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2019年6月26日 (水)

「大漁」の陰に大量殺戮あり

大漁

朝焼け小焼だ、大漁だ

大羽鰮(おおばいわし)の 大漁だ。

浜は祭りのようだけど、

海のなかでは 何万の、

鰮(いわし)のとむらいするだろう。

            金子みすゞ

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  馬場恵峰書「金子みすゞ 詩の世界 五十五恵峰選集」久志能幾研究所刊 より

 

 2019年6月24日、注文してあった中島潔画伯の「大漁」のリトグラフが自宅に納入された。これは先月のヤナゲンでの中島潔展示会で、最後の一枚だと言われて、つい買ってしまった絵である。まじかでこの絵を眺めていて、深刻な問題を連想し、それについて思索した。

 

大漁は大量殺戮

 表向きは、華やかな大戦果(大漁)と言われている歴史的事件に、裏から見ると悲惨な大量殺戮がある。それなのに意図的に歴史の闇の中に葬られている。それは欧州の大航海時代、アメリカの建国史、米軍の東京大空襲、中国の驚異的発展、オンデマンド臓器ドナー提供、現代の少子高齢化の問題である。

 

第三の眼は慈しみの眼

 この「大漁」の絵で、100匹以上も描かれている大羽鰮のその目は、全て白目である。大漁で捕獲された大量の鰮の死を表現している。この絵を見ていると、金子みすゞの優しい心が伝わってくる。その視点で歴史の事件を見ると、多くの裏の世界が見えてくる。慈悲の心が出れば、額の真ん中に付いている第三の眼を開く。

 何万もの死んだ鰮を見つめる女の子の眼は、慈悲に満ちている。観音様が慈しみで見つめている眼である。ミケランジェロのピエタのマリア様の眼と同じ眼差しである。過酷な運命に対してマリア様ができることは、ただ慈しみの眼で見るしかないのだ。ピエタとはイタリア語で慈悲という意味である。

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 中島潔画伯「大漁」

P1070127s   中島潔画伯「大漁」(部分)

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 ミケランジェロ「ピエタ」 著者撮影

 

輪廻転生

 何故、自分は人間に生まれたのか? 現代社会は人間謳歌であるが、少しDNAの配列が違っていれば、牛や豚に生まれて、人間に食べられる存在になっていたかもしれない。それを諫めた教えが、仏教の輪廻転生、因果応報、利他、小欲である。それはグローバル経済主義の対極の考えである。

 

血に染まったアメリカ建国史

 アメリカは、世界一の国と自慢しているが、そのアメリカ建国の陰で950万人のインディアン(現地人)が虐殺された。当時1000万人いたと言われるインディアンは、現在では50万人しか残っていない。インディアンが悪者の西部劇は、勝者の物語である。ヨーロッパから大西洋を渡ってきた落ちこぼれのヨーロッパ人(英国人)は、入植当時、インディアンにトウモロコシなどの栽培方法を教えてもらい、飢えをしのいだ。英国人はその恩人の土地を強奪して、恩人のインディアンを虐殺して、アメリカは建国された。アメリカにとって、新天地の開拓は、アメリカンドリームであった。それは「大漁だ、大漁だ」の宴であった。

 

ヨーロッパの大漁

 17~20世紀のヨーロッパの繁栄は、大航海時代と言われる。それはアフリカから現地人を奴隷として強奪し、アジアを植民地にしてその生き血を吸うことで実現できた。何万、何百万もの有色人種の財産を強奪すれば、大漁だ、大漁だと貴族生活を送ることが出来る。その陰で、多くのアフリカ人、アジア人の死があった。インドでは英国の植民地支配下で2000万人が餓死をした。キリスト教では、キリスト教徒以外は人間でないので、罪の意識もない。それは当時のローマ法王も黙認のことであった。

 

東京大空襲の大勝利

 米空軍カーチス・ルメイ大将の指揮で日本全土の空襲が行われた。米軍はそれで戦争を早期に終結できたと大自慢である。特に1945年3月10の東京大空襲では、単独の空襲では世界史上最大の犠牲者が出た。死者10万人以上、罹災者100万人以上である。ジェノサイドである。それなのに戦後、ルメイは日本の航空自衛隊の育成に貢献したとして勲一等旭日章が叙勲された。通常、勲一等旭日章の授与は天皇がされるが、昭和天皇はこれを拒否された。

 米軍は戦争を早期に終わらせれた大成果だ(大漁だ、大漁だ)と自慢しているが、その陰で、東京大空襲だけでも非戦闘員10万人以上の弔いがあった。ジェノサイドとして、中島潔画伯作「大漁」の鰮が、焼死した東京都民を思い出させてくれた。 

 

天安門事件の陰

 天安門事件で、約1万人(英国情報局の調査数字)の学生を戦車でひき殺し、銃で学生を殺害して、盛り上がった民主主義の声を押しつぶした。邪魔者は殺して、中国共産党は今の経済成長を達成した。多くの学生の犠牲の陰に今の繁栄がある。

 中国共産党にとって、今の繁栄は、世界第二位の経済大国として大漁だ、大漁だ、である。中国共産党は、先進国が膨大な金をかけて開発した技術を盗み、奴隷のような労働で製品を生産させ、政府の補助金を投入して製品を安くして輸出した。それではルールを守る先進国が勝てるはずがない。激安の中国製品の輸出攻勢をうけた先進国で、多くの「鰮」の弔いがあった。会社をたたんだ経営者や、失業した人も多くいた。「鰮の死」である。

 

オンデマンド臓器

 臓器移植が必要な患者が、中国に渡ると、臓器移植のドナーが48時間以内見つかったと喜ぶ。その陰で、オンデマンドで、強制収容所内で囚人が殺されている。売るために臓器を取り出されているウルグアイ、チベットの少数民族の人達が鰮のように殺される。たった一人の病気の回復(大漁)の為、多くの人が殺されている。

 だからトランプ大統領は人権問題として怒っているのだ。詳細は下記Newsweek社の記事「民衆法廷「中国は犯罪国家」と断罪」(「良心の囚人」からの強制臓器収奪は今も続いている)を参照ください。

https://www.newsweekjapan.jp/kimura/2019/06/post-56.php

 

