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2020年5月

2020年5月 8日 (金)

私の公約3 大垣駅に駅ピアノを設置

仮定として、私が大垣市長になったら、で公約を宣言する。

誰か次回の市長選で立候補して、この公約を実現して欲しい。

公約

 大垣駅に駅ピアノ(ストリートピアノ)を設置する。

 

駅ピアノとは

 誰でも弾ける「ストリートピアノ」を公共施設や商業施設に設置する動きが東海地方にも広がってきた。「音楽で街の活性化をしたい」との欧州の取り組みで、それが全世界に広がってきた。

 駅ピアノと言っても200万円もだせば、アップライトの立派なピアノが買える。グランドピアノなら300万円である。中古なら50万円も出せばよい。年間、12回の調律をするとして25万円もあればよい。元気ハツラツ市で毎年1,000万円を無駄遣いして、会計報告もなく、闇に消える金より、はるかに大垣を元気にする効果が高い。

 私は園児が強制的に踊らされる幼児の音楽より、演歌三昧、フォークの絶叫音楽のような下品な催し物より、文化の香りが高い環境を大垣に導入したい。それで大垣の活性化の一助としたい。企業から寄付を募ってでも実現したい。その寄付こそ、企業の宣伝として使えばよい。

 

大垣市の現状

 現在は、小川敏の大垣市政が、文化芸術関係には金を出すのを渋るので、大垣駅に駅ピアノは実現しそうにもない。岐阜駅に駅ピアノがあって、何故、大垣駅に駅ピアノがないのか。岐阜市新市役所より立派な大垣新市庁舎ができて、なぜ費用がそれほど高くない駅ピアノが実現できないのか。それは小川敏が文化芸術活動に理解がないからだ。

 

東海地方のストリートピアノ

岐阜県  岐阜市 岐阜駅

愛知県  星が丘テラス

     半田市 クラシティ

     豊橋市 こども未来館ここにこ

     南知多町 島の駅

 (読売新聞 2019年11月20日より)

 

2020-05-08   久志能幾研究所通信 1574 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年5月 7日 (木)

「変わらなきゃ」と100回言っても、変われない

分かっちゃいるけど止められない、変われない

損んな私に誰がした?

 

 皆が現状に危機感を覚えて「変わらなきゃ」と大合唱だが、実際に変われる人は少ない。そんなことで変われれば苦労はない。何故そうなってしまったかを考えないから、変われるはずがない。

 何故、なぜを5回繰り返して、そうなった真因を見付けないと、永遠に変われない。

 変わるには、変わるための訓練をしなくては変われない。

 

性格分析・訓練

 「変わらなきゃ」という人が、実際に変われた人は少ない。私も過去に人間関係、リーダーシップで悩んで、変わろうと模索を繰り返した。私が実際に(少し)変われたのは、自分の性格分析をして、深層心理学、対人交流(TA分析)の研修を受け、臨死体験を含む地獄の研修を受けてからである。それで200万円弱の金を使った。それでやっと「少し」変わることが出来た。それも変わるための努力を続けないと、すぐ元に戻ってしまって、変われない。

 

人の性格形成

 人は1日に20回の決断、選択をするという。人として生まれてから12,13歳までに97%の脳細胞が完成する。その間に、20回×365日×12歳=87,600回の決断、選択の学習をすることになる。一度、自分で快楽的な決断をするとその決断を何度も繰り返すことになる。

 親から躾として、「〇〇をやってはいけない」と何度も叱られると、それが頭に叩き込まれる。例えば、私も母から「敷居や畳の縁を踏んではダメ」と何回も叱られた。父もよく母に同じことで怒られていたが、父は結婚後から言われたので、その癖が治らなかった。私は幼い時から言われ続けたから、今でも、家の敷居は踏まない習性が付いた。

 そういう躾が12歳までに87,600回も繰り返されると、強固な性格形成として脳が完成する。警察犬を訓練する場合と同じである。パブロフの犬の条件反射訓練である。

 それが働き盛りの40歳にもなると、累計で30万回もの性格形成訓練がされたことになる。だから上司が数回くらい叱っても、性格が変わるはずがない。優柔不断な決断を繰り返すと、それがその人の性格となり、おいそれとその優柔不断の性格は変えられない。

