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2019年6月19日 (水)

「悪夢の未達」も「108の夢」の達成

 何かの夢を達成するのも108の夢の実現だが、脳梗塞や心筋梗塞、交通事故死(突然死)という悪夢を見ない取り組みをして、それが実現できるのも夢の実現である。突然死では、死後の準備が何もできない。そんな惨めな死に方はしたくない。癌は死までの間、正常人とほぼ同じ生活を送れる。突然死の病気に罹るよりもましである。

 だから、「死ぬまでにやりたい108の夢」に下記を追加して更新した。

 突然死(脳梗塞、心筋梗塞)で死なない

 交通事故死の被害者にならない

 死亡事故を加害者として起こさない

 介護を受けずに、安らかな永眠

 今から(2019年)、無事故、無検挙(無違反ではない)運転

 

 突然死を避けるとは、実現できる夢がその分、多くなることだ。それも夢の実現の手段である。

 交通事故死を防ぐ手段は、カテゴリー「極楽運転道」を参照ください。

 

プラーク厚みの検査

 2019年6月19日、血管内壁に溜まったプラークの厚み検査を受けるため、真島消化器クリニック(久留米市)に定期健診に行ってきた。プラークは脳梗塞、心筋梗塞の原因となる。

 2月に手術をしたので、長時間の旅行(久留米まで片道6時間弱)に耐える体力を回復するの時間を要した。それで、すこし間が空いてしまった。

 結果は、順調にプラークの厚みが減っており、良好である。お陰で、現在、循環器系医院には通院を止めた。高血圧が治り、降圧剤の薬も飲まなくてもよくなった。この結果は、ひとえに食事療法である。

 また失明の危険性があった網膜静脈閉塞症も治癒した。この原因も血管内壁に溜まったプラークが原因と私は推定した。

 

検査結果

              2017年     2019年

 右大腿動脈プラーク厚み  2.22  → 1.15 mm

 左大腿動脈プラーク厚み  1.79  → 1.38 mm

      基本的にプラーク厚みはゼロが望ましい。

  この値が2mmを超えると、心筋梗塞、脳梗塞の危険性が増す。

 

 2017年2月から真島消化器クリニックの指導を受けているから、約2年半の取り組みで効果が出てきた。プラークの蓄積(高血圧の主原因)は、長年の食生活の弊害だから、それを治すのには、時間がかかる。毎日の食事の一歩一歩が、夢の実現への道である。間違った食事は、悪夢への道である。

 

2019-06-19   久志能幾研究所通信 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年6月17日 (月)

「余命宣告2年」の意味

 私は、癌になり、2月12日に手術を受けた。その摘出された臓器の病理検査結果により、主治医より余命2年を宣告された。その意味を考え、多くの本を読んで分かったことを記述する。

 

余命とは

 本来、医師も人間の余命などは分からないという。医師が口にする余命とは、その病院の標準治療(三大治療)を黙って受け入れた人の寿命である。三大治療とは、手術、抗がん剤治療、放射線治療である。それに対して、自助努力で病気と対処した人のデータはない。三大治療しか頭にない病院は、癌患者を直せないと思う。

 

癌罹患の真因

 癌になった原因を放置して、生活習慣をそのままで、三大治療を続ければ、体はぼろぼろになり、癌を再発する。三大治療は、体の免疫力を低下させるためだ。自然の原理である。元を断たねばダメなのだ。

 癌は食生活、運動、精神状態から発病する生活習慣病であると私は推定した。現代医療では、この3つの要素に対する治療には、関心がない。がんセンター等の大病院で関心があるのは、金が儲かる三大医療だけである。なにせ食生活、運動、精神状態の改善では、金を稼げないし、医師の生活を支えられないからだ。何かおかしな日本の医療である。この40年間で、日本の医療費は4倍に増えた。癌患者も2倍に増えた。何かおかしい。

 

スウェーデンでの医療

 1985年に私がスウェーデンに出張に行ったとき、休みを利用してイエテボリの美術館に行った。その時、館内の大理石の階段で滑って、下まで落下して手を強打した。すぐ病院に運ばれたが、そこの大病院の治療は、「様子を見ましょう、時間が経てば治ります」であった。湿布薬さえくれなかった。これが日本の医療機関だと、湿布薬から飲み薬まで出してくる。人間の自然治癒力を信じるスウェーデンの医療方針に感心した。

 

科学とは

 現代科学は、分野を細分化する。だから癌の手術の名医でも、癌の予防や術後の事は、専門外である。愛知県がんセンターでは、手術後、栄養士がその指導をしてくれた。しかし私の知識からは、少し疑問のある指導ではあった。外科医は、「術後、何を食べてもいいですよ」としか指導をしなかった。

 私は、癌ごときのため余命2年で死んでたまるかと反骨心で、癌関係の本を50冊読み、癌になった真因を探り、その発症原因を自分にあるとして、代替医療と食生活、運動、精神状態の改善に取り組んでいる。

 

