2019年9月25日 (水)

未来計画13 米百俵で教育体制を再構築

 大垣教育長の任命は、大垣市長ではなく、独立した別組織が任命するようにする。目的は、市長が変わっても、大垣市の教育がブレないようにするためである。教育は「不易の原則」に則って、行うようにすべきだ。

 将来を担う子供たちへの教育投資は、他市に負けないようにしたい。今はそれが堕落している。

 

現在の問題点

 現在は、小川敏市長が骨ある教育長を首にして、市長の腰巾着のような教育長を任命した。その教育長が大垣市の教育を取り仕切っている。だから金儲けのための一商店街のイベントである「元気ハツラツ市」に、大垣市内の幼稚園や小学校の園児、児童が休日に駆り出されて、新大橋の路上の舞台で躍らせられる事態が9年近く続いている。36℃の炎天下でも踊らされて、児童虐待の様である。これは教育の醜態である。大垣の教育の堕落である。教育長も大垣教育委員会は何も言わない。教育者の資格がない。これでは大垣の未来を背負う若人は育てられない。

 山本譲教育長は児童の命より小川大垣市長への媚びを優先している。

 子供の命など知ったことではない大垣教育委員会である。

 子供の命より金儲け優先の小倉大垣市商店街連合組合理事長である。

 

大垣市は児童虐待日本一

 それも大垣市ぐるみで虐待である。小川敏大垣市長、山本譲教育長、教育委員会、幼稚園園長、小学校校長、観光課、商店街組合、議会、全員が子供の教育、命を軽視している。意見を言うべき地方紙も黙認である。地方紙は小川敏市長の自己PRに忙しい。これでは将来の読者の子供たちも、大人になっても、地方紙を読むまい。

 

大嘘の「大垣は子育て日本一を目指す」

 親が子供為に汗水たらして財産を残しても、大垣市の不動産財産が毎年減り続けので、大垣市で子育てをしても無駄である。大垣市の平均地価は、小川敏市長が就任以来、18年間連続で下落である。無為無策の無能政治の結果として、結果として51%の暴落となった。

 さらに酷いことに大垣市政は、子供への教育費の財源を減らし、自分たちのためにお手盛りして、県下一の給与の高さにしてしまった。未来の子供の為よりも、己の給与のために向けたのだ。明治時代の長岡藩の「米百俵」と大違いである。

 結果として、現在の大垣市は、県下最低レベルの教育費(児童一人当たり)で、小中学校のエアコン設備率も、県下最低レベルで2.1%である。他の岐阜県の主要都市は100%である。

 

米百俵の因縁

 それは戊辰戦争で困窮の目に逢った長岡藩の「米百俵」の逸話と相反する事象である。戊辰戦争によって、長岡藩は壊滅的な状況となった。当時、文武総督でもあった小林虎三郎は、「学校創設による人材育成こそが敗戦国の復興にとって肝要である」との考えで、長岡の昌福寺の本堂を借りて、国漢学校の前身を発足させた。その学校を、藩士の子弟だけの学校ではなく、農民や町民の子弟も入学できるように、門戸を広く開かせた。

 しかしそれには、大きな資金が必要であった。長岡藩の窮状を察した支藩の三根山藩から、米百俵が贈られた。

 生活に困窮していた藩士たちは、その米の分配を希望したが、虎三郎は藩士たちに向けて、「国が興るのも、街が栄えるのも、ことごとく人にある。食えないからこそ、学校を建て、人物を養成するのだ」と主張した。藩士たちは、虎三郎の気概に負けた。

 それで米百俵を元手に書籍や器具を購入し、明治3年(1870年)に国漢学校が長岡の坂之上町に開校した。洋学局や医学局も設置された。国漢学校は、虎三郎の「富強の本、ただ人民の知識を開く外なし」という思想により、農民や町民の子弟も入学を許可された。

 入学志願者は、町ならば町代の印、村ならば庄屋の印があり、四書五経の素読できれば、簡単に入学が許可されたので、最初から比較的多くの志願者が集まった。

 校舎は教室数が6つもあり、教師や教育内容も充実していた。国漢学校は、後に新政府の学制に組み入れられ、阪之上小学校、長岡中学、洋学校、医学校などに分岐していき、山本五十六ら多くの優れた人材を輩出していった。

 

大垣藩との因縁

 江戸時代に、子弟の教育に力を入れた戸田公の陰徳で、明治維新にその成果が花開いた。明治時代に博士の制度が作られたとき、大垣市は、人口当たりで全国平均の40倍の高さの博士出現率を誇り、「博士の大垣」という名声まで獲得した。その博士達が、新しい日本の建設に貢献した。その当時の大垣藩は、戊辰戦争で、最前線で政府軍として戊辰戦争を戦わされた因縁がある。

 その大垣市が、小川敏市政18年間で、教育関係は没落である。歴史の皮肉である。だれがこんな情けない大垣市にしたのだ。小川敏市長である。

 米百俵のエピソードは、山本有三の戯曲「米百俵」で有名になった。小泉首相(当時)も平成13年(2001年)の所信演説で「米百俵」を引用した。

 

至急の対策

 現在のように大垣市を没落させた小川敏市長を早く交代させ、大垣市の再興が必用だ。そのリーダーは教育に情熱がなければならない。自分が東大を出て、頭がいいと自惚れている人間は、教育など重要視しない。

 

2019-09-25   久志能幾研究所通信No.1348  小田泰仙

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2019年9月24日 (火)

冷水を浴びる

 2009年頃から、毎朝、水シャワーを浴びていた。思うところがあり、メンタル面の強化と体の鍛錬の為である。それを約5年間、一日も欠かさず実行した。2010年にローマ旅行をした時も、ローマのホテルで、毎朝、水をかぶっていた。ところが血圧が高くなり、水を浴びている最中に脳の血管が切れる恐れが出てきたので、中断に至った。しかし5年間もこの水浴び習慣を続けることが出来たので、一応の精神面の成果は上がったと納得して中断した。

