2024年8月17日 (土)

詐欺ゾンビ集団、太陽光ゾンビ集団、自衛と賢い選択

 

小池問題

 先の東京都都知事選挙では、1千万都市の都民の3割の290万人が、小池百合子のウソ八百に騙されて、小池に投票したという現実がある。都民の4割が棄権しているので、小池の嘘がまかり通って、小池が東京都知事に3選された。

 ネット上で小池百合子の学歴詐称の刑事告発、職権乱用の選挙違反の刑事告発、4年間の都政改革の無実績、利権の闇、危険性ある太陽光パネルの設置義務化という暴挙、明治神宮の森林伐採強行等、の現実を知っている国民から見れば、あり得ない選挙結果である。

 

 マスコミが小池に忖度して真実の姿を報道しないために起きている現実だ。今だ、偏向地上波TVと忖度新聞しか見ない老人たちによる弊害である。

 

岸田問題

 岸田首相は、賃金を上げると公約していながら、見えない増税を繰り返して、結果として25ヶ月連続で実質賃金が下がる政治を蛮行している。

(働き手1人あたりの5月の「実質賃金」は前年同月より1.4%減り、過去最長を更新する26カ月連続の減少となった。2024年7月)

 

 国民が汗水たらして真面目に働いているのに、国力が30年もの間、下がり続けているのは、ゾンビ政治家が利権で舵を取って、誤った政治をしているためだ。本来、日本はもっと豊かになれるはずだ。

  これこそ、選択がまちがっていたので、その後の努力が水泡に喫したのだ。オウム真理教の選択の間違いと同じである。オウム真理教の麻原を選択すれば、その場所でどんなに努力をしても、末路は絞首刑であるのと同じである。

 間違った政治家を選んで、日本人が努力をした末路の現実が、30年間の失われた停滞である。その間に他の先進国は2倍の成長を遂げている。

 我々は間違った政治家を選択していたのだ。

 小池問題や岸田問題は、氷山の一角である。努力より選択である。

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自民党問題

 国民は、裏金問題をなし崩しにうやむやにする自民党政治の詐欺的な本質に呆れている。金額的に脱税犯罪で、本来逮捕されて然るべきなのだ。誰も逮捕されず、責任も取らない。売国奴が日本の国土を破壊している。

 そういう現実とその嘘を見抜かないと、国民は詐欺政治家軍団に家計のカネを抜かれる。

 

 まるで小池都知事軍団、自民党、岸田首相は、ゾンビ詐欺集団のようだ。

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電話での詐欺師集団問題

 電話詐欺の手口が巧妙化している。まるでエンターテインメントのドラマ仕掛けである。私も騙されそうになった。

 だから不審の電話には出ないこと。

 ナンバーディスプレイを導入する。70歳以上は無料になった。

 「電話を止める」、「電気を止める」と言ってきても、「どうぞ」でよい。電話や電気が止まってからでも、ゆっくり対処すればよい。殺されるわけではない。

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太陽光パネルゾンビ軍団問題

 住宅メーカは販売価格を上げれば、売上高が上がり、利益が増える。その後の顧客のことは知ったことではない。今のままでは30年後、太陽光パネルでの発電が過剰になり、電力会社が買電を受け付けなくなる。今での九州電力は、昼間の電力が余っているので、業者からの買電を止めている。もう10年もすると家庭の買電を受け付けなくなるだろう。

 その時は、太陽光パネルの大量廃棄問題が浮上する。太陽光パネルが大量に破棄される事態になれば、その有害物質の処理に多大の費用が発生すると予想される。太陽光パネルの取り外しには、足場を組んで工事が必要だ。その時、全国でその需要が増え、費用も爆上がりすると予想される。