 だから「変わらなきゃ」と思っても、理屈では30万回以上の逆の訓練をしないと変われない。「そんな私に誰がした」と嘆いても、そうなったのは、己が安易な方向への決断を繰り返した果ての末路である。今まで通りにやるのが、波風も立たず楽なのだ。

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変わらない小川敏市政

 令和2年度の「新生大垣 まちづくり予算」と小川敏がアドバルーンをぶち上げても、新生しなければならなかった真の原因を考えないから、小川敏市政は変わらない。「新生大垣」など子供だましの言葉遊びである。

 「新生」とは、「前市政」を殺して、「新しい市政」を生んだのだ。何故、前の市政を殺さねばならなかったか。何処が悪かったかの反省がなく、「殺意」だけ全面に出すから、改善できるわけがない。従来通り、小川敏市政は沈没を続けるだけである。そんなに簡単に変われるなら、この19年間の間に変わっていたはずだ。新しくすべきは、市長の名である。

 ニュートンの第一法則で、下に沈んで行く運動体・大垣市政は、永遠に下に沈んでいく。それが宇宙根源の法則である。

 

 

「5回の何故、なぜ」の例

 この例では、店頭の床に油がこぼれていた真因は、担当者の人事評価が、短期のコスト低減であったからである。まるで大垣市政のようである。

 小川敏の大垣市政での評価は、如何に予算を消化したか、前年度よりいかに予算を削減したかである。成果は問われない。それで利権者が幸せになれば、市民が不幸せになっても、小川敏は構わないと思っているようだ。

 小川敏は、吝嗇な両親に育てられたので、12歳までに86,600回も吝嗇な躾を受けたようだ。出ていくカネは全て罪悪だと教えられたようだ。だから寄付は当然やらないし、投資も罪悪として見る訓練をされたようだ。だから小川敏は「政治家になると選挙に金がかる」と政治家になるのを親に泣いて止められたので、金のかからない無投票選挙に持ち込む悪智慧を編み出したようだ。それが大垣市の不幸である。

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2020-05-07   久志能幾研究所通信 1573 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年5月 6日 (水)

男性として「乳がん」防止策に取り組む

 乳がんは女性だけだと勘違いしてはならない。乳がん発病の防止策は、全ての癌の予防になるはずだ。だから私にできる癌予防策は、すべて取り入れている。私が通うナグモクリニックの南雲吉則先生は乳がん専門医である。この30年で乳がん死亡率が3倍に増えた。その癌の死亡者を減らすために、南雲吉則先生は命をかけている。私も、頂いた命を全うして、使命を全うするため、「乳がん」防止策に取り組んでいる。癌はボヤの内に対策を打てば、大事に至らない。

 

 肥満が、乳がん・癌の再発・死亡リスクであることは「ほぼ確実」である。診断後、体重が5kg以上増加すると、乳がんの死亡リスクが約1.6倍上昇する。

 また肥満は心血菅死のリスクである。

 20018年9月、補完代替療法の専門誌に掲載された総括レビューでは、

1 エストロゲン受容体陽性乳がん、あるいは閉経後に乳がんと診断された女性は、炭水化物(糖質)の摂取量を控えること。

2 夕食から朝食までの時間を最低13時間空ける“プチ断食”で再発リスクを低減できる可能性がある。

3 タモキシフェロンを服用中の人はブロッコリー、ケールなどのアブラナ科の野菜、適量のコーヒーを意識して取る。

4 アルコールは再発リスクを上昇させるので、控えること。

5 大豆製品を食べることで、再発リスクが下がる可能性がある。ただし、サプリメント等を大量に摂取する必要はない。

食事以外では抗がん剤治療中でも有酸素運動と筋トレ、あるいはヨガなどで身体を動かすことが推奨されている。

この項「乳がんサバイバーの食事は?」『週刊ダイヤモンド2018/11/03号』より

 

