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2019年6月22日 (土)

大垣市の危機管理室は看板だけ

視野狭窄症の大垣市危機管理室

 この2019年4月から、大垣市の生活安全課が分離して、危機管理室が創設された。その内容を確認すると、単に形式的に危機管理室を作り、役職を増やしただけのようだ。期待したのに、がっかりである。

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 大垣市危機管理室は、あくまで「防災・消防の窓口」である。

   看板に、そう明記されている。

 

大垣市の危機管理室の問題点

1. 市長直轄の部署ではない 

 企業等の組織の危機管理室は、社長直轄の構成が多い。他市の組織は、市長直轄の組織である場合が多い。相変わらず、市長直轄でなく、刈谷市の組織と大違いである。

 2. 本来の危機管理室ではない

  しかし大垣市の危機管理室は、生活安全課を二つに分け、単に分離独立させて、名前を付け変えただけの組織である。メンバーも変わらない。以前と何ら仕事の内容が変わらない。

  組織図を見ると、「防災政策、地域防災、消防」の機能だけである。総合的な危機管理室の仕事の組織とはなっていない。

 

3. 全体組織俯瞰図がない

 今回の組織変更で、今まであった全体組織の俯瞰図がなくなっている。却って組織全体が劣化したようだ。

 

4.  位置づけは火葬場の下

 組織図でも、重要な部署が最初にくる。葬式の焼香順でも、親族が最初である。それと同じで、重要な部署は最初に来なければならぬ。今回の危機管理室の位置付けは、前と変わらず、上から数えて24番目の重要でない位置付けで、火葬場管理の部署の下に置かれている。いかに大垣市が危機管理室を重要視していないかの証しである。

 

大垣市の行政機構図(平成29年4月)

 これと令和元年の組織図は変わらず。生活安全課から危機管理室が分かれただけ。なぜ、令和元年になって、この行政機構図が廃止されたのか?

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大垣市の危機管理室の組織(大垣市HPより)

 防災政策  地域防災計画、防災協定

 地域防災  防災

 消防    消防団

 

比較  

刈谷市の危機管理室の組織(刈谷市HPより)

 危機管理係【主な業務】

 (1)危機管理の企画調整に関することを行っています。

 (2)危機管理指針、計画に関することを行っています。

 (3)国民保護に関することを行っています。

 (4)地域防災計画に関することを行っています。

 (5)その他危機管理に関することを行っています。

 

 防災係【主な業務】

 (1)防災対策の企画調整に関することを行っています。

 (2)自主防災組織の指導育成に関することを行っています。

 (3)防災訓練に関することを行っています。

 (4)防災施設に関することを行っています。

 (5)消防団に関することを行っています。

 (6)衣浦東部広域連合との連絡に関することを行っています。

 (7)その他防災に関することを行っています。

 

 二つを比較すると大垣市の危機管理室のお粗末さが際立つ。

 「大垣市危機管理指針」に関しては、別途、講評する。

 

本来のあるべき危機管理室の姿

 危機管理室の役割は、単に防災時や危機状態の対応だけではない。将来の市の存亡に影響する事象を検討し、対処するのが、その役目である。だから、危機管理室の大きな役割として、大垣市を俯瞰的な視野で危機管理が必要である。大垣市は、その重要な役目を視野の狭い範囲しか対応していない。全体の部署に責任者を配置するのは、誰が責任者かわからない無責任体制である。

 

危機管理で必要な機能

 全体的な視野で危機管理

 危機管理の企画、指導、再発防止

 市の行事で市民の安全の事前点検、

 個人情報の保護・管理、

 組織の情報漏洩の危機管理、

 組織の機能不全の時の対応、

 職場や学校等の危機管理意識の教育等、

 未来を背負う若者への危機に対応、

 大垣市の衰退滅亡防止の危機管理、

 将来の大垣市消滅の危機への対応

  このままの大垣市の体制では人口急減で全国896の市町村が消える。大垣市が消えない都市になるために、何をするかが危機管理として問われている。

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 増田寛也編著『地方消滅』中公新書

 

再発防止無し

 今回の大垣市の危機管理室の設置は、建前だけの泥縄式対応で、危機管理室を作ったにすぎない。大垣市は、もっと市民のことを考えて欲しいが市民の願いである。

 こんな低落だから、2017年11月5日のドローン墜落人身事故を起こすのだ。その再発防止策もいまだ公開されていない。この事故の責任は大垣市にあるが、その大垣市の責任者が、事故の責任を認めず、業者に全責任を押し付けてドローンした。それは犯罪である。それでは将来、同じような事故が起きる。

 だから2018年10月23日に、大雨で室村町アンダーパスが水没しても、その原因追及、再発防止をうやむやにして、その責任者は誰かが、わからず、市民には原因も再発防止も広報しない。だから大垣市民は不安で仕方がない。大垣市は、市民の命を軽視している。再発防止という危機管理の基本の基本ができていないのに、「危機管理室」の看板だけを作っても、「大垣市危機管理指針を策定」しても無意味である。

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 室村町アンダーパス水没事件

危機管理室の位置付け

 本来、小川敏大垣市長の暴走を止める仕組みがあってしかるべきである。それが大垣市の最大の危機管理課題である。それを危機管理室として監視して欲しい。現在はそのチェック機能である大垣市議会も堕落して、市長と一緒に大垣市を衰退に導く政策を盛り上げている。そういう点で、危機管理室は、大垣市長の直轄の組織でなく、独立した組織であるのが良いかもしれない。

 

2019-06-22   久志能幾研究所通信 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2019年6月13日 (木)

偏狂報道「刈谷駅で18歳が鉄道自殺」

 2019年6月11日8時5分、JR刈谷駅で18歳の男性が電車に飛び込む事件があった。それで豊橋、大垣間は約2時間余不通となった。その時、私は東京の病院に行くため大垣駅に着いて、電車を待っているさ中であった。この騒動には、外人労働者の問題とマスコミの偏向性が深く関わっている。

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写真は「刈谷駅(JR東海道線)人身事故!身元情報と当時の状況は?SNSネットの反応公開!」より引用(http://gourmet-park.site/archives/2929

 

