2018年9月14日 (金)

現代版「生類憐れみの令」が人を殺す

 個人情報保護法は、現代版「生類憐れみの令」である。「個人情報を守ることが一番大事で、全て公開しては駄目と個人情報保護法は決めている」と、大勢の人は思い違いをしている。政府はその間違いを正すことを意図的に放棄している。その考えが、戦前の言論封鎖の状況に重なる。そのせいで、地域の互助会機能が崩壊しそうである。私の家族も政府の情報封鎖が原因で先の戦争で殺された。ご先祖探しでも、個人情報保護法を盾に取られて、自分の家系も調べられない。個人情報保護が、地域の互助活動より大事なのだ。異常である。

 

町内の大騒動

 私は町内敬老会担当の役員として、9月初旬に敬老会準備で、情報の共有化、町内互助会の運営援助、高齢者へのご奉仕活動円滑化の為、敬老会の名簿を班長さんだけに公開した。

 その後、ある老人が、この件で個人情報保護法違反だと、怒鳴り込んできて大喧嘩となった。某班長がその名簿を某氏に見せたのを目撃したとの事。

 これを言い換えれば「敬老会用のお金を強制集金して、その金で町内の誰にお祝いをしたかは極秘で、それを公開すれば個人情報保護法違反でお上に訴えるぞ。」である。

以上がクレーマの言い分である。

 私の町内は世帯数が多く、半数の世帯に77歳以上の高齢者がおられる。来年度は1割の増加である。この状況でも、誰が高齢者かを近所の人に言うのはご法度なのだ。なにかおかしい。

 

日本政府の見解

 内閣府は「個人情報保護法に関するよくある疑問と回答」http://www5.cao.go.jp/seikatsu/kojin/gimon-kaitou.html#2_1で、下記を公開している。

「個人情報保護法ができたことにより、学校や地域社会において名簿を作成・配布することはできなくなったのですか」との質問に対して、「個人情報保護法上、本人から適切に同意を得ることなどにより、従来どおり、名簿の作成・配布を行うことができます」と回答している。“本人から適切に同意を得ることなどにより”とあるが、これが極めて困難であるから、やむを得ず名簿発行を止めているのが世間の実情である。こんなことも知らずに傍若無人に言いがかりを付ける痴人がいて、自治会の現場は混乱して、担当者が泣いている。内閣府も何の補足説明もせず放置している。無責任で、呆れる他はない。

 皆の幸せになる地域活動、サークル活動で、事前に皆さんの了解をとれば、名簿作成・配布は自由なのだ。それを政府は公開したがらない。国民の孤立化をもくろんだ情報操作としか思えない。

 

悪法の弊害で家族が殺された

 個人情報保護法を痴呆的に守ったら、地方自治の町内の互助会機能が崩壊する。個人情報保護法は天下の悪法なのだ。悪法を痴呆的に守り、自分の頭で考えず、国の悪策に盲目的に従うから、日本は国民が知らない間に戦争の道に導かれ、尊い300万人の命が奪われた。戦争の費用は、国家予算約7600億円で、日中戦争開戦当時の一般会計に対する比率では280倍という天文学的金額が、国民に情報を公開せず、騙して使われた。

(加谷 珪一氏の試算で https://gendai.ismedia.jp/articles/-/52599?page=3)

悪法を自分の頭で考えず、声を上げないから、国の方向を誤らせた。正

論を言えば、お国の政策に協力的な痴呆者が、仲間を国に売って、特高警察が、正論者を逮捕して言論を封鎖した。それが戦前の状況である。今の個人情報保護法の扱いと同じである。

 そのせいで私の父の弟の2人が、シベリア抑留とインパール作戦で、シベリアとビルマで土になった。

 私が家系図を作ろうと、2014年に、ご先祖の戸籍を京都府庁で調べようとしたら、個人情報保護法のため、調査を拒否された。なぜ自分の過去が調べられないのだ。

 

悪法に市民の声を上げよ

 市民にとって悪法なら、悪いと声を上げ、抵抗しないと、町内の互助機能が崩壊する。本来は市民を守る法律なのに、市民を不幸にする法律となっている。国も生きた生命体だ。だから、間違いもするのだ。

 この法律での罰則の対象は、営利目的の企業が対象で、非営利団代の自治会への適用は未記載である。それを痴呆者が勝手に拡大解釈して、自分で自分の首を絞めて、大勢の人を不幸にしている。戦前の状況と何が違うのか。

 個人情報保護法は、営利組織が個人情報を悪用するのを防ぐのが目的で制定された。それが自分の頭で考えない人が、過剰反応して、愚かな狂騒曲を演じている。それでは自治会互助機能は崩壊する。

 

敬老会運営で名簿非公開は、原爆開発PJと同じ手口

 個人情報保護法を悪用すれば、敬老会の名簿はマル秘扱いである。各班長は、各班で担当の高齢者しか教えてもらえない。全体像が分からない。

 米国の原爆開発も、首脳部が科学者に関係する情報しか与えず、全体像を知らせず、担当の科学者は何を開発しているか知らず、悪魔の兵器を開発した。

 個人情報とは、氏名、生年月日、住所、電話番号で、その人が特定できる情報を、営利企業に営利目的に使われるのを保護する法律である。

 それ拡大解釈して、自分で自分の首を絞めていて、愚かである。太平洋戦争も、愚かな大人が、悪法を後生大事に守り、朝日新聞と毎日新聞が戦争を煽り、それを信じた愚かな大人が日本を破滅の道に追いやった。