 その後、高血圧の原因が、血管内のプラークの蓄積だとわかり、その治療をして高血圧が治癒した。また今年、癌を患い手術をして体力が低下したが、なんとか体調が復調してきたので、体の抵抗力向上のため、精神面の刺激として水浴びを再開して、これで約1週間が経過した。

日本刀を鍛錬する場合でも、熱い状態から冷水につけて、その靭性を高める工程がある。人間様の体も同じだと思う。

 

修行

水浴び後の乾布摩擦では、皮膚の鍛錬にもなり、健康上でも良い習慣である。冷たくやりたくないのは本音であるが、覚悟して継続すると、意外と難しくない「修行」である。自分に対して、褒めて上げれる修行となる。それは自分の自信ともなった。

 

堕落防止

日本刀も熱して叩いて鍛え、水に入れて急冷することで靭性を高める。人間様も、いつまでもぬくぬくとした生活では堕落する。冷たい世間の風と水を浴びて、身を引き締めるのもよいことだ。ぬくぬくしていては、堕落する。小川敏市長のように。

今までは、小川敏市長が、ヨイショの地方新聞記事ばかりやヒラメの取り巻きに囲まれていたので、市長のやりたい放題で大垣市は没落した。小川敏市長は大垣史上で最低の市長なのだ。過去でこれほど大垣市が衰退したことはない。小川敏市長が就任以来、地価が半分に暴落である。商店街が81%閉店した。子供たちへの教育投資額が県下最低レベルに激減した。大垣市が滅亡寸前である。

市民の厳しい声を市政にぶつけないと、大垣市は良くならない。今までそれがなかったので、市長のやりたい放題で大垣市は没落した。

皆さんも大垣市役所に生の声を届けよう。それが大垣市の未来を作る。

 

2019-09-24   久志能幾研究所通信No.1347 小田泰仙

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2019年9月23日 (月)

未来計画12 「市長の多選を禁ずる」市条令制定

 大垣市長の多選(3選以上)を禁ずる条令を作るべきである。

 

権力は腐敗する、絶対的権力は絶対に腐敗する。

Power tends to corrupt and absolute power corrupts absolutely.

 英国の歴史家ジョン=アクトンの言葉。

 ジョン・アクトン(1834 - 1902)はイギリスの歴史家・思想家・政治家。主著に『自由の歴史』、『フランス革命講義』。

 この言葉は、1887年4月5日のen:Mandell Creightonへの手紙の中に書かれた。この文の後に、アクトンは、「Great men are almost always bad men.」と続けている。

 

小川敏王朝

 小川敏市長は5選目で、18年間も市長の座にある。18年間も市長の座にあると、絶対権力者も同然となる。だれも市長の意向に逆らえない。回りはヒラメの取り巻きばかりになる。結果として、その環境が大垣市を没落させた。

 現在、小川敏市長は、豪華な宮殿を建設中である。大垣市駅前通りが見る影もなく衰退しているのに、己が座る市庁舎だけが豪華になる。小川敏市長が、大垣市を栄えさせたのなら許せるが、大垣市駅前通りを意図的に没落させた。この権力行使は許せない。

 

大垣市庁舎は宮殿

 他市よりも大垣市は裕福でないのに、市庁舎だけは、他市を凌駕する。市民一人当たりの負担金も大きい。まるで小川敏王朝である。共産党員だけ栄えて、民衆が貧しい共産中国の考え方そのものである。

 絶対権力者はやりたい放題である。だれも諫言できないし、暴走を止められられない。元気ハツラツ市の悪行事強行、新市庁舎建設、己の給与増額、市職員の供与増額、市議会議員の給与増額、無駄な100個の市制100周年記念行事を強行、公金使用用途マル秘条令の乱用、子供の教育費の削減、文化芸術活動への資金援助ナシ、等である。

 

新市庁舎建設の他市比較

 腐敗した権力者は、新市庁舎建設でやりたい放題である。今更、この建設は止まらない。

この建設時期を2年ずらすだけで、数億円の金が浮くはずだ。小川敏市長は東京オリンピックの資材高騰は関係ないと言うが、それは経済音痴だから言えること。法学部出身なのに、公金マル秘条令を作る神経だから、言えること。建設業界の常識で、原価が上がれば、どこかで手を抜かないと、企業経済が成り立たない。

 

大垣市

刈谷市

岐阜市

一般会計

591 億円

599億円

 1562億円

人口

16万2395人

14万9199人

41万3995人

市民年収

320万円

396万円

339万円

全国順位

280位

50位

169位

議員年収

942万円

778万円

1095万円

全国順位

115位

200位

26位

 

 

 

 

新市庁舎

125億円

95億円

254億円

床面積

約3,400㎡

約2,394㎡

39300㎡

建屋構成

地上8階塔屋1階

10階建て

地上5階塔屋1階

建設時期

2022年完成予定

2010年完成

2020年完成予定

特殊事情

東京五輪で資材高騰

平常時

 

一人当たり負担

7697円

6367円

6135円

日本の未来を背負う人材育成

 自市が貧乏になっているのに、金遣いだけは金持ち市以上の振る舞いなど、智慧と徳ある人のやることではない。それが50年前に最高学府を記憶力だけで卒業した人間の末路である。大垣市民が巻き添えを食っている。これを反面教師として、次世代を担うAI時代の子供の教育を我々は考えないといけない。日本は、技術での先導は勿論であるが、人として精神面での世界の指導者に育てないといけない。決して、記憶力だけで評価される人を育ててはならない。大垣市は小川災害という痛い目にあった。

 

2019-09-23   久志能幾研究所通信No.1346 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2019年9月22日 (日)

大垣の地価下落は、大垣市長の無能経営が原因

市長の使命

 リーダ(社長、市長)の使命は、任された組織(企業、都市)の価値を上げること。組織(都市)の価値は下記で評価される。その評価値が減れば、付加価値も下がる。その評価は、企業では株価であり、都市では基準地価である。それは万人が評価する神のような評価である。いわば商売の神様からの通信簿である。己と言う人間も、その組織の経営のやり方で、世間から評価される。

 

