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2022年4月

2022年4月29日 (金)

「大垣市×岐阜市」は「A宮家×天皇家」と同じ関係

 

大垣市の子供と岐阜市の子供

 行政の子供とは、その政策である。大垣市行政は市民に寄り添わない、役人ファーストで政治をしている。最近の典型的事例がゴミ袋有料化である。これで大垣市民は一家庭当たり5千円の増税となる。ゴミ袋有料化でゴミを2割削減ができ、約2,000万円の節約となると大垣市は豪語する。しかしゴミ袋有料化で大垣市は、大垣市民から今後、毎年3億5千万円(増税)を巻きあげるのだ。それは超豪華な大垣新市庁舎を建てたので、その保守費が増え、その補填に回されるようだ。しかし大垣市は、そんなことは口が裂けても言わない。

 石田市長のモットーは「継承と挑戦」で、前市長の市民ラスト、市役所役人ファーストの継承のようだ。どこまで市民を騙せるかの挑戦である。

 

 大垣市の子供とは、大垣市が育成した大垣駅前商店街である。その子供が活躍して大垣にお金を落してくれる。それで大垣が発展する。それで親の子供に対する育成の姿勢が分かる。しかし、この20年間、大垣市はその育成を放棄したので、大垣市の駅前通りは衰退の一途である。百貨店ヤナゲンも閉店してしまった。その前に、ヤナゲン社長がその周りの再開発を前市長に提案したが、前市長がすげなく拒絶した。それで跡地がマンション用に売却された。

 その再開発の提案が採用されておれば、ヤナゲンの廃業も無く、駅前の再開発で活気が回復し、大垣駅前商店街もここまで寂れることはなかったのに、と残念に思う。ヤナゲンが閉店して、近所の買い物難民が増え、一気に大垣駅前は寂れた。前市長は大垣を潰したかったのだろう。

 その跡地に高層マンションが建ったが、住居専用で、階下には商業施設はない。周りは寂れる一方である。あまつさえ、このマンションには自治会組織もない。大垣市民としての自覚もない住民達ばかりである。それを大垣市は容認している。そんな利己的な住民ばかり増えたら、ますます大垣が崩壊する。

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県下一豪華な新市庁舎 

 大垣市の新市庁舎は超豪華である。市民一人当たりの負担額は、岐阜市のそれより2割も大きい。大垣市の新市庁舎の建設費の市民一人当あたりに負担額は県下一の高さである。また内装も県下一の豪華さである。それにIT化と称して、無駄な無能案内ロボット、駐車するのに邪魔な駐車場案内員までも置いている。それだけでも年間3千万円程の無駄遣いである。多分、業者との癒着があるのだろう。

 大垣市はこの20年間で、人口は実質減少である。衰退である。一見、人口が増えているように見えるが、上石津町を合併したから増加であるが、超過疎地の上石津町を合併しため、実質は人口減少である。そのためこの20年間で、大垣市の人口密度は半減した。その分、市民の負担も増えた。

 大垣市が作成し、金科玉条の如く崇める『大垣未来ビジョン』にも、大垣市の将来の人口減少を予想している。何のための大垣未来ビジョンでの将来予想なのだ。そんななか、予想に逆行した豪華絢爛たる新市庁舎の強引建設である。岐阜市のように分相応の市庁舎ならともかく、大垣市新市庁舎は無駄に大きく、豪華すぎる。

 

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    『大垣未来ビジョン』より
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児童虐待も同然

 大垣市の児童生徒一人当たりの教育費が県下最低である。それこそ大垣市の子供の扱いの象徴である。大垣市が子育て日本一を目指すなど、詐欺公約である。それなら何故、2018年に大垣市の小中学校のエアコン整備率が2.1%で県下最低であったのだ。他市はほとんど100%であった。

 最後は、大垣市が国に泣きついて金を出してもらい、エアコンを整備した。情けない話だ。この件は議会でも取り上げられ、岡田議員の陳情もあり、大垣市全体で大騒ぎをした。それなのに、エアコン整備が完了しても、その報告は市民には全くなかった。いつもなら前市長が自慢げに広報するのに、前市長も恥ずかしかったのだろう。完全なる職務放棄である。

 

 元気ハツラツ市では、毎月、大垣市長命令で、児童生徒が休日の早朝に駆り出され、元気ハツラツ市のステージ上で踊らされる。2018年の36度の炎天下の日、大垣市は野外のコンクリートのステージで園児を躍らせたのだ。極悪非道の行為である。未必の殺人行為と言ってもよい。教育委員会は、児童達に気温36度以上の日の課外活動を禁止している。しかし市長に忖度した取り巻きは、その愚行を取りやめなかった。子供たちは顔の頬が火傷状態であった。

 その直前の2018年7月17日に、豊田市の課外学習で児童が熱中症で死亡した事件があった。大垣教育委員会が気温36度以上の日の課外活動を禁止通達を出したが、この有様であった。

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 他市なら無料の学習ドリルの用紙代も、大垣市では父兄に請求される。なにが子育て日本一なのだ。

 2017年11月4日のドローン墜落事件で、大垣市が世界で初めて人身事故を起こして子供が怪我をしても、その責任を取らず、全て業者に責任を押し付けたのも、大垣市行政である。その企画、事前テスト飛行まで大垣市が指導しているのに! まるで自分の子供の不祥事を人ごとのように扱うA宮家のようだ。

 

岐阜の子供

 それに対して岐阜市は繁栄している。人口も増加である。駅前にはタワービルの建設も続々と計画されている。そのタワービルの階下は商業施設である。ますます繁盛していくだろう。

 岐阜市の新市庁舎は、案内ロボット、駐車場案内員もいない。岐阜市の新市庁舎は、大垣市のそれより市民一人当たりの負担金は2割も安い。ゴミ回収も無料である。つい最近まで、大垣市の役人の給与は、岐阜市より高かく、県下一であった。狂っている。

