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2022年4月

2022年4月20日 (水)

感動! ♪おむすびコロリ お家で腐って さあ大変♪

 

 いつも行くお店で握ってもらった「おむすび」を3日ほど忘れて、部屋で放置したら、痛んで食べられなくなっていた。最近、急に暖かくなって常温で放置したのが原因のようだ。それに感動である。それはその「おむすび」に防腐剤が入っていないことが証明されたからだ。

 

腐らない食品

 いつも大規模小売舗のテナントのご飯は、冷蔵庫に入れれば10日経っても腐らず大丈夫である。逆にいくら冷蔵庫に入れたとしてそこまで持つのが不思議であった。食品表示欄で確認しても防腐剤が入っていないが、前述のおにぎりの件と比較すると、防腐剤が密かに入っていると確信した。

 

食中毒事件の発生ゼロ

 このご時世で、これだけ大量の食品が売られていても、食中毒事件は聞かない。それだけ大量の防腐剤が入っているのだろう。食中毒事件が起きれば、そのお店は営業停止を喰らうし、大規模小売店舗から追放だろう。だから防腐剤非表示でも、防腐剤が使われているとしか思えない。だから日本のがんの発生が増える一方なのだと確信した。もう二度と、大規模小売店舗ではご飯を買わないと決心した。

 

危険な食品

 むろん、私は以前からコンビニではおにぎりなど絶対に買わない。ほっか弁店でも買わない。ほっか弁店では、油を使って炊飯しているからだ。そうすると炊いたお米の表面の艶が出て、美味しく見える。また海苔を付けた場合、べたつかず、商品価値を上げられるからだ。私には油はドクターストップであるから、食べない。

 

日本のがん増加の原因

 日本で使用されている添加物数は、1500種類以上あり、石油などから作られる認可された合成添加物の数は350品目以上ある。

 ところが欧米だとその数は30種程度である。その原因は、今の官僚が使命感を忘れて利権に走り、業界の意のままに添加物や防腐剤を認可しまくっているからだ。官僚はその業界への天下りを考えているのだ。

 2022年3月から、いままで「人工添加物」という表示が、単に「添加物」とだけの表示で良いように法律が改悪された。消費者が騙されやすい状況に、汚役人が法律を改悪したのだ。自分達の利権のためだ。

 

 それらの総合結末が、現在の日本だけガンが激増している現実である。日本のがんの原因は、役人の劣化である。大垣の役人の劣化が大垣の没落を招いたが、それが国家レベルとなると、日本人全体のガンの増加となり、日本人の消滅につながる。おそろしい話だ。

 

【世界の化学合成添加物認可数】

 日本    … 約350品目

 アメリカ…約130品目

 ドイツ …約 60品目

 フランス…約 30品目

 イギリス…約 20品目

 https://www.toyota-kenkou-seikatsu-center.co.jp/6269/

 

 汚役人の腐敗防止

 人の心が腐敗するのを防ぐのが修身教育だ。役人はお国の為、国民のためにノブレス・オブリージュの精神で尽くす必要がある。その覚悟が無ければ、役人になどなるべきではない。

 ところ今は役人が拝金主義に汚染されている。今の地方の役所ではコネで入る輩が増えているようだ。それで一般人の2倍に給与を貰っている。それで国民や市民の為に働かないのだから犯罪である。

 だから日本の経済停滞が改善できない。その元凶が政治家と官僚である。国民が声を上げないと日本が沈没する。大垣のガンのような惨状が日本全体に広がるのを防がねばならぬ。

 

身の回りは毒だらけである。自分の身は自分で守るしかない。

 

 2022-04-19  久志能幾研究所通信 2364号  小田泰仙

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2022年4月18日 (月)

創造とは、生存を賭けた血みどろの闘い

創造とは

 創という文字の偏である「倉」には、傷という意味がある。つくりの「リ」(りっとう)は、文字通り刀のことである。つまり「創」という字は、刀傷を表している。刀傷というのは、戦闘状態のときに敵方に切られてできる。刀傷だから、深く切られれば死ぬことになるが、浅く切られた傷ならば、時代劇の一場面のように、焼酎を吹き掛け、晒をまいて「死んでたまるか!」と気合を入れれば傷跡に肉が噴き、直っていく。そしてその新しい肉と皮膚は、以前に増して強固なものになってくる。これこそが人間の生命力であり、創造の「創」につながる。

 

真正面から切られる勇気

 平穏無事なことからは、創造は生れない。ビジネスで言えば、傷を受けるとは失敗することを意味する。おおむね人は失敗を恐れて刀を避けようとする。うまく避けられることもあろうが、大抵の場合は刀を避けようとして妙なところに傷を受けるものである。正面から対峙せず、逃げてしまったために脇腹を突かれたりもする。また自分が避けたがために、他の人間が傷を受けることにもなる。 真正面から切られる勇気を持つことである。傷を恐れてはならない。傷を負ったとしても、それは必ず再生できる。そして再生されたものは、今までよりもきっと強固なものになる。「創造」とはゼロからのスタートとは限らない。今あるものを進化させ、新たらしいものに生れ変わらせることが創造である。現状維持に創造はない。

 

 傷つかなければ進歩もない   No pain, no gain.

