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2021年2月14日 (日)

狂おう (磨墨知127)

 

「人間は本質的に狂の部分を持っている。

 狂っている時が一番正常で健全だ」

   ギリシャの哲学者セネカ

 

 狂は純粋なのだ。純粋だからこそ成果がでる。正しい事なら狂って邁進しよう。

 私は学生時代はがり勉で狂い、会社時代は仕事に狂い、今は物書きに狂っている。 

 革命は狂から発する。吉田松陰も狂っているとしか思えない行動を取り、それが明治維新の礎となった。吉田松陰も心情は限りなく純粋であった。

 ことを成した人は、みんな変人、狂人と呼ばれた。発明王のエジソンも、日本の発明王の豊田佐吉も当初は狂人と呼ばれた。

 

飲む打つ買うの狂気

 女に狂い、博打に狂い、競馬に狂い、ゲームに狂い、美食に狂うことが、人間の性である。しかしその狂いでは、目が覚めた時、虚しさが襲ってくる。飲む打つ買うために情熱は、永年には続かない。短期間でそれに満足する神経が麻痺してしまう。人間は生老病死で、そんな体力も金も気力を続かない。せいぜい数年間だけだ。

 続かない原因は、それが利己の行動であるからだ。しかしその狂う行動が、利他の行為なら、死ぬまで続けることが出来る。人は与えられるより、与えた方が幸せである。

 

利他の狂気

 その典型が、神や仏に仕える宗教家である。だから迫害を受けても、拷問をされても、磔にされてもその神仏への帰依心を曲げない。凡人から見れば、狂っているとさえ思われる。だから利他の精神で行う修行は、永遠である。

 私も大垣市政の冷静な批判を、「狂ったように」ブログで3年に亘って展開したが、その志は、大垣を良くしようという利他の心があったからだ。それがなければ、「狂気」に思える私のブログは続かない。

 

利己の狂気

 これが中国や香港、北朝鮮の共産主義国家なら、即逮捕で死刑にされてしまうかもしれないが、日本ではそうでないことを喜ぼう。その自由主義体制の維持のため、異常な政治にはきちんと批判しなと、為政者のやりたい放題となってしまう。そうして、税金は高くなり、自分の財産が目減りして、私達の生活が脅かされる。それがこの20年間の大垣であった。

 

アメリカの狂気

 アメリカも中国からの金(推定)でマスコミやフェイスブック等が汚染されていると推定される。トランプ元大統領のアカウントを停止させるのは、言論統制である。自由の国のアメリカで、狂気である。それがまかり通るアメリカに成り下がった。アメリカのマスコミは(中国からの金と推定)狂っているとしか思えない報道ぶりである。

 日本のマスコミも同じレベルであるようだ。皆で異常な政治には声を出そう。声を出さなければ、中国の陰の勢力に流されてしまう。

 

2021-02-13   久志能幾研究所通信 1920  小田泰仙

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