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2019年11月

2019年11月 8日 (金)

終活 御本尊の佛事異動

 2019年11月6日、大切に保管していた前の御本尊の仏像を、松本工房に預けた。来年2月にお炊き上げして頂く。2015年、仏壇に納めていた仏像の御本尊様を、今の明慶先生作の御本尊の仏像に変えた時、そのままお炊きあげもどうか思ったが、2015年まで当家を20年間守っていただいた仏様なので、押し入れの奥にしまっておいた。

 今回、私が大病を患い、今後のことを考え、前の御本尊様をお炊き上げにしていただくことにした。何時までも、そのままというわけにもいかない。生あるもの何時かは滅する。それがこの世の掟である。私の死後、御本尊様が不敬に取り扱われるのも本意ではない。これは、その前にやるべき終活の一つである。明慶先生作の御本尊は菩提寺に納佛するように遺言書を作成した。

 

新旧比較

 今回、松本工房に預けるため、しまってあった前の御本尊と明慶先生作の新しい仏像(釈迦如来像)を再度比較する機会を得た。前の仏像は、母が亡くなり、父が仏壇を買ったときに同時に購入した。父はかなりお金を出したと言うが、今回、2つの比較をすると、明慶先生作の仏像と格段の差があることを(当たり前を)再確認した。値段が1桁違うはずなので、やはり安いモノにはワケがある。高いモノにもワケがある。

 仏壇に納める御本尊の仏像は、通常は2mくらいの距離から、また暗い仏壇の中に鎮座する御本尊様だから、その詳細をじっくりとは眺めていないものだ。今回、写真に撮りじっくりと眺めてその詳細が判明した。

 

旧の仏像は

 お顔に締まりがない。

 目の彩色も緻密さがない。

 材質は不明である。金の塗装であるので生地の部分が分からない。

 本体の下にホゾがなく、台座に接着されている。

 光背の作りが貧弱

 台座の模様細工も貧弱

 光背の取り付けも簡単なはめ込み構造。

 華盤の化粧なし。

 台座の彫刻が荒い。黒塗装で胡麻化している。

 

明慶先生の仏像は

 お顔も威厳がある。

 岩田明彩師による目入れは、前とは比較できないくらい緻密。 

 材質は白檀製で塗装なし。

 本体の下にはホゾで固定されている。 

 光背の細工が緻密。透かし彫りである。

 光背は台座に凹部を彫り、そこに差し込まれる構造。

 光背も白檀製。だから緻密な細工が出来る。

 華盤の化粧つき

 台座の彫刻が緻密。台座も白檀製である。

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 松本明慶大仏師作 釈迦如来像 白檀 2015年

 御精魂の入魂儀式前のお姿

 

内なる御本尊

 自分の中には御本尊様なる主人公が存在する。その主人公が我儘な己と相談しながら、表の行動を支配している。その主人公とは、別名で潜在意識といい、人の行動の9割を支配している。人の行動に現れるのは、氷山の一角なのだ。そのご本尊様の品格が、己の行動に出る。そのもう一人の御本尊様の人格を上げないと、人格が高まらない。内なる御本尊の「人格」を磨くのは人である。最高の人格は最高の人格でしか磨けない。低い人格の人で磨かれた人は、それ相応の低いレベルである。だからこそ己を磨いてくれる師は、選ばなければならない。

 その師が身近にいなければ、他山の石から学べばよい。人は人から学ぶ。「俺には関係ない」と縁を取りに行かないから、人格が磨かれない。興味があれば、東京でも九州でも、ローマでもウィーンにでも飛ぶべきだ。私はそうしている。己は内なる御本尊様を左遷という人事異動(佛事異動)させていないか、反省したい。

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 馬場恵峰書

 

追記

 昨日、2019年11月7日は、東京で正倉院展を見学、その後、プレジデント社の経営塾に参加した。その後、懇親会もあり、病み上がりの身にはハードスケジュールで、結果として体調も崩し深夜に帰宅したので、ブログをお休みしました。恐縮です。

2019-11-07 久志能幾研究所通信 No.1392  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年11月 6日 (水)

狂った小川敏市政、癌を育成

 南雲吉則先生の講座「命の食事」で、癌の原因として「狂った食事、狂った生活」が解説された。人間の組織も行政・企業の組織も病気になる原因は同じである。そこから小川敏市政に照らすと、その異常さに考えが及んだ。

