2024年9月21日 (土)

決意:戦争をしない、国と民を守る、自分の城を守る

 

 漢字の「決」とは、会意形声文字である。「水」偏「夬(クヱツ)(えぐりとる)とから成り、堤防が水にえぐりとられる意を表す。 転じて、とりきめる意に用いる。水が堤防をえぐり取る大きな勢いを表す言葉である。堤防の決壊(他国からの侵略)を防ぐには、相応の力が必要だ。

 自分の城を守るには、相応の決意が必要だ。

 決意が無ければ、人生を正しく歩めない。

 決意なき人生は、奴隷の人生である。

 

清水寺管主の達観    

 9月8日、名古屋のお寺で清水寺管主・森清範師(84歳)の法話を聞いた。その中で感銘を受けた話は、「今の政治家には、戦争を絶対にしないという決意がない」である。決意は状況判断と見識から生まれる、である。決意をして、決断しないと、何事も始まらない。

 そういう決意、決断がないから、自分の人生が曖昧になり、周りに流されて、他人に支配され、浮草のような生き永らえるだけの人生となる。清水寺管主はそれを戒められたのだと思う。

 

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 馬場恵峰書

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日本政府の不甲斐なさ

 岸田首相や政府はやることが優柔不断で、国民を死の際まで追い詰めている。「戦争を絶対にしない決意」とは、国と国民の命を守る気概である。いまそれが風前の灯火である。

 893は、相手が弱みを見せるとそれに付け込んで、やりたい放題となる。毅然として立向かわないと、国が滅ぼされる。プロレスラーに喧嘩を売る893はいない。きちんと防衛力を整備して、寄らば切るぞ、という気概をみせることだ。今は総裁選挙候補者でも、そのほとんどが媚中派である。そんな輩を議員にした有権者にも責任である。もっと目を見開いて候補者を選ばないと国が亡ぶ。

 

近隣諸国の狂気

 近隣諸国は、この50年間、反日教育を続けてきた。C国の子供は、小学校時代から大学まで、反日教育の一環した洗脳教育を受けている。日中友好条約が締結されても、国内の不満を逸らすため、その洗脳教育は継続している。それが反日運動に発展している。

 C国民は、「日本人は悪い人間だ。盧溝橋事件を引き起こし、C国を侵略し、海に放射能の汚染水を垂れ流し、日本人は我が国でスパイ活動をしている。日本人学校ではスパイを養成している」と洗脳されて来た。

 まるでオウム真理教で洗脳をされ続けている信者と同じである。洗脳されると、教祖の言うがまま、地下鉄でサリンさえ撒いてしまう。大脳生理学に基づいた洗脳工作の怖しさである。

 

洗脳の恐ろしさ

 2022年7月には、統一教会からみの安倍元首相の暗殺事件まで起きている。狂団に洗脳されると億単位の金を簡単に貢いでしまう。洗脳の恐ろしさである。

 1932年5月15日に起きた五・一五事件では、内閣総理大臣犬養毅と殺害犯である海軍の青年将校の間でのやり取りとで、「話せばわかる」「問答無用」でズドンである。当時の青年将校も洗脳されていたのだろう。洗脳されてしまえば、論理は通用しない。

 

悲惨な事件

 9月18日、シンセンで小学校生(10歳)が44歳のC国人に刺されて、翌日亡くなった。

 C国民のネット上で「ざまあ。。。」という声が満ちている。洗脳されたC国民の哀れな現象である。

 C国SNSの微博で「日本人を中国から追い出せ」で「いいね」が22,133通「取り壊せ。日本のスパイを徹底的に調べろ」で、「いいね」が14,509 通である。それが洗脳された集団の姿である。

 

 3か月前、ソシュウで日本の小学生が襲われて、それをかばった若いC国人女性が殺された事件があったばかりである。

 9月18日は、空母遼寧が日本の接続水域に初侵入した。

 C国は年間1千回近く、領空侵犯をしている。まるで刃物を持った893が家の回りをウロウロしていると同じである。政府の弱腰が情けない。

 日本領海にC国が測量のブイを設置しても、なすがままである。

 こんなことが続くのは、政府に国と国民の命を守る決意がないからだ。それがないのは、そんな媚中派議員を選挙で投票したのが真因である。

 更に、そんな媚中議員の実態を報道せず(知らないはずがない)、C国の反日教育も報道せず、C国駐在の危険性も報道せず、平和ボケした報道しかしないマスコミにも責任がある。

 

大脳生理学での洗脳

 洗脳教育の前提条件として、文化大革命時代(1966~1976年)に10年間も、紅衛兵が、自分の教師、親、仲間をつるし上げ、殺戮してきた悪夢が脳裏に刻まれている。若者は、政府に逆らうとポアされるという悪夢が潜在意識に植え付けられている。C国の若者(当時)は30年もかけて、反日教育が固定観念として植え付けられている。それが40歳の大人になってもその呪縛が溶けない。おそろしい事だ。それが今回のシンセン事件、ソシュウ事件での背景である。