奴隷労働と100円ショップ

 100円ショップで、多くの品を買って、「大漁だ、大漁だ」とご満悦になっているその陰で、奴隷のような労働環境で働かされて100金の製品を作らされている海外の子供たちがいる。100円の製品を喜んで買う人が多いが、その商品が売れれば、正規で作られた日本製品が売れず、その分の雇用が日本からなくなる。そして日本全体の給与が下がっていく。失業者が出る。そこまで考えて、100円ショップでモノを買っている人は考えているだろうか。その購買は、自分で自分の首を絞めている行為なのだ。だから私は絶対に100円ショップに行かない。

 

少子高齢化の元凶

 今の日本の繁栄も、陰で多くの安い賃金の派遣社員、奴隷のような待遇の外国労働者の働きがあって、成り立っている。コンビニに行くとアジアの若者の店員ばかりである。大漁だ、大漁だと浮かれている場合ではない。

 小泉首相の構造改革以来、日本では大企業優先で、グローバル経済主義化が進んだ。企業は海外に工場を作り、日本の生産を減らし、正規社員を減らし、派遣社員を増やして、全体の給与を上げない。だから日本のサラリーマンの給与は、この20年で50万円近くも下がった。だから若者が結婚できず車も買えず、結果として少子化が止らない。景気も良くならない。全て政府がグローバル経済化を推進してきた結果である。その浮いた金は、国民には回らず、大企業の内部留保になっている。

 そして自殺者が構造改革以降、3万人超えが長く続いた。多くの「鰮」が死んだのだ。

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日本のサラリーマンの平均年収の推移

 

ブログ K's Strategy.「日本人サラリーマンの平均年収の推移と中央値について。」より

http://k-strategy.net/japanese-average-annual-income

 

我々がすべき行動

 国会議員の中には大企業優先でグローバル経済主義の推進を図る輩も多い。中韓と癒着して己に利益誘導する輩も多い。そういう利権がらみの議員を選挙で選んだ我々にも責任がある。次回の選挙では、そういう議員は落選させねば、国が亡ぶ。我々は、大量の死(大漁)を漫然と見つめるのではなく、行動を起こさねば、ゆでガエルのように殺される。そのためには声をあげること、選挙で拒否の意志を示すことである。

 

2019-06-26   久志能幾研究所通信 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年6月24日 (月)

私がブログを書く目的

 私のブログは個人の日記ではない。ブログで皆さんに情報を提供する以上、なにか一つでも付加価値のある情報を伝えるために書いている。情報とは、「情け」の「報せ」である。

 私はブログを読む皆さんに、ある件の問題意識を持ってもらう為に書いている。日本を変えたい、大垣を変えたいと思い書いている。私の残り少ない人生で、やれることの一つとして、遺書としてブログを書いている。

 70近くまで生きてきたということは、その分、多くの人に借りを作って生きてきたのだ。その借りを返さねば、あの世に行けない。ご恩の踏み倒しでは、「恩知らず」と後ろ指をさされる。

 

人が死んだ後に残るのは、集めたものではない。与えたものである。

 

文章で人を動かす

 ブログが一つの文章である以上、記録として残すか、その情報で相手に対して動いてもらうために書いている。

 

付加価値

 せっかく、私のブログを訪問して文章を読んでくれたご縁である。読んだ人に、何かお土産を持って帰ってもらわないと申し訳ない。そう思って、一つでも価値ある情報を付加してブログを書いている。

 「ウェブサイトの情報は、99.99%は雑多なクズ情報です。情報をきちんと選択し整理したのが知識で、これを獲得するには新聞や雑誌を読まないと無理。」と数学者 藤原正彦氏は言う。(「プレジデント」(2019年7月5日号)の特集「『人間の器』の広げ方」より)

 私はそれを意識して、将来まとめて本にするつもりで書いている。10年後に読んでも風化しない内容を目指している。それで読んだ人の人生観が変わり、よき方向に人生が向く人が一人でも増えれば、日本が変わる。一灯を掲げる人が万人になれば、日本が変わる。そう思って真剣にブログを書いている。

 

テクニカルライティング

 また対象の問題を理解してもらうため、結論を最初に、表現は簡潔明瞭を心がけて書いている。これはテクニカルライティングの手法である。

 簡潔な表現であるから、英訳もできる。英訳もできないような難しい日本語はご法度である。そう心がけて、日本語を書いている。

 

危機管理

 何時かやらねばと思っていても、やれるようになった時は、体力的か財政的にやれなくなっていることが多い。思いついた時がやる時である。機が熟して、「今でしょう」が危機管理である。やらないのが一番よくない。

 

命の喪失

 人の日記や趣味等のブロブを覗くことは、自分と他人の時間をドブに捨てること。それは日本の損失である。それは命の喪失である。いくら他人のブログを読んでも自分の人生に、何の付加価値も生まない。そんな時間があれば、他人のブログを読むのではなく、読書や自分の生涯テーマの研究に時間を投入するべきだ。それが自己投資となる。投資なくして成長はない。今、日本人の勉強時間は、一日に12分だという。それでは日本の将来は暗い。

 

人間の使命

 人の趣味を覗き、ギャンブルやゲームや自然の生命を殺める遊びに興ずるのは、天が人間に与えた使命に反する。天は生物の頂点に立つ人間にそんなことを期待していない。それで日本人の品性が無くなり、日本人が貧相になる。自分が卑しくなる。それは自分の人生をディスカウントすること。それでは日本がますます衰退する原因となる。日本の後ろから、中韓、アジア諸国がひたひたと迫ってきている。我々はアジア諸国の下僕になりたくない。

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      馬場恵峰書 2019年

 

2019-06-24   久志能幾研究所通信 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年6月20日 (木)

「真の師」と「水先案内人」の違い

 人生では、単なる「水先案内人」を「真の師」と勘違いすることがある。「水先案内人」が如何にも、聖人君子のような立派なことを唱えるので、騙されるものだ。

 私も大阪のN教育会社のT代表を師と仰ぎ、6年間程、接した。しかしT代表は、私が困って相談に行った時、「今は忙しい」と逃げてしまった。私が会社内の紛争に巻き込まれ、退職まで考え、死ぬほど困って、自殺まで考えているとき、相談に行っても助けてくれない人は、真の師ではないと悟った。

