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2021年3月16日 (火)

新型コロナ騒動からの学び

 

 新型コロナウイルスの目的は、感染相手の命を奪うことではない。ウイルスが対象者に入り込んで感染をする目的は、自分の増殖である。それが感染相手を殺してしてしまっては、自分も滅んでしまう。

 感染者が死ぬのは、狂った生活をしてきた所業に対しての、天(自然界)からの警告である。

 感染者が死ぬ原因は、免疫力が低下したことで、非常時に活性化する免疫酵素が活動しすぎて(侵入したウイルスを攻撃し過ぎて)、その戦いで死んだ免疫酵素の死骸が大きく固まり血栓となるためである。その死骸の血栓が血管を塞いで死亡にいたる。

 ウイルスと共存すれば(抗体を持つ)、死に至ることはない。

 

生命体とは

 ウイルスは生命体ではない。生命体の定義とは、自己増殖機能、生殖機能、生存意思を持ったものが生命体である。

 ウイルスはこの生殖機能がない。だから生命体ではない。だからウイルスは他の生命体に入り込んで、自己増殖を繰り返す。

 いままでは(約400年前)、人間は船や飛行機で他の地域に飛ぶことはなかった。だからウイルスはその土地で人間と共存していた。

 ところが文明が過度に発達して、飛行機利用で遠方の土地との交流が始まり、想定外の環境になった。

 

危機管理

 危機のとき、真っ先に犠牲となるのは、弱い種(疾患持ち)であることが大きな学びである。疾患持ちは、その環境変化に最も適用できない種であり、真っ先に犠牲となる。自然界の冷酷な法則である。天然痘、ペスト、コレラ、スペイン風邪、等の疫病は、疾患持ちや危機管理がお粗末な種が真っ先にやられている。それは狂った食生活、狂った生活、危機管理意識欠如で免疫力が低下したのが原因である。だから自分を守るのは自分である。

 

危機状態での学び

 天(自然界)が、文明の暴走に警告を発している。我々の生き方を考え直せとの警告である。人間は自然界のちっぽけな一種である。それが暴走して自然界を破壊している。

 

 マスコミが劣化して暴走して人の思考を混乱させている。マスコミは視聴率を稼ぐため、恐怖を煽って暴走している。自分で自分の首をしめていることに気が付かないマスコミである。

 政治家が痴呆化して社会を暴走させている。それで利権に走る政治家の愚かさが露見した。この非常時に、誰がゴーツ―の利権で儲けたのだ? 非常事態宣言で誰が得をしたのだ?

 この危機を利用して売名行為に走る政治家が横行した。寄付をする報道を売名行為で利用した政治家には反吐が出る。よくその顔を覚えておこう。寄付贈呈式をするくらいなら、その時間をコロナ対策で頭を使えと言いたい。

 欧米で個人主義の行きすぎが暴走して、コロナ菌で感染爆発が起きている。日本と文化や生活習慣を比較してそれが顕著になった。

 中国がマスク外交、ワクチン外交で覇権を狙っていることが露見した。それを観察しよう。

 知人の行動に、非常事態宣言で賢愚の差が顕著になった。その人間性をよく観察しよう。

 私のブログ記事へのコメント投稿で、日本女性の劣化が明らかになった。女性の多くは上から視線で世間を見ていることが分かった。要は感情に支配されやすい生物なのだ。

 知人がコロナ禍の情勢をどれだけ冷静に判断しているかも、観察事項である。それでその人の知性が分かる。その人の社会性、常識性も観察できた。非常事態時の行動が、その人の人間性を表す。

 

人は鏡

 人が如何に愚かなことをしているか、よく観察しよう。人は自分の鏡である。自分も行動も観察しよう。それが非常時に顕著に見えたことが、今回のコロナ禍の学びである。

 

2021-03-16   久志能幾研究所通信 1952 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年3月 9日 (火)

正しく変わろう。絶滅危惧種にならないために

 

 新型コロナウイルス騒動で、働きかたが変わり、皆が「変わろう」、「変わらなくちゃあ」と大騒ぎをしている。しかし変わるべきことは、正しく変わることだ。それを勘違いして、流行に押し流されて、何か変わらなきゃと大騒ぎしているだけだ。

 一番変わるべきは、大騒ぎをしているマスコミである。マスコミは、絶滅危惧種である。金儲けのため、中国、役人、企業をかばってヨイショ記事しか載せない。絶滅することは喜ばしい。