 だから今太陽光パネル付きの住宅を売っている住宅メーカは、ゾンビ詐欺集団と同じである。10年後、20年後のことなど知ったことではないのだ。

 触らぬ神に祟りなし。

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対処

 だから国民は政治家よりも知識を深めて、その嘘を見抜き、選挙で排除するしか手がない。正しく目覚めて、正しい投票をせねば、日本復活はない。国民が政治に無関心になり棄権をするから、相手の思うつぼで、自分で自分の首を絞める結果となるのだ。今回の私への詐欺事件でそれをつくづくと悟った。国民はゾンビ軍団に舐められている。

 怪しい電話には出ない。

 怪しい政治家には投票しない。

 普賢菩薩のように、武器は持たなくてよい。賢い選択だけが武器である。  

 無知は人生を不幸にする。

 正しい情報(文殊の知恵)と普賢菩薩の賢さで、日本を復活させよう。

 

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 松本明慶大仏師作  普賢菩薩像

2024-08-17  久志能幾研究所通信 2908号  小田泰仙

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2024年8月16日 (金)

襲いくる 詐欺師ゾンビを 観聲す

 

 この8月14日、15日、詐欺師のゾンビ(かけ子)が、大阪警察本部の刑事を騙り、金融商品を騙し取ろうと国際電話経由で自宅に電話をかけてきた。

 

 会話の途中で相手の連絡先を念のため聞いたら、06-6943-1234とのこと。後で、その番号をネットで確認したら、大阪府警察本部の電話番号で、新規警察官採用の問い合わせ窓口であった。今回の刑事を騙った部署とは関係がない。ヤフーの相談コーナで、同種の話が記載されており、その電話番号が上記であった。

 (後で調べてみたら、表示電話番号を変えることができるアプリがあるという。完全な詐欺用のアプリである。)

 話しの途中で固定電話の子機の電池が無くなったので、相手に携帯に電話を掛け直してもらった。かかってきた電話番号は+8080-669-43-1234」であった。後で調べたら「8080」はウェーク島の国際電話の国番号である。なんじゃ、これは?

  馬鹿正直に電話を折り返せば、高額の国際電話料金が請求される。

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  私のスマホの履歴

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ドラマもどき

 今回の詐欺電話は、手が込んでおり、まるでエンタメのドラマ仕掛けである。オレオレ詐欺の幼稚なレベルではない。登場人物も、大阪ドコモショップの店員、大阪府警察本部刑事、大阪府検察庁の検事(女性)と随時入れ替わり、登場する。3名の見事な連携演技で、芝居がかっていた。あまりに真実味があり、ちょっとの間、私は信じさせられてしまった。自分の油断より、相手の熱演を褒めてあげたい。

 現代の詐欺には、シナリオライターの才能も必用である。その詐欺集団には専門のシナリオライターがいて、詐欺集団の親分が配役を決めているようだ。

  そのシナリオも人間心理学に基づいている。一度相手を不安に陥れて、それから、それを安心させる話で油断させ、それから、更に罠をしかけるという凝った筋書きである。素人では書けないシナリオである。脱帽、脱毛である。

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詐欺の経緯

 最初の電話が、代金未納、携帯電話を止めるとの話で、少し焦ったせいもあり、刑事役を扮する詐欺師の言葉を信じてしまい、結果として個人情報と資産情報をかなり抜かれた。さすが暗証番号まではつたえないので、実害はなかった。

 冷静に考えれば、携帯を止めるとか、電気を止めるとかは、事前に文書で通達される。電話での通告はあり得ない。初めてのことで焦った。それが詐欺師の付け目だろう。

 相手(刑事役)の話に真実味があった。

 「貴方の免許証が偽造され、誰かがそれを使って大阪の支店でソフトバンクの携帯の契約をした。

 みずほ銀行で4100万円のマネーロンダリング事件が起き、その犯人が供述した協力者名簿100名の一人に、貴方の名前が挙がっている。貴方が銀行口座の名義貸しで10万円を、成功報酬で400万円をもらったとの供述があった。私(刑事)は、貴方の今までの話を聞いて、無実と信じる。それで貴方の潔白を証明したいので捜査に協力して欲しい。現在、極秘調査中で、他言は無用。大阪府警察本部しか知らない事件なので、地方の警察署も知らない」である。なかなかに手が込んだストーリである。

