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2023年1月

2023年1月17日 (火)

納骨 風土記 地球環境の持続可能性

 

 関東と関西で、納骨の方式が違うことを、私は古希を超えて初めて知った。関東の同年代の知人に聞いても、同じように知らなかったので、少し安心した。世の中、知らないことばかりである。

 

 今回、関西系の私が東京での納骨式に初めて参列して発見したことは、関東では納骨では骨壺のまま墓の納骨室に収める、とのことである。 中部地方も同じようである。私は中部地方に住んでいて知らなかった。

 関西では、納骨はお墓の納骨室の土の上に(布の袋に入れて)置く

 2015年にお墓を改建したときも、私は古いお墓から回収したお骨を、新しいお墓の納骨室の土の上に置いた。その時は、写経を開眼法要までに110枚ほど書き溜めて、それを土の上に敷いて、その上にお骨を袋に入れて収めた。その袋には全面に般若心経が書かれていた。

 

 東京の知人は骨壺方式が当たり前と思っていたし、関西系の私は関西方式のお骨を土の上に置くのが当たり前と思っていた。東京の知人も、本件を聞いてみたら、東京方式が当たり前で、関西方式を知らなかった。お互い、古希を過ぎた人間で、世間の常識はひと通り知っているはずが、この程度の有様である。言われてみれば、実際の納骨式には、よほどの親族でないと立ち会わないので、その実態を知らないのだ。

 

お墓の機能

 私は、「お墓はお骨を土に還す装置である」と教えられてきた。だから土の上にお骨を置けば、バクテリアが80年かけて土に還してくれる。それを私は正しいと信じていた。しかしそれは各地の風土の違いのようだ。どちらが正しいかではなく、日本では、各地で違った風習なのだ。これで一つ賢くなった。

 なお骨壺方式では、80年経っても骨は風化せずそのままのようだ。しかし長い間に骨壺内に水が溜まるので、最近は骨壺の下側に1ミリくらいの水抜きの穴が設置されているという。

 

墓とは

 人生は幕の内で暮らすこと。生きている間は「お天道様」の下で暮らす。だから「幕」の下側が、「日」である。死んでからは、土の上で暮らす。だから「幕」の下が「土」である。

 

 その字源からみると、お骨は土に上に置くのが正式の方式のようだ。しかし時代が変り、場所も変われば、その方式も変わる。私(人間)は土から生まれて、土に還る。そう思うと、私は骨壺方式よりも、土の上に置かれて土に還った方を選択したい。自分で建てた墓で、自分で書いた般若心経の紙束を布団にして、永眠する予定だ。

 

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 墓芝石に設置した納骨室部。そこに山土を敷設した。この上に墓石が設置される。

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 納骨室に写経の紙を110枚程置いた。その上にお骨を置いた。

 お墓を改建した当時は、自分もこのお墓に入ることを全く考えていなたかったが、冷静に考えれば、自分もいつかこのお墓にはいるのだと気が付いた。その時、冷たい骨壺の中で過ごすより、温かみのある紙(写経紙)の布団の上で、80年かけて土に還ったほうが安眠できそうだと気が付いた。それが地球にも優しいサスティナビリティなのだ。ご先祖様の為にと思って墓を改建したが、それは自分にも返ってくるのだ。情けは人の為ならず、である。

 

2023-01-17  久志能幾研究所通信 2591  小田泰仙

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2023年1月16日 (月)

磨墨智324 自分の評価価値を知ろう - 改

 

遅刻は、自分に対する軽視表現

 相手の自分への認識価値を確認しよう。人は潜在意識で行動する。それがそのまま約束時間での行動に現れる。

 

 自分の時間を大事にする以上、他人との約束時間、特に待ち合わせ時間を守るのも、間接的に大きな時間節約である。人さまの時間を尊重しない人間に、自分の時間の大切さは分からない。

 曰く「遅刻は最大の拒否表現」

 それは人とのご縁を大事にすることだ。私は、人の評価にこの待ち合わせ時間の正確さである程度判断している。その人の持つ人格、人生思想、自分への評価(自分がどの程度大事に思われているか)に、高い相関係数がある。

 

縁起説

 仏教の縁起説では、人生は縁の出会いで始まる。良い出会いが、良い縁を招く。だから良き出会いを求めばならぬ。またその出会いを良いものにする努力をしなければならない。それが、待ち合わせ時間を厳守する心掛けである。

 

未来の損失を防ぐ

  あと36年しか生きられない、残り少ない人生で(?) 、付き合う人物を選別することは人生の密度を高くする。時間にルーズな人から将来受けるであろう時間損失を考えると恐怖である。時間は命なのだ。

 またこのことの、私は自分へのけじめとして、待ち合わせで、電車で行く場合は必ず予定の一本前の電車で行く。そうすれば一つ乗り遅れても慌てなくて済む。現地で時間があれば、することはいくらでもある。

 