 その愚かな大人の子孫が、今度は敬老会で、敬老会のために汗を流している仲間に怒鳴り込んできて、悪法の個人情報保護法を正しいと盲信して、仲間を責め立て暴言を吐く。そして互助組織を崩壊に導くのだ。

 

現代版「生類憐れみの令」

 大垣市は情報保護を盾に、税金の無駄遣いをマル秘にしている。痴呆の老人は、誰もお上の横暴を指摘しない。これでは、日本は良くならない。江戸幕府の「生類憐れみの令」と同じ悪法が「個人情報保護法」と私は思う。大垣市は個人情報保護と、大垣市行政費用情報公開の何方が大切か、分からない痴呆自治体である。

 個人が個人情報保護法で、ああ勘違いの大喧嘩をしているのに、大垣市は、それを隠れ蓑に、行政の無駄遣いを隠している。それは大垣市の組織情報である。それこそ公開すべき情報である。

 

下記規定の罰則は営利企業対象。非営利の自治体は記載なし

個人情報保護法の罰則規定

個人情報取扱事業者は法の定める義務に違反し、この件に関する個人情報保護委員会の改善命令にも違反した場合、「6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金」の刑事罰が課せられる。加えて、漏えいした個人情報の本人から、漏えいによる被害や、実被害が無くても、漏えいしたという事実による損害賠償民事訴訟のリスクが発生する。これらによって、大規模漏えい事件事故の場合は巨額(総額)の賠償金支払いに直面する可能性もある。

 

2018-09-14  久志能幾研究所 小田泰仙  

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2018年9月13日 (木)

今の話し相手が運命の人

 今日は冷やかしで、ベンツ店と個人営業の小さな車販売店(全メーカ取扱い)に、行ってきた。ところが、営業マンと打ち合わせ中に、その営業マンに割り込みの携帯電話がかかり、それの対応の姿で、お店とその人物のレベルが分かり、人生の学びとなった。

 

ベンツ店で

 ベンツ店では、若い営業マンが接客したが、その場に携帯の電話が鳴り、「ちょっと失礼」と向こうに行って話し込み、さらに奥の部屋に行ってしまった。戻ってきたのは、8分後である。私は、内心怒り心頭であったが、表には出さず対応した。それで営業マンとお店のレベルが判明した。

 人生では、目の前にいる相手が、最優先なのだ。今が一番大事なのだ。その対応の様子で、私は人を判断する。今対面している人が、この世で、今の時間で、一番あなたの運命に沿った最適の人なのだ。仏様はそれでその人の今後の運命を振り分ける。私は閻魔大王様の代行として、その人に「不適」の人物評価の判決を下した。

 

小さな車販売店の対応

 その後、訪問した自動車販売店のお店でも同じことが起きた。若造ならともかく、人生経験豊富な70歳代のオーナー社長がその低落なので、この人との今後の付き合い方を見直すことにした。

 

私の電話対応マナー

 私は誰かと面談中にかかって来た電話には、面談中の相手には断って出るが、電話の相手には、「今接客中なので、後で電話をします」と電話を切るのを基本としている。電話に出ないのも、相手に失礼である。それも相手の時間を奪うこと。

 しかし割り込みの電話を続けると、面談中の相手の時間を奪うことになる。時間とは、その人が一生で使える命の期間である。割り込み電話に出て、長話をすれば、相手の命の一部を盗んだのだ。また「かかってきた電話の人の方が、(貧乏な)貴方より大事な人だ」と相手に宣告すること。そんな失礼なことはない。やはり、ベンツ店はお高くとまっているようだ。そういう接客の教育をその店ではしている。客にその侮辱をしたと思わない人と付き合っては、人生は終わりである。だから、さようなら、である。

 

ベンツ車を理解

 今回、ベンツ店に行って分かったことは、ベンツのクラスとお値段である。今まで全て同じに見えて区別がつかなかったが、Cクラスがトヨタマークχクラス、Eクラスが、トヨタクラウンクラス、Sクラスが、レクサスLSクラスであると理解できた。CとEクラスは、各々日本車より100~200万円高いだけで、べらぼうに高いわけではない。ところがSクラスは、日本車に比べて約800万円も高い。その値段差の付加価値に興味を抱いた。

 日頃、日本の道路上で見るベンツ車はCクラスが多く、そんなに驚くことはない。ドイツに行けば、トヨタマークχが走っていると同じである。そのほとんどが中古車である。これでベンツを見てもあまり驚かなくなった。冷かした甲斐いがあった。しかし冷かしでなく、正規に購入検討をする身分に早くなりたいもの。

 

2018-09-13  久志能幾研究所 小田泰仙  

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2018年9月12日 (水)

一国は一人によって興り、一人によって亡ぶ

 一国に限らない。市も会社も組合も自治会も家庭も同じである。その興亡の要となるものは、指導者の徳である。

 

古代史

 シーザーによって1000年も続いたローマ帝国が成った。これは史上最長の帝国である。その後に、スペイン、オランダ、英国が帝国を築くが、その繁栄は100年しか続かない。