 

 残念ながら、シナリオは良かったが、実行犯がIT知識、金融知識、株取引知識に疎く、ボロが出て失敗したのが今回の詐欺の顛末である。そのシナリオにも杜撰な項目が多くあり、シナリオライターも発想は良いが、実務はあまり知らないようだ。

 

 途中で話に違和感を覚え、詐欺師の臭気を感じ、疑問をもちながら対処した。IT関係で頓珍漢な要求をするので、詐欺師と確信した。刑事役の話しの展開が論理的に破綻しているので、こいつはアホだと確信して、懇々とお説教もしてあげた(笑)。そして結果として実害もなくてホットしている。

 

事後対処

 今後の同じような被害に遭われる人を少なくするため、翌日(8月14日)、大垣警察署に出向き、刑事2課の刑事さんに相談した。しかし、今回実害がないので、被害届も受理してもらえず、参考情報として扱われた。事例として広報には使うとのこと。再発防止のため、罠を仕掛けて逮捕してはと提案したが、警察から止められた。残念?

 素人は商品(?)に手を出してはいけません。

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観聲学(観声学)

 電話の聲から観相すると、とても警察官の匂いがしない。規律なく育ったニートの臭気が感じられる。その気になってその聲を聞けば、違和感を覚える話しぶりである。

 IT関係の詐欺なのに、IT知識、株式知識、金融知識が間違いだらけ。法律知識、犯罪調査知識の基本が全くない。私がIT専門家なのが、相手には不幸であった。

 

人材不足

 詐欺の業界も人材不足を感じた。詐欺集団の親方も、人材確保が大変だ?と同情した。この種のかけ子を逮捕しても、大本営のボスは捕まらない。

 詐欺をして相手からカネを奪うなら、相手よりも優秀で、その面の情報を持っていないと相手を騙せない。今回はそれが出来ないレベルの詐欺師であった。聞けば36歳と言っていたので、それは嘘ではないだろう。年相応の幼いレベルであった。それでは経験豊富であるカモは騙せない。

 

地獄の奴隷生活

 かけ子は、この世界に一度でも手を染めたら、詐欺集団から抜けられなくなる。詐欺本部は前科でかけ子を脅迫する。詐欺集団は、預かったかけ子の免許証から、実家のあり場所を知り、それで脅迫する。彼はこれから地獄の奴隷生活をさせられる。

 それを思うと、早く逮捕されたほうがよい。罪が重くなるまでに逮捕された方が幸せである。そうしないとその集団から抜け出せない。軽微な罪の内に捕まえるのが、人助けである。だから小さな犯罪を見逃がしてはならない。

 

2024-08-15  久志能幾研究所通信 2907号  小田泰仙

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2024年8月15日 (木)

運命のからくり舞台で主役を演じる

      

「天之機緘不測」(菜根譚)

 天が人間に与える運命のからくりは、人知では到底はかり知ることはできまい。縁なき衆生と縁が出来たのも、それと縁が切れたのも、からくり舞台上の一コマである。それは天が与えた運命で、人は如何ともできない。人は天が書いたシナリオ通りに演ずるしかない。

 人は人生劇場で縁技をしている。その縁は、人の小手先でいかようにもなる。だから縁「技」である。人生を大手を振って歩くには、そんな小手先の技などでは、左右されない確固たる信念を持つべき。

 

円なき囚人と縁が出来たのも(詐欺師はカネがない)、

首無き人と圓が出来たのも(詐欺師は借金で首が回らない)、

艶なき狂女と宴ができたのも(100人に一人はサイコパス)、

心なき人と炎が出来たのも(冷酷な狂人はゾンビ並み)、

統一狂会と宴が出来たのも(信徒獲得のノルマに支配される)、

太陽光パネル狂と炎じたのも(拝金至上主義に犯されている)、

郵便ポストが赤いのも、全て自分のせいである。

これらを縁起という。

 