 そういう洗脳作用が一日30回も繰り返され、30年間も続けば、合計32万回も頭の潜在意識に植えつえけられることになる。それで完全なる反日戦士が出来上がる。そうなると、どんなに日本の正しい情報を与えても、受け付けない。

 

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 13歳までに脳の97%は完成する。3歳から13歳までに10万回の洗脳を受け、続いて30歳までに合計30万回の洗脳を受ければ、カチンカチンの固定観念が形成される。それがその人の性格となる。そうやって立派な反日戦士が完成する。

 

 

英国との比較

 C国は、英国がアヘン戦争のようにもっと酷いことC国にしてきても、反英教育はない。それは英国に噛みつくと反撃が怖しいのでやらず、反撃しない日本が標的となっている。

 

政府・民間企業の退廃

 こんな危険な国に家族同伴で社員を駐在させる企業は、社員の命を守る決意はない。以前から、C国は危険な状態にあるのが明白なのに、カネに目が眩んで、社員を派遣するなど、その企業の経営者は、危機管理ができない守銭奴である。そんな会社はサッサと辞めた方が、幸せになれる。

 岸田も政府も外務省も「遺憾砲」を撃つだけの痴呆ものだ。オウム事件で死刑執行書にサインをした元法務大臣川上陽子(現外務大臣)さえ、遺憾砲の空砲を撃つだけである。総裁候補失格である。

 

政府の国民を守る義務放棄

 アメリカはC国を危険として渡航制限国としている。それに対して、日本は余りにノー天気である。それは国民の命を守る義務を放棄した怠慢である。政府も外務省もマスコミも、国を守り、国民の命を守る気概がない。媚中派と分かっていて、投票してしまう、媚中マスコミと分かっていて、それから離れられない国民にも責任がある。国民のレベル以上の議員は生れない。国民が目を覚まし、政治に関心を向け、国賊を見極めないと、国が亡ぶ。

 

 

2024-09-20  久志能幾研究所通信 2945号  小田泰仙

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2024年9月18日 (水)

オリンピック狂団の洗脳工作、見限ったトヨタ

 

オリンピックの洗脳

 パリオリンピックの話題がやっと落ち着いた。ひどいオリンピックで、話題が尽きなかった。オリンピック協会は悪徳宗教法人のようだ。オリンピックの大会には巨額の金が動く。それに甘いものに目のない害虫が群がる。

 我々はその実態に目を向け、税金が無駄に使われないかを監視しなければ、増税でますます生活が苦しくなる。

 その金権体質、汚職まみれの運営を見て、堪忍袋の緒が切れたトヨタとパナソニックが、オリンピック協会を見限り、TOPスポンサーから下りる顛末となった。

 この大会で、フランス人の本性が暴露された。平和の祭典で、マリーアントワネットの断頭台のイメージを彷彿させる開会式を演出するのは狂気である。フランスの持つ悪魔的化けの皮が剥がれて、めでたしめでたしである。

 

フランスの洗脳工作

 日本人はパリの優雅な虚像に騙され続けてきた。その優雅さの陰に、アフリカ諸国からの植民地搾取がある。戦後80年も経つのに、今でもフランスはその搾取を止めない。その金でフランス人は贅沢をしている。昔のフランスの貴族は、濃度から搾取したもので優雅な生活をした。それを暴力革命のフランス革命で壊した。そのフランスが、今はアフリカ諸国から搾取である。

 そのため、フランスの人種差別は酷いものだ。先年、アフリカ系の青年が軽微な交通違反をしたのを、警官が有無も言わさず射殺して、暴動に発展した事件があった。それがフランスの本性である。

 

清水寺管主は佛の眼で観る

 9月8日、名古屋のお寺で清水寺管主森清範師(84歳)の法話を聞いた。その中で一番感銘を受けた話は、オリンピックの話である。オリンピックで選手が金メダルを取ると、国歌が演奏され、国旗が掲揚される。それはオカシイと言われる。

 オリンピックはあくまで個人の戦いで、国家間の戦いではない。それはオリンピック憲章にもハッキリと謳われている。しかし現実は、国家間のメダル獲得数を煽って報道もされている。

 「オリンピックは平和の祭典で、国と国との名誉の闘い」と洗脳されているのが日本人である。マスコミも国別のメダル獲得数を競って報道する。マスコミがそのオリンピック憲章を全く理解していない。そのため、メダルが取れなかった円谷選手がその重圧から、1968年、自殺に追いやられた。宗教団体の洗脳と同じである。当時のマスコミもその責任の一端はあるはずだが、それは無視された。その弊害は円谷選手の悲劇から56年経っても変わらない。

 オリンピック協会自体が、オリンピック憲章を守っていない。大国間の利権で動いている。その陰でオリンピック委員会の委員が甘い汁をすっている。だからトヨタ、パナソニックはスポンサーから下りた。

 

大国の国威発情(国威高揚?