 

第二次世界大戦史

 ルーズベルト大統領は、戦争をやりたくて仕方がなかった。その画策で、日本は戦争に追い込まれた。世界中が戦争に巻き込まれた。当時のABCD経済封鎖とハルノートの最期通牒は、戦争宣告と同じである。日本は、立ち上がらないと、日本中に失業者が溢れる状態になり、人が餓死して国が倒産する状況に追い込まれていた。「おしん」も東北大飢饉の影響で、僅か米俵1俵で奉公に売られた。そんな貧しい時代の日本があった。それが遠因で226事件が起きた。その貧しい資源の無い日本に対して、経済封鎖は死刑宣告同然である。そうやって日本が先に手を出すように仕向けたルーズベルトである。

 指導力あるリーダがいなかったので、日本は中国から撤退できず、米国の策謀に嵌まって、太平洋戦争に突入した。指導部は終戦の決断もできず、天皇陛下のご聖断でやっと終戦となった。

 ヒットラーの狂気で、ドイツが破滅した。

 スターリンの狂気で、5000万人が殺されたソ連の暗黒時代がある。スターリンの支配で、父と叔父がシベリヤ抑留の憂き目にあった。その叔父はシベリヤの土になった。

 牟田口廉也中将の功名心に取りつかれた狂気で、叔父がインパール作戦でビルマの土になった。

 

現代史

 岸首相の決断で日米安保条約ができて、日本は安定した経済成長ができた。それがなければ、赤い国に侵略されたかも知れない。

 毛沢東の誤指導で2000万人が餓死した大躍進時代がある。

 習近平の指先一つの指示で、赤い中国が、反日活動で燃えたり、友好関係になったりとカメレオンの様である。

 鉄の女サッチャーの経済指導で蘇った英国がある。

 メルケルの誤った移民政策で混乱を極めるドイツと欧州がある

 村上富市首相の危機管理意識無き判断で阪神大震災の救援対応が遅れ、助かるべき多くの命が失われた社会党の時代がある。

 鳩山・菅の首相で混乱を極めた民主党時代の哀しい日本の時代がある。

 北朝鮮の将軍様の指導で、北朝鮮は貧困のままに置かれている。

 トランプ大統領の指導で、アメリカファーストの体制が築かれつつある。

 

一人の指導者の判断

 全て一人の指導者が国を興し、一人の指導者の判断ミスで国を混乱に導き、国を滅亡させた歴史の事実である。遠い歴史の昔話ではなく、今我々が直面している現代歴史の現実である。

 

大垣行政の例

経済の無策

 小川敏大垣市長が17年間も君臨したので、大垣駅前商店街は餓死寸前になっている。大垣駅前商店街の61%がシャターを下した。文化関係に金をケチるので、大垣の芸術は衰退寸前である。

 他市がリ二ア景気に沸いているのに、大垣市駅前の地価は下落の一途である。大垣が名古屋のベットタウンに陥られて発展の足をすくわれている。大垣駅前商店街は衰退の一途である。

 

役人だけ甘い汁

 大垣市民の年収は、全国平均の100万円も少ない状態に置かれたままになった。それでいて、大垣市会議員の年収は全国の上位に位置する。

 小川敏市長の愚策で、大垣市制100周年記念行事に、3億4千万円も散財をしているが、何一つ大垣の未来には貢献しない。潤うのは、役人と結託した業者だけ。ますます大垣は衰退していく。

 

生徒は悲惨

 大垣市長の驕りで、豪華な新市庁舎は建つが、大垣市長の無策で大垣市内の小学校のエアコン普及率は県下最低である。人から言われて慌てて整備をする低落である。小川市長は、マスコミや政府、自民クラブから言われて、しぶしぶエアコン導入を来年度中と決めた。それも来年の6月迄ではないのだ。人から言われないとやらない情けない市長である。岐阜県の他市は殆ど100%の設置率である。今日でも遅いのに、来年度に設置など、遅すぎる。

 一人の指導者が正しい判断をすれば、こんな悲惨な大垣市にはならない。小川敏氏には徳がないからだ。

 

2018-09-12  久志能幾研究所 小田泰仙  

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2018年9月11日 (火)

極楽浄土の方向への旅

極楽の苦 

 9月6日から3日間、西方浄土の方向にある広島市と長崎県大村市に行ってきた。そこで、体験したことは、極楽浄土の近くに行くと、そこは認知症者ばかりの気に溢れ、遠い霊界からも便りがあり、話が通じなく地獄の苦しみを味わうこと。

 極楽浄土には、昔お世話をした人が大勢いたが、私を見て、「あんたは誰だ?」と言われて、悲しくなった。これは地獄だ。極楽浄土にいる人は、お上が決めた悪法でも、それが絶対だと痴呆のように守り、私がそれを指摘すると「なんでや?」と言われて、こちらが地獄も見る。苦である。

 

苦とは

 仏教でいう「苦」とは、通常の苦しみの意味ではなく、四苦八苦の己がいくら努力をしても思い通りにならない人生の掟を意味する。四苦とは「生老病死」で、極楽でも思い通りにならないことが「苦」である。いくら頑張っても老いも病も死はやってくる。その中で、どう生きるかが仏教の教えである。仏教では輪廻転生を説かれている。だから、極楽にも地獄にも「生老病死」はあるようだ。