東海テレビ

朝のラッシュ時に…駅のホームで18歳とみられる少年が電車に飛び込み死亡 1時間運転見合わせ  06月11日 11:27

 11日朝、愛知県刈谷市のJR東海道線刈谷駅で、18歳とみられる少年が線路に飛び込み、電車にはねられて死亡しました。この事故の影響で東海道線は一時運転を見合わせ、各駅は混雑しました。

 警察などによりますと11日午前8時ごろ、JR東海道線刈谷駅でホームから人が飛び込み、走ってきた電車とはねられました。

 はねられたのは、18歳とみられる会社員の少年で、すぐに病院に運ばれましたがまもなく死亡しました。電車の乗客にケガはありませんでした。

 この事故の影響でJR東海道線は、豊橋駅から岐阜駅の間の上下線で1時間ほど運転を見合わせ、朝のラッシュ時間帯と重なり、駅は利用客らで混雑しました。

金山駅にいた通勤客:

「熱田駅から全然動かなかった。なんとか振替で来た。完全に遅刻です」

 警察が事故の状況を詳しく調べています。

(最終更新:2019/06/11 12:18)

http://www.tokai-tv.com/tokainews/article.php?i=86838&date=20190611

 

CBCテレビ

11日朝、JR東海道線の愛知県刈谷市の刈谷駅で人身事故があり、豊橋と岐阜の間で、一時運転見合わせとなりましたが、運転を再開しています。

 11日午前8時すぎ、JR東海道線の刈谷駅で、豊橋発大垣行きの「特別快速」の運転士が、ホームから線路内に飛び込む人影を見つけました。

 列車は急ブレーキをかけましたが、男性と接触しました。

 男性は、病院で死亡が確認され、警察によりますと、所持品などから10代とみられるということです

 乗客、乗員およそ1000人に、けがはありませんでした。

 この事故の影響で、JR東海道線は、豊橋と岐阜の間で、午前8時半過ぎまで運転を見合わせましたが、現在(11日午前11時半)は、運転を再開しています。

 ただ、上下線ともに、一部列車に遅れが出ています。

 

中日新聞の記事

刈谷駅で男性飛び込み死亡 JR東海道線、一時運転見合わせ

 11日午前8時5分ごろ、愛知県刈谷市桜町一のJR東海道線刈谷駅で、ホームから男性が線路に飛び込み、豊橋発大垣行きの特別快速列車(8両編成)にはねられた。男性は病院に搬送されたが、約1時間半後に死亡が確認された。刈谷署が身元を調べている。

 署によると、男性運転士(32)が男性を発見し、急ブレーキをかけたが間に合わなかった。JR東海によると、豊橋―岐阜の上下線で約30分にわたり運転を見合わせた。

 

ツイート 【東海道線】刈谷駅で人身事故「外国人が飛び込み、安学の子がそれを見て泣いてるらしい…」 東海道本線で人身事故

https://matomame.jp/user/giant7/88b6907afc908946f164

 

ツイート 東海道本線 刈谷駅で人身事故「外国人が勢いつけて飛び込んだ」電車遅延 #東海道線 6/11

更新日: 2019年06月11日

https://matome.naver.jp/odai/2156020839447707801

 

報道の課題

 どの報道機関(中日、朝日、CBCテレビ、東海テレビも、「死亡したのは、18歳の男性」というだけで、何処の学校の生徒とも、どこの労働者とも報道しない。

 男性が10代、18歳という情報は、所持品からというから、パスポートを持っていたようで、その情報からと推定される。パスポートがあれば年齢も国籍も外人労働者であることも分かるはず。社員証では年齢は分からない。それを全マスコミは報道しない。

 ツイッターの情報では、ブラジルの出稼ぎ労働者という話である。それはどの日本のマスコミも報道しない。日本の学生なら、大騒ぎになるはずだ。全マスコミが日本のどこの社員かも報道しないので、ツイッターの目撃証言が正しいのだろう。

 事件が起きた6月11日から2日経つが、それ以外全く情報がない。報道規制されているようで、異常である。

 

中日新聞の不正確

 中日新聞の報道では、電車が止まったのは、30分とあるが、2時間余である。電車が止ったのは、豊橋~岐阜とあるが間違いで、豊橋~大垣である。その点で、中日新聞の報道は、実にいい加減で不正確である。「JR東海によると、」とあるから、そのまま鵜呑みにして記事を書いたのだろう。

 私が大垣駅発8時19発の電車に乗ろうとしていた時、「8時5分に、刈谷駅で人と車両の接触事故があり、全線で運転を見合わせます」とアナウンスがあったのは8時10分ごろである。その後、「復旧は9時43分ごろ」とアナウンスがあった。実際は2時間以上も電車は動かなかった。朝日新聞も同じく「30分の不通」と報道している。

 

18歳の若者の正体

 噂によると、彼はトヨタ系A会社の出稼ぎ労働者であるようだ。この会社は毎日曜日に期間工の人員募集の広告を、この地区の地方紙に出している。それだけ辞める社員が多いようだ。それだけブラック企業的要素が多いのだろう。

 

A社の悪夢

 30年ほど前の1990年頃、この会社の某工場から私の開発した機械の不具合があり、私は呼び出しを受け、その工場に飛んで行ったことがある。その時の悪夢が今でも思い出される。

 技術者としてトラブルがあれば、その対応をするのは当然であるが、問題は、当社現場の修理チームが奮闘したが、問題が解決せず、徹夜になって、工場側の対応に問題があった。私は責任感でやっているから、徹夜でも別に苦にならないが、他のメンバーが肉体的には疲労困憊になっていた。この工場は陸の孤島で、我々は朝まで工場内で、絶飲食で放っておかれたのが問題であった。

 さらに問題は、翌朝、機械の復旧状況をヒアリングに来た職長が、我々の疲労困憊には目も向けず、ひたすら上司に報告する書類づくりの為頭が一杯になっており、私に聞き込みに終始したこと。私は人間性無視のこの職長に怒り心頭であった。これでこの会社のブラックぶりが判明した。

 もしこれが親会社のトヨタなら、業者が徹夜になる事が分かると、設備担当部署が、夜食から軽食まで準備して対応する。しかし、A社では全くそんなことは全くしなかった。結局、翌朝、当社の営業が飛んできて、事態に仰天して、やっとおにぎりの配給を受けた。その時、私は連続36時間勤務となった。今でも悪夢として思い出す。

 

トヨタ系の圧力?