 私は待ち合わせ場所を、なるべく本屋ですることにしている。ここは早く行っても、待ちぼうけを食っても、時間を有効に使える場所だ。また人を待たせると、どうしても受け身になる。人生では主体性が大事である。私は、人を待たせるより、待つほうが性にあっている。

 

出入り禁止

 ある知人(経営研究会仲間)が会いたいと言うので、時間を指定した。相手の都合により、指定時間より1時間も早い時間で約束時間が決った。そのため私は図書館から帰宅する時間を1時間早めて帰宅した。当時、私は国家試験受験のため、図書館で毎日勉強をしていた。ところがその約束時間に自宅で待っていると、相手から電話がかかってきて、「今から1時間後に行っていいですか」という。時間に遅れることの謝罪はない。怒り心頭であったが、黙っていた。当日は大した用事でもない話で終わり、そつなく話をして別れた。私は彼の行動に呆れて、その知人とは黙って交際を絶った。

 その御仁は、後日、私ががんで入院したとき、私の不在の家に、とんでもない不始末をしでかした。それで私は電話口で怒鳴りつけて、「二度と来るな」と通告した。そういう人は言わねば分からないのだ。

 私がそんな立場なら、営業マンとして常識的に即刻お詫びに飛んでいく。最低でもお詫びの手紙を書く。しかし彼にはそんな気配もなく、その御仁とはそのまま絶縁となった。そんな気配りもできない心掛けでは、営業成績も上がるまいし、経営研究会に入会している意味もない。その人の行動一つで、その人の能力が分かる。

 

慶弔での待ち合わせ

 特に大事な慶弔関係で出発する場合は、電車を1本か2本前の電車にしている。先日も慶弔関係で遠方に出かけたが、2本前の電車をめがけて行ったので、不都合があっても間に合った。それは当日が休日で、予定した電車のホームライナーが運休の思い違いだった。しかしそのミスには、全く影響を受けず、予定の電車に乗れた。これも予定より早めに行動をしたお陰である。

 その話を相手にしたら、その法事に対してそこまで気を使ってくれたと、大層喜ばれた。そういうことに感じてくれる人は、付き合って心地よい。

 

----15分前の余裕----

 「私の生涯の成功の全ては、他人より15分早く行動したことにある。」

  19世紀初頭、ナポレオンのフランス艦隊をトラファルガー沖で壊滅させたイギリスの名将ネルソン提督の言葉

 

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2023-01-16  久志能幾研究所通信 2590  小田泰仙

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2023年1月15日 (日)

縁起 「この世で縁がない人」との付き合い方

 

 性善説、性悪説を唱えるのは儒教である。「全てのことは縁に始る」との縁起説は仏教である。これは恵峰先生の三回忌法要で圓鏡寺の住職様が、説法でこの教えを説かれた。

 私は、昨年12月24日に九州での恵峰先生の三回忌、昨日(1月14日)に東京での親戚の三回忌に参列して縁起説を意識した。恵峰先生は、儒教の「性善説、性悪説」の教えを否定された。性悪説に従えば、悪人がいくら勉学、修行をしても、善人にはなれないことになるからだ。

 

 仏教の縁起説では、人生は縁の出会いで始まる。良い出会いが、良い縁を招く。だから良き出会いを求めばならぬ。また出会いを良いものにする努力をしなければならない。

 その出会いは全て心が決める。心とはすなわち、その人の魂である。魂の向上を目指さないと、人生は豊かにならない。類は類を呼ぶからだ。

 

4k8a93721s 馬場恵峰書

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縁の多様性

 世間を騒がしているKK問題もやんごとなきお家の騒動も、全て悪縁、穢れた縁との付き合いから始まっている。縁起である。

 安陪さんを殺めた山上徹也容疑者も、その母が間違った教えの縁に関わったのが始まりである。間違った縁につながると、間違った思想に洗脳されてしまう。それから、いくら正気に戻そうとしても無駄である。

 

縁なきご縁

 親戚関係でも、相手がある考えに思い込むと(洗脳状態)、いくら当方が正論を言っても、理解しようとさえしない。だから話し合いが無駄である。それは山上徹也被告の母を説得して1億円のお布施を止めさせるようなものである。その人とは「この世では縁がない」という縁でつながっている。

 現在、私が分かり合えていない親戚たちは80歳以上である。もう時間が無く、生きている間に分かり合える縁もなかろう。それが、「この世では縁がない」という縁である。つい最近、その中の2名が亡くなった。私と分かり合えないままに世を去ったのだ。歳月という名の「佛様のお裁き」である。

 

 515事件では、犬養毅首相が「話せば分かる」というのに、反乱軍は「問答無用」と発砲した。此の世では縁がなかった。その極端な例の惨劇である。

 

 もしお釈迦様が生きておられて、習近平と話し合う機会があっても、ご縁が無いから、分かり合えないであろう。我々が思い違いの人との分かり合いが無理なのと、同じである。

 