 時代の変革期に絶滅するのは、変化に対応できない頭でっかちの種である。生き延びるのは、環境の変化に最も早く適用した種である。けっして強い種が生き延びるのではない。

 

天の反撃

 そんな意識の無い日本人は少しも変われない。今大騒ぎしていることは、日本人が変えてはならないことを変えたために、コロナ禍であぶり出されて起きたことだ。過去50年間で、日本人は利他の心を忘れ、他人を押しのけ、自分ファースト(利己主義)でやりたい放題でやるようになって(グローバル経済主義の行きすぎ)、天が鉄槌を下したのだ。今混乱しているのは、異常な状態に変わってしまい、正しく変われなかったために起きたことだ。

 

自業自得

 具体例では、食生活の悪変化で、ファーストフードや栄養的に劣悪な食材が、テレビコマーシャルで、食え、食えとCMで氾濫である。役人は利権に溺れて、添加剤、防腐剤を異常に許可している。そんな食材を痴呆的に食べれば、人は肥満になり、免疫力が低下してしまう。それで疾患を持っていると、新型コロナ菌に侵されると、あっという間に死亡である。健康な人は、風邪のような症状だけで済んでしまう。変えてはいけない健全な食生活、生活習慣を、狂った食生活、狂った生活習慣に変えたためだ。

 

考え方を変えず

 企業は拝金主義に染まり、国内で儲からなくなると、安い労働力を求めて海外に出ていった。それで日本の雇用が失われた。エリートと呼ばれる役人は、若い人の仕事がないのに、より安い海外労働者を日本に入れている。ますます日本の労働賃金が下がり、日本が貧乏になっていく。

 日本の役人は、輸出型産業の政策を変えず、海外に工場を作ることを推奨し、海外の安い製品が日本に逆流して、ますます日本の産業が衰退していく。拝金主義の企業は、正規社員を切って、派遣労働者ばかりにしている。だから労働者が貧乏になり、結婚もできず、少子化が進み、また日本製品も売れず、ますます日本が貧乏になっていく。

 企業の経営者の正気が失われたのだ。企業活動の目的は、金儲けではない。社会に付加価値を与えて、社会を幸せにすることだ。そのご褒美が利益である。それを拝金主義、グローバル経済主義経営に経営者が染まり、金儲けだけに走るから社会をおかしくしている。それが今回のコロナ禍であぶり出されただけだ。

 

変えるべきは

 本来、日本の人件費が上がってきたら、業態を変えなければならなかったのだ。それを同じ経営方針で、安易に人件費の安い東南アジアに進出したのが、知識偏重のエリート経営者のミスである。かその時点で、モノつくりから付加価値の高いモノの生産に変えなければならなった。それが出来なかったから、日本は衰退した。経営者が変われなかった。それはエリートと呼ばれた知識偏重の人罪の責任である。

 

都市経営の事例

 東大出のエリートの小川敏に支配された大垣市は、この20年間で県下一の衰退を見せた。小川敏は20年間、政策でバンザイ突撃を繰り返し、大垣市を没落させた。

 非エリートの高島市長が経営した福岡市は、日本一の経済成長を遂げている。

 

対処療法と根本原因

 多くの人は、なぜコロナ禍で経済が混乱したかの根本原因には、考えが及ばないから、右往左往している。変われない理由を挙げて、自分で自分に納得してしまっている。それで対処療法で、少し変わる振りをしてるだけだ。

 日本の今までは、少し変わったことをやると、寄ってたかって非難誹謗、足の引っ張りあいである。知識偏重で凝り固まったエリートが日本の舵取りを間違えている。癒着と失敗を認めない風土が改革を阻害している。

 

加速度のある人生

 なにか新しいことをやり、そのうちに偶然のチャンスで新しい発明・改革が生まれる。変革にはエネルギーがいる。

 F=mα

 変化しなければ(加速度を付けなければ)、永遠に何も変わらない。止っているものは永遠に止まっている。ニュートンの運動第二法則である。

 だから小さなことでよいから、少しずつやって見る。

 時代の変化のなか、生き延びるのは、強い種ではなく、最も早く環境の変化に適応した種だけである。その勇気のない種は滅びる。

 

人皆わが師

 この状況を自分に当てはめて考えねばならぬ。昔のように体力に任せて馬車馬のように働くばかりでは、加齢による体力の低下と共に、貧困になっていくばかりである。

 他人の愚行を見て、己の行動を直すべきなのだ。老になれば、今までの蓄積を生かして働くべきなのだ。それが頭脳労働であり、智慧ある生活である。だから老いても日々勉強が必要なのだ。それをしないから認知症にまっしぐらである。70歳以上は25%が認知症である。学びを忘れた老人は、絶滅危惧種である。

