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2024年1月

2024年1月31日 (水)

南海トラフ巨大地震、亡国ゴキブリ議員の跋扈

 

 先日、Saganで入手した中島法晃さんの「龍」の画を壁に飾っていたら、その壁の下にゴキブリの死骸が転がっていたのが発見した。それを山路先生が見て、「このままでは、日本画の龍がゴキブリに喰われてしまう」と警告された。要は絵が虫食い状態になる恐れである。ゴキブリは日本画の素材が好物とのこと。それで、保護のため龍の絵をガラスケースに入れることになった。

 出来上がったケースは、まるで「箱入り龍」(箱入り娘?)で少し窮屈のようになってしまったが、致し方ない。今後、展示方法はケースを含め、考え直したい。ゴキブリに大事な絵を喰われるよりは、対策が先である。

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画竜点睛を欠く

 それで、画龍油虫、画竜点睛を欠く、日本政府の巨大地震対策の不備に考えが及んだ。要は日本は、経済発展ばかりに力を入れて、守りの防災を疎かにしてきた。今のゴキブリ国会議員は利権と裏金が大好きで、それを貪るのに夢中になって、防災を放置した。能登半島地震の惨状が、それを示している。

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 「箱入り龍」になる前の「自由奔放な龍」

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 箱入り龍?に変身  大事な箱入り娘です。
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砂上の楼閣

 日本経済は落ちぶれたと言われるが、中国のGDP統計水増し発表のウソもあり、ドイツ経済もまやかしがあり、日本はいまだ世界第二位の経済大国である。

 しかしそれは砂上の楼閣である。100年毎に一度起きている南海トラフ巨大地震が迫っており、それが起これば、砂上の楼閣はひとたまりもない。その被害規模は、東日本大震災の10倍と予想される。

 南海トラフ巨大地震で220兆円の損害、死者は32万人が出ることが予想される。そのために100兆円規模の防災対策が必要だ。それでその4割は減災できる。やるかやらないか、だけの問題である。

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防災予算の減額

 ところが、日本の防災予算は平成26年(2014)をピークに減少を辿り、8年後の令和4年には平成26年の半分になり、昭和53年(1978)と同じレベルである。つまり45年前の水準まで下落している。

 南海トラフ巨大地震が迫っているのに、日本政府の予算組みは狂気の沙汰である。極楽とんぼの極み、ゴキブリ跋扈の有様である。要は、役人や政治家のゴキブリが防災予算をかじってしまったのだ。役人や政治家のゴキブリは、龍の画をかじるゴキブリのように、大事な防災予算を喰っているのだ。

 

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令和4年版 防災白書|附属資料33 年度別防災関係予算額 : 防災情報のページ - 内閣府 (bousai.go.jp)

 

 

今度は戦争だ

 過去の太平洋戦争で320万人の日本人が亡くなった。その人災を思えば、南海トラフ巨大地震の準備にカネをかけて準備はできる。

 太平洋戦争(日中戦争を含む)の名目上の戦費総額は約7600億円。 日中戦争開戦時のGDPは228億円で、戦費総額のGDP比率を計算すると、33倍になる。国家予算に対する比率では280倍となる。

 

 南海トラフ巨大地震の来襲は、日本有史以来の大戦争である。今までは、こんなにも各地に都市が発達していなかった。だから過去の巨大地震での被害規模は日本経済規模に比べれば小さかった。今はその砂上の楼閣といえる都市の規模が多数で、巨大になっている。その対策に、国家予算と同額の100兆円レベルの投資が必要だ。10年計画で、毎年10兆円を投入するだけだ。

  誤ったコロナ対策で300兆円を無駄遣いした岸田政権である。その気になれば100兆円の捻出は、容易である。早く岸田政権の終わりを望むだけである。有言実行の指導者を期待したい。

 それを阻害するのは、パーティー券での裏金で蠢く利権優先の国賊議員たちである。無為無策の岸田政権である。ゴキブリやがん細胞のような議員を排除しないと、日本の未来は暗い。国民がしっかりと目を開いて国賊議員を選挙で排除することだ。

 私は、日本国を看取りたくはない。

 

2024-01-30  久志能幾研究所通信 2813号  小田泰仙

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2024年1月29日 (月)

死ぬ前に 会っておこう あの人に

 

 人は還暦を過ぎると、いつ死んでも不思議ではない。

 10年ほど前に、一緒に卒業研究をした学友から年賀状をいただいた。「そろそろゆっくりしたいね、一度会いたいね」とのコメントがあったので、4月ごろ、家に電話をしたら、1か月前に亡くなったと…. 死因は、急性の癌であった。享年62歳

 2年前に年賀状を頂いた高校の学友に連絡を取ろうとしたが、この2年間、全く連絡が取れなかった。今年の1月に、5年ぶりに開催された高校同窓会で、彼の死去を知った。享年71歳

 5年前に私のピアノの先生が亡くなられた。享年61歳。

 3年前に、馬場恵峰先生が亡くなられた。享年94歳。

 一昨年、音信がなかった叔母が亡くなった。享年86歳。

 一昨年末、従弟がコロナで急死した。享年77歳。

 

 そう、人は還暦を過ぎると死亡率が急増する。だから死ぬ前に、会いたい人には会っておこう。自分も明日が分からない。

 

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 馬場恵峰書

  良き桜が咲いた、明日花見に行こうと思ったら、春一番がきて、散ってしまった。

  いい花が咲いた、明日見に行こうと思ったら、夜に雨が降り、散ってしまった。

  今やるべきことを今やろう。会いたい人に会っておこう。

  人生は長いようであっという間でもあり、時間だけは無常に流れ続ける。

  自分も何時散るか分からない。

  人は生老病死。

  出会いは一期一会

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厚生労働省:平成20年人口動態統計月報年計(概数)の概況 によれば

 40歳代前半の人の死亡率は  121.6      

 70歳代前半の人の死亡率は 1 671.5

      平成20年で、10万人当たりで

 

厚生労働省:平成20年人口動態統計月報年計(概数)の概況 (mhlw.go.jp)

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai08/kekka3.html

 

 つまり70歳代前半の死亡率は、40歳代前半の死亡率に対して、13.5倍である。70歳代前半の10万人に対して死亡者は1 671.5人、つまり同年代の人の1.6%の人がその年に亡くなる。

