新型コロナウイルスより怖しい

 さように洗脳とは恐ろしい伝染病だ。新型コロナウイルスより怖しい。洗脳されるとは、その人がその人ではなくなる症状である。人間の死である。人間社会で、人間として正常な状態では暮らせないことである。

 一度洗脳されると、簡単には洗脳は融けない。教祖もそれが融けないような細工を連続して施す。私が誘われた宗教団体では、退会の意志を示すと「退会すると、無間地獄に落ちるぞ」と大勢の信徒が家に押しかけて大声で騒ぐという。「ご奉仕活動へ参加」という名目で強制労働があり、信徒間の相互監視体制が凄い。中国共産党以上である。

 事件後、20年間、指名手配から逃亡して逮捕されたオウム信徒も、まだ麻原教祖からの洗脳が融けていなかった。かように洗脳されるとは、怖しいこと。新型コロナなどかわいいもの。

 

論理の積み上げ

 愛娘の結婚問題も、その要点は洗脳問題であると私は考える。私は医師でもないから、娘の病気はよく分からないが、状況を観察するとそれが原因ではないようだ。専門家もそれを指摘している。その病気なら、仕事も私的行動もできなくなるはずだ。その病気の公表は、皆の非難を防ぐためのようだ。

 以上は事実から導いた論理的な結論である。事実を積み上げて、結論を出す。それが私の技術者としての思考方法である。国民の意見まで封じたら、独裁共産主義の恐怖政治国家となってしまう。

 

間違った対応

 ところが多くの俗人は、優柔不断で、まず世間体を考え、問題が起きても場当たり的に対処療法的な行動を取るから、ますます泥沼に入り込んでいく。職を賭けてでも娘をお守りしようとする気概ある人がいないから、こうなってしまった。泣いて馬謖を斬る決断をするしかない。それが愛娘のためである。臭いものは元を断たなきゃだめなのよ。

 愛娘にどれだけ嫌われても、娘がどれだけ傷ついても、最悪のことを避けるため、決断するしかない。娘が意図的に「洗脳」という精神の病気に犯されたのだから、強権を発動するしかない。大きな観点で決断するしかない。

 

陰謀?

 このドタバタの陰には、巨大な裏組織の影が見え隠れするという情報さえもある。それを考えると今までの騒動が納得される。普通の神経の若者なら、あれだけ世間からバッシングを受ければ引くものだ。彼も闇の巨大組織から脅迫されているのかもしれない。もう後には引けないのだろう。彼もその闇組織から洗脳されているのだろう。そう考えれば、すべてが納得できる。

 

親、社長、リーダの使命

 リーダはどれだけ嫌われても、結果をだすのが使命である。敵に好かれて組織を滅ぼしては意味がない。ヒトラーは演説という洗脳技術で、(一時的には)、凄い結果を出した。それほどに、彼の演説技術は素晴らしかった。しかし美味しいものには毒がある。素晴らしすぎるものには、猛毒がある。

 

自衛戦争

 なにかおかしいと感じる感性を大事にしよう。置かれた場所で全力を出そう。私はそうやって受験戦争、ビジネス戦争、詐欺商売防衛戦争、新興宗教防衛戦争を生き延びてきた。戦争で最大の敵は、甘言という洗脳に騙されやすい自分自身である。

 

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      馬場恵峰書

2021-10-09  久志能幾研究所通信 2174   小田泰仙

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積水至夢 一期一会の出逢い

 

生と死

 その番組、その本、その雑誌、そのネット記事、そのビデオディスク、その人の話との出会いは一期一会である。それと向き合うことで、それが自分の血となり肉となって、自分の人生を豊かにしてくれるか。それを考えて、自分の有限の時間を投入しよう。

 その人という対象物(ご縁)に自分の時間を割けば、もう一つの「本」や「人とのご縁」という対象物とのご縁が「亡くなる」のだ。両方を得ることは時間制約的にできない。人間には限られた時間しかないからだ。それがご縁の生と死である。

 

有限なご縁の生

 人生が残り10年とすると、読める本や会える人の数は限られている。1年に12冊読むとして、死までに120冊しか読めないのだ。新しい出会いも、毎月、新しい出会いは1人としても、残り人生で120人としか出会えない。一人と出会えば、もう一人とは出会えない。一つ一つが大事な出会いなのだ。

 その残り人生時間を拡大する手段が、健康である。だから死んでもいいから健康である。私は通常は残り10年の余命を、なんとか37年まで延ばす取り組みをしている。それには、家を新築すると良いと信じている。