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Photo

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無為無策の末路

 大垣市の行政は20年間、無為無策であったから、それの失敗はないだろう。しかし責任者はやったことだけでなく、やらなかったことにも責任を取らねばならぬ。

 前市長は、やるべきことをやらなかったから、公示地価が半額以下に暴落し、大垣駅前商店街を壊滅させた。市民の不動産財産の半分を吹き飛ばした。

 

役所と企業の違い

 お役所のお仕事と民間の仕事の違いで、一番大きな差は、命のかけ方と付加価値の有無である。佛像に付加価値を生み出すために佛師は命をかける。松本明慶大仏師はそう断言する。それに対して、お役所のお仕事は、予算を消化するだけの作業にすぎない。その付加価値でも、今までにないものを創り出すのは、命をかけた真剣勝負と同じである。

  

お役人の創造

 それをお役人は業者に丸投げする。例えば、大垣市の行政はIT化を「創造」と称するが、それは笑止である。

 新しい水都の時代を作るには、斧で木を切り倒すように辛い仕事だ。汗をかいてなさねばならぬ。簡単にできない。それを業者に丸投げでやることなど、内容が幼稚である。

 

 ある事業を「創造」するなら、その具体的目標値を、一桁も高い値にする具体的目標値とその期限を定めなくては、意味がない。そんなことをやった役人など聞いたことがない。「水都新時代を創造」とは、具体的にどんな創造的な実現数値があるのか、明確にして欲しい。所詮は、当時の6選目当ての大垣市の前市長の言葉の遊びである。

 大垣市は目的と手段を混同した振りをしている。税金を無駄遣いしてピンハネするためのようだ。「電子化市役所」も曖昧な表現である。まるで電子化が目的のようだ。電子化は単なる手段である。それで費用が増え、経費も増えるのら、やらない方がよい。その無意味なことをやるから、経費が増え、ゴミ袋有料化で増税しなければならない羽目になるのだ。無能政治の典型である。

 

企業の創造

 企業は血みどろな闘いをして、グローバル経済主義世界で戦っている。負ければ倒産の憂き目に遭うのだ。それが身分を保証されたお役人の天国のような世界との違いだ。

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 お笑いの新「創造」記事  岐阜新聞 2019年4月26日

 

2022-04-18  久志能幾研究所通信 2363号  小田泰仙

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2022年4月15日 (金)

大垣市役所の案内ロボットは上から視線・平成猿芝居、無能で左遷、不貞腐れ、IT音痴

 

北口(裏口)に左遷

 2020年1月、大垣市新市庁舎が完成してから、私はこの16ヶ月間で、所用で80回ほど新市庁舎に出向いた。しかし、正面玄関に鎮座する案内ロボットが動いている場面を一度も見たことがない。

 私が2022年4月14日、新市庁舎に出向いたら、いつも南口の正面玄関に鎮座する案内ロボット君がいなかった。この案内ロボットは、いつも動かず鎮座だけだ。それで「どうしたのか」とその横の受付嬢に聞くと、「北口の玄関に異動(左遷)されたという。北口は南の正門口の10分の1くらいしか来訪者が通らない。つまり北口は裏門で、閑職に異動である。

 私がその時、受付嬢に「あの案内ロボットは動いているの?」と聞いたら、「昨日、一度だけ動きましたよ」と自慢した。嘲るような語調に聞こえたのは、私の気のせいかしら。後は推してしるべしである。

 この案内ロボットは前市長の自己宣伝だけの為に導入されたITオモチャである。この時は、前市長は6選出馬を画策していた。それを阻止できてほっとしている。

 

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   岐阜新聞  2019年4月26日   岐阜新聞のヨイショ記事

 恥ずかくて読む気もならない。岐阜新聞は御用新聞だ。

 これは読者(大垣市民)への「洗脳報道」である。「お殿様は偉いのだ」と大本営発表と同じである。そうやって市民を騙して大垣市を没落させた。

 岐阜新聞は「創造」の意味を知らないようだ。創造とは血の滲む取り組みで初めて達成されるのだ。「創」とは傷のことだ。「傷」に「刂(刀を研いでいる象形文字)」と書いて「創」である。肌に刀で傷を付ければ血が噴き出る。それに焼酎を吹き付け、なにくそと奮起するから、その傷口から新しい細胞が生まれて来る。それが創造だ。IT化を業者丸投げなどでは、創造と言わない。

 写真のように太鼓持ちを引き連れ、ふんぞり返る市長の姿滑稽で大垣の恥である。

  その後ろでヨイショする石川市議会議長は、見ていて恥ずかしい

 完全なヤラセ芝居である。平成末期の猿芝居である。

 大垣市は電子市役所を錦の御旗に掲げ、どんどん人を増やしている。その結果が経費増大、挙句にである。

 電子市役所と言いながら、ハンコを忘れると身分証明書があっても門前払いである。私は門前払いされた。2022年現在でも変わらない!