 徘徊禁止、禁酒、禁煙、テレビ禁止、釣り禁止、狂った食事禁止、スマホ禁止、グルメ禁止、。。。 そんな暇があれば勉強しなされ。

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 馬場恵峰書 2013年

 

2021-03-09 久志能幾研究所通信 1943 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年3月 7日 (日)

次期大垣市長に望むこと。反面教師として自省する

 

市民憲法

 まず大垣の市民憲法を作り直して欲しい。市民憲章は、会社で言えば、経営理念である。

 今の大垣市民憲法は、小川敏のお遊び作文である。だから政治が出鱈目になった。

 

目標

 正しい憲法・理念ができたら、それに沿って政策を決め、目標を決めて動いて欲しい。それがビジョンであり、志である。そのためにPDCAを回してしい。

 

PDCA

 立案した政策に対してPDCAを回して欲しい。

 小川敏市政が失敗したのは、政策に対してPDCAを回していなかったためだ。実行しても、その反省もなくやりっぱなしであった。旧日本軍のように、同じ間違いを何度も何年も繰り返したから、大垣は没落した。公示地価がこの20年間で、半分以下に暴落した。大垣市民の財産が半分以下になったのだ。

 小川敏の実行した大垣市中心市街地活性化計画も失敗、元気ハツラツ市行事も失敗、郭町再開発計画も失敗、教育も失敗、芸術文化育成も失敗、危機管理も失敗で、すべてはPDCAを回していなかったためだ。

 

5S(整理整頓清潔清掃)

 大垣市長として、大垣市の5Sを徹底して欲しい。

 現在の大垣市は、市庁舎だけは豪華になったが、市内のトイレは日本一汚い状態となっている。清掃費を節約(ケチった)したためである。だから大垣市は没落して、トヨタは繁栄した。

 

治水

 昔から治水こそ、世を治める政治家の最大の仕事である。水害の多い大垣市を治水して欲しい。治水のできていない大垣市を整備することが、新市長の仕事である。

 治水が出来ていない土地から人民は去っていく。2017年の台風18号の襲来で、小川敏の治水政策の怠慢が露見した。治水は日頃、地道な取り組みをしないといけない。取り組みをしなくても、台風や大雨が来なければ、それが露見しない恐ろしさがある。天はその怠慢を見逃さない。

 

人を植える

 政治家の最大の仕事は、未来を創る人材の育成である。人材育成に資源を振り向けて欲しい。

 小川敏は、こともあろうにそれを放棄して、その財源を自分達の給与に振り向けた。大垣市の児童生徒一人当たりの教育費が県下最低となった。大垣市の職員の給与は県下一の高さになった。

 

危機管理

 高度な技術が発達した現代は、最大の意識で危機管理をしないと市民の命が危ない。危機管理室は、市長直轄の組織として運営して欲しい。

 現状は、組織図上で、危機管理室は鶴見の火葬場の下に置かれている。それで小川敏の意識が分かる。小川敏は世間体で、名前だけを「危機管理室」にしただけで、組織の中身は全く変わっていなかった。

 

説明責任

 大垣市の長として、事故があればその説明責任を果たす市長であって欲しい。

 小川敏は、2017年の世界初のドローン墜落人身事故の責任に対して、ドローしてその説明責任を果たさなかった。

 小川敏は、2017年の室本町アンダーパスの水没事故の原因を説明しなかった。原因は排水ポンプの管理を怠慢したためである。連合自治会からその不備を追及されたが、その回答をいまだしていない。

 小川敏は、2021年、大垣市後援の大垣駅前商店街餅つき大会で、老人がのどの餅を詰まらせ死亡しても、その説明責任を果たさなかった。知らぬ存ぜぬで通している。

 

たかり・乞食行政を止める

 大垣市ほど寄付金に依存した年度予算計画はない。小川敏は、市民や企業に半強制的に寄付をさせて、それを岐阜新聞、中日新聞に売名として掲載させて、自分も売名に便乗する。

 大垣市は他市よりも(例えば、刈谷市よりも年間10万円も市民税が高い)税金が高い。行政の使用用途を精査して、市長として市民税を安くするべきだ。寄付を募って、裏で寄付集めに協力した団体に7%のキャシュバックをするなど、破廉恥である(小川敏が支部長の日本赤十字社の寄付金集めで)。