 

極楽性症候群

 見ていると、極楽にいる人は、一日中やることがなく、考える必要もなく、やる必要がなく、期待もされず、ボケーと安楽にふわふあと暮らしているだけだ。それは現世で「起きたけど 寝るまで 特に用もなし」の極楽状態である。極楽とは、本人には極楽であるが、周りの人は地獄なのだ。それなら、現世も同じである。地獄はあの世ではなく、この世が地獄なのだ。それが悟れれば、怖いものはない。

 

極楽で地獄の苦しみ

 仕事師の私は、極楽は、気が狂いそうなほど暇で、地獄の苦しみを味わった。相手が認知症では話が通じず、地獄の苦しみである。極楽での喧嘩は、空気とやり合うことなのだ。言いたいことを言っても空気に吸い込まれ、通じない。ぬり壁と戦っているようで、地獄である。仕事をさせてくれ、である

 

地獄の楽

 それに比べて、地獄には人間味あふれた仲間が一杯いる。話し相手も多い。話せばわかる人も多い。閻魔様の掟では、一度でも嘘を言えば地獄行きである。嘘も方便は通用しない。だから全員が地獄行きである。極楽に行く人の多くは、認知症で罪の意識のない人である。

 平和に暮らして、罪を罪と思わずに極楽トンボで人生を過ごした人より、世のためにあえて罪を犯した波乱万丈の人と話した方が面白い。波乱万丈だから、智慧を使って生きてきた。嘘も方便で罪を犯してきた。危機管理で、強弁もした。この世の地獄の業火と真剣に向き合うと、大げんかもするし、戦いもある。それでこそ、火もまた涼し、の境地となる。それこそ現世で、仕事冥利で極楽ある。現世でも、一日中、やることがなければ地獄である。会社で厄介者を辞めさせる手段は、仕事を与えないこと。いろいろと何かがある今が一番幸せなのだ。

 

布袋様の教え

 以上の結論を夢の中で布袋様に教えられて、大村市のホテルで目が覚めた。布袋様は、弥勒菩薩の化身である。布袋和尚は現実性豊かな自然奔放な禅師である。布袋様が背負う袋を、堪忍袋という。その堪忍袋の口を堅く握りしめているのが布袋様である。堪忍袋には稀有なお宝が満杯である。痴呆に満ちた境界では、堪忍袋の口を固く握りしめよ、が教えである。痴呆な人に堪忍袋に入ったお宝を放出しても意味がない。猫に小判である。痴呆の人に怒っても、己が馬鹿を見る。現実を見て、相手を見て堪忍袋から出すお宝を決めよ、である。

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 馬場恵峰書  2018年9月7日入手

 

言えない苦しみ=地獄

 大垣市のド田舎は、長老達が何事もなあなあと穏便にすませて、考えたり、問題点を指摘してはいけない極楽世界なのだ。長年やってきたことを変えてはいけないのだ。大垣市各組織の古い幹部達には極楽である。外から来た常識ある市民には地獄である。

 

生きている証

 いろいろとあるから、生きているのだ。死んでしまえば、何もなく、地獄の苦しみを味わうのだ。人生の旅が、サハラ砂漠を行くように平坦ばかりでは、行けども行けども、同じ景色で辛い旅路となる。山あり谷ありと、いろいろとあるから良いのだ。今の難解な雑事をいかに世のためにこなすのが、頭の活性化にもなり、認知症防止にもなり、生きているという実感が湧いてくる。

 以上が今回、西方浄土の方角にある広島と長崎に行ってきた学びである。犬も歩けば棒に当たる。ご縁を得るには出かけねばならぬ。今回は、布袋様に出会ったのが最大の収穫。

2018-09-11  久志能幾研究所 小田泰仙  

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2018年9月10日 (月)

小川敏市長、正気ですか?

「大垣未来フェスティバル」が大垣の未来を創るって!??! どう考えても、小川敏大垣市長は正気の沙汰ではない。町内の回覧で回ってきたチラシに掲載されたようなレベルの行事で、大垣の未来が創造されたら、世の中が狂っているとしか言えない。世も末である。それで大垣の未来が創造されるなら、とっくに大垣も日本の景気も回復しているはずだ。未来を創るのは血のにじむ努力がいるのだ。

 安易なイベントでお茶を濁すから、大垣市の税金が高いのだ。国民健康保険の税率が高い。何が「そうだ、大垣市に住もう」「うそだ、大垣にすまない」なのだ。国民健康保険料だけでも、刈谷市より年間で12万円も高いのだ。小学校のエアコン投資に金を向けないので、県下最低レベルの2.1%の普及率なのだ。大垣で土地を買っても、価値が下がるのだ。

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ドサまわり芸人ショー

 何故、単なる芸人のショーが、大垣の未来を創造することになるのか。その芸人の芸がどういう付加価値を大垣の未来に生むのか。その根拠と付加価値額を提示してほしい。

 その行事は、単に市制100周年記念行事予算3億4千万円の消化と、担当者が予算を使い切ったという自惚れと、手配業者を潤すだけではないのか。その陰で、だれか甘い汁を吸っているのではないかと思わざるを得ない。市民の誰が喜ぶのか、示して欲しい。なぜ使用用途と使用金額、会計報告がマル秘なのだ。