下記は私の癌再発防止の取り組み

 基本原則は、狂った食生活、狂った生活から遠ざかる。

 少食で、よく噛んで食べる。

 私は体重を管理している。朝晩、体重計に乗り、記録をつけている。

 インスタントコーヒを止めて、挽いてあるコーヒー粉を使って、コーヒーを飲んでいる。勿論、ブラックコーヒーで、お砂糖は禁止である。

 毎朝、起きたら白湯を一杯飲む。

 日中でも、コーヒーだけでなく白湯も積極的に飲む。

 完全禁酒をした。

  お酒は少量でも、発癌物質である。

 夜の9時以降は極力、何も食べずに朝までプチ断食である。

 なるべく一日、8000歩を歩くように心がけている。

 太陽に15分以上当たるように歩く。ビタミンDが生成される。

 ビタミンDの摂取。

 ビタミンCの摂取

  甘酒30gに糖質ゼロのヨーグルト70g、キウイかイチゴを入れて食べる。

  甘酒を30g以上摂るのは厳禁。ガンは甘いものが大好きなのだ。

 糖質の制限で、ご飯は一食で100g。

 完全糖質ゼロはしない。あくまでバランスよく食事を摂る。

 シンデレラボーイとなって、深夜0時以降の夜更かしを厳禁。

 ガン予防で、お風呂に10分以上、肩まで浸かる。

 体が冷えると癌になりやすい。体を冷やすのは万病の元。

 パンを禁止。(小麦粉を使った食品を禁止)

 ファーストフードは厳禁。

 揚げ物は食べない。

 毒消しとして大根おろしに生姜を擦って食べる。

 野菜ジュース類は飲まない。生の果物を食べる。

  原則、果物は皮ごとたべる。

  キウイも皮ごとである。ただしまだ半分しか皮ごと食べれない。

 人もまるごと食べること。「人を食うのが一番の長生きの秘訣」と吉田茂は言う。私は、「面の厚い輩」だけは喰うのを控えている。喰うと下痢をするから。

 

P11302201s   南雲吉則先生とツーショット  NHK文化センター岐阜にて

  2019年10月25日  この若い顔で、南雲吉則先生は65歳!

 

2020-05-06   久志能幾研究所通信 1572 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

衰退の予兆を観る感性を持つ  ボヤで消す

 経営者には、常に衰退期の予兆を感じる感性が必用だ。自分は自分の人生を経営する経営者だ。他人ごとではない。その予兆を感じなかったため、滅亡した帝国の多さを歴史は教えてくれる。その予兆を感じなくて、病気になり、地獄の淵をさ迷うやも知れぬ。繁栄の栄華の中で、「一葉落ちて天下の秋を知る」を感じなければ、リーダではない。

 衰退が始ってからでは遅いのだ。衰退とは大火事である。大火事を消すのは困難である、衰退の予兆であるボヤの段階で消し止めなければ、全焼となってしまう。

 

自分の没落

 私が会社時代、中間管理職として働くと、つい夜遅くまで働き、夜遅い食事で、脂っこいもの食べてしまう。そしてすぐ寝る。そんな狂った生活、狂った食事を続ければ、体に良いわけはない。それで体重がじわじわと増え、高血圧症が慢性化する。それこそ体の四季が、秋になり一葉が落ちる状態である。定年まではまだまだ体力があるから、何とかごまかせた。

 その体の変化を、病気の予兆として感じて、手を打たなければ、37兆個の組織の主人公として、リーダ失格である。私は分かっていて、手を打ったが、生ぬるい手であった。その咎が、昨年、癌の発病として現れたと、今にして悟った。癌が目に見える大きさに成長するのに、10年はかかる。しかしまだ最悪の状態にはならなかったのが救いである。

 

前職の会社の没落

 私の前職の会社も、予兆を見逃し、世の中の動きについていけず、市場からその名が消えた。その会社では学閥に支配された雇われ社長・役員が跋扈していた。学閥のえこひいきが蔓延し、学歴は立派だが、経営力のない人間が偉くなっていた。そのレベルでは製品の行く末を見定め、新しい芽を開発する決断を出来なかった。

 

グローバル企業の没落

 グローバル経済主義にハマった企業は、全世界から最も安い部品をかき集め、最も安い労働力の国で組み立てるというサプライチェーンを作って世界を制覇した。ところが、今回の新型コロナウイルス騒動で、人の動きが止められると、その回転が破綻してしまった。この仕組みは、冗長性のないシステムだったから破綻した。どれだけ栄華を極めても、崩壊はあっけなくやってくる。

 その崩壊の予兆は、貧富の差の拡大、奴隷のよう労働環境で作られた製品の氾濫、その氾濫で正規の価格が破壊、国内産業の空洞化、従来産業の労働者失業、移民の増加、中国の極端な海外膨張に見てとれたはずだ。今回の破綻は、それを無視してイケイケどんどんで、やりすぎた末路である。何時までも無限に成長していったら、それは自然界の癌細胞である。宇宙根源の理から見て、そんなことはあり得ない。今回の結末は、当然の帰着である。