 

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何時もこの場所に鎮座するだけの案内ロボット 大垣市庁舎南玄関

  ‎2022‎年‎2‎月‎14‎日、‏‎14:49:

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 案内ロボットが左遷された後 大垣市庁舎南玄関  2022年4月14日

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    案内ロボットが異動 大垣市庁舎 北口  2022年4月15日、11:18

   早飯中 なぜ何時もの12時から13時の充電時間でないのか

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 通常は12時から13時が充電時間  ‎2022‎年‎2‎月‎9‎日、‏‎12:15:44

 

左遷で不貞腐れ、お笑い

 翌日、2022年4月15日午前11時18分、私が新市庁舎に行ったら、案内ロボット君は早飯中(充電中)で、仕事の放棄中であった。

 いつもなら12時から13時までが充電時間だが、北口に左遷されたら、今日は11時過ぎからの早弁である。ロボットだって、左遷されれば、不貞腐れサボるようになるようだ。だってその充電のお世話をするのは市の職員なのだ。全ての現象は人の心の現れである。市役所の案内ロボット担当者は現金なものだ(笑)。

 本来、お昼の休み時間中に一番案内すべき来訪者が多いはずだが、その時、充電中にして動かさないとは、恐れ入る。それが大垣市の役人の根性を象徴している。大垣役人の恥さらしである。それを自慢していたのは前市長である。

  

無能

 今時のロボット掃除機は自走式で、自分で充電場所に移動して充電する。それがこのド高い案内ロボットは、人の手で、わざわざ一番忙しい時期に充電休憩である。何かおかしくないか。なにが創造だ! 要は無能なロボットなのだ。

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こうやって市職員が充電の段取りをする。自動ではない。

2021‎年‎9‎月‎27‎日、‏‎11:56  この日も、早飯です

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 上から視線

 たかが小さな大垣市庁舎内だ。誰かに手を引かれてしか辿り付けない場所があるのか。市庁舎内には、案内表示も案内嬢も各場所に職員もいる。その案内に3歳児の知能の案内ロボットを使おうと考えるのは、自分の超有名大学出の学歴を鼻にかけ、「市民はバカ」と決めつけ愚弄している行動である。それは上から視線の大垣市長のいつもの思考からの発想だ。

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前市長の不純な動機

 この案内ロボットは、前市長が新市庁舎のIT化の目玉として大宣伝していた代物である。ご丁寧に岐阜新聞も大々的に報道をしていた。案内ロボットは大垣市の業務の効率化の目玉であったはずだが、それで効率が上がった形跡はない。省人化として人が減った形跡もない。単に前市長が「やっています」とのポーズを示すだけの悪癖でしかなかった。

 前市長は数多くの政策で、効果ばかり前面に出し、そのために必要な費用は絶対に口にしなかった前科がある。それも一過性の政策ばかりである。要は選挙対策用の点数稼ぎであった。

 現実に、大垣市役所の省人化と言いながら、大垣市の職員数は1202人(2019年)から1240人(2020年)と増えているのだ。

 今年度の新予算でも総務費が59億9158千万円(2021年)から63億6478千万円(2022年)に6.2%も増えている。コロナ禍で市役所職員にも在宅勤務者が増え、仕事量の減少で、本来、総務予算が減るはずが、激増である。何が省人化、経費の削減なのだ!

 それでいて、ゴミ袋有料化を名目に、3億4千万円も増税である。市民には年間5千円の負担増である。役人たちの無駄遣いを市民に尻ぬぐいさせている。絶対に石田市長の再選をさせてはならないと決意した。

 

案内ロボット君の失業

 だって案内ロボットの知能指数は幼児の3歳程度である。誰がわざわざトロトロとしか動かないロボットに案内を乞うのか。それより庁内案内地図を見るか、美人の受付嬢に聞けばよい。大垣市の美人の受付嬢は愛想がよく親切なのだ。それを不愛想でのろまな案内ロボットに案内をしてもらうバカはいない。市民は賢いのだ。忙しのだ。

 それで儲かっているのは、利権がらみで市役所に取りついたIT業者たちである。保守費を名目に、毎年金が飛んでいく。その分、無駄遣いが増え、大垣市の市民の財産が減っている。

 

世の中の動向

 世の中で有名なソフトバンクのペッパー君も働きが悪く再雇用されず、その8割がお払い箱になっている。

 

 ソフトバンクグループ子会社のソフトバンクロボティクスは、2015年10月から契約期間が3年の法人向けモデル「Pepper for Biz」を開始。つまりPepperを契約した法人は今年10月から契約更改となる。ところが、「日経xTECH」の調査で、レンタル契約の更改を予定する企業が15%にとどまることが明らかになった。Pepperの導入を表明している44社を対象にアンケートを実施し、27社から回答を得たが、「更新予定」と答えた企業は27社中4社(15%)のみ。

「週刊朝日2018/10/25 07:00」号

https://dot.asahi.com/wa/2018102400011.html

 

大垣市長は、世間のIT動向を無視

 以上の情報は2018年には有ったのに、2020年1月竣工の大垣市新市庁舎に無能な案内ロボットを大威張りで導入するとは、前市長は狂っていた。先を見る目がなかった。それどころか、現在の実態を見る能力さえなかったのだ。自分の都合の悪いことには目をつぶるのだ。

 狡猾なIT業界に赤子の手がひねられるように、大垣市は金を巻き上げられたのだ。一度、IT業者と契約すれば、その契約額の1割が毎年、保全費、保守費として貢がねばならむ。そして5,6年経てば、全部を更新せねばならぬ。ITは金食い虫である。IT業界にとってド素人の市役所役人を手玉に取るなど、簡単なことだ。

 だから大垣市は前市長の在任中(罪人?)の20年をかけて没落した。公示地価が20年間で半分以下に暴落した。大垣駅前商店街のお店の60%がシャッターを下ろし、20年前の20%の店舗数だけになった。宇宙根源の理に合った動きである。因果応報でそういう政治を前市長はしたのだ。それを現石田仁市長は継承するという。狂気である。