 

縁慮

 その大事な出会いの最中に、割り込んできた電話に出れば、今のご縁の生が死に向かう。それでは相手が怒って当然である。「今、来客中、あとで電話する」と縁慮させればよい。それが時間の有限さを大事にすること。

 

挑戦

 残りが限られた人生で、達成できないはずの夢に挑戦するのも、人生の活性化には良い刺激だと思う。夢なき人生を無為に送るのは避けたい。私は、「一生叶えられない夢をもつ」ことが大事だと学んだ。棒ほど願って針ほど叶う、それでよいではないか。

 今日(2021年10月8日)、夢の実現のための「小さな」一歩として、昨夜友人との電話でヒントを得て、積水ハウスのモデルルームに行ってきて、良き刺激を受けた。頑張って第3の家を建てようと決意した。

 

積水至夢 

 夢の実現とは、流れる水の上に字を書き続けるような行為である。流れても流れても字を書き続ける。具体的に動けば、具体的な答えが人生で返ってくる。その水が積み重なれば(積水)、何時かは夢の実現となる(至夢)。千里の道も一歩より。

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 馬場恵峰書

2021-10-08  久志能幾研究所通信 2173   小田泰仙

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2021年10月 7日 (木)

大垣役人、市民をガン無視「俺メシ、仕事やめ」

大垣は士農工商の世界、

 ロボットは士(役人)待遇

 

 先日、私が大垣市役所に用事があり、お昼の時間に正面玄関に入ると、前市長小川敏ご自慢の案内ロボットが、呆れたことに充電中で休息をしていた。

 私は新市庁舎が出来てから、この1年9ヶ月の間、数十回この前を通るが、今だかってこの案内ロボットが動いている所を見たことがない。今回、たまたまお昼に行ったら、充電中で動かない。次の日もお昼に訪れたら、また充電中でお休みである。

 市民サービスのための機械ロボットなのだから、充電は夜間にして、昼間の市庁舎が開いている間は働くべきだ。忙しい市民は、お昼時間に訪れる場合が多い。この有様から、大垣市役所の役人の根性を見た。これでは大垣が没落するのは当然である。

 この案内ロボットは、大垣市政の性根の悪さの全てを象徴している。大垣市がやることは、カネばかりかかり、何も市民に貢献しない。税金の無駄遣い。高いIT機器だから、その保全費もばかにならない。それで仕事をやっているふりだけ。その金は業者に流れている。当然、キャシュバックもあると考えるのが自然である。

 大垣市が市民団体に強制する募金事業でも、その総額の7%が集めた団体にキャシュバックされる。それで官は栄え、民は貧しくなる。それで大垣駅前商店街は、幽霊通りになった。

 しかし士と癒着した大垣市商連の幹部だけは、潤っているようだ。だから幹部は、その利権の椅子を絶対に手放さない。たとえ人を殺しても。

 その利権を使い大垣プレミア商品券販売では、ぼろ儲け。笑いが止まらない。

 

オレは休息中

 2020‎年‎5‎月‎21‎日の前後10日間ほど、このロボットが、「俺は休止中」と張り紙をして威張っていた。受付で事情を聞いたら故障中という。せめて倉庫に隠せばよいものを、その醜態を1週間以上も晒すなど、大垣の恥さらしである。そんなことは下衆の勘繰りで、気にもしない。大垣の案内ロボット様は役人のように偉いのだ。

 

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俺は休息中(実は故障中) 2020年5月21日

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2020‎年‎8‎月‎3‎日、‏‎14:14:58  昼休みが終わったのに、何故、充電中?

P1130990s市民は受付嬢に聞いて、案内ロボットを無視  ‎2020‎年‎9‎月‎29‎日、‏‎14:21

P1140833s 2021‎年‎9‎月‎22‎日、‏‎11:58  早めの昼休みを取って、メシ中。

P1140848s2021‎年‎9‎月‎27‎日、‏‎11:56  この日も、早飯です

腰巾着ロボット

 真子さま問題でも、宮内庁の側近が茶坊主ばかりで、内親王の暴走を止めることもしない。側近は身の保身を考える小心者ばかりである。そのため皇室崩壊の寸前である。

 前市長の小川敏が導入した案内ロボットも、誰が考えても無意味なのに、腰巾着の取り巻きがヨイショをして、小川敏の愚走を止めず、そのまま血税を使って導入された。案内ロボットの知能は幼稚園児なみなので、市庁舎内の案内を頼もうとは誰も思わない。地図を見れば一目瞭然だし、案内嬢に聞けばすむ話である。

