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2023年1月31日 (火)

紅い脅威 春節で中国人の来日急増

 

 今日(2023年1月30日)、半年ぶりに久留米の真島消化器クリニックに定期検診に行ってきた。血管内プラークの状態の検査である。

 途中、新大阪から博多までの新幹線の9号車には私を含めて4人しか乗っておらず、快適であった。乗客が少ないから、十分すぎるほどソーシャルディスタンスも取れているし、換気も十分にされているので、マスクを外して過ごすことが出来た。静かな環境で考え事をするのは快適である。

 マスクをしていると自分の汚れた吐息を再度、吸うことになり健康には良くない。それでは頭もうまく回転しない。だから命の保全上でグリーン車を選ぶことは贅沢ではない。

 

紅い旅行者

 それで安心して九州新幹線では、博多から久留米までを自由席で利用した。それが大きな間違いであった。3号車に乗り込んだら、8割ほどの乗車率で満席に近い。3列席の窓際にすわったら、そこに赤い服、赤いズボン、赤いマスクをした母親と小さな娘が座ってきた。どうも中国人の旅行者のようだ。顔が妙に垢抜けして美人である。その雰囲気から見て金持ち階級の人のようである。隣に中年のオッサンがいたので、家族ぐるみで春節での日本観光のようである。九州地区は中部地区より、中韓の観光客は多い。私には彼らがコロナ菌保有者に見えてしまった。

 

 中国ではコロナ感染者数が国民の数割に上るとの噂があり、入国してくる中国人は、脅威であると思っていた。中国政府の公式発表は当にならない。

 

 上記情報を知っていたから、君子危うきに近寄らずと、私は新鳥栖駅で、慌てて2号車に移った。私はがんを罹患して免疫力が低下している関係で、ワクチンは接種していない。だから隣の席にそんなコロナ菌で怪しい中国人が座れば、大慌てである。

 

 犬も歩けば棒に当たる。家に閉じこもらず、出かけと色んな経験が出来て良かったと思う。それで世間状況が身近に感じられる。

 

対等外交とは

 中国は日本に対してビザの発行を停止した。それに対して日本政府は抗議だけである。対等外交とは、相手がビザの発行を停止したら、こちらもビザ発行を停止すればよい。それをやらないから、弱腰外交で中国から馬鹿にされやりたい放題にされる。

 それは、媚中議員の連中が政府中枢に居座っているからだ。その中心の林外相は、中国からのハニートラップにかかっているとは、政界の常識であるようだ。問題は、そんな外相の議員に選ぶ選挙民にもある。山口県の選挙民は、地元の為に国を売っているとしか思えない。これではいつまでたっても日本は良くならない。何時まで明治政府以来の利権派閥が続くのか、情けない思いである。我々に必要なことは、自尊心の回復と売国奴の排除である。声を上げなければ、奴らがやりたい放題にされる。それでは日本が日本でなくなってしまう。

 

2023-01-30  久志能幾研究所通信 2600  小田泰仙

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2023年1月11日 (水)

当方見聞録 不法投棄対策で防犯カメラ設置

 

 正月朝に自宅駐車場に枯れ植木が不法投棄をされたので、その対策として駐車場に防犯カメラを設置した(2023年1月10日)。工事業者の話では、最近は防犯カメラを設置の依頼が多く大忙しだとか。その時、ジパングの東方の業者から色々と見聞録の話を聞けたのでそれを含めて紹介する。自宅に防犯カメラを設置しなければならない世相とは、現代ジパングも変わってしまった。『東方見聞録』を書いたマルコポーロが生きていれば、安全な日本の変貌ぶりに驚くであろう。

 

 自宅前は車と人の通りが多いので、カメラ感度を上げると頻繁にセンサが反応して、頻繁に録画状態に陥る。それではメモリーが足りなくなるので、写せる範囲とその感度調整をして、設置した。

 今までは別の防犯カメラを目立たないように設置はしてあったが、今回はカメラの向きを変え、目立つように修正配置をした。カメラの存在を見せつけるだけでも大きな防犯効果がある。さらに「防犯カメラ作動中」との掲示もする予定である。

 これで自宅には10台程の防犯カメラを設置したことになる。それでも死角が発生するので、その都度、それの対策をしている。それが危機管理である。車にも5台のカメラを搭載した。まるでC国ウイグル地区並みである(笑)。

 2014年、駐車中に車に傷をつけられて、全面塗装をした苦い経験がある。費用は30万円である。警察には届けたが、犯人は捕まらない。今後を考えて自分で自己防衛するしかない。それで防犯カメラを設置した。

 

 ちなみに自宅防犯カメラのメーカはパナソニックで、防犯カメラ専門メーカ製ではない。専門メーカのそれは常時録画型で、画素数も荒く、録画時間が限定される。パナソニック製の防犯カメラは、人感センサーで反応した時だけ、ライトが点灯し、録画がされる。

 

事例1

 車の屋根が猫のいたずらで傷つけられて、近所とのいさかいになった家がある。証拠がないので、強く言えなかったが、防犯カメラの画像データを突き付けて解決したとのこと。

 

事例2

 自宅の空き地に頻繁に犬猫の死骸が放棄される事件があった。防犯カメラを付けたら、てき面に効果があり、それが無くなったという。

 

事例3

 隣家から「俺の家を写すな」とクレームが来て、そのカメラの位置を変えたという。プライバシー問題は難しいという事例である。

 

事例4

 私は燐家から、防犯カメラの照明が明るくて眠られないとクレームを付けられた。防犯カメラのセンサーが車の通るたびに反応して、ライトが点灯し、それが隣家の窓を照らしたからだ。

 それでライト点灯を止める設定にして、塀を建てて対応した。防犯カメラ以上にカネがかかった。

 