 これだけの事件で、マスコミに「18歳の男性」としか出ないのは、トヨタから圧力がかかったか、トヨタ系は広告の大スポンサーだから、マスコミが忖度したのか、その両方であろう。マスコミはトヨタに悪い報道は決してしない。そんな姿勢の報道機関の情報は信用できない。報道すべきことを報道しないのは、フェイクニュースである。我々は、ニュースを慎重に見極めなばならぬ。

 

日本経済の底辺

 18歳で自殺した子の心境を想い馳せると、可哀そうになる。家族の期待を背負ってブラジル(推定)から日本に出稼ぎに来て、勤務先の労働環境に絶望したのだろう。当てつけで飛び込み自殺をしたのかもしれない。飛び込み自殺をすれば、マスコミがブラック企業の悪事を暴いてくれるだろうと期待して飛び込んだと思う。そういう労働者が日本の経済を支えている。それをマスコミが日本の恥部として、トヨタ系の会社と一緒に、もみ消してしまったのだろう。

 また全マスコミが、外国人の労働者に偏見を持っているようで、考えてしまった。なぜ彼が大勢の人の前で、電車に飛び込み自殺をしなければならなかったかを、どの新聞社もテレビ局もそれを報道しないのはなぜか。そこに日本の病巣が隠れている。それには目を背けるマスコミの存在に疑問を持った。

 

マスコミの不良心と偏狂報道

 日頃から中国共産党におべっかいを使い、トランプ大統領を偏見で見るマスコミは、何処の国の機関なのかと疑問に思っている。日本の安全保障を脅かす事件には、中国共産党の味方をして、政府を攻撃するサヨク的マスコミは、日本の敵である。どうして日本を貶める報道をして楽しいのか。そんな新聞は購読を止めるべきだし、テレビは見ないことにすべきだ。

 かの国は、技術を盗み、奴隷のような給与で人民を働かせて製品を作り、世界を席巻している。盗んだ技術だから開発費が不要のため、安く製品を世界にばらまくことが出来る。だから日本の製造業が衰退した。

 かの国は、環境規制は無視して工業製品を作るから、安く製造できる。それを承知で、中国に進出した企業も同じような恩恵を受けている。だから、日本の企業は中国に進出した日本企業は、安く製品を作れる。それを日本に輸出するから、日本の製品が売れず、日本の雇用が無くなる。だから日本の給与が上がらない。日本の経営者が拝金主義になっているのが元凶である。

 このため中国の環境汚染が悪化の一途である。そのとばっちりで、pm2.5汚染物質が日本にも飛来する。これは自分で自分の首を絞めているようなものだ。

 また中国共産党はチベット、モンゴルで大規模強制収容所を作り、人民を収監して殺し、その臓器を売っている。ナチスのユダヤ人虐殺と同じである。中国に行けば、48時間以内にドナーが見つかる仕組みがこれである。

 だからトランプ大統領が、人道問題と技術窃盗で怒っているのだ。マスコミはこれを正しく報道せず、トランプ大統領が横暴だと非難する。どちらが正論なのか。マスコミに良心はあるのか。そんなマスコミを利用する我々も責任がある。そういうマスコミは利用を拒否すべきである。

 今回の18歳の外国の少年の鉄道自殺が、マスコミの闇の部分を明らかにしてくれた。命をかけて真実を教えてくれた方のご冥福をお祈りいたします。

 

2019-06-13   久志能幾研究所通信 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年6月 8日 (土)

接骨院で治療中の携帯使用に呆れ

 3年ほど前、脊柱管狭窄症にかかり、大垣市民病院の医師から、加齢現象で骨が縮んでいると言われた。しかし治療法はないと宣告された。そこで知人の紹介で、大垣市民病院の近くの接骨院にかかることにした。

 

違和感

 この接骨院で最初に違和感を覚えたのは、初診の時、まだ院長の診察も終わっていないのに、そのまま、電気マッサージ治療を受けさせられたことである。常識的には、問診、診察があり、それでどんな治療をするかを決めるはず。それが診察なしで、いきなり電気マッサージ治療である。

 また、そこで電気マッサージ治療をしているとき、隣で同じく電気治療をしている男性が、携帯電話で長々と通話を始めた。病院の治療中の携帯電話使用に違和感を覚えて、院長にその苦情を言ったら、その回答が、呆れた。

 「携帯に出ることで、治療が中断し、待っている患者さんが迷惑する。だから、治療中の携帯電話を許可している。」

 私はその論理に呆れて、その接骨院に行くのを止めた。幸いなことに、いつの間にか、腰の痛みも自然治癒で少なくなっていた。

 

結論

 このため、初診の扱いに不信感を覚え、携帯電話の扱いで、これは駄目だと結論付けた。また領収書も、その場ではくれず、1週間後しか渡してもらえなかったこと。

 院内の掲示板には、保険適用の警告書も掲示してあり、なにか違和感を覚えた。健康保険の制度を悪用した、接骨院の療養費の不正請求が問題になっているようだ。その関係でなないかと思う。

  

危機管理

 自分の体を預ける医師には、心して選択が必要である。接骨院の医師には、「接骨医」・「整骨医」の名称も使用されることがあるが正式には、「柔道整復師」の名が正規である。だから医師ではない。

 自分の命を預ける医師、柔道整復師には、違和感のある人や価値観の合わない人を避けるのが、危機管理である。

 

2019-06-08   久志能幾研究所通信 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年5月28日 (火)

毒眼流が「仙台国際音楽コンクール」を破綻させる

滅亡の危機が迫る

Poisonous jury make failure “Sendai International Music Competition”

The crisis of destruction is approaching

 

再確認

 2019526日、責任者の彼女は、「貴方の意見を審査員上に伝えます」と言ったので、私はその結果を確認するため、現場を訪れた。予想通り、一次予選3日目の527日も、アリーナ席は封鎖されていた。

 翌日の状況を見ると、彼女が審査委員に観客のクレームを言った形跡がない。多分、審査員は雲の上の存在だから、言えないのだろう。言っても無駄だと思い、上に言わなかったのだろう。彼女は、そんな責任感あるようには見えなかった。責任者の無責任である。

 

Reconfirmation

On May 26, 2019, the previous day, she said, "I will convey your opinion to the judges," and I visited the scene to confirm the results.

So I have visited the scene to check the results. As expected, the Arena seats were closed on the 27th of the third day of the preliminary round.