 市長の小川敏もその取り巻きも、こんな低レベルだったから、小川敏の行政通信簿を示す大垣市公示地価は、小川敏が市長である20年間、「連続で」下がり続けて、半値以下に暴落した。こんな都市は全国でも滅多にない。中部地区はリニア景気で地価が上昇しているのに比べて異常である。私の両親が汗水たらして入手した実家の不動産価値が暴落した。両親が草葉の陰で泣いている。私も泣いた。この恨みはらさずにおけようか。

 今の石田市長も当時、市長の小川敏にヨイショをしていた一人である。私は彼の議会一般質問のヨイショぶりを生で聞いてがっかりした覚えがある。

 国は一将によって興り、一将によって滅ぶ。

 小川敏の次の市長にも、早くも悪い癒着の噂もあり、先が心配だ。

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 大威張りで案内ロボットを試行中の小川市長(当時) 「広報おおがき」より

2021-10-07  久志能幾研究所通信 2172   小田泰仙

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2021年10月 6日 (水)

帰らぬ青春時代の後悔、老いて観えてきたもの

 

 最近、あの世の世界がうっすらと見えてきた。加齢現象で目が悪くなり、現世が見えにくくなったが、逆に過去のことがはっきり見えてきた。

 私も学生時代や若い頃は、サイコのサスペンス映画、コロンボ探偵もの、シャーロックホームズの探偵もの、アガサ・クリスティーの探偵もの、エリラー・クイーンの「Xの悲劇」「Yの悲劇」の世界にハマって熱中したこともあった。面白くてつい読みふけってしまった。

 この類の小説や映画を見て、今にして振り返ると、心に刻んで自分の成長に役立ったと言えるものがないのだ。それに没頭して、今にして何が残ったのか? 大事な青春の時間を無駄遣いしたとの後悔だけが、はっきり見えてきた。

 

 死が見えてくると、また癌の手術を経験し、死の最前線に身を置かれると、そんな作りごとの探偵ものなど全く興味がなくなる。それを読んで、鑑賞して、一体何が私の人格形成に残ったのだ。残るのは虚しさだけである。

 

人殺し、隠蔽工作の習得?

 問題は、その探偵ものに費やした時間に対して得られた価値は何かである。人殺しとその隠蔽工作を智慧として得ても、その後の人生の糧になったとは思えない。要はいっときの快楽であったにすぎない。それは50年経たないと「愚かであった」と覚醒しない快楽であった。

 

野獣より怖しいワイドショー

 そういう目で見ると、いかにくだらない情報や、作り物が周りに溢れているかが怖しくなる。2000年前のローマ時代には、ローマ市民はコロッセオでの闘士と野獣・罪人たちが殺し合いをして、それの血が飛ぶのを見て熱狂した。

 我々はそのローマ市民に対して、どれだけ進歩したのか。今はワイドショーという野獣が、芸能人のスキャンダルを血祭りにしている。コメンテーターを呼ばれる下人がテレビで叫んで盛り上がっている。時には皇室までを血祭りにしている。コロナウイルスさえ食いものにしている。一番大きな獲物は、我々の時間を食いものにしている。野獣は満腹になれば、人を襲わないが、ワイドナショーという怪物は、限度がない。

 

洗脳教育?

 ひょっとすると、それは目の前の真実から目を逸らすための情報操作ではないかとも疑いたい。ローマ時代にコロッセオでの戦いショーも、本当に意図は、時の政治家が市民の不満を逸らすための手段であったのだ。コロッセオでの戦いの見世物は、現代のテレビワイドショーである。

 せめて、人間として、奴隷の殺し合いショーに熱狂したローマ市民よりは進歩したい。自分よりはるかに下品な芸人やコメンテーターの言動に左右されることは避けたい。

 この状況では2000年前に活躍した師を、我々が超えるのは難しかろう。だから2000年前の書(論語、聖書、仏典等)が、今でも通用するのにはワケがある。

 人生の残り少ない時間を大事にしたいと思う。時間は命なのだ。

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 コロッセオ  2010年 著者撮影

2021-10-06  久志能幾研究所通信 2171   小田泰仙

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コロナウイルスも生存競争で闘っている

 真の敵は人で、ウイルスではない

 新型コロナウイルス騒動の真の敵は、ウイルスではない。それに便乗して金儲けをしている人間どもである。正しい方針の決断ができない政治家である。コロナ対策に無頓着な非常識人である。

 コロナ感染者が急減して10月1日より、緊急事態宣言が解除されているが、その急減した原因を医療関係者さえも解明できていない。情けない。

 