組織の価値

 各都市の19年基準地価が発表された(2019年9月20日)。中部圏の主要な都市の中で、大垣市だけが地価下落である。他の主要都市はリニア景気で全て上昇である。大垣市長・小川敏氏の経営能力がない為である。それが、神の声として公開された。要は50年前のテストの成績(記憶力)が良かっただけで、経営能力のない人が大垣市の市長で君臨したため、大垣市が没落した。この50年で経済の価値観が変貌したのだから、現代に必要とされるトップの能力項目も変わった。

小川敏氏は市長として経営能力なし

 小川敏氏は時代に取り残された旧態依然たる化石のような人物である。その人物が市長の座に18年も居座るから、大垣市民が巻き添えで被害を受けた。地価が半分に暴落した。大垣市経済が没落した。子供たちへの教育投資が県下最低レベルとなった。それに対して小川敏市長は、都市の経営能力がなく、なす術がない。なにせ18年間も、連続で地価が下がり続けているが、間違った手を打ち続け、その悪手の反省もせず、それを恥じず、諫言を退け、市長の座に居座っている。

 

基準地価2年連続上昇、中部圏で上昇、下落の2局化

 岐阜市や多治見市、中津川市など利便性が良い都市の地価が上昇した。それに対して、大垣市だけは、18年間、連続で下落である。大垣市長の都市経営の無能さが数値に現れている。

 名古屋圏では、商業地が3.8%、名古屋市は7.5%、知立市は3.8%、刈谷市は3.4%、高山市は4.5%、の上昇である。大垣市だけが下落である。

大垣市の地価推移(2019年、2018年)

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上図は今年と昨年の基準地価。単位:一㎡当たり千円、2019年9月20日、日本経済新聞より

自分の価値

 人間を人間たらしめる要素として、本質的要素と付属的要素がある。本質的要素とは、徳性である。徳性とは、明るさ、清さ、人を愛す、人に尽くす、恩に報いる、誠実、正直、勤勉である。付属的要素とは、徳性の発露を助ける要素で、知識、知能、技能である。(安岡正篤著『人物を修める』より)

 付随的価値である知識力が高いだけで、若い時に自惚れて人生を歩むと、その後の人間的な成長が出来ない。いくら記憶力が良くても、高学歴でも、それは経営能力とは別の能力である。

 人は学び続けなければ、人間でなくなってしまう。学び続けないと、人間は、本質的な動物のレベルに堕ちてしまう。安岡正篤師の言葉である。人前でギネス水饅頭の共食いを自慢する人間に落ちぶれる。それは爬虫類の脳に支配された動物の行為である。だから全国で笑いものになる。

 大垣市長の小川敏氏は、付随的な要素の記憶力は良くても、人間として本質的な要素が劣ると言えるのではないか。人間的な学びをしていないのではないか。小川敏市長は18年間も市長に居座って、大垣市を没落させた。それを認識もせず、責任も感じず、18年間も無様な姿をさらしたのだから、残りの任期2年間で挽回など夢の夢。

Photo

   「修身」のテキストより

 

企業価値の評価項目

 収益性

 安定性 

 将来性

 給与 

 働きやすさ

 

都市の価値の評価項目

 観光の魅力度

 工業の生産額(生産地としての魅力)

 商業の売上高(商売の魅力)

 住居の魅力(利便性)

 子育ての魅力

 小学中学校の教育体制

 日本遺産の魅力

 スポーツの魅力

 芸術の魅力

 グルメの魅力

  大垣市は全ての項目で落第となった。小川敏市政以前は良かった。

 

自分と言う「人間組織」の評価項目

 本質的要素 心の徳性

 付随的要素 知識、知能

 体の健康要素

  五臓六腑の支配者が己

  五臓六腑を作る37兆個の細胞の支配者が己

 心の健康要素

 

大垣市の地価推移(2001年以降)

 2001年の地価を100として2018年の地価は

  (公示地価、基準地価の総平均)2001年より小川敏氏が市長就任

 大垣市  49.5

 岐阜市  64.4

 一宮市  75.0

 名古屋市 145.1

 大府市  90.2

 刈谷市  107.2

 安城市  99.0

 岡崎市  94.3

 

        大垣市地価平均    前年比  変動率

2001年[平成13年]   12万4222円/m2  -7.98%  下落

2002年[平成14年]   10万8425円/m2  -10.10%  下落

2003年[平成15年]   9万6470円/m2   -9.65%  下落

2004年[平成16年]   8万3482円/m2   -8.56%  下落

2005年[平成17年]   7万3836円/m2    -7.04%  下落

2006年[平成18年]   7万2277円/m2    -4.20%  下落 

2007年[平成19年]   6万8535円/m2   -1.85%  下落

2008年[平成20年]   6万9942円/m2   -0.16%  下落

2009年[平成21年]   7万1687円/m2   -1.40%  下落

2010年[平成22年]   6万7237円/m2   -2.82%  下落

2011年[平成23年]   6万5702円/m2    -2.36%  下落

2012年[平成24年]   6万3941円/m2    -2.41%  下落

2013年[平成25年]   6万3216円/m2    -2.13%  下落

2014年[平成26年]   6万1898円/m2    -1.31%  下落

2015年[平成27年]   6万1495円/m2   -0.78%  下落

2016年[平成28年]   6万0585円/m2    -0.57%  下落

2017年[平成29年]   6万0692円/m2    -0.50%  下落

2018年[平成30年]   6万1540円/m2    -0.39%  下落

2019年[令和元年]    6万2036円/m2     -0.47% 下落

 大垣市の公示地価・基準地価マップ・坪単価 - 土地代データより 

 ※変動率は、各地点の変動率の平均となります。(平均地価の変動率ではありません)

  https://tochidai.info/gifu/ogaki/  

 

 

大垣市の経済の没落

 小川敏市長が、自己満足の無能な作業を18年間も続けるので、

 大垣市の平均地価が50.2%減った。

 大垣市の人口密度が58.3%減った。

 小売商店数は35.7%も減った。

 (2018年には46.7%も減ったと推定(回帰分析))