Looking at the situation the next day, there were no evidence that the jury members have complained of the audience. Perhaps the judges are above the clouds, so she could not say that. I thought it was useless to say that. She did not appear to have such a sense of responsibility. The responsible person is irresponsible.

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封鎖されたままのアリーナ席 2019527

 

ボランティア活動

  この種のコンクールの運営は、多くのボランティアの応援者により成り立っている。毒眼流審査員のわがままで、仙台国際ピアノコンクーの評判が悪くなるのは、気の毒である。それはどんな企業でも起こる事。社員は真面目にやっているのに、社長がそれを台無しにしているの例が世間に氾濫している。

 

Volunteer activity

  The management of this type of competition consists of supporters of many volunteers. It is a pity that the reputation of the Sendai International Piano Conch worsens with the self-involvement of the poisonous jury. That happens to any company. Even though the employees are doing seriously, there are cases where the president is ruining them and there are cases where the world is in trouble.

 

私の前職の会社の消滅とダブる

 私の前職の会社も毒眼流役員がのさばって、ついには先行きが不透明になり、結果として競合他社に吸収合併され、市場から消えた。組織は頭から腐る。それは日産、東電、三菱自動車等を見れば明らかである。

 仙台国際ピアノコンクーを支援するボランティア応援者が多く頑張っているのに、毒眼流審査員がのさばって、その努力を台無しにしている。それは前職の会社で、一般社員が日夜頑張っているのに、毒眼流役員がそれを台無しにしたのとよく似ている

 

Double the disappearance of my former job company

The company with my previous job was also overwhelmed by a virtuous officer, and the prospect was finally unclear, and as a result, it was absorbed by a competitor and disappeared from the market. The organization is rotten from the head. That is clear if you look at Nissan, TAKATA, Mitsubishi Motors, etc.

Although many volunteer supporters who support the Sendai International Piano Conch are working hard, the Poisoous Jury Committee stole the effort. It is similar to a former employee's company, where a general employee is working hard day and night, but a poisonous officer has ruined it.

 

観客数の格差

 2018年の浜松国際ピアノコンクールでは、一次予選の前売り券が売り切れとなる前代未聞の人気状況であった。それは浜コンが、長年、地道な取り組みをしてきたからだ。

 浜松市の人口は79万人、仙台市の人口は109万人である。それで人口の少ない浜松市では、切符が売り切れ、仙台市では、切符が半分も売れない。

 今回の仙台国際ピアノコンクーでは、その流行とは全く無縁の世界であった。800人収納可能なホールで、日曜日なのに半分程度が埋まった程度である。一次予選の最終日の527日で、200人か300人の観客である。ホールが泣いている。ホールががらすきという現実は、正しい。長年の上層部の傲慢な運営方針が、この結果を招いていると思う。

 目ざわりだからと、アリーナ席を封鎖すれば、今後のコンクールで、益々観客が入らなくなるだろう。今の姿は、過去の悪行の結果なのだ。アリーナ席封鎖と、ホールがガラスキの状況は、決して偶然ではない。

 

Audience gap

At the Hamamatsu International Piano Competition(Hamakon) in 2018, the pre-sale tickets for the first qualifying round were sold out, with an unprecedented popularity. That is because Hamakon has been making steady efforts for many years.

Hamamatsu City has a population of 791,854 and Sendai has a population of 1.088,669. So, in the small population of Hamamatsu City, tickets are sold out, and in Sendai City, tickets can not be sold in half.

The Sendai International Piano Contest was a world totally unrelated to its epidemic. It is a hall that can hold 800 people, and it is about half filled up on Sunday. There were 200 or 300 people on May 27 on the final day of the perlimiraly round. The hall is crying. The reality that the hall is sloppy is right. I think that the arrogant management policy of senior management for many years has led to this result.

If it is upset, blocking the arena seat will prevent the audience from entering the contest in the future. The present appearance is the result of past bad deeds. The blockade of the arena seat and the situation that the hall is transparent is never a coincidence.

 

滅亡の予兆

 アリーナ席の封鎖という現象に,その場の人たちは誰も異常を感じない。責任者も関係者も嬉々として、その異常な指示に従って行動している。それは仙台国際ピアノコンクールの滅亡の予兆である。

 

Signs of the fall

No one in the field feels unusual about the phenomenon of blockade of the Arena seat. Both the responsible person and the person concerned are happy and act according to their abnormal instructions. It is a sign of the fall of the Sendai International Piano Competition.

 

検証

 クレームをぶつけた責任者の説明では、「アリーナ席の観客が気になって審査に集中できない」という審査員の要望で、アリーナ席が封鎖された。それで私は昼休みに、審査員席から舞台を見てみた。その審査員の説明が嘘であることが判明した。私の眼から見ても、アリーナ席の人は、全体に埋没して目に入らない。審査員は毒眼流の害虫であった。仙台国際ピアノコンクールの足を引っ張り、その運営を食い物にしているようだ。

 

Verification

 According to the explanation of the person who bumped the complaint, the arena seat was blocked at the request of the jury that "the audience in the arena seat is concerned and can not concentrate on the examination". So, during the lunch break, I saw the stage from the jury seat. The jury's explanation turned out to be a lie. Even in the eyes of my eyes, people in the arena seat are totally buried and do not get in the eye. The jury was a poisonous pest. It seems that he is pulling the foot of the Sendai International Piano Competition and using his operations.

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審査員席からの眺め

 

課題曲の検証

 仙台国際ピアノコンクーでは一人40分演奏で、連続3人で2時間、その後、15分の休憩のパターンである。人の集中力は15分間か精々20分間である。それを3,4曲で演奏すると、聴く方は疲れてしまう。最初の演奏の印象は、30分後の演奏に上書きされて忘れてしまう。審査員はもっと疲れるだろう。その課題曲の設定が間違っている。

浜松国際ピアノコンクールや高松国際ピアノコンクールは、課題曲が1,2曲で20分間、連続3人で1時間の演奏後、15分の休憩のパターンで運営される。それでピアノの差や演奏者に演奏の様子の差が分かり、コンクールが面白いと感じるのだ。仙台国際ピアノコンクーでは、演奏時間が長すぎて、わかりずらく少しも面白くない。

 

Verification of the subject song

The Sendai International Piano Conch is a 40-minute performance, with a three-person two-hour break pattern, followed by a 15-minute break. Human concentration is 15 minutes or at most 20 minutes. If you play it with 3 or 4 songs, you will get tired of listening. The impression of the first performance is overwritten and forgotten by the performance after 30 minutes. The judges will be more tired. The setting for the assignment song is incorrect.