 

狂った小川敏行政

 口先だけのIT化

  費用対効果を絶対に口にしない。

  どれだけ費用がかかるかを公開しない。

  岐阜新聞、中日新聞を「利用」して過剰な広報。

  それは事前選挙活動もどき。

 口先だけの教育重視

  児童生徒一人当たりの教育費が県下最低

 騙しの都市再開発

 失敗が明白な「大垣中心市街地活性化計画」のごり押し

  活性化計画を実施したら、逆に20%のお店が閉店した。

 売名行為優先の行政行事

 電灯一つ交換できないのにIT化なんて、愚劣

  大垣市の顔の駅前商店街周りがゴミだらけ。何が新市庁舎なのだ

 庶民の街は衰退しても、市長舎の御殿は建つ。

 基本的な行政業務が旧態依然たるやり方でIT化、ロボット化などお笑い

 

行政業務を知らない素人がソフト開発

 市長の小川敏は業務のIT化、ロボット化を謳うが、元のやり方が出鱈目なので、そのままIT化しても逆効果である。まず現状のやり方を見直さないと効果は出ない。

 まるで会計を知らないド素人のソフト屋が、会計ソフトを作って、使い物にならないものが出来上がったが、その販売は止めない如き。それで赤字がどんどん増えていく如き。それで大垣は没落した。

 今、進行中の大垣市行政のIT化は、行政業務を知らないド素人のソフト屋が作るので、使ものにならないものが出来上がる。業者だけが儲かり、裏金が動くだけである。

 減気ハツラツ市のやり方を見ていると、小川市政は一度始めたやり方は、決して見直さない、変えない。こんな姿勢なら、企業は倒産である。

 

「狂った食事」(南雲吉則先生の表現)

 癌になるのは、癌が喜ぶ「狂った食事」と「狂った生活」をしてきたからだ。それを小川敏悪政に重ねると、真実が分かる。

 

狂った食事とは、

  精製した糖質の食事

  悪い油を使った食事

  塩分過多の食材

  化学調味料を使った食事

 

  →大垣行政は、狂った政治のやりすぎ

   偏向した計画で、大垣市商業を衰退させた。

   大垣を没落させた。

   業者に「美味しい利権餌」は、止められない、止まらない

 

狂った生活とは、

  タバコ、酒、ストレス過大の生活

  不規則な生活、運動不足

 

  → 業者が喜ぶ利権ばかりの行事を嗜好する。

    気まぐれの行事の氾濫

    会計報告のマル秘扱い

 

ガンの遠因は太り過ぎ

 

→ 大垣行政は無駄な金をばらまき、利権を貪る金満体質。

  行政の過剰な栄養素(利権)が汚職の元

  人間の癌が甘い糖分が好きなように、行政の癌組織も甘い汁が好きなのだ。

 

 癌の長期の治療費は膨大になる。私も場合でも直接医療費だけでも既に数百万円である。その分、癌マフィが儲かる。現代医学は、医療処置はしても、治療はしない。癌にならない指導もしない。それでは病院が儲からないからだ。

 小川敏が18年間も無能政治をしても、5期も市長をやると退職金は2億5千万円(一期で退職金3千万円+付随手当2千万円)になる。乞食と政治家は、一期やるとやめられない、止まらない。美味しいのだ。大垣を没落させた張本人だけが極楽の思いをしている。小川敏は市民税を人の金だと思って、やりたい放題である。天はそんな理不尽を許さないだろう。天網恢恢疎にして漏らさず。

264k8a11051s  馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」(久志能幾研究所刊)より

 

2019-11-06 久志能幾研究所通信 No.1391  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年11月 5日 (火)

小川敏の大本営発表、行政の癌化はマル秘

企業倒産、市長倒産

 有名企業が倒産するのも、知らず知らずの間に、放漫経営で、司令塔の頭脳に贅肉が付いて、痴呆化して、まともな思考が出来なくなってからだ。旧日本軍も兵卒は優秀であったが、大本営は腐っていた。

 大垣市は、市民は優秀だが、市役所が腐っている。その筆頭が小川敏である。身の程知らずで、岐阜市よりも5割も高い新市長舎(新市庁舎)を建てた。働きの悪い市役所職員なのに、県下一の給与をお手盛りで高めた。大垣市の地価が暴落して大垣市が衰退を晒したのは、市役所作戦本部の思考の肥満化で、劣化して癌化したためである。市民の命である市民税を食べ過ぎたのだ。