 そんなことに子供たちの時間と金を使うなら、勉強をさせる時間や環境を作ってほしい。なぜエアコン普及率が県下最低の2.1%なのだ。市制100周年記念行事の3億円予算を振り向ければ、数校のエアコン費用は捻出できる。それなら大垣市制100周年記念行事はなくても市民も納得する。

 

大垣衰退の証し

 大垣市は衰退の一途なのだ。大嘘のお祭りに浮かれている場合ではないのだ。大垣市の地価は下がる一方なのだ。大垣駅前商店街は人通りが少なく、61%のお店がシャッターを下ろしている。月一の元気ハツラツ市では、市外の元気ハツラツ市の出店の業者だけが、儲かり、その稼ぎを市外に持っていってしまう。大垣市の商店街は全く儲からない。それが衰退に拍車をかけている。先の2018年9月2日の元気ハツラツ市で、某高級商品の商店の店主が「当日は、今年最低の売り上げであった。全ての元凶は元気ハツラツ市」と怒りを述べていた。それが大垣市の衰退を象徴している。その原因は、こんな愚かな市制100周年記念行事に金をばらまき、効果のない元気ハツラツ市を8年も続ける小川敏市長にある。お金が動けば、陰でうまい汁を吸う輩が跋扈するのは、世の常識である。なにせ「会計報告は非公開」と自分で条例を定めたのだ。それを市議会で公言する厚顔無恥ぶりである。

 

 なんで単なるラジオ番組の公開録音が、大垣の未来を創造することになるのか。その展開ストーリを説明してほしい。公開録音が、大垣市にどういう貢献をするのか。数値で示してほしい。

 

 何故、金のかかるパレードが大垣の未来を創造することになるのか。単なる線香花火がごとき一過性の行列である。それで大垣に未来に何が残るのか。その分、大垣市の財政がひっ迫して、大垣の未来がつぶれる。使用用途と会計を明確にして欲しい。それで、どれだけ大垣市民は儲かるのか。どれだけ税負担が増えるのか、減るのか。

 

戦争煽動者のディズニー

 何故、東京ディズニーリゾートのパレードが、大垣の未来に貢献することになるのか。ディズニーは、第二次大戦前に日本を仮想敵国として日本大空襲の推進プロモーションビデオを米国政府のために作った戦争煽動者である。そのために日本は焦土となり日本人は百万人が焼死した。大垣市は昭和20年7月29日に焼け野原になった。小川敏市長はその歴史も知らないのか。なぜ米国の営利企業のTDLの営業宣伝活動に大垣市の税金を使うのか。それが大垣市民にどういうふうに貢献をするのか。それで大垣市民が喜ぶのか。数値で説明してほしい。

 戦争の歴史を知らない世代が喜んでいるだけで、知らされていないという偽情報を与えられている。真実を教えないのも、フェイクニュースである。

 

2039a2590  大垣大空襲でナパーム弾を浴びた跡が今も残る(大悲院禅寺)

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4p1080141  広島に落した原子爆弾の模擬弾を練習で大垣に堕とした。(水門川沿い)

 何故、朝鮮通信使行列が、大垣の未来を創造することになるのか。

 

 何故、ドラえもんショーが大垣の未来を創造することになるのか。大垣市民を馬鹿にするな。ドラえもんが大垣の100年にどういう貢献をしたか、釘の一本でも打ってくれたのか。これからどんな貢献をしてくれるかを説明してほしい。

 

 何故、恐竜ロボットが大垣の未来を創造することになるのか。その根拠を出してほしい。

 

 何故、「大垣祭山車特別曳そろえ」が100周年記念なのか。毎年5月に、370年間も定期的に続いている伝統行事を、この100周年記念行事に出す必然性がないではないか。370年続いている行事の伝統を何故、年2回の行事にして伝統を破壊するのか。10万石まつりと大垣祭りの山車の曳きまわしを10月7日と10月14日の連続でやる価値はどこにあるのか。その分、大垣市民の負担が増えるのだ。小川市長に節約の観念は消えたのか。山を曳けば、子供たちも駆り出されてその練習時間で時間がとられて、子供たちの勉強の時間が無くなるではないか。なにが「子育て日本一の大垣市」なのか。

 

 なんで「ワンワンとあそぼうショー」が大垣の未来を創るか。そんな時間があれば、大垣の子供の未来のことを考えてくれ。人を馬鹿にするな。

 

2018-09-09  久志能幾研究所 小田泰仙  

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2018年9月 9日 (日)

お礼 閲覧累計数 40,000回を突破

 お陰様で、2018年9月9日、深夜1時15分に40,000回目の閲覧がありました。皆様の閲覧にお礼申し上げます。2017年5月26日より、ブログを立ち上げて、471日目の出来事です。記事総数は770件です。一日の平均閲覧数は85回で、一日閲覧数の最高値は、272回でした。記事のリストを添付します。

  添付ファイル 記事リスト 1-.pdfをダウンロード   

 

松本明慶仏像彫刻展

 40,000回目の閲覧記事は「白檀の佛像とのご縁」(カテゴリー:仏像彫刻・大仏師松本明慶)で因縁のブログでした。この9月6日と9月7日に、広島市福屋で開催中の「大仏師 松本明慶仏像彫刻展」に行ってきて、帰ってきた後のことでした。