The Hamamatsu International Piano Competition and the Takamatsu International Piano Competition are run with a 15-minute break pattern after the one or two songs have been played for 20 minutes, and the three consecutive people have played for 1 hour. So I can understand the difference between the pianos and the performers, and I feel that the competition is interesting. At Sendai International Piano Contest, the playing time is too long and it's hard to understand and not interesting at all.

 

ピアノ選定の疑問

 今回、コンクール参加者に選定されたピアノは、スタインウェイ25台、カワイ11台、ヤマハ1台である。これは異常な数値である。浜松国際ピアノコンクールでも、高松国際ピアノコンクールでも、ヤマハはいつも約半数の選定数を確保している。

それが、今回は選定ピアノで、ヤマハが1台だけなんて、何か裏がありそうである。審査員が絡んだ賄賂でもあるかと、つい邪推をしてしまいそうである。

 

Question of piano selection

The pianos selected for the contest this time are 25 Steinways, 11 KAWAI and 1 YAMAHA. This is an abnormal number. In both the Hamamatsu International Piano Competition and the Takamatsu International Piano Competition, YAMAHA has always secured about half the number of selections.

This is a selection piano this time, and it seems that something is wrong, such as only one YAMAHA. It is likely to be misled as to whether the judge is also a bribe involved.

 

審査結果の発表の手抜き

 事務局の担当者が、入選者の番号と名前の読み上げだけ。事務局は、同席している観客のことは全く考えていない。浜松国際ピアノコンクールでは、名簿一覧にお花を付けたり、入賞者を前に出して紹介していた。仙台国際ピアノコンクールでは、その手間さえ惜しんでいるようだ。これでは、観客が再度、来ようという気を失わせる。

 

The omission of presentation of examination result

The secretariat of the secretariat only reads the number and name of the winners. The secretariat does not think about the audience at the same time. At the Hamamatsu International Piano Competition, flowers were added to the roster list, and winners were introduced in front of them. At Sendai International Piano Competition, it seems that even that effort is regrettable.With this, the audience loses the mind to come again.

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予選の結果発表 201952719:45

 

霊の叫び

仙台国際ピアノコンクーの霊が泣いている。私は仙台国際ピアノコンクールに、二度と行くまいと決心した。このままでは仙台国際ピアノコンクールは、衰退し、潰れるだろう。すべて運営の上層部の責任である。組織は頭から腐る。

 

Cry of spirit

The spirit of Sendai International Piano Conch is crying. I decided not to go to Sendai International Piano Competition again. The Sendai International Piano Competition will decline and collapse. It is the responsibility of all senior management. The organization is rotten from the head.

 

2019-05-28   久志能幾研究所通信 小田泰仙

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2019年5月23日 (木)

心配なことは、必ず起きる

自宅駐車場の危機管理

 私が、自宅の駐車場に車の出し入れする時、毎回、駐車場隅のブロックとの距離がなく、車の前部のセンサーが毎回鳴っていた。毎度のことで、何時も無事通過していたので、注意が散漫になっていた。2019年4月22日、体調が悪かったせいもあり、車の前バンパーを駐車場隅のブロックにこすってしまった。何回も車の出し入れをした来たのに情けない話である。

 本来、車の衝突防止センサーが頻繁に鳴っているので、もっと前に対策を打つべきであった。今まで偶然にも無事であったので、対策が疎かで、不感症になっていた。本能で、そのままではヤバいと思っていて、そのまま放置するから事件が起きる。心配なことは、必ず起きる、危機管理の原則である。

 

応急対策と恒久対策

 その対策として、翌日、出っぱていたブロックを削除した。車は修理に出した。ブロックの削除工事に40,000円、バンパー修理に44,000円である。暗号名「霊柩車」の修理代は高い! 高くても実施するのが、危機管理である。

 事故の対策は、応急処置(バンパーの修理)と根本対策(ブロック部の切除対策)である。応急処置だけして、根本対策をしないから、また事故を起こす。なにごとも、根本対策の再発防止が大切である。

心配な人・危ない人

 日頃、何か危ないと思うとか、違和感を感じる人には、近づかないことだ。危ないと思われること自体、何か異常な警報である。自分の潜在意識がその危険性を教えてくれている。虐め事件や不愉快な事件、不正事件に巻き込まれるやも知れぬ。君子危うきに近寄らず。

 その社長は〇〇塾の仲間であったが、零細自動車整備屋の経営者で、ご縁として車検を頼んだら、私の車を車検の間、乗り回わされ、ガソリンが空になって帰ってきた。その悪行はドライブレコーダに記録されていて、それが露見した。それ以降、この業者と縁を切った。この業者の社長は、私の家を訪問する度、違う外車に乗ってきた。今思うと、客から預かった車を乗り回していたのだ。その車のナンバーの多くは「0001」であった。

 

危機管理

 病気でも、自分で何かおかしいと思ったら、すぐに精密検査である。私も癌が発見される前に、体に違和感があり医師に訴えたが、まともに取ってもらえなかった。その時、危機管理として自分で検査を受けるべきであったと、今でも後悔している。医師だってわからないのだ。一番、自分の体の異変に気が付くのは、己である。

 

根本対策

 病気でも、手術は応急処置である。しかし根本対策は、生活習慣(食事、運動、睡眠等)の改善である。手術だけして安心して生活習慣を変えないから、病気が再発する。医師も対処療法ばかりで、病気になった原因を教えない。今、私は病気の再発防止で、生活習慣を改善している。

 

2019-05-23   久志能幾研究所通信 小田泰仙

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2019年5月 8日 (水)

走行中のエンジン停止事件

バッテッリ―の電源切断ノブを追加 

 2017年11月に、なじみの街の零細自動車整備屋の助言で、バッテリーの電源切断切り替え部品を付けた。それは、時折、1ヶ月ほど車に乗らないことがあり、その間のバッテリーの放電が気になっていた。と言ってその都度、フロントカバーを開け、バッテリー端子の接続をスパナで取り外すのも面倒であった。その部品は、ノブ(写真の緑部)を回すだけで、バッテリーの接点を簡単にオフにできるとのことで、その装置を追加した。