反省

 それを阻止できなかった大垣市民は反省すべきだ。その失敗を二度としてはならない。市民が声を上げないと、行政に舐められて、また同じ道に引きずり込まれてしまう。声を上げないと増税と所有財産の目減りである。クワバラくわばらである。

2022-04-15  久志能幾研究所通信 2362号  小田泰仙

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2022年4月14日 (木)

「16時間断食」のすすめ

 

 雑誌かネットで、「16時間断食」の生活術を発見して、現在、それを実行している。現在、私の内臓の調子はすこぶる良い。

 内臓は、多くの人に奴隷のように扱われ、黙って働いている。しかし奴隷にも休息を与えないと死んでしまう。奴隷は文句を言わない。文句を言ってきたときは、往々に手遅れの場合が多い。それを防ぐのが、「16時間断食」である。

 

佛の報せ

 私のがんも自覚症状がなく、胸騒ぎがして検査で調べた時は、ステージが進んでしまっていて、手遅れ寸前であった。河村義子先生ががんで亡くなる知らせが無ければ、先に私が死んでいたであろう。

 

肝臓は忍耐強い

 例えば肝臓は暴飲暴食に黙って耐える。肝臓にとって酒飲みは暴君なのだ。肝臓が調子が悪くなった時は、修復不能の状態である。酒飲みに、「肝臓の休肝日」を設けろと言われるのは、常識となっている。世界では、年間300万人が酒が原因で死んでいる。英国の学会で発表された論文では、「酒は微量でも発がん性物質」である。「適量の酒は長寿の薬」は大嘘である。

 食物は胃や腸で消化されるが、アルコールは肝臓で薬物と同じプロセスで分解・無毒化される。WHОでは、酒は薬物に指定されている。それは酒が薬物と同じプロセスでしか分解・無毒化されないためだ。要は、酒の入った宴会は、薬物パーティーなのだ。酒はその分、肝臓に負担をかける。毒である。酒は百厄の弔なのだ。

 

16時間断食

 会社勤めの生活では難しいが、自営業の生活なら、16時間断食が可能である。16時間断食とは、食事を朝10時から夕方の18時までの8時間中にとって、その後は間食をしない生活である。朝や夜は、水や白湯を一杯である。

 

理論

 その理由までは情報源に書いていなかったが、「16時間断食」は内臓を休ませて、断食と同じ効果を得る手段であると推定した。

 人間は生物として24時間中、8時間を休息に使う。だから生きている間の3分の1は、生物として休息が必要のようだ。同じように内臓という器官も最低8時間の休息が必要のようだ。その日の最後に食事をしても、それから5,6時間は消化の為、内臓は働きづめである。だから8時間の間に食事をしても、その後に5,6時間は消化に時間がかかる。だから8時間の内臓の休息時間を確保するには、食事を朝10時から夕方の18時までの8時間に食事を摂る必要があるわけである。睡眠中は、内臓にも寝させてあげたい。

 

16時間断食を意識すると、間食も無くなり、健康によい。

私が8時間の食事帯時間外で口に入れるのは、白湯だけである。

 

休んだ大地は、翌年、大きな実りをもたらしてくれる。

それは人生でも、人生の上で咲く人体でも同じである。

働きづめで脳を休ませないから、精神の病にもなる。

人間は機械ではない。休息が必要だ。

消化器官を休ませなければ、ガン等の病気になる。

それは宇宙根源の理なのだ。

そう、死んでもいいけど、健康管理が最優先なのだ。

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馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」久志能幾研究所刊

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   馬場恵峰書

2022-04-14  久志能幾研究所通信 2361号  小田泰仙

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2022年4月13日 (水)

思いあたる事 あなたは…

 

 馬場恵峰先生の百メートル巻物の最後に書いた人生訓が、今までの生き方に「問い」を投げかける。馬場恵峰先生が2年がかりで100メートル巻物を書いてきた。その巻物の最後に書いた問いである。自分が立ち上げた「人生有限会社」の社長は自分である。社長として、長い人生を相応しく送っているだろうか。自問したい。

 

 長い人生が、この百メートル巻物を書き上げることに象徴されている。人生を始めた時は、最初は100メートルもある長さにため息が出るが、段々とその巻物が文字で埋まっていき、生きてきた足跡が字で埋まっていく。巻物であるので、何時かは終わる時が来る。残り少なくなった巻物を見た時、今までの生きざまを振り返るときがくる。最期を迎える前に、走馬灯のように今までの事が思い出される。最期は、身を正して佛になり、成仏したいもの。その過去の己の姿を見る時、…..

 

思いあたる事 あなたは….

1 いつも不景気な陰鬱な顔をしていないだろうか

2 すべてを理論で割り切って行こうとして相手に嫌がられるような事をして又言ってはいないだろうか 

3 相手によって仕事によって力の入れ方にムラがないだろか

4 「こんな仕事をおれにやらせる」等と不平をいわないであろうか

5 人の陰口を言うような事はないだろうか

6 命じられた仕事の結果を必ず復命するか

7 上役には従順であるが、下の者を愛する事を忘れていないか 

  大切なことである上下なく人を敬い行くように

8 人に物を頼む時は熱心だが、人から頼まれた時には冷淡だというような事はないか

9 生涯かけて見につけた技を持っているか

10 生涯現役の修行学び続けているか

       『馬場恵峰書「百尺巻頭書作選集」』より

 