赤い郵便ポスト理論

 昔、自分が頑張って勉強して東大に入っていれば、官僚になれたはず。そして郵政次官になれば、郵便ポストの赤い色を変えられる。そうできなかったのは、自分の努力が足りなかったから。だから自分が悪いのだ。

 

縁起が全て

 お釈迦様はこの世の全ては縁起に始ると仰せだ。その人の本質的存在性ではなく、縁起が全てである。その人がどんな良い本質を持っていても、育てる親が泥棒では、優秀な泥棒に育ってしまう。

 どんな善良な人でも、ナチスの支配下のアウシュビッツ収容所で働かされれば、ユダヤ人をガス室の送る役目を平然と行う。その看守は、家に帰れば、善良な父親で、日曜日ごとに教会に行く敬虔なキリスト教徒である。縁起とい観点でいえば、その看守が選挙で、ナチス党に投票したことに起因する縁である。

 

 そういう行動を集約して故事として伝わってきたのが「孟母三遷の教え」である。子供の教育には環境が大事として「孟母三遷の教え」ができた。氏より育ちである。それこそ縁起の基本である。

 

 だからこそ縁ある人との縁を大切にして、日々大切にして、生き活かされる人生を大切に正しく生きよう。

 

現実社会の鏡

 人間の持つ多様性の能力が限度を超え、人生・生命観の実相、人間と動物を分ける生命の実相が、時代の喧騒の中で忘れられようとしている。

 世には拝金至上主義が蔓延し、日本古来のお天道様の思想が無くなり、正しい縁の付き合いが絶えようとしている。

 

ゾンビの徘徊

 現代人は、テレビ・スマホに代表される虚構上に舞う華やかな虚像に惑わされて、人間として大切なことを忘れている。縁なき衆生が詐欺の金儲けに狂騒している現代である。縁なき精神的幽霊がゾンビのように徘徊している。

 だからこそ狂った時代の風潮に惑わされず、縁なき衆生の妨害に負けず、人間としての歩みを、一歩一歩しっかりと踏みるべきだ。

 

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2024-08-15  久志能幾研究所通信 2906号  小田泰仙

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2024年8月14日 (水)

縁がないという縁 vs 縁ありて花開く縁

 

 2015年、私は自家のお墓を改建した。その時、遠くの親戚から改建を反対された。ご先祖のお墓を改建することが、縁遠い親戚と軋轢を生むことになるとは想定外であった。良いことをしているはずなのにとの想いがある。それでその親戚とは断縁状態になって、私だけでお墓を改建した。結果オーライであった。

 

 現代は、煩わしい縁を切りたいと、墓じまいが流行?である。2022年度、墓じまいは全国で15万1076件(前年度比3万2101件増)に上り、過去最多となった。

 それなのに、お墓を改建するとは異端児であるようだ。正しいことをしているから、後ろめたさはなかった。

 

縁がないという

 住職様からは、「その親戚とは縁がないという縁」があった。無理にその縁と争わないほうが良い」と助言された。だからそっとその縁を遠ざけた。

 お釈迦様でも「縁なき衆生は度し難し」と言われる。お釈迦様でも縁なき衆生には、お手上げである。一般の人には、「その人とは縁がないという縁」を変えることはできない。縁とは縁起であり、そういう縁となった原因があり、その結果を凡人が変えることはできない。縁は自然現象と同じで、何処からか訪れて、何れかに去っていく。人はそれをただ受け入れるだけである。人智の及ぶところではない。

 お釈迦様も、「全ては縁起による。その人の肯定的な存在性はなく、あくまで縁起である」といわる。(妙法蓮華経 方便品第2)

 来るものは拒まず、去るものを追わず、である。

 

 今回のお墓の改建で、馬場恵峰先生から下記の軸をお祝いとして頂いた。縁があれば、その人とそのご縁を大事に育てて、花を咲かせればよい。良き学びであった。

 

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2024-08-14  久志能幾研究所通信 2905号  小田泰仙

