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2018年9月 8日 (土)

殿様飛蝗の教え 五次元思考

 バッタの脳の大きさはゴマ粒の大きさ。生き方も跳び方も、誰からも教えられていない。バッタは本能だけで生きている。それでいて、人の体から見れば、数百メートルは一気に跳ぶ。羽も使うが、基本的に跳躍力だけで跳ぶ。

 

 バッタに「殿様飛蝗」という漢字を充てた先人の目は素晴らしい。「飛ぶ」と「虫」偏に「皇帝」と書いて、「飛蝗」である。そのうち一番大きなバッタが「殿様飛蝗」である。

 バッタは自分の体の大きさの数百倍の先の着地点先を見て、跳ぶ能力、先を見る目の神秘さがある。モノを見る場合、じっと静止して見ているとよくわからないが、頭をゆすってみると三次元的に良く見える。バッタは二つの複眼以外にもう一つの目で、三次元的に、跳ぶ先を確認してから跳ぶ。だから正確に跳ぶ先に着地する。

 以上は松本明慶師より、9月6日に教えてもらった。広島市・福屋での「大仏師松本明慶仏像彫刻展」(9月6日~9月11日)が開催中です。

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   松本明慶大仏師作

 バッタは全長4センチ、全て一木削り出し。これは手間がかかりすぎて、明慶先生でも年に2つしか制作できないとか。この作品は、ここまで技術的に作れるという技の極みである。この技術が佛像制作に生かされる。いわば仏像彫刻のフォーミュラカー。

 

霊長類の能力

 霊長類で生物の頂点に立つ人間が、なぜ、地面を這って愚かな歩みを続けているのか。なぜ、三次元的だけでなく、歴史を踏まえて4次元的に先を見て、前進・跳ぶ決断ができないか。バッタでさえ3次元的に先を見るなら、人間は歴史を踏まえて、ものを見るべきだ。自分はそうやって決断をしているだろうか。

 

畏敬心の喪失

 現代人は頭でっかちになり過ぎていないのか。自然に対する畏敬を失い、持てる能力を使わず、周りの状況を見ず、4次元の時間軸の先祖の恩・歴史の流れを忘れ、利己主義に取り浮かれた鈍重な塊になって跳ぶに飛べない体になった。毎回同じ歴史の過ちを繰り返す。生物の理霊長類の人間だから、持てる本能を駆使して、見るべきものを見て未来に跳びたいもの。

 

五次元の判断

 霊長類の人であるなら、目に見えない第5次元目の「霊」の次元を考えたい。それには眉間の間の第三の目を開かねば見えぬ。目に見えないものを見てこそ、霊長類である。目に見えないものを大事にする人が成功する。成功者は目の付け所が違うのだ。目に見えない複雑な縁が錯綜して生かされている自分である。それに気が付くのが、幸せの近道である。

 

2018-09-08  久志能幾研究所 小田泰仙  

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