大垣市で思いあたる黒絵巻史

 市長として20年間も君臨した。長い巻物のような大垣行政物語で、前市長は古希を迎え人生の終わりに近づいていた。その長い任期の間、ずっと笑顔がない威張った顔を晒していた。それが威厳の象徴であると勘違いしていたようだ。苦み走った顔はまるで玄関に髑髏をぶら下げているようなものだ。福沢諭吉翁が『学問のすすめ』でその愚を警告している。市長の顔は、市の顔なのだ。その顔が髑髏では、大垣が没落して当然である。

 

 自分は有名大学出として実行したことは、理論通りである。それで成果が上がらなければ、その政策が間違っているのだからそれを修正しなければならぬ。それを修正せず、間違った方法で20年間も続けたので大垣市は没落した。間違いが明白なのにそれを修正できないのを無能という。

 その間違いが実証された政策を「継承」すると広言して、それを実行する後任市長はもっと無能である。政治は結果が全てである。政治の通信簿は、その都市の公示地価である。大垣の公示地価が20年間で半額以下に暴落したのが現実だ。市民の財産が奪われたのだ。

 その愚行を批判もせず、同調した市会議員達も同罪である。

 

 前市長は、自分の名誉や見栄には力をいれて、真に市民の為になることは蔑ろにした。だれが市制100周年記念でどんちゃん騒ぎにお祭りを強要したのか。市制100周年記念で無理に100個の行事を捻出し、市民の血税を3億5千万円も散財した。それで潤ったのは、一部の利権者だけである。その金の使いかたは汚職の疑いさえあった。なにせその会計報告を条令を盾に議会で拒否をした。その費用分、大垣は貧乏になった。その祭りのような行事をしても翌年の大垣市の公示地価は20年間と同じく下がり続けた。大垣市の再興に何も効果がなかった。

 なぜその前任者の政策を現市長は、一般質問をしてよいしょの持ち上げをしたのか。

 

 ご先祖に大事な常盤神社での行事で居眠りをして、「こんな仕事をおれにやらせる」等と不平を態度で示した。翌年は海外逃亡で、帰国予定日を台風の理由に延期である。台風が来ることは天気予報で事前に分かっていたこと。伝達に使う道具は、言葉だけではない。行動とその結果がその意志を表している。

 

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『馬場恵峰書「百尺巻頭書作選集」』久志能幾研究所刊 2016年

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2022-04-13  久志能幾研究所通信 2360号  小田泰仙

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2022年4月12日 (火)

A宮家、狂った子供の仕付方

 

集大成

 馬場恵峰先生から教わった「子供の仕付方の十ヶ条」を見て、親の教育次第で、如何に子供の人格が変わるかを身近に見た。子供とは両親の教育の集大成なのだ。M子さんやKK子の行動を見ると納得させられる。

 

A宮家

 子は親の言う通りにはならない。親のやっているようになる。M子さんやKK子の行動は、親の行動の象徴なのだ。人の行動は、世の中で一番多く見たものに影響を受ける。国民と寄り添わない教育を子供にすれば、狂った行動を取るのが、当たり前となる。そして権利ばかり要求して、義務は果たさない人間になってしまう。税金の無駄遣いばかりである。

 「氏より育ち」である。高貴な生れだから気品ある行動を取るわけではないことは、今までの30年間の私生活で明らかになった。

 

大垣市

 政治家の子供とは、都市の顔、都市の行政の在り方である。狂った政治をすれば、その子供である都市は不良になり、市の商店街は寂れ、土地の値段は暴落し、都市は没落する。

 その実例を大垣駅前商店街や大垣市の行政に見る。華美に過ぎた自分達だけの城(市庁舎)を作り、コロナで市民が苦しんでいる中、不要な増税し、自分達のお手盛りで高給を取る。継承と称し、前任者の都市没落政策を継続し、何もやらない石田政権に怨嗟の声が上がる。石田政権も市民に寄り添わない政治を継承している。放漫政治で、ゴミ問題と本質を隠して、ゴミ袋有料化で増税を謀っている。それで2千万円の処理費の節約になると言うが、増税として3億4千万が市の財政に寄与するのだ。高価で贅沢な新市庁舎の維持管理に金がかかるのだろう。

 「氏より育ち」で、東大出だから良い政治をするわけではないことは、今までの20年間の無為無策の政治で明らかになった。それで育った都市は、ボロボロだ。

 

 こんなことがまかり通れば、日本の未来は暗い。声を上げて不合理を阻止しないと日本も大垣も無くなってしまう。

 

子供の仕付方の十ヶ条

 

1 膝の上ばかりより自然に親しむ土の上におくこと

2 小言百万辺よりも情愛念の一言一言大切に

3 教えさとす時はわかりやすく、おごそかに

4 すぐ教える時と間をおいて笑顔忘れず道くべし

5 叱る前に先ず自分が模範示して悟すべし

6 早起早寝の習慣つけさせ間食少なくする事

7 早く個性見抜き一芸を身につけさせる事

8 物を豊富に与えるより物を大切にして整理せいとんを

9 「氏より育ち」家系も大切だが、その育て方に工夫を

10 子供には嘘を言うな。約束は充念かけて嘘にならぬように

 

此の世でもっともおそるべき人物は誰であろう。それは少年少女である。

彼等には素晴らしい未来がある。「親に似る親になるなと子を思う」

   馬場恵峰書より

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『馬場恵峰書「百尺巻頭書作選集」』久志能幾研究所刊 2016年