 

業者の言うがままに

 市長の小川敏は、IT業者に唆されて費用対効果のないIT化、ロボット化を進めている。他市に先行と自慢している。IT化など、金さえかければ誰でもできる。それが費用対効果で、市民の為になるかどうかが問題なのだ。

 大垣市は、市民には投資金額、費用対効果額、保守費、投資額回収期間のことはマル秘である。口が裂けても公表しない。他市は、大垣市がやるような愚かなIT化は費用対効果がないので、やらないのだ。小川敏の思考が肥満化して、智慧が劣化したのだ。

 

電灯一つ保守できない小川敏市政

 大垣駅前商店街アーケードの蛍光灯一つ保守できない頭で、IT化などお笑いである。電灯は140年前に発明されたITである。それが大垣市は、小川敏の大節約号令で、必要な費用まで削減である。その思考麻痺で、市民の命のかかわる保守ができないのだ。県下一高い職員の給与を減らす発想など、全くない。

 

小川敏大本営発表の大嘘

 小川敏が40年前は優秀でも、昔の知識は陳腐化するのだ。

 100執念行事で水饅頭を食べて痴呆的な喜び顔を全国紙に配信するまでに、智慧と知性はなくなった。行事予算は、条令でマル秘扱いである。なぜ饅頭予算がマル秘なのか。不正の匂いがプンプン。

 この10年間程、何の改善もしない「減気ハツラツ市」を強行している。まるで死のインパール大行進である。それで駅前が通行止めになり、お店の人が路地に車を入れられず、商売あがったりである。それで大垣駅前商店街の81%が、客が来ないため餓死でバタバタと閉店した。それは口が裂けても大垣市は公開しない。

 「子育て日本一を目指す」と大本営発表しながら、実体は、児童生徒の一人当たりの教育予算は、大垣市は県下最低レベルなのだ。大垣市で子育てをしてはいけないのだ。これを詐欺と言わずにどう言うか。

 大垣駅前に「皆の集う亀の池を新設」と大本営発表であるが、誰も集まらない「死の亀の池」になっている。その駅前の一等地のスペース分だけ、人集まるお店が減ったのだ。大垣が寂れる原因を作ったのだ。

 

行政の癌化

 小川敏は、新聞紙上でも広報でも、IT化・ロボット化の宣伝が勇ましいが、その投資金額も、費用対効果も口が裂けても言わない。ずる賢いのだ。やましいことがなければ、なぜそれを公開しない。なぜそんなに効果があるのなら、他市はなぜやらないのか。それさえ考えられないまで、思考の肥満化で行動の体質がガン化している。行政の肥満化では、金が絡む不祥事が必ず発生するのは世の常識である。長期政権は必ず腐敗する。つまり汚職である。

 

「大垣市中心市街地活性化計画」は大失敗

 小川敏の発表は、まるで旧日本軍の大本営である。大本営は宣伝だけは勇ましい。それでいて、2017年に大々的に宣伝して始った「大垣市中心市街地活性化計画」は大失敗であるが、それには口を閉ざす。

 その計画の2年後に大垣駅前商店街の20%のお店が閉店して、創業109年の百貨店ヤナゲンまで閉店に追い込まれた。それで駅前は火が消えたようで、買い物客の人通りが絶えた。大垣大本営は、その事は一言も言わない。

 市民税を使って、「大垣市中心市街地活性化計画」を実施したのだから、小川敏市長は、その成果と収支決算は市民に公開すべきである。多分、後ろめたいので、後悔はしても公開はしない。今でもそれを公開していないので、行政マンとして無能さが証明される。

 

算数が出来ない大垣市、岐阜新聞

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  岐阜新聞 2019年10月22日

 

 上図の記事では「4千万円の人件費が節約できる」とあるが、それにどれだけの費用をかけるかは、何処にも書いていない。その分の約3人分を解雇して経費を節約るかどうかも記載がない。どれだけの保守費が発生するかも書いていない。都合の良いことだけ言うのは詐欺師の手口である。

 それがこれを書いた記者のレベルである。それが岐阜新聞社のレベルである。こんなレベルの低い記事を受験生が読んでいると、論理構成が問われる大学の作文入学試験で、落ちる。また算数(数学ではない)も落第点である。