 つまり高校の同窓生400人中で、毎年6.4人が亡くなる。5年毎に同窓会を開けば、その時に32人の訃報に接することになる。それは自分の訃報かもしれない。人の訃報を聞いただけ、幸せかもしれない。明日は我が身なのだ。だからこそ、会いたい人には、早めにあっておこう。

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自問自答

 ただし、その人が本当に会いたい人ですか? 会うのに値する人ですか? 1時間相手と会うとは、その人の人生時間を1時間奪うこと、自分の残り少ない人生時間を1時間消費する事。その人がそれに値するか、自分にその価値が有るか自問しよう。その価値が出るように今かからで遅くないから人間的魅力を上げよう。

 

 仏法の掟は、生あるものは全て生老病死である。「法」と言う漢字は、水(さんずい)が上から下に「去る」と書いて、「法」である。重力のある地球上での宇宙根源の理である。

 

 

 

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 馬場恵峰書

 

 

 

下記の記事を更新しました。

 備蓄品リスト、トイレットペーパーを追記しました。

 

2024-01-29  久志能幾研究所通信 2812号  小田泰仙

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宗教を哲学する

 下記は私が今まで多くの著書を読んで得た私なりの宗教の解釈である。私の解釈だから正否は論外である。誰にも正否は分からない。

 哲学とは、存在と時間を考えること。

 

一神教の怖ろしさ

 一神教は、独裁政治と同じで、かなり危険である。ヒトラー、金正恩、毛沢東、習近平と独裁者には、その遺徳を広めるには限界があり、力でしか人民を支配できない。その独裁者も何時かは老いる。老いて死んだ後、残るのは人民支配方法だけである。その一つが共産主義、恐怖政治である。

 共産主義では支配者の党首のみが一番偉いので、その上にいく宗教の教祖の存在は許されない。共産国家では宗教は禁止である。だから中国共産党はダライ・ラマの存在を許さなかった。ダライ・ラマはインドに亡命した。

 ある意味で中国共産党も一神教の宗教である。だから中国共産党は共産党の教義に忠実で、妥協もなく、怖ろしい。

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共産主義黒書

 この100年間で、共産主義は約一億人を虐殺した。旧ソ連2,000万人、中国6,500万人、ベトナム100万人、北朝鮮200万人、カンボジア200万人、東欧100万人、ラテンアメリカ145万人、アフリカ170万人、アフガニスタン150万人(合計、約一億人)この数字は、それぞれの国で、共産主義体制になったために無残にも殺された人の数である。

(『共産主義黒書 ―犯罪・テロル・抑圧― 〈コミンテルン・アジア篇〉』著者 ステファヌ・クルトワ ジャン=ルイ・パネ ジャン=ルイ・マルゴラン〔著〕/高橋武智〔訳〕 体裁 A5判  414頁 発行 2006年7月25日)

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日本自治区?

 媚中派の国会議員は国賊者である。そいつに投票する人の気が知れない。中国共産党の最終目標は、日本占領、天皇陛下の処刑である。

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   上図は、中国外務省から流出したと言われる2050年極東マップ」である。

  2050年極東マップの真実 | 致知出版社公式アメーバブログ (ameblo.jp)

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除名処分

 日本共産党内でも黒茶番が行われている。絶対君主の党首に異論を唱えたら、除名処分であった。要は日本共産党は一神教の共産主義教である。除名処分は共産主義教を象徴した出来事である。

 日本共産党京都南地区委員会常任委員会は、2023年2月5日、松竹伸幸氏の除名処分を決定し、京都府委員会常任委員会が2月6日に承認し、除名処分が確定しました。(「しんぶん赤旗」2023年2月7日(火)より)

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ソ連共産党消滅

 一神教は絶対だから、その体質は時間が経っても変化しない。生まれ、そのまま死んでいく。ソ連共産党は何も変わらず、100年経たずに消滅した。(ソ連共産党は1912年に生まれ、1991年に解散した)

 民主主義は日々変化している。

 仏教での教えでは、人は時間と共に変化する。生まれ、成長し、老いて、死んで、佛になる。生老病死である。輪廻転生である。

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パレスチナ紛争 

 現在、パレスチナ近辺で、イスラエルとハマスの間で凄惨な争いが起きている。ハマスは宗教集団である。一神教同士の争いは妥協点がないので、解決の目途がない。一神教の弊害である。

 一神教は、絶対的な断定で人を判別し、時間の概念もないので、悪人は永遠に悪人であり地獄行きしかない。善人のみが天国に行ける。それは永遠に変化しない。これでは救いがない。

 ミケランジェロの「最後の審判」の絵はそれを象徴している。ロダンの「考える人」像は、その風景を見て悩んでいる姿である。

 それに対して、仏教の閻魔大王の裁きとは対照的である。閻魔大王は、地蔵菩薩の仮の姿で、被告人の弁護もしてくれる。そこに仏教での救いがある。そこから地蔵菩薩信仰が生まれた。

 仏教では、時間が経つと、生まれ変わりで輪廻転生する思想である。悪人でも地獄での「刑期?」が終わると、輪廻転生で、生まれ変わることができる。それが一神教と全てのモノには佛性があるという仏教の考えとの差である。

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 「考える人」像

  大垣興文地区センター前に設置されている

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 螺旋階段を眺める考える人

 螺旋階段を見て、自分は天国に上るのか、地獄に下るのか、を考えている?
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異教徒

 キリスト教では、教祖の教えを信じていない人種は、異教徒であり、異教徒は人間ではないので、殺しても罪にならない。16世紀のローマ法王は、そういう免罪符を十字軍に与えた。だから十字軍は敵国で残虐の限りを尽くした。宗教戦争はそういう恐ろしさがある。

 一神教では多様性を認めていないのだ。

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西洋列強の植民地政策 

 第二次世界大戦前、欧米が植民地獲得競争でもその思想が大きく影響している。要は植民地の原住民はキリスト教徒ではないので、人間ではないのだ。だから支配者は植民地の現地人に非道の限りをした。

 もし日本人が欧州の一員で、キリスト教徒なら、アメリカは原爆を広島長崎に落さなかった。当初、原爆はドイツが目標だったが、原爆が完成してもアメリカはドイツには落とさなかったはずだ。

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英国の植民地政策 

 英国は、自国の綿産業育成のため、インドから綿の栽培を強制して、インド人から自営の農作を禁止し、インド人を餓死させた。1943年、「人為的」に起きたベンガル飢饉では300万人が餓死し、英植民地インドにおける暗黒の歴史となっている。時の英国の指導者はチャーチルであった。彼がこの件で、その過ちを認めている回想録はない。彼にとって、インド人は人間ではないのだ。インド人はローマ法王が認めた異教徒であった。