2022-04-12  久志能幾研究所通信 2359号  小田泰仙

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2022年4月11日 (月)

嫁姑戦争の終焉

 

 10年程前、馬場恵峰先生が明徳塾で話された講話を、百メートル巻物に集約して書かれた。それを2016年に『馬場恵峰書「百尺巻頭書作選集」』として出版した。その一部を紹介する。

 

 人間の性は、修身で磨くしかない。人は動物として生まれ、人間になるように育てられるが、犬畜生の根性のまま老いる人もいるようだ。人間とは、人と人の間でよい関係を取り持つことが出来る人のことだ。これを守れば嫁姑戦争など起こらないのだが。

 

 嫁姑戦争では、人間関係の衝突である。利己から出た嫌味弾の撃ちあいである。要は人間にしかない智慧が腐敗して、犬畜生の性にまで劣化した結果である。特に日本人であれば、花鳥風月を楽しむ余裕があれば、そんな醜い性は智慧でオブラートに包むことが出来る。欧米ならキリスト教の説く愛でそれを守るはずである。

 

 それが出来ない人は、動物で生まれて人間になるように育てられたが、精神が成長できず、野獣のまま生きているのだ。人間も自然界の一部である。それを人間関係だけで全うするから、地獄絵となる。自然界はそんな狭い世界ではなく、広い世界である。嫁姑問題など小さな事象である。花鳥風月を楽しむ余裕があれば戦争など起こらない。

 

嫁に対する姑の心得

1 世代を考えて家風を押し付けないようにしよう

2 若い夫婦を信頼して見守りましょう

3 嫁の意見を尊重し理解ききわけましょう

4 家族団欒の時を作ってあげましょう

5 若夫婦だけの時間を考えてやりましょう

6 託された孫の育て方を研究し協力しましょう

7 講演会、研修会に進んで嫁をだしましょう

8 どんな事でも尋ねられたら親切に教えましょう

9 嫁の悪口はやめましょう 南の得にもならなぬもの

10 信頼され尊敬される姑として世代を見つめて行きましょう

 

喜は美也。怒は醜也。哀は苦也。楽は和也。

 

 

姑に対する嫁の心得十ヶ条

1 姑の言葉を善意に受け取りましょう

2 早く婚家の家風に合うように努力をしましょう

3 知ったかぶりはやめましょう

4 常に身を律し心に敬の一字を持続して行きましょう

5 婚家の御先祖・佛事・神事を学び大切に

6 婚家のいろいろの財産を大切にしよう

7 自分の生家自慢をよしましょう

8 嫁として常に姑の身体保安に気をくばりましょう

9 笑顔や愛語は嫁の大きな宝物大切に

10 親孝行の手本を子供達外皆に示範して行こう

 

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『馬場恵峰書「百尺巻頭書作選集」』久志能幾研究所刊 2016年

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    馬場恵峰師 近影 2014年4月10日

 

2022-04-11  久志能幾研究所通信 2358号  小田泰仙

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2022年4月10日 (日)

嫁姑戦争にハマる

 

 最近、YouTubeで嫁姑問題の動画にハマっている。そこに生々し人間模様があり、つい見てしまう。人生問題、人間関係問題として今も昔も変わらない姿に、生の教材として観察している。なにせシンデレラ物語でも継母問題がテーマであり、嫁姑と同じカテゴリーで古今東西世界共通のテーマである。2000年前の人間は今と精神的に変わっておらず、むしろ劣化したのかもしれない。

 特に大垣市や政界の政治家を見ていると、その感が強い。

 

ダメ夫

 世には劣化した現代人が多く溢れている。出てくるダメ夫は、スマホにかじりつき、ゲーム三昧で妻の訴えを聞かないスタイルが典型である。そこには本を読むような知識人は登場しない。周りの人間を見ていて、それにも納得してしまう。

 

ダメ妻

 登場するダメ妻は、利己主義の塊のような女性である。動画の内容は、脚色をしてあるとはいえ、何か納得してしまう。今まで、会社内で接してきた若い女性を見ていると、まんざら嘘でもない現実である。

 昔の職場の女性陣をみても、絶対に関わりたくないという種族が多くいた。周りに仲間から、「お前の嫁に言っとけ」と頻繁に忠告されていた女性もいた。それが自分の部下なら最悪である。私もそういう「お局さん」に讒言され左遷されたことがある。今は昔の修羅場のお話で、YouTubeの嫁姑問題の動画が他人事とは思えない。

 

 日本の心の教育が駄目になっていることが、この嫁姑問題の動画で示されている。これでは、日本の復活は難しい。

 

この嫁姑問題で新たな知見を得たので、列挙する。

 

1 嫁が夫の親の介護をするのは当たり前と思っていた。しかし、民法上では、血のつながりのある親族にその介護に義務があるが、血のつながりにない嫁には、その義務はない。

 

2 嫁いじめは、今はモラハラに当たり、裁判や弁護士を交えての離婚交渉になれば、慰謝料として100~200万円の損害賠償を請求される。

 現代は簡単に録音できるので、それが証拠となり、モラハラの言い逃れは難し。一発で多額の慰謝料が請求される。

 

2 不倫で離婚ともなれば、夫も不倫相手も慰謝料が請求される。その額は数百万円。不倫は高くつく。

 離婚時の子供の養育費は、月20万円ほどで、子供一人当たり成人までの費用となると数千万円になる。5歳から20歳迄の間なら、3,600万円である。それで不倫した夫は地獄に落ちる。