 

正直であれ、謙虚であれ

 市長の小川敏は、針小棒大に自己宣伝をし過ぎである。「大垣は子育て日本一を目指す」と言いながら、児童生徒一人当たりの教育費が県下最低なのだ。なにが子育て日本一なのだ。2018年までは子供たちが、学校のエアコン設備率が県下最低で、泣いていた。わずか2.1%の設備率であった。市民として恥ずかしい。

 

大垣市長を反面教師として、自分を考える

 自分は、人生有限会社の長として、志はあるだろうか

 自分は、人生の経営理念(生きる指針)があるだろうか

 自分は、人生の戒律をもっているだろうか

 自分は、人生の目標があるだろうか

 自分は、その目標に対してPDCAを回しているだろか

 自分は、5Sを徹底しているだろうか

 自分は、治水(欲望に対する抑え)をしているだろうか

  自分は、肥満になっていないだろうか

  自分は、名誉欲、利権、食欲に溺れてはいないだろうか

 自分は、自分に投資(教育)をしているだろうか

 自分は、人生に対して危機管理をしているだろうか

 自分は、説明責任を果たしているだろうか

 自分は、正直で謙虚だろうか

 

Dsc098631s  馬場恵峰書   2019年

2021-03-07 久志能幾研究所通信 1941 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年3月 6日 (土)

大垣市長候補者を鑑定する

 

 先日、大垣市長候補者と偶然に出会い、名刺を押し付けられた(ある集会場で名刺を配っていた)。私はこれ幸いと、「これから大垣をどうするつもりか、どうしてここまで大垣が没落したと思うか」と問うたら、「大垣には良いところが一杯ある。今までの政策では焦点が絞れてなかった」とおっしゃる。

 「これから大垣をどうするのか?」と聞いたら「今から計画を作ります」である。

 「こりゃダミだわ」と、その候補者のお粗末さに呆れた。なにせ集会のどさくさに紛れて、名刺を配る根性が気に食わない。

 

市長立候補の決意

 市長に立候補するなら、皆の前で何のために市長に立候補したのか、現状の分析(何故大垣市は没落したのか)、その対策、将来のビジョンを述べるべきだ。その前提が己の信条である。どういう信条・信念を持って生きてきたのか。それを語って欲しい。大垣の未来の夢を語って欲しい。なにせ16万人の生活がかかっているのだ。

 

2021-03-06 久志能幾研究所通信 1940 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年3月 4日 (木)

未知なる道を歩む (磨墨智151-2) 

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 2010年頃の自宅で

 

 2000年頃、東山魁夷展(神戸市美術館)で入手した上図「道」のポスターは、気に入っていてずっと部屋に飾っていた。ご縁があり2011年に、この絵のリトグラフ(1,000部中の一つ)が、バーゲンセールで激安で手に入った。リトグラフと言っても当時は定価80万円もして、私には手が出なかった。中古でもなかなか市場に出回らない作品であった。しかし長い間、欲しいと思い続けていると不思議と向こうからやって来る縁が生じるようだ。

 思いが通じて、2016年には、青森の現地を訪ねることも実現した。

 

人生の岐路

 道にはまっすぐな道、曲がりくねった道、二股に分かれた道がある。どの道を通るかは、その人の選択である。

 道を歩いていると、回りには魅力的な風景が目に入り、わき道に逸れがちだ。この東山魁夷の「道」では、回りの風光明媚な風景を消し去り、己の歩く道だけを幻想的に浮かび上がらせている。

 人生は余りに多くの魅力的な道が目の前に出現する。その中から、狭き道を選んで歩むのが御正道である。広い道を選ぶから、迷いが多くなる。ただ己の信ずる道を歩めばよいのだ。その歩いた跡が道になる。誰にも真似できない道である。

開発、創造、人財育成を思う時、東山魁夷画伯の「道」が思い浮かぶ。

 

道の誕生

 この絵は敗戦後の混乱の続く昭和25年に描かれ、日展に出展され、特選となり、当時の日本人に勇気を与えた。この絵から人生が見える。

どんな技術開発でも、人生の歩みでも、やってみなければ分からない。それを惑わす周りの状況も出現する。あそこまで登ればと、やっとの思いで目標地に達すると、その上に道は更に続いている。時には断絶した道も出現して,跳ばねばならない場面もある。まさに技術開発の姿、人の人生を象徴している。

 