 

投資の回収計算

 我々経営層が設備投資、教育投資等でお金を使う場合は、必ずその費用対効果を計算するのが企業経営学である。その回収期間を明示しないと、まともな会社では稟議が降りない。それが現代の企業である。それをまともでない大垣市はやらず、業者の言うままに投資をするから、使い物にないIT設備が出来上がる。大垣大本営は、失敗事例は公開しないのだ。昔の大日本大本営とおなじである。

 大垣市民病院の会計システムが最近、入れ替わったようだが、待合室で会計を待つ市民の大混雑が続いている。その現実が大垣市のソフト屋のレベルを表している。それでどれだけの金を使ったかは、市民にはマル秘である。

 

自分への投資

 その投資が、自分の未来のためになるか、その費用回収期間を計算して投資すべきだ。「私はそうしている」と自慢するつもりだったが、今、回りは見渡すと企業の宣伝にそそのかされて、なんと多くの無駄なモノを買ってしまったかと、反省している。この愚行は個人では許されるが、公人では許されない。

 

2019-11-05 久志能幾研究所通信 No.1390  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年11月 4日 (月)

手術後、18kgの激やせ、脱皮

 今年の2月に手術をしてから8か月間で、約18kgの激やせである。腹囲は17cm減である。いわば今まで18kgの石油缶か18キロのセメント袋を担いで生きてきたのだ。それが無くなって身軽にはなった。ただ今は体力も同時に無くなったので、歩くのも辛く、まだ体はだるい。体力が付けば、身軽になって良いことだろう。

 

脱皮

 スーツやズボンが着用できなくなる肥満を「脱皮」という。2019年10月31日、伊勢神宮に参拝するため8か月ぶりにスーツを着たら、ズボンがだぶだぶで、愕然とした。これでスーツが総て駄目になった。これは逆の「脱皮」である。しかし正の脱皮よりも、健康にははるかによい。今までが、不健康であったのだ。

 肥満はガンの最大原因である。ご用心、ご用心。要は、今まで食品企業が、手を変え品を変え、食品、菓子を売っていた誘惑に負けていたのだ。テレビのコマーシャルは食品ばかりである。つまり美味しいものに目がくらみ、自制心を無くして食べ過ぎたのだ。

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  腹囲は17cm減

 

 人は他の命を食べていかないと生きていけない。しかし食べ過ぎると肥満になる。つまり他の命を余計に殺して生きてきたのだ。病気になったのは、他の命を粗末にし過ぎた罰なのだ。そして天罰が当たって、病気になったのだ。

 食べ足りなくて病気になった人は少ないが、食べ過ぎて病気になる人は多い。

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  馬場恵峰書

 

共生(きょうせい)

 小賢しい人間は、天災が起きると、自然との「共生(きょうせい)」が大事というが、大きな存在の自然現象は、小さな人間のことなど構っていない。自然は、時として人間を無視して猛威を振う。最近頻繁に起きる堤防の決壊、漏水事故を100年に一度だという。人間社会で2000年の歴史の中、地球の40億年の歴史の中の100年など小さな時間である。それを「100年に一度の大災害、自然と共生」と己の対策の不手際を言い訳にするのは、役人の傲慢さである。

 

共生(ともいき)

 「共生(きょうせい)」というのは、人間が一方的に思う驕りである。仏教用語で「共生」とは「ともいき」という。自然も人間も宇宙の一部として、共に生きている。人間は小さな存在だ。自然の片隅で小さく生かされている存在である。その現実を忘れ、自然を征服したとか、他の命を豊漁だ、大食い競争だ、グルメ大会だ、と食欲に任せて貪るから、天罰が当る。病気は、自分の生き方を見直せとの仏様からのメッセージである。天災は、人間の無力さを思い知る機会である。

 愚かな人間は、自分が18キロ缶を腹に抱えていることに気が付かない。現在、日本では30%の男性、20%の女性が肥満である。それが癌の要因である。

 

2019-11-04 久志能幾研究所通信 No.1389  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年11月 3日 (日)

伊勢神宮に参拝できる幸せ

 2月に癌の手術を受けた後、今日までガンの転移もなく、無事に生かされていることに感謝するため、2019年10月31日、伊勢神宮に参拝した。以前から行こうと思っていたが、今まで伊勢神宮参道の1キロを歩く自信がなかったので、体力回復の時期を待っていた。