代替医療

 それで、私は医者のいう治療方法を鵜呑みせず、自分の頭で考えて、抗がん剤治療を拒否して、代替医療を選択した。自分が癌になった原因を特定して、食事の改善、運動、精神状態の改善に取り組んだ。その代替医療は、ガンマフィアの妨害で、保険が適用されないので、ド高い。しかし自分の命には代えられないので、黙って支払っている。支払えるだけ幸せである。支払えない人も多くいるのが現実である。現在、週に2回の代替医療を受けているが、1回で4万3千円がかかる。閉口である。3ヶ月間で100万円である。

 

2019-06-17   久志能幾研究所通信 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年6月12日 (水)

ガンを罹患して(2)死ぬ力に目覚め

 私は余命宣告をされて、生きる意味を再確認した。人生の残り時間を意識すると、無駄なことをやっているわけにいかなくなる。この世では、自分の意のままならぬ命である。己の意識に、冷や水をかけてくれたのが、余命宣告である。人生を全力で生きてきて、人生の第四コーナで、チェッカーフラッグが振られたのだ。

 

人の選別

 癌になってから、付き合って価値ある人と価値なき人との差が明白に見えるようになった。病気になり、命の危機に接せると、真の友人が明白になる。それが明徳である。口先だけの人が誰なのかが明白になる。そんな人と付き合っている時間はない。

 

此の世で残すもの

 今からは、集めることではなく、何を世に遺すのか、何を与えるか、何を伝えるかが、切実な問題である。己は、今まで何のために生きてきたのか、それが問われている。お金を残すために生きてきたわけではない。名誉を残すために生きてきたわけではない。自分の務めを精一杯生きてきた思いがある。

 

 それで遺産の処理方法も決めた。一部、公式の遺言状も作成した。お金を残しても、あの世にはもって行けない。お金はこの世での通行手形である。生きている間に使わないと意味がない。そういう点で決断が早くなった。使える時間が、命なのだ。

 

体の神秘の理解

 癌の手術で、たった一つの臓器を無くすだけで、これだけ体が辛いとは、想像できなかった。手術後4か月たった今でも、体力が回復せず、まともに食べられず、まともに歩けない。天は無駄なものは作らない。頂いた命の尊さと頂いた命に感謝の日々である。生きているのが奇跡なのだ。朝、目覚めるのが、奇跡なのだ。

 

死ぬ力

 頂いた命を、単に生き永らえさせるのでは、霊魂なき動物である。それでは人(霊止)として生んでくれたご先祖に申し訳ない。最期まで自分の意思で生きるのが死ぬ力だ。ベッドに縛り付けられ、管を体に入れられ、植物人間として生きるのは、死も同然である。単なる延命治療は受けたくない。最期まで、やるべきことをやり遂げて、人間の尊厳を保ったまま死ぬのが、死ぬ力だ。死ぬ力とは、生きる力である。

 お釈迦様の弟子たちへの最期の言葉が、精進せよ、であった。お釈迦様はあの世があるともないとも仰らなかった。ただ死ぬまで精進せよ、である。

 よく働いた一日は、安らかな眠りを誘う。素晴らしい人生でなくてもよい。やりたいことが出来て、悔いのない人生でありたい。よく生きた人生は、安らかな永眠をさそう。

4k8a99231s     2年前に馬場恵峰先生に書いてもらった色紙。文言は著者の作。

2019-06-12   久志能幾研究所通信 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

ガンを罹患して(1)現実を理解

 分かったことは、40年前は、癌患者が50人に一人くらいだったが、現在は2人に一人が癌にかかる。男性で62%、女性で47%が癌になる。年間の癌罹患者は100万人である。日本の年間の生誕者、死亡者は概算約100万人である。だから計算上は、国民の全てが癌になる。手を打たないと、明日は我が身なのだ。自衛しないと、自身の命も大事な肉親も失うことになる。再発する危険性も増えるのである。癌になってからでは遅いのだ。

 

癌の本質

 癌は生活習慣病であると思う。遺伝でも、癌家系の問題でもないと思う。組織が突然変異で、ガン化するという説は、間違いであると思う。癌の原因も数多く言われていて、どれが正しいかは分からない。

 癌の原因は、糖分、油分、加工食品、発癌性物質(タバコ、酒)の取り過ぎである。また大食いも癌の原因となる。またストレスの影響も大きい。間違った生活で、低体温になっていることも原因である。

 癌になるかならないかは、運の差である。その運とは、健全な生活を送ったご先祖が、癌に負けない丈夫な(免疫力のある)体で、その人を生んでくれたにすぎない。だからタバコを吸い、酒を多量に飲んでもガンにならない人もいる。いくら運が良くても、それで不摂生をすれば子孫がその害を受ける。

 

分からないことが分かった

 しかし、私はガン関係の本を50冊ほど購入して調べたが、調べれば調べる程、ガンの原因とその対策が分からない。だからその対策も混迷を極める。

 本によると、肉に対しても賛否両論、玄米に対しても賛否両論、野菜についても賛否両論である。何を信じていいのか、気が狂いそうになる。

 医師も癌の本質も対策も分からないのだ。色々と調べて、分からないことだけが分かった。後はその本の著者の理論の説明の仕方を、自分の考えで、正しいかどうかを問うしかない。

 