 

宮家のお住い

 A宮家は昨年度、お住まいの改築費として43億円を計上する。その内訳は明らかではない。それに対して天皇家はお住いの修繕費として8.7億円を使っただけだ。

 

大垣の子供

 行政の子供とは、市井の姿である。行政の思いがそのまま表れる。その神如き評価指数が市の公示地価である。市が繁栄すれば、付加価値が上がり、公示地価も上昇する。大垣市前市長が無為無策で20年間も君臨した間、大垣市の公示地価は下がり続け、一度も上を向かなかった。その結果、20年で半額以下に暴落した。市民の不動産財産が奪われた。他市では、リニア景気で逆に公示地価が上がり、市民の不動産財産額が上がった。

 

 そもそも大垣駅前商店街の営業妨害をする政策を続け、結果として20年前は20%ほどであったシャッターを下ろした店数の割合が、20年後、80%までに拡大して、完全な幽霊通りになった。その市長命令の大垣駅前商店街没落作戦の実行を助けたのが、大垣市商店街組合の小倉利之理事長である。その小倉理事長に、前市長は「大垣功労賞」を贈った。まるで汚職まがいの振る舞いをしている。これで大垣が没落しなければ、奇跡である。その前市長も、大垣をこれだけ没落させているのに、「大垣功労賞」を破廉恥にも授与されている。石田市長のヨイショである。ブラックジョークである。この市長では、大垣の再建など無理である。

 

 大垣観光課は、駅前商店街に他市の有名店の誘致活動など全くしない。それどころか、観光課の管理職が「そんな大変なことは部下に可哀そうでやらせない」とほざく。だから大垣市の駅前商店街は幽霊通りになった。

 大垣市職員は使命感など全くない。職務怠慢である。市民に対する犯罪である。職員の給与は市民税から出ているだ。

 

岐阜市の子供

 岐阜市は駅前商店街に全国の有名店を誘致して、その駅前商店街の活性化に成功している。誘致のために全国を走り回るのは、市を活性化するために行政の義務なのだ。

                                                 

A宮家の子供

 子供を見れば親の教育が分かる。子供はその家の集大成の結果なのだ。M子さんの言動を見れば、言うまでもない。国民を敵視して国外に逃亡し、NYで国民の税金を使ってやりたい放題である。今は一般市民と同じなのに、外交機密費を年間8億円も警備費に使ってNYでの生活を満喫している。聞けば夜は夫とゲーム三昧で、昼は爆睡して昼夜逆転生活をしているという週刊誌情報さえある。真偽は分からないが、火のない所に煙は立たぬ。その結果がKK息子の司法試験2回目の不合格であるようだ。

 

天皇家の…..

 愛子内親王は成年の記者会見で「国民に寄り添って義務を果たして行きたい」と決意を述べられた。そのメモなしの会見での言葉からは教養がにじみ出ていた。それが天皇家の教育の集大成であった。A宮家の子供との差に愕然とするばかりである。

 

やるべきこと

 子供は親の言う通りにはならない。親の背中を見て、親のやっているようにやる。出来の悪い大垣市を親に持った大垣市民は不幸である。市民はもっと声を上げよう。声を上げなければ、この20年間の大垣市政のように、大垣行政は遣りたい放題である。まるでA宮家を真似しているかのようだ。

 

2022-04-29 久志能幾研究所通信 2374号  小田泰仙

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2022年4月28日 (木)

老化とは病気。70歳の貴方の余命は2年。

 

 日本人の平均寿命は80歳だが、健康寿命は72歳である。健康体でまともに活動できるのは、72歳まである。それ以降は突然死や寝たきりや、病院通い、認知症の発病でまともな活動に制限がかかる。

 だから70歳なら、余命2年である。もう時間がないのだ。その余命を伸ばす手段が老化の進展の遅延化である。そもそも老化とは悪性の病気なのだ。

 

老化という病気

 つまり、人は老化という不治の病に侵されて、60歳を超えると健康体でいられる人の数が激減する。10年後の70歳でも、その老化の程度は人により大きな格差がある。要は老化という病気の程度が違うのだ。それは老化を防ぐ生活を送ったか、老化を促進させる生活を送ったかの差である。

 

老化の原因

 要は、自分の細胞を添加物の処理、アルコールの分解処理、煙草の毒消し処理、運動不足で骨のカルシウムが脱走するのを支援した結果が、細胞が過労死となり、普通以上に骨がもろくなり、老化が進んでのだ。

 アルコールは肝臓で薬物と同じプロセスを経ないと、無毒化されない。その過程で、肝臓の細胞が酷使される。酷使とは、細胞が死んでアルコールを無毒化する。しかし肝臓の細胞の再生回数は限度がある。それを超えると肝硬変、肝臓がんに発展する。他の臓器も同じである。アル中の人の顔はどす黒い。それが全身で老化が進んでいる証拠である。

 酒は薬物である。タバコは毒である。暴飲暴食、等の狂った食生活や狂った生活は緩慢なる自殺である。老化を加速させる習慣である。

 

老化が加速する原因

 添加物の取り過ぎ

 酒の飲みすぎ

 タバコの吸い過ぎ

 運動の少なさ

 ストレス過多の生活

 暴飲暴食

 

散歩とは治療である

 散歩をすると体の活性化になる。じっとしていると、体は筋肉や骨のカルシウムが不要だと認識して、組織の再生成を止めてしまう。だから私は散歩は老化防止の治療だと認識して、体を動かしている。

 

脳活よりもボランティア活

 同じように脳も使わないと、不要として脳のネットワークが寸断されてしまい、認知症にまっしぐらである。脳活としてゲームやパズルをするより、社会奉仕でボランティアをして多くの人と交流したほうが、脳にためにはより。ボランティア活動を治療と考えて行うと良い。