 渡部昇一師は「国が戦争状態の時、助けてくれない国は、敵国である」とまで言っている。それと同じ論法で、まさに人生の戦争状態の時、助けてくれない師は真の師ではない。

 

水先案内人

 そのT代表は、研修では素晴らしいことを言っていたのは、水先案内人が、人生路の観光案内として、多くの名経営者や哲学者のお話を紹介していたにすぎないと悟った。それ以来、そのT代表とは縁を避けるようにした。分かったのは、今までの研修は、金儲けのための研修教育であった。

 彼は研修講師として、人生の成功例、失敗例を名調子で演じた。私はそれに酔っただけであった。それで彼を人生の師と勘違いをさせられた。研修では、人間心理学に基づいて、巧妙なパーフォーマンスが演じられる。それはベトナム戦争で、精神を病んだ米軍軍人を癒すため開発された手法が応用された。その研修は、病んだ精神を高揚させる手段としては、正しいのだが、勝手に拡大解釈して勘違いした私が愚かであった。酔いが覚めると真実が見えてくる。

 

ゴーンの名演技

 当時、日産のゴーンがリストラで日産を立て直した時、彼は名経営者として持てはやされたが、それを批判した経営者は、ほとんど見かけなかった。いてもマスコミは取り上げない。日本全体が、ゴーンの手口に騙されて酔っていただけである。

 彼は、単に従業員の首を切り、経営層を一掃して、資産を切り売りする手法で、日産を建て直しただけだ。これをすれば、ド素人でも再建は可能である。それが日本風土の関係で、しがらみのない外人でなければ、できない状況であっただけである。それを名経営者として、持てはやしたマスコミの責任は重い。今までこんな簡単な手法なのに、再建をできなかったのは、日産の私利私欲に走った経営層がのさばったのが原因で、そういう風土を作った先人に罪がある。

 ある人物が流行になった時、耳を洗い、目を拭って、真実を観なければ、洗脳教育をされてしまう。ゴーンが良き事例であった。

039a32572s     馬場恵峰書 2016年

師の判別方法

 真の師か、そうでないかは周りのスタッフの状況からでも判別できる。その講師が社長であるN教育会社のスタッフがよく辞めるのは、怪しい現象である。またそのT代表が中小企業の社長達に経営学を教えているが、スタッフがそのN教育会社の「決算報告書をT社長から見せてもらったことがない」と不平を言うのも異常である。まさにブラック企業である。

 

事例

 そのN教育会社で、あるNスタッフが、B講師の世話係を5年間程勤めて、突然辞めて自営業(飲み屋)を始めた。そのスタッフはさんざんその講師にお世話になったのに、独立の挨拶状一本寄こさないと、B講師は呆れていた。Nスタッフは、ある意味、出世コースの仕事を与えられていた。それなのに、辞めてしまった。どういう社員教育をそのT社長はしているのかと。スタッフは社長の後姿を見て育つのだ。

 本来、そのNスタッフは、顧客の私にも、離職の挨拶があってしかるべきであった。私に何度も研修のお誘いの電話をしてきた営業マンである。彼に支払った費用も総額で300万円を超える。このN研修会社の社員は辞める人が多く、顔ぶれが頻繁に変わる。やはり問題がある会社なのだろう。

 またそのT代表が、B講師に別の仕事を頼むのだが、それを特別に安く頼んでいる(B講師をディスカウントしている)。それでいてお礼は電話だけで、礼状一つよこさず、挨拶にも来ないと、B講師は呆れていた。私が本を出版してその案内をしても、T代表からもその部下からも無視された。

 真の師は、弟子のことを無視はしないもの。厳しい批判があってこそ、本当の師である。愛の反対は、憎悪ではなく、無視である。

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   馬場恵峰書 2015年

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  馬場恵峰書 2012年

 2019-06-20   久志能幾研究所通信 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年6月19日 (水)

「悪夢の未達」も「108の夢」の達成

 何かの夢を達成するのも108の夢の実現だが、脳梗塞や心筋梗塞、交通事故死(突然死)という悪夢を見ない取り組みをして、それが実現できるのも夢の実現である。突然死では、死後の準備が何もできない。そんな惨めな死に方はしたくない。癌は死までの間、正常人とほぼ同じ生活を送れる。突然死の病気に罹るよりもましである。

 だから、「死ぬまでにやりたい108の夢」に下記を追加して更新した。

 突然死(脳梗塞、心筋梗塞)で死なない

 交通事故死の被害者にならない

 死亡事故を加害者として起こさない

 介護を受けずに、安らかな永眠

 今から(2019年)、無事故、無検挙(無違反ではない)運転

 

 突然死を避けるとは、実現できる夢がその分、多くなることだ。それも夢の実現の手段である。

 交通事故死を防ぐ手段は、カテゴリー「極楽運転道」を参照ください。

 

プラーク厚みの検査

 2019年6月19日、血管内壁に溜まったプラークの厚み検査を受けるため、真島消化器クリニック(久留米市)に定期健診に行ってきた。プラークは脳梗塞、心筋梗塞の原因となる。

 2月に手術をしたので、長時間の旅行(久留米まで片道6時間弱)に耐える体力を回復するの時間を要した。それで、すこし間が空いてしまった。

 結果は、順調にプラークの厚みが減っており、良好である。お陰で、現在、循環器系医院には通院を止めた。高血圧が治り、降圧剤の薬も飲まなくてもよくなった。この結果は、ひとえに食事療法である。

 また失明の危険性があった網膜静脈閉塞症も治癒した。この原因も血管内壁に溜まったプラークが原因と私は推定した。

 

検査結果

              2017年     2019年

 右大腿動脈プラーク厚み  2.22  → 1.15 mm

 左大腿動脈プラーク厚み  1.79  → 1.38 mm

      基本的にプラーク厚みはゼロが望ましい。

  この値が2mmを超えると、心筋梗塞、脳梗塞の危険性が増す。

 