 小売商店従業員は30.4%が消えた。

 (2018年には39.8%が消えたと推定(回帰分析))

 教育・学習支援の従業員の58.8%が消えた。(8年間で)

 小売業商品販売額が16.6%減った。

 (2018年には21.7%も減ったと推定(回帰分析))

  (以上は2001年~2014年 大垣商工会議所のデータ)

20190821

各市の教育費比較

 大垣市の教育は県下最低レベル

          一人当り予算   児童生徒数 

         千円  大垣100で   人

 多治見市    735    158    8,862  

 岐阜市     529    114    32,074  

 可児市     517    111    8,352   

 大垣市     465    100    14,400  

 各務ヶ原市   445     96    12,525   

 刈谷市(愛知県)918    197    11,120  

 

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 大垣市の救世主よ、出でて大垣を救いたまえ。

 

2019-09-22   久志能幾研究所通信No.1345 小田泰仙

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2019年9月21日 (土)

岐阜新聞、御用新聞社の洗脳報道

 岐阜新聞社の紙面を見ていると、「大垣市の教育は日本一」だと勘違いをさせられる。岐阜新聞社は、読者が勘違いするように紙面の文言を配置して、大垣市民を真実から目を逸らす画策をしている、としか私には思えない。

 

 2019年4月16日の岐阜新聞の紙面で(大活字で)

 大垣市議選候補者26人アンケート

  「教育・子育て」注力19人 

 「市長の市政運営は「評価」9割」である。

 

 私が大垣市の教育の実態を実際のデータで検証(2019年9月1日、文末に掲載)する前は、私も大垣の教育への取り組みは素晴らしいと勘違いをして、当時(2019年4月16日)、この新聞記事に騙されてしまっていた。騙された私が愚かなのだ。

 上記の表現は、あくまで大垣市議候補者26人のアンケート結果であって、実際に教育・子育てが、高く評価されたわけではない。岐阜新聞紙面は、新聞読者に誤解を与えるような表現で紙面が構成されている。

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   岐阜新聞   2019年4月16日

無責任なアンケート

 紙面には「市議として注力したい分野について、市総合計画「未来ビジョン」や過去の市議会一般質問の内容から14分野の中から3つ選択してもらった。」とあるが、誰がその3つの選択をさせたかは、明記されていない。主語が隠されている。詐欺まがいの文面である。「~してもらった」という受動形は、主語のない無責任さを表す表現で、テクニカルライティング上で、厳禁の表現である。

 これは、あくまでもお任せのアンケートで、岐阜新聞社が、問題点を市民から聞き込んで、もしくは自主的に取材をして、主体的にテーマを選択して実施したアンケートではない。結果も実績値ではない。その3つに大垣市政が注力しているわけではない。それは市議会議員候補が注力したい「願望の」分野であるにすぎない。それをいかにも大垣市政が注力していると、紙面を見て私が勝手に思ってしまっただけだ。そういう風に思わせる洗脳風の紙面である。

 

あるべき姿

 本来、新聞社が、大垣行政の問題点を抽出して、アンケートを取るべきである。しかし、御用新聞が自ら墓穴を掘るような愚かなことはしない。それが御用新聞の真骨頂である。新聞紙面に証拠を残さない頭脳ハンのごときである。

 本来なら、例えば教育関係で、実際のデータで検証して、そのデータを他市と比較して、その結果の問題点を市会議員にアンケートとして問うべきなのだ。それに対しての小川敏市政の評価をアンケートで調査するべきであった。

 

悪いのは読者

 それをすると、御用新聞として、小川敏市長に裏切りとなるのでしないだけである。御用新聞社は、嘘を言っていない。本当のことを報道しなかっただけだ。そうすれば後ろ指は指されない。勝手に勘違いをした読者が悪いのだ。勝手に勘違いをした私が愚かなのだ。

 

真の大垣市の教育の姿

 実際に、大垣市の児童生徒の一人当たりの教育費は県下最低レベルである。そのことは、岐阜新聞は口が裂けても一言も報道しない。大垣市長は、「子育て日本一を目指す」とは言うが、「日本一になった」とは、言わない。だから嘘ではない。小川敏市長は口先の魔術師である。それを岐阜新聞社は、読者が誤解するように誘導して報道している。

 

偏向した評価を、勘違いさせる

 市議会議員候補も、当選後は、地域の利権代表者として小川敏大垣市長から覚えを良くしてもらわないと、小川敏市長から意地悪をされるので、猫を被る。そうしないと地域へ利権の誘導が出来ない。

 「長期政権の絶対権力は、絶対に腐敗する」と日露戦争当時の米大統領が明言した。だから当時の米国は、帝政ロシアに歯向かった日本の味方になってくれた。それで日本はロシアとの戦争に勝てた。日本人自体が勝てるとは思っていなかったのに。

 だから、大垣市会議員の誰も、5期長期政権の絶対権力者の小川敏市長に盾突かない。だからアンケートで、小川敏市長の行政評価が、「大いに評価」と「評価する」が9割を占める結果となる。これだけ大垣市が没落したのに、その現実に目を逸らして小川敏市長にゴマを擦っている。つまり大垣市会議員候補者の評価は、現実に正しい評価ではない。小川敏市長に媚びを売るような評価となる。それを岐阜新聞社は、いかにも正しい評価のように報道する。それは御用新聞社の洗脳報道である。それ故、私も勘違いをしてしまって恥をかいた。敵は上手である。

 

大垣市民の皆さん、現実を見よう

 同時に紙面に掲載されている「キッズピア」の写真も、忖度の誘導報道である。それを報道するなら、なぜ81%が閉店した大垣駅前商店街の写真を掲載しないのか。それが現在の大垣市の大きな問題である。小川敏市長が政権を取って大垣市の平均地価は半値以下に暴落した。9月20日付の新聞でも、近隣都市の基準地価は軒並みに上昇しているが、大垣市だけは下落である。