 

大垣の没落

 大垣が大没落したのは、小川敏が無為無策で19年間の独裁政治をしたためである。小川敏が大垣衰退の予兆を見逃したのだ。小川敏が、新しいことは金がかかると、全て却下したためもある。周りの世は変貌を遂げている。昔の知識だけがあり、智慧のない市長では没落は当然である。知識だけがある動物は、間違えたら怖い。何をするかわからないからだ。そんなレベルの市長では予兆を感じるなんて無理であった。

 小川敏は、大垣の未来を破壊する「大垣未来ビジョン」の作文を作って悦に入っている。「大垣未来ビジョン」は小川敏のプロパガンダである。市民の気をこのビジョンに逸らして、大垣を地獄に連れていこうとしている。

 

日本の没落

 日本が失われたこの20年を過ごしたのは、政治家に政治力がなく、利権優先の官僚に支配されたためである。やるべき投資をしなかったためである。

 

日本人の心の没落

 緊急事態宣言が出されているさ中、パチンコ店に群がる人が多くいるのは、昔の親が、今の大人の子供時代に正しい躾をしなかったためである。外出自粛で右往左往するのは、虚楽的生活に溺れ、自ら学ぶ習慣をつけてこなかったためである。日本人の精神の没落である。

 学生の学力の低下は、日本衰退の予兆なのだ。教育に金をケチるから、子供の学力が下がる。先進国で、公的な教育費は日本が一番少ない。ご先祖に恥である。国、市の教育費の投入額の低下は、衰退の予兆なのだ。小川敏に毒された大垣市などは、児童生徒一人当たりの教育費が県下最低なのだ。その財源を大垣市役人が懐に入れてしまい、県下一の給与の高さになっている。

 

日本人の健康の没落

 日本人の癌が増え、認知症、鬱病が増えたのは、その予兆を見逃したためだ。人は肥満になると、病気や癌になる確率が数倍に増える。肥満、高血圧は、脳梗塞、心筋梗塞、癌、糖尿病の予兆なのだ。それは食品メーカが利己主義の経済活動、利益最優先の価値観で暴走して、狂った生活、狂った食事、狂った精神環境を消費者に押し付けた結果なのだ。

 頭を使わない生活をすれば、認知症になる確率が増える。

  

日本のボヤを消火せよ

 日本には修身教育が必用である。日本人の心が壊れる寸前なのだ。心が煩悩の火で、ボヤの状態である。ボヤなら小型消化器で消せるが、大火になれば、消防車でも消せない。もっと大事なことは、火事を出さない規律ある生活の復活である。

 下図は大垣市桐ケ崎町の火事、2013年10月27日、著者撮影。私が散歩の途中で出逢った火事である。手前の消化器は、私が初期消火に使ったもの。大火になっては、小型消化器などでは、お手上げである。

 現代日本の問題点は、対処療法に終始して、真因を探さず、本当の対策をしないから少しもよくならない。

Dsc01372s  「火事だ」との声で現場に走る

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Dsc01376s 火事になってから消火器を使っても無力である。

まるで大垣が衰退してから、小川敏が小手先の対策を打っているように見える。

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 Dsc01389s 大垣市桐ケ崎町の火事、2013年10月27日、著者撮影

隣の家2軒が、延焼となった。大垣で、近年まれなる大火となった。 

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 Dsc01461s 日本がこうなってから手を打っても遅いのだ。

大垣市がこうなってから、手を打っても遅い。

この大火の原因は、火元の塗装屋の小屋にシンナーや塗料の缶が大量に保管してあり、その塗装屋の職人がタバコを吸ったため。日頃から、この場所で職人がタバコを吸っているのが常態化していた。隣人が何回も注意しても、職人はタバコをやめなかった。

私がブログで小川敏の異常な政治を指摘しても、小川敏はその政治を変えない。大垣政治が大火になるのも故あること。

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火消しよりも、火事のない社会を創れ

 あるべき姿を実現しよう

 あるべき姿とは、火事を消す体制でなく、火事を起こさない体制だ。今、大垣は燃えている。

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2020-05-06   久志能幾研究所通信 1571 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年5月 5日 (火)