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 バッテリー部に付けた切断器のノブ(緑)

 

トラブル

 その1年後、愛車の車検が終わって市内を走っていたら、エンジンが音もなく停止した。慌ててエンジンをかけ直すと、かかるのである。それで暫らく走るとまたエンジン停止である。慌ててディーラに車を持ちこんだ。

 点検の結果、バッテリー部に付けたバッテリー電源部の接点が緩んでいた。もしこの事件が高速道路走行時や緊急時に起きていれば、命の危険があった。

 よくよく見れば、その装置のバッテリーとの接触部は、正規部品の接点部品と雲泥の差のチャチな作りであった。保安部品は、純正部品以外は使うべきでないと悟った。

 それよりも、そういうレベルの部品を推奨する自動車整備会社のレベルが問題である。その会社は、部品が売れて儲かれば、客の命が危険に晒されても、知ったことではないのだ。

 またその零細自動車整備屋とは、別の不正事件(車検中の私用車を乗り回し)が露見して、縁を切っていた。やはりブランド(信用)とは大事であると納得して、車の点検を正規のトヨタのディーラに鞍替えをした。整備屋も純正でないとトラブルの元である。

P1120680s  チャチな接点部

自動車の保安部品は純正品だけに

 私は自動車部品メーカの開発部で、自動車部品の開発を担当してきた。その部品が保安部品と言われる部品だと、その品質保証は大変だ。その部品の耐久試験、上下限試験、寒冷地試験、非破壊試験と、その性能試験は厳しい。それに不具合があれば、自動車事故で死亡事故になるかもしれない。そうなれば、殺人罪さえ問われることになる。会社もその責任で倒産の危機になるかもしれない。タカタはその不始末で、倒産した。三菱自動車は、日産に身を売った。だから、自動車の保安部品は、正規の部品以外は使うべきでない。自分と人の命がかかっている。

 

人の危機管理

 あなたの付き合っている人は、純正部品相当の信頼性がありますか? いい加減な信用の人ではないですか? 人との付き合いを考え直そう。それは自分の人生の危機管理である。

 

2019-05-08   久志能幾研究所通信 小田泰仙

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2019年4月24日 (水)

小川敏氏は、大垣司令官として失格

 「岐阜県大垣市の大垣駅前にある「ヤナゲン百貨店大垣本店」が、2019年8月31日をもって閉店する。」というニュースが、大垣市民に衝撃を与えた。これで益々、大垣駅前商店街の衰退が決定的となる。これで岐阜県には岐阜市の高島屋しか百貨店は残らない。

  「ヤナゲンは1910年に柳源呉服店として創業。1966年に百貨店化した。かつては「ヤナゲン百貨店」(A、B、C館の3館体制、約22,000㎡)とインテリア専門店「ヤナゲンFAL」(旧岐大ホームセンター)、スーパーの「ヤナゲンストアー」を擁していたが、債務超過に陥り2000年には大垣共立銀行管理となり、2005年には大手スーパー「平和堂」の傘下となるとともに本店B館1階の大規模改装とC館の閉鎖を実施した。

 2011年にはヤナゲンFALを平和堂の「アル・プラザ鶴見」に縮小移転、2016年8月には再開発により本館の売場をA館1館に集約するなど経営合理化を進めていたが、名古屋・岐阜エリアの百貨店や大垣駅北口のショッピングセンター「アクアウォーク大垣」との競合もあり厳しい経営状況が続いていた。再開発の影響により食品売場が消滅したことも痛手だったと思われる。

 ヤナゲンはFAL店の閉店も発表しており、同社は109年の歴史に幕を下ろすこととなる。」Rakutenn ニュースより(2019年2月22日) https://toshoken.com/

 P1120569   ヤヤゲン百貨店大垣本店。横で元B館跡にマンション建設が進む。

  2019年3月20日撮影

 

狂った発言

 ヤナゲンの閉店が報道されて、小川敏市長が、そのコメントを求められて、「発表内容を見ていないので、コメントは差し控えさせていただく」(岐阜新聞)と、大垣の行政の司令官として無能を曝け出した言葉を発した。今、聞いたではないか? それなら、いつコメントするのか? それが出来なければ、無能で、その地位についている資格がない。そんな大事な情報は、新聞よりも先に市長に上がっているはずだ。それをコメントできないのは危機管理能力がないのだ。

 この調子なら、小川敏市長は大災害が起きても、「まだ政府から正式の話しを聞いていないので、コメントできない」と言うのだろう。危機管理として、市長失格である。

 阪神淡路大震災が起きた時、危機管理無能の村山富市首相は、テレビを見て「これはえらいこっちゃ」と言うだけで、大事な初期行動と初期出動の指示を出さなかった。大事な初期出動を抜かって、助かるべき多くの命が失われた。それと大垣市長は同罪である。

 

ヤナゲン廃業の裏話

 ヤナゲンが駅前の再開発でヤナゲンB館の建て替えで、ヤナゲンのトップが、大垣市長に陳情に行ったが「大垣市は一業者のためには動けない」と拒否された(他では特定業者を優遇してるくせに)という伝聞がある。ヤナゲンは、B館を建て替えるにあたり、回りの土地を整理して、駐車場も整備して、地域の活性化を計画していた。

 しかし、大垣市長の協力が得られないので、ヤナゲンは、やむなく再開発を諦め、ヤナゲンB館を壊してマンションを建て、分譲することになった。その流れで、ヤナゲン本体が閉館する羽目になった。ヤナゲンが閉店する原因は小川敏市長が作った。だから恥ずかしくてコメントできないのだ。

 このヤナゲンの駅前再開発の話しが実現すれば、大垣駅前商店街の復活になったのに、それを小川敏市長は袖にして無視したのだ。

  大垣市がヤナゲン前に再開発で建てたビルは、テナントが入らず、閑古鳥が鳴いている。役人の作る計画のずさんさが目の余る。

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P1120573  上図の大垣市が肝いりで作った駅前ビルも予備校、クリニック、JA、夜の店等と一般客は入らない店ばかり。それでは駅前の活性化にはならない。テナントも入らない。市の計画が杜撰なのだ。