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カテゴリー追加、先祖をたずねて三千里

 

 カテゴリー「I7-先祖をたずねて三千里」を追加します。

 これは私のご先祖探しの物語です。

 「I2-志天王が観る世界」の集約版です。

 

2024-08-14  久志能幾研究所通信 2904号  小田泰仙

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2024年8月13日 (火)

式年遷計、ヘルスメーター、難解虎怖自震対策

 

 先日、船戸クリニックで、船戸博子先生より漢方の診察を受けた受けた。その前に、業務用ヘルスメーターに乗って体重を測定したら、筋肉量、骨量、肉体年齢が測定値として出てきて驚いた。よく考えたら、今の技術なら当たり前のことで、自分が今使っているヘルスメーターは約20年前の製品であることに気が付いた。

 

更新

 それで現状のヘルスメーターに特に不満はなかったが、筋肉量、骨量を測定したくて、ヘルスメーターを買い替えた。

 筋肉量は、ガン予防に重要な要素である。筋肉ががんの発生を防いでくれる。

 最近、加齢による体力低下の現象がでてきたと感じたので、骨量の測定を現状把握として必要と感じた。

 

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 左が今までのヘルスメーター(2006年製)、右が今回購入(2024年製)

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あれども見えず

 情けないことに、ヘルスメーターを買い替えてから、今まで使っていたヘルスメーターにもその機能が付いていたことに気が付いた。今まで、その機能に意識がないから、あれども見えず、であった。

 人は見たいものしか見ていない(ジュリアス・シーザー)。

 自分の認知機能の良き反省材料となった。

 

 ヘルスメーターを更新してみたら、やはり最新のヘルスメーターは見やすいし、機能が向上をしていた。測定精度も向上していた。電子機器は最低でも20年、できれば10年くらいで買い替えるのが良いようだ。

 

南海トラフ大地震の発生時期予想

 南海トラフ大地震の発生時期の予想は難しいようだ。地震予知のため、今まで数兆円を使っても全く予知が出来ていない。いまだかって、地震の予知ができたことはない。地震予知を研究しますと予算を分捕って、結果として地震予知が全く出来ないのに、誰も責任を取らない。どうもこの予算は官僚の利権となっているようだ。その責任追及のため、国民は選挙に行き裏金議員を落とすべきだ。棄権をするから日本の政治が劣化するのだ。

 

自身への激震予想

 同じように、自分に激震を与える病気(心筋梗塞、脳梗塞等)の発症時期予想は難解である。しかし体の状態を日々測定して、観測していれば、その危険性をある程度は予知できる。

 私は日々、体重、体脂肪率等をこの10年程、毎日記録している。危機管理の基本である。その測定機器の測定精度は重要である。だから時期を見て機器の更新は必要だ。

 

体重計の式年遷宮

 伊勢神宮では20年毎に、全ての社、祭礼道具をつくり直す。それで伝統、技術を後世に伝えている。

 同じ様にご神体のような自身の状態を測定するヘルスメーターも、寿命があり、10年ほどで更新すべきと悟った。ヘルスメーターも生老病死である。今回はよき意識改革ともなった。 

 

 

2024-08-13  久志能幾研究所通信 2903号  小田泰仙

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2024年8月12日 (月)

太陽光発電、お天道様に恥ずかしい

 

太陽光発電の議論が貧困

 ネット記事でも、業界の議論でも、儲かるかどうかの視点だけで議論が沸騰している。「電気代が高騰している現在、太陽光パネルを付けないのは、愚かだ」とまで主張している住宅専門家のYouTuberまで出現している。住宅メーカの営業マンは、「絶対にお得だ」太陽光パネル狂教団に入信したかの如く、太陽光発電の住宅を売りまくっている。

 何時から日本人はこんなに愚かで、守銭奴のようなったのか。自分事しか考えない浅ましい餓鬼にでもなったのか、恥ずかしくなった。お天道が見ているという教えはどこにいった。

 