 この展示会では、「魂」を含めて540体の仏像が展示されており、会場は大混雑で、ゆっくり見るのが大変でした。今までの会場では300体くらいの展示ですが、今回の540体の展示では、見るのが一苦労でした。

 

広島新四国八十八ヶ所霊場のお砂踏み

 この展示会では、その下階で「広島新四国八十八ヶ所霊場」のお砂踏み霊場巡りも開催されておりました。そこでは88か所のお寺の砂が88の幅50cmほどのコーナに並べられており、そこを回れば、88か所の霊場を回ったと同じご利益があるとか。そこも大混雑で、行列の後ろからお参りさせていただくだけにしました。何せ、一人、一分くらい、その場所に拝んで留まるので、列が進まない。それでも、ここにお参りしたのが効いたのかも。

 昼から広島新四国八十八か所霊場・69番目札所普門寺副住職様の法話もあり、そのお話しを聴いて感銘しました。それは後日報告します。

 

写真撮影とサラ・ディビス

 その後、九州大村市に行き、馬場恵峰先生宅で、書の写真撮影でした。私がチョッと目を離すと(?)、恵峰先生は大量の書を書き溜めており、写真撮影が大変でした。

 翌朝の9月7日、朝6時出発で広島会場を再訪して、その足で、京都に行き、サラ・ディビスの連続5回公演の第一回目に出かけました。ホールのピアノの真ん前の最前列席で聴いて満足でした。チカれた、ではありましたが、40,000回突破で癒されました。

 

2018-09-09  久志能幾研究所 小田泰仙  

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2018年9月 8日 (土)

殿様飛蝗の教え 五次元思考

 バッタの脳の大きさはゴマ粒の大きさ。生き方も跳び方も、誰からも教えられていない。バッタは本能だけで生きている。それでいて、人の体から見れば、数百メートルは一気に跳ぶ。羽も使うが、基本的に跳躍力だけで跳ぶ。

 

 バッタに「殿様飛蝗」という漢字を充てた先人の目は素晴らしい。「飛ぶ」と「虫」偏に「皇帝」と書いて、「飛蝗」である。そのうち一番大きなバッタが「殿様飛蝗」である。

 バッタは自分の体の大きさの数百倍の先の着地点先を見て、跳ぶ能力、先を見る目の神秘さがある。モノを見る場合、じっと静止して見ているとよくわからないが、頭をゆすってみると三次元的に良く見える。バッタは二つの複眼以外にもう一つの目で、三次元的に、跳ぶ先を確認してから跳ぶ。だから正確に跳ぶ先に着地する。

 以上は松本明慶師より、9月6日に教えてもらった。広島市・福屋での「大仏師松本明慶仏像彫刻展」(9月6日~9月11日)が開催中です。

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   松本明慶大仏師作

 バッタは全長4センチ、全て一木削り出し。これは手間がかかりすぎて、明慶先生でも年に2つしか制作できないとか。この作品は、ここまで技術的に作れるという技の極みである。この技術が佛像制作に生かされる。いわば仏像彫刻のフォーミュラカー。

 

霊長類の能力

 霊長類で生物の頂点に立つ人間が、なぜ、地面を這って愚かな歩みを続けているのか。なぜ、三次元的だけでなく、歴史を踏まえて4次元的に先を見て、前進・跳ぶ決断ができないか。バッタでさえ3次元的に先を見るなら、人間は歴史を踏まえて、ものを見るべきだ。自分はそうやって決断をしているだろうか。

 

畏敬心の喪失

 現代人は頭でっかちになり過ぎていないのか。自然に対する畏敬を失い、持てる能力を使わず、周りの状況を見ず、4次元の時間軸の先祖の恩・歴史の流れを忘れ、利己主義に取り浮かれた鈍重な塊になって跳ぶに飛べない体になった。毎回同じ歴史の過ちを繰り返す。生物の理霊長類の人間だから、持てる本能を駆使して、見るべきものを見て未来に跳びたいもの。

 

五次元の判断

 霊長類の人であるなら、目に見えない第5次元目の「霊」の次元を考えたい。それには眉間の間の第三の目を開かねば見えぬ。目に見えないものを見てこそ、霊長類である。目に見えないものを大事にする人が成功する。成功者は目の付け所が違うのだ。目に見えない複雑な縁が錯綜して生かされている自分である。それに気が付くのが、幸せの近道である。

 

2018-09-08  久志能幾研究所 小田泰仙  

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2018年9月 7日 (金)

お釈迦様と人生の逆走者

 いつもは寡黙なお釈迦様が最後の大事な法話をされるというので、3000人の弟子が集まった。

信心深い弟子たちは、心待ちにお釈迦様が口を開くのを待った。傲慢な弟子は、「釈迦が最後に大事な法話をするというなら聞いてやろう。どんな話をするか見ものだ」と上から視線の態度でお釈迦様を見つめていた。

 しかしいくら待っても、お釈迦様は、じっと目をつぶり座禅を組んで瞑想を続けておられた。舎利子(お釈迦様の一番弟子)が、「お釈迦様、皆がそろいました。ご法話を」と。それでもお釈迦様は瞑想を続けた。