 大垣市の子育て支援のレベルは全国都市中で30位前後である。大垣市は、普通の子育て支援レベルで、日本一ではない。それを口先の魔術師の小川敏市長が「子育て日本一を目指す」と言葉巧みに言うだけである。児童生徒一人当たりの教育費は、県下最低レベルだが、それは口が裂けても言わない。岐阜新聞社も報道しない。小中学校のエアコン設備率も県下最低であったが、国に金を出してもらって整備を進めている。本来、子供たちのために出すべき金は、大垣市職員の給与に化けて、岐阜市を差し置いて県下一の給与水準となっている。

 我々が目を覚まさないと、小川敏市長に生活を破壊される。大垣の未来がなくなる。すでに半分は破壊された。

 

偏向報道の末

 そういう偏向報道で、戦前の新聞社は日本国民を扇動して太平洋戦争に追い込んだ。今の岐阜新聞や大手新聞社とあまり変わらない。ネットやSNSがなければ、アメリカもフェイクニュースばかりの旧メディアに支配され、トランプ大統領が誕生することはなかっただろうと言われる。

 

参考記事

「無知に付け込む小川敏市政 教育投資は県下最低」

  久志能幾研究所通信 2019-09-01

   http://yukioodaii.blog.enjoy.jp/blog/2019/09/post-6da0.html

 

各市の教育費比較(児童生徒一人当たり)

教育費は大垣市が県下最低レベル。

小川敏市長は、子供の教育軽視が日本一。教育の破壊者。

     一人当り予算  児童生徒数 大垣市100で

          千円    人

 多治見市    735   8,862   158

 岐阜市     529   32,074   114

 可児市     517   8,352   111

 大垣市     465   14,400   100

 各務ヶ原市   445   12,525    96

参考

 刈谷市(愛知県)918   11,120   197

Photo

2019-09-21   久志能幾研究所通信No.1344 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2019年9月20日 (金)

「あいち航空ミュージアム」は人生を語らず

 県営名古屋空港にある、昔の名古屋空港のターミナルを改装して作られ航空ミュージアムである。2階のエントランスから入場するとすぐ、レオナルド・ダ・ヴィンチが設計したヘリコプターが出迎えてくれる。趣向を凝らしたのはよいが、その造りはクラフトマンシップに溢れてはいない。安っぽい感じがするのが残念だ。その後、世界の名機100 機の1/25スケールのソリッドモデルの展示である。1階に8機の実物機の展示がある。

 全体を通して、飛行機マニアの私をワクワクさせてくれる感じがない雰囲気が残念である。

Dsc06743s   あいち航空ミュージアム

Dsc06657s   レオナルド・ダ・ヴィンチが設計したヘリコプター

Dsc06658s 世界の名機100 機の1/25スケールのソリッドモデル

Dsc06661s   一階の全容

博物館の魅力度

 中部圏に4つある航空博物館の中で、もう一度、行きたいという気にさせてくれない博物館であった。何か魅力が少ない。

 セントレアの「フライト・オブ・ドリームズ」なら、建屋の上階からB787を見下ろしながらコーヒを飲んだり、食事をしたりする楽しみがある。ショップで飛行機のパーツを探す楽しみがあった。シアトルの街を模したレストランで食事の楽しみもある。

 「岐阜かがみがはら航空宇宙博物館」は展示に工夫があり、再度行きたいという気になる。飛燕も敬意が払われて展示されている。

 「MRJ ミュージアム」は金と手間がかかっていた。(見学記は次回に掲載予定)

 ところが「あいち航空ミュージアム」は広さ、展示機、喫茶店、ショップ等が全て中途半端である。

 

展示の工夫の欠如

 2階の通路からYS11を撮影しようとすると、2階通路外に設置された照明装置の部分が機種の頭部にその影が入ってしまい、写真が台無しになる。もう少し飛行機マニアの写真撮影を考慮した機器の配置を考えるべきだと思う。何も考えていないお役所的な展示スペースの配置である。そこで最初に違和感を覚えた。

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 YS11 照明装置の部分が撮影の邪魔

 

博物館での物語

 博物館は、博物館の商品(展示品)を並べればよいものではない。博物館の展示にもストーリが必要とされる。博物館も書籍と同じで、伝達目的と、その伝達手法、ストーリが必要とされる。博物館を見学に来た人に何を伝えるのか、訴えるのかが問われる。この「あいち航空ミュージアム」はそれが希薄で、ただ飛行機を並べただけという印象を受ける。

 その片隅に人目をはばかるようにゼロ戦が置いてある。そのゼロ戦の技術の何がすごいのか、それが博物館として「記述(展示)」されていない。

そのストーリは、

 「こんにちは。ようこそ。これがレオナルド・ダ・ビンチのヘリコプターですそれがどうした? その次の話は? 段落欠如!) これが名機100機の1/25スケールの模型です。一階は実物のヘリです。隅に置かれたのは日陰者のゼロ戦です。後は日本初の旅客機YS11、三菱重工が作ったビジネス機MU2を展示しました。ついでにお土産を買ってヨ。さようなら。というが如くである。

 で、何が言いたいのだ? と疑問を呈したくなる。この博物館を設計した人の思考回路に疑問を感じる。

 

人生ストーリ

 人生で出会う物語にはストーリがある。そこで言いたい結論があるはずだ。そのストーリに論理性、物語性、結論がなければ、その違和感を覚えて、一度、立ち止まるべきなのだ。論理性のないストーリ-は破綻する。そういう意識が人生の危機管理ともなる。私が人生で出逢う事象には、そのストーリー性を常に考えている。

 

展示機

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2019-09-20   久志能幾研究所通信No.1343 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年9月19日 (木)

ゼロ戦、大垣、小川敏市長、栄華の末路

 2019年9月18日、「あいち航空ミュージアム」でゼロ戦の展示を見て、大垣市の栄枯盛衰に思いを馳せてしまった。

 