全方位外交の愚

 日本には1億2千万人の人間がいる。全能でない凡人の我々は、その全てに人間と縁を結べるわけではない。限られた付き合いの中で、その縁を結んでも、「縁がない人」と無理に縁を結ぼうとするから軋轢が起きる。そういう縁には、近づかず、そっと縁を遠ざけるのが、賢い人の行動である。

 お釈迦様は、全ての人と仲良くせよとは仰せでない。お釈迦様でさえも、縁なき衆生を「縁なき衆生は度し難し」と突き放されている。お釈迦様ではない凡人の我々は、全ての人と平等に付き合うなど無理なのだ。

 第二次世界大戦中のドイツでヒトラーから迫害を受けたユダヤ人で、命を守れたのはドイツから逃げ出した人達だけであった。狂人のヒトラーと個人で戦うのは、狂気の沙汰なのだ。ライオンが襲ってきたら、ウサギのような我々は逃げるしかない。

 

 日本政府も狂国や敵国と、全方位友好外交をする必要はない。それなのに、ノー天気外交で、媚中派の岸田政権は、敵国、味方国の区別なく全方位友好外交を強行している。財界の太鼓持ちのマスコミに踊らされている現状は、痴呆症外交である。次の選挙で自民党にお灸を据えないと、日本国家が危なくなる。

 

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2023-01-15  久志能幾研究所通信 2589  小田泰仙

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2023年1月13日 (金)

「コンド―さん」と絶縁 ご縁のカンバン方式

 

 私は「今度、〇〇します」が口癖の人とは、意識的に縁を遠ざけている。そういう人には、「今度は」は永遠にやってこない。

 私ががんになり、それを伝えると、そういう人は「今度お見舞いに行くね」と言うが、その人が今だかって来たためしがなかった。現実に、そういう人が数人もいた。

 そのうちの一人から4年ぶりにメールの年賀が来て、「一度会いたいですね」と書いてあったので、何時もどうぞ、と返信したが、全く応答がない。

 私ががんになり、その件で、虚言を吐く多くの知人が明らかになり、喜ばしい限りだ。残り少ない人生で、そんな人と付き合いを避けることは、自分の人生時間を創造することなので嬉しいのだ。

 

 人生でやりたいことがあれば、今、やればよい。今度やろうとして、そんな「今度」は永遠にやってこない。いつやるの? 今でしょう!

 

トヨタ生産システム

 それをトヨタ生産システムでは、カンバン方式という。必要な時に必要な数だけを前工程から引いて、必要な数だけを生産して、後工程に流す。早からず、遅からず、である。 

 人生でやるべき事を確実にやっていれば、幸せのご縁は必ずやってくる。幸運の女神もトヨタ生産方式に則って幸運を生産している。トヨタ生産方式で生産すれば、効率的で、女神さまも楽なのだ。

 それが「縁ありて花開き、恩あって実を結ぶ」である。

  

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2023-01-13  久志能幾研究所通信 2588  小田泰仙

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2023年1月12日 (木)

私は芸術家の「おくり人」、閻魔様の前でお裁き

絵画懸賞応募の「おくり人」

 最近の芸術家は、ITを駆使しないと世に出られない。作成した絵画を応募する場合は、その作品を写真に撮り、適切なデータ量に調整して、ネットを通してデータとして事務局に「送る」ことをしないと、受け付けてもらえない。最近は、紙での応募がない場合が多い。

 現代では、作品が成仏するには、「おくり人」によって絵画懸賞応募の事務局の三途の川岸に辿り着かねば、閻魔様の前に辿り着けず、成仏さえできないのだ。

 

ITに疎いと閻魔様の前に行けない

 いくら高尚な芸術作品を生みだす画家でも、ITに疎い人が多い。ITに疎くては、世に作品を「送れない」。私は、芸術家の手足として「おくり人」になっている。

 最近の懸賞応募展では、作品の写真を撮り、写真のデータ量を調整して、ネットから応募である。紙での応募展は少ない。

 さらに、画廊で作品展を開催する場合、チラシや案内ハガキも自分で作成しなければならない。苦しみが一層増す。その場合、「おくりびと」が作品をデザイン配置して、チラシやハガキを作成する。だからハガキやチラシのその製作も、パソコンでの作業となる。最近の芸術家は大変である。

 

前後裁断、全身裁断

 今回、画家の山路徹氏が、岐阜の画廊「ギャラリー・サガン」で作品展を開催するので、その準備の依頼を私にされた。私は上記のチラシ作成、はがき作成、データ送付などの騒動に巻き込まれた。私は画像データの「おくり人」になってしまった。お陰で最近の展覧会関係の状況を知ることができた。それで智慧が一つ増えた。

 

 それもご縁である。それを昔の人は「犬も歩けば棒に当たる」という。だから家に閉じこもっていてはダメなのだ。自分で発信し、自分の足で動かないと、ご縁は手に入らない。地獄の閻魔様の前に出向いて、自分の作品の裁定をしてもらわないと、前に進めない。