 そのうち、弟子が一人去り、二人去りと座を立って行った。舎利子が「お釈迦様、ご法話を」と2回目の督促をしても、じっと目をつぶり座禅を組んで瞑想を続けておられた。しびれを切らして、さらに多くの弟子が席を立っていった。

 ほとんどの弟子がいなくなった頃、お釈迦様はおもむろに目を開けて「さて、本当に私の法話を聴きたいという弟子だけが、残ったようだ。それでは法話をしようか」とお話を始められた。

 3千人いた弟子で、残っていたのは23人だけであった。口先でお釈迦様をいくら美辞麗句で褒めても、実際に残るのは3千人いても23人だけなのだ。後の衆生は、お釈迦様の説く道を逆走する裏切り者なのだ。

 

法華経の教え

 以上のお話は法華経に書いてあるお話である。いくら口で美辞麗句を並べても、実際にお釈迦様の教えを行動に移す人は千人に3人である。千三つとはよく言った言葉である。

 昨年の2017年、私は、馬場恵峰先生の90歳の卒寿記念として『馬場恵峰卒寿記念写経展 報恩道書写行集』を書籍として発刊した。馬場恵峰先生がこの30年ほど揮毫してきた写経の軸、書、屏風を長崎波佐見町の「馬場恵峰卒寿記念写経展」で展示され、それを私が写真に撮り編集をして、写真集として出版した書籍である。

 

出版顛末記

ところが全く売れない。買ったのはお弟子さん達だけで、関係のお寺さんも見向きもしない。先生が講師として、1億数千万円以上の売り上げに貢献した大阪のN教育研究所のT社長が買わない。直接、案内を送っても、社長もその幹部も買わない。その社長は、口では道徳だ、人徳だと宣伝して商売をしている。先生にお世話になっている九州のT塾のO社長が買わない。その関係者が買わない。その社長たちや幹部は、「先生には大変お世話になっています」と口では言うが、肝心な時はそっぽを向く。大会社の社長の身で、わずか7000円の出費なのに。なぜ恵峰先生の卒寿のお祝いの心が表せないのか。社長業は家庭の主婦ではないのだ。私はT社長とは縁を切った。

 

2000年の人間の歴史

それが「人生の真理だ、2000年前の法華経にそう書いてある」と、恵峰先生から慰められた。「それでその社長や関係者の人間性の本音が露見して良かったね。今後の付き合い方を変えればよいのだ」と恵峰先生から慰められ、先生と今回の事象を慰め合った。本が全く売れないのは、恵峰先生にも想定外であったようだ。恵峰先生が、心血注いで揮毫してきた写経集である。年老いてからの、世間から突き付けられた厳しい現実である。ゲーテが言うように、「努力は人を裏切る」のだ。今年の初めの話である。

 

人生の真理

私は、今回の顛末で法華経から人生の真理を学んだ。2000年の風雪に耐えた経典は素晴らしい。司馬遷の『史記』に出てくる人間模様と同じく、人間の本質は2000年前と何ら変わっていない。むしろ拝金主義の横行で、人間性が劣化しているようだ。

 

2018-09-07  久志能幾研究所 小田泰仙  

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2018年9月 6日 (木)

73万円の人生をゲット

 私は制服として、白のカッターシャツを着ることにしている。だから今日は何を着ようかと迷うことがない。いくら定年退職したらと、だらけた服装だと、生活リズムも狂う。着る服で迷うとは、時間の無駄である。

 

クリーニング代節約

 それも白のカッターシャツである点で、73万円の節約となっている。白のカッターシャツのクリーニング代は150円、カラーのカッターシャツだと200円になる。服を着る以上はパリッとした格好で人に会いたい。だから私は 毎日、クリーニングに出す。その1日の差は50円。それが365日、40年間(?)続くと仮定すると、73万円の集積となる。73万円は己の人生なのだ。その分を、自分の人生に投資すべきだ。一事が万事で、そうやって節約したお金で、人生を買っている。浮いたお金を本代に向けるのも投資である。

 

迷う時間を排除

 着るものを白のカッターシャツと決めておけば、着るものの選択に迷う時間もなく、人生の節約ができる。選択に迷う時間も、1100円の時間コストがかかっている。時間は命なのだ。

 

会社生活時代

 私の勤めた会社が製造業で、技術・研究関係過ごしたので、服装はナッパ服、現場作業衣、鉄の入った安全靴で過ごした。スーツもいらず、日頃の普段着はカッターシャツにブレザー、夏は白のカッターシャツで過ごしていたので、服の選択で悩む時間は少なかった。お陰でお金と時間の節約ができたと思う。

 

人生の大事を急げ

 服を選ぶ時間で余計な時間を使うのは無駄である。大事なのは外形より、己の内面の身繕いなのだ。ボロを着ていても、心は錦なのだ。自分は人生に何の時間を投入したいのか、自問したい。自分の人生の大事は何か。それ以外は、そこそこで済ませればよい。

 

Photo   馬場恵峰書

2018-09-06  久志能幾研究所 小田泰仙  

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2018年9月 5日 (水)