 

人生のわき道を歩く

 伊勢神宮の宇治橋を渡った後の鳥居を通り、人生の大通りに相当する伊勢神宮参道の大通りに入ると、すぐ横に右に入る道がある。そこを右に曲がって、静かなわき道に入り、伊勢神宮の神苑を歩いた。正宮までの歩く距離はほとんど同じである。私はこの道をいつも選んで歩いている。静かで、神聖な気持ちで歩けるのだ。この神苑内の道から、並行する大通りを多くの人が歩いている姿を見ながら歩ける。何も混雑した道を選ぶことはない。庭園の庭木を鑑賞しながら歩ける。

 2018年に馬場恵峰先生ご夫妻を伊勢神宮に案内した時も、この道を選んで歩いた。想い出の道である。

P1070224s   宇治橋を渡って右折した大通り 

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  そこを右の脇道に入るとそこが神苑

P1070227s  神苑内の道の静けさ 

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  神苑内の道から元の大通りに戻る

体力の衰えを実感

 従来、宇治橋を渡って、約15分で内宮の正宮に到着するのだが、今回は体力がないため人並みの速度では歩けず、25分もかかって正宮に到着した。参道を歩く大勢の人が、私を追い抜いていった。それも人生である。人生は自分のペースで歩けばよいのだ。他人に左右されることは、愚かである。

 

特別参拝

 正宮では、垂れ幕の向こう側の砂利の境内に入り特別参拝をした。特別参拝は、「特別参宮章」を見せれば、誰でも出来る。伊勢神宮に式年遷宮のために寄進をすれば、「特別参宮章」が発行される。私は毎年、1万円を寄進して、「特別参宮章」を頂いている。寄進額が1万円でも10万円でも、特典は同じである。その有効期限は2年間である。特別参拝には、スーツ、ネクタイ着用の正装が必用である。

 例年だと、別の人と2,3人と一緒に境内に案内をされ参拝するが、今年は前後に待ち人がいなくて、私一人で神官に案内をされて、境内で一人だけで参拝をさせて頂いた。ありがたいこと。

 

お伊勢参りは、社会の実相を表す

 伊勢神宮の境内では、旗を持ったツアコンに案内されて、行列で歩く集団がいる。男女がペアで歩く人もいる。外人が物見遊山で来る人もいる。学校から集団で来ている学生もいる。新人研修か何かで、若い社員が集団で来ているものいる。一人でお参りしている人もいる。

 ここでは自分という人間は、社会でどういう位置付けなのかが客観的に見える。体力低下で、今回はお参りの集団についていけず、後からとぼとぼと歩いて参拝者たちを観察する機会を得て、感じたことである。とぼとぼと歩く己の姿は、これからの生き方に示唆を与えてくれた。皆と競争して早く歩く必要はない。到着する場所は同じなのだ。神さまが後から来ても、特別扱いをしてくれる。自分を信じて、遅くてもいいから、自分の足で歩むことである。

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 正宮の前の参道  いろんな人が参拝に訪れる

赤福

 参拝が終わって、いつものようにおかげ横丁の赤福に寄った。いつも食べるぜんざいを注文したかったが、ぜんざいは11月1日からとのことで、食べそこなった。ぜんざいが冬だけの商品であることを初めて知った。それで赤福2個を食べた。お伊勢さんの赤福をおかげ横丁で食べられる幸せを感じた。

 

2019-11-03 久志能幾研究所通信 No.1388  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年11月 2日 (土)

南雲講座「命の食事」6 毒入りお土産をヤメ

 私は今まで、旅行に行くと各地の名産をお土産として買ってきた。今回、南雲吉則先生の講義を聞き、今までの行動を反省して、旅行時の各地のお菓子のお土産を買うことを止めた。

 お菓子は精製した小麦粉と砂糖の塊なのだ。名前、形状が変わっても、その本質は同じである。つまりそのお菓子はガンの大好物で、ガンの遠因となるのだ。好意と思っても、その食材がガンの遠因となるなら、私が癌の加害者になってしまう。

 お菓子のお土産を止めて、土産話や別のモノにすることにした。知人に本音で聞くと、お菓子をお土産に貰っても、他の人に上げている例が結構あった。今まで、自分の勝手な解釈で、人様に迷惑をかけていたようだ。