 「具体的に動いてごらん  具体的な答えが出るから」 相田みつを

 さらに忙しい現代では、その三途の川の渡し舟に、5分でも乗り遅れると、舟は出てしまう。締め切りがあるのだ。それに遅れると閻魔様の裁定を受けられず成仏できず、幽霊になってしまう。まるでニューヨーク行きの飛行機の出発に5分遅れても、飛行機は離陸してしまうと同じである。だから私はデータの納期厳守の「おくりびと」になった。

 

 修羅場

 本日、その原稿対して特急の修正依頼が来た。前職で技術広報誌の編集長を担当していた経験があるので、なんとか締め切りの修羅場を凌げた。何でも経験はするものである。

 

 下図は、山路徹個展の作品紹介パンフレット(作成途中)です。

 2月に岐阜の画廊「ギャラリー・サガン」で展示会を開催予定です。

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山路徹展  令和5年2月4日~2月28日 

 【Gallery Sagan ギャラリーサガンのご案内】
  住所 岐阜市元浜町35-11 
  営業時間 11:00~17:00
  定休日 火曜日・水曜日
  お問い合わせ (TEL/090-7424-8924)(E-mail/g-sagan@hyper.ocn.ne.jp)

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2023-01-12  久志能幾研究所通信 2587  小田泰仙

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2023年1月11日 (水)

当方見聞録 不法投棄対策で防犯カメラ設置

 

 正月朝に自宅駐車場に枯れ植木が不法投棄をされたので、その対策として駐車場に防犯カメラを設置した(2023年1月10日)。工事業者の話では、最近は防犯カメラを設置の依頼が多く大忙しだとか。その時、ジパングの東方の業者から色々と見聞録の話を聞けたのでそれを含めて紹介する。自宅に防犯カメラを設置しなければならない世相とは、現代ジパングも変わってしまった。『東方見聞録』を書いたマルコポーロが生きていれば、安全な日本の変貌ぶりに驚くであろう。

 

 自宅前は車と人の通りが多いので、カメラ感度を上げると頻繁にセンサが反応して、頻繁に録画状態に陥る。それではメモリーが足りなくなるので、写せる範囲とその感度調整をして、設置した。

 今までは別の防犯カメラを目立たないように設置はしてあったが、今回はカメラの向きを変え、目立つように修正配置をした。カメラの存在を見せつけるだけでも大きな防犯効果がある。さらに「防犯カメラ作動中」との掲示もする予定である。

 これで自宅には10台程の防犯カメラを設置したことになる。それでも死角が発生するので、その都度、それの対策をしている。それが危機管理である。車にも5台のカメラを搭載した。まるでC国ウイグル地区並みである(笑)。

 2014年、駐車中に車に傷をつけられて、全面塗装をした苦い経験がある。費用は30万円である。警察には届けたが、犯人は捕まらない。今後を考えて自分で自己防衛するしかない。それで防犯カメラを設置した。

 

 ちなみに自宅防犯カメラのメーカはパナソニックで、防犯カメラ専門メーカ製ではない。専門メーカのそれは常時録画型で、画素数も荒く、録画時間が限定される。パナソニック製の防犯カメラは、人感センサーで反応した時だけ、ライトが点灯し、録画がされる。

 

事例1

 車の屋根が猫のいたずらで傷つけられて、近所とのいさかいになった家がある。証拠がないので、強く言えなかったが、防犯カメラの画像データを突き付けて解決したとのこと。

 

事例2

 自宅の空き地に頻繁に犬猫の死骸が放棄される事件があった。防犯カメラを付けたら、てき面に効果があり、それが無くなったという。

 

事例3

 隣家から「俺の家を写すな」とクレームが来て、そのカメラの位置を変えたという。プライバシー問題は難しいという事例である。

 

事例4

 私は燐家から、防犯カメラの照明が明るくて眠られないとクレームを付けられた。防犯カメラのセンサーが車の通るたびに反応して、ライトが点灯し、それが隣家の窓を照らしたからだ。

 それでライト点灯を止める設定にして、塀を建てて対応した。防犯カメラ以上にカネがかかった。

 

事例5

 事後処理だが、自宅駐車場からレクサスを瞬時に盗まれて、防犯カメラを設置した家もある。

 私もレクサスLS所有時は、盗難を恐れて駅前の立体駐車場を借りていた。そこは監視カメラが設置されている。レクサスは窃盗団に虎視眈々と狙われてるのだ。

 駅前の立体駐車場には月に22,000 円の費用がかかる。10年間で264万円である。税金と保険料は10年間で176万円である。それに耐えられないなら、レクサスを買う資格はない。本来、自宅に大きな扉付のガレージのない人はレクサスを買ってはダメなのだ。それがあって、レクサスを所有するのを分相応という。レクサスに分相応でない私は、レクサスLSを2年で手放した。

 

 防犯カメラを設置するには、回りの状況に注意して設置が必要である。

 

2023-01-11  久志能幾研究所通信 2586  小田泰仙

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2023年1月10日 (火)