私の癌の原因

 外食が多くて、油濃いものを多く食べていた。

 甘いものも好きだった。糖分はガンの餌である。

 会社務めの頃は、深夜の夕食が多かった。

 大食い、早食いであった。

 会社務めの頃は、中間管理職として、上と下からのストレスが多かった。

 真面目な性格で、楽天的でなかったので、その影響もある。

 運動不足 

 

私の癌再発防止策

 自炊を増やし外食を減らした。 

 スィーツを禁止。和菓子も禁止。

 乳製品禁止、アイスクリーム禁止

 お寿司も禁止(すし飯は、糖分の塊である)

 砂糖も禁止

 コーヒも禁止(コーヒ豆も糖分である)

  癌は糖が大好きである。

 現代人の癌の原因は炭水化物、糖分の取り過ぎである。

 完全断糖は難しいが、少しでも減らす取り組みはしている。

 完全禁酒(酒は発癌性物質)

 天ぷらや油分の多い食品は禁止

  これが血管の壁にプラークを発生させ、血管内部を狭めて血流を阻害する。免疫酵素のある白血球を含んだ血液の流れが阻害さ、癌の遠因となる。

 加工肉は禁止(ハム、ソーセージ)

 加工食品、添加物の入った食品(レトルト食品)を避ける。発癌性の一因。

 体温管理

  癌は低体温で発生しやすい。体温が1℃下がると、免疫力が30%下がる。今、毎日2回、10分間のお風呂に入っている。シャワーではない。

 散歩の時間を作った。

 

余命宣告

 医師の余命宣告は、医師の方針に従って治療を進めれば、その寿命ということである。抗がん剤治療、放射線治療、何を食べてもよい、という治療を受ければ、余命宣告された年数で死ぬ(と思う)。

 抗がん剤治療も放射線治療も根本治療ではない。癌を攻撃するが、正常細胞も同じように攻撃されて弱る。癌に罹っても、ガンが原因では死なない。抗がん剤治療等で体の免疫力が低下して、肺炎等の感染症に侵されて死ぬ場合が大多数である。

 上手に癌を管理すれば、最終局面まで、人間として生きることが出来る病気が癌である。樹木希林さんは、その実例を示してくれた。

 

医療関係の現実

 名医でもガンの事は分からない。だからガンが減らず増加の一途である。

 外科医はガンの手術をするが、その再発防止の指導はしない。私の場合でも、「術後、何を食べてもいいですよ」としか指導をされなかった。

 大病院の医師では、仕事が分業化され、他科の事は分からないようだ。だから名医でも、薬品メーカのデータを鵜呑みにして、抗がん剤治療を勧める。しかし、そこには多くのデータ改ざんがある。名医も騙されている。名医も統計学の知識がないからだ。製薬会社が医師を騙すのは簡単だ。だから手術が終わったら、抗がん剤治療、放射線治療の医師に、患者を丸投げである。それが大病院の治療の方針だから。組織の医師はそれに逆らえない。

 名医でも新しい代替医療にもあまり関心がない。私も抗がん剤治療を拒否して、代替医療を選択しているが、主治医は、その治療にあまり関心がないようだ。医師の8割は、代替医療に関心がない。

 それでも癌患者の半分は、主治医以外に代替医療を選択して、月に5万円を使っているという。

 

ガンマフィアの影響

 大病院はガンマフィアの支配下にある。大病院は、標準治療(手術、抗がん剤、放射線)をかたくなに守っている。それが社会から非難もされず、儲けることが出来るからだ。その病院の医師も病院の方針に逆らえず、標準治療を押し付ける。医師もそれが間違っていることを知っていても、黙って従う。医師もサラリーマンと同じで、会社(病院)の方針に逆らえない。医師も家庭があり、生活がかかっている。しかし医師も自分が癌になれば、抗がん剤治療も放射線治療も拒否する人が多いという。

 ガンマフィアは、ガンが増えると儲かるので、ガンの真因を明らかにしない。真因を明らかにして、対策をするとガン患者が減ってしまう。ガンマフィアとは、医療関係機関、医療機器メーカ、製薬会社、学会、官僚(天下り先に媚びることで頭が一杯)である。

 アメリカでもタバコが癌の要因であることは間違いないのに、ガン協会は積極的には煙草を禁止していないという。ガン協会も癌患者が減っては仕事が減り困るのだという。

 

報道機関へのガンマフィア

 報道機関もガンマフィアの影響下にある。製薬会社や食品会社は、テレビ、雑誌の大スポンサーである。癌の要因の商品(例えば酒、ハム等)の売れ行きに影響することは報道しないのが原則である。 

 多くの癌特集番組があるが、その治療の宣伝が多く、高額な治療の紹介である。現状の医療関係の紹介が多い。不思議なことに、ガン予防の特集は皆無に近い。ガン予防をしても儲からないからだ。国民が癌になれば、ガンマフィアは儲かるのだ。

 

結論は、自分の城(体)は自分で守るしかない。そのためには、癌に関するの知識を増やすことだ。医師以上の知識を持つことだ。医師の言いなりにならないことだ。

 

2019-06-12   久志能幾研究所通信 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年6月 8日 (土)