 2017年2月から真島消化器クリニックの指導を受けているから、約2年半の取り組みで効果が出てきた。プラークの蓄積(高血圧の主原因)は、長年の食生活の弊害だから、それを治すのには、時間がかかる。毎日の食事の一歩一歩が、夢の実現への道である。間違った食事は、悪夢への道である。

 

2019-06-19   久志能幾研究所通信 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年6月16日 (日)

死ぬまでにやりたい108の夢

 実現できないくらい大きな夢を持ち、それに向かって生きることは、天が命を与えてくれる。私は、死ぬまでにやりたい夢を考えてきたが、まだ108個に達していない。人間は108の煩悩があるという。その煩悩を打ち消すプラスの夢を持ちたいと思い、108の夢の実現を人生目標とした。

 

夢の計画と実績

 現状の私の夢は下記である。視える化、文字化をすると、実現に向かって、潜在意識が動き出す。お陰で、今まで21の夢が実現した。日暮れて道遠し、の感があるが、それでも少しずつ夢が実現するのは嬉しいこと。

 人生の夢は、棒ほど願って針ほど叶う、である。多く実現したかったら、多く望むことだ。だから控えめに(?)108の夢を設定した。その取り組み過程で、多くの学びがある。その学びが最大の収穫である。

 皆さんも夢を持つことをお勧めする。夢を持てば、その一部は何時か実現する。夢がないと永遠に実現できない。生き甲斐もない。日本人が夢を持って働けば、日本は再生する。今の閉塞感を打破しないと、日本は沈没である。

 

下りエスカレータ

 今年、私は癌が見つかり手術をして、余命2年を宣告された。6月現在も体重の減少傾向が止まらず、体もだるい。そのため思い切った取り組み必要と感じた。残った夢を完遂する意欲を喚起するのが、生きる力を得る方法だと思い、その計画を立案、見直中である。

 しかし命には、時間に限りがある。優先順位をつけて取り組まねばならぬ。病気を罹患するとは、人生で急行の下りエスカレータに乗ること。下りエスカレータを全力で駆け上がるつもりで、人よりも3倍は、働け、歩け、決断しろ、書け、発信しろ、祈れ、と自分を叱咤激励している。しかし思い通りにならない体が情けない。

 

死ぬ力

 未設定の29個の夢は、今から走りながら考える。やることがあることは幸せである。残りの夢の実現に向けて、取り組みながら、前傾姿勢で死にたい。そう簡単に死んでたまるか、の思いである。そのためには死ぬ力が必要である。ベッド上で植物人間状態になっては、死ぬに死ねない。死ぬ力とは、生きて108の夢を実現する力である。そうすれば煩悩が消える。

 

死ぬまでにやりたい108の夢(未達成分、順不同)

 英語の本を出版する

 「河村義子先生の追悼写真集」を出す

 音楽写真家としてプロと認められる

 音楽ホールを作る

 講演をする

 スポーツカーを持つ

 人並みの体力と食欲を持つ

 美術館を作る

 「大垣を良くする階」をNPОで設立

 書道を極める

 

 ベーゼンドルファーのピアノを持つ

 ヤマハCFX6を持つ

 ドイツ旅行

 スウェーデン旅行

 バルセロナ旅行

 四国お遍路の旅

 奥の細道の経路を歩く

 月山へ

 恐山へ

 大垣市の政治を変える

 

 日本の政治を変える

 ベストセラー著作を生み出す

 釈迦如来像(明慶作)を家に

 地蔵菩薩像(明慶作)を家に

 鹿児島へ旅行

 沖ノ鳥島へ旅行

 三界供養塔を寄進する

 執筆活動で食べ行ける状態にする

 写真家として食べていける状態にする

 癌にならない免疫力の高い体を作る

 

 「おだ仏教」を立ち上げ、教祖になる?

 屋久島へ

 ローマ訪問9回

 プリンスエドワード島へ

 ラテン語の習得

 イタリア語の習得

 鈴鹿サーキットで走る

 人気ブログランキングでトップ5に入る

 家を建てる

 欧州便か米国便のファーストクラスに乗る

 

 第二の書庫を作る  

 東山魁夷「道」の現地で日の出を見る

 中島潔のコレクションを作る

 岩村に馬場恵峰書の板書を100枚寄贈する。(3枚実現済)

 北尾道仙を探し出す

 仏像彫刻をする

 フィラデルフィアへの旅行

 「修身」の本を出版

 音楽活動支援NPОを作る

 絵を描く

 

 古書の読解能力をマスタ

 漢詩の作成能力を付ける  

 安らかな永眠

 突然死(脳梗塞、心筋梗塞)で死なない

 交通事故死の被害者にならない

 死亡事故を加害者として起こさない

 介護を受けずに、永眠

 今から(2019年)、無事故、無検挙(無違反とは言わない)運転

 以上 計58

 

 

実現できた夢

 ピアノ室を作る

 書庫を作る

 本を出版する

 ピアノを弾ける

 仏像を居間において考える場所を作る

 オーディオ室を作る

 英語検定1級(科学工業英語1級)取得

 文書作成能力を作る(論文募集で一位獲得 1991年)

 テストドライバー資格を取る

 高級車を持つ

 

 書斎を作る

 事業を始める

 東山魁夷「道」の現場に行く

 リトグラフ「道」を手に入れる

 グランドピアノを手に入れる。

 傾聴能力を向上させる

 ディベート能力向上(大会で優勝 2001年)

 真の師を持つ

 仏像を購入

 お墓の建立

 飛行機の操縦   以上計21

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2019-06-16   久志能幾研究所通信 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年6月12日 (水)

ガンを罹患して(2)死ぬ力に目覚め

 私は余命宣告をされて、生きる意味を再確認した。人生の残り時間を意識すると、無駄なことをやっているわけにいかなくなる。この世では、自分の意のままならぬ命である。己の意識に、冷や水をかけてくれたのが、余命宣告である。人生を全力で生きてきて、人生の第四コーナで、チェッカーフラッグが振られたのだ。

 