 英国のインド支配の始まりは1757年のプラッシーの戦いからで、1770年にベンガル大飢饉で1000万人以上の餓死者が出た。その後の19世紀で350回の飢餓が発生し総餓死者3000万人以上。そして20世紀に入ってからは二つの世界大戦が起こり、インドは物的・人的に大英帝国を支える為、搾取をされ続けた。

 

 戦後、ビルマの捕虜収容所での事件である。英国兵は倉庫へのビルマ人の侵入者を射殺しても、死んだとは言わず、endと言った。ある時、ビルマの捕虜収容所の倉庫に侵入した現地人を英国兵は平然と射殺した。その後、彼は射殺死体を足で蹴り、「死んだ」ではなく「end」と言った。Endだから人間としての葬式も後始末も不要である。ゴミ扱いなのだ。Endなのだ。これは会田雄二著『アーロン収容所』(中公新書)に記載されている。元京都大学教授・会田雄二氏が捕虜として体験した事実である。英国人にとってビルマ人は異教徒で、人間ではないのだ。

 仏教は全てのモノに佛が宿る。一神教とは別世界の考えである。仏教は争いを好まない。一神教では、未登頂の世界最高峰の山に登れば、「自然を征服した」と豪語する人間を生み出した。それが一神教の本質を象徴している。仏教は自然の中(ご先祖を含めて)の一部が己であるとの教えである。己は全宇宙からの支えで生かされていると考えるのが法華経の教えである。仏教には自然を征服すると言う考えはない。

 

2024-01-28  久志能幾研究所通信 2811号  小田泰仙

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2024年1月27日 (土)

法華経の教えで人生を哲学する

 

 この一年弱、私は石原慎太郎著 現代語訳『法華経』(全509頁)(玄冬舎)を一日2頁のぺースで音読してきた。その読破が先日に終わった。現在、二順目の読誦に入っている。また並行して音読していた漢文の真訓対照『法華三部経』三木随法編著(全461頁)(東方出版)も、やっと337頁まできた。

 現代語訳『法華経』を読破して、石原慎太郎の解説でお釈迦様の教えに納得させられた。

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  石原慎太郎著 現代語訳『法華経』(全509頁)(玄冬舎)

  『法華三部経』三木随法編著(全461頁)(東方出版)

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 三木随法編著『法華三部経』

   漢文の読み下し文でおおよその意味はわかる。

   般若心経の全漢文のお経に比べれば理解は容易である。

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 下記は石原慎太郎著 現代語訳『法華経』の解説部で、それを加筆編集して要約することで、法華経がよく理解できた。

 また三木随法編著の漢文真訓対照『法華三部経』の漢文の読み下し文と、石原慎太郎著現代語訳『法華経』と併行して読んだことで、内容の理解が深まった。

  法華経は、正式名を妙法蓮華経という。お経の中でも早い時期に作成されたといわれており、主に天台宗と日蓮宗で読み上げられる。曹洞宗でも、「妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈」がお勤めのお経として読まれている。

 法華経では、「今を生きることが最も大切である」「人は皆平等であり、どのような人も隔たりなく成仏して極楽浄土に行ける」という、仏教の原点の教えが説かれてる。

 それがキリスト教やイスラム教の一神教と違うところである。一神教は、厳密な教えで、それに背くと、地獄にしか行くしかない。まるで洋服を着るようで、礼服に合わせて生活するような感じである。ところが仏教では、まるで和服を着るように、人間にあわせて、その体を包み込んでくれるようだ。なにせどんな悪人でも、何妙法蓮華経と唱えれば、極楽浄土へ行ける。今の社会のように多様性を認めた宗教である。

 聞けば天台宗と日蓮宗の宗徒でも法華経の全てを通して読んだ人は少ないという。それを石原慎太郎著の現代訳『法華経』で全て読破できて、嬉しい。それでその本質がよく理解できた。

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石原慎太郎著現代語訳『法華経』の解説部を要約

 法華経はお釈迦様が、長年その布教活動をされてきて、亡くなる直前に説かれた最終形の法話である。法華経は、人生を生きていくうえで存在と時間の意味を教えてくれる哲学書である。なぜ自分が存在するか。その存在が時間とともに変化することを寓話で説いた説法である。

 法華経の教えでは、死者は不滅である。悟りを得てこの世を去った者は不滅であり、永遠性を保った私たちの先祖だと説いている。確かにご先祖は自分の中に生きている。それが他の宗教と違うところである。だから仏教では、ご先祖を大事に敬う。

 

 お釈迦様の臨終の席で弟子たちが「これからお釈迦様の教えを守り抜く」誓いを立てるが、お釈迦様は、「お前たち弟子に頼ることはない」と否定をされる。そうすると、地面が割れ、無数の菩薩たちが現れ出る様が描写をされている。それこそ単なる死者ではなく、ご先祖、仏の教えを受け継いだご先祖が、地面の下から湧き出て、復活したことを示している。つまりこれは、私たちをご先祖と力強く結びつけている教えを示している。

 我々は長い時間をかけて、自分とは何か、佛はどこにいるのかと探し回っている。しかしその佛といお宝は、自分の中の存在している。まるで青い鳥を探して旅をしていたチルチルとミチルの兄妹。 青い鳥を探し求めるも、結局捕まえられず家に戻ってくる。その青い鳥は家に居たのだ。その童話と同じである。そのことを、多くに寓話を用いて衆生に説いているのが法華経である。

 

 ホーキンズ博士が日本で講演をされた際、石原慎太郎氏が博士に「貴方がいう宇宙時間で、瞬間的というのは、何年ですか?」と問うと、博士は即座に「百年」と答えられた。これは非常に暗示的な回答である。我々人間は、この宇宙空間での100年の人生など瞬間的にしか生かされていないことを示している。

 お釈迦様は宇宙という概念を把握して、その存在の危険性も予言されている。『法華経』で説かれている宇宙の無限の広がりの中、時間という観念は、日常の春夏秋冬という変化にそって考えられている。我々が考えている時間は、位相の違うものとしてお釈迦様は説かれている。これはアインシュタインが思いつき、証明した時間に関する真実と同じである。

 哲学とは、存在と時間を考えることであるとアリストテレスは言う。その存在を変えてしまうのが時間である。それをめぐる存在として第16「如来寿量品」で説かれている。

 