接骨院で治療中の携帯使用に呆れ

 3年ほど前、脊柱管狭窄症にかかり、大垣市民病院の医師から、加齢現象で骨が縮んでいると言われた。しかし治療法はないと宣告された。そこで知人の紹介で、大垣市民病院の近くの接骨院にかかることにした。

 

違和感

 この接骨院で最初に違和感を覚えたのは、初診の時、まだ院長の診察も終わっていないのに、そのまま、電気マッサージ治療を受けさせられたことである。常識的には、問診、診察があり、それでどんな治療をするかを決めるはず。それが診察なしで、いきなり電気マッサージ治療である。

 また、そこで電気マッサージ治療をしているとき、隣で同じく電気治療をしている男性が、携帯電話で長々と通話を始めた。病院の治療中の携帯電話使用に違和感を覚えて、院長にその苦情を言ったら、その回答が、呆れた。

 「携帯に出ることで、治療が中断し、待っている患者さんが迷惑する。だから、治療中の携帯電話を許可している。」

 私はその論理に呆れて、その接骨院に行くのを止めた。幸いなことに、いつの間にか、腰の痛みも自然治癒で少なくなっていた。

 

結論

 このため、初診の扱いに不信感を覚え、携帯電話の扱いで、これは駄目だと結論付けた。また領収書も、その場ではくれず、1週間後しか渡してもらえなかったこと。

 院内の掲示板には、保険適用の警告書も掲示してあり、なにか違和感を覚えた。健康保険の制度を悪用した、接骨院の療養費の不正請求が問題になっているようだ。その関係でなないかと思う。

  

危機管理

 自分の体を預ける医師には、心して選択が必要である。接骨院の医師には、「接骨医」・「整骨医」の名称も使用されることがあるが正式には、「柔道整復師」の名が正規である。だから医師ではない。

 自分の命を預ける医師、柔道整復師には、違和感のある人や価値観の合わない人を避けるのが、危機管理である。

 

2019-06-08   久志能幾研究所通信 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年5月24日 (金)

癌の最先端医療特集番組の愚

 癌の最先端医療情報の番組は多いが、最先端の癌予防医療の特集は、聞いたことがない。対処療法を広報するより、癌がこれだけ広がった真因を探って対策の番組を放映すべきなのだ。

 癌特集番組は、癌になった真因を避け、凄腕の医師、名医のいる病院の紹介である。癌特集をする一方で、グルメ番組、大食い大会、料理番組、食品のコマーシャルを放映している。テレビ局には、スポンサー企業への気兼ねがあるのだろう。

 特集番組では、癌患者の手術後の生活までを追って撮影しているが、ジャンクフード、ファーストフード、清涼飲料水、油、外食等のがんを誘発する食品は食べ放題の生活をそのまま放映している。食材メーカが大手スポンサーのテレビが、食い物に関して洗脳教育をしている。そのテレビが癌の原因である。癌にならないためには、まず元を絶たなきゃダメなのだ。まず自己防衛でテレビを消す。その番組の裏を考えよう。それは医療機関の宣伝では? 

 

2019-05-24   久志能幾研究所通信 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年5月20日 (月)

あれ食えこれ食え 痴呆CM 癌が増え

知足者富

 食べ足りないで早死する人よりも、食べ過ぎて寿命を早める人が多い

P1070063s

馬場恵峰書

 

 テレビの番組は、CMで、食い物、食べる行為の氾濫である。どんなものも美味そうに食べているタレントばかりが登場する。

 ジャンクフード、スィーツ、清涼飲料水、お酒、ハンバーガー、マーガリン、油、ソーセージ、ラーメン等、全国各地のグルメ紹介、食べ放題特集、大食い番組等の氾濫で、国民が痴呆的にテレビを見てつけられている。まるで洗脳教育で、何かおかしくないのか。

 癌を予防し、肥満、糖尿病、高血圧等の病気にならないためには、食べてはいけない食材ばかりである。テレビ番組制作者は、スポンサー企業の顔色を見て、金儲けのために、そんなことは無視である。

 日本には食料ばかりの話しで、お心肥の話題がない。もっと心を養わないと、日本は衰退の一途である。

 この痴呆的なCM攻撃には自己防衛するしかない。自己防衛できない子供たちを、親は守る義務がある。しかし、その親が堕落しているのが現代日本社会である。自分が癌に罹患して、世の中に発癌性食材の氾濫を見て、その思いを強くした。

 

飽食の罪

 その昔、学校で悪さをすると、罰として水の入ったバケツ2杯(約10kg)を持たされ廊下に立たされた。それが今は、長年の飽食の罰として、肥満になると脂肪の塊(10kg)が身につけさせられる。天からの罰として、バケツの水と同じ重さを持って働かされていると同じである。肥満になれば、高血圧、糖尿病、脳梗塞、ガン、通風等の病気になるのは自然の理である。飽食が万病の元である。その結果、医療費も高騰の一途をたどり、40年前に総額10兆円であった日本の医療費は、現在、40兆円を超えた。医学が発達しても患者は増えている。これは人の食生活が贅沢になり、本能のまま旨いものばかりを求め、心の修養を怠った結果である。その罪悪の履歴(閻魔帳の記録)が体に付いた脂肪の重さで「情報公開」される。誰でも閲覧可能な情報である。見れば分かる。閻魔帳はあの世に無い。今の己の体が、閻魔帳として存在する。