 

食事を作る楽しみ

 料理を作るのも、脳活になるし、加工食品を食べる機会を減らすので、治療として行うと苦痛でなくなる。

 

リストラで廃線

 なんでもそうであるが、使わない器官は退化する。これが人間の体の原則だ。老化とは使うべき器官を適正に使わなかったので、体の自律神経が、不要な器官のリストラを断行しただけだ。言わば収益の上がらない鉄道線を廃線にしたと同じなのだ。

  

 

2022-04-28 久志能幾研究所通信 2373号  小田泰仙

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2022年4月27日 (水)

佛像のお顔に、佛師の心が映し出される

 

 佛師は佛像造りに命を賭ける。その命を賭けた佛像の顔にも、松本明慶師の歳により歴史が刻まれる。明慶師が彫った20年前の佛様のお顔は、端正で勢いがある。それが今は、その佛様のお顔に艶がでている。松本明慶師の人格が上がったのだ。

 

仕事は人格の現れ

 仕事とはその人の心の現れである。勢いがあれば生命感あふれる仕事が完成する。人格が向上すれば、相応の心配りが感じられる仕事となる。仕事とは要求さえたことだけをこなせばよいわけではない。目に見えない箇所にまで心を込めてなんぼである。それでこそ、仕事に「艶がある」と言える。

 40歳の時の仕事と、60歳の時の仕事の艶が同じでは哀しい。仕事に艶がでるように精進をしたい。

 仕事は正直だ。その人の人格以上のものは出ない。仕事をする前に人間を作れ。

 

顔を大事にしよう

人間の人格の顔は、「顔」である。都市の顔は駅前商店街である。そこに行政の通信簿が見える。駅前商店街で大垣市の公示地価が決まる。前市長が愚腕を振るった20年間で、大垣に公示地価は半分以下に暴落した。現在、大垣駅前商店街はシャッター通りである。前善市長が心を込めて大垣を作らなかったためだ。現市長は、その政策を継承するという。狂気である。

 

リンカーンの言葉

 人間の顔も同じだ。リンカーンは「男は40になったら顔に責任を持て」と言った。それを理由に知人から推薦された人の入閣を拒絶した。その人の顔が気に食わなかったからだ。人生での仕事ぶりが顔に刻まれる。顔を見れば、その人の人格が分かる。

 自分の仕事に自信がないと、自衛策で渋い顔をして胡麻化そうとする。それはまるで玄関に髑髏をぶら下げるようなものだ(福沢諭吉著「学問のすすめ」)。

もっと自信をもって笑顔で社会に向き合おう。顔は社会の窓である。

 

佛様の責任

 佛様でも、顔に責任を持って衆生と向き合っている。慈悲深い仏様なら、慈悲溢れる顔立ちをされている。怒りで衆生を導く不動明王なら、その怒りの形相が凄まじい。その怒りの形相を、佛師は丹精込めて彫り上げる。だから単なる怒りの表情ではない。怒りの中に艶がある。

 そのお顔を彫るのが、松本明慶師である。松本明慶師の人格がそのまま佛様の顔に出る。

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聖観音菩薩像 松本明慶大仏師作 2000年頃

 『大仏師松本明慶 作品集』小学館 

 松本明慶仏像彫刻美術館の掲載許可を得ています

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 聖観音菩薩像 松本明慶大仏師作 2010年製作

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 虚空蔵菩薩像 松本明慶大仏師作 2014年製作

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 普賢菩薩像  松本明慶大仏師作 2019年製作

 

2022-04-27 久志能幾研究所通信 2372号  小田泰仙

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2022年4月26日 (火)

「宇宙根源能理経」に学ぶ(5) 易、占い、運命

 

占い

 決断に迷った時、占や、易、教祖のご神託とかに決断を託すことがある。一国の指導者さえ自分で決断をできないこともある。それを無責任にも神に託すのだ。

 一国の王の元には必ず占い師や神事を行う神官がいた。その神官に軍事を占わせて、兵卒を率いて戦いに挑んだのは常識である。一番、それを信じていないのは、一国の将軍である。そんなことを信じるほど、ふやけた頭では、数多く歴戦を戦って将軍になどなれない。占いは部下を信じさせるために使う方便なのだ。

 古代中国の有名な名君は、高給で占い師を雇って身辺に置いておいたが、生涯一度もその占い師を使ったことがなかったという。国は名君に平穏に統治された。それが正しい占いの使いかたである。

 

 占いは「売れない新興宗教団体」の販売促進ツールなのだ。それに騙されてはならない。お釈迦様は占いで教えを広めようとしたことはない。またあの世があるとも、ないとも言われず、ただ「精進せよ」とだけ言われて寂滅された。

易経 

 『易経』は、古代中国の書物。著者は伏羲とされている。商の時代から蓄積された卜辞を集大成したものとして易経は成立した。 『卜』が動物である亀の甲羅や牛や鹿の肩甲骨に入ったヒビの形から占うものであるのに対して、『筮』(めどき/めどぎ)は植物である『蓍』の茎の本数を用いた占いである。 現代では、哲学書としての易経と占術のテキストとしての易経が、一部重なりながらも別のものとなっている。中心思想は、陰陽二つの元素の対立と統合により、森羅万象の変化法則を説く。

 

 なぜ『易』という名なのか、古来から様々な説が唱えられてきた。ただし、「易」という語がもっぱら「変化」を意味し、また占いというもの自体が過去・現在・未来へと変化流転していくものを捉えようとするものであることから、何らかの点で “変化” と関連すると考える人が多い。

 

 有名なものに「易」という字が蜥蜴に由来するという “蜥蜴説” があり、蜥蜴が肌の色を変化させることに由来するという。

 

 また、「易」の字が「日」と「月」から構成されるとする “日月説” があり、太陽と太陰(月)で陰陽を代表させているとする説もあり、太陽や月、星の運行から運命を読みとる占星術に由来すると考える人もいる。