 人口が多ければ、統計的にオリンピックで優勝する人が出てくる確率が増えるのは当たり前だ。人口の多い国家は、メダル数が多いのは当然だ。それを大々的に報道するマスコミは狂気である。その大国が共産国家なら、国家のカネで英才教育、ドーピング工作、強制練習など当たり前。N国などでは、メダルが取れなければ、処刑か強制労働送りである。それをマスコミは報道しない。オリンピック狂団の広報のままに報道する。マスゴミは報道の使命など、知ったことではないのだ。

 

 

オリンピック憲章  1996年版 (財)日本オリンピック委員会

9.オリンピック競技大会

  • 1- オリンピック競技大会は、個人種目もしくは団体種目での競技者間の競争であり、国家間の競争ではない。オリンピック競技大会は、このような目的のために個々のNOCによって指名され、IOCがその参加を認めた選手たちがしn一堂に会し、当該IFの技術的指導のもとに競技をおこなう大会である。
  • 2- オリンピック競技大会に関するあらゆる問題についての最終的な決定をくだす権限はIOCにある。
  • 3- オリンピック競技大会は、オリンピアード競技大会とオリンピック冬季競技大会で構成される。両大会は、下記条4の規定を条件として、それぞれ4年に1度開催するものとする。

 

オリンピックの変質

 1936年のベルリンオリンピックはナチスの威信宣伝大会。

 2022年の北京オリンピックは中共の国威発露の宣伝大会であった。

 2024年のパリオリンピックは、ギロチンイメージを出してフランス暴力革命を正当化する宣伝大会であった。

 

 オリンピックの陰に政治の暗闇がある。特定の国が開催するオリンピックには、変質した目的がある。人々を洗脳する目的、競技の見学に熱中させて政治から目を逸らす目的、そのスポンサー金で汚職をする目的、人々を痴呆化させる目的がある。

 日本人は、オリンピック報道に浮かれていないで、政治に目を向けて、目を覚まさねば国が亡ぶ。このままでは政治の腐敗が進み、また増税である。

 政府に忖度しているマスコミは正しい報道をしない。マスコミは権力に忖度した洗脳教団である。注意して付き合おう。

 

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2024-09-18  久志能幾研究所通信 2944号  小田泰仙

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2024年9月17日 (火)

鳴かぬならトヨタ教。信長・秀吉・家康を凌駕

 

ホトトギス 鳴かぬなら 殺してしまえ   信長

ホトトギス 鳴かぬなら 鳴かせて見せよう 秀吉

ホトトギス 鳴かぬなら 鳴くまで待とう  家康

ホトトギス 鳴かぬなら 鳴かぬもまたよし 松下幸之助

ホトトギス 鳴かぬなら 何故なぜ五回   トヨタ教

 

 トヨタ生産方式では、鳴かぬ原因を「何故なぜを5回繰り返し」で真因を見つけて問題を解決する。

 「鳴かぬなら」を「この病気が治せないなら」に置き直して、その真因を探せば、人生が変わる。

 

縁尋機妙 多逢聖因

  良い縁がさらに良い縁を尋ねて発展していく様は誠に妙なるものがある。いい人に交わっていると良い結果に恵まれる。(安岡正篤師の言葉)

 私はガンの治療を通して、ガン治療がいまだ混迷の時代で、多くの医療機関が模索の中で、よい医者と多く出会い、良い本と多く出会い、この「縁尋機妙 多逢聖因」を体感した。

 

 癌専門医でも、まだガンの原因が分かっていない。だから癌専門医も医院によって治療方法が違う。医師もガンになる時代である。日本人の2人に一人ががんになる環境である。

 だからガンを治すには、多くの良い医師の意見を聞き、多くの専門書を読んで、自分自身で正しい答を出すことだ。多くの医師に逢えば、どんな医師が良い医師なのかがわかってくる。なぜ何故を繰り返し、正解を求めて全国を探し回ることだ。多くの縁と交わるうち、その中から良い縁が発展していく様は誠に妙なるものがある。良きご縁で次の解決策のヒントが見つかる。

 先日、船戸クリニックで、ディジュリデュ演奏家の小坂師に出会ったのも縁尋機妙多逢聖因である。

 

久志能幾研究所通信

薬膳の洗礼(4)縁起、脳幹を揺さぶられる

 

 

ガン専門医をたずねて三千里

 私はがんセンターでの標準治療の抗がん剤治療を拒否して、薬剤医とけんか別れをした。命の保証はしないと脅されたが、決意は変わらなかった。

 それからガンの再発防止治療を全国で探し回った。癌関係の本も50冊ほど集めて研究した。東京目黒区、名古屋市伏見、福岡県久留米市、岐阜県養老町の病院へも足を運び、ガンの再発防止治療を模索した。

 お陰様で手術5年後、まだ生きている。当初の5年後生存率は51.6%であった。同じ病気の人が、5年後、2人に一人は死ぬ状態であった。トヨタ生産方式教の念仏「何故なぜを5回繰り返し」の教えに感謝である。仏教での世界は必ず因果応報である。事象が起きれば、その因が必ず存在する。それを「何故なぜを5回繰り返し」て見つけるだけだ。

 

トヨタ教の念仏

 トヨタマンは金太郎飴と呼ばれる。飴の何処を切っても、金太郎が顔をだす。トヨタマンは豊田綱領、トヨタ生産方式に帰依しそれを愚直に守っている。そうしてド田舎のトヨタが世界一の自動車メーカになった。トヨタ教の念仏「効験あらたか」である。