事例5

 事後処理だが、自宅駐車場からレクサスを瞬時に盗まれて、防犯カメラを設置した家もある。

 私もレクサスLS所有時は、盗難を恐れて駅前の立体駐車場を借りていた。そこは監視カメラが設置されている。レクサスは窃盗団に虎視眈々と狙われてるのだ。

 駅前の立体駐車場には月に22,000 円の費用がかかる。10年間で264万円である。税金と保険料は10年間で176万円である。それに耐えられないなら、レクサスを買う資格はない。本来、自宅に大きな扉付のガレージのない人はレクサスを買ってはダメなのだ。それがあって、レクサスを所有するのを分相応という。レクサスに分相応でない私は、レクサスLSを2年で手放した。

 

 防犯カメラを設置するには、回りの状況に注意して設置が必要である。

 

2023-01-11  久志能幾研究所通信 2586  小田泰仙

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2023年1月10日 (火)

108歳目標(15/16) 詐欺型「侵型コロナウイルス」を防ぐ

 

 人生は多くの毒菌から身を守ることで長寿を達成できる。長寿を妨げるのは、人の悪縁(心の隙に侵入する詐欺型の「侵型コロナウイルス」)によってもたらされる人災である。悪縁により、前向きの意欲が削がれ、生きる気力が無くなる。カネも奪われる。結果として長生きできない。

 結論として、詐欺型の「侵型コロナウィルス」に感染した輩には近寄ってはならない。ソーシャルディスタンスをとり、心に防毒マスクをして、手ではなく、その人との縁から足を洗う事。東大卒の学歴も、社長という肩書も、元会長という肩書も、経営研究会という錦の名目も、それは粗製乱造のワクチンと同じように信用できない。虚名のワクチンを信用し過ぎると超過破産の憂き目にあう。

 

ワクチンの期待外れ

 その悪縁も、相手が社長だから信用できるわけではない。社長と言っても、日本全国には会社が386万社あり、そのうち99.7%は中小零細企業である。そのうち大企業はわずか1000社ほどだ。残りの385万9000社は、中小企業の社長である。だから社長と言っても吐いて捨てるほど存在する。私は信用してつきあった社長に裏切られた。それまで、社長と言えば、大企業の人徳ある社長をイメージしていたからだ。

 東大卒とのワクチンブランドを信用してはならない。働ける期間を40年とすると、その間の東大卒の人間は40万人も存在するのだ。それだけの人数がいれば、ピンからキリまで存在する。ブランドの大学卒の首相が日本を危機に陥れた事例は、数多い。

 歌舞伎町を歩けば、全員が「社っ長さん!」と客引きに呼び止められる。コロナワクチンを打ったから安全ではないと同じで、会社の社長だから、また経営研究会の会員だから信用できるわけではない。私はコロナワクチンを信じていなかったが、経営研究会という名のワクチンにも裏切られた。社会を生き延びていくための詐欺的「侵型コロナウイルス」対策が必要である。

 

ガン予防

 人はガンでは死なない。ガンで免疫力が低下して、入ってきたばい菌により、肺炎等の炎症を起こして死ぬ。だから私は、がんの術後の療養として、体力向上、免疫力向上を心掛けている。狂った生活習慣、狂った食生活を避けている。がんは生活習慣病である。だからその生活習慣を正さないと治らないし、再発する。詐欺的「侵型コロナウイルス」対策も、元を断たなきゃ真の対策とならない。

 往々に、詐欺的「侵型コロナウイルス」に感染した医師は、対処療法しかしない。その医師は、拝金病も併発している。なぜなら対処療法の方が短期に効果が出て、なおかつ儲かるからだ。しかし降圧剤を代表例に言うと、対処療法では長期で認知症、ガン、心筋梗塞、脳梗塞になりがちである。

 

大垣市の病状

 組織はカネを餌にする詐欺型「侵型コロナウイルス」のような輩によって、ボロボロにされる。政治家の利権行為は、組織の生き血を吸う新型コロナウイルスと同じである。それが原因で大垣市は衰弱した。新型コロナウイルスのような利権政治家だけが太った。

 今回の「ゴミ袋有料化政策」で、一部の利権業者がまた暴利で太るようだ。これも詐欺型「侵型コロナウイルス」による病状である。

 大垣市は寄付金を業者から他市よりも10倍以上もたかっている。業者も大垣市からたかられれば、その分、どこかで取り戻す行動に「写す」のが自然の理である。業者も生きて行かねばならぬ。そういう積み重ねで、大垣市は生き血を吸われ、衰退した。都市の価値は公示地価で計算される。いわば大垣市の市場価値である。市場の評価は神の如くである。それによれば、この20年間で、大垣の価値は半値以下に暴落である。

 結論は、「人は、朱に交われば赤くなる」である。詐欺型「侵型コロナウイルス」に交われば、強烈な病気に罹患する。人が詐欺型「侵型コロナウイルス」をもった人と交われば、その人の強欲な病原性性格が転写される。

 

大垣市

 支庁や議員や業者が利権という侵型コロナウイルスに犯されれば、その都市を取り仕切る為政者の利権第一主義の経済となる。その結果、大垣駅前商店街は衰退し、20年間前の60%が店を閉め、80%の店がシャッターを下ろしたことになった。いわば生き血を抜かれたのだ。大垣駅前商店街は幽霊通りとなった。

 

共産国家

 C国共産党に染まれば、赤くなる。赤くなれば領土拡大の猛者に変身する。日本共産党も同じで、その最終目的は、天皇陛下の首をちょん切ることなのだ。その共産党を支持する日本人がいることが信じられない。そんなに共産党がよいと思うなら、C国に移民すればよい。

 先進国では、共産党の存在自体が法律で禁止されている。日本だけ、共産党が許されるのは、異常である。共産党の党是は、民主主義の否定なのだから。

 

米国

 それに対して、良性のアメリカ菌に接すれば、アメリカンドリームを夢見る前向きの精神に転写される。政党は己の宣伝に余念がない。それはプロパガンダである。その中身で正悪がきまる。どちらが正しいかは、分からないが、私は民主主義が正しいと思う。だから私は民主主義のプロパガンダを発信する。