「あいち航空ミュージアム」見学

 「MRJ MUSEUM工場見学ツアー」を申し込んで、9月18日に枠が取れたので見学した。少し早めに行って、先に「あいち航空ミュージアム」を集合時間までの30分間で見学した。それは正解であった。その後の「MRJ MUSEUM工場見学ツアー」は、約90分間(待ち時間を含め2時間)で、結構歩く時間が多く、疲れ果ててしまった。その後、再度「あいち航空ミュージアム」に入館して見学する元気が無くなってしまい、そのまま帰宅のバスに飛び乗った。

 帰宅後、一時、爆睡してしまった。夜に起きて少しこの原稿を書いた。それで18日のブログは休載にした。恐縮です。

 「MRJ MUSEUM工場見学ツアー」で、歩く距離が多かったのではなく、私が病み上がりのため体力低下で、更に肝機能低下の影響で、疲れやすくなっているのが原因であった。何事も体力、健康が大事である。それを痛感した。

P10409731s   馬場恵峰書

全体所感

 岐阜県の各務ヶ原航空宇宙博物館と比較して、「あいち航空ミュージアム」の展示内容に少し見劣りがする。それでも目玉展示品のゼロ戦を見学できるのは素晴らしい。しかし飛燕とゼロ戦の展示の雰囲気が違う。多くの学びと気付きがあった。

 

ゼロ戦

 お目当てのゼロ戦は興味深かったが、見学してあまり感激はしなかった。それは展示方法が影響している。もう少し展示方法に工夫が欲しい。周りに説明パネルが多すぎて、飛行機マニアの私には、撮影の邪魔である。また展示場所や展示方法も、なにか日陰者扱いの展示である。以前は、目立たないように塀で囲まれていたという。各務ヶ原航空宇宙博物館の飛燕とゼロ戦の展示の雰囲気が違う。

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  「あいち航空ミュージアム」のゼロ戦

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各務ヶ原航空宇宙博物館 飛燕

 

戦争の影響

 話によると、ゼロ戦の展示は戦争美化になると反対する勢力があり、そのために処置と言う。ここは純粋に技術の展示のはずだ。国を想い、親や子女を守るため、命を掛けて設計した技術の証しが、戦闘機ゼロ戦である。ゼロ戦を通して、当時の技術の粋が展示されている。

 日米戦争は、日本の自衛戦争であった。それはマッカーサーカー元帥が、帰国後に米国議会で証言している。

 日本は、当時、列強の国からABCD包囲網で経済封鎖された状態で、戦争を始めなければ、半年後、資源が枯渇して日本の産業は生産が止まり、日本中が失業者に溢れ、飢えて国が滅んだ。植民地強奪競争で、日本が目障りとして徒党を組んだ欧米列強が、「窮鼠猫を嚙む」という状況に、日本を追い込んだといえる。例えれば今の北朝鮮のように世界から経済封鎖されたのだ。北朝鮮は恐怖政治で民衆を抑えているからなんとかなるが、民主主義の日本ではそうはいかない。

 当時、日本に植民地強奪競争を邪魔された列強諸国は怒り心頭であった。インドでは英国の強欲な植民地政策で2000万人が餓死している。英国は、中国をアヘン戦争で侵略し、香港を強奪した。他国も植民地強奪競争で、同様の有様である。当時、列強諸国は、アジア人を人間として扱っていなかった。それが常識であった。

 

国家の消滅

 第二次世界大戦後、自力で自国を守れなく、世界地図から消えた国が、183ヶ国にも及ぶ。近未来に隣国の2国が、消滅するかもしれない。それほど世界は、国として生存競争は厳しい時代である。

 欧州に難民が溢れ、テロが頻発し、中東では火種が尽きない。北朝鮮はミサイルを飛ばして日本を脅かしている。韓国は日本の領土・竹島を強奪して占領して居直っている。毎日、中国は尖閣諸島に領海侵犯を繰り返している。領空侵犯も日常茶飯事である。いわば刃物を以て家の周りをうろつくヤクザのような行為である。なんでそんな国の元首を国賓扱いで迎えねばならぬのか。国賓扱いする費用は、税金である。領海侵犯の事実を報道しない新聞社もフェイクニュースの元である。毎日領海侵犯されているのに、新聞社は報道しない。

 

チベット滅亡の原因

 戦争の脅威は過去の話しではない。チベットが中国に滅ぼされたのは、平和憲法がなかったためではなく、自国を守る戦力がなかったためである。自国を守るには自衛力が必要である。例えれば、プロレスラーに喧嘩を売るヤクザはいない。社会党は無防備無戦力を謳っていた。その後継の民主党は、日本の危機に無力であった。消えた民主党の残党が、今でも中国韓国に媚びを売っている。

 民主党政権時代、官房長官の仙谷由人が「自衛隊は暴力装置である」と言った。その国賊のDNAが野党に流れているせいではないか。私は、「国をセコムしてますか?」と問いたい。

 

ゼロ戦の技術

 まじかで当時の加工技術に納得した。沈びょう式リベットの技術を、世界で初めて採用したゼロ戦は、技術者の眼からも興味深い。驚いたことに、それは機体全部への適用ではなかった。まだまだ国力がないことが、ゼロ戦の機体製作技術からうかがえる。

 ゼロ戦の全体に贅肉のないデザインが、性能の良いことを示している。美しいものには美学がある。堀越技師のこだわりが隅々に感じられる。自分が元時術者だから、その心境がよくわかる。それは芸術作品と通じるものがある。 ゼロ戦は、1994年にスミソニアン航空宇宙博物館で、天井からぶら下げられた状態の機体を見たが、地上の状態で、まじかで見られたのは、今回が初めてある。それで技術の粋をジックリ観察することができた。

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  沈びょう式リベット 主翼部

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 沈びょう式リベット 尾翼までは適用されていない。

 

ゼロ戦の栄華の末路

 開戦当初、世界最高の性能を誇ったゼロ戦の時代も長くは続かなかった。米国は捕獲したゼロ戦を徹底的に研究して、それの弱点の解明とそれを上回る戦闘機の開発に力を入れた。その結果、ゼロ戦は、米国が新たに投入した新戦闘機(P51ムスタング,F6ヘルキャット)の餌食となった。終戦末期は特攻の機体に落ちぶれてしまった。時の指導者が、ゼロ戦の技術に奢って次世代の戦闘機の開発に投資しなかったためである。