 

豊田綱領

  • 一、上下一致、至誠業務に服し、産業報国の実を挙ぐべし
  • 一、研究と創造に心を致し、常に時流に先んずべし
  • 一、華美を戒め、質実剛健たるべし
  • 一、温情友愛の精神を発揮し、家庭的美風を作興すべし
  • 一、神仏を尊崇し、報恩感謝の生活を為すべし

 

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2024-09-17  久志能幾研究所通信 2943号  小田泰仙

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2024年9月16日 (月)

薬膳の洗礼(4)縁起、脳幹を揺さぶられる

 

ディジュリデュとの出会い

 2024年9月11日、ディジュリデュ演奏家の小坂師が石川県から養老の船戸クリニックの統合医療センタに来て、演奏をされた。それは私が薬膳宿泊を終え、チェックアウトする朝であった。朝食会場で、博子先生がこの音色を是非聞いて欲しいと言われるので、しぶしぶ?会場に出向いた。

 小坂師は脳梗塞を患い、左上肢が動かずに身体障害者2級だったが、ディジュリデュを吹いているうちに、手足が動くようになって救われたという。

 現在、船戸クリニックでもその検証をするため研究をしているとか。月一の頻度で小坂師が養老を訪れると言う。その日がたまたま、私のチェックアウト日であったというご縁である。

 

ディジェリデュ概要

 ディジェリデュはオーストラリア大陸の先住民アボリジニの金管楽器で、シロアリに食われて筒状になったユーカリの木から作られている。1000年以上前に、アボリジニがディジュリドゥを作ったとされる。文献が存在しないので証明ができないが「世界最古の管楽器」の一つと推察される。

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   wikipediaより抜粋編集

 

 ディジェリデュの音はYouTubeで検索すると多く出てくるので、そちらで。

 

ディジュリデュの健康への効果

 ディジュリドゥはアボリジニーにとって神聖な楽器で、精霊と交信をする儀式で使われてきた。また儀式のみならず病気や怪我の際に音を患部に当て、今で言う低周波治療のような使われ方もされていた。

 

 ディジュリドゥを吹くことにより脳幹にまで振動が届き、脳幹が活性するという論文でもディジュリデュの健康効果は報告されている。
Int J Environ Res Public Health. 2019 Sep; 16(18): 3443.Published online 2019 Sep 17.

 この論文は、「Didgeridoo 健康増進法は気分、精神的ストレス、自律神経系の安定性を改善する。」という題名である。自律神経にも効果があるようだ。

 音色は演奏者の唇の振動によって生まれ、幅広い倍音を持つ音が出る。この楽器の演奏がとてもむずかしいのは、循環呼吸によって途切れることなく音を出し続けなければならないからだ。

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循環呼吸

 ディジュリドゥの演奏には循環呼吸(あるいは連続呼吸)が使われる。この技法を使えば、演奏者は鼻から息を吸いながら口の中にためた空気を吐き出すことによって、途切れなく音を出し続けることができる。音色は演奏者の唇の振動によって生まれ、幅広い倍音を持つ音を出します。

 私が試した限りでは、唇を振動させて、案外簡単に音は出せた。ただし、循環呼吸ができないと、演奏は長くは続けられない。この楽器の演奏がむずかしいのは、循環呼吸によって途切れることなく音を出し続けなければならないからだ。それが健康に良いのだろう。

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脳への影響

 ディジュリドゥを吹いたとき、ディジュリデュの放つ周波数が頭蓋内、内臓に響き渡ることで、体内の細胞がその周波数で整っていくという感覚があるという。私はそこまでは体感できていない。
 そして、腹式呼吸をすることにより頭の感覚が鋭くなり、宇宙空間に繋がるとういう。その時の脳波は7.8Hzを意図的に出せたときの脳の感覚に近いという。脳波に7.8Hzが出現し始めて、さらに脳がシューマン共振と共鳴して、宇宙のエネルギーと同調し始めるという説である。

 

 これは口から出される音を増幅する孤独で内省的な楽器なので、だれもが独自の方法で吹くことになる。まるで自分自身の声を、脳に直接振動を与えながら、、聴いているような状態となる。その「ほとんど神秘的ななにか」こそが、この楽器の魅力かもしれない。それが今、私が興味を抱いた点である。

 特に脳の活性化には、大いに興味を注がれる。なにせ最近、加齢により、「物忘れが良くなってきた」ので、それを悪くしたい。

 しかし物忘れが良くなるのは、良いことではある。昔の嫌なことをすべて覚えていては、自殺を考えてしまう。失敗談を全て覚えていては、命がいくらあっても足りない。人は忘れるから良いのだ。だから覚えきれないほど、多くの失敗をしよう。失敗から、それを反省して、智慧が付き、人生を前進させるエネルギーが生まれる。

 小坂師と博子先生が、ディジュリドゥで合奏を始めたのにびっくりである。楽譜もなく、ジャズのアドリブ演奏と同じで、ぴったりと演奏があっているのが不思議である。これは治療なのだと納得した。