 この項、wikipediaより(2022/4/26)

 

 

人間の進化

 人は過ちをしながら、学んで成長する。人は60にして59の過ちを知り、善に向かい進む。人は還暦にならなければ分からないことがある。古希にならねば分からぬことがある。それまでの過ちを知れば、それを正して進めばよい。その間違いを犯さないと分からない。決して無駄な過ちではない。

 それが過ちであったと気が付かず、そのまま無為に過ごし、死を迎えるよりは、はるかによい。死の直前でもその過ちが正せたのだ。

 

 科学技術は発達したが、人間の精神レベルは2000年前とあまり変わらない。むしろ科学技術に頼り過ぎて劣った面さえある。昔は筮竹で占ったが、現代は科学技術の先端技術で、AIで占う。AIと言ってもその中身は、統計と回帰分析の応用である。しかしそれでも当たらない。その確率は昔と変わらない。

 

 所詮、人間様の行動など当てにならない。一人に狂人が動けば、戦争などあっという間に起きる。ウクライナ侵攻をAIが予想したとは聞いていない。

 

選択・決断

 人生でぶつかる案件は、A案とB案が49対51の稟議案件なのだ。その選択と決断をするのが、社長、国王、指導者である。どちらがいいかなど、神様でも分からない。だから腹をくくって取り組むしかない。

 気力が運命を上回れば、鬼神さえも退く。物事に断固たる決意で取り組めば、49対51の差はどうにでもなる。人間界で起きる事象の成否は、全て心の強さが決める。世の中を良くしようとするエネルギーがあれば、ものごとは進化する。物事は良く成るように進化発展している。それをそっと後ろから押すだけである。

 しかし、その逆も真なりで、その気が無ければ、選択に誤り、運命に逆行して衰退するしかない。

 

運命とは

 心に弱きが出た時、占いや人に頼ろうとする。その時は、そんなものに頼らず、籠ることだ。心を落ち着けてから決断すればよい。心が正しくなれば、正しい決断ができる。心がこの世で一番大きな宇宙である。それが宇宙根源の理である。

 運命とは大河の流れのようなものだ。大筋の流れは見えるが、それが占いの全てである。それは占わなくても、常識で見える。運命の定めで、全てで決まっているなら、努力も人為的工作もいらない。その流れを変えるのが、人の意思である。その意思は心が作る。

 「運」とは、長い坂道を車に荷物を乗せて押して上る様を表した象形文字である。その車には自分の命を乗せているのだ。

 何事にも一生挑戦し続ければ、心も強くなる。それが運命を拓く力となる。

 

 

2022-04-26 久志能幾研究所通信 2371号  小田泰仙

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2022年4月25日 (月)

「宇宙根源能理経」に学ぶ(4) KK息子は分不相応

 

 万物は常に変化する。その変化は分に応じて起きる。その変化を良きものにするために、その分の格を上げるべきだ。上がった格に応じて、変化は起きる。分を上げるとは、人格の向上、教養の向上、つまり学んで人間性を上げる、である。

 自然界でも、ライオンならライオンとして生態系の中で生きて、蟻は蟻として生きている。人間だけが生態系や秩序を過剰に侵略して生きている。秩序を無視して分不相応に振舞うから、地球温暖化、戦争、人間関係の軋轢が起きるのだ。

 

 実力がないと、分不相応で、その変化は逆に身を傷める害となる。人生の三大不幸の一つは、「若くして高台に上る」である。

 スペースシャトルを打ち上げるロケットだって、3段式ロケットで、順番に機体の速度を上げて、地球の引力を脱して宇宙空間に突入する。一段目のロケットだけでその任務が全うされるわけではない。

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下駄ばき人生 

 エリートとして人生経験がないのに、ゲタを履かせてもらって、チヤホヤされて高台に上っても、その土台は砂上の楼閣である。裏口入学で、その地位を確保しても、何時かは化けの皮が剥がれる。KK息子でも、その化けの皮が剥がれかかっている。

真の成果

 成功が成果ではない。成功にたどり着くまでの経験が真の成果なのだ。涙と血の汗が宝なのだ。だから失敗も経験として大きな成果である。その失敗の過程で多くの智慧を得たのだ。

 私を踏み台にして高台に上った前職の時の若造でも、KK息子の例でもそれを見れば、それはよくわかる。彼らには、実践の宝の蓄積がない。

 

 成果がなかったということは、無意味だったということではない。例えば恋愛に成功しなかったということが、無駄だったとか、心を痛めただけだったいうことの意味しているのではない。なぜならば、その苦悩の中で人はたくさんのものを得るからだ。苦悩があるから成熟する。苦悩したからこそ、新たに成長できる。喪失、艱難、苦悩は、人に豊かなものを与えてくれるのだ。

   フランクル『死と愛』

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 馬場恵峰書

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2022-04-25 久志能幾研究所通信 2370号  小田泰仙

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2022年4月24日 (日)

「宇宙根源能理経」に学ぶ(3) 幾に慎む

 

 事物も言行も必ず「きっかけ」がある。この幾(機会、前兆、きざし)の啓示に触れたら、状況の変化を嗅ぎ分け行動を慎むがよい。物事は微から顕にいたるきっかけを大切にすれば、大事には至らない。

 

穢れのきざし

 MM息子、MM子問題でも、その騒動のきざしを察知していて、事前に行動を慎んでいれば、こんな大騒ぎにはならなかっただろう。それを予見できなかった管理監督者の責任だ。立場を忘れて、自由教育の名で放置した因果である。きざしを分かっていて、それを止められなかった971庁の職務怠慢である。職を賭けて日本を守る気概ある官僚が日本に居なくなったのも原因だ。日本人の精神が劣化した兆しである。