 プロパガンダ(羅: propaganda)は、特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った行為をいう。

 

某家庭

 KK問題のように、穢れた悪性縁者に犯されると、一家が滅亡する事態となる。KKの叔父祖母が自殺、父も自殺である。彼のその後の行動も異常である。なにか脳が疫病に犯されたと言わざるを得ない。つまり穢れた詐欺型「侵型コロナウイルス」に犯されたのだ。

 

某社長からの感染を水際で防止

 経営研究会の元会長から、統一教会と同じレベルの新興宗教団体に誘われたことがある。元会長とのブランドで盲信してしまい、もう少しで詐欺型「侵型コロナウイルス」に感染寸前であった。そうなれば破産であった。

 

 拝金性「侵型コロナウィルス」感染の社長に車検を頼むと、車を営業車代わりに乗り回される事態となる。その悪事は、私の車に取り付けてあったドライブレコーダーにシッカリと記録されていた。運転中の携帯電話の営業活動会話もしっかりと録音されていた。

 その社長は、毎回、違った外車で私の家に来ていた。上記の件を考えると、顧客が車検に出した高級車を勝手に乗り回していたようだ。私はその不正の発覚後、その輩と縁を切った。その後、10年が経つが、その会社は全く発展していない。その原因は、推して知るべきだ。

 

 もう一人の社長は、親が遠くの県にある会社を倒産させ、岐阜県に夜逃げしてきた経歴がある。その20年後、自分の会社も経営不振で整理する事態となった。その社長が、ホテル宴会のドタキャンをやり、そのドタキャンの賠償金を踏み倒しである。

 私は、その社長達とは経営研究会の仲間として付き合っていた。しかしある種の腐臭に気が付いて、縁を切った。詐欺型「侵型コロナウイルス」は腐臭を発するのだ。それに気が使いない人が、心の内部に侵入されて感染する。

 

感染防止

 詐欺型「侵型コロナウイルス」感染を防ぐには、距離を取る(ソーシャルディスタンス)、マスクをする(賄賂を拒否、親密な付き合いを避ける)、手洗い(菌の除去、定期的な監査、悪縁から足を洗う)をするである。自己防衛策の当たり前を当たり前にする。それしか感染を防ぐ手段はない。

自分を滅ぼすのは、自分のガードの甘さである。

危機管理意識の無さである。

自分の城は自分で守れ。

耳を洗い、目を拭って相手の本性を見抜け。

 

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2023-01-09  久志能幾研究所通信 2585  小田泰仙

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2023年1月 8日 (日)

不法投棄事件 その後の経過

 

 2022年12月31日12時~2023年1月1日12時、駐車場に植木の不法投棄犯罪があった。大垣市のゴミ袋有料化に伴う、予想された不祥事である。

 些細な不法投棄事件ではあるが、今後のことを考えて1月2日、警察に通報した。警察は30分ほどで来てくれて、近所の防犯カメラの調査と現場の写真撮影をした。警察官から、犯人が分かった場合に、来宅させて謝罪をさせるか否かの質問があった。私は犯人と面会などしたくもないので、警察からの厳重注意をお願いした。

 

警察より報告

 1月8日に警察より電話があり、防犯カメラに写っていた像が、暗くて犯人を特定できなかったとのこと。警察は犯人と疑われる人物を訪問し、職務質問をしたが、犯行を否定されたとか。明確な証拠がないので、それ以上の追及は難しかったとのこと。その人物は数か月前、この町内で植木を盗んだ犯人である。その人は認知症が疑われる人物である。

 小さな犯罪を放置すると、凶悪犯罪が蔓延る。数か月前、町内で植木盗難が頻発した。被害の家が警察に被害届を出した。警察の捜査の結果、犯人が特定された。その時は、防犯カメラにその犯人が写っていたのが決め手となった。

 また以前も町内で不法投棄をする輩(元町内の住人で、転居した人物)がいた。町内ごみ担当委員が張り込みをして、不法投棄する現場を現行犯として押さえた。後日、警察よりその家に厳重注意のため家庭訪問をしてもらった。本来、不法投棄は、罰金刑、懲役刑が科される犯罪である。警察の警告の効果てきめんで、それ以降はその輩の違法投棄は無くなった。

 

破れ窓理論

 小さな犯罪を放置すると、不用心な街となってしまう。きちんとした対応が必要です。不法投棄で、熱海の土石流のような災害が起こり、多くの人が犠牲となることもある。だから小さな犯罪を見逃してはならない。不法投棄する非常識人はまた、再度、類似の不法投棄を犯す。だからその都度、正式の警察への対応をすべきである。それが市民の義務である。

 前科があると、今回のような事件が起きると、最初の捜査対象になる。それも前科のある人物には見えない圧力となる。それが犯罪の抑止力になる。

 

今後の対策

 防犯カメラを設置する手配をした。公示は今月中。今でも設置しているが、駐車場までカバーするように改造工事を行う。

 

 不法投棄とは、ゴミを法律に反した方法で処分する犯罪行為。 日本では“廃棄物の処理及び清掃に関する法律 (以下、廃棄物処理法)”にて、ゴミを無暗に捨ててはならないと定められている。

 不法投棄を行った対象者には、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、または両方を科される。対象となるのは、業者と処理を依頼した排出事業者。 法人に対しては3億円以下の罰金が科される。

 

新型コロナウイルス並みの害毒

 自分を滅ぼすものは、自分である。些細な不正を繰り返すと、段々と大胆になり、大きな不正を犯すようになる。それが人生を破滅に導く。自分を厳しく律することが、人生の破滅を防ぐ。

 金銭感覚にだらしない人は、新型コロナウイルスと同様に危険である。そういう人とは付き合わないことだ。それを孟母三遷の教えという。

 