 

大垣市の栄華の末路

  大垣市も一時は西濃の小京都と呼ばれ繁栄したが、小川敏市長が大垣市への投資を無くして、大垣市を没落させた。

 

小川敏市長の栄華の末路

 その小川敏市長も、若い時は秀才として東大を出たが、その後の自身への教育投資を怠り、頭は痴呆化して劣化した。水饅頭を共食いして世界記録だと痴呆的に自慢した。その行為は全国で嗤れている。本人だけ、それを認識していない。

 公金の使用用途はマル秘扱いが常識だと大垣市だけの特別条令を制定した。小川敏市長が東大法学部出とは信じがたい。東大法学部も地に堕ちた。市制100周年記念行事の会計報告はマル秘なのだ。元気ハツラツ市での拡声器騒音は、岐阜県の騒音防止条違反だが、それには気にしない。

 元気ハツラツ市をやるほど大垣市が衰退するのに、それを止めようとしない。大垣駅前商店街を没落させた実行中心人物・小倉利之氏に、「商店街の振興に貢献した」として、市功労章を贈った。

 未来の子供への投資を減らし市役所職員の給与に振り向け、結果として県下一の給与とした。その結果、大垣市の児童生徒一人当たりの教育費は県下最低レベルに落ちぶれた。小中学校のエアコン設備は県下最低の2.1%である。

 小川敏氏の頭脳は、この状況が正常に判断できないほど劣化した状況になっている。

 

自国を守れ

 今でも世界は弱肉強食である。形を変えた戦略戦争の戦いが、グローバル経済主義の正当化である。他国の強者が我々の仕事を奪い、日本を貧乏にさせられた。この20年間で、先進諸国で給与水準が下がっているのは日本だけである。中間層の給与は先進諸国でも下がっていて、米国では国民のその怒りが米国でトランプ大統領を生んだ。

 大垣市でも、他市の露店商人が、元気ハツラツ市で大垣駅前商店街の商売を奪った。小川敏市長が他市の大規模小売店企業を優遇する政策を続けるので、大垣駅前商店街の81%が閉店に追いやられた。大垣駅前商店街の従業員の40%が職を失った。まず自国、自分の住む都市を守らないと、生活が破壊される。大垣市では、小川敏市長は大企業の味方で、大垣市民の敵なのだ。

 

誰が真の戦犯か

 このゼロ戦の技術の展示に反対する勢力は国賊者である。責める相手を間違えている。戦争に追い込んだ真の戦犯を追及すべきなのだ。それの矛先を曲げるためにゼロ戦の展示に反対しているようだ。

 戦争を鼓舞して、戦争を賛美した当時のアサヒを筆頭にした新聞社は、今は戦争反対だと身の代わりが早い。そんな新聞社は信用できまい。何が真実なのか、自分で考えないと、国が亡ぶ。都市が亡ぶ。自身が洗脳され、生活が破壊される。新聞は今でも、為政者の為の洗脳教育の報道に余念がない。

 

地方新聞は洗脳報道に余念がない

 身近に、自分の住んでいる都市で、何が真実かを知らないと、自分の命と財産と子供の未来が危ない。大垣市の小川敏市政の悪例が良い見本である。小川敏市長のせいで、私の所有する不動産財産価値が半分以下になった。大垣が没落した。地方紙の岐阜新聞、中日新聞はその事実を全く報道しない。

 毎日の地方新聞の報道で、小川敏市長の自己宣伝の報道ばかりが目に付く。それはフェイクニュース寸前のレベルである。くだらない小川敏市長の宣伝記事が連日、紙面を占有するので、本来報道すべきニースが報道されない事態となっている。まるで洗脳報道である。

 

2019-09-19   久志能幾研究所通信No.1342 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

2019年9月18日 (水)

休載連絡

今日は、「あいち航空ミュージアム」見学と「MRJ見学ツアー」に参加して疲労困憊になったので、休載させていただきます。明日、報告します。

2019年9月18日 小田泰仙

2019年9月17日 (火)

大垣市長、1億円のサプリメントに大散財

 小川敏市政は、大垣駅前商店街を活性化する目的で、2011年から「元気ハツラツ市」を強行している。毎月、9年間も継続して、総額1億円も費やしているのに、全くその効果が出ていない。それどころかそれが原因で、益々大垣駅前商店街を衰退させていった。その様は、まるで病気を治そうと高額のサプリメントを使い、その副作用で苦しむが如くである。まともな神経なら、効果がなく副作用があることが分かれば、すぐ軌道修正をするのだが、小川敏市政は、その間違いを認めようとしない。まるで何かに取りつかれたダダをこねる幼児のようである。

 精神が幼児のようだから、使った1億円の会計報告をしようとは思わないようだ。小川敏市長にとって行政の予算の使用用途は、マル秘扱いが常識なのだ。この9年間、元気ハツラツ市の会計報告は一度もナイ。社会人として、まともではない。それがどれだけ異常かを認識できないほど、常軌を逸している。

 

私のサプリメント経験

 私もガンの再発防止で、サプリメントを使って、この9月に肝機能の低下という苦い副作用を経験して、サプリメントの使用をやめた。普通の神経なら、その異変に気が付くのだ。

 

元気ハツラツ市は「効かないサプリメント」で、副作用大

 元気ハツラツ市の開催は、大垣駅前商店街という、いわば大垣市経済の肝臓部を傷めたのだ。肝臓が悲鳴を上げたのだ。元気ハツラツ市を開催すると、常連客が来なくなる、売上が下がる、露店で出店する市外業者が利益を奪う、車が商店街に入れない、キモイ連中がのさばる、シャッターを下ろす店が激増した等の被害を大垣駅前商店街に与えた。商店主の多くが、元気ハツラツ市の中止の声を上げたが無視された。この9年間、元気ハツラツ市は愚直に痴呆的に強行され、実施され続けた。

 