 

ディジュリドゥの位置付け

 アーネムランドのアボリジニ社会ではディジュリドゥは男性が生み出した楽器とされ、原則として女性が演奏することがない。ディジュリドゥは神聖な儀式にも、日々の暮らしの中でも使われている。伝統的な楽器として使用している部族では、女性が神聖な儀式でこの楽器を吹くことはできず、主に男性の通過儀礼で演奏される。部族によっては女性がディジュリドゥを使うことは絶対的に禁止されている。性的なイメージを連想するからだろう。

 

 船戸クリニックでは女性患者が多い。私が見学した当日、来院してこの演奏の訓練に来ていたのは全て女性であった。

 

名前の由来

 ディジュリドゥという名前の由来も様々な説があり、オーストラリアに入植した白人がその音を聞いて「ディジュリドゥ」と聞こえたからという説が有力視されている。

 他の説としては、英語が理解できないアボリジニーが白人に「Where did you get it?」とディジュリドゥを指差して言われて、アボリジニーが訳もわからず「ディジュリドゥ」と反唱した言葉を白人が勘違いしたとも言われている。

 

 この日の出会いは、ご縁であった。不思議なご縁であった。仏教では、これを縁起という。出会った縁をどう扱うかで、人生が変わる。

 今回のご縁も、私が船戸博子先生の講演を聞いて、漢方診察を受けようと決めたことで生じたご縁である。

 

 2024-09-16  久志能幾研究所通信 2942号  小田泰仙

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2024年9月14日 (土)

薬膳の洗礼(3)気の癒し、東洋医学

 

命の輝き

 朝、カーテン越しの柔らかい朝日で目が覚める。目が覚めと枕元にぬいぐるみの熊?が、朝のご挨拶である。

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 ここで一番感激したのは、窓辺に植えてある薬草の葉が朝日を浴びて、葉の上の朝露がキラキラと輝いていたこと。命の輝きを目にした思いである。こんな感覚を覚えたのは、初めてである。

 

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 人は気で動いている。気は食事の気と太陽の気から体に入ってくる。当然、食事を摂らないと、気の補充が無くなるので死である。太陽を浴びないと、生気がなくなる。気が無くなると死である。

 元気、景気、天気、陰気、陽気、気質、この世は全て気で出来ている。

 

西洋医学と東洋医学

 西洋医学は目に見えるものを対象とする。それに対して東洋医学は目に見えない「気」を対象とする。だから西洋医学は、検査で悪い結果が出ないと何も始まらない。症状が目に見えるようになると、かなり進行している。それでは遅いのだ。それが西洋医学の限界である。

 

科学とは

 「科」とは「禾」偏と「斗」からなる象形文字である。禾は稲である。「斗」とは穀物を計る升である。つまり範囲を限定して、その中にあるものをつぶさに調べる方法論である。その「斗」によって、全体との関りを切ってしまうことだ。

 西洋医学は科学である。科学は分類である。物事を計って、ものごとを分類して、細部までに分解して追及する。西洋医学はその部分を治療する。だから、細部の癌を見極め、攻撃の治療をする。結果がんは治りました。しかし患者は死にました、となる。木を見て森を見ずである。それに対して東洋医学は全体から入る。この人の気はどうなっているか、から診察に入るである。

 

 西洋医学の医師に、「なにか調子が悪い」と訴えても、何もしてくれない。東洋医学は、体の異常の気配(未病状態)で治療を開始する。顔色、手相、舌、脈を診て判断する。東洋医学は、体が未病状態で治療を出来る。

 

言葉との出会い

 今回、出会った言葉で一番印象に残ったのは「病気のふりをしてはだめ」である。博子先生がある患者に「いつまで、病気のふりをしているの?」と言ったという。それが妙に納得して腑に落ちた。

 

 病気が治っているのに、弱いふりをして「私は病気だ」とお情けちょうだいで言うと、本当に病気の「気」を大きく受けて、病気が治らない。嘘でもいいから「元気だ」というべきだ。言霊、言気の問題だ。言葉を発して、一番多く影響を受けるのは、自分自身だ。それが言気で、言霊である。だから否定的な言葉を吐いてはならない。人に言葉を吐いても、その言葉を一番最初に一番大きく影響を受けるのは自分自身である。

 

 

 

2024-09-13  久志能幾研究所通信 2941号  小田泰仙

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2024年9月13日 (金)

薬膳の洗礼(2)心食の癒路

 

 2泊3日の滞在中、受ける講座(受けなくても可)は下記の6回、合計4時間と食事時間以外は、自由時間であるので、部屋でゆっくりと過ごせる。

 私はノートPCでのお仕事と人生計画やメモ資料の見直しで忙しかった?

 私から仕事を取ったら死んでしまう?