私の公約2 未来への投資「子育て予算」

 仮定として、私が大垣市長になったら、で公約を宣言する。

公約

 子供一人当たり年間25万円の補助をする。

 子供が高校を卒業するまで補助する。

 財源30億円/毎年

  12,000人×25万円=30億円

  大垣市の児童生徒数=12,761人 (令和元年4月)

       小学校 8,556人

       中学校 4,205人

金額の根拠

 年間の一人の子育て費用の2割とした。

 

財源 

 小川敏は大垣市の放漫経営を放置しているから、市の一般会計予算603億円の(令和2年度)の見直しをすればよい。そうすれば30億円(総額の5%)の財源は見つかるはずだ。小川敏は頻繁に当期の予算の5%削減を指示しているという。

 この予算30億円は、現在の老人のための民生費予算220億円よりも大事な予算である。教育費は経費ではなく、未来への投資である。小川敏はそれを経費として削減して、投資しないから、大垣は衰退の一途である。だから何が何でも、30億円の財源を捻出せねばならぬ。それが大垣の未来に対して、市長の責務である。日本の未来の為でもある。

 正しい施策で、大垣の景気を回復させて税収を増やして、30億円を確保すればよい。大垣市はやるべきことをやっていないので、税収が増えないだけだ。

 小川敏は、自分は頭が良いと自認しているから、自らの間違いは決して認めないし、直さない。それが長期政権独裁者の問題点だ。だから市長交代しかない。

人口問題

 人口が増えないのは、子供の養育費が高額で、デフレ経済から脱却できず、日本人の給与が下がり続け、今のままでは生活が苦しく、結婚できず、結婚しても子供が作れなくなったのだ。当然の結果である。悪魔のサイクルである。だから行政が教育費を補助するべきである。人口を増やして、経済を活性化しなければならぬ。

 今のままの予想では、大垣市の20年後の人口は、現在の16.1万人から13.2万人と19%も減ってしまう。それでは益々大垣経済が縮小してしまう。単純計算で、19%の経済の縮小である。

  下図は大垣市が作成した「大垣未来ビジョン」で示された人口予測である。今の大垣市の施策のままでは、この予想より下回ると推定される。大垣市は、具体的な施策を提示していない。

Photo

日本の高度成長期

 過去に人口が増えた時代は、1970年~1980年代の高度経済成長期である。その時代は、毎年給与が上がり、日本の未来に夢があった。だから安心して子供を産めた。その夢を日本の政治家と官僚が間違った政治でつぶしてしまった。だから正しい方向に日本の道を修正すれば、日本は成長する。

 大垣が衰退したのは、小川敏の無為無策の無能政治による。福岡市は、高島市長の経営で、日本一の成長をしている。組織を成長させるのも、衰退させるのも、一人のリーダにかかっている。19年間も大垣市政を続けて、ダメなものは、これからいくらやってもダメである。それが自分で分からないほど、小川敏は耄碌した。

 

子供の養育費

 子供を大学卒業まで育てると、約3,000万円がかかると言われる。これを逆算すると年間136万円が22年間継続して、養育費として発生する。大垣市民の平均年収325万6848円(2019年)から見て大変な金額だ。それが、子供2人になれば、生活破綻である。

 小川敏は、「大垣市は子育て日本一」と口癖のように言っているが、大嘘である。大垣市は児童生徒一人当たりの教育費が県下最低で、教育に金をかけていない。その分を役人が懐に入れている。大垣市の職員の給与は、県下一の高さで岐阜市のそれより高い。それでいて大垣市の教職員の給与は県下最低なのだ。小川敏の無能さのせいで、大垣の未来は真っ黒けである。

 

大垣市は人口減の傾向

 このままでは大垣の人口は減少である。小川敏になって人口が増えているように見えるが、過疎地の上石津を合併したから増えたように見えるだけで、市の面積が倍になったから、人口密度は半減している。旧大垣市エリアは、実質的に人口が減っている。

 

2020-05-05   久志能幾研究所通信 1570 小田泰仙

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写ッシー君は魂(オニ)を睨む

芸術とは

 音楽とは音を素材に使った心(魂)の会話なのだ。芸術とは心の表現とそれに接せる人との会話である。絵画、彫刻、写真等は、全てその会話の媒介物(仏)でしかない。介在仏の芸術作品には魂が籠っている。私はそれにこだわって美術作品、芸術作品に接している。私の撮る写真には魂を込めている。だから名画と呼ばれる作品は、人の命と同じ価値がある。