優しい人がガンになる

 憎まれっ子世に憚る。優しい人がガンになる。優しい人は、言いたいことも言えず、仕事を抱え、問題を抱え、悩みを抱え、ストレスを多く抱えるからガンになる。ガンまでも行かなくても、胃潰瘍、神経失調症、不眠、うつ病になる。ストレスがあるから、食べてはいけないモノを余計に食べて、肥満になり病気の原因を作る。

 私はガンになる要因の半分は、精神的なものだと思う。最近、身近な人がガンになられて、私は落ち込んでいる。

 

正道を行く

 正しいことを嫌われていいから言おう。言わなくてストレスをため込むよりいい。そうしないと、鬱病になってしまう。そうすると自分の人生時間を病気に奪われる。家族を悲しませる。正しいことを言わないと、その組織は死ぬ(倒産、失業)。正道を行って、冷遇されたら、それは組織の方が間違っていると思おう。違法なら、いつかは露見する。正論を言わないと、業務上過失致死罪に問われる恐れさえある現代である。

 タカタのエアバック事件、三菱自動車の事件、JR西日本の違法教育が起因の脱線事故を起こすより、正しいことを言って、左遷された方が、死亡事故を起こすよりも、また自殺に追い込まれるよりはいい。正しい辞職や左遷は、自分の運命を好転させる。それは仏様のご配慮と思おう。

 上司の違法な指示に従うのは、会社での成功(出世)が、人生の勝利の価値であると洗脳教育をされているのだ。電通で、東大出の女性が過労で自殺に追い込まれた事件があった。彼女は会社の出世至上主義教に洗脳されたのだ。死ぬくらいなら何故、やめなかったのか。命と出世とどちらが大事なのか。障子を開けてみよ、世間は広いぞ、別の道がいっぱいあるではないか。

 

自分の価値観

 会社内や世間での成功が、一番の価値観と思うから、定年後に不幸になる。自分の価値観を会社の価値観に迎合させた罰である。人がどう思おうと、自分が幸せと感じればよいのだ。自分が幸せになる努力を必死にやろう。そうやって水木しげるさんは幸せを手に入れた。

 最近、水木しげるさんの版画を入手してから、水木しげるさんの生き方に興味を抱き、著作を7冊ほど入手して読み込んでいる。そこで共感したことにヒントを得てエッセイを書いている。

 

気とは

 「元気」、「やる気」、「病気を治す気」になる「気」になろう。正しく生きる「気」になろう。「気」は旧字では「氣」と書く。「米」は米粒のような小さいものの意味。音符の「気」は湧き上がる蒸気の意味。霊気、水蒸気の意味。その気にならないと、何事も成就しない。日本の景気が良くならないのは、政府に景気を良くする本「気」がないから。デフレだ、少子高齢化のせいと、諦め「気」味になっているからだ。

 

水木しげるサンの幸福の7か条

 1.成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。

 2.しないではいられないことをし続けなさい。

 3.他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし。

 4.好きの力を信じる。

 5.才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。

 6.なまけ者になりなさい。

 7.目に見えない世界を信じる。

 

好きなことに全力投球

 ノーベル生理学賞を受賞された大村智先生も、稼ごうとして特許料200億円を得たわけではない。研究が好きだったのだ。水木しげるさんも稼ごうとして妖怪漫画を描いてきたのではない。絵を描くことが好きで、片腕しかない身で、それしか生きていく術がなかったからだ。家族思いの水木さんは、生活の糧を得るのに必死だったのだ。必死ではあったが、水木サンルールを作って、それを信条に生きてきた。だから93歳の天寿を全うした。

 

睡眠の水木ルール

 水木さんは、「ゲゲゲの女房」の布枝さんに「手塚さんも、石ノ森さんも、みんなすごい漫画家だったけれど、あの人たちは眠らずに仕事をした。オレもあまり眠らなかったけど、あの人たちはそれ以上だった。だから早く死んでしまった。人間は眠らなきゃダメなんだ」(p217)と回顧している。ご先祖から頂いた命だ。大事に使わなくては罰が当たる。

 

なまけもの

 「ナマケモノになりなさい」は、水木さんの超一流の逆説的な言い回しである。水木さんほど、死に物狂いに漫画を描き続けた人はいない。自分の好きな道だから、人から言われなくとも必死になれる。それ以外の世間の雑事はなまけなさい、である。

 新婚当時、水木さんが一心不乱に漫画を描いていた。その後ろ姿からオーラがでていて、新妻の布枝さんは、水木さんの仕事姿を、ぼーっと眺めて感動したという。

 その二人が年老いて、富士山の小屋に行ったとき、布枝さんは、「私じゃない人と結婚していたら、どうなっていたのかなぁ」と水木さんに聞いた。水木さんはポツリと言った。「よかったんじゃないか、お前で、いつもぼんやりばかりしていて」、「ぼんやり? 私、ぼんやりしている?」、「とんでもなく、ぼんやりだ」、「そうかなぁ」、「ああ、横を見ると、いつもお前がぼんやりと立ってたな」。

 黙って見守るのは慈愛の仏様なのだ。ごちそうさまでした。水木さんは、慈愛に満ちた仏様に見守られて、93歳の天寿を現役のまま全うした。

(内容の一部は、武良布枝著『ゲゲゲの女房』実業之日本社刊 を引用)

 

2018-09-05  久志能幾研究所 小田泰仙  

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