 行政でも小さな利権を見逃すと、大きな利権を追い求めるようになる。それががん細胞のように広がると、その都市が滅亡する。大垣市のように。この20年間で、これだけ短期間に大幅に没落した都市はない。大垣市行政の利権体質が大垣市を没落に導いたのだ。その微分として表れが「ゴミ袋有料化政策」である。「ゴミ袋有料化政策」は利権の塊である。

 

2023-01-07  久志能幾研究所通信 2584  小田泰仙

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2023年1月 6日 (金)

元旦初荷 不法投棄 大垣没落の原因

 

 元旦に外泊して、1月2日に自宅に帰したら、駐車場に植木の不法投棄があり、不幸の初荷に怒り心頭であった。大垣市のゴミ袋有料化に伴う、予想された不祥事であった。

 これは些細な不法投棄事件ではあるが、今後のことを考えて警察に通報した。警察は30分ほどで来てくれて、近所の防犯カメラの調査と現場の写真撮影をした。警察官から、犯人が分かった場合に、来宅させて謝罪をさせるか否かの質問があった。私は犯人に面会などしたくないので、警察から厳重注意をしてもらうようにお願いをした。

 

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破れ窓理論

 小さな犯罪を放置すると、凶悪犯罪が蔓延る。だから、即、警察に連絡して記録に残してもらった。数か月前、町内で植木泥棒が頻発し、近所の家が警察に被害届を出した。警察の捜査の結果、犯人が特定された。その時は、防犯カメラにその犯人が写っていたのが決め手となった。

 また以前も町内で不法投棄をする輩(以前、町内に住んでいて転居した)がおり、町内ごみ担当委員がごみ置き場に張り込みをして、不法投棄する現場を現行犯として押さえた。後日、警察よりその家に厳重注意のため家庭訪問をしてもらった。本来、不法投棄は、罰金刑、懲役刑が科される犯罪である。警察の警告の効果てきめんで、それ以降はその輩の違法投棄は無くなった。

 小さな犯罪を放置すると、不用心な街となってしまう。きちんとした対応が必要だ。不法投棄で、熱海の土石流のような災害が起こり、多くの人が犠牲となることもあるのだ。だから小さな犯罪を見逃してはならない。

 不法投棄する非常識人はまた、再度、類似の不法投棄を犯す。だからその都度、正式の警察への対応をすべきである。それが市民の義務である。

 不法投棄とは、ゴミを法律に反した方法で処分する犯罪行為。 日本では“廃棄物の処理及び清掃に関する法律 (以下、廃棄物処理法)”にて、ゴミを無暗に捨ててはならないと定められている。

  不法投棄を行った対象者には、5年以下の懲役もしくは1,000万円の罰金、または両方を科される。対象となるのは、業者と処理を依頼した排出事業者。 法人に対しては3億円以下の罰金が科される。

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蟻の穴から堤も崩れる「韓非子‐喩老」

 シンガポールは美しい街だ。しかしそれは厳しいゴミ捨て罰金という制度で守られいる。シンガポールではゴミのポイ捨てでも、罰金刑である。初犯は最高1000シンガポールドル(約8万円)で、再犯は最高2000シンガポールドル(約16万円)に加え、公共の施設の清掃などのボランティア活動が科されることもある。日本のモラルが崩壊する中、そういう防御策も必要かもしれない。

 今回のような不法投棄を行っても、必ず捕まるという体制をとるのも必要だろう。小さな犯罪が社会を崩壊させる。だから不法投棄を見付けたら、警察に通報である。

 

大垣市の崩壊も「蟻の穴から堤も崩れた」

 大垣市がこれだけ没落したのは、行政が小さな不法行政を罪重ね、議員は利権行為をやり放題が許されると思わせたのが原因である。

 元気ハツラツ市行事での不正の疑惑、

 大垣市政100周年行事の不正疑惑、

 執行中の行政案件費用の秘密条令を制定

  (不正を隠しますとのミエミエ条令である)、

 ゴミが増えていないのに利権漁りのゴミ袋有料化 等々

 

 石田仁大垣市長、小川敏前市長がやりたい放題で、小さな墓穴を掘り続けたために大垣市は没落したと私は確信する。そうでもなければ、西濃の小京都と呼ばれたブランドの大垣がこれだけ没落したのは異常である。公示地価がこの20年間で半値以下に暴落したのだ。

 

 

2023-01-06  久志能幾研究所通信 2582  小田泰仙

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2023年1月 3日 (火)

一念の計は、山籠もり禊にあり

 

 今年の大晦日と元旦は、大垣フォーラムホテルに籠って「一念の計(一年の計)」を考えた。山籠もりとして、ホテルの最高の部屋に籠り、外界の喧騒を断ち切り、冷水で身を清め、今までの人生の振り返り、今後の人生を考える時間を持てたのは、有意義であった。それは私の禊ぎでもあった。それが一事一心一念道である。

 大垣フォーラムホテルさんからの厚遇に感謝である。これも亡き馬場恵峰先生の陰ながらの御差配と感じた。

 

展望

 その修行は、ホテルの天井界(8階)にある一番大きな部屋を利用した。その部屋は通常の部屋の3倍の広さである。寝室も居間とは別にあり、トイレも洗面台もクローゼットも2つある部屋である。居間には台所の流しも備わっている。宮様も利用するお部屋である。天上界からの展望も素晴らしく、初日の出(ただし1月2日。元旦は寝過ごして拝めなかった)も拝めた。冷水シャワーで身も清めた。

 また展望の視野内に、元三洋電機(羽島市)のアーチ型の巨大なソーラーパネルも眺められて、その最後の姿を拝んだ。このパネルは今年中には撤去されるとのこと。時代の流れを感じた。その現実に万物の生老病死を突き付けられた。生物だけではなく、建物にも生老病死があり、永遠の命はないことを思い知らされた。