地球が悲鳴をあげている

 この種の輩どもは地球という母なる大地の「健康」を無視している。地球だって生き物で生老病死である。過度に痛めつければ、地球も病気になり、滅んでしまう。贅沢三昧の人間が、日本の自然を破壊し、地球の自然を破壊している。

 それを象徴するように、アマゾンの森林破壊が加速している。毎分サッカー場の面積の1.5倍が消滅している。(CNN 2019.07.04 )

 アマゾンは二酸化炭素の吸収・貯蔵や生活環境の保全機能などの多面的な機能を持っている。それを人類は自分の快楽のため、それを破壊続けている。現在、その再生力を上回る環境破壊をして、地球を病気に追いやっている。

 

 中共は、ウイグル族を抹殺しようと、人権無視、強制労働、臓器摘出のやりたい放題である。公害を垂れ流し、自然も破壊している。その隣国から太陽光パネルを生産しているのが日本の住宅メーカである。儲かるとして、日本の守銭奴が、そのパネルを輸入している。それを組みこみ、日本製の太陽光発電装置だとして、販売をしている。

 日本政府の利権まみれの議員は、「中共はウイグル族からの臓器摘出、強制労働と断定」して、国連は非難決議をした。それをK党の反対で、日本は非難決議が出来なかった。日本人として恥ずかしい。住宅メーカも同罪である。

 「対中決議案、公明幹部の意向で「非難」削除 今国会採決も見送り」(産経 2021/12/19 )

 

人類の消費が地球の再生能力を上回る

 米国などの先進国が、贅沢な暮らしを続けると、地球の自然再生能力が枯渇する。その閾値を、1989年頃に超えた。だから温暖化が急激に進んで、日本の夏も殺人的な暑さになった。それなのに、太陽光パネルの生産は、それに輪をかけている。電気自動車も同じく、却って地球の資源を無駄遣いする。それは悪魔のサイクルである。

 欧米と中国で電気自動車が推進されたのは、トヨタ潰しが目的で、地球環境を考えたわけではない。

 

 

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 人類は、地球が再生しているエネルギー以上に、無駄に資源を消費している。

 人類は、1989年頃から、地球の自然が再生しているエネルギー以上を消費するようになった。それから都市の温暖化が始まった。

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 真の「持続可能な社会」とは、どうあるべきかを考えるべきだ。

 上記資料は「これからの社会と地域コミュニティの重要性」から抜粋

 これは7月13日、大垣市が開催した研修会で、渋沢寿一氏(渋沢栄一氏のひ孫)が説明された資料。

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矛盾のシステム

 そもそも太陽光発電は補助金がないと成り立たない欠陥システムである。だから地球には少しも優しくない。その補助金は、一般国民から強引に盗っている「再生エネルギー賦課金」の税金からである。

 

巧妙な仕掛け

 我家では年間3万円余の「再生エネルギー付加金」を強奪されている。日本中の家庭はみな同じである。知らぬが佛でなく、知らないのは愚か者である。無知は人生を貧乏にする。政府と電力会社は、国民が気が付かないように、集金の仕組みを変えた。電気代の内訳を知りたければ、電力会社に申請して毎月100円の郵便代を別途負担しないと、電気料金の内訳が届かない。なにかおかしい。こちらは客で、請求書まで金を盗られるとは、異常だ。

 

なぜ補助金?

 太陽光発電が地球にやさしいなら、なぜ税金から補助せねばならぬのか。矛盾だらけである。自然エネルギーは不安定だから、その補助の電源を電力会社は確保せねば成り立たない。特に気候が不安定な日本では、合理的なシステムではない。それが矛盾である。

 

中国製が8割?