 

 朝の白湯(これは講座でなく、井戸端会議)が30分、2回

 朝の整体体操、      2回、各30分

 体ほぐし (オプション) 1回、1時間

 ピラティス(オプション) 1回、1時間

 

朝のねこがま

 朝7時から、薬草の庭の中にある「ねこがま」で、白湯を楽しむコースである。白湯に薬草を一葉、入れてもらい、その香りを楽しむ。その香りが口に広がる。

 「ねこがま」とは、猫の形の釜である。「猫がま」で沸かした白湯を、宿泊客と講師を交えての井戸端会議風で、世間話に花が咲く場である。今は「猫かま」は引退で、横にあるおくどさんでお湯を沸かしている。

 今日は、ファションの話で盛り上がった。(7名の女性と私。男性は私だけ)

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 白湯を作ってくれるおじさん

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 ねこがま

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 テーブルを囲んで井戸端会議
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朝の体整え

 7時30分から30分ほど、整体の体操がある。

 体を目覚めさせてから、朝食である。

 

朝食

 フナクリ食堂で、個人別に特別の薬膳朝食が用意される。(一膳2,500円)

 

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 朝食のコース料理で、メインディッシュ

  卵は薬草畑にある鶏小屋の鶏が生んだ

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身体ほぐし

 オプションメニューだが、癒し治療コースの一環として、体ほぐしが1時間コースで組み込まれている。私は今まで、マサージは受けたことはない。今回、初めて約1時間、体をほぐしてもらった。気持ちが良くて20分ほど寝入ってしまった。

 

鍼のコースもあるが、これはパスした。

 

1日目の夜、みんなでごはん

 博子先生が献立のメニューを、一人一人に合わせた薬膳料理のコース料理である。一膳、5千円の豪華な薬膳である。

 トチの一枚板テーブルを囲んでの食事である。ランプの炎が雰囲気を醸し出す。

 今日は女性4名、男性は私だけの食事会であった。

 この食事だけを目的に参加されている方も見える。今日の参加者は、東京、四国、群馬県からの方も見えた。この施設のファンがかなり多く見えるようだ。

 

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夢の実現

 この夜の話題の一つ。東京の女性参加者(経営者)の話題で、50年前の男性アイドル(A)のディナーショーが実現しそうとの話で沸騰した。彼女は50年来の彼の追っかけだった。Aのマネージャーとの交渉でやっと予定が合い、彼女主催のAディナーショーが実現できるとのこと。それは大坂Rホテルが会場で、参加者150人、参加費は10万円とのこと。(私も参加しようかと思いきや、値段を聞いて引いた。既にチケットは完売とのこと。驚嘆!)

 Aを呼ぶのにかかる費用が1400万円とのこと。内訳は、Aを呼ぶのに800万円で、プラスおつきに600万円がかかるという。彼女の預金のかなりをはたいて実現にこぎつけたという。それも50年に及ぶ夢の実現のため。

 私とは、世界があまりに違うと引いてしまった。しかし夢のある良い話である。若い時から50年間も夢を見続けて、Aディナーショー実現にこぎつけた。

 女性のファンパワー(今はオバサンパワー?)は素晴らしい。貴方は、ほんとに元癌患者ですか? 夢があれば癌など、どっかに飛んでいく。そのパワーと大きな夢があったから、がんを治せたようだ。がんを治すのは医師ではない。がんを治すのは患者自身だ。どんな病気も、患者自身が病気を治す気がないと治せない。

 ただし、いくらがんを治そうと精神力の気合や根性だけでは、がんは治せない。正しい知識と正しい食生活・生活習慣があっての治療である。

 今回、この薬膳治療に参加して、良い話を聞けて良かった。

 

 もう一人の群馬の方(女性の経営者)は、この施設と薬膳料理と博子先生にほれ込んで、近所にアパートを借りて、群馬と養老をトンボ帰りのように往復して、随時参加されているとか。

 

 世の中には凄い患者がいると目が覚めた。その他、会話が盛り上がり楽しかった。やはり、犬も歩けば棒に当たる、である。足を使って出歩けば、色んな話に出会える。それもご縁である。動かないとご縁には出会えない。

 

ピラティス(オプション)、約一時間。

 ピラティスとは、ドイツ人看護師のジョセフ・H・ピラティス氏が、第一次大戦で負傷した兵士のリハビリのために開発したエクササイズである。体の深層部にあるインナーマッスルを強化し、体全体のバランスを整えることで、背筋が伸びた美しい姿勢、しなやかで自由自在に動く肉体など、理想的な体と健康に導く手法である。

 ヨガとピラティスには共通点はあるが、本質に違いがある。心が疲弊しがちな方や自然治癒効果を高めたい方にはリラックス効果があるヨガが推奨される。姿勢の改善や身体能力のアップを目指す方には体幹を鍛えられるピラティスがおすすめ。

 私は、ピラティスは初体験であったが、効果がありそうである。もっと研究をしたくなり、本で勉強をしようと思う。

 

2日目の「みんなでごはん」

 2日目は、博子先生の東洋医学と西欧医学の違いについての30分間の講義があり、その一環として風水、四柱推命、薬膳の話があった。その後、一人一人にあったパーソナル薬膳指導が30分である。合計で約一時間。今日の参加者は、私ともう一人で2名。

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    博子先生の薬膳指導
 

 その後、夕食会で病気の話が盛り上がった。今日は参加者3名である。当然、全員がんの経験者である。病気になってからの人生観変化とか、人生の楽しさに目が覚めたとかの話になり、自分の人生を見直す良い機会となった。