上のテナントは1年以上もテナント募集中である。2019年3月20日撮影

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小川敏氏の策略

 小川敏大垣市長は、大垣駅前の周囲の環境をヤナゲンが商売できないように追い詰めた。まず商業ビルをつぶし、マンションを建て、買い物客を少なくした。

 駅前の商業ビルと潰し、なんの商売の売り上げにも、活性化にもならない、ドン亀の池を作って悦に入っている。いつも閑古鳥が鳴いているカメの池である。本来、商業ビルを建てて街の活性化にすべきを、市内で一番高い土地に価値の生まないカメの池を作った。市民税で、である。

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閑散たるカメの池

 

大垣駅前商店街の惨状

 駅前の商店ビルをつぶし、予備校になるのを放置して、買い物客を少なくした。予備校に買い物客が来るはずがない。買い物ができる店舗の絶対数が少なくなれば、買い物客は寄り付かない。

 街を活性化させるなら、駅前にはマンションと予備校の建設の規制を条例ですべきなのだ。駅前にマンションと予備校ができると、それは街の衰退の兆しなのだ。

 元気ハツラツ市で、大垣市内の業者は儲からないようにして、市外の業者だけが儲かるようにした。市外の業者(アピタ、イオン、平和堂)が繁栄するように段取りして、大垣市民の大垣駅前商店街を寂れさせた。

 つい最近、大垣駅から目の鼻の先の場所にあった6階建てのビルが壊され、駐車場になってしまった。駅前の超一等地を駐車場にしてしまう前に、大垣市として行政指導ができなかったのか。情けない思いである。ますます大垣駅前は衰退していく。

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 大垣駅前直前の駐車場。以前は6階建てのビルがあった

 

 小川敏氏の夢は、大垣駅前商店街を全て潰して、大垣にマンションを林立させ、大垣の人口を増やすことのようだ(市長の言論から推定)。今、その夢が実現しつつある。それは大垣市民には悪夢である。商店街が無くなり、稼ぐ元が無くなり、税金が入らず、金食い虫の市民ばかり増えるからだ。学校もゴミ回収も、病院も福祉施設もいる。だれがそれを負担するのだ?

 

小川敏氏の情けない応援演説

 2019年3月29日、小川敏大垣市長は興文地区の県会議員選挙の応援演説で、新市庁舎まわりの河川の護岸工事や、興文地区とは関係ない北方の駅前整備を自慢した。しかし肝心の寂れた興文地区の施設整備には何も言えず、下を向いていた。恥ずかしかったのだろう。

 

2019-04-24   久志能幾研究所 小田泰仙

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2019年2月11日 (月)

身体の保全と危機管理、がん増加の真因

日本は「農薬大国」で、年間約60万トンもの農薬が生産されている。農薬は主に殺菌剤、除草剤、殺虫剤として使われる。これらの中には、発がんリスクの高い猛毒を含む。我々は普段の食事で、体によいと思って食べている野菜や果物と共に、そのような毒物も摂取している恐れがある。日本人の体内脂肪から有機塩素材(農薬)の残留量が世界平均の3倍も検出されたというデータもある。

 日本の年間約60万トンの農薬を一人当たり年間に換算すると、6kgの農薬を「浴びて」いる計算になる。輸入される外国の農産物に使われる農薬や防腐剤を含めると、我々は恐ろしい量の「毒」を浴びている。

 

ガン患者の増加

1975年の医師数が約13万人、がん死者数は約13万人だった。その後の40年間で、医師数は約3万人増加し、がんに関する研究や治療は格段に進歩したのに、2014年のがん死者数は36万人を越えた。

1970年代の日本の総医療費は10兆円であった。2010年代に総医療費は40兆円までに拡大したが、がん患者は減るどころか3倍に増えている。

 1950年から2010年までの60年間でみて、肉の摂取量9.8倍、卵6.3倍、牛乳・乳製品が18.2倍と著増し、米が半分、芋類は10分の1と激減した。つまり、肉・卵・牛乳・バター・マヨネーズなどに代表される「高脂肪」の欧米食が現代日本人のがん増加の原因の一つであると推定される。その証拠として、以前多かった胃がんや子宮頸がんなどの日本型のがんは減少して、肺、大腸、乳、卵巣、子宮体、前立腺、すい臓、食道がんなどの欧米型のがんが著増している。

 畜産品は、利益最優先で牛、豚、鶏の成長を早めるため、成長ホルモンが投入されている。畜舎の中に過密状態で育てるため、伝染病の予防で多量の抗生物質が飼料に投入され無理に飼育されている。そうやって育った肉や乳製品を多く食べれば、病気にもなるのは「理」に合っている。「理」に適わない食品が体に毒になる。それは「宇宙根源の理」に反した食物である。

 ハムや加工肉を日に50g以上食べ続けると大腸がんになる確率が18%増加するとWHOから報告があった。ハムや加工肉は、防腐剤や添加物が多く入っている。そんな肉を長年食べれば、病気になるのが必然である。

2000年も前から漢方医学では「食は生命」としている。贅沢な欧米型の現代食生活を謳歌すると、20年後に病気と言う悪魔のサイクルのご縁を頂く。因果応報である。がんという病気を対処療法で治しても、その根本原因である食生活を直さないと病気は治らない。気づいた時には遅いが、遅くても、一日でも早く食生活を正すのが、ご先祖へのご恩返しである。

データは2016年当時。 『書天王が描く世界』(全246頁)p220より

 

2019-02-11   久志能幾研究所 小田泰仙

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2019年2月 9日 (土)

自分の遺影を撮影

 終活の一環として、私の遺影用の撮影を20192月6日に行った。やはり5年毎くらいに、スタジオで撮影をするのが良いようだ。その前は、定年後の還暦時に、パスポート用を兼ねて写真館で撮影をした。

それ以降、毎年、私は受験票に貼る証明用の写真で撮影をしていたが、写真館で正式に撮るのは、9年ぶりである。やはり証明用写真と、正式のスタジオで撮る写真ではレベルが違う。

 

両親の遺影

28年前の母の葬儀では、母のまともな写真が無くて、大騒ぎをした苦い経験がある。昔の人は写真を撮られるのが嫌いのようで、母の写真はほとんど無かった。結局、従妹の結婚式の披露宴の時に写した小さな写真を引き伸ばして使った。鮮明な写真でないが致し方なかった。