108歳目標(15/16) 詐欺型「侵型コロナウイルス」を防ぐ

 

 人生は多くの毒菌から身を守ることで長寿を達成できる。長寿を妨げるのは、人の悪縁(心の隙に侵入する詐欺型の「侵型コロナウイルス」)によってもたらされる人災である。悪縁により、前向きの意欲が削がれ、生きる気力が無くなる。カネも奪われる。結果として長生きできない。

 結論として、詐欺型の「侵型コロナウィルス」に感染した輩には近寄ってはならない。ソーシャルディスタンスをとり、心に防毒マスクをして、手ではなく、その人との縁から足を洗う事。東大卒の学歴も、社長という肩書も、元会長という肩書も、経営研究会という錦の名目も、それは粗製乱造のワクチンと同じように信用できない。虚名のワクチンを信用し過ぎると超過破産の憂き目にあう。

 

ワクチンの期待外れ

 その悪縁も、相手が社長だから信用できるわけではない。社長と言っても、日本全国には会社が386万社あり、そのうち99.7%は中小零細企業である。そのうち大企業はわずか1000社ほどだ。残りの385万9000社は、中小企業の社長である。だから社長と言っても吐いて捨てるほど存在する。私は信用してつきあった社長に裏切られた。それまで、社長と言えば、大企業の人徳ある社長をイメージしていたからだ。

 東大卒とのワクチンブランドを信用してはならない。働ける期間を40年とすると、その間の東大卒の人間は40万人も存在するのだ。それだけの人数がいれば、ピンからキリまで存在する。ブランドの大学卒の首相が日本を危機に陥れた事例は、数多い。

 歌舞伎町を歩けば、全員が「社っ長さん!」と客引きに呼び止められる。コロナワクチンを打ったから安全ではないと同じで、会社の社長だから、また経営研究会の会員だから信用できるわけではない。私はコロナワクチンを信じていなかったが、経営研究会という名のワクチンにも裏切られた。社会を生き延びていくための詐欺的「侵型コロナウイルス」対策が必要である。

 

ガン予防

 人はガンでは死なない。ガンで免疫力が低下して、入ってきたばい菌により、肺炎等の炎症を起こして死ぬ。だから私は、がんの術後の療養として、体力向上、免疫力向上を心掛けている。狂った生活習慣、狂った食生活を避けている。がんは生活習慣病である。だからその生活習慣を正さないと治らないし、再発する。詐欺的「侵型コロナウイルス」対策も、元を断たなきゃ真の対策とならない。

 往々に、詐欺的「侵型コロナウイルス」に感染した医師は、対処療法しかしない。その医師は、拝金病も併発している。なぜなら対処療法の方が短期に効果が出て、なおかつ儲かるからだ。しかし降圧剤を代表例に言うと、対処療法では長期で認知症、ガン、心筋梗塞、脳梗塞になりがちである。

 

大垣市の病状

 組織はカネを餌にする詐欺型「侵型コロナウイルス」のような輩によって、ボロボロにされる。政治家の利権行為は、組織の生き血を吸う新型コロナウイルスと同じである。それが原因で大垣市は衰弱した。新型コロナウイルスのような利権政治家だけが太った。

 今回の「ゴミ袋有料化政策」で、一部の利権業者がまた暴利で太るようだ。これも詐欺型「侵型コロナウイルス」による病状である。

 大垣市は寄付金を業者から他市よりも10倍以上もたかっている。業者も大垣市からたかられれば、その分、どこかで取り戻す行動に「写す」のが自然の理である。業者も生きて行かねばならぬ。そういう積み重ねで、大垣市は生き血を吸われ、衰退した。都市の価値は公示地価で計算される。いわば大垣市の市場価値である。市場の評価は神の如くである。それによれば、この20年間で、大垣の価値は半値以下に暴落である。

 結論は、「人は、朱に交われば赤くなる」である。詐欺型「侵型コロナウイルス」に交われば、強烈な病気に罹患する。人が詐欺型「侵型コロナウイルス」をもった人と交われば、その人の強欲な病原性性格が転写される。

 

大垣市

 支庁や議員や業者が利権という侵型コロナウイルスに犯されれば、その都市を取り仕切る為政者の利権第一主義の経済となる。その結果、大垣駅前商店街は衰退し、20年間前の60%が店を閉め、80%の店がシャッターを下ろしたことになった。いわば生き血を抜かれたのだ。大垣駅前商店街は幽霊通りとなった。

 

共産国家

 C国共産党に染まれば、赤くなる。赤くなれば領土拡大の猛者に変身する。日本共産党も同じで、その最終目的は、天皇陛下の首をちょん切ることなのだ。その共産党を支持する日本人がいることが信じられない。そんなに共産党がよいと思うなら、C国に移民すればよい。

 先進国では、共産党の存在自体が法律で禁止されている。日本だけ、共産党が許されるのは、異常である。共産党の党是は、民主主義の否定なのだから。

 