道の語源

 象形文字の「道」の語源は、古代中国人が生「首」をぶら下げて、「十字路(しんにゅう)」を恐る恐る歩いてできた跡が道である。古代中国では、街の城壁の外は魑魅魍魎の住む怖しい世界であった。それで城壁の外に行くときは、異国人の捕虜の首を切り、その生首を魔除けとしてぶら下げて歩いた。

 現代人が、新しいことに挑戦する時と、同じである。新しい道は、自分の人生の首をぶら下げて開拓しよう。

 

皮肉な現実

 日本のお役所で、新しいプロジェクトを行う場合、エリートから外れた人が責任者になるケースが多い。それは失敗した場合、心置きなく首を飛ばせるからだ。役所の上層部は、将来を担う大事なエリートを、そんな危険な新しいプロジェクトには回さない。そんな事なかれ主義の役人根性が蔓延しているから、日本の社会が停滞している。

 大垣市の小川敏に率いられた大垣役人軍団は、この20年間、なにも挑戦しなかったから、没落の一途であった。エリートと呼ばれる人間は、失敗をすると経歴に傷がつくのを恐れて、新しい道には絶対踏み入れないし、冒険も絶対にしない。

 東大出ではない福岡市の高島市長は、新しいことに次々と挑戦したから、福岡市は全国一の経済成長率を達成した。大垣の小川市政と大違いである。

4k8a93791s  馬場恵峰書 2017年

2021-03-04 久志能幾研究所通信 1938 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年2月24日 (水)

武器を使いこなそう PC、ペンは我が命(磨墨知143)

 

 侍の刀は武士の命、カーボーイのライフルも開拓者としての命である。命だからこそ彼らは全て自前で揃えていた。

 現代のビジネスとは、生き残りをかけた顧客創造戦闘である。闘うためには、良き武器が必要だ。現代ビジネスマンの刀は、パソコンである。会社のお仕着せではなく、自前で揃えよう。これで仕事でもつかえるし、人の首でも切れるのだ。これで時間を切ろう。スマホでは力不足だ。

 私はこれで大垣市長の6選を切り捨てた。そのPCでの情報伝達には、エビデンスと論理構成と市の未来を思う志が柱であった。

 エビデンスと論理構成を支えたのはテクニカルライティングの技術と危機管理である。志を支えたのは修身の精神であった。

 

PC使いこなし

 ブラインドタッチ、文章力、読解力、パソコン使いこなし力、ソフトの使いこなし、パソコン更新資金力、があって、初めて武器が生きる。最新の武器だってすぐ陳腐化する。ネットを眺めるだけでは、傍観者である。発信をしないとフェイクニュースに洗脳され、認知症になってしまう。

 PCはあくまで道具であって、高性能だから仕事が出来るわけではない。名刀を持ったから、真剣勝負に勝てるわけではないと同じだ。

 そのビジネスの前提は、読み書きそろばんである。日本語の基礎ができていなければ、仕事でPCは使いこなせない。読むとは外国語も読めること。書くとはテクニカルライティング手法で、論理的に簡潔に記述が出来なければ、オーディエンス(読手)を説得できない。そろばんに相当する統計計算ができなければ、現代ビジネスでは通用しない。幸いなことに、Excelが出来れば、その統計計算を簡単にやってくれる。

 

手書き武器

 PC全盛期の今でも、手書きの手紙は強力な武器である。それも毛筆なら最高だ。下手でもいいから手書きの真心のこもった手紙で、相手の心を切り拓こう。私が礼状を送るときは、毛筆です。馬場恵峰先生から、よく巻物の毛筆のお手紙を頂いた。その返礼に、ワープの手紙では済まない。

 私は毛筆の手紙を書くために、毛筆で写経をしたことが役立った。恵峰先生の教えは「書道の上達には、写経するとよい。一日2行で良い。」と。

 

思考は手書きメモで

 全てパソコンでやるのが良いわけではない。思考の基本は手書きメモである。そのアイデアがまとまったら、一気にパソコン入力である。最高のワープロは、手書きメモである。

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2021-02-24 久志能幾研究所通信 1930 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年2月21日 (日)

児童の転倒事故、大垣市が迅速対応で感謝

 

 2021年2月12日(金)15時25分ごろ、興文小学校の児童(小学1年生)が帰宅途中、水路のコンリート縁(高さ3センチ)に躓いて怪我をした。怪我は擦り傷程度と思われる。しかし転んだ場所の先が1mほどの深さの水路の縁で、小さな子には深い溝になり、頭から落ちれば命の危険があった。私は病院からの帰路で、その現場に出くわした。