ウイルスの目的

 コロナウイルスだって、人を殺そうと人間の体に侵入して、感染させるわけではない。感染元が死んでは、コロナウイルスも死んでしまう。新型コロナウイルス(全てのウイルス)は、生殖機能も移動手段も持たないので、自分の種の保存本能として細胞を増殖させるために、空気移動(空気感染)や接触感染で、人の体に入りこむにすぎない。自然の営みの一現象である。

 ウイルスだって生きて子孫を残さねばならぬ。それが人間に影響を及ぼすかどうかは、知ったことではない。それは大自然の中の生存競争で、自然淘汰の一つである。人が勝手に、活動範囲を広げて、感染防止に無頓着に今まで新型コロナウイルスの縄張りであった場所に入り込んだのが真の原因である。

 それは自然界に対して驕った行動をしてきた人間に対して、自然界からの鉄槌であった。自然界では人間は、小さな一つの種でしかない。その原則を忘れて、新型コロナウイルスと「闘う」からドタバタが起きる。

 

敵は人で、ウイルスではない

 今のドタバタは、この騒動の敵は、人であることだ。この騒動で金儲けをしようとしている輩たちである。ワクチンさえ打てばと思う人間が敵である。

 ワクチンを作り、打つだけが対策ではない。正しい医療体制のスキを突いて金儲けしようとする医療関係者が敵である。正しいウイルス医療体制を妨害する輩が跋扈するのが問題である。

 新型コロナウイルスを正しい疫病認定をしない厚生省役人が敵である。この疫病は5類に指定すれば、感染早期の患者も一般の病院で治療が出来る。それを診療拒否で在宅治療を強いるから重症化して死亡する事例が起きる。人災である。それが認定をエボラ熱のレベルの2類のままにするから、在宅医療で死亡者が増えている。政治の問題である。

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  このポスターが政府の勘違いを表している(大垣市役所内で掲示)

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宇宙根源の理

 ワクチンを開発し、ワクチンを2回打っても、感染拡大は収まらない。それは自然界の原理原則に反しているからだ。ワクチンでコロナが絶滅するわけがない。コロナだって必死で、それに対応する変身を遂げる。いたちごっこである。正し対応は、ウイルスとの共存である。たまにはウイルスの身になって考えよう。そうすれば解決策が出てくる。普く賢く考えて対処しよう。普賢菩薩になり切って考えよう。私のコロナ対策の統括責任者は、普賢菩薩様である。

 

コロナウイルス攻撃隊でも死屍累々

 一日に1千万人の東京都で5千人の感染者が出たとは、コロナ菌の攻撃で5千の部隊は感染攻撃に成功したが、残りの999万5千のコロナ攻撃部隊は、感染攻撃に失敗したのだ。コロナ菌が人間に侵入しても、人間の持つ強力な免疫細胞部隊に殺されたのだ。感染したとは、免疫力が弱い人間にコロナが大量に侵入して、免疫細胞がその防御戦争に負けたと言える。コロナ菌だって苦労しているのだ。

 

感染方程式で考えよう

・感染防止の基本は「自己免疫力強化、3密防止、手洗い、うがい」。

 

 感染方程式 A=VT/r^2

   ウイルスの感染力は、接するコロナ菌総数に比例して、

        その総接触時間に比例して、

        感染源からの距離の二乗に反比例する。

・その感染攻撃力を防ぐのが、自己免疫力である。

  狂った生活習慣を控えて、免疫力を維持する。

  同じ感染攻撃でも、免疫力が感染閾値よりも強ければ、感染しない。

・感染の元を断つ

  それが3密防止、手洗い、うがいである。

  なんでも元を断たなきゃダメなのよ。

  感染防止に無頓着な人を避けよう。胡散臭いものを避けよう。

  コロナ菌、コムロ菌、匂いを嗅げば分かる。

  嗅覚を大事にしよう。本能が命の危険を教えてくれる。

 

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 松本明慶大仏師作 普賢菩薩像

 

2021-10-05  久志能幾研究所通信 2170  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2021年10月 4日 (月)

日本赤十字社、制度疲労、その弊害と解決策

 

趣旨と理念、その乖離

 スイス人実業家アンリ・デュナンの提唱により創立された赤十字社の理念とその活動は素晴らしい。しかし戦後70年が経ち、日本ではその精神が風化してきたようだ。日本のお役人が、皇室を名誉総裁として祭り上げ、運営してきたため、その制度自体が疲労破壊を起こしているようだ。本来、日赤の仕事は、平和国家日本の行政の一環として整備すべき内容だと思う。別組織にすれば無駄も出るのが当たり前だ。利権が生まれるのも必然である。だから大災害が起こると、日本赤十字社本社のある街の飲み屋街が大繁盛するという現象が起きるだ(週刊誌報道)。