 太陽光パネルの材料は8割が中国産である。太陽光発電装置が日本製でも、パネルは中国製である。日本や先進国では公害規制が厳しく、製造しても採算が沸ないので、公害規制が緩い中国で生産する。そうなると中国製に価格面で負けて、先進国各国は撤退を余儀なくされた。中共はウイグル族の強制労働で、人件費ゼロである。それでは先進国が勝てるわけがない。

 だから太陽光発電装置が日本製でも、パネルだけは中国製である。日本のテレビが日本製でも、液晶パネルは外国製であるのと同じである。

 税金で再生エネルギー付加金が全家庭から強制時に徴収される、その間で、中間搾取が発生し、頭の黒い鼠がチュウ―チュウ―である。

 太陽光発電は、当初キロ40円の売価であったが、現在は16円である。いまから太陽光発電システムを入れても、売電も採算が合わず、減価償却を合わせると、20年間の収支でも、トントンか赤字である。

 

2024-08-12  久志能幾研究所通信 2902号  小田泰仙

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2024年8月11日 (日)

先祖をたずねて三千里、25年目の氷解、北尾春圃へ

 

 私はご先祖を探しで、全国を走り回り、25年間がすぎた。先日、新聞記事から、偶然、300年前のご先祖が見つかった。私は彦根で生まれたので、一番古いご先祖は彦根にいると思っていた。1950年、私の父が大垣に転勤となり、私は1歳の時、大垣市に移住した。

 しかし一番古いご先祖は地元の大垣にいた。そのご先祖は江戸時代の戸田藩藩医北尾春圃(1659—1741)であった。彼は万治元年に美濃国多芸郡室原村に生まれた。彼の父・玄甫はその名から曲直瀬流の医家らしい。春圃は父から医術を学んだ。

 

 2015年に私が自家のお墓を改建した時に判明したことは、「小田家の分かっている最古のご先祖は北尾道仙で、大垣で生まれ、彦根で1734年に亡くなった。墓石に「黄鶴北尾道仙の墓」と彫られていた」までである。それ以上は不明であった。

 

再調査 

 今回の再調査で判明したことは、北尾道仙は大垣藩の藩医・北尾春圃の三男であったこと。彼の名は、将来、家を出て医師としてやっていくために、医師にふさわしい名前を父は付けたようだ。当時の習慣で、家は長男が次ぐものだから。実際、次男の春倫も家を出て、京都に行き、建仁寺に葬られたとある。

 道仙は父の元で、医学を学んでいた。1711年に朝鮮通信使が大垣に宿泊した時、父と長男、次男、三男の道仙の一家が総動員で、通信使の医師と面談をしたという。当時、朝鮮の医学は進んでいたようだ。

 

新聞記事からのお導き

 北尾春圃を知るきっかけとなったのは、新聞記事「名医・北尾春圃の功績をたたえる」(中日新聞 2024年6月26日)であった。それによると、北尾春圃の顕彰法要が6月23日に養老町室原の福源寺で営まれた。1711年、北尾春圃は、当時の医術の先進地であった朝鮮から通信使が訪れ、大垣に宿泊した際、通信使に随行する医官と会談したとある。

 探していた北尾道仙は大垣で生まれ、1734年に彦根で亡くなったことまでは分かっていた。時代と名前の符合があい、再調査を始めるきっかけとなった。

 

2024-08-11  久志能幾研究所通信 2901号  小田泰仙

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2024年8月 9日 (金)

ご先祖探し、三千里の道中で出会った仏様たち 

 

 私は300年前のご先祖に辿り着くのに、三千里の道のりと25年の歳月を要した。その途中で、多くの仏様から貴重な教えを頂いた。その仏様の一人が、青山俊董師である。

 

 叔母の北尾自孝和尚(京都市祇園「東景寺」)は、愛知専門尼僧堂で青山俊董師から指導を受けて尼僧になった。青山俊董師は、称号「大教師」を曹洞宗では初めて尼僧として授与された。偉いお方である。

 私は北尾自孝和尚から青山俊董師のサイン本を多く頂いた。

 私はその本を何回も熟読して、生きるとは、仏教とは、を多く学んだ。馬場恵峰先生が講義で言われたことと重なって、その教えが自然と頭に入ってきて、自分の血と肉になった。