 この癒し体験は病みつきになり、常連になりそうだ。

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 ホタテ貝のムニュエル

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 取れたてのアユP1170070s

 マッタケご飯

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2024-09-13 久志能幾研究所通信 2940号  小田泰仙

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2024年9月12日 (木)

薬膳の洗礼(1)別荘CAMPO宿泊、癒しの体験

 

 船戸クリニック(養老町)で船戸博子先生の漢方指導で、敷地内にあるVilla CAMPO(「別荘-漢方」の意味)で2泊3日の薬膳体験宿泊をした。いままでの宿泊とは別世界であった。正式の薬膳の体験は初めての洗礼だ。

 

船戸クリニック|漢方治療 (funacli.jp)

 

 9月9日、船戸博子先生から漢方診察を受けてから、「別荘-漢方」にチェックインした。部屋名は「ローズマリー」で、部屋でくつろいでいると目の前の窓越しにフランス印象画で見たような南欧調の建屋と薬草畑の風景が目に飛び込んできた。目の前は薬草の畑である。片隅に鶏小屋もある。おくどさんの「ねこがま」もある。

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  一番右側(赤い戸の部屋)に宿泊

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 庭側からの眺め、目の前は薬草畑、向う側の赤い屋根の建屋がロッジ

 ロッジは居間が6畳ほど、寝る部場所が4畳ほど、流し部、クローゼット部で合計12畳ほどのワンルームである。トイレ、浴室、玄関間を入れて15畳ほどのロッジである。まさに別荘という感じで、落ち着く雰囲気である。ホテルでくつろぐのとは、違った趣がある。ホテルでは裸足では過ごせないが、このロッジでは裸足も可である。テレビが部屋にないのも良い。テレビの貸し出しはあるようだ。WiFiが完備されているので問題なし。私はノートPCを持ち込んで、お仕事である。他にも本や資料を大量に持ち込んだ。

 

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 居間

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 居間の横側が寝るスペース

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 居間からの眺め

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 目の前に、南欧風の風景が広がる

  (目の前は薬草畑と向う側は医療センター)

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 流しと冷蔵庫

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 お風呂



 ここは心を癒す施設である。船戸博子先生が、このロッジを風水の原則に則って建てられた。確かに、宿泊して今までになく気が安らぐ。

 

ビジネスと癒しの違い

 以前に高級ホテルのスィーツルームに泊まったことがある。確かにすばらしい部屋ではあるが、今回の別荘に比べると、建屋の価値観が全く異なり、居心地が全く違う。スィーツルームは身構えて泊まる礼服のイメージである。構えないとスィーツルームには泊まれない。大金持ちでないので、スィーツルームだから元を取ろうと言う気になる。紋付き袴で(革靴とスーツで)過ごすのと、裸足と部屋着で暮らすとの違いである。

 宮仕えが終わった身には、気軽に泊まれる癒しの里がよい。

 費用は、2泊3日で、総計約6万円余。夕食は各5,000円、朝食は各2,500円を含め、各オプションを含めての金額である。これには、博子先生の個人別薬膳指導料も入ってである。これは治療と考えると妥当な金額であると思う。

 下記は船戸クリニックからの請求明細

  3日間の食事代     25,000円 税込み    (昼食費は別)

   2泊3日の宿泊費   32,000円 税込み

 病気になれば多額の費用が掛かる。私がガンセンターに入院した時、差額ベッド代は一日32,000円であった。その病気にならないようにお金をかけるのが、正しいお金の使い方だ。それで病気になることが4分の1になれば、大正解である。

 

2024-09-12  久志能幾研究所通信 2939号  小田泰仙

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2024年9月10日 (火)

患者の脈を診て、会社の相を見て、経営診断

 

 私の11世代前の祖先の北尾春圃は、患者の脈を診て病名を当てたという名医であった。北尾春圃は、患者の体の経営状態を診断した。

 その血が私に影響するようで、自分は相手の観相、行動、言動を見て、おおよその人間像を当てる自信がある。しかしそれは常識の範囲である。多くの人は欲に釣られて、常識の目が曇らされているだけである。私は名前のように、仙人のような生活をしているから、素直な目で視るから、ものごとがよく見える。

 

 だから、おかしな相手から見えない背後霊?(警報信号)が出ているのが見えたら、その縁を遠ざけている。それで今まで多くの危険な縁を避けることができた。獲物の狙うように寄ってきた宗教狂団(阿含宗、N仏宗、統一教会、りーウェイ、太陽光パネル販売狂)の誘いにも、確固たる信念で拒否できた。それで破産の危機を救われた。

 

会社診断、人物診断

 自分は会社の社是、役員の言動、社員の行動、会社の行動、下請けの仕事を見て、その会社のレベルを見ている。その手法で、大垣ガス㈱の腐敗体質を見抜いた。それで大垣ガスを止め、オール電化にした。

 

 自分はその都市の行政を見て、市長の人格、市制のレベルを見る判定した。それで前大垣市長には辞めてもらった。

 