 ただしその慰謝料や養育費をきちんと毎月払ってくれる相手は、25%ほどしかいない。現実は厳しい。だから一括で払ってもらわないと、取りはぐれになる。

 

3 妻を正当な理由なしに実家に帰すと、立派な離婚要因となる。

  弁護士を通せば、一発で離婚成立、慰謝料が多額に請求される。

 

4 「退去してください」と言っても、相手が不当な居座りを続ければ、警察に通報して、不法滞在罪で検挙される。立派な犯罪となる。これは新聞の拡販員、強引なNHK集金人にも適用される。

 

5 夫が死亡して、妻がその死後、婚家とうまく行かないなら、絶縁処理が法律的にできる。姑と縁を切ることが出来る。

 

 

2022-04-10  久志能幾研究所通信 2357号  小田泰仙

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2022年4月 9日 (土)

アメリカ化した大垣市行政、石田仁市長はサイコパス?

 

 アメリカ社会の特徴を一言で言えば、「どうやって楽をしようか」と考えている社会です。自分が楽をするために他人を上手く使おうと知恵を絞る社会なのです。

 田舞徳太郎著『成長・発展する会社の法則』p191

 

 大垣市の汚役人は石田仁市長を筆頭に、どうやって役人の俺たちが楽にできるかを考えているとしか思えない政治家ばかりである。そのために市民から金を奪う事しか考えていないようだ。

 その本性が露見したのが、今回の「ゴミ回収袋の有料化」である。いままで人件費も処理費も予算内でやってきて、回っていて、新たに費用が発生したわけではない。

 金が要るようになったのは、他市よりも2割も豪華な県下一贅沢な新市庁舎を建てて、その維持管理費が増えたので、市民にゴミ回収袋を名目にたかっているだけだと私は断定した。

 

大垣市の無駄遣い体質

 大垣市広報での大本営発表では、予算総額1,592億円の新年度総予算で、わずか3,516万円の節約でおお威張りの発表である。僅か0.022%の割合である。その陰で、3億4千万円を市民の財布から強奪する「ゴミ回収袋の有料化」実施である。

 

ITロボットの無駄

 だから大垣市の今年度の予算の節約など大笑いである。無駄な新市庁舎のITロボットや駐車場の無駄な警備員を止めれば億円に近い金が浮くのに、利権に染まった汚役人はそんなことはできず、無駄なITlロボット、遊んでいる案内ロボットを廃止するだけで数億円が浮く。設備を入れれば維持管理、保障管理で膨大な金が要るのだ。設備の導入費用の1割の費用が毎年保守費で発生する。

 

市庁舎前の駐車場案内警備員の無駄

 無駄な市庁舎前の駐車場案内警備員を止めるだけで、年間2千万円(1000万円×2=1千万円)が節約できる。一人の警備員の費用1千万円というには、

 市と警備員の間に警備会社が入るから、ピンハネがある。それだけの金を出さないと会社が回らないから、そういう費用になる。それに関して利権のある議員もいることだろう。だから止められないだろう。

 

大垣市の強制的寄付金強奪

 大垣市は他市よりも10倍も多い寄付金の強制集金で泣いている。大垣市からの強制的寄付は、各自治会が対応しているので、住民は知らない。赤十字社の寄付は、その集金活動に、7%のキャッシュバックさえある。その金は連合自治会の裏金でどんちゃん騒ぎに使われるようだ。赤十字社の募金はそんなつもりで募金、集金をしているわけではないのだ。

 そんな市民の負担など、石田仁市長は、知ったことではないようだ。石田仁市長はサイコパスである。市民の悲しみに共感できない性格なのだ。

 

現状把握

 石田仁市長のほざく「魅力あふれるまちづくりの実現」の実施策がどこにあるのだ?

 児童生徒一人当たりの教育費が県下最低の大垣市、

 他市よりも寄付金依存度が10倍も高い大垣市、

 リニア景気に湧く中部圏で、どん底景気に泣く大垣市、

 大垣中心街の没落になにも手を打たない大垣市、

 未来ビジョンで人口減が予想されて、何も手を打たない大垣市、

 汚役人たちの為の県下一豪華な大垣新市庁舎を建てた大垣市、

 児童生徒虐待体質の大垣市、

 それらは神の如くの評価をする市場が、大垣市の公示地価の暴落で示している。神の声である。その現実を石田仁市長は無視である。目を拭い、耳を洗って現実に接して欲しい。経営の基本である現状把握さえ出来なければ、市長のオツムはお花畑状態である。PDCAの基本どころではない。

 

継承と挑戦

 前市長小川敏の極悪愚劣政策を「継承」してどうするのか?