 

危険な手土産

 先日も、親戚が手土産に洋風お菓子を持ってきた。その成分を見ると、植物油とショートニングとマーガリンが入っていた。私は食べるのを止めた。捨てるのももったいないので、知人に訳を話し、この成分が入っていることを言って(告知)、相手が承諾の上で進呈した。上げるモノに変な成分が入っていると、後の処理が面倒なのだ。

 私が手土産で持っていく場合は、果物にしている。

 それよりも、お土産で一番うれしいのは、わざわざ足を運んで、顔を見せ、お話しをしてくれること。それが何よりの土産なのだ。お菓子の手土産など不要である。

 

スィーツ禁止

 私は洋風のお菓子は食べない。スィーツは、和菓子を月に1,2度だけ食べるだけである。その昔は、甘いものが大好きでお饅頭を毎日食べていた。多分ストレスから来る食欲であったようだ。癌の発病は10年、20年の歳月がかかる。今から生活を改めても、その効果は20年後である。

 

甘やかしという「甘~い癌細胞培養作戦」

 子供を甘やかして育てるとは、子供の脳に堕落の癌細胞を植え付けるようなもの。再犯事件を何回も起こした子を育てた女優三田圭子のように「うちの息子には、小遣いを月に50万円与えているから、不良なんかになるわけがない」と、警察に怒鳴り込み行くような愚かな母親が、現代日本では出現している。息子の3回目の逮捕後の2014年、彼女は虚像の良妻賢母役の功績で、旭日小綬章を受けている。それは税金の無駄遣いでやり切れない。

 私の前職の会社でも、甘やかされて育った若者は、私が叱ると、すぐパワハラだと喚く。怒っているのではない、叱っているのだ。叱ると怒るの区別もつかず、それを拗ねて、すぐ仮病の鬱病を装う。今まで親や教師が、子供をはれ物に触るように、叱ってこなかったのだ。これでは日本の企業も退廃である。すべては子供の家庭教育の怠慢が原因である。子供の問題ではなく、親が堕落したのだ。これは日本の企業活動を蝕む癌細胞のようなものだ。日本の子供の正しい教育の復活には50年の歳月が必要だ。至急、対策が求められる。60年前にGHQが施した日本人堕落戦術が、今になって効いてきたのだ。。(小田泰仙のコメント)

 

肺ガン対策の効果が出たのは25年後

 米国で、ガン撲滅運動で成功した唯一の事例が禁煙活動である。1970年までは、肺がんが米国の死亡原因の第一位であった。早期発見、早期治療、抗がん剤、放射線治療、免疫治療等と米国政府がどれだけ金をつぎ込んでも、肺がんは増加の一途で、減ることはなかった。

 しかし米国政府も頭を切り替え、1970年から禁煙キャンペーン活動を始めた。その後も肺がん患者の死亡率は増加傾向であった。禁煙キャンペーン開始の25年後の2005年に、肺がんの死亡者の増加傾向がピークを打ち、それから年々減り始めて、今では当時の48%減になったという。その禁煙活動の効果が出るまでに25年がかかったのだ。どんなガンでも、今から手を打って効果が出るのは、25年後なのだ。だからガンは怖ろしい。

 癌の発生原因はまだ未確定だが、煙草、酒、精製した糖分、ストレスが発癌性があることは、ほぼ確定している。

 

小川敏というガン

 大垣市も小川敏というガンが取りつき、18年が経過したら病状が顕在化した。

 小川敏の無為無策の無能の政治のため、大垣市の地価が暴落して、地価が18年前の半値になり、大垣駅前商店街の81%が閉店した。

 減気ハツラツ市が大垣駅前商店街を衰退させるのがこの10年で証明されたのに、PDCAも回さず、愚劣に続行している。

 児童生徒一人当たりの教育費が県下最低になり、小中学校のエアコン設備率が県下最低の2.1%(2018年)になっている。

 防災治水対策は手抜きである。頻繁に基幹道路が冠水して市内の交通がマヒする。

 文化芸術活動の援助はないに等しいまでに減った。

 大垣市街は、掃除費の節約で日本一汚い街になっている。市役所職員の働きは悪いのに、市役所職員の給与はお手盛りで、県下一の高さである。それでいて、岐阜市よりも5割の豪華な新市庁舎が建設される。