 一事が万事で、こういう非効率的なやり方が行政指導で蔓延しているため、日本の産業の効率化が上がらず、日本は衰退を続けている。不具合に対して市民が声を上げないと、改善が進まず、悪くなる一方である。このままでは役人がやりたい放題で、日本は衰退の一途を辿る。その将来は、役人だけ栄えて、国民は沈没である。

 

半強制的な集金体制を改善

 従来、日本赤十字社の社費500円は、大垣市役所の要請で半強制的に各自治体が集金している。うちの自治会は、昨年、自由意思の納金に変更した。

 その結果、従来は半強制的に100%であった集金が、自由意思に変わって、75%の人だけの寄付に変わった。強制的集金は、憲法違反である。それが解消されてめでたしめでたし。

 

恩恵?

 ある自治会役員が町内を回った時、ある老夫婦の方より、「今まで50年間、一度も日本赤十字社の社員として、恩恵を受けたこともないし、意識もしたことがない。なぜ社員費として金を払わねばならぬのか」と苦情を言われたという。それで集金方法を変えたという。

 

とろいお役所仕事

 大垣市市役所内の日本赤十字社支社では、一戸当たり、一枚一枚の会員証、500円の領収書を管理して、一枚一枚、押印をしている。その社費を納金に行った自治会役員は、その処理で約15分間も待たされ、手持無沙汰をしたという。ご丁寧に事務員は数え間違いをして、またやり直しで、また待たされたという。

自治会の負荷大

 日本赤十字社の事業は、本来、税金で賄うべき事業を、変則的な形で集金を行っている。そのため、自治会の役員さんが各家庭を集金に回らねばならぬ。町内の役員が集金にこれば、世間体の手前、出さないわけにはいかない。

 また大垣市内の500の自治会役員が集金したお金を大垣市の事務局まで持参せねばならぬ。ガソリンが無駄に使われ、脱炭素化社会に反している。高齢者が多い自治会では、大きな作業負担でもある。お役人仕事で、上から視線の無駄の最たるものだ。

 日本人は福祉を含めて多額の税金を納めている。福祉に使うと言って消費税の増税があったばかりである。それを税金から拠出すれば、事務の効率化になる。しかしお役人はそれをやらない。

 うちの自治会では、大垣市に申し入れて各家庭の会員証を廃止して、社費一括納入・一括領収書発行に変更させたという。これで班長さんと自治会役員の負担が減った。

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 人的ロス、エネルギーロス、社会ロス

 人的ロス  500人✖1時間(アワーレート5,000円)=2,500,000円

 エネルギーロス 500人✖100円(ガソリン代)=50,000円

 合計で255万円の大垣市の付加価値が、無駄な作業で喪失している。

 税金で運営・支出すれば、この無駄がなくなる。

 何故、わざわざ、別組織にして、別会計で、自治会を使って運営するのか?

  こんな無駄を放置するから、先進国中で日本の生産性が最下位なのだ。

 それでいて、お役人の所得は、国民の2倍である。世界でも最高レベルである。

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日本赤十字社の正社員の年間所得

 日本赤十字社の正社員の給与は市民から集めた社費から支払われる。寄付や社費の収入総額の17%が管理費(人件費、設備費等)で支払われる。赤十字社社の社員の平均給与は560万円である。大垣市民の平均所得328万円(2020年)よりはるかに高い給与を得ている。なにか違和感を覚える。

 データは古いが、2010年の日本赤十字社HPによれば、日本赤十字社の平均給与は597万円であるが、医師の給与1300万円を除くと事務員の年間給与は560万円である。

 

不払いの高級マンション住民

 なお、大垣駅前高級マンションには自治会組織がないので、各種の寄付金集めはない。私の高校時代の同期生が、そのマンションの2戸(ペントハウス)を買い、2億円を払ったそうだ。それでも日本赤十字社の社費500円は払っていない。市役所は自治会未加入の為、為す術をしらず。一番の問題は、住民間の不公平さである。

 私の奈良県の知人は、自治会からそんな赤十字社社費の集金はないという。大垣だけの問題かもしれない。今後、全国を調査予定である。

 

2021-10-04  久志能幾研究所通信 2169   小田泰仙

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