 私は、現地の状況を確認して、写真を撮り、状況を記録に残した。

 応急の再発防止として三角ポールと遮断棒を設置して、危険防止をした。

 恒久対策として、大垣市長宛の対策依頼書を作成して、休日明けの月曜日に大垣市役所教育学校課に出向き、対策を申し入れた。連合自治会長の後藤氏にも連絡をして、事前に市役所に行くことを連絡して頂いた。

 大垣市のその後の迅速な対応に感謝である。

 

事故経緯

 2月12日(金)15時25分 事故発生

 2月12日(金)16時30分 三角ポールと遮断棒を設置

 2月14日(月) 

   14時 市役所教育学校課に対策を申し入れ

   15時 興文小学校で、教頭先生に事故を報告

   16:35 大垣市道路課から現地を確認するとの電話連絡

   16:50 大垣市道路課が現地を確認

       担当者は「来週中に工事をする」と約束した。

 2月19日(金) 危険防止柵の工事完了

 

残念な事

 小学校の教頭先生の話では、以前からこの場所の危険が予想され、大垣市に申し入れていたが、そのままになっていたという。

 行政は何か今回のような事故でも起こらないと、動かないのが残念である。そう、大垣市役所の実務部隊は真面目なのだ。しかし大垣市の上層部が腐っている。それは旧日本軍と同じ形態である。

 

もう一つの教訓として、

 山に躓かずして垤に躓く

 大きなことには慎重に取り組むので失敗は少ないが、小さなことは油断して失敗しがちだということ。「垤」は、蟻塚(ありづか)のこと。

   出典『韓非子』

 馬場三根子先生も自宅内の畳の縁に躓いて、腰を痛められた。小さな危機管理の積み重ねが人の命を救う。

 

危機管理の手順

 事故の被害者を救助

 事故の状況を記録に残す。

 応急的な事故再発防止をはかる

 恒久的な事故再発防止をはかる

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 子供たちが大騒ぎ中  2021年2月12日(金)15:27

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 指さしているこの縁に躓いた。 2021年2月12日(金)15:27

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 応急処置で危険防止を実施 2021年2月12日(金)16:30

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 大垣市道路課の職員が現場確認 2021年2月14日(月)16:54

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 危険防止柵を設置完了  2021年2月19日

 

 私事で、昨日は病院で検査があり、その検査造影剤の影響のため体調不良になってしまい、ブログをお休みしました。

 異常を感じたら早めの検査が危機管理である。

 

2021-02-21 久志能幾研究所通信 1927 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年2月19日 (金)

「耳鳴りの法則」悪用、死の洗脳報道 (磨墨知140a)

繰り返し洗脳教育が危険

 

 くだらない記事、フェイクニュース、愚劣なブログ、痴呆的なTV番組を1万回も見れば、考える気力も失せ、認知症になる。それを洗脳教育という。目を覚まして、死の洗脳教育を見破ろう。洗脳されてしまえば、人生という時間が消滅する。それで殺された人が歴史上で死屍累々である。

 

テレビの耳鳴り如きの洗脳教育

 愚劣グルメ番組を1万回も見れば、洗脳教育されて飽食・肥満という病気になる。それが現代のテレビ番組だ。食品会社は、消費者の健康など無視して、拝金主義商売を横行させている。

 それで肥満、糖尿病、癌、心筋梗塞、認知症等が発生している。だからこの40年間で医療費が4倍になり、43兆1381億円(2017年度)までになった。国の税収は58.4兆円(2019年度)である。収入に対して医療費が異常に多すぎる。一般家庭の家計に当てはめれば、年収584万円で、医療費431万円である。この40年間で癌患者や認知症患者が激増した。私が学生の頃の40年前は、癌や認知症などほとんど聞かなかった。何かおかしい。

 

新型コロナウイルスの耳鳴り報道の例

 過剰で扇情的な新型コロナウイルス報道を繰り返し見せられれば、新型コロナは恐怖の極みだと洗脳されてしまう。マスゴミに洗脳されると、「日本の新型コロナの感染者数、死亡者数は欧米の1/50~1/100」という冷静なデータが、目に入らなくなる。嘘も百万遍言われれば、本当と思ってしまう。それが洗脳教育だ。

 過剰で扇情的な新型コロナウイルス報道の目的は、視聴率確保の金儲けである。それで日本経済が崩壊しても、マスコミは知ったことではないのだ。

 