 その決断ができなかった為、NYでの警備費で年間8億も血税を秘密裏に投入する羽目になり、恥を世界にさらした。公金への穢れである。

 

 先日、さるお方が伊勢神宮に行かれ、神聖な鳥居をくぐられた。しかし、まだご尊父の喪中である。穢れを伊勢神宮に持ち込んではならないのに、それが断行された。今後の日本で起きる象徴の大波乱の幾だと観察した。

 

冬のきざし

 私の母からは、「自分の親の死は、人生での最大の不幸。その時期は身を慎め」と教えられた。その母が亡くなった直後、私は突然、職場を異動させられた。私が仕事で失敗をしたわけではない。エリートと称される新入社員の厚遇のための工作のようだ。不本意な異動であったが、何も言わず受け入れた。一サラリーマンでは、人事異動に抵抗などできない。その年は、身を慎んで行動を制限した。それが喪に服することのようだ。それで災難から逃れられる。

 

 その結果、逆にサイコパスな上司の元から逃れられて、その後の運が開けていった。塞翁が馬である。人生は春夏秋冬で、冬の時もある。その時は、身を慎めばよい。天が傘をさせと言っている。雨が降れば傘をさせばよい。濡れて、黙って涙を拭えばよい。

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 馬場恵峰書

 

2022-04-24 久志能幾研究所通信 2369号  小田泰仙

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2022年4月23日 (土)

いつもニコニコ「一日一怒」、日本滅亡を防ぐ

 

 人生を前向きに生きるために、「一日一怒」をモットーにしよう。これは寺山修司さんの助言である。

今日もニコニコ元気で一日一怒、怒りが元気のバロメーター!

 しかし家族や隣人の過ちには大目に見よう。人間だもの。

 

社会を見る目

 何ごとにも怒らなくなったら、ボケの始まりだ。世の中は不条理のことばかり。それに気が付かず、怒らなくなったら、人間おしまいだ。「社会を見る目」が老化したら惚ける。不条理に怒り、アドレナリンを分泌させて体を活性化しよう。それが長生きに秘訣だ。使わない器官は退化する。ただし怒り過ぎはダメ。程よく嫉妬の炎のように怒りを燃やせ。一つ一つの炎は小さくても、その怒りが大勢集まれば力となる。

 

正義心

 世の正義を正すために、目を拭い、耳を洗って社会を見よう。正義感が身体を律してくれる。健康でないと、悪に立向かえない。

 悪に対して正しい復讐をしよう。公的な怒りと復讐なら、仏様も許してくれる。それが世の為、人の為。私は大垣行政、日本政府に毎日、一日一怒である。これで怒らなくなったら、大垣も日本も終わる。

 

ローマ滅亡。日本滅亡の危機

 ローマでは、為政者が「コロシアム」(殺し合う?)(西暦80年に建設)で毎日、野獣や囚人と殺し合いの見世物を催し、民衆が政治への関心を向けるの防いでいた。

 コロシアム(Colosseum)とは、古代ローマの円形闘技場コロッセウム(伊語:コロッセオ)の英語読みで、転じて円形闘技場一般や競技場を指す。

 民衆はコロシアムでの血の決闘に熱狂的に驚喜していた。そして民衆は政治に無関心になり、防衛は傭兵に任せて、毎日飽食に明け暮れていた。それで次第にローマは衰退していった。当時のコロシアムは現代のテレビだった。

 コロシアムを見ると、2000年も前の建造物なのに、その造りの豪華さに驚嘆させられる。それも人を殺す場面を見世物にするために作られた。狂気である。こんな帝国が滅びるのが当然だ。

 今のテレビ施設も同じように巨大な建設物である。それも愚劣な番組を全国放送するための施設だ。人のスキャンダルを暴くための見世物小屋の施設である。人を騙して(殺して)病気にする食品を宣伝する施設である。それは、2000年前のコロシアムと同じだ。

 

現代の殺し合い

 日本では毎日、テレビで芸人や皇族方を血祭りにあげて下劣な芸人が大騒ぎしている。そうやって国民を政治から関心を逸らしている。

 外の環境は激変している。日本の回りがヤクザ国家ばかりで、日々、やくざみいなのが、刃物を持ってうろうろしている。K国はミサイルまで打ってくる。C国は隙あらば、尖閣諸島を奪おうとしている。頻繁に領空侵犯だ。それを追い払うのに、スクランブルのジェット燃料代だけで毎回800万円も税金から使っている。そのスクランブル回数も年間1000回に近い。要は毎年、80億円をC国に強奪されていると同じなのだ。

 それでも検討死の岸田首相は、何も決断しない。決断しないから実行もしない。これでは日本滅亡も近い。明日は日本もウクライナと同じ運命だ。もっと怒って、日本の声を集約しよう。私は岸田首相に怒り心頭だ。

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 馬場恵峰書

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  ローマ コロシアム 2011年11月11日 著者撮影

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2022-04-23 久志能幾研究所通信 2368号  小田泰仙

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2022年4月22日 (金)

「宇宙根源能理経」に学ぶ(2) 積み重ね

 

7 ものごとは微細な積み重ねである。

  千里の道も一歩から。 

 

 花も一夜には咲かない。どんなことも毎日毎日の血の滲む鍛錬をして達成できる。「鍛」とは千日、「錬」とは万日の修行を言う。千日とは約3年間、万日とは約30年間の事だ。それだけの修行をして初めて達成できる。どんな長い冬も何時かは春が来る。

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馬場恵峰書

 

ゲタ履き人生

 人生を生きるには、多大な苦労がいるの。それなのに闇所からゲタを履かせてもらい、その修行をショートカットするから、KK息子は実力が付かず、弁護士試験に受からない。過保護ほど人を堕落させるものはない。特別扱いは、その人を最終的に不幸にする。