 18年前の父の葬儀の時は、母の例に懲りて、父が胃がん手術で入院直前に、写真館に行って家族写真を撮り、それが霊前を飾った。その写真が間に合って良かったと思う。

 

時間の危機管理

 遺影は後に残った人のためである。自分のためではない。後に残った人に苦労を掛けては申し訳ないと思い、今回、9年ぶりに自身の姿を撮影した。後の残った人が、遺影用の写真を探し回る時間が、勿体にない。遺影用の写真がないと、それを探す時間(命)を奪うことになる。それは人生の罪である。何事も準備をしてあれば鬼に金棒である。それが無駄になることが、最大の効果である。保険も同じである。それが危機管理である。どうせ近い将来、必ず必要となることは、事前にやっておくべきだ。

 

自分は盆栽の木

 自分の全身像と上半身像を撮影して、その映像画面をモニターでみて盆栽を連想した。盆栽も、育てた人の丹精込めた労苦がその姿に表れている。同じように、己の体は、己が人生で費やした汗水の結果が全身の姿と顔相に表れていた。

 酒に溺れ、飽食で過ごせば、肥満、ビール腹になるだろう。それで肝臓を傷めれば、黒い顔や目の下に黒い膜も出るだろう。

日頃、しかめっ面で過ごせば、カメラの前で「笑って」と言われても、ぎこちない顔つきでしか写らない。笑わないので、法令が鍛えられず、法令線が薄くなり、ノッペラボウの顔となる。眉間にしわがあるかもしれない。

日頃、テレビばかり見て過ごせば、痴呆的な顔つきになるだろう。日頃、運動もせず、歩きもしないと、姿勢も悪い姿でしか写らない。

 今回、その自分の写真を見て、そういう姿でなかったので安心した。加齢の為、少々、頭の毛が薄く、白いのは致し方あるまい。己の体は、己の人生の作品なのだ。

若作りの遺影

 その写真も、老いぼれた姿よりも、まだ体力があり若い姿の時がよい。だから早めの遺影撮影は、おすすめなのだ。老いぼれてからは、写真撮影をする気にもなれまい。私も多くの葬儀に参列したが、若い時の遺影の方が、好ましいと思う。

 

スタジオの差

 パスポート用の写真を2010年に、街の馴染みの写真館で撮影した。今回、大手カメラチェーン店の系列のスタジオで撮影したが、その設備のレベル差に驚いた。まずカメラ機材が違う。スタジオの環境が違う。撮影場所も広く、照明設備も金がかかっており、撮影補助機材が違う。街のスタジオでは普通の三脚で撮影である。今回のスタジオでは医療器械の設備のようにカメラスタンドの下に車輪が付いており前後左右がスピーディに動き、上下、回転がスライド式でスピーディに行えるカメラスタンドがある。お店もお客が多く来て、儲かるから益々良い設備を導入できる。

 自分の全身像を撮影して、その場で映像画面をモニターで見ることができた。以前の街のカメラ屋では、カメラ屋が数枚写真と撮り、そこからカメラ屋が選別して仕上げである。

衰退している街(大垣市のように)のスタジオでは、お客があまり来ないので、設備投資ができず、悪魔の下降スパイラルで、益々儲からず、設備投資ができない。これはお店だけの責任ではない。

 

河村義子先生の遺影

河村先生の葬儀で祭壇を飾った遺影は、日頃、先生がパンフレット、HP等で使っている写真であった。現在も「かすみの会」のHPにその写真が掲載されている。そのお顔は美しい写真で、その写真が先生のレッスン室に貼られた演奏会のポスターに使われていた。こちらから聞いたわけではないのに、河村先生は「この写真が気に入っている」と言われた。5年前の当時、「この写真は、私の葬儀の遺影にも使うの」と説明されたので、私は冗談だと思い呆れた。今にして思うのは、そのころ、がん告知をされ、手術をせず、最期までピアニストとして生きる決意をされたころである。鈍感な私はそんなことには思いもよらなかった。後で聞けば、名古屋のスタジオで撮影されたとか。並みの決意では、名古屋まで行って写真を撮るまいと思う。その点でも偉い方であった。

 

2019-02-09   久志能幾研究所 小田泰仙

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2019年2月 6日 (水)

終活 「棺」を新調

 人は朝まで、死んだように熟睡するのが、健康の秘訣である。それも22時か遅くとも23時には、床に入るのが熟睡の秘訣である。幸いなことに私はまだ、夜にトイレで起きることなく、朝まで熟睡である。

 人生では、人は毎夜、死んだように眠る。翌朝、人生の目が覚めて、一日がスタートする。その長い人生で、たった一回だけ、目が覚めないときがあり、その時は、そのベッドが棺になる。だから毎日、我々は棺に寝ているのだ。人生の3分の1を過ごす場所だからこそ、多少は贅沢をしたい。熟睡が体の保全と翌日の活動の栄養素となる。いつ死んでもいいが、死ぬまでは健康を保って生きていきたい。

 

「棺」布団の新調

 河村義子先生の年末の逝去もあり、思うところがあり、今回、羽毛の布団を新調した。人には「羽毛の棺」を買ったと冗談で言っている。普通の綿布団に比べて本当に暖かく、軽く、体に負担をかけずに熟睡できる。体を冷やすから健康を害するのだ。それを防ぐのが危機管理である。完全にはその危機を防げないが、その確率を減らすことは、僅かな投資で可能である。羽毛布団の価格は、健康を考えれば安いと言える。実際、羽毛布団は、結構なお値段がしたが、健康を考えれば満足である。考えてみれば、人生の3分の1を過ごす場所である。

 

羽毛布団業界は二重価格業界

 何事も経験すると世の中の仕組みが分かってくる。今回の知見は、この羽毛布団の業界は二重価格制になっていることだ。その裏事情を知らないと、定価上は高価な羽毛布団を、値引き率が大きいと見せかけて買わされる。

 今回、馴染みの業者にそれを教えてもらい、安く買うことが出来た。羽毛の産地は、片やポーランド製、もう一方はドイツ製であった。製造・販売の会社は、何方も日本の一流メーカで同一である。競合の店は、私をカモだと見て、吹っ掛けたようだ。今回、ほぼ同一レベルの製品を10万円以上も安く買うことができた。

 

2019-02-06  久志能幾研究所 小田泰仙

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