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飽食の連鎖(food slave chain)

 テレビでは連日、グルメの番組、料理番組、行列のできる飲食店の特集、絶品食品の宣伝、スイーツ・ジャンクフードのCMが目に付く。締めくくりとして胃腸薬の宣伝を大々的に展開する。ここに「飽食の連鎖」で食い物の奴隷に成り下がった現代人を垣間見る。食い物を食い物にして、金儲けに走る企業の戦略が透けて見える。

 その結果が、日本の男性の40代~50代で肥満者が30%を超えている。20年前に比べると3割も増加である。肥満は病気である。この結果が、医療費40年間で、3.7倍への肥満化である。現代社会は病気製造の片棒を金儲け主義の企業が担いでいるといえる。更に製薬会社と医療産業まで金儲けで目の色が変わっている。人の命をネタに金を稼ぐのは、吸血鬼ビジネスである。

 最初は崇高な理念で始めた徳田氏の徳州会病院も、2012年に、その娘の堕落で世にそのスキャンダルを晒した。旨いものばかりを食って太った中年太りの姿は醜態そのものである。

 その誘惑に負けた食い意地の履歴が、己の肥満として閻魔帳に記録される。美味しいものには毒がある。それを防ぐのが克己心。何のために生かされた命かを自問しよう。

 

足るを知らず

 満腹したライオンは、目の前をウサギが通っても襲わない。それが自然の摂理である。ライオンでも本能として「足るを知る」のである。ところが現代人は、満腹でもあるだけ食べてしまう。テレビも食べろ食べろとグルメ番組の氾濫である。これでは、人間様も犬畜生にも劣る存在に落ちぶれる。その罰を糖尿病、高血圧、ガン、認知症として受けている。世の中では最高のことしか起こらない。ガンでさえ、己の細胞の「火事」を最小限に防ぐために命が起こす自衛活動である。病気になるのも、みほとけからのメッセージである。それに聞く耳を持たないのが現代人である。

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 痴呆的グルメ番組がオンパレード。それを視聴続ける人が情けない。

 面倒見のよいマスコミでは、胃腸薬の宣伝も怠り無く?

 己の子孫が、後年これを見たら先祖を軽蔑するだろう。

 これこそ河原こじきの仕事である。昔の芸人とは河原こじきのこと。

 

飽食の奴隷

 「足るを知る」を忘れ、自然との共生を忘れ、己の利益だけを追求するグローバル経済主義の影響で、食品メーカが人の健康は無視して少しでも食べさせて売上を高めることに奔走する。飽食と食品CMの氾濫に踊らされている現代から見ると、中世の貴族の食事を笑えない。人間は恵まれ過ぎると不幸になる。

 金持ちになり、美食を漁り、食べ過ぎ、生活習慣病になる。グルメと飽食を追求した結果は、毎日が辛い・・・とまるで悪魔のサイクルである。それなら最初のところを「足るを知る」に変えると、我慢もいらないし、生活習慣病にもかからない。毎日を楽しく過ごし、認知症にも罹らず長生きすることができる。

 現代の医療費の異常な膨張は、天からの警告である。認知症に罹った身内を見て反省しない人間が、同じように認知症の道を歩む。

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 「お心肥」 紙切り師 林家二楽氏作  「サライ」2013年3月号

 「お心肥」は、欲望のまま旨いものばかり食べず、切磋琢磨して知識や技術を身につけ、心を肥やすべしと説く。

 

 『命の器で創る夢の道』より

 

2019-05-20   久志能幾研究所通信 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2019年5月13日 (月)

癌になって320万円のご褒美

 2019年1月7日の検査で私に癌が見つかり、愛知県がんセンターで手術をした。手術前後より、その主治医より今まで服用していた循環器系の薬(高血圧用)の中止を指示された。高血圧はかなり治っていたが、惰性で、掛かり付けの循環器系のKクリニックより薬を飲まされていた。血液をサラサラにする薬とか整腸剤である。それをやめることが出来て、40年間と仮定して薬代320万円を節約できた。世の中は、塞翁が馬である。

 私は過去20年間以上も降圧剤を飲まされきた。つまり160万円も降圧剤に金を使ってしまったのだ。これはドブに金を捨てるに等しいことであった。

 

薬の費用

 その薬代は、毎月6,788円である。年間81,456円10年間で814,560円である。私の余命は2年(?)であるから、40年間で3,258,240円は、架空の値ではある。しかし、それは私の生きがいで、目標値を40年として、何事もシミュレーションをしている。

 

薬は対処療法で、根本治療でない

 問題は、Kクリニックや以前の医院から出されて飲まされていた薬は、病気の原因を無くす治療薬でなく、対処療法の薬であることである。だから、いくら飲んでも病気は治らない。これは一生続き、永遠に薬を飲み続けなければならない。医師は金儲けとして、患者を「金のなる木」として、手放さない。

 医師は、その病気の根本原因を無くす対策は教えてくれない。食事療法では、医師は金儲けできないからだ。これが現代医療の問題である。日本の医療費が増え続け、40兆円を超えるワケである。40年前の4倍になった。癌患者は2倍に増えた。医師は癌にならない方法を教えてくれない。