 やりたいことが出来るのは、生きているうち、今のうちなのだ。自分の今までの人生を展望して、残りの人生を精一杯に生きようと決意した。今、生きていることが奇跡なのだ。

 人の生は偶然だが、死は必然である。

 人生計画は死から逆算して、立案すべきである。

 いつまでもあると思うな 親と自分の命。

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    天井界の部屋

 

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       元三洋電機のアーチ型ソーラーパネル  ホテル8階の部屋より   2023年1月2日

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振り返り

生老病死、ご縁は夢幻

 この部屋は、2018年4月、私が馬場恵峰先生ご夫妻を彦根と関ヶ原合戦場跡に案内した後、大垣で恵峰先生をお泊めした部屋である。翌日、私は恵峰先生ご夫妻を名鉄犬山ホテルへレクサスLSでお送りした。三根子先生に大変喜んでもらえて幸せであった。

 そのレクサスLSも、恵峰先生が大垣に来られることが決まり、それならばと構えていたら、ご縁で直前に入手できた。しかし、私はレクサスLSの維持費の高さに音を上げて2年後には手放した。別荘と二号さんは、持ってはならないのだ。乗らない時の維持費が大変なのだ。しかしそれも良きご縁で、よき経験であった。早からず、遅からず、ご縁はやってくる。恵峰先生ご夫妻をレクサスLSで送迎できたことは稀有の必然のようなご縁であった。今は、レクサスLSを買う気になれない。それは佛のご差配であったようだ。レクサスLS所有は108の夢の一つであったが、実際それを所有して見ると、「ああこんなもんか」と現実に目が覚めるのだ。それも良き経験である。今ではそれは夢幻であった。それも人生を振り返るための貴重な経験である。人生ではやってはいけないことをやってみて、やってはならないと悟るのだ。人とは愚かな存在だ。

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「佛様のお裁き」 

 その翌日の10月21日、馬場恵峰先生は塾ОB会の講師として、名鉄犬山ホテルに泊られた。しかしそのホテルは1年後の2019年8月に急に閉鎖された。耐震強度問題が露見して、安全上の観点で、取り壊されてこの世から消滅した。それも因果である。先生が泊まられた時、事故が起きなくてよかったと思う。宿泊客の命を最優先にした名鉄さんの決断は素晴らしいと思う。建物さえ、生老病死の因縁があり、あっという間に消滅する。まるで人の生死のようだ。

 それが今回、ご縁があり、私自身が大垣フォーラムホテルのその部屋に泊まることになった。自分でその部屋に泊まってみて、恵峰先生ご夫妻を極上のいい部屋にお泊めして良かったと改めて思った。

 翌日に恵峰先生が泊まられた名鉄犬山ホテルの部屋は普通室であった。馬場恵峰先生はその会の講演者なのだから、一般よりも格上の部屋にすべきだと思う。それが講師の先生への敬意である。

 その酷い扱いに比べて、私はよいことをしたと、改めて4年前のことを思い出し、嬉しくなった。それは名鉄犬山ホテルを予約した幹事達の人格の低さから起きた事件である。人格に低い人間は、何をやってもダメなのだ。当時、私はその幹事たちと事前準備をしている途中で、彼らの人格の低さに反吐が出て、私は幹事役を辞退して縁を切った。

 「佛様のお裁き」が、幹事達のドタキャンの露見とその後の不祥事である。そしてその思い出のホテルの取り壊しである。私は、その時の自分の絶縁の決断を褒めてあげたいと思う。悪縁と付き合うと、その分の大事な人生時間が潰される。

 そのOB会の直前、その幹事たちのドタキャン失態が露見した。私はその幹事役を降りていたので関係が無かった。しかし馬場恵峰先生の名誉のため、私はその後始末に走り回ることになった。恵峰先生と相談して、迷惑をかけた旅館に塾ОBの代表としてお詫びをして、先生の書を進呈した。その書は「縁あって花開き、恩あって実を結ぶ」の掛け軸であった。

 違和感を覚える人との付き合いは、心配が現実の危ない事件に発展する。この件で、よき知恵を授かった。その感性を大事にすることが危機管理である。

P1100226s 名鉄犬山ホテル   2018‎年‎3‎月‎27‎日撮影(事前調査で訪問)

 その1年後、取り壊された。その跡地には2022年3月1日、新しいホテルが開業した。

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  名鉄犬山ホテル前の駐車場で  この車で恵峰先生を送迎した。

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歳月人を待たず

 その翌年の2019年2月、私はガンの手術を受け、病床に伏した。手遅れ寸前で5年後の生存率は、51%の状態であった。なんとか生き延びることが出来た。佛さまが助けて下さったようだ。

 その10か月後の2019年12月13日、恵峰先生は自身の死を悟られたようで、中国へお世話になった方々に最後の挨拶をするため中国旅行に出発された。その前日、「夕焼け小焼け」の童謡の意味を先生の教室で解説された。それが恵峰先生の生徒たちへの最後のメッセージであったようだ。三根子先生は、その3か月後の2020年3月3日に突然、亡くなられた。それから新型コロナウイルスが猛威を振るい、私が九州に行けなくなり、8か月が経ったら、恵峰先生が倒れられた。その後、一月ほど寝込まれ2021年1月1日、亡くなられた。

 恵峰先生が死の床で繰り返し口にされたのは、「縁あって花開き、恩あって実を結ぶ」、「ありがとう、ありがとう」の感謝の言葉であった。

 もう恵峰先生をこの大垣フォーラムホテルの部屋にお泊めする機会はこない。私は1週間前(2022年12月24日)に馬場恵峰先生の三回忌に参列したばかりで、一連の流れに、歳月人を待たず、を痛感した。

 故馬場恵峰先生の高台に立つ図書館2階の書斎からは、長崎空港、九州高速道路、長崎新幹線(当時は建設途中)が眺められて、恵峰先生は、よく思索にふけっておられた。このホテル8階からの眺めも、同じように、名神高速道路の車、東海道新幹線の走る姿が眺められて、感慨にふけさせられた。

 