 青山俊董著『『典座教訓』講話』(1995年初版)などは、何回読んだか分からないほど熟読した。印象に残った文をB5カードにも書き写した。道元禅師のいう「生活のすべてが修行である。第一に食事作りは仏道修行そのもの」という考えがすとんと腑に落ちた。

 青山俊董師の講演テープは、通勤途上の車中で、何回も聞き、その教えは、体に染み込んでいる。感謝である。

 青山俊董師からは、三千里の道草で多くの智慧を授かった。青山俊董師に会うのにも25年の歳月が必要であった。

 

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青山俊董師との出会い

 2019年、私は東京のセミナー(致知出版社主催)で青山俊董師にお会いできると思い、セミナーに申し込んだ。しかし、その後、私にがんが見つかり、入院手術することになり、それが叶わなかった。その時は、まだご縁が熟していなかったようだ。

 

大興寺での法話会

 この春(2024年3月10日)、岐阜県揖斐川町の大興寺での法話会で、私は青山俊董師に初めてお目にかかることが出来た。青山俊董師は御歳91歳である。元気なうちにお会いできて幸せであった。特別に別室でお会いして、お話をさせていただいた。感謝である。

 青山俊董師とお会いできたのは、長年の疑問点解決の始まりの啓示であったようだ。

 

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2024-08-09  久志能幾研究所通信 2900号  小田泰仙

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2024年8月 8日 (木)

人生のお宝と幸福

幸と福

幸せは自分で創るもの

 創るものだから血みどろの闘いが必要だ。

 小さな幸せを多く積み重ねていく生き方こそ、賢者の生き方だ。

 効率ばかり、金儲けばかり考えている生き方は、餓鬼の生き方だ。

 

福は神仏からの授かりもの

 それはご先祖が血みどろの闘いで勝ち得たお宝で、それの恩恵はご先祖が創ったお宝の利子である。

 裕福だった家が2代目で潰れるのは、幸を作らず、福だけを浪費して喰い潰すからだ。

 漢字の「福」とは、神への捧げものを置く台を象形文字で現した「ネ」、捧げものを表した旁からなる象形文字である。

 神さまが分け与えてくれるものは酒である。福という漢字は酒さかだるをそれぞれ意味し、二ふたつを合あわせて作つくられている。神さまに捧ささげた酒を自分の酒だるにいただく(神福)ことを福とした。

  だから「福」という漢字には「神さまから授さずかる助け」という意味もある。

 

 

幸福とは

 幸福とはご先祖と自分が作り出すお宝の五重塔である。第一階は世のなかの無数の佛たち、第二階はご先祖、第三階は自分、第四階は子孫である。第五階は来世の佛の世界である。

 

人生のお宝とは

 人生でのお宝とは、ヒルティによれば普通の思慮ある人が手に入れることができるもので、下記の項目だという。

 

  道徳の高い人格、高い精神的な教養、愛の精神、誠実ある性格、仕事の能力、仕事の楽しみ、健康な肉体、幸せな家庭、少数の友人、少々の財産、である。

 

私の考えるお宝

 私が考えるお宝とは、上記に追加して、「今日の用」、「今日行く所」、「天命としての仕事」と死生観である。

 

「きょうよう」と「きょういく」がお宝

 「起きたけど、寝るまで特に用もなし」では認知症へまっしぐらである。お陰さまで、私は自治会長としての仕事があるから、ボケている暇がない。

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天命

 天命としての仕事は、お金儲けではない。生計をたてるために稼ぐための労働は、金をもらわねばならぬ。しかし仕事はお金のためではない。仕事とは、経験を得るため、思い出を作るため、自分の成長のため、世間への報恩感謝の行為である。

 

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死生観 

 死生観とは、何時死んでもよいと、今を精一杯生きようとする覚悟である。それこそが生きることを意味化させるお宝である。それが有れば、いつ死んでも悔いのない。どんなことが起きても、無敵の護身の宝刀である。

 

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2024-08-08  久志能幾研究所通信 2899号  小田泰仙

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