 

根本治療を求めて久留米に

 私は、高血圧の根本原因を探るため、真島消化器クリニック(久留米市)に行き、その原因を発見した。私はこの医院に通い(4か月に一度)、真島院長より食事療法を指導され、高血圧を治した。

 薬は基本的に毒である。飲まないことに越したことはない。薬が癌を誘発する原因にもなることがある。高血圧で、降圧剤を飲めば、必要とされる血圧が下がり、免疫酵素が入った血液が全身に回らなくなり、癌を誘発しやすい。長年、私が高血圧の薬(降圧剤)を飲んできたことが、今回の癌の原因の一つと考えている。

 

高血圧も癌も金の成る木

 医師も製薬会社も高血圧が治っては困るのだ。高血圧の薬代は、1兆5449億円の市場なのだ。高血圧患者は2009年約1900万人、2019年には2400 万人に増加である。それにぶら下がって、日々の飯を食っている人が全国で1万5千人以上もいる(推定)。だから医師も製薬会社も高血圧を治す気など、サラサラない。だから高血圧学会は製薬会社と結託して、高血圧の基準値を下げて、高血圧患者を増やし、降圧剤がもっと売れるようにして画策している。

 病気を治すには、自分で立ち上がるしかない。それは癌も同じである。ガンマフィア(癌医療関係者)は、癌患者が無くなっては、困るのだ。日本は、おかしな社会になってしまった。

 

2019-05-13   久志能幾研究所通信 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年5月 7日 (火)

「癌と共生」という戦略

 私は「がん闘病」という表現はしない。ガンは身内の細胞で、ウイルスのように体の外から来たわけではない。そのガン細胞を「闘って殺す」というのは、なにか違和感がある。自分の身内の組織が、自分の生活習慣が悪く、それを教えるために、ガンという逆縁の仏様になっただけだ。己が生活習慣を直して改心すれば、ガンも逆縁を正縁にしてくれると思う。

 ガンは闘って勝てる相手ではない。癌とは天からの使者なのだ。その使者と共生するのが、仏様のご意志である。

 戦略とは、「戦い」を「略する」こと。無駄な戦いを無くして勝利する方策が、戦略である。癌に勝つのではない、負けないようにするのだ。

 

定義

「癌」の字源

 癌は体の悪いモノの集積場なのだ。悪いものが全身に回ると敗血病になってしまう。それを防ぐために、一か所に毒を集める自己防衛機能が癌である。癌とは固い岩のようなものが体の中にできる。漢字の象形文字の意味は、それが食品に原因するとして、「岩」と「品」を含め、それに病の意味の雁垂れをつけて、「癌」という漢字にした。癌の原因は、食生活であると昔の人は知っていた。

 

伝えるべきメッセージ

 今、私がこの病気に罹ったことから学ぶことは何か、皆さんに価値ある情報として伝えることは何かを模索している。最大の伝えたいメッセージは、ガンにならないための情報である。また、ガンになったら、その対処法の情報である。

 

認識

現状を認識

 「忍」とは認識が源である。真実は、自分自身の「心」に「刃」を向けないと見えてこない。それが「忍」である。

P1050659s   馬場恵峰書

体の現状を認識

 本で癌を調べるのと併行して、現在の私の体内の癌の状態がどうなっているかを、血液検査で解明した。愛知県がんセンターの一般的な血液検査ではなく、横浜のハタイ・クリニックに行って、特別の血液検査「がん幹細胞検査」を受けた(4月2日)。その血液は、ギリシャのベンチャー企業に送られて分析された。血液中の癌の有無の調査だけだと20万円だが、その対策までの解析だと、追加で30万円である。計54万円(消費税込み)の血液検査で、価格に目を剥いたが、事前に資料を精査して信用できると判断して、お金を払った。

 その結果は、血液の単位分量内に、6.1個のガンの「細胞」があると分析された。普通の人は、5個以下のガン細胞の分量であるという。確かに、現状のままではガンが再発しやすい恐れがある。今後、その分析で、最適の抗がん剤種類の選定(これは不要になった)と最適の治療方法のサプリメントの選定をしてくれるという。今はその解析結果待ちである。

 この検査は保険がきかないので、高い。しかし世界でここしかないので、支払った。必要な時、使うべき金を使わないと手遅れとなる。失ったお金は稼げば取り戻せる。失った時間は取り戻せない。54万円の決断に後悔はない。

 

ガン手術後の体の状態認識

 2019年2月12日に手術して、3月9日に愛知がんセンターを退院したが、食が進まない。少し食べ過ぎるとすぐ吐いてしまう。食べられるのは、今までの1/4から1/3くらいの分量である。今でも3日に一度の頻度で嘔吐している(5月6日現在)。退院後、体重が15キロも激減した。いまだに下げ止まる傾向がなく、体重の減少が続いている。このため時折、余命2年の宣告が頭をかすめる。

 だから体がだるくて力が入らない。500mを歩くのが辛い。今は寝たり起きたりの生活である。頭と指先だけが元気で、このブログを書いている。我ながら情けない。体力低下が著しい。多分、免疫力低下も著しいのだろう。