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 日中文化資料館の図書館2階からの眺め  2011年4月2日

  大村湾の長崎空港と目の前に九州高速道路と長崎新幹線の予定地が見える。

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今後の計画

ホテルでのお仕事

 私は、その部屋の6人用会議机に資料を広げ、もう一つの机にはノートPCを置き、人生計画作成のお仕事に没頭した。作業エリアが広く、資料を広げたままに出来るため、私は今までになく快適に思索を練ることが出来た。年に一度、静かな環境で自分の人生を振り返ることは良いことだ。

 部屋には計2台の大型テレビが設置されていたが(居間に1台、寝室に1台)、一度も電源は入れなかった。未来の計画をして夢を見たいのに、下世話で騒々しいテレビなど見る気にならない。

 禁酒しているので酒は一滴も飲まず、コーヒーと白湯だけで過ごした。この宿泊は、今までの穢れを落とす山籠もりの禊なのだから。

 

持ち込んだ資料は、

 「人生計画・自戒」のクリアファイル、

 「死ぬまでにやりたい108の夢」のクリアファイル、

 「人生の課題」のクリアファイル、

 青山俊董著『わが人生をどう料理するか』、

  叔母が青山俊董堂長より頂いた本で、叔母が私に贈ってくれた。

  青山俊董堂長は、私の叔母(京都の尼寺の住職)の師である。

 田口佳史著『超訳 言志四録』、

 松本明慶友の会会誌「苦楽吉祥」最新号、

 大村智博士の新聞記事、

 書抜きした京大カードから抜粋した約50枚で、ある。

 

 「人生計画・自戒」のクリアファイルには、「18歳から105歳までの人生実績・計画表」、自戒の言葉、「家系図」、研修記録、自分の性格分析等がファイルされている。自戒の言葉や年度計画も40年前からの資料が残してある。その変遷が、それで自分の歴史であり、自分の成長も辿れる。年に一度、それらを見直して今後の10年間の予定を考えている。

 「108の夢」のクリアファイル、には「死ぬまでにやりたい108の夢」の資料がファイルされている。今までの実績、これからやりたいことのリストを更新した。まだやりたいことが108個まで出しきれていないのが残念だ。紙にやりたいことを書いておくと、自然と実現するものだ。夢の実現には、まず見える形にするのが、秘訣である。

 「課題」のクリアファイルには、教育問題、認知症問題、少子化問題、日本再生、大垣再生、資金調達等の自分で考えたいテーマの資料(雑誌の切り抜き等)をファイルしている。それを見直して、新たな知見を書き込んだ。

 溜め込んだ情報と知識を、賢さで智慧に消化すると新たな知見が浮かんでくる。そのために場を変えてみるのも効果があった。それも極端に変えるのも良いことだ。それで惰性の人生が変えられる。

 ニュートンの運動力学第一法則は、止まっているものは永遠に止まっている、である。それを変えるには、少しの力を与えればよい。

 

 

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 大きな机の上に広げた資料を展望

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永眠の練習

 部屋の寝室には大きなダブルベッドと普通サイズ(それでもデカい)のベッドの2つが設置されていた。貧乏性の私は初日は、大きなダブルベッドは遠慮して、普通サイズのベッドで寝た。しかし翌日の夜、気を取り直して、使えるものを使わないと勿体ないと考え直し、2日目は大きなダブルベッドを使って、永眠の練習をした。お陰で熟睡が出来きて、日の出前に目が覚め、2日の日の出を拝むことが出来た。

 人は毎日が永眠の練習である。一生の内、一度だけ目が覚めない時がある。それが永眠(死)である。私は次の言葉が大好きだ。

 よく働いた一日は、安らかな眠りが与えられる。よく働いた一生は安らかな永眠を賜る。

             ゲーテ

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2023-01-03  久志能幾研究所通信 2581  小田泰仙

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2022年12月10日 (土)

不用品引取り魔巣教団、お布施として詐取、泥棒下見

 

 市内を拡声器で「不用品を引き取ります」と流す業者に騙されないこと。そういう業者は、それにかこつけて家の中を物色し、泥棒に入る機会を窺っていることが多い。

 

工業ミシンも引き取ります

 知人が「不用品引き取ります。工業ミシンも引き取ります」との行商トラックの拡声器の宣伝に誘われて家に呼び入れたら、なんだかなんだと因縁を言われて工業ミシンの引き取りを断られた。その上で「他に不要な指輪などはないか」と言われ、金の指輪を出したら、2万円程で引き取って行ったという。

 後でネットで取引価格を調べたら10万円で売れる品物であったようだ。かように軽トラで回ってくる「不用品引き取ります」行商人は危ない。その者達は近隣の外国人が多く、泥棒に変身する恐れがある。

 

モノの命

 モノにも魂が籠っている。モノにも生老病死がある。生まれたモノには、作った技術者の血と汗の匂いが籠っている。その魂を葬るときは、正しい手順で感謝して終末処理をしてあげるべきだ。そのモノが自分の人生を助けてくれたのだ。もしそれを処分する時は、きちんと魂にお礼を言って処分に出すことだ。それを怪しい業者に託すと、モノの魂の祟りで禍が己に降りかかる。

 先日のブログ(「セコムしてますか? 否、セコいことは止めた!」)で書いた家の塀の撤去も、菩提寺の住職にお祓いをしてもらってから実施した。

 自宅には、父が内職で使っていた足踏み工業用ミシン(80年程前の製造)を大事に保管してある。両親は、そのミシンで稼いだカネで私を育ててくれたのだ。粗末にはできない。もしそれを処分する時は、僧侶に魂抜きの儀式をしてから処分に出すことになるだろう。多分それは私の死後である。

 

危機管理

 怪しいと疑われる賊菌は、自宅に入れないこと。浮遊している賊菌の呼びかけに応じない事。新型コロナウイルス対策と同じである。君子危うきを呼び込まず。

 

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 父が使っていた工業用ミシン

 

2022-12-10  久志能幾研究所通信 2564  小田泰仙

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セコムしてますか? 否、セコいことは止めた!