 『法華経』は、無限の宇宙にも教えが及んでいるし、アインシュタインが気づいて説いた位相の違う時間についても解き明かしている。

 

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 馬場恵峰卒寿記念写経書展写真集  『報恩道書写行集』

     (久志能幾研究所刊)より

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キリスト教

 聖書は、キリストが愛を説いた一代記である。キリスト教の教義は後年、神学を基に付け足されて生まれた教義である。

 

イスラム教

 イスラム教はマホメットの高圧的な教えで、いわばマホメット家の家訓である。厳しい自然環境で生まれた家訓としてのイスラム教は、「目には目を、歯には歯を」と厳しい掟がある。温暖な地域で生まれた仏教には大きな寛容さがあるのとは大きな差である。

 

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 馬場恵峰先生宅で撮影   ‎2015‎年‎1‎月‎12‎日
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2024-01-27  久志能幾研究所通信 2810号  小田泰仙

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2024年1月26日 (金)

気を付けよう 雪道歩行 あの世逝き

銀世界 色気のお誘い 逝き景色 

黄金色 政治屋パー券 命取り

 

 先日来、この冬最大の寒波と大雪の来襲で往生している。10年程前、菩提寺の檀家のU医師から、「人は転倒すると100回に一回は骨折する」と聞いた。

 国会議員は100回不正をしても、1回しか逮捕されないようだ。

 忍法「ドリル小渕」術を使えば、証拠は隠滅できるからだ。

 ドリル小渕として勇名をはせた小渕優子が落選せず、塀の上を歩き、塀の中に堕ちず、国会議員を続けていられるのは、選挙民の意識が低いからだ。それでは日本は少しも良くならない。こんな国会議員が跋扈しているから、パーティー券の裏金問題が隠蔽され、国民が地獄に逝きそうだ。

 2012年頃、自宅内の居間で、畳に滑って手で支えたおり、小指を骨折したことがある。小指は小さな力で簡単に折れる。

 私は2013年、朝の散歩中に転倒して手をついたら、骨折したことがある。その日は寒い日で、大垣「四季の路」の川沿の歩道が凍結していた。確かに、人は転ぶと簡単に骨折することを実感した。

 特に雪が路面に積もり、歩きにくい時は、要注意である。私は雪が降ったら外出しない。車での外出も控える。特に高齢になると、バランス感覚と筋力が低下して、転倒しやすくなる。

 私の人生哲学は、

 人は生老病死、何時までも若いつもりで無理をしてはいけない。

 無理とは、宇宙根源の理に反すること。

 老いては古に従え。

 「古」とは、いにしえからの教えである。

 

 

転倒は死の気配

 65歳以上の人で、要介護になった原因の第二位が骨折である。第一位は認知症である。要介護者の16.5%が骨折の原因で要介護になった。要介護になったらお迎えが近い。

 65歳以上の人の骨折の原因は、82%が転倒である。

 65歳以上の人の転倒、転落、墜落で、86.4%の人が死亡している。8851人が死亡である。(厚生省人口実態調査会 2020年)

 骨折して1年後、以前と同じように動ける人は半分だけ、つまり半分の人は、動けない。

 大腿部の付け根の骨折では、5年後生存率は、一般の人の66%未満である。

 

65歳以上の日常生活での事故による救急搬送、8割が転倒 骨折は寿命を左右します (asahi.com)

 

雪景色の大垣「四季の路

 2011年1月16日、大垣は大雪だった。大雪の日は、出歩いてはいけません。当時、私は大垣に帰郷したばかりで、まだ若気の至りの勢いで、美しい雪景色を撮影しながら「四季の路」を歩き回った。今から思うと無謀であった。

 2011年1月16日 撮影

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 四季の路 向うは旧・大垣市役所

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 住吉燈台

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 大垣城 

 

転倒防対策

 大雪の日は、あの世に行かないために、外出を控えよう。

 雪道での車の運転も控えた方が、身のためだ。

 私はスタッドレスタイヤを持っていない。雪が降れば、運転しないから必要がない。道路の雪が溶ける1日間を待てないような短気になっては、お迎えは近い。

 老いたら自然現象と仲良くし、気は長く、命を長らえるべし。

 雪景色 油断をすれば 逝き景色

 

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  馬場恵峰先生宅で撮影

 

2024-01-26  久志能幾研究所通信 2809号  小田泰仙

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2024年1月24日 (水)

防災品 買いたい時に モノは無し

防災品 使うときには 期限切れ

 防災品 出番なしこそ 楽園や

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 能登半島地震で被災された方にお見舞い申し上げます。

 昨日(1月23日)、地震報道を受けてホームセンターに非常用トイレ補充分を買いに行ったが、品切れで買えなかった。長期保存水も品切れであった。

 2011年、東日本大震災後に準備した5年間保証の水が、先日、台所の奥から出てきた。賞味期限は2015年8月17日であった。つまり期限後、8年5ケ月経過しないと気が付かなかった。それを教えてくれたのは能登半島地震である。 

 

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 私の防災上の黒歴史として保管すべき品

  賞味期限 2015年8月17日

  

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 最近の地震災害の頻発で、防災品の備蓄状況を確認して、それを補充しようと昨日、ホームセンターに出向いたら、欲しい防災品の棚が空っぽであった。皆さんの考えることは同じで、どのホームセンターでも、防災品は品薄のようだ。改めて、防災品の備蓄は日頃からしておかねばならないと肝に銘じた。

 それで我家の防災備蓄品を再整備した。専用の防災ボックスを準備して(今は応急的で単なる段ボールだが)、見直し時期も明記した。今まで、見直し時期の明記をしていなかった。

  何ごとを始めるにも、最初の一歩は、入れもの・場作り・心がけからである。あとは少しずつ増やして行けばよい。防災品の備蓄も同じである。

 準備万端で、それが使われないのが、最高の危機管理である。

 この極寒の時期、震災に遭わなかった今の自分の幸せを神仏に感謝しよう。

 大地震被害は、明日は我が身である。心して、その備えをしよう。

 天災は油断したとき、やってくる。

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 まずは箱を準備して、そこに期限を書いておく。箱は応急的で、後日、正式のものと入れ替え予定

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防災備蓄ボックスに入れるモノ

1 備品リスト

 これが一番重要である。まず今、何がどれだけあるかを一目で把握できるようにするリストが一番必要だ。要は視える化である。現状把握できなければ、何も進まない。そうすれば、適切な補充が可能になる。