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私の手術後の体重変化  15キロの激減(2月12日~5月6日)

 

抗がん剤治療の副作用を認識

 当初、4月10日より、抗がん剤治療を始める予定であったが、船瀬俊介著『あぶない抗がん剤』(共栄書房 2018年)で、抗がん剤治療の副作用とその実態を知った。薬物科の医師は病院の「標準治療」の指針に従って、盲目的にそれを強要する。私は抗がん剤治療を拒否した。それは自己責任で、最悪の場合は死であると覚悟している。

 今まで70年近く生きてきて、経験上で、そう間違った選択ではないと感覚的に感じる。もう十分に生きたではないか、との達観もある。母よりも長生きできそうである。後は野となれ山となれの心境に達した。

 それは一面、正解であったと思う。現状の体力が極端に衰退した状態で、抗がん剤治療をすれば、命が危なかったと思う。人はガンでは死なない。手術、抗がん剤治療、放射線治療で、体の免疫力が極端に低下して、肺炎、感染症に罹り死ぬ場合が80%という。

 

乳がん患者の闘病記で副作用を認識

 先日、26歳のタレントのYさんが乳がんと闘病するドキュメンタリーを見た。彼女は乳がんの摘出手術後、抗がん剤治療を2か月、放射線治療を1か月、ホルモン治療を半年の「標準治療」でガンを「殺す」治療を受けた。その番組で、抗がん剤の副作用の凄惨さを画面で見て怖しくなった。彼女はまだ26歳と若いのに、頭髪が完全に脱毛し、吐き気、倦怠感等に襲われていた。

 つい先日も、余命3ヵ月と宣告された大林亘彦監督が抗がん剤治療を受け、頭の毛が全て抜け、放射線治療を受け、疲れた姿をビデオで見て、陰鬱な気分になった。Yさんと大林監督は、抗がん剤の副作用を我慢しながら抗がん剤治療を受けたのだ。抗がん剤は、ガン組織だけでなく、正常細胞も無差別に攻撃する。それは放射線治療も同じである。彼女の放射線で焼かれた肌が痛々しかった。

 彼女は26歳という若さがあるから耐えられたが、高齢の私には耐えられないと思う。なにか自然の理に合わず、納得できない。この番組で感じたことは、「天は抗がん剤治療が間違っていると言っている」である。

 このがん闘病記で気になった彼女の生活習慣が、彼女の食事である。彼女がパン食の朝食を作って食べている姿が放映されたが、私の調査では、それは間違った食事なのだ。癌になった原因を除かず、今まで通りの生活をすれば、癌は再発する。その点はテレビのスポンサー企業への気兼ねで、避けて通っているようだ。

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 馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」(久志能幾研究所刊)より

 

5年後の生存率を認識

 私のガンは、ステージⅢb。5年後の生存率が53%である。つまり同じ病状の人が、5年後には半数が死ぬのだ。厳しい現実を認識している。そのために、愛知がんセンターの推奨する「標準治療」では、手術後の抗がん剤が勧められる。私はそれを拒否して、代替治療を模索している。

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 ステージⅢの生存率

 大鵬薬品工業の抗がん剤TS-1のカタログより。TS-1投与群のデータは疑惑あり。

 

日米のガン死の差を認識

 1985年「デヴュタ報告」として、「抗がん剤は無効である」と米国立ガン研究所長のデヴュタ所長が議会証言した。それから米国はガン治療方針を変更した。それから米国ではガン死が減少している。それに対して、日本は急増であるのは対照的である。

 日本では、ガン・マフィアが跋扈している。その首謀者に政府官僚がいる。

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 船瀬俊介著『あぶない抗がん剤』(共栄書房 2018年)より引用

 

原因調査

 医師はガンにならない生活習慣を患者には教えてくれない。医師は、近代西洋医学の抗がん剤や放射線治療等の対処療法しか頭にないようだ。それなら、自分でガンになった原因を特定して、その対策の道を拓くしかない。

 西洋医学は、科学の最先端を走っている。科学とは、物事を細分化して、それを追及する。科学の「科」とは、禾偏に「斗」から構成される。「斗」は秤のことで、精密に測ることを意味する。西洋医学は、その面を細分化しすぎて、本末転倒の事態を招いている。西洋医学の最先端医療で、「癌細胞を殺すことに成功しました。しかし患者も死にました」という悲劇を招いている。走り出した西洋思想は、悲劇であることが判明しても、止まれない。それが西洋思想の悲劇である。

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 馬場恵峰書 2014年

 

対策

 今、私はその死亡率47%の一人に入らないように、ガンの研究をして対策を練っている。自分の命に関することなので、必死である。ガンの調査のために購入したガン関係の本は、40冊を超えた。衆知を集めて、対象を解明し、対処方法を探っている。何事も、まず現状把握しなければ、前に進めない。

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ガンの研究

 無知は対象に壁を作る。そのガンの知識がなければ、医師の指示に盲目的に従うしかない。しかし、幸いなことに私はそれを調査解析する能力と時間がある。ガンを乗り越える治療方法を探索する能力があると思う。