米国

 それに対して、良性のアメリカ菌に接すれば、アメリカンドリームを夢見る前向きの精神に転写される。政党は己の宣伝に余念がない。それはプロパガンダである。その中身で正悪がきまる。どちらが正しいかは、分からないが、私は民主主義が正しいと思う。だから私は民主主義のプロパガンダを発信する。

 プロパガンダ(羅: propaganda)は、特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った行為をいう。

 

某家庭

 KK問題のように、穢れた悪性縁者に犯されると、一家が滅亡する事態となる。KKの叔父祖母が自殺、父も自殺である。彼のその後の行動も異常である。なにか脳が疫病に犯されたと言わざるを得ない。つまり穢れた詐欺型「侵型コロナウイルス」に犯されたのだ。

 

某社長からの感染を水際で防止

 経営研究会の元会長から、統一教会と同じレベルの新興宗教団体に誘われたことがある。元会長とのブランドで盲信してしまい、もう少しで詐欺型「侵型コロナウイルス」に感染寸前であった。そうなれば破産であった。

 

 拝金性「侵型コロナウィルス」感染の社長に車検を頼むと、車を営業車代わりに乗り回される事態となる。その悪事は、私の車に取り付けてあったドライブレコーダーにシッカリと記録されていた。運転中の携帯電話の営業活動会話もしっかりと録音されていた。

 その社長は、毎回、違った外車で私の家に来ていた。上記の件を考えると、顧客が車検に出した高級車を勝手に乗り回していたようだ。私はその不正の発覚後、その輩と縁を切った。その後、10年が経つが、その会社は全く発展していない。その原因は、推して知るべきだ。

 

 もう一人の社長は、親が遠くの県にある会社を倒産させ、岐阜県に夜逃げしてきた経歴がある。その20年後、自分の会社も経営不振で整理する事態となった。その社長が、ホテル宴会のドタキャンをやり、そのドタキャンの賠償金を踏み倒しである。

 私は、その社長達とは経営研究会の仲間として付き合っていた。しかしある種の腐臭に気が付いて、縁を切った。詐欺型「侵型コロナウイルス」は腐臭を発するのだ。それに気が使いない人が、心の内部に侵入されて感染する。

 

感染防止

 詐欺型「侵型コロナウイルス」感染を防ぐには、距離を取る(ソーシャルディスタンス)、マスクをする(賄賂を拒否、親密な付き合いを避ける)、手洗い(菌の除去、定期的な監査、悪縁から足を洗う)をするである。自己防衛策の当たり前を当たり前にする。それしか感染を防ぐ手段はない。

自分を滅ぼすのは、自分のガードの甘さである。

危機管理意識の無さである。

自分の城は自分で守れ。

耳を洗い、目を拭って相手の本性を見抜け。

 

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2023-01-09  久志能幾研究所通信 2585  小田泰仙

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2023年1月 8日 (日)

不法投棄事件 その後の経過

 

 2022年12月31日12時~2023年1月1日12時、駐車場に植木の不法投棄犯罪があった。大垣市のゴミ袋有料化に伴う、予想された不祥事である。

 些細な不法投棄事件ではあるが、今後のことを考えて1月2日、警察に通報した。警察は30分ほどで来てくれて、近所の防犯カメラの調査と現場の写真撮影をした。警察官から、犯人が分かった場合に、来宅させて謝罪をさせるか否かの質問があった。私は犯人と面会などしたくもないので、警察からの厳重注意をお願いした。

 

警察より報告

 1月8日に警察より電話があり、防犯カメラに写っていた像が、暗くて犯人を特定できなかったとのこと。警察は犯人と疑われる人物を訪問し、職務質問をしたが、犯行を否定されたとか。明確な証拠がないので、それ以上の追及は難しかったとのこと。その人物は数か月前、この町内で植木を盗んだ犯人である。その人は認知症が疑われる人物である。

 小さな犯罪を放置すると、凶悪犯罪が蔓延る。数か月前、町内で植木盗難が頻発した。被害の家が警察に被害届を出した。警察の捜査の結果、犯人が特定された。その時は、防犯カメラにその犯人が写っていたのが決め手となった。

 また以前も町内で不法投棄をする輩(元町内の住人で、転居した人物)がいた。町内ごみ担当委員が張り込みをして、不法投棄する現場を現行犯として押さえた。後日、警察よりその家に厳重注意のため家庭訪問をしてもらった。本来、不法投棄は、罰金刑、懲役刑が科される犯罪である。警察の警告の効果てきめんで、それ以降はその輩の違法投棄は無くなった。

 

破れ窓理論

 小さな犯罪を放置すると、不用心な街となってしまう。きちんとした対応が必要です。不法投棄で、熱海の土石流のような災害が起こり、多くの人が犠牲となることもある。だから小さな犯罪を見逃してはならない。不法投棄する非常識人はまた、再度、類似の不法投棄を犯す。だからその都度、正式の警察への対応をすべきである。それが市民の義務である。