人の選別

 癌になってから、付き合って価値ある人と価値なき人との差が明白に見えるようになった。病気になり、命の危機に接せると、真の友人が明白になる。それが明徳である。口先だけの人が誰なのかが明白になる。そんな人と付き合っている時間はない。

 

此の世で残すもの

 今からは、集めることではなく、何を世に遺すのか、何を与えるか、何を伝えるかが、切実な問題である。己は、今まで何のために生きてきたのか、それが問われている。お金を残すために生きてきたわけではない。名誉を残すために生きてきたわけではない。自分の務めを精一杯生きてきた思いがある。

 

 それで遺産の処理方法も決めた。一部、公式の遺言状も作成した。お金を残しても、あの世にはもって行けない。お金はこの世での通行手形である。生きている間に使わないと意味がない。そういう点で決断が早くなった。使える時間が、命なのだ。

 

体の神秘の理解

 癌の手術で、たった一つの臓器を無くすだけで、これだけ体が辛いとは、想像できなかった。手術後4か月たった今でも、体力が回復せず、まともに食べられず、まともに歩けない。天は無駄なものは作らない。頂いた命の尊さと頂いた命に感謝の日々である。生きているのが奇跡なのだ。朝、目覚めるのが、奇跡なのだ。

 

死ぬ力

 頂いた命を、単に生き永らえさせるのでは、霊魂なき動物である。それでは人(霊止)として生んでくれたご先祖に申し訳ない。最期まで自分の意思で生きるのが死ぬ力だ。ベッドに縛り付けられ、管を体に入れられ、植物人間として生きるのは、死も同然である。単なる延命治療は受けたくない。最期まで、やるべきことをやり遂げて、人間の尊厳を保ったまま死ぬのが、死ぬ力だ。死ぬ力とは、生きる力である。

 お釈迦様の弟子たちへの最期の言葉が、精進せよ、であった。お釈迦様はあの世があるともないとも仰らなかった。ただ死ぬまで精進せよ、である。

 よく働いた一日は、安らかな眠りを誘う。素晴らしい人生でなくてもよい。やりたいことが出来て、悔いのない人生でありたい。よく生きた人生は、安らかな永眠をさそう。

4k8a99231s     2年前に馬場恵峰先生に書いてもらった色紙。文言は著者の作。

2019-06-12   久志能幾研究所通信 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年6月 7日 (金)

遠縁の菩薩---「ご縁の見直し」を告げる

 モノを贈呈すると、その反応でその人間性が明らかになる。贈呈した本代は無駄になるが、その出版社や人の本性の調査費と思えば安いもの。その反応で、今後の人生の交友関係を見直せばよい。そのご縁を授けてくれると思えば、ありがたい逆縁の佛様である。人生の交友関係は、人生の宝であり、時間の塊である。それを見直すことは、自分の人生価値を高めてくれる。人生時間は有限である。

 自分の残り少ない人生で、価値観の違う人、感謝の念のない人と付き合うと、時間を奪われ、己の魂が汚される思いである。音楽家や、音楽関係者、バレエ等の指導者でも、そんな人が多くみられ、私は今まで不快な思いを多くしてきた。

 

「無視」という返礼

 私が心血注いで作成した写真集BDやビデオBDを進呈しても、礼一つ言わない、礼状も寄こさない人が多い。写真集BDやビデオBDを贈る相手は複数人なので、その費用は半端ではない。時間レートで計算すれば一枚で、千円、二千円もかかる。別に金儲けのためで、BDを進呈しているわけではない。あくまで好意とご縁への感謝で贈呈しているので、それでヨシとしている。

 しかし同一人物から何回も無視されると、考えてしまう。それも相手がもらって当然という反応を見せられると、考えてしまう。無視は愛の対極の表現で、最大の侮辱なのだ。愛の反対は憎悪でなく、無視である。そういう不感症の人たちに付きあっていると、人生が暮れてしまう。そういう人たちとは縁を切るに限る。人生では、そんな人と付き合っている暇はないのだ。付加価値の高い人と付き合うべきなのだ。時間は命なのだ。

 

交友関係という逆縁の菩薩

 10年来、わが家が盆暮れの中元、歳暮を欠かさなかった家がある。結局、その家から電話だけの礼はあったが、その返礼は来なかった。非常識とは思っていたが、その家とはしがらみがあったので、その中元、歳暮は継続した。ずっと違和感を覚えていた。今回、私の病気の関係でトラブルが発生し、思い切って縁を切ることにした。今後もその家と付き合って、得るべきものはないと結論を出した。今回の病気は、逆縁の菩薩様であった。病気は、人生の交友関係の病状も明らかにしてくれる。

 

非常事態での真心の露見

 非常事態の対応を見ると、そこから真の友人の姿が浮き彫りになる。東日本大震災での支援状況を見ると、そこから国家の徳が明らかになる。それが明徳である。下表は日本赤十字社宛ての義援金リストである。台湾が絶対額でも大きく、アルジェリアと台湾が一人当たりの義援金で、群を抜いている。オーマン、タイ、スイス、アルジェリアの親日ぶりに刮目した。また台湾と中国の差が182倍であるのも驚くべき差である。また米、仏、英と韓国との差もあまりの大きい。もっと親日国家との友好を見直すべきだと思う。日本の不幸を喜ぶ国との付き合いは考えるべきだ。

 

一人当たりに義援金換算

 オーマン  330円/人

 台湾     124

 スイス    70.6

 タイ     30.4

 アルジェリア 22.5

 米国      9.59

 フランス    7.68

 英国      6.97

 韓国      4.22

 中国      0.68

Photo

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mo-mo-さんのブログより

https://ameblo.jp/potuta3/entry-11507598693.html

 

2019-06-07 久志能幾研究所通信 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

遠縁の菩薩---致知出版社の腐臭

 馬場恵峰先生の書による『佐藤一斎著「言志四録」51選集』(2,800円)を出版したので、その図書を贈るのに相応しい会社と思って、2019年1月23日の徳望塾の会場で、致知出班社の藤尾社長と担当者2名にその書を贈呈した。また徳望塾の言志四録の講師にも贈呈した。