 「魂(オニ)」とは己のうちにある「鬼」が「云う」と書いて魂である。

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 松本明慶大仏師作 「魂(オニ)」、背景は馬場恵峰書

 

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裏切り行為

 私はこの5年間、多くの演奏中の写真を撮ってきた。しかし、その写真を撮ってプリントやCDを進呈しても、相手は当然と思い、感謝の言葉を言ってくれる人など皆無に近かった。カメラマンとは黒子の存在で、人扱いをされていないようだ。

 河村先生からはその都度、お礼が来ているので、気にならなかったが、それ以外の人は、礼状もお礼の言葉さえ全くない。たまに忘れたころに年賀状が届き、ついでのようにお礼が書いてある。お礼を期待して写真を撮っているのではないので、今まで気にも留めなかった。しかし河村先生が亡くなられて、その問題点に疑問を感じるようになった。

 

 

人間性の問題

 ある音楽関係者は、写真を送っても礼一つ言わず、その写真の出来映えに文句さえいう有様である。私に写真を撮ることを要求して、撮らせて当然と思っているようだ。私もカメラマンのプロとしてプライドがある。

 ある人は先生の名声を利用して事前の演奏会宣伝で売名行為に走っている。それに地方紙が悪乗りして記事を掲載しても、肝心の本番の演奏会の記事は掲載がない。売名行為が明白である。その人からも、以前にある演奏会の写真送付の依頼があり、その写真を送っても、礼の言葉の一つさえない。

 地方紙に私の撮影した写真が著作権違反で引用されたこともあった。それも勝手にトリミングされての掲載であった。私が魂を込めた作品を踏んづけたのだ。

 それに対照的なのが馬場恵峰先生の書友達である。写真を送ると書友の方だと、必ず手紙、それも毛筆かペンでも直筆の礼状が来る。その差は顕著である。

 

芸術家とは

 芸術家は、自分の才能に惚れて、往々に我儘な性格になるようだ。小さい頃からちやほやされ、プレゼントされても当然の世界に浸るのかもしれない。芸術家は華やかな世界だが、離婚者も多い。自分の稀有な才能に自惚れて、我慢が出来ない性格になるのかも知れない。

 芸術家である前に、一人の人間としてありたい。河村義子先生はピアニストである前に、人間味のある主婦であり、母であり、教育者であった。しかし、そこまで弟子達を指導できなかった先生が不憫である。河村先生に群がった人の中には、そうでない人が多くいたようだ。

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 チェリストTIMMとの共演 音楽堂 2017年9月29日 

 

2020-05-05   久志能幾研究所通信 1569 小田泰仙

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紹介 天然工房やまじ

 「天然工房やまじ」の「山路とをる」先生を紹介します。

 先生は私の母校の高校で、美術の先生をされていました。退官後の今は「天然工房やまじ」を運営されています。美術品の木製品や木の玩具等の制作をされ、遊木創造で子供を木育するという教育方針で幅広く活動をされています。ご自身の作品の展覧会も随時開催されています。

 山路先生は音楽にも造詣が深く、オーディオを含め、バロック音楽から現代音楽、ジャズまで幅広い知識をお持ちです。私の美術関係の先生です。

Dsc09694s 山路先生の近影  2020年4月30日 撮影

2020-05-05   久志能幾研究所通信 1568 小田泰仙

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作品紹介 「トチのスピーカ・テレビ机」

 テレビやスピーカを置くためのテーブルです。

下記の2枚目の参考写真は、スピーカと置物を飾った状態です。

テレビは85インチサイズ(横幅191㎝)まで置けます。

 

 材質   無垢のトチの木。

 サイズ  幅210㎝、奥行き58㎝、高さ71㎝

 製作者  天然工房やまじ 山路徹

 価格   165,000円(消費税込み)

 送料は別途相談(大垣近隣は無料配達)

 連絡先 080-3102-1284

   購入希望があればショートメールで連絡ください。

 相当品を希望に合わせて製作します。

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2020-05-05 久志能幾研究所通信 1557 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2020年5月 4日 (月)