 前科があると、今回のような事件が起きると、最初の捜査対象になる。それも前科のある人物には見えない圧力となる。それが犯罪の抑止力になる。

 

今後の対策

 防犯カメラを設置する手配をした。公示は今月中。今でも設置しているが、駐車場までカバーするように改造工事を行う。

 

 不法投棄とは、ゴミを法律に反した方法で処分する犯罪行為。 日本では“廃棄物の処理及び清掃に関する法律 (以下、廃棄物処理法)”にて、ゴミを無暗に捨ててはならないと定められている。

 不法投棄を行った対象者には、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、または両方を科される。対象となるのは、業者と処理を依頼した排出事業者。 法人に対しては3億円以下の罰金が科される。

 

新型コロナウイルス並みの害毒

 自分を滅ぼすものは、自分である。些細な不正を繰り返すと、段々と大胆になり、大きな不正を犯すようになる。それが人生を破滅に導く。自分を厳しく律することが、人生の破滅を防ぐ。

 金銭感覚にだらしない人は、新型コロナウイルスと同様に危険である。そういう人とは付き合わないことだ。それを孟母三遷の教えという。

 

 行政でも小さな利権を見逃すと、大きな利権を追い求めるようになる。それががん細胞のように広がると、その都市が滅亡する。大垣市のように。この20年間で、これだけ短期間に大幅に没落した都市はない。大垣市行政の利権体質が大垣市を没落に導いたのだ。その微分として表れが「ゴミ袋有料化政策」である。「ゴミ袋有料化政策」は利権の塊である。

 

2023-01-07  久志能幾研究所通信 2584  小田泰仙

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2023年1月 7日 (土)

「♪夕焼け小焼け」で死を伝える

 

 2019年12月12日の「生き活き教養塾」で、馬場恵峰先生は童謡「夕焼け小焼け」を通して自分の死を暗示された。その翌日、恵峰先生は中国の友人に別れを告げるため、北京に向けて最後の中国旅行に出発された。鈍感な我々は、その暗示に気が付かなかった。恵峰先生はその1年後に亡くなられた。

 そして私は恵峰先生の三回忌(2022年12月24日)に参列し、元旦に大垣フォーラムホテルに泊まって、やっとその暗示に気が付いた。当時の先生が自分の死が近いことを察して、皆さんにお別れのメッセージを託したのだ。それに今まで気が付かなかった自分の鈍さに呆れるばかりである。恵峰先生ご夫妻をこのホテルのスィートルームにお泊めして良かったと思う。

 

 縁ありて花開き、恩有りて実を結ぶ

 

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童謡「夕焼け小焼け」

 童謡「夕焼け小焼け」は人生哲学の唄である。恵峰先生が旧第五高学校(現熊本大学)で心理学の教授から、その意味を教えられたという。時に太平洋戦争開戦の直前である。

 

夕焼け小焼けで日が暮れて

山のお寺の鐘が鳴る

お手々つないで皆帰ろう

烏と一緒に帰りましょう

子供が帰った 後からは

まるい大きな お月さま

小鳥が夢を 見るころは

空にはきらきら 金の星

    中村雨虹作詞、草川信作曲、大正8年に発表 

 

歌詞の意味

夕焼け小焼けで日が暮れて♪

 人生劇場で盛大に赤く燃えた人も、静かに燃えた人も、何時かは人生劇場の幕が下りる。自分がどれだけ人生で燃えたかを死の床で振り返る。

 私、恵峰も92歳、いつしか歳老い、人生が暮れようとしている。

山のお寺の鐘が鳴る♪

 己の葬式で導師が叩く鐘の音に合わせて、参列者が己のために合掌する。

お手々つないで皆帰ろう♪

 どんな人も必ず死ぬ。皆で一緒に浄土に還るのだ。

 遅いか早いかである。死ねば皆、佛である。

 その差の年月は、長い歴史上では誤差範囲である。

カラスと一緒に帰りましょう♪

 頭の黒い人間でも一緒に浄土に還っていく。雀でも白鳥でもなく、一緒に帰っていくのは黒いカラスなのだ。

 一緒に逝くのは、黒い喪服を着たカラスなのだ。悪いことをしたカラスでも「一緒に」浄土にいくのだ。

 カラスは仏教では重要な位置付けの鳥である。インドの古代仏教では大黒天様がカラスの頭の姿で描かれることがある。カラスがヒンドゥー教と入り混じって取り入れられたブータンでは、ワタリガラスが国鳥である。

 

 宗教学者の山折哲雄氏は、「夕焼け小焼け」の歌詞の背景には、『般若心経』の真言があるという。般若心経の最後の部分は「ぎゃーてい ぎゃーてい はーらーぎゃーてい はらそうぎゃーてい ぼーじーそわか」である。その意味は、「いきましょう。ゆきましょう。囚われなき悟りの世界へ人々と共に行きましょう。」である。

 

子供が帰った 後からは♪

まるい大きな お月さま♪

小鳥が夢を 見るころは♪

空にはきらきら 金の星♪

 