 この図書の出版は、2月12日の手術では死をも覚悟して、葬儀の段取り、死後50年間の法要、公正証書の遺言書まで準備した上での終活の一環の仕事であった。 

 

無反応

しかし致知出版社の藤尾社長と社員2人からは、誰一人、お礼の言葉も礼状も来ない。社長が礼状を出さないから、社員が出さないのは当然だろう。部下は上司の背中を見て行動する。納得である。5年以前に藤尾社長に自著の図書を贈ったら丁寧な礼状がきた。それを思うと致知出版社は変質したようだ。

 また、今、私が取り組んでいる「言志四録の言葉を馬場恵峰師揮毫板で岩村へ寄贈」プロジェクトへの協賛のお願い書も添付したが、それも無視された。

 私は、この「佐藤一斎著「言志四録」51選集」の出来栄えが悪く、出版の専門家からは評価外と判断されたかと心配になった。

 

熱い礼状

 しかし徳望塾の言志四録の講師からは、本書を絶賛されて、「かつて心ある先達から勝川華舟浄書『言志四録』を頂戴し、大切にして参りましたが、馬場恵峰先生の書は、またそれを上回る趣きがあり、うちの宝が二つになりました」との手書きの熱い礼状が来たので、ほっとした。この本は、馬場恵峰先生も私も心血を注いで作ったのだ。ますます致知出版社の社長たちの対応に疑問を感じた。

 

志の変質

 致知出版社は、人間学を中心に「言志四録」関係図書の販売活動に力を入れている。私は、それに疑問を感じるようになった。

 私は、致知の人間学のこだわりに惚れて、月刊「致知」を20年間も購読している。それも総て残している。致知も創刊以来40年が経過して、その志が少し風化してきたのかもしれない。致知も部数が増え、創刊当時の発行部数の目標値を達成して、胡坐をかく状況になったのかもしれない。これでは百年の恋も冷めた心境である。

 現在の致知は、人間学の上っ面に走り、金儲け優先の姿勢になったのではないかと懸念している。一事は万事に通じる。それ以外に4件もの不快事項も重なり、偶然のことではないと確信した。致知出版社と付き合いでは、少し距離を置くようになった。

124k8a10911s  馬場恵峰書「佐藤一斎著「言志四録」五十一選訓集」

  久志能幾研究所刊

 

2019-06-01   久志能幾研究所通信 小田泰仙

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2019年5月28日 (火)

毒眼流が「仙台国際音楽コンクール」を破綻させる

滅亡の危機が迫る

Poisonous jury make failure “Sendai International Music Competition”

The crisis of destruction is approaching

 

再確認

 2019526日、責任者の彼女は、「貴方の意見を審査員上に伝えます」と言ったので、私はその結果を確認するため、現場を訪れた。予想通り、一次予選3日目の527日も、アリーナ席は封鎖されていた。

 翌日の状況を見ると、彼女が審査委員に観客のクレームを言った形跡がない。多分、審査員は雲の上の存在だから、言えないのだろう。言っても無駄だと思い、上に言わなかったのだろう。彼女は、そんな責任感あるようには見えなかった。責任者の無責任である。

 

Reconfirmation

On May 26, 2019, the previous day, she said, "I will convey your opinion to the judges," and I visited the scene to confirm the results.

So I have visited the scene to check the results. As expected, the Arena seats were closed on the 27th of the third day of the preliminary round.

Looking at the situation the next day, there were no evidence that the jury members have complained of the audience. Perhaps the judges are above the clouds, so she could not say that. I thought it was useless to say that. She did not appear to have such a sense of responsibility. The responsible person is irresponsible.

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封鎖されたままのアリーナ席 2019527

 

ボランティア活動

  この種のコンクールの運営は、多くのボランティアの応援者により成り立っている。毒眼流審査員のわがままで、仙台国際ピアノコンクーの評判が悪くなるのは、気の毒である。それはどんな企業でも起こる事。社員は真面目にやっているのに、社長がそれを台無しにしているの例が世間に氾濫している。

 

Volunteer activity

  The management of this type of competition consists of supporters of many volunteers. It is a pity that the reputation of the Sendai International Piano Conch worsens with the self-involvement of the poisonous jury. That happens to any company. Even though the employees are doing seriously, there are cases where the president is ruining them and there are cases where the world is in trouble.

 

私の前職の会社の消滅とダブる

 私の前職の会社も毒眼流役員がのさばって、ついには先行きが不透明になり、結果として競合他社に吸収合併され、市場から消えた。組織は頭から腐る。それは日産、東電、三菱自動車等を見れば明らかである。

 仙台国際ピアノコンクーを支援するボランティア応援者が多く頑張っているのに、毒眼流審査員がのさばって、その努力を台無しにしている。それは前職の会社で、一般社員が日夜頑張っているのに、毒眼流役員がそれを台無しにしたのとよく似ている

 

Double the disappearance of my former job company

The company with my previous job was also overwhelmed by a virtuous officer, and the prospect was finally unclear, and as a result, it was absorbed by a competitor and disappeared from the market. The organization is rotten from the head. That is clear if you look at Nissan, TAKATA, Mitsubishi Motors, etc.

Although many volunteer supporters who support the Sendai International Piano Conch are working hard, the Poisoous Jury Committee stole the effort. It is similar to a former employee's company, where a general employee is working hard day and night, but a poisonous officer has ruined it.

 

観客数の格差

 2018年の浜松国際ピアノコンクールでは、一次予選の前売り券が売り切れとなる前代未聞の人気状況であった。それは浜コンが、長年、地道な取り組みをしてきたからだ。

 浜松市の人口は79万人、仙台市の人口は109万人である。それで人口の少ない浜松市では、切符が売り切れ、仙台市では、切符が半分も売れない。

 今回の仙台国際ピアノコンクーでは、その流行とは全く無縁の世界であった。800人収納可能なホールで、日曜日なのに半分程度が埋まった程度である。一次予選の最終日の527日で、200人か300人の観客である。ホールが泣いている。ホールががらすきという現実は、正しい。長年の上層部の傲慢な運営方針が、この結果を招いていると思う。

 目ざわりだからと、アリーナ席を封鎖すれば、今後のコンクールで、益々観客が入らなくなるだろう。今の姿は、過去の悪行の結果なのだ。アリーナ席封鎖と、ホールがガラスキの状況は、決して偶然ではない。

 

Audience gap

At the Hamamatsu International Piano Competition(Hamakon) in 2018, the pre-sale tickets for the first qualifying round were sold out, with an unprecedented popularity. That is because Hamakon has been making steady efforts for many years.