「知情意」の世界を考察

「知情意」を活かす

 人生成功の秘訣は、切り替えを早くすること。何時までも愚痴っていてはダメ。それを「智慧がない」という。智慧ある人はグズグズしない。人生はいつもルンルン気分の時ばかりではない。不遇の時でも、愚痴を言わず、早く気持ちを切り替えよう。その不運は、いつまでも続かない。

 心豊かな人は無理をしない。ジックリと見ていく心がある。それがである。情とは「忄(心)」が「青い」と書く。つまり心が青春である状態である。心が青いから、余裕があり、感受性が豊かなのだ。「怕」とは「心」が老人のように「白く」なって、恐れている状態を示す。心が老化しては、感情は動かない。

 何ごとも「有意」で事に当たる。「無意識」で行動してはダメである。どんな状況でも、どんな些細なことでも、真剣に「意」を込めて事に当たる。無意識にやってはダメなのだ。

 馬場恵峰師の知己塾(2006年12月2日)での言葉を編集・加筆。  

 

西洋人と日本人の差

 「知情意」とは「知性」、「感情」、「意思」の意味で、哲学者カントが提唱した言葉と言われる。人間はこの3つのバランスの上で動いている。西洋人は、知と論理構成を優先して動いている。テクニカルライティングもその技法は、論理構成が主体である。それが発展してAI技術となっている。

 ところが日本では論理構成より情が優先される場合が多い。その「情」には義理、徳、恩義、情熱、悲情が含まれ、人は論理だけで物事を処理しているわけではない。

 人に頼み事をお願いに行って「君の言うことはさっぱり分からないが、私は君が好きだから、賛同してあげる」と支離滅裂な展開になることがある。

 私は会社時代では、この論理性を最優先にして仕事を進め、文書で相手を説得してきた。しかし私の文書は、冒頭に結論を単刀直入で書くので「君の書く文書はキツイ」と敬遠され、仕事が理屈通りに行ったわけではない。

 「日本人だから“情”を大事にして何が悪い。ものごとは論理だけではない」と暗に煙たがられてうまく行かないことが多かった。要は、「俺はあんたが嫌いだ。言うことの理屈は合っているが、賛同できない」である。ミシガン大学で学んだ論理構成の無力さに途方に暮れた。

 コミュニケーションは相手に合わせて、その論理構成を変える必要があるようだ。コミュニケーションとは意思の伝達である。文書で当方の意図は「伝」はされても、実際の相手の心に「達」するのは難しい。日本では、それには「情」を付加することが必要のようだ。だから私は文書に人格を込めて、その「情」以上の価値を込めるように心がけている。

 

2020-05-04 久志能幾研究所通信 1566 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

小川敏のノー天気に怒り 「非常事態宣言」破り

 

 「4月27日の小川敏大垣市長の動静」として「午前10時 市PTA連合会新役員があいさつ」とある。それもこの日は、この予定だけである。

 なぜこの非常事態の時期に、緊急でもない市PTA連合会新任役員の挨拶なのか。あたりさわりのない挨拶を交わして、どういう付加価値を大垣市に与えるのか。この挨拶行事は、市長の執務時間を盗んでいる。

 「不要不急の用を止めよ」岐阜県が非常事態宣言を出しているのに、大垣市の行政の長である小川敏が率先して破っていては、世話はない。岐阜県は緊急事態宣言でなく、非常事態宣言なのだ。市民が新型コロナウイルスという見えない敵と戦っているのに、小川敏はノー天気、非常識である。

 同じ西濃欄の記者ノート『伝えるべきこと』で、柴田洋希記者は「ウイルスという見えない敵との戦いは長く続く。広い心を持って臨みたい」と書いている。

 小川敏は目先の狭いことしか目に入らないようだ。小川敏には危機管理意識が欠乏している。小川敏は、この日は、この行事以外に何をやっていたのだ。これこそ大垣没落の象徴である。

 2017年11月4日に大垣市で起きたドローン墜落人身事故での大垣市役所の無責任体制から何も変わっていない。小川敏が大垣市行政組織に危機管理室を新設しても、「形作って魂入れず」である。大垣市新市庁舎の危機管理室の隣は、市営墓地と犬の届け出窓口である。小川敏の甘い考え方が推して知るべし、である。

202004282    岐阜新聞  2020年4月28日

 

P1070397s  危機管理室の隣が「市営墓地・犬の届け出」窓口

 大垣市新市庁舎

 

2020-05-04 久志能幾研究所通信 1564 小田泰仙

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