 そのリストに、備蓄品名、賞味期限、保管量を明記する。

 そのリストを定期的見直す。忘れないように箱の外部に見直し期限を明記する。そうすれば、見直し間隔は5年でも可である。

 

2 乾電池

 乾電池 単3 12本 10年保証

 乾電池 単2 6本(懐中電灯用) 10年保証

 単三用のバッテリー収納器(スマオ充電用)

 

 乾電池の補充を忘れても、10年間の長期保証された乾電池なら安心である。

 

3 ビニール袋

  大規模大震災の折、行政からのごみ回収が1か月途絶えるかもしれない。能登地震の事例を見ても、道路が破壊されて車の運行ができなくなる恐れがある。

  それを想定して、ごみ用のビニール袋を多めに備蓄すべき。袋は非常時に多用途に使える。

 45ℓ 黒のビニール袋  20袋

 45ℓ 透明のビニール袋 20袋

 70ℓのビニール袋    10袋

   レインコートや割れた窓の一時補修としても使用可

 レジ袋(非常用のゴミ分類)

 アイラップ      60袋

  非常時の料理用にも使える。熱湯中でも使える。

  食料品の小分け用に使える優れもの。

 

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  アイラップ

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4 非常時の暖房

 電気ガスが止まっても、暖が取れる準備が必要だ。

 北海道や東北に限定しなくても、外気温が10℃以下になると凍死者が増加する。平時でも年間1,000名前後の人が凍死している。

 灯油は長期に保存ができない。電気が止まれば、ガソリンスタンドに行っても、灯油を買えない。停電でガソリンスタンドの給油ポンプが回らないからだ。

  カセット式ガス缶は、7年間保管が可能である。非常時用には最適で、日頃、月に1本を使って、備蓄を切らさないようにすればよい。

ガス缶を準備 7日分で28本

ガス缶用のコンロ     準備スミ(約1万円)

ガス缶用のストーブ用意  約2万円~3万円

 カセット缶1本で、約2時間の暖房を取ることが出来る。 

 一日4本で8時間の暖房、4本×7日で28本の備蓄があればよい。

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  この件で、カセット式暖房機を購入予定である。2,3万円の費用で命が守れる。

 

 暖をとるために、炭を備蓄するのも一案である。現在、お風呂に入れている炭がある。使用後の処理に困っていたが、これを非常用に備蓄することにした。

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5 非常トイレ 一人当たり一週間で50回分 

 入れる方は我慢できても、出す方は我慢できない。能登半島地震で、トイレ問題で悲惨な状況になっていることが報道されている。

 一人、一日5回、10日分の非常用トイレの準備が必要である。

 出来れば1か月分が有るのが理想である。巨大地震が起きると、断水は1か月続く。それが熊本地震、能登半島地震での現実である。

 下記は能登半島地震でのトイレ問題の記事です。読売新聞社。(リンクが切れたので、追記します)

 被災者を最も悩ませたのは、トイレだった。断水の影響で水が流れない。便器をポリ袋で覆い、利用後に凝固剤で汚物を固めて処理していたが、処理が追いつかず、不衛生な状態が続いていた。足腰が悪くトイレへ頻繁に行きづらく、食事や水を制限する人もいた( 被災者を最も悩ませるのはトイレ、汚物処理追いつかず不衛生な状態続く…食事や水を制限する人も (msn.com)  能登半島地震での読売新聞の報道より) 

 

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6 水の備蓄

 水1.5ℓを2本×7日で14本

  10年保管可の水が良い。準備しても、補充を忘れがちだから。

   一応エコキュートで水が400ℓは備蓄されている

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7 折り畳み式の水貯蔵パック

 自宅がエコキュートでなければ、折り畳み式の水貯蔵パックが必要である。

 水道が止まり、給水車から水の配給を受ける際に必要である。ホームセンターで売れ行きが急増しているとか。

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8 非常食 お粥 3食×10日 30食

 食べる方は無くても、水があれば生き延びれる。

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9 トイレットペーパーやティッシュペーパー

   日用品の備蓄も必要である。南海トラフ大地震が起きると、静岡県も被害が大きい。静岡県の沿岸に製紙工場が沢山あり、それが被害を受けると、しばらく紙の生産が途絶える恐れがあるからだ。昭和48年のオイルショック時のトイレットペーパーの大騒ぎを思い出そう。

 その対策として、ローリングストック方式で、1か月分の備蓄をして、そこから毎日使い、使った分だけ、補充するやり方が良い。

 

2024-01-24  久志能幾研究所通信 2808号  小田泰仙

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2024年1月22日 (月)

巡礼 平田晴之介 作品展 in Sagan

 

 平田晴之介 「Landscape」展

 岐阜市川原町 Gallery Sagan

 2024年1月12日~1月30日 11:00~17:00

                   定休 水・木

 

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 世間に迎合して、売れる作品を作成するのは、芸術活動ではないようだ。そういう点で平田さんの作品は芸術作品である。確かに何か惹かれるものがある。

 

作品を作る理由

 「なぜこういう芸術作品を作るのか?」と私は作家にいつもの質問をする。しかし、いつもの「作りたいから作る。伝えたいメッセージはない」と困った回答がほとんどである。多くの芸術家の回答は、「画きたいから画いた」である。芸術家は息を吐くように作品を作る。政治家は息を吐くように嘘をつく。それに比べれば、真摯に本音を語ってくれる芸術家と話し合うのは楽しい。

 

 

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 作家の平田晴之介さん

平田晴之介 略歴

1993年生まれ

2021年 桑沢デザイン研究所卒業後

東京にてフリーのグラフィックデザイナーとして活動

東京TDC入選

タイポグラフィ年鑑入選等

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製作工程

 平田さんの作品は、デジタル作品でありながら、デジタル複製を許さない。一点一点サインをして一点ものである。色の変更やオリジナルの写真の形状の変更はしない。

 デザインを加えるのは、写真のピクセルの形状だけを変更するという。そのやり方の説明を受けたが、私にはよくわからなかった。次回お会いした時、詳しく聴く予定である。

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製作過程

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  オリジナル画像

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 一次加工後

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 完成後 部分

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  完成後 部分

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  完成画像

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芸術品とは

 芸術家には何かを他人に伝えたいという意思はないようだ。ピカソの「ゲルニカ」は芸術ではないという話しを聞いた。「ゲルニカ」は、ピカソが戦争の悲惨さを多くに人に伝えたいという啓蒙・宣伝画である。だから芸術作品ではないという説である。