Hamamatsu City has a population of 791,854 and Sendai has a population of 1.088,669. So, in the small population of Hamamatsu City, tickets are sold out, and in Sendai City, tickets can not be sold in half.

The Sendai International Piano Contest was a world totally unrelated to its epidemic. It is a hall that can hold 800 people, and it is about half filled up on Sunday. There were 200 or 300 people on May 27 on the final day of the perlimiraly round. The hall is crying. The reality that the hall is sloppy is right. I think that the arrogant management policy of senior management for many years has led to this result.

If it is upset, blocking the arena seat will prevent the audience from entering the contest in the future. The present appearance is the result of past bad deeds. The blockade of the arena seat and the situation that the hall is transparent is never a coincidence.

 

滅亡の予兆

 アリーナ席の封鎖という現象に,その場の人たちは誰も異常を感じない。責任者も関係者も嬉々として、その異常な指示に従って行動している。それは仙台国際ピアノコンクールの滅亡の予兆である。

 

Signs of the fall

No one in the field feels unusual about the phenomenon of blockade of the Arena seat. Both the responsible person and the person concerned are happy and act according to their abnormal instructions. It is a sign of the fall of the Sendai International Piano Competition.

 

検証

 クレームをぶつけた責任者の説明では、「アリーナ席の観客が気になって審査に集中できない」という審査員の要望で、アリーナ席が封鎖された。それで私は昼休みに、審査員席から舞台を見てみた。その審査員の説明が嘘であることが判明した。私の眼から見ても、アリーナ席の人は、全体に埋没して目に入らない。審査員は毒眼流の害虫であった。仙台国際ピアノコンクールの足を引っ張り、その運営を食い物にしているようだ。

 

Verification

 According to the explanation of the person who bumped the complaint, the arena seat was blocked at the request of the jury that "the audience in the arena seat is concerned and can not concentrate on the examination". So, during the lunch break, I saw the stage from the jury seat. The jury's explanation turned out to be a lie. Even in the eyes of my eyes, people in the arena seat are totally buried and do not get in the eye. The jury was a poisonous pest. It seems that he is pulling the foot of the Sendai International Piano Competition and using his operations.

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審査員席からの眺め

 

課題曲の検証

 仙台国際ピアノコンクーでは一人40分演奏で、連続3人で2時間、その後、15分の休憩のパターンである。人の集中力は15分間か精々20分間である。それを3,4曲で演奏すると、聴く方は疲れてしまう。最初の演奏の印象は、30分後の演奏に上書きされて忘れてしまう。審査員はもっと疲れるだろう。その課題曲の設定が間違っている。

浜松国際ピアノコンクールや高松国際ピアノコンクールは、課題曲が1,2曲で20分間、連続3人で1時間の演奏後、15分の休憩のパターンで運営される。それでピアノの差や演奏者に演奏の様子の差が分かり、コンクールが面白いと感じるのだ。仙台国際ピアノコンクーでは、演奏時間が長すぎて、わかりずらく少しも面白くない。

 

Verification of the subject song

The Sendai International Piano Conch is a 40-minute performance, with a three-person two-hour break pattern, followed by a 15-minute break. Human concentration is 15 minutes or at most 20 minutes. If you play it with 3 or 4 songs, you will get tired of listening. The impression of the first performance is overwritten and forgotten by the performance after 30 minutes. The judges will be more tired. The setting for the assignment song is incorrect.

The Hamamatsu International Piano Competition and the Takamatsu International Piano Competition are run with a 15-minute break pattern after the one or two songs have been played for 20 minutes, and the three consecutive people have played for 1 hour. So I can understand the difference between the pianos and the performers, and I feel that the competition is interesting. At Sendai International Piano Contest, the playing time is too long and it's hard to understand and not interesting at all.

 

ピアノ選定の疑問

 今回、コンクール参加者に選定されたピアノは、スタインウェイ25台、カワイ11台、ヤマハ1台である。これは異常な数値である。浜松国際ピアノコンクールでも、高松国際ピアノコンクールでも、ヤマハはいつも約半数の選定数を確保している。

それが、今回は選定ピアノで、ヤマハが1台だけなんて、何か裏がありそうである。審査員が絡んだ賄賂でもあるかと、つい邪推をしてしまいそうである。

 

Question of piano selection

The pianos selected for the contest this time are 25 Steinways, 11 KAWAI and 1 YAMAHA. This is an abnormal number. In both the Hamamatsu International Piano Competition and the Takamatsu International Piano Competition, YAMAHA has always secured about half the number of selections.

This is a selection piano this time, and it seems that something is wrong, such as only one YAMAHA. It is likely to be misled as to whether the judge is also a bribe involved.

 

審査結果の発表の手抜き

 事務局の担当者が、入選者の番号と名前の読み上げだけ。事務局は、同席している観客のことは全く考えていない。浜松国際ピアノコンクールでは、名簿一覧にお花を付けたり、入賞者を前に出して紹介していた。仙台国際ピアノコンクールでは、その手間さえ惜しんでいるようだ。これでは、観客が再度、来ようという気を失わせる。

 

The omission of presentation of examination result

The secretariat of the secretariat only reads the number and name of the winners. The secretariat does not think about the audience at the same time. At the Hamamatsu International Piano Competition, flowers were added to the roster list, and winners were introduced in front of them. At Sendai International Piano Competition, it seems that even that effort is regrettable.With this, the audience loses the mind to come again.