 

 10年程前、自宅にホームセキュリティーの契約をしようとセコムに相談をした。私は前職会社で機密管理の為、技術開発センターの入退室システムの導入を進めた。その際、セコムと苦労を共にそのシステムを立ち上げた経緯があり、セコムの企業内容も知り、親近感があったため、その候補会社として、セコムを第一に選定した。

 第二候補の会社は、セコムより規模が小さく、事件時の現場到着スピードもセコムより遅いと聞いたので、セコムに話を持って行った。

 

 ホームセキュリティー導入検討で、分かったことは、月々の費用は5千円である。年間6万円、10年で60万円、30年で180 万円である。この最大の問題点は、事件があった場合の見舞金がたった100万円であることだ。それは被害額の総額ではなく、あくまでお見舞い金なのだ。被害の補償はしてくれない。何のためのセキュリティなのだ、と感じてセコムのホームセキュリティーの導入を止めた。

 

事件発生

 何か事件があれば、セコムの警備員が駆けつけるが、家の中には入らず、外で見ているだけだという。もし侵入者が目の前で犯罪を犯しても、セコムの警備員には逮捕する権限がない。セコムが警察に電話して、警察が来るまで黙って待つだけである。

 それでもし1億円の貴重品が被害にあっても、お見舞い金を百万円出すだけで、被害総額の保障はしてくれない。

 それなら自分で防犯設備を作り上げ、防犯対策をしっかりして、保険に入ったほう方がましだとして、ホームセキュリティーの契約をするのを止めた。

 

自家製セキュリティーシステム

 それでまず家の前の塀を撤去した。塀があると泥棒がその陰に隠れて仕事がしやすいのだ。日本の小さなウサギ小屋で、塀の設置など滑稽である。塀があると却って家が小さく見える。逆効果である。

 塀とその中の小さな庭も撤去して駐車場に変えた。利便性も向上した。

 窓ガラスも防犯用の割れにくいガラスにした。

 窓には侵入を防ぐ柵を設置。

 新聞も新聞受けを大きくし、溜まっても外にはみ出さないようにした。長期の留守の場合は、その間の新聞を止めてもらう段取りもした。

 留守が分からないように環境を変えた。

 長期の留守の場足、近所の人にその旨を伝えておく。そうすれば不審者が目立ちやすい。

 防犯カメラで、常時録画されるようにした。暗闇でも人が近づくとライトが点灯して、自動録画である。「防犯カメラ作動中」との警告板も設置した。

 

 最大の防犯システムとは、近所の人の目である。日頃から近所の人と交流して、家の回りを歩く人が、違和感のあるようにしている。孤独は良いが、孤立はダメである。

 

 家の内外の整理整頓清掃清潔を徹底する。汚い散らかった家には泥棒が入りやすい。5Sの徹底した家(工場)での事故は少ない。

 自分の城は自分で守る。トヨタ生産システムの原則である。

 

 

2022-12-09  久志能幾研究所通信 2563  小田泰仙

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2022年12月 8日 (木)

断捨離はご先祖をゴミ箱に捨てる愚業。それは認知症への道

 

 現在、断捨離が流行っている。しかし私は断捨離に反対だ。断捨離とは自分の記憶、過去を捨てる事だ。同時にそれは記憶を司る海馬の一部を捨てる事だ。脳には容量の限度があり、全ては記憶できない。その記憶できない部分は当時の書類や写真に記録されている。

 だから私は過去の資料を整理整頓はするが、大事な記録を捨てることはない。断捨離を推奨しているのは、軽薄なオバンである。かの女には歴史への尊重がない。有るのは今の快楽だけである。歴史の重みを認識できない人間は、ご先祖を敬わないものだ。

 

Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow.

The impotant thing is not to stop questing.

                                     Albert Einstein

 昨日から学び、今日を懸命に生き、明日への希望を持て。

大切なのは、問うことを止めないことだ。

 

 公式文書は図書館や新聞社で探せばよいが、自分の過去の記録は、自分の家の中にしかない。家の写真アルバム、手紙等は過去の記憶の倉庫なのだ。それを捨てるとは、自分の過去を捨てる事。過去を思い出して自分の人生を振り替えて新しいこれからの人生を考えることができる。

 人生はやり直しはできないが、何時でも再出発できる。それを刺激してくれるのが、過去の資料、写真である。それが出来なくなるのは、過去の資料を断捨離して、記憶を捨てた時だ。形あるものが亡くなった時、記憶の中のメモリーも消える。それは人生が消える時。認知症への第一歩である。

 

アルバム再整理

 最近、家族の写真を整理して、アルバムに再整理した。両親とその家族の若いころ(1920年頃)からの写真を現在まで100年間、時系列に並べた。そんな歴史を見直すと、自分の幸せを再度感じる。その歴史を見れば、ぐれることも自殺も考えないだろう。家族の写真を見ると、家族の思いは私に幸せになって欲しいとの願いだけのようだ。それに応えるのが、両親への最大の供養である。

 

インパール作戦

 叔父(父の弟)のシナ事変への出兵への天皇陛下からの下賜品などが出てきた。軍服姿の父や叔父たちの写真もある。その叔父の死亡通知も自家では保管している。ビルマで戦病死の報である。その実態は、エリートと言われる将校の愚かな作戦(インパール作戦)のせいで、2万弱の兵士が餓死病死となったようだ。日本軍は、兵士への補給を全く考えていない狂気の作戦であった。その捨て駒にされた叔父が哀れである。英軍は日本兵と戦わず、日本軍が自滅するのを見ているだけで勝ったようだ。

 父を含め我が家では3人が戦争に行ったが、父しか生きて帰ってこなかった。弟の一人はビルマで、一人はシベリアの土となった。父が地獄のシベリア抑留になったのも我家の歴史なのだ。ビルマで戦死した叔父には戦後、勲八等が贈られた。佐藤栄作内閣発行の天皇陛下の叙勲の賞状が我家の歴史記録である。