 芸術家はそんな俗世間?の下世話?な軋轢を離れて、ただ芸術家が感じたことを表現した「現象」のようだ。

 

 それを「何の目的で画いたの?」という俗物からの質問には芸術家は答えられないのが現実のようだ。「なぜ山に登る?」、「そこに山があるから」との禅問答のようだ。

 芸術はただ見て楽しめばよいようだ。裸婦の絵画でも、目的はなく、ただ美しい姿を残したい、それと同じようだ。

 

真の芸術家・ゴッホ

 ゴッホは絵を売るために絵を描かなかった。描きたい絵を描いた。ゴッホの絵は、時代が変わってから世間の価値観が変わり、やっと大衆に受け入れられた。カネに目ざとい画商によって値段は異常に吊り上げられた。今でも私はゴッホの絵の良さが分からない。カネを積まれれば家に飾ってもいいが、カネを出してまでして家に飾りたくない。幸い、庶民が買える値段ではないので、買おうとも思わない。またゴッホの絵は和室の私の居間には合わない。それが名画かどうかは別の価値観である。俗物の私は、「ゴッホの絵は(私には)名画ではない」と言うしかない。

 

 小休止

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 Sagan の喫茶室で見つけた素敵な猫

 「手紙を届ける猫」

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2024-01-22  久志能幾研究所通信 2807号  小田泰仙

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2024年1月21日 (日)

真エネルギー政策、脱利権、脱中国、脱民族虐殺

 

 我が家のエネルギー政策は、脱自動車、脱病気である。冷暖房はエアコンが基本で、再生エネルギー使わず、太陽光発電やらず、電気自動車も買わない。なるべく電車、バス利用である。基本は歩くである。

 

 脱炭素として、自動車をなるべく使わず、公共機関、自分の足を使って移動である。脱炭素に一番反することは、事故を起こすこと。事故を起こせば、その対応で多大のエネルギーを使う。

 交通事故は、走行距離に比例して、一定の比率で必ず発生する。要は、運転しなければ、事故は起こらない。

 

 人生道を走る上での最大の反「脱炭素」行動は、病気になること。病気になると、多大の石油を使うことになる。健康こそ、最大の脱炭素行動である。

 

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冷暖房

 私の家での冷暖房は、エアコンが基本である。電気コストは高いが、まず健康上と安全上でエアコン一択である。エアコンは空気を汚さない、安全な暖房と言える。暖房の補完として石油ストーブを使っている。昼間はエアコンだけだと少し寒いので、補助的に灯油ストーブを使う。温まるまでの1時間の限定で使っている。

 

 電気もエコキュートを使い、深夜電力を活用している。以前は都市ガスを使っていたが、ガスを止めてオール電化である。確かに都市ガスの火力は強く、速く温まるが、その分、お金がかかる。空気も汚れる。

 また私が高齢になり、火の扱いに不安を覚え、オール電化にした。歳を取ると、ついうっかりで火の消し忘れも危惧される。また大震災時のことを考え、ガスよりも電気が総合的にベターであると判断した。

 災害時の復旧するための日数は、ガスの復旧は時間が極端に長い。

 また大垣ガスの経営陣が信用できないので、ガスをやめた。

 復旧するための日数  電気 6日

           上水道 30日

           ガス  55日

 都市ガスでの暖房は、部屋の中の酸欠を招き、健康上で芳しくなく、就寝中の危険性を考えるとガス暖房と言うわけにはいかない。

 室温が18度以下だと、高齢者の寿命が短くなるという医学データがある。冬はもちろん、夏も熱中症対策で、私の家は就寝中も室温維持のため、エアコンをかけっぱなしである。お金の問題でなく、生死の問題である。 

 

最大の省エネ暖房器具

 自家の最大の省エネ暖房器具は、重ね着である。着ぶくれでもいいから服を着こんで過ごしている。それが一番の省エネである。かのエリザベス女王も、英王室の経費節約で、余分に一枚羽織って暖房費を節約したという。

 

太陽光発電

 私は太陽光発電を使わないし、その使用に反対である。太陽光発電は中国のパネルが8割を占め、媚中議員の利権となっている。そのパネルの生産には、ウイグル族の強制収容収監、臓器摘出のおぞましい背景がある。それは国連が正式に認めている事実である。日本は媚中派の公明党が反対したので、国連決議に加われなかった。

 結晶シリコンの世界の45%はウイグル地区で生産されっている。残りの30%がウイグル以外の中国である。中国の生産は75%になっている。日本の太陽光パネルの8割が中国からの輸入品である。

 太陽光パネルを推進するということは、中国にカネを流すということだ。それを推進している輩は、中国からのリターンが多いということだ。それが誰かは日頃のニュースを見ていれば、すぐわかる。

 太陽光発電は天候が不安定な日本には合わない。天候が悪い日や夜間には発電できない。梅雨や冬期などは長期間発電できない。その場合は電力会社から買電しなくてはならない。少しも脱炭素社会にならない。

 また狭い国の日本で、太陽光発電は従来の発電所の300倍の面積が必要である。日本の国情に合っていない。

 また火災時の危険性もあり、太陽光発電には私は大反対である。

 

電気自動車

 私は電気自動車(EV)を買わない。またガソリン車よりも、まず電車、バスを使って、自家用車に乗る機会を減らした。それが一番の脱炭素である。

 自家用車では移動にキロ130円の経費が掛かる。バス、電車ならその費用はその5分の一以下である。

 例えば、自家用車で大垣の自宅から岐阜市の中心部に行くと片道距離約20キロで、2600円かかる。電車バスなら470円である。それでいて所用時間は同じである。電車バスなら移動中にお仕事が出来る。

 

 EVもその電池の生産で、中国の希少金属で生産が制限されている。EV推進は、日本の自動車技術に追いつけない欧米と中国がしかけたトヨタ潰しの陰謀である。世界の全ガソリン車をEVに置き換えたくても、必要な電池生産に必要な希少金属が地球上に存在しない。

 実際、EVの生産から、運転、廃棄までの全エネルギーを計算するとEVはガソリン車よりも多くの石油を使い、少しも脱炭素になっていない。それが最近暴露され、欧米でEVへのシフトが止っている。

 