 KK息子は実力がないようだが、一般的なエリートは学力があるが、サイコパス気味の人が多いようだ。サイコパスとは、共感性の欠如で、回りの人の悲しみを理解できない人のこと。エリートは自分がゲタを履かされて有頂天になり、回りの人の悲しみに共感できる感性が消滅していくようだ。

 

 私は何度も受験に失敗して、涙にくれた。おかげでそのサイコパスとは逆の感性が豊かになった。それで生きていく力を付けた。それがあったから、なにクソの精神で、皆が遊んでいる私学の大学時代に猛勉強をして特待生を獲得し、卒業時は総代で卒業証書を受け取った。その後も、有名校派閥のある企業で苦労はしたが、相応の評価を獲得はした。

 

天之機緘不測

 「天之機緘不測」(菜根譚)、天が人間に与える運命のからくりは、人知では到底はかり知ることはできまい。天は因果応報を運行している。

 

 当時はこの言葉を知らなかった。これは馬場恵峰先生の卒寿記念で写経写真集を出版した時、知った言葉である。宮仕えの当時、私は会社の派閥大学出の若手を依怙贔屓する上司から冷遇されていた。私が海外見本市視察に行ける年に他部署に飛ばされた。ところがその上司役員が邪魔した海外見本市視察、海外大学との交流出張に、運命のからくりで参加することが出来た。

 

 当時の上司役員は私を海外出張に行かせる気が全くなかった。その年、私の直属上司が海外大学との交流出張にいく予定であった。しかし上司は直前に糖尿病を発症して海外出張ができなくなり、私が行くしかない状況となった。

 

 海外の見本市視察も、上司の役員が強引に若手エリートを抜擢し、私の出番は無くなった。ところが後日、私が社内懸賞論文で最優秀を取ったので、私もその海外の見本市視察に行けることになった。まさに「天之機緘不測」であった。地道な努力をするものだと納得した。

 

末路

 その上司役員が目をかけた若手エリートは後日、会社に後ろ足で泥を掛けるように辞めてしまった。彼に同大学での役員がゲタを履かせまくった様は、まるでKK息子の様を見るようであった。ゲタを履かせても、サイコパスの気があると使い物にならない実例を見た。学校の成績と会社の仕事は別なのだ。

 ゲタの厚みには、血と涙の積層である。それを簡単にショートカットしても、後から落とし前を払うのだ。

 

 

洗脳教育

 それより大きな被害は、この会社の役員たちは、有名大学出が人格とも、経営的にも優秀だと思い込んでいることだ。それは洗脳と同じである。エリートはそれを自負して、回りの状況が激変しているのに的確な経営判断ができず、会社を危機に陥れ、吸収合併の憂き目に合わせた。

 ソニーも役員に東大出が多くなってきて、精神的に病む社員が増えたと社員が証言している(週刊誌記事)。それと共にソニーはその輝きを失っていった。

 

 国も企業も、一将によって興り、一将により滅ぶ。それを目のあたりにした。今、私は天之機緘不測の意味も噛みしめている。

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 馬場恵峰書

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2022-04-22 久志能幾研究所通信 2367号  小田泰仙

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2022年4月21日 (木)

私の経典 「宇宙根源能理経」に学ぶ(1)

 

 私は経験で得た智慧と多くの経を集約した「宇宙根源能理経」を信じて行動している。世の中の真理が分かれば、自分の身の回りで起こることに、怒らず、有頂天にもならず、冷静に対処できる。「宇宙根源能理経」とは自分教(オダ仏教)の経典である。紫字が私の経典の言葉である。

 

 

1 我々は大宇宙の中の一つの要素に過ぎない。その要素は、当然、その宇宙に存在するものと同じ運命を辿る。宇宙の動きは人生の師である。

 

 宇宙に存在する姿を見れば、生き方が分かる。その代表である星であっても、小粒子から生まれ、成長し、大惑星になり、最後は燃え尽き大爆発をして、ブラックホールになり消滅する。人間も同じである。

 大宇宙の中の要素の中で、一番人間に近いのが動物、植物である。その動きを見て生きて行けば、良い人生を送れる。

 

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 馬場恵峰書

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2 生物はひたすら生きる。何か目的があって生きているわけではない。

 

 生物はひたすら生きて、種の保存として種を残し、種をつなぐ。それだけである。それは植物でも動物でも同じ。

 その中でも人間に生れ、それも日本の今の時代に生れるのは、一億円の宝くじが100万回連続で当たると同じくらい稀有なこと。生まれたことに感謝して、その命を大事にして生きる。人生訓はそれだけである。

 それに不平を言うから幸せになれない。ウイグル族や北朝鮮で生まれ、悲惨な生活を送ることを想像しよう。日本に生れたことが幸せなのだ。

 

 

3 空即是色、色即是空

 

 起こる現象に善悪はない。それに善悪の色を付けるのは己の妄想である。すべてその人間の解釈の問題である。平和の時代に人を殺せば殺人罪だが、戦争では、多くの人を殺せば英雄で勲章ものである。冷静に事象を対処しよう。水が集まって海となっても、それに善悪はないのと同じだ。

 石の人生(石生?)でも砂漠で生まれれば、回りの影響で砂漠の一粒の石として構成されるしかない。同じように、その社会で生まれれば、その社会に影響されて生きる。良き環境なら良き人間となり、そうでないとその逆だ。だから生まれた環境に感謝して、環境を良くするように、人間として正しく生きればよい。それに逆らうから幸せになれない。

 自他は時に従って無窮である。海が水を拒否できないのは同事である。この故に水が集まり海になる。(修証義)

 

 

4 全ては無常である。常に変化して、いつかは尽きる。

 

 高き所に行けば、不安定になりいつかは落ちる。無常だから。地獄に落ちても、時間が経てば状況が変わる。無常だから。だからひたすら、自分に正直に、他にも正直に生きればよい。