 数年前、M会社のオーナから、会社の診断を依頼された。その会社の経理分析をしたら、不正が疑われた。調査分析したのは、公的な会社の四半期ごとの会社報告書だけである。それを基に詳細を現場で調査中に、その側近(オーナの娘婿の元警察関係者)から脅迫されて、身を引いた。

 知人の地方銀行元支店長に相談したら、「相手は闇の勢力につながっているので、個人で闇夜にその筋から狙われたら防ぎようがない。闇夜に刺されてそのままだよ。警察も不審死として扱うだけだよ。身を引いた方が良い」と。それで助言に従って、その調査から身を引いた。

 その後、その会社は経営不振になり、人員整理を行い、結果として、同業の会社に吸収されて、会社名が変わった。経営者も変わった。

 

サイコパス対応

 会社の財務、経営者、経営の姿を見れば、おおよそ会社が診断出来る。しかし、危ない会社とは、個人では「君子危うきに近寄らず」で身の安全を計った方がよい。個人で立向かうのは無謀である。

 例えば、今話題の兵庫県斎藤知事に、個人で歯向かうのは、ウサギがライオンの歯向かうようなもの。相手は権力と金を持っている。相手はサイコパスである。人に死をなんとも思っていない。サイコパスは、自分が被害者だと思い込んでいる。然るべき対策をして歯向かわないと、殺される。サイコパスの知事のせいで兵庫県職員が2名も亡くなった、殺人と同じである。

 

 

 私の見立て通り、その会社は2年後、崩壊した。上場の株式会社である。

 その関連会社のディーラが、現在、ビッグモーターのような不祥事を起こしているようだ。私もその被害を間接的に受けた。会社が変わっても、幹部が変わらないから、その会社の体質も変わらないようだ。

 

常識の話

 こういう診断は、特別の能力ではなく、常識で考えれば分かる話である。欲に釣られて相手に洗脳されるから、真実が見えなくなる。素直な目で、状況を観察しよう。

さらに財務の知識、経営の知識、心理学の知識、人相学、観相学、手相、体型学、の総合知識が有れば、冷静に人も会社も詳しく診断できる。

 こういう診断で、選択を迷っている羊の一人でも犠牲者が減れば、社会の役に立つ。

 

 

2024-09-10  久志能幾研究所通信 2938号  小田泰仙

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バナナ禁止 

 

私は主治医から、バナナはドクターストップである。

以前は良く食べていたが、最近は全く食べない。

バナナは南方の民族の食物である。

バナナは江戸時代のご先祖は食べていなかった。

日本人はこの1万年来、バナナは食べてこなかった。

多く食べるようになったのは、戦後である。

バナナは地産地消の原則に反する。

バナナは南方の地から運搬されるので、腐敗防止で、防腐剤が使われる。 

厚生労働省や農林水産省は、1日の果物の摂取量として約200gを推奨。

食べ過ぎは良くない。

 

バナナは繊維質が少なく、噛まずに食べれてしまう。

確かにビタミンも豊富だが、弊害も大きい。

バナナはカロリーが異常に高く、単位重量当たり糖分も多い。

その分、血糖値を乱高下をさせる。その分、血管内部が痛む。

それが原因で血管内にプラークが溜まり、高血圧の原因となる。

その先の症状はガンである。そう、私もそれでがんになった。

 

バナナ健康説、バナナダイエット等が流布しているが、陰謀である。

最終的には、健康にはならない。

ダイエットが出来ても、後年、健康を害することになる。

 美味しいものには、毒がある。

 

 

資料

       カロリー   糖度

      100g当り ㎉      g

バナナ    93               21 

リンゴ    53      14

みかん    49      11

イチゴ    31      7

キウイ    51      11

文部科学省「日本食品標準成分表2020年版」より

 

 

2024-09-10  久志能幾研究所通信 2937号  小田泰仙

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2024年9月 9日 (月)

五体投地、誤態倒痴、護体統治、自分の城は自分で守れ

 

 五体投地とは、両手・両膝・額(五体)を地面に投げ伏して祈る、仏教でもっとも丁寧な礼拝の方法である。仏様が全てを守っていただける。それに感謝して行う礼拝である。

 

 誤態倒痴とは、誤った治療方法で、体を医師に盲目的に、痴呆状態で身を任せ、結果として倒れてしまうこと。医師は治療をするが、病気を治すわけではない。治すのは自分自身である。それを理解できないので、病気が治らない。

 

 護体統治とは、正しい医学知識で、自分の体を護るため、自分の体を含めて人生全体を統治すること。自分の城は自分で守ることである。そのためには、医師の選択が肝要である。医師は百人百様で、言うことがみんな違う。医師を正しく選択しないと、病気は治らない。

 

法話

 先日(9月8日)、名古屋のお寺で、京都清水寺の貫主森清範師(1940年生まれ、84歳)の法話を聞いた。そのあと信者が五体投地をする様を初めて見て、思いついたことである。

 貫主森清範師の観相を見て、畏敬の念に襲われた。やはり清水寺の管主となると、観相から違う。

 

2024-09-09  久志能幾研究所通信 2936号  小田泰仙

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