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予選の結果発表 201952719:45

 

霊の叫び

仙台国際ピアノコンクーの霊が泣いている。私は仙台国際ピアノコンクールに、二度と行くまいと決心した。このままでは仙台国際ピアノコンクールは、衰退し、潰れるだろう。すべて運営の上層部の責任である。組織は頭から腐る。

 

Cry of spirit

The spirit of Sendai International Piano Conch is crying. I decided not to go to Sendai International Piano Competition again. The Sendai International Piano Competition will decline and collapse. It is the responsibility of all senior management. The organization is rotten from the head.

 

2019-05-28   久志能幾研究所通信 小田泰仙

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2019年5月26日 (日)

冒険家が作る付加価値とは何か?

仏様は、売名行為、拝金行為、世間に反する行為を、決して喜ばない。その罰は当たるはずだ。

 

経営とは

90歳でエベレスト挑戦とか、冒険家の秘境への挑戦がよく話題となる。それでどういう付加価値を社会に提供するのか。単に興本位で、下衆の暇つぶしの事ではないのか。冒険家とは価値なき冒険でしか、世間に話題を提供できない劣った能力の持ち主である。もっとやることがあるだろう。それをありがたがり、経営者セミナーに講師で呼ぶ主催者も、愚かである。そんな経営者団体のメンバーが、経営をうまくできるはずがない。

 

卒寿の価値

90歳になったのだから、もっと社会の為になる事に時間を使って欲しい。そんれは年寄り冷や水の愚劣である。秘境は、秘境のままそっとしておいて欲しい。それを煽るマスコミも堕落している。マスコミは拝金主義の餓鬼道に堕ちた。

 

気ちがい沙汰

高地の断崖絶壁からスキーで滑り降りて、それが社会にどういう付加価値を生み出すのか。冬の積雪の高地を登山して、どういう付加価値が生まれるのか。それは人類にとって緊急性ある挑戦でもあるまい。

その費用は、多くの企業の寄付に頼っている。その寄付は社会に対して投資の価値があるのか。それに命を掛ける価値があるのか。単なる売名行為ではないのか。そのお金をもっと付加価値の出るプロジェクトに投資して欲しい。

時として遭難して、その救援費用に税金が使われる。その冒険は自己責任なのだから、とやるせない思いである。

 なにも焦って未開の地を開発しなくても、時間がこれば、技術が発達して誰でも行けるようになる。それで「自然を征服した」などの言葉を吐くのは、人間の傲慢である。痴呆者の冒険など、所詮は遊びの世界だ。

 

暴拳華が破壊する人間の付加価値

隣国の人道的犯罪に目を背け、真実を報道しないマスコミには、社会的な存在価値はない。隣国に行けば、24時間以内に臓器移植のドナーが見つかるという。それは軍隊で蹂躙した北方の住民を強制収容所に隔離して、拷問殺略して、その生体から臓器を取り出しているから、ドナーが豊富にあるのだ。それをマスコミは報道しない。それはドイツのナチのユダヤ人虐殺の犯罪に匹敵する。

チベットでは、住民の20%が虐殺された。人口1億人の日本に換算すると、2千万人が虐殺されたと同じである。

だからトランプ大統領は、人権蹂躙の問題、知的財産の泥棒の件と軍拡の覇権問題で、かの国を敵として、経済戦争を始めた。トランプ大統領が正常で、トランプ大大統を気ちがい扱いしている日本のマスコミの方が狂っている。だから、先の米国大統領選挙前に、フェイクニュースばかり流して、トランプの当選を見通せなかった。マスコミはその使命を放棄した証である。事実を知っていて、あえて報道しないマスコミは、存在価値がない。

今回の消費税の増税で、マスコミは課税の対象外となっている。利己主義に走り、政府を慮って、真実を報道しないマスコミに付加価値はない。

 

医師が破壊する仁術の付加価値

 抗がん剤の副作用を知っていて、それを勧める医師は、社会にどんな付加価値を出しているのか。却って、患者を苦しめ、寿命を短くしている。

 意味なき放射線治療をするのは、仕事をすることになるのか。1985年の米国議会で、放射線治療と抗がん剤は、ガンの治療にはならないと米国ガン研究所の所長が証言している。

 CTを必要以上に使えば、年間許容放射線以上の放射線を浴びることになる。頻繁にCT検査をする医師に命の付加価値はあるのか。

 高血圧で、降圧剤だけを処方して、根本治療には口を閉ざす医師は、社会のどんな付加価値をだしているのか。それは患者を金儲けの手段としていること。

 高血圧の基準値を変えて、高血圧患者増加と降圧剤の売り上げ増をもくろむ高血圧学会の存在付加価値はなにか。

 

暴拳家が破壊する付加価値

 テレビが国民に暴力をふるっている。 

テレビで大食いを演じるタレントは、どんな付加価値を作っているのか。日本の文化の美徳を破壊していないか。品性ある人は、人前で大食いなどしませんぞ。タレントは足るを知るという価値を破壊している。

 グルメを宣伝するタレントは、餓鬼道に堕ちている。

 テレビゲーム市場の拡大を景気拡大とみなす日本経済新聞社は、日本社会にマイナスの付加価値を与えている。ゲームは若者の精神を破壊している。ゲームは人殺しを平気でする精神を養っている。

 テレビで、ファーストフード、清涼飲料水、酒類の宣伝に血道をあげて、スポンサーに媚びるテレビ局は、社会に付加価値を与えていない。日本人の癌の増加の一因である。

 テレビで、痴呆番組、殺人事件のドラマの制作に血道をあげるディレクターは社会に害の付加価値を与えている。人は一番多く見たことに影響される。だから凄惨な殺人事件が起きる。

 日本の財政赤字に嘘報道、増税の必要性の嘘報道をするマスコミに価値はあるのか。こんな状況だから、景気が回復しない。

 

己の仕事の価値

 自分のやっている仕事は、社会に対して、どういう付加価値があるのか、考えたい。仕事をするとは、皆さんのためになることをすること。真冬の高地からスキーで滑り降りても、クソの役にも立たない。報道すべきことを、あえて報道しないとは、報道という仕事をしていない事。仕事とは、「事」に「仕える」と書く。その「事」は世のために役立つのか? 自省してみたい。

 

2019-05-26  久志能幾研究所通信 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。