 生物が生れれば、真っすぐ死に向かっていく。無常である。人間なら、たかが100年の命。澱みに浮かぶ泡沫と同じである。それは平安時代と変わらない。此の世で起きることは夢幻である。だからこそ精一杯に生きねばならぬ。

 

 ウクライナ侵攻も、一つの権力であるプーチンが大きく成長し、膨張爆発した過程の一コマである。ビッグバンでも膨張が始めたら止まらない。それでも爆発、燃焼して、そのエネルギーが無くなれば消える。星が生れ、死ぬ前に一瞬明るくなり、爆発して消滅し、ブラックホールになると同じである。

 プーチンがいくら暴走しても、あと20年も生きるわけではない。人であるかぎりいつかは死ぬ。プーチンが隠し金20兆円を溜め込んでも使いきれず死ぬ。それが条理である。ロシア人の平均寿命は73.2歳である。ロシア人は日本人に比べて10年も短命なのだ。プーチンは1952年10月7日生まれ、現在69歳である。あと10年は生きられまい。10年経てば世界が変わる。

 

 

5 世の中は因果応報。原因があるから結果がある。世の中は縁起である。

 

 宇宙がビッグバンで生まれたから膨張が始った。その宇宙でさえ、何時かは銀河爆発で消える。人が生を受け、人間として生きるために育ったから、生老病死がある。宇宙のどんな物質でも磁気を持っている。プラスとプラスの極なら、反発するのが宇宙の理である。プラスとマイナスで引き合うのは自然の理である。その原理を知れば、人間関係で対立があるのが当たり前。その引き合う引力が金や恋愛で生じる。それが分かれば、世間の汚職問題は、起きて当たり前と分かる。それを防ぐのが心の電磁シールド(良心)である。

 

 だから問題が起きれば、その真因を見付けて解決しないと永遠に解決しない。対処療法ではだめなのだ。ショートカットで応急処置も、神仏にお願いしても、ご利益あるお札を貼っても、問題は解決しない。元を断たなきゃダメなのよ。

 

 復讐は大宇宙がやってくれる。因果応報である。自分の手を下すより、自分は自分の使命に全力をあげよう。

 「天之機緘不測」(菜根譚)、天が人間に与える運命のからくりは、人知では到底はかり知ることはできまい。天は因果応報を運行している。だからこそ日々大切に、年々歳々、生き活かされる人生を大切に、余生を正しく生きよう。

 

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 世の中は陰陽で構成される。宇宙世界はプラスの要素とマイナスの要素から構成される。また表の世界も、裏の世界もある。それが宇宙である。

 

 宇宙でも表の世界とブラックホールの世界に分かれる。ブラックホールでは光さえ外に出ない。

 

 嫁姑問題は起きて当たりまえ。嫁と姑というマイナスが2つあるので、反発・対立して当然の物理現象である。反発が起きない方が異常だ。プラスの夫に両方のマイナス因子が引かれるのだから。究極の解決策は別居しかない。

 

 軍隊のように機械的に集められた組織で、絶対的上下関係が存在すれば、いじめが起きて当然。いやいや集められた組織に強烈なプラスばかりが密集するのだから。ロシアの軍隊では、毎年新入兵隊の100名が自殺するという。ロシアの経済規模は、韓国と同じ程度である。それで100名の自殺者である。

 旧日本軍でも、いじめ問題で東条首相が、いじめを厳禁して厳罰に処すとしたが、なくならなかった。その原因は強制的に作った集団だから。

 現在の日本でいじめ問題が起きるのは、その集団への帰属で、利己主義が働くからだ。心の教育が疎かになったのが真因である。

 

 人間社会も、生きている社会と、あの世の世界があって成り立つ。それを昔の賢人は、表の世界の「桃太郎話」とあの世の世界の「浦島太郎話」を創作した。それを子供に教育として聞かせたのだから、日本の昔の人は凄い。

 だから私は表の世界をたくましく生き、福沢諭吉の肖像画(?)に手を合わせる。また裏の世界も信じていて、ご先祖にも仏像にも手を合わす。世の多くの人は、金ぴかの片方だけに手を合わすから幸せになれない。

 

 

2022-04-21  久志能幾研究所通信 2366号  小田泰仙

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ウクライナ戦争、我々がすべき戦争阻止行動

 

 無知は人生に壁を作る。知識は力だ。戦争の実態に無知なのは、自国の自衛力の壁に穴を開けること。自殺行為である。まず正しい現状認識こそ、戦争防止の取り組みだ。今の日本には、それが欠けている。

 

 無法国家が暴れる現実は、80年前の第二次世界大戦の時となんら変わっていない。自分の城は自分で守らねばならぬ。

 プロレスラーに喧嘩を売るヤクザはいない我々は心身ともに強くならなければならない。自分の身を守ることを他国に頼る弱虫であってはならない。

 軍事的に弱くても良い、我が国を攻めれば手痛い目に会うことを示せばよいだけだ。

 ウクライナは憲法9条が無かったから、ロシアに攻められたわけではない。ウクライナはロシア、米国、英国、フランスと条約を結び、他国に攻められたら4国が守るという条約を提示されたから調印した。それで核兵器を放棄したのだ。

 しかしロシアは核兵器がないから安心してウクライナ侵攻を決行した。米国がロシアを攻めても軍事介入しないと何度も誘いをかけたから、ロシアは安心してウクライナに侵攻した。しかし米国、英国、フランスの3国はウクライナを守ってくれなかった。戦争の前に条約など、「火の用心のお札」と同じだ。

 それどころか、長い間戦争をしなかったため疲弊していた米軍事産業は喜び勇んで武器と輸出した。ぼろ儲けである。バイデンは漁夫の利を得たのだ。これが現実の世界である。

 日米安保条約と平和憲法があるから、日本の平和が守られるというお花畑思想に洗脳された日本人は愚かなのだ。

 