 会社でも問題が起きれば、その原因を解明して、対策を打つ。私は自動車関係の仕事をしてきた。それで、多量のデータ解析をした経験が活きると思う。何故、何故を5回繰り返して、癌ができた真因を明確にしたい。トヨタ生産方式のやり方である。今まで得た知識、経験、知恵を全うしたい。得た知識や経験を血と肉にしないと、今までの努力が無駄になる。

 

本来面目

 己は己の体の組織一つ、自由にはならない。己の組織なのに、その組織が勝手にガンになっていく。己はそれを阻止できない。その癌と共生して生きるしか、なす術がない。それを「認識」して、己を生かす道をさぐっている。

 会社の組織も、社員がいくら頑張っても、日産のゴーン被告にように。ガン組織のような輩が跋扈して、会社を食い物にすることがある。しかしそれは日産の社風が生んだ産物なのだ。それは全て歴代のトップの言動が生み出したものだ。ガン組織のような輩を育てたのは、そういう風土にした会社歴代のトップの責任なのだ。

 それと同じで、己の体のガン組織は、己の長年の生活習慣が生み出した。癌防止と治療には、生活習慣を直すしかない。それは命の再生である。命とは、自分が使える時間量である。その時間を伸ばしたい。今回、私もガンになって多くの学びがあった。それを皆さんに伝えるのが、私の使命と思う。それまでは死ねない。

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  馬場恵峰書 2015年

2019-05-07   久志能幾研究所通信 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年5月 3日 (金)

ガン利権に悪魔が取りつき、日本のガンを増大

死のビジネス

 昔は50人に一人のがん患者が、最近は日本人の2人に一人がガンになる時代である。だから、テレビでガン特集番組が多い。しかし不思議なことに、何故ガンになったかの視点の番組が一つもない。なぜかそれを避けて、ガンを治す先端医療、新治療方法や抗がん剤治療の闘病生活の美談の話しばかりなのか。ガンになった原因を追究すると、テレビ局のスポンサーの商品に焦点を当てねばならず、テレビ局が利権者から非難をされる。いくら対処療法を追及しても、その真因の原因を探らねば、ガンは治せないし、なくせない。

 

発ガンの要因

 ハム等の加工肉は発ガン性物質である

 牛乳も発ガン性物質である。

 酒も発ガン性物質である

 スィーツも発ガン性物質である。

 糖分の取り過ぎもガンを誘発する。

 油分も間接的にガンを誘発する。

 添加物、抗生物質、防腐剤、農薬もガンの要因である。

 日本では厚生省の陰謀で、添加物等が野放しである。

 グルメ番組は、食への感謝の念を忘れさせる。

 それがガンを誘発する。

 食べ過ぎも大きな発ガン要因である。

 抗がん剤治療、放射線治療も発癌性の要因である。

 テレビは人を痴呆症にする。ガンより怖しい病気である。

 テレビの前に座って、運動不足になるのも発癌性の要因。

 

ガン・マフィア(ガン利権者)の存在

 ガン・マフィアは、ガン患者が増えれば儲かる。それが簡単に治ってもらっては、儲けが少なくなるので困るのだ。それは我々への呪いである。その呪いは止めれない止まらない。ガン・マフィアとは、医療関係者、製薬関係者、食品関係者、マスコミ、官僚等である。

 私は年初にガンが発見され、その対応で、この半年間だけで、入院費、電動ベッド等で約500万円の金が消えた。ガンになれば金がかかる。命のかかわることだから、金をかけざるを得ない。それがガン・マフィアの付け目である。

 

ガン・マフィアの利権エリア

 健康保険組合連合会の医療費総額(3兆3307億円)のうち、11.2%はガンが占めており、年々、シェアが増大している。がんの種別に見ると、乳がんが最も多く、次いで大腸がん、肺がんの順となっている。また、がんの種別に1入院当たり医療費を推計すると、男性では甲状腺がん(56万7061円)、女性では乳がん(56万8627円)が最も高い。

 ガンは日本の死因第1位を独走で、医療費に占める割合も高い。がん医療費のシェアは、2014年度→15年度→16年度と増大している。健康保険組合連合会の医療費の比率から換算すれば、日本の総医療費42兆円中の4兆円以上が、ガン・マフィアの管轄エリアである。そこに大きな利権がある。美味しい利権である。一度獲得した利権は手放せない。だからガン患者が増えていく。

Photo   船瀬俊介著『あぶない抗がん剤』(共栄書房 2018年)より引用

ガン・マフィアの圧力

 上記のガンの発生原因を番組で表に出すと、テレビのスポンサー企業には都合が悪い。テレビ放送の認可担当の役人にも都合が悪い。そうなればディレクターはすぐ首である。拝金主義に染まった日本人が、日本人をガンで殺している。隠れたガン・マフィアが、日本社会を支配しているようだ。だから日本は世界先進国の中で、一番ガン患者が多く、増加している。それなのに、日本政府は手を打たない。ガン医療には金をかけるが、ガンにならないために政策には、手を打たないのだ。なにせガン治療には、大きな利権があるのだ。官僚には己の天下り先が一番大事なのだ。

 微力な我々は、自分の体は、自分で守るしかない。そのため、ガンの知識、ガンになる要素を学ぶ必要がある。

2019-05-03   久志能幾研究所通信 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。