 市長の小川敏はIT業者に唆されて、費用対効果の全くないIT化、ロボット化に金を無駄遣いしている。その保守費が膨大になるのには、口を閉ざす。

 その反面、大垣駅前商店街のアーケードの電灯は消え、寂れ果て、犯罪が増えて、市民の安全が脅かされている。

 2017年起案で大失敗した「大垣市中心市街地活性化計画」は、誰も責任を取らず、今度は、「大垣未来ビジョン」という大嘘を広めている。

 小川敏ガンは増殖中である。このままでは大垣市民の命が危ない。早く市民に目を覚まして欲しいと思い、このブログを書いている。(小田泰仙のコメント)

 

2019-11-02 久志能幾研究所通信 No.1387  小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年11月 1日 (金)

南雲講座「命の食事」5  国家の皮は軍隊

軍隊は、外敵から国民を守る「皮」

英国の強欲の歴史

 国家も侵略する側にとって、果物と同じである。覇権主義国家にとって、他国は全て美味しい甘~い餌なのだ。敵は虎視眈々と美味しい餌を狙っている。その昔、英国は世界中の未開の国を植民地にして、原住民の生き血を吸って、英国人は王侯貴族の生活を送った。英国は世界の各地を植民地にして、「英国は日の沈まない国」と豪語した。要は、英国は泥棒強盗国家であった。大英博物館は強奪した盗品倉庫なのだ。英国は皮のない果実を貪り、その食べた後の実の抜け殻を自慢げに展示している。(小田泰仙のコメント)

 

中国共産党の強欲

 現在は中国共産党が、地下資源の豊富さゆえに、チベットやウイグル自治区を狙った。そして中国共産党は武力でチベットを制圧して、併合した。それでチベット人口の約20%の人民が虐殺された。日本で言えば、2千万人が殺されたと同じである。

 今は、多くのチベット人やウイグル人が強制収容所に入れられて、臓器移植のドナーにされている。臓器移植を求めて中国に行けば、2日間でドナーが見つかるという。そのカラクリがチベット人、ウイグル人の強制収容所送り、強制的な臓器摘出である。だからトランプ大統領が人権問題で、中国を責めている。しかし中国に媚びを売る日本のマスコミは、その件に口を閉ざす。日本人の人徳も地に堕ちた。見識ある人間なら、どのマスコミが中国に媚びを売っているかを見極めるべきだ。

 チベットが中国共産党に「食べられた」のは、平和憲法がなかったためではなく、外部から自国を守る「皮」に相当する軍隊がなかったためである。(小田泰仙のコメント)

 

中国の日本に対する行動

 戦後70年経っても、弱肉強食の時代は続いている。中国共産党は毎日のように尖閣諸島に領海侵犯、領空侵犯を繰り返している。それに対して航空自衛隊がスクランブル発進をするが、その戦闘機のガソリン代だけでも一回1千万円の出費である。平成30年度のスクランブル回数は過去最高の999回である。そのジェット燃料代だけでも年間99億円である。燃料代だけでも、国民一人当たり83円の負担である。それも毎年継続して、年々その領空侵犯、領海侵犯回数が増えている。それの対応費は税金である。

 日本を守る自衛隊を「暴力装置」と言ったのは、当時の民主党である。そんな民主党が消えて、日本には幸いである。

 いわばゴロツキが毎日、隙あらば侵略しようと刃物を持って日本という家の周りをうろついているようなものだ。なぜそんな国家のドンを、来春に国賓として迎えるのか。(小田泰仙のコメント)

 

国防とは

 国防は国の要なのだ。国の回りは、ばい菌だらけである。北方四島は太平洋戦争のどさくさにソ連に奪われた。竹島は韓国に盗まれた。今、中国共産党が尖閣諸島、沖縄を狙っている。非武装中立などと戯言を言っていた社会党は消えた。歴史の必然であった。国防は、果物の皮と同じである。大事なのだ。

 国家は、防衛と政治と経済からなる。どれが欠けても、国家として成り立たず、敵国の餌食にされる。それがこの300年間の欧米による植民地強奪戦争の歴史である。

 国家の「皮」が軍事力である。非武装中立という美しい言葉は、現在のグローバル経済主義社会では通用しない。自国を守る気概を持ちたい。(小田泰仙のコメント)

 

2019-11-01 久志能幾研究所通信 No.1386  小田泰仙

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