現実に音痴なオジン達が日本を滅ぼす

 それがITに疎いオジンたちは、旧態以前たるマスコミ、テレビ報道に洗脳されている。ウクライナ侵攻の実態を認識できず、現実に実効ある反対などできない。

 それどころか共産党や媚中媚韓媚ロ党とその政策を支持さえしている。ネットを駆使する若い世代は、共産党は支持しないが、70歳以上のその昔に全共闘を支持したオジン達は、今でも共産党や反日野党を支持している。それは敵に塩を送るようなもの。だからそんな無知なオジンに師事された検討子の岸田内閣の支持率が高いのだ。

 

円安は世界の評価値

 世界が日本をどう見ているかは、円を見ていれば一目瞭然である。今や130円をうかがうまでに円安となっている。その分、世界が日本の愚劣な政策に呆れて、日本の信用が無くなっている。

 ウクライナ侵攻にも、中国のウイグル族人権問題にも明確な決断ができないのに呆れているのだ。岸田内閣は、媚中派議員の集団である。

 

日本がウクライナ侵攻に参戦

 ウクライナ侵攻で、日本政府はウクライナに防弾チョッキ、生物兵器用の防護服、ドローン、戦闘服、肘パッド等を送った。それは戦闘部材を供与したことで、戦闘行為をしたことだ。明確な憲法違反である。これは一大臣の許可で出来る内容ではない。検討子の岸田がそれを承認したのだ。日本が戦闘に参加したわけで、それらの戦争行為を黙って見ていれば、日本の平和など守れるわけがない。

 

 

戦争を起こさないための対策

政府を信用しない

 反対の声を上げる。声を上げないと、その政策が承認されたと勘違いしてしまう。

 

媚中議員を信じない、声を上げる、それを非難しないマスコミを破棄する

 中韓ロの回し者議員を支持しない。投票しない。毎日、刃物を持って自宅付近をうろうろすると同じ領海侵犯、領空侵犯をするヤクザのような国になぜ媚びるのか。それは敵国の回しもの議員だ。なぜそんな議員に投票をするのか。議員から落とせば、済む話だ。それを支持する講演会など、国賊者である。まずそこから戦争反対の行動を取ればよい。

 それを報道しないマスコミを排除(視聴しない、購読しない)すればよい。

 

スクランブル費用

 領空侵犯があれば自衛隊機がスクランブル発進する。それでジェット燃料代だけでも800万円程の費用がかかる。1機あたり300万円~400万円の燃料費がかかる。2機で飛んで行くので、1回の費用は600万円~800万円程かかる。それが年間1千回だ。それで80億円の国民の財産が奪われている。血税である。その他に人件費やレーダー探知機の設備費、保全費がかかっている。半端な金額ではない。その費用が奪われている。

 日本政府が少し逆らうと、C国内の日本企業を襲撃、焼き討ちを政府指導でやる。そんな国とまともに付き合う方が異常だ。

 

竹島問題

 やくざな隣国は、竹島を50年前の自衛隊が出来る超区全に無法占領して、返さない。泥棒国家である。

 

北方領土問題

 北方のヤクザ国家は、77年前、日本の敗戦直後、北方領土を強奪した。日本人ウクライナ侵攻を平気で行うヤクザ国家だから返す気などさらさらない。

敗戦後の武装解除し日本兵60万人をシベリア抑留させ、10万人をシベリアで死なせた。私の叔父もシベリアの土となった。

 

ミサイル威嚇問題

 K国は、ミサイル発射の実験をしまくっている。核ミサイルで脅迫している。日本人を誘拐・拉致して平然としている。その数1000人とも言われる。その調査を妨害する国会議員が跋扈している。その議員の投票する人は国賊だ。K国は、人さらい国家である。誘拐罪は、最高刑が死刑の極悪材である。

 

 日本はヤクザ国家に取り囲まれている。なぜ危機意識を持たないのか。それいうと、軍国主義と共産党は言う。無防備で殺されるように仕向ける共産党や野党がよほど非人道的である。そんな党に投票する人の気が知れない。

 

大垣の没落、日本の惨状

 大垣は前市長の独裁的な無為無策の政治を20年間も続けたので、没落した。大本営発表の「おおがき広報」、それを盛り上げる岐阜新聞の提灯記事、中日新聞のヨイショ記事で、市民は真実を知らされなかった。市民はそれに騙されて、目を向けようとしなかったので、大垣行政のやりたい放題の政治に歯止めがなく、大垣は衰退していった。

 このことが嘘でないことは、現実の公示地価の暴落、大垣駅前商店街の没落、を見れば、一目瞭然である。政治は結果が全てであるからだ。

 大垣の今日の惨状は、明日の日本の惨状なのだ。その二の舞を日本政治がされてはならない。

 

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政府 ウクライナに防護マスクやドローン追加支援へ

4/19(火) 11:52配信

 岸防衛大臣は、ウクライナへの支援として新たに化学兵器対応用の防護マスクやドローンなどを提供することを発表しました。

 岸防衛大臣:「民航機による輸送を念頭に調整中であります。準備が整ったものから順次輸送する予定です」

 政府は、これまで防弾チョッキなどの自衛隊の装備品を提供してきました。

 今回、ウクライナからの新たな要請を踏まえ、化学兵器などに対応する防護マスクや防護服に加え、ドローンを提供する方針で「防衛装備移転三原則」の範囲内で行います。

 また、自民党は自衛隊機でインドなどの備蓄倉庫から毛布などの救援物資をウクライナ周辺国へ輸送する実施計画を了承しました。

 政府が近く閣議決定する予定です。

テレ朝news

https://news.yahoo.co.jp/articles/ae7759a4093c046e546af5946d7e380fa0e0b346

政府 ウクライナに防護マスクやドローン追加支援へ(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

 

2022-04-20  久志能幾研究所通信 2365号  小田泰仙

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