 「挑戦」するなら、まず大嘘の「大垣未来ビジョン」という愚像を破壊して、明確な数値目標を決め、期限を決めて、首を賭けて挑戦して欲しい。数値目標のない目標は、誤魔化しである。

 政治は結果が全て。予算を見れば、そこに全てが書いてある。

 

 

 

2022-04-09  久志能幾研究所通信 2356号  小田泰仙

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2022年4月 7日 (木)

大垣市長の大嘘と騙し 「継承と挑戦」で市民を騙し、夢を砕く

 

 大垣市長の石田仁は、「継承と挑戦」というスローガンで市民を騙して、ゴミ有料化で各家庭で年間5千円の増税を謀った。「継承」とは前市長の何もしない無為無策市政の「継続」である。大垣市民を没落市民に陥れ、「挑戦」という政治用語で何もしないことを胡麻化している。

 今、大垣市に必要なことは、破壊と再構築・創造である。旧態依然たる考えを破棄し、新しい時代にあった街の姿につくり直さねばならぬ。それは昔の考えの政治家や、昔のしがらみに囚われた政治家には無理である。

 

 このままでは、大垣の没落トレンドは「継承」である。これは市長が、言葉でどれだけ大垣市民を騙せるかの「挑戦」である。

 大垣市民さん、早く目を覚まそう。

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騙しの広報

 大垣市の広報4月1日号で、大々的に「新年度の予算など可決」と公示して、その下に小さく「条令関係」と廃棄物関係の手数料改定とさりげなく書いている。どこにも市民の負担が増えるとは書いていない。都合の悪いことを書かないのは、詐欺と同じで騙しである。

 しかしこれはゴミの有料化法案が可決され、各家庭でゴミ回収券が年間5千円の負担増となる。つまり増税である。岐阜市は、ごみ回収券が無料なのだ。

 なおかつ大垣市は、その件で経費が増えるわけではない。ゴミ回収の人件費も経費も今まで通りである。純増になる増税である。

 この広報が示すように、石田政権は実に姑息なやり方で増税をしてしまった。何が継承と挑戦なのか。

 これは現市役所の無駄遣いの穴埋めとしか思えない。そうなんだ、今の新市庁舎は無駄なITや無駄な警備員等で無駄ばかりである。ただでさえ、大垣新市庁舎は岐阜市より2割も豪華で、県下一豪華な市庁舎なのだ。金もかかるのだ。その負担をゴミ袋有料化で胡麻化そうとしているようだ。

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2023年1月よりの実施事項

 燃えるゴミ回収袋 50円/一袋 45ℓ

 燃えないゴミ回収袋 50円/一袋 45ℓ これも有料となる

 家庭の年間費用  50週×2回×50円=5,000円/年

  大垣市の増収 5,000円×68,000世帯=約3億4千万円

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 ゴミ袋はスーパーやコンビニで買えと市役所は言う。
 

大垣没落政策の継承

 前市長小川敏の無為無策で大垣は没落し、公示地価がこの20年間で半値以下に暴落した。その分、大垣市民の財産が目減りしたのだ。

 大垣駅前商店街は全体の60%が店を閉めた。現在は20年前の20%しか店が開いていない。人も歩かない幽霊通りである。

 石田仁市長は、その大垣市没落政策を「継承」するとの宣言である。

 挑戦というが、計画された内容を見ると、大垣が発展するとは思えない政策ばかりである。政治用語で「善処します」と同じで「挑戦」とは何もやらないことなのだ。

 政治は結果が全てである。実績を示して、挑戦の具体的数値目標と達成期限を宣言してこそ、「挑戦」である。今回の「新年度の予算」には、そんな気配はどこにもない。

 

大嘘「安心できるまちづくり」

 「有料指定ごみ袋制度推進事業」が何故「安心できるまちづくり」の目玉になあるのか。各家庭で年間5千円の負担増である。大垣市全体で、6万8千世帯として3億4千万円の増収である。その分、大垣市民は貧乏になる。それでは安心できる街ではなくなる。

 大垣市より財政が豊かでない岐阜市は、ゴミの有料化はしない。

 

大嘘「楽しく子育てができるまちづくり」

 母子家庭で、ゴミ有料化になれば、年間5千円の負担増は厳しいものがある。それを平気で「楽しく子育てができるまちづくり」と宣言する神経が疑われる。

 大垣市は、児童生徒一人当たりの教育費が県下最低である。それでどうして、

「楽しく子育てができるまちづくり」ができるのか。

 数年前の猛暑の折、豊田市で児童が熱射病で死亡した。その時、問題になった小中学校のエアコン設備率が、大垣市は2,1%で県下最低であった。そんな恥さらしな記録を作った大垣市である。他市ではほとんど100%の設備率であったのに。

 現在でも、学校の学習プリント代を生徒から徴収している有様である。県内の他市では、そんな学習プリント代は無料である。

 小川敏肝いりの「元気ハツラツ市行事」では児童生徒を炎天下36度のコンクリート演台上で強制的に踊らせていたではないか。児童虐待である。

何が子育て日本一を目指すんだ! ふざけるな。

 

大嘘「元気あるまちづくり」

 現在、過去20年間の小川敏政権時代に、大垣駅前商店街の60%がシャッターを下ろした。大垣駅前商店街は大垣の顔である。その顔が醜くなっている。美人コンテストでも顔が勝負である。シャッターの下りたお店ばかりの大垣駅前商店街を歩いても楽しくない。楽しくない街の公示地価が上がるわけもなく、発展するわけもない。商売人も設備投資をするはずがない。悪魔のスパイラル降下である。

 それらを何とかしないと、公示地価も大垣の景気も上がらない。しかし、新年度予算項目に、それに対しての対策は全くない。だれが見ても元気ある街になる計画ではない。すべて頓珍漢なプロジェクトばかりで、汚役人の汚作文で、利権業者の当て金としか思えない。

 

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 これでは次回の市長選挙で、新しい市長に期待するしかない。

 

 

 

2022-04-07  久志能幾研究所通信 2355号  小田泰仙

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