ドイツの例

 ヒトラーは演説で、国民を煽る言葉を何回も使い、1939年、ポーランドに侵攻して第二次世界大戦を巻き起こした。当初、ドイツ国民はそのヒトラーの演説に心酔した。要は洗脳されたのだ。その結果、第二次世界大戦が起き、全世界で5000万人から8000万人が犠牲となった。

 日本の軍部もドイツの快進撃につられて戦争に邁進した。当時の新聞は何処も軍部に迎合で、反対しない。マスコミにとって戦争のほうが、記事も景気良くかけて、新聞には都合がよかったのだ。だから何処の新聞社も反対せず、イケイケどんどんである。

10年前の民主党愚政の例

 当時の鳩山首相は「コンリートから人への投資」とスローガンを連呼して国民を騙して、必要な防災投資を削減した。その10年後の今、台風被害や大雨で堤防崩壊という人災を各地で起こしている。防災投資をしないと災害も多い国家は衰退する。それが今の日本経済の結果である。

 当時の民主党の蓮舫議員は、「事業仕分け」という人を引き付ける言葉を何回も使い、国民を騙した(洗脳した)。それが日本衰退の一因となった。

 

アサヒる報道の例

 朝日新聞が慰安婦捏造事件を繰り返し報道すれば、それを信じた韓国が怒るのも無理がない。嘘でも百万遍言えば、それが本当だと世界の人が信じてしまった。かように洗脳報道は怖しい。アサヒる報道は朝日新聞のお家芸である。

 

大垣市の例

 大垣市長の小川敏は、「節約、節約」を口癖に何度も繰り返し、如何にもやっているかのように見せて、大垣の未来には実質的に投資をせず、大垣を衰退させた。結果として大垣の経済成長率はマイナス1%であった。

 小川敏が市長になって以来、20年間で大垣市公示地価は半分以下に暴落した。「日本一住みやすいまちづくり」のスローガンなのに、街が衰退し、お店が蒸発して、買い物難民が溢れている。その結果、公示地価がこの20年間で半値以下になった。それは、市場が大垣市の不動産に価値がなしとの評価である。「市場は神の如くの評価をする(松下幸之助翁)」。

 小川敏は「子育て日本一のまちづくりと口先で言うだけで、実際は、大垣市の児童生徒一人当たりに教育費は、県下最低に落とした。現在、大垣市は県下最悪の教育環境である。小中学校のエアコン設備率も2.1%で県下最低であった。その児童生徒一人当たりの教育費は、刈谷市の半分である。

 小川敏は「子育て日本一のまちづくり」のスローガンで大垣市民を洗脳して騙したのだ。それでいて大垣市役所職員の給与は県下一の高給になった。それには小川敏は固く口を閉ざす。

 節約節約と言いながら、小川敏は県下一豪華な新市庁舎を建てた。岐阜市よりも立派である。ほとんど使われない市庁舎案内ロボットに、高額の税金を投じた。売名行為のロボット投資である。

 

地方紙が忖度報道・洗脳報道を繰り返し

 小川敏の引退記者会見の岐阜新聞(2021年2月10日)の記事でも、「小川敏は「日本一住みやすいまちづくり」、「子育て日本一のまちづくり」のスローガンを掲げて、取り組んだ」とは書かれているが、その結果は記載がない。

 新聞記事として日本語がなっていない。「小川敏はスローガンを掲げて、取り組んだ。」で、どうなったのだ? それが記載無しなので、小学生の作文である。

 つまり岐阜新聞は、小川敏に忖度して、都合の悪い結果は報道しない。真実を報道すべき新聞なら、わざわざ書いたスローガンに対して、その結果を報道すべきだ。しかし岐阜新聞はその結果を、意図をもって、書かなかった。

 地方紙には忖度記事ばかりで、これが洗脳教育である。地方紙は市民には実態を知らせない。そうしている間に、大垣市は没落した。

 それは太平洋戦争の始まりと末期と同じ現象である。日本軍部の大本営発表の始まりは、景気がよく、負け戦になると口を閉ざす。小川敏市政と同じである。当時の新聞社も、自分達が戦争を煽った責任には口を閉ざした。それが歴史の厳然たる事実である。

 岐阜新聞は、事実を報道せず小川敏の言い分だけの忖度報道に終始した。痴呆紙の責任は重い。大垣市を死寸前まで経済没落させた責任は、地方紙の洗脳報道にもある。岐阜新聞、中日新聞の罪は重い。