 父のシベリア抑留に対して、戦後、竹下登内閣からの感謝状と銀杯が来ている。それも我家の歴史記録である。

 私は、頂いた命を大事にしたいと思う。父が戦死をしていれば、私はこの世に存在しない。

 

過去を学び、後世の繋ぐ

 過去に家族が悲惨な歴史体験に巻き込まれたのも、厳然たる家族の歴史である。現代はそうでない平和さを喜びたい。ご先祖が受けた辛酸さを忘れてはならない。今後、そういう道に進まないように、国民として意思を表明しなければ、また国民が犠牲となる。現代でもインパール作戦のように、国民、市民を全く無視した政治が行なわれている。過去のアルバムを見て、ご先祖の霊が語り掛けていると感じる。

 岸田首相、石田仁大垣市長の愚かな政治に反対の声を上げねば、我々はご先祖が受けた被害をまた受ける。最低でも選挙でその意思を示そう。

 大垣市民は、最遅でも2025年の大垣市長選でその反対の意思を示せばよい。今のままの政治姿勢では石田仁大垣市長の続投はないのだ。

 媚中派の公明党に振り回され、決断をしない岸田首相に日本を任せると日本の未来が危ないのだ。

 流行に洗脳されて過去を断捨離すると、自分の未来はない。それは今だけを生きる犬畜生と同じだ。

 

Dsc097521s1 我が家の100年間の写真集

Dsc09753s  叔父の叙勲賞状

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2022-12-08  久志能幾研究所通信 2562  小田泰仙

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2022年12月 4日 (日)

努力よりも選択が大事、4時間睡眠? 絞首刑?

 

 4時間睡眠、8時間睡眠のどちら?

 新興宗教か旧来仏教宗派?

 朝飯なしか三食か?

 肉食の可否

 パン食かご飯か?

 ながら勉強か集中勉強か?

 現役か浪人か?

 

 世の中には成果を上げようとすると色んな選択肢が出てくる。全て少しでも良くしたいとの願いから起きることだ。つい新しい方法に飛びつきがちである。新しい選択肢は、ご利益あらたかで、魅力に溢れているように映る。

 しかしその前提として、努力よりも選択が重要である。間違った道でいくら頑張っても、意味がない。

 

宗教の選択

 新興宗教の狂った教祖に心酔し、新興宗教団体で、必死の修行で正大師の座を得て、サリンを撒いて絞首刑になった教団幹部がいた。間違った選択肢を選んだのが原因だ。宗教団体の歴史はそれを選択する場合の大事な要素だ。古くからある宗派は、洗脳もお布施の強要もしない。

 私の定年後、入会したG経営研究会で知り合った人が新興宗教団体に入るように勧めてきた。その人はその会の元会長であった。信用しないわけがない。話の種に試しに入り、ダメならすぐ脱会と思っていた。どうも定年退職で退職金があり、暇もあるカモと見て、接近してきたようだ。しかし入会直前に怪しい事件の多さを知って、脱兎のごとく逃げだした。旧統一教会と同じような寄付事件、暴力事件がネット上で公開されていたのだ。古くからの仏教宗派は、勧誘は戒律で禁止である。それはキリスト教も同じである。勧誘をしてくる新興宗教は怪しいのだ。

 間違って入会すると殺人事件にさえ巻き込まれる。どうせやるなら教祖になって、1億円のお布施をしてくれる迷える羊を探して稼ぐことだ(?)。新興宗教を研究することは、人の精神的な弱さを観察出来て、勉強になるだろう。猜疑心一杯の人間が、洗脳されると1億円の寄付でもを簡単にしてしまう。おそろしいことだ。

 

睡眠法の選択

 私は、「4時間睡眠法」の本を読んで、時間活用の素晴らしさに洗脳された。私も短時間睡眠を試みたが、現実的に続かなかった。現実問題として、その著者は79歳で亡くなられている。その生活手段が良かったかどうかは、各自が判断するしかない。私は4時間睡眠が宇宙根源の法則の反していると思うからだ。それを批判していた同大学の渡部昇一先生は86歳まで現役で活躍された。

 

宿命という選択肢

 与えられた選択肢は、惨めなものかもしれないが、人には宿命に逆らえない場合がある。その場合の選択肢は、自分に与えられた最高の選択肢であるようだ。その場合は、その宿命に逆らわず、その道で最大の努力をするしかない。船が難破して、己が荒波に放り出されたとき、ちっぽけな板切れしか目の前に無ければ、それが人生最高の選択肢の浮き輪なのだ。

 それは新興宗教をえり好みするのとは違うのだ。パン食にするかご飯か等の問題は、自分の知識と知恵と宇宙根源の法則を総合的に考えて、選択すべきなのだ。人によって、その選択肢の回答が違う場合がある。此の世で生きているのは自分である。自分が周りの環境を判断して、最善と思う方を選択すればよい。どちらが良いかは神仏のみ知る。真理は一つであるが、その対象を切り方次第で、選択肢が変わってくる。

 私は東大入試が中止になった時、浪人を選択せず、入れる大学に進学した。父の定年の関係があり、それしか選択肢がなかった。それが後で幸運をもたらした。その過程でレッドオーシャン(血まみれの海)で闘ってきた愚かさを知った。人生は、敵のいないブルーオーシャンで闘えばよいのだ。

得た智慧

 還暦をとうに過ぎ、今までの経験から判ったことは、努力よりも選択が重要であることだ。それが分かるには、何度も痛い目に逢い、知識と知恵が年相応に付かないと判断できない。経験的に、長い人生の経歴が善悪を示してくれているようだ。凡人は知識と知恵を頼りに選択するしかない。それが概ね宇宙根源の法則に合っているようだ。

 

 

2022-12-04  久志能幾研究所通信 2559  小田泰仙

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