SDGsは旧統一教会もどき

 SDGsはまるで旧統一教会もどきの活動である。その趣旨は素晴らしいが、その裏では新興宗教まがいの騙し合いが跋扈している。太陽光発電も風力発電も、電気自動車も実際は、利権まみれである。そのパネル生産では、ウイグル族のジェノサイド、有害重金属の垂れ流しが蔓延している。太陽光発電も風力発電も日本の自然風土に合わず、自然環境を破壊し、山の蓄水機能を破壊し、大災害を誘発している。熱海の土砂崩れが良い例である。

 令和3年7月3日10時30分頃に静岡県熱海市伊豆山の逢初川で土石流が発生し、下流で甚大な被害が発生した。28人が犠牲となった。

 太陽光発電のパネルを並べるために、山が削られ、樹木が伐採されて、自然が破壊されている。

 

再生エネルギー政策の闇

 太陽光、風力発電等の再生エネルギー政策で、政府は再生エネルギーの推進のためと称して、電気代に再生エネルギー税が上乗せされている。多くの人はそれに気が付かず、支払っている。一般的な3人家族の家で毎月約1,300円の再生エネルギー税が有無を言わさず、徴収されている。電気明細を穴のあくほど見てみよう。

 自家では、毎月1600円ほどの再生エネルギー税が強制集金されている。

 敵もさる者、電気使用明細は、多くの人が見えないように電子化されて、郵送されなくなっている。特別に申請して月100円の郵便代を払わないと、容易には閲覧できない。敵は狡猾である。

 

 その再生エネルギー税の金の一部が、太陽光発電の家が売電する金が回されている。当然、今までにないカネが動けば、裏でその金の一部をチューチューする公金詐取人がいる。だからやめられない、止らない。

 

エネルギー別単価比較

 全国平均(2023年12月) エネルギー別単価比較<1kWh当りのエネルギー単価(税込み)>

灯油のエネルギー単価を1とすると

  灯油       1.00

  LPガス     1.99

  都市ガス     1.24

  電気(夜間)   1.58

  電気(昼間)   2.67

  電気(従量電灯) 2.21

 

 2023年12月度のエネルギー別単価比較を見てみると、灯油に比べて、電気(昼間)は約2.7倍、深夜料金に比べて1.58倍である。基本的に灯油は他のエネルギーより経済的だ。それは直接、手元で燃やしてエネルギーに変換するからである

 

 

2024-01-21  久志能幾研究所通信 2806号  小田泰仙

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2024年1月18日 (木)

南海トラフ巨大地震、昇龍の心で対処

 

 南海トラフ巨大地震が襲来して、家が倒壊し、家族を失い、無一文になっても、命さえあり、そこから立ち上がる気力があればよい。それが心身の復元力・耐震力・剛性力である。

 天は自ら助くる者を助く。

 Heaven helps those who help themselves.

 トヨタ生産システム式に言えば、自工程完結である。

 人間社会で生み出したものは、人間社会で解決できる。日本列島に住む以上は、天災を考えて、家の耐震化や都市の防御システムを考えねばならぬ。残念ながら、現在、それが不十分である。でも今から準備すればよい。気づいた時が改革を始める時だ。何事も遅すぎることはない。

 

忍法踏み倒し

 人生でどんな激震に出会っても、心身の耐震力が高ければ、また立ち上がれる。どうせ裸で生まれて裸で死んでいく身である。

 失うものは、この世の夢幻の作り物である。

 色即是空、空即是色

 どれだけ借金を背負っても、命までは取られない。一億円の借金もあの世では空手形である。忍法踏み倒しで、この世をたくましく生きよう。そういうノー天気力が高コンプライアンス体質である。

 大震災に向けて貯めるべきは、どんな状況でも生きていく気力体力、焼け野原で生きていく生命力である。太平洋戦争の敗戦後、日本は焼け野原から奇跡の復興を成し遂げたではないか。そのたくましい精神を思い出そう。

 過去2000年間のスケールで考えれば、日本人として日本列島に住めば、100年毎に南海トラフ巨大地震に遭うのは定期災害である。ご先祖はそれに耐えて、何度も立ち上ってきた。現代人の我々が耐えれないはずがない。

 ただ今の現代人は虚空のシガラミを持ち過ぎている。巨大地震が定期的に襲ってくることを忘れて、砂上の楼閣の財産を作り上げすぎた。先人がここまで津波が来た、という痕跡を残したのに、それを超えて住宅地を作ってしまった。子孫は、先人の戒めを忘れていた。遅くても、それに気が付けば、対策が打てる。そうすれば耐震力が上がる。

 

太平洋戦争と比較

 南海トラフ巨大地震で220兆円の損害、死者は32万人がでることが予想される。そのために100兆円を防災にかければ、その4割は減災できる。やるかやらないかだけである。やってくれる政治家に投票しよう。

 過去の太平洋戦争で320万人の日本人が亡くなった。その人災をおもえば、南海トラフ巨大地震の準備にカネをかけて準備はできる。

 太平洋戦争(日中戦争を含む)の名目上の戦費総額は約7600億円。 日中戦争開戦時のGDPは228億円で、戦費総額のGDP比率を計算すると、33倍になる。国家予算に対する比率では280倍となる。

 南海トラフ巨大地震は大戦争である。その対策に、国家予算と同額の100兆円をかけてもおかしくない。10年計画で、毎年10兆円を投入するだけだ。

 2024年度の防衛予算は、6兆7880億円である。それからすれば10兆円を捻出するのは難しい話ではない。

  それを阻害するのは、パーティー券での裏金で蠢く売国奴議員たちである。がん細胞のような議員を排除しないと、対策が打てない。国民がしっかりと目を開いて売国奴を選挙で排除することだ。

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昇龍の心

 世の中の激震やトラブルに対して、超越した姿が昇龍である。そんな地獄の域を抜け出し、昇天すればよいのだ。どんなに被災しても、心が龍であれば、極楽である。日本で起きる災害は、宇宙根源の理に従って起きることで、アウシュビッツやシベリア抑留のような人間が起こす地獄絵ではないのだ。起こることが確実視されている自然災害を軽視して、それに備えなかったら、鉄槌が下される。

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  昇龍  樋口ナオミ 画    Saganにて

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 中島法晃 画   「楽園」(下側)と「現象」(上側) Saganにて

 

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  中島法晃 画   「現象」部分

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  中島法晃 画  「楽園」部分

 

コンプライアンス

 コンプライアンスとは機械工学用語で、ばね定数の逆数を指す数値である。コンプライアンス値が高いとは、バネが力を受けてもたわみが少ないことを現す。つまり剛性の高さを言う。