 

 洗脳教育の陰には、恐ろしいたくらみがある。

 

2021-02-19 久志能幾研究所通信 1926 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2021年2月18日 (木)

耳鳴りの法則 (磨墨知140)

書いて書いて書きまくろう。

話して話して喋りまくろう。

 

 同じことを何回も繰り返そう。同じことを何回も自分に言い聞かせよう。大事なこと は、耳鳴りがするくらい聞け。(道元禅師の言葉)

 人が見たら完璧と思われても、繰り返しをやり抜こう。その行為は自分が巧い、もう完成したとの観念を捨てるためにする練習だ。(相田みつを氏の言葉)人のやることに完成はない。

 いかに神様の完成に近づけて、未完に終わるかが人間に与えられた役目である。(土牛画伯の言葉)

 その修行から本物の力が生まれる。本物には時間が凝縮されている。だから価値が出る。時間を使うのは価値を創造するため。

 

鍛錬

 千日の稽古をもって鍛となし、万日の稽古をもって錬となす。(宮本武蔵)

 1000日とは約3年である。石の上にも三年、とは名言である。

 どんな芸事でも1万時間をかければプロになれる。一日10時間を千日続ければ、その道のプロになれる。それが鍛錬だ。

 「人間というのもはね、苦労して、鍛錬され、はじめて人間になるんです。苦労しなきゃ、人間の呼吸は分からんということですよ」

 出光佐三(出光興産創業者)

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    馬場恵峰書   2011年

2021-02-18 久志能幾研究所通信 1925 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2021年2月14日 (日)

狂おう (磨墨知127)

 

「人間は本質的に狂の部分を持っている。

 狂っている時が一番正常で健全だ」

   ギリシャの哲学者セネカ

 

 狂は純粋なのだ。純粋だからこそ成果がでる。正しい事なら狂って邁進しよう。

 私は学生時代はがり勉で狂い、会社時代は仕事に狂い、今は物書きに狂っている。 

 革命は狂から発する。吉田松陰も狂っているとしか思えない行動を取り、それが明治維新の礎となった。吉田松陰も心情は限りなく純粋であった。

 ことを成した人は、みんな変人、狂人と呼ばれた。発明王のエジソンも、日本の発明王の豊田佐吉も当初は狂人と呼ばれた。

 

飲む打つ買うの狂気

 女に狂い、博打に狂い、競馬に狂い、ゲームに狂い、美食に狂うことが、人間の性である。しかしその狂いでは、目が覚めた時、虚しさが襲ってくる。飲む打つ買うために情熱は、永年には続かない。短期間でそれに満足する神経が麻痺してしまう。人間は生老病死で、そんな体力も金も気力を続かない。せいぜい数年間だけだ。

 続かない原因は、それが利己の行動であるからだ。しかしその狂う行動が、利他の行為なら、死ぬまで続けることが出来る。人は与えられるより、与えた方が幸せである。

 

利他の狂気

 その典型が、神や仏に仕える宗教家である。だから迫害を受けても、拷問をされても、磔にされてもその神仏への帰依心を曲げない。凡人から見れば、狂っているとさえ思われる。だから利他の精神で行う修行は、永遠である。

 私も大垣市政の冷静な批判を、「狂ったように」ブログで3年に亘って展開したが、その志は、大垣を良くしようという利他の心があったからだ。それがなければ、「狂気」に思える私のブログは続かない。

 

利己の狂気

 これが中国や香港、北朝鮮の共産主義国家なら、即逮捕で死刑にされてしまうかもしれないが、日本ではそうでないことを喜ぼう。その自由主義体制の維持のため、異常な政治にはきちんと批判しなと、為政者のやりたい放題となってしまう。そうして、税金は高くなり、自分の財産が目減りして、私達の生活が脅かされる。それがこの20年間の大垣であった。

 

アメリカの狂気

 アメリカも中国からの金(推定)でマスコミやフェイスブック等が汚染されていると推定される。トランプ元大統領のアカウントを停止させるのは、言論統制である。自由の国のアメリカで、狂気である。それがまかり通るアメリカに成り下がった。アメリカのマスコミは(中国からの金と推定)狂っているとしか思えない報道ぶりである。

 日本のマスコミも同じレベルであるようだ。皆で異常な政治には声を出そう。声を出さなければ、中国の陰の勢力に流されてしまう。

 

2021-02-13   久志能幾研究所通信 1920  小田泰仙

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