 夢の中で、自分の金のような人生目標が空に輝いている。

 死ぬまでにその目標に向かって少しでも実現したい。

 皆が眠った(死の)後は、丸い大きなお月様(佛様)が皆を見守っている。

 だから安心して眠りなさい。

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  馬場恵峰書

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  馬場恵峰先生   2019年12月12日、11:07

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「夕焼け小焼け」の教え

 私は馬場恵峰先生の解説を聞いて、初めてこの童謡の意味を知った。

 だからこそ、永眠する前に精一杯の精進をして自分の夢を実現させたいと決意した。それでこそ金の星の夢を抱いた人間である。

 私は4年前、大病をして死期への時間意識に目覚めた。人は必ず死ぬ。その見極めをして、決断すべきを決断して、死の間際に悔いが残らないようにしたい。やらない悔いよりもやって失敗した悔いの方がよい。大垣フォーラムホテルに宿泊して、先生の遺言に目が覚めた。

  

2023-01-07  久志能幾研究所通信 2583  小田泰仙

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2023年1月 6日 (金)

元旦初荷 不法投棄 大垣没落の原因

 

 元旦に外泊して、1月2日に自宅に帰したら、駐車場に植木の不法投棄があり、不幸の初荷に怒り心頭であった。大垣市のゴミ袋有料化に伴う、予想された不祥事であった。

 これは些細な不法投棄事件ではあるが、今後のことを考えて警察に通報した。警察は30分ほどで来てくれて、近所の防犯カメラの調査と現場の写真撮影をした。警察官から、犯人が分かった場合に、来宅させて謝罪をさせるか否かの質問があった。私は犯人に面会などしたくないので、警察から厳重注意をしてもらうようにお願いをした。

 

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破れ窓理論

 小さな犯罪を放置すると、凶悪犯罪が蔓延る。だから、即、警察に連絡して記録に残してもらった。数か月前、町内で植木泥棒が頻発し、近所の家が警察に被害届を出した。警察の捜査の結果、犯人が特定された。その時は、防犯カメラにその犯人が写っていたのが決め手となった。

 また以前も町内で不法投棄をする輩(以前、町内に住んでいて転居した)がおり、町内ごみ担当委員がごみ置き場に張り込みをして、不法投棄する現場を現行犯として押さえた。後日、警察よりその家に厳重注意のため家庭訪問をしてもらった。本来、不法投棄は、罰金刑、懲役刑が科される犯罪である。警察の警告の効果てきめんで、それ以降はその輩の違法投棄は無くなった。

 小さな犯罪を放置すると、不用心な街となってしまう。きちんとした対応が必要だ。不法投棄で、熱海の土石流のような災害が起こり、多くの人が犠牲となることもあるのだ。だから小さな犯罪を見逃してはならない。

 不法投棄する非常識人はまた、再度、類似の不法投棄を犯す。だからその都度、正式の警察への対応をすべきである。それが市民の義務である。

 不法投棄とは、ゴミを法律に反した方法で処分する犯罪行為。 日本では“廃棄物の処理及び清掃に関する法律 (以下、廃棄物処理法)”にて、ゴミを無暗に捨ててはならないと定められている。

  不法投棄を行った対象者には、5年以下の懲役もしくは1,000万円の罰金、または両方を科される。対象となるのは、業者と処理を依頼した排出事業者。 法人に対しては3億円以下の罰金が科される。

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蟻の穴から堤も崩れる「韓非子‐喩老」

 シンガポールは美しい街だ。しかしそれは厳しいゴミ捨て罰金という制度で守られいる。シンガポールではゴミのポイ捨てでも、罰金刑である。初犯は最高1000シンガポールドル(約8万円)で、再犯は最高2000シンガポールドル(約16万円)に加え、公共の施設の清掃などのボランティア活動が科されることもある。日本のモラルが崩壊する中、そういう防御策も必要かもしれない。

 今回のような不法投棄を行っても、必ず捕まるという体制をとるのも必要だろう。小さな犯罪が社会を崩壊させる。だから不法投棄を見付けたら、警察に通報である。

 

大垣市の崩壊も「蟻の穴から堤も崩れた」

 大垣市がこれだけ没落したのは、行政が小さな不法行政を罪重ね、議員は利権行為をやり放題が許されると思わせたのが原因である。

 元気ハツラツ市行事での不正の疑惑、

 大垣市政100周年行事の不正疑惑、

 執行中の行政案件費用の秘密条令を制定

  (不正を隠しますとのミエミエ条令である)、

 ゴミが増えていないのに利権漁りのゴミ袋有料化 等々

 

 石田仁大垣市長、小川敏前市長がやりたい放題で、小さな墓穴を掘り続けたために大垣市は没落したと私は確信する。そうでもなければ、西濃の小京都と呼ばれたブランドの大垣がこれだけ没落したのは異常である。公示地価がこの20年間で半値以下に暴落したのだ。

 

 

2023-01-06  久志能幾研究所通信 2582  小田泰仙

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