 コンプライアンス=1÷【ばね定数】

 船で言えば、横波を受けて傾いても復元する力である。コンプライアンス値が小さいと沈没してしまう。

 パワーステアリングで言えば、小さな石ころを踏んでも、ハンドルを取られず真っすぐ走れる能力である。パワーステアリングは、曲がるのは簡単だが、真っ直ぐに走るように設計するのが難しい。人生も同じで、曲がるのは簡単だ。一事一心一本道で真っ直ぐに走るのが難しい。

 

 要は、コンプライアンスとは、外から力を受けても動かない程度を現す。法律用語でコンプライアンスとは順法精神のことで、下世話に言えば、賄賂をもらっても動かない程度を現す。100万円の賄賂で違法行為を許せば、その人のコンプライアンスは100万円である。

 人のコンプライアンスとは、人生で色んな逆境や賄賂の力を受けても、それに耐えれれば、それがその人のコンプライアンス(耐震能力)は高いと言える。

 

 久志能幾研究所通信  人生のコンプライアンス値

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心身の耐震力向上策

宇宙根源の理に従う

  過去2000年間、100年に一度、南海トラフ大地震が起きているのだから、それに備えるのが心の耐震力の向上である。

 

笑顔でやりすごす

  笑顔こそ、耐震力の現れである。

  笑う門に、龍風が来る。

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健康管理

  死んでもいいから、健康を目指す。健康でないと、逆境に耐えられない。

  そのために免疫力向上を心がける。健康なら、どんな逆境でも乗り越えられる。

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報恩感謝

  どんな辛いことも、前工程は神様、後工程はお客様と考えればよい。神仏から与えられた課題が仕事である。そこから付加価値を生み出すのが自分の責任である。トヨタ生産システムの考えである。

 

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 頭を低く

  エリートは頭が高い。頭でっかちで、頭が高いと逆境に弱い。人間は裸で生まれて、裸で死んでいく。そう達観すれば、何も怖くない。

 家の屋根に重たい太陽光パネルを載せると、地震の際、倒壊の恐れが出る。それと同じである。

 

転ぶ練習をする

  自転車が早く上手くなる秘訣は、沢山転ぶこと。それは転んで立ち上がる練習である。辛い目や失敗を多く経験して心を柔らかく(柔軟に)しておく。失敗を経験として捉える。失敗を試行錯誤の一つとして捉える。そうすれば失敗が苦でなくなる。失敗して泣いた数だけ、心のコンプライアンス値が高くなったと思う事

 

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 転んでもよい、泣いてもよい、感情に揺さぶられてもよい。大きく振れて、元に戻ればよい。もとに戻る力が耐震力だ。戻らないと、そのまま鬱病になって人生が終わってしまう。それの耐力の大きさがコンプライアンス値であらわされる。

 

ヴァーサ号

 スウェーデン海軍のヴァーサ号はグスタフ2世アドルフの命によって1626年起工された当時世界最大の戦艦である。ヴァーサ号は、高さ52m、長さ69m、重量1200トン、10枚もの帆を掲げる3本のマストの戦艦であった。64の大砲が装備されてた重量級の戦艦である。

 ヴァーサ号は処女航海に出て1300mほど走行して、横風に煽られ、バランスを崩し、湾内で沈没した。戦わずして沈んだので、平和を愛するスウェーデンを象徴する戦艦である。

 沈没原因は、頭でっかちの船体構造にあった。要は船のコンプライアンス値が低かったのだ。まるで頭でっかちのエリートが社会で失敗するのと同じ構図である。

 私は1985年、このヴァーサ号博物館を訪れ、多くのことを学んだ。

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  写真は、WASA 公式ガイドブックより引用
 

 

2024-01-13  久志能幾研究所通信 2805号  小田泰仙

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2024年1月17日 (水)

高観、昇龍が見る世界観

 

 高い位置、高い精神状態でないと見えない世界がある。小さな子供が見る世界と、大人が見る世界は違う。小さな子供(小人(ことな))が見る現象は表面的なことだけである。それに対して大人が見る世界は全く異なる。大人はその現象の向う側にダイヤモンド(智慧・知恵)を発見する。

 「観」という漢字の成り立ちは、コウノトリから見る目である。

 人間より、鳥よりも高く昇る龍が見る世界は、次元が違う。昇龍は高観を持って、この世の真実を俯瞰する。

 

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「観/觀」という漢字の意味・成り立ち・読み方・画数・部首を学習 (okjiten.jp)

https://okjiten.jp/kanji643.html

 

龍の目

 ある時、アインシュタインはエリザベス女王に問うた。「もしこの崖から飛び降りたら、どうなるでしょうか」と。エリザベス女王は、そんなことをすれば死んでしまうと思ったが、アインシュタインは、生死には眼中になく、純粋に物理学だけを考えていた。墜落時には無重力状態になる。彼はその状態を知りたかったのだ。彼に思考は龍になった。天才の思考は、凡人では思いつかない。常人よりも高い精神性で物事を考える。それが龍である。そしてアインシュタインは相対性原理を発見してノーベル賞を取った。龍がダイヤモンドを手にしたのだ。

 

 地獄であった強制収容生活が、実は極楽に行くための修行であったことを発見するのが昇龍である。まるでアウシュビッツから生還したフランクルの心境である。かれはこの試練が人生で何か意味があると信じて強制収容所生活をすごした。

 

  昇龍がガンの発症で見るのは、ガンという「病」の事象ではなく、ガンを発症させた自分の「気」であり、ガンになった真因である。多くの人は「病」だけに目を囚われる。龍の眼で見なければ、「気」は見えない。がんを突然の災難と考え、「なんで私だけが」と嘆き、治療は医者任せ、世を儚み、家に閉じこもって、ますます病状を悪化させる。昇龍の眼で、がんになった真因を探し、それの対策を打つ。それが高観での治療である。

 何でも元を絶たなきゃダメなのよ。なぜガンになった?

 なぜ何故を5回繰り返して、真因を探し、がんと向き合おう。それがトヨタ生産システムの考え方である。

 ガンは、自分生産工場が、間違った生産工程で生み出した不良品である。ガンの再発防止は、その間違いを正せばよいだけ。

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  昇龍  樋口ナオミ 画    Saganにて

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 中島法晃 画   「楽園」(下側)と「現象」(上側) Saganにて

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2024-01-16  久志能幾研究所通信 2804号  小田泰仙

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