大垣の悲劇

 そして悲劇が大垣市を襲った。大垣市が没落したのだ。象徴的な事象として、大垣市の平均地価が半値以下に暴落した。他市は名古屋のリニア景気で地価が上昇している市も多い。しかし大垣駅前商店街の81%が閉店した。児童生徒一人当たりの教育費が県下最低に暴落した。それでも精神が幼い大垣市の指導者は気が付かない。小川敏市長は、市制100周年記念行事で3億5千万円を無駄遣いして、白いオープンカーで大垣市内をパレードして悦に入っている。だれも止められないので、裸の王様である。

 

 

小倉利之理事長は元気ハツラツ市の実行中心人物

 小川敏市長の手下である大垣商店街連合組合の小倉理事長は、小川敏市長の意向を愚直に継続した。大垣商店街がいくら衰退しても、小倉理事長は大垣駅前商店街にお店を持たないので、その痛みは感じない。お店の売り上げ減少など、知ったことではないのだ。小川敏市長は、愚直に大垣市のいう事をロボットのように聞いてきた小倉利之氏に「市功労章」を贈った。大垣市を没落させた中心人物に、市民税を使って褒賞するのは税金の無駄遣いである。私が民主党の仕分け責任者なら、真っ先に仕分け対象である。

 

小倉利之氏の表彰理由

 市功労章の表彰理由が「大垣市商店街振興組合連合会理事長として、商店街の振興に寄与するとともに、中心市街地の活性化に貢献」とある。この2年間だけでさえ、大垣駅前商店街の48軒のお店(全体の20%)がシャッターを下ろした。大垣市商店街組合連合会の責任者として、大垣市商店街を衰退させ、地獄に突き落とす手先として働いて、それでなんで「市功労章」なのだ。市民税を納める市民として怒りが起こる。他市に対して、大垣の恥として恥ずかしい。

 その理事長職の座も特定の人間だけの密室政治で決められ、誰も関与も辞めさせることが出来ない。彼も75歳位で、高齢なのに、ずっと理事長の座にしがみ付いている。きっと美味しいものが多くあるのだろう。

Photo

1 「広報おおがき №1874 平成31年3月15日」より

       (№ いやなし)

 

小川敏市長の18年間の市政の挙句、

 平均地価が 50.2% 暴落した。(2018年現在で)

 人口密度が 58.3% 減った。(2018年現在で)

 小売商店数は 46.7% も激減した。(2018年推定)

 小売商店数は 35.7% も減った。(2014年現在で)

 小売商店従業員は 39.8% が消えた。(2018年推定)

 小売商店従業員は 30.4% が消えた。(2014年現在で)

 教育・学習支援の従業員の 58.8% が消え。(8年間で)

 小売業商品販売額が 21.7% 減った。(2018年推定)

 小売業商品販売額が 16.6% 減った。(2014年現在で)

   (2018年の値は回帰分析での推定値) 

   (以上は2001年~2014年 大垣商工会議所のデータ)

    地価は、大垣市の公示地価・基準地価マップ・坪単価 - 土地代データより 

     https://tochidai.info/gifu/ogaki/  

.  以上は2001年から2014年(平成26年)までの統計値で、平成30年度の統計資料がまだ発表されていない。平成30年度は、回帰分析の推定値である。平成30年度の統計値では、もっとひどい状況だと推定される。

20190821

 添付資料 大垣市経済推移20190821.jpgをダウンロード

 

下記は2017年現在での値

 (2019年の公式データはまだ未発表)

駅前商店街のお店数  560店 → 361店    36%減

駅前商店街の従業員数 2,440人 → 1,901人  23%減

駅前商店街の売上   34,656 → 18,048千円  48%減

駅前商店街の売場面積  59,108 → 37,819   36%減

空き店舗数      44 → 36店(嘘)

           「かくれ空き店舗」が集計に入っていない。

           2017年現在、シャッターを下ろしたお店61%

           2019年現在、シャッターを下ろしたお店81%

 市民の買い物調査では、中心地に買い物に行く頻度が増加したのは36.5%である。つまり残り63.5%は、中心部に買い物に行かなくなった。(「大垣市中心街活性化計画」p17~19、36)

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馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集」 久志能幾研究所刊より

 

2019-09-17   久志能幾研究所通信No.1340 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。

 

2019年9月16日 (月)

癌再発予防の70万円サプリメントに挑戦

 昨年、私は河村義子先生のご逝去に接して、胸騒ぎを覚えて、年初に検診を受け、癌が見つかった。愛知県がんセンターで手術をした。その後の標準治療である抗がん剤治療を勧められたが、私はそれを拒否した。それで癌の再発防止のため代替医療に取り組み始めた。その過程で、実際に70万円のサプリメントを使ってみて、痛い目にあった経験を記す。

 

代替医療を探して東京へ

 その代替医療を探す過程で、東京のクリニックで代替医療の情報を得て、地元のクリニックで治療を始めた。その東京のクリニックで自分に最適の抗がん剤とサプリメントを検出してくれるという血液検査を紹介された。その血液はギリシャのベンチャー企業に送って調べるという。一人一人体調が違うので、その血液から、その人に最適の抗がん剤とサプリメントを摘出してくれるという。その検査費用は50万円。20万円で現状の調査、30万円の追加料金で最適の抗がん剤とサプリメントを摘出するという。

 

50万円の血液検査

 病気になると人間は弱いものだ。藁をもすがる思いで決断して、私は50万円を払って血液検査を受けた。その結果の報告書は、納得できるものであった。各種の抗がん剤、サプリメントで、どれが一番効果ある品かを、実際の私の血液で実証してくれた。これは確かに合理的で、お金もかかると納得した。

 それを基に東京のクリニックの医師が私に最適のサプリメントを調法してくれた。見つけた最適の抗がん剤は、私の抗がん剤不使用という方針で、不要ではあった。2か月分のサプリメントで約10万円弱である。今までの交通費等を考えると、約70万円のガン再発予防のサプリメント代である。

 

学び

 その2か月後、地元の医院で血液検査の肝機能低下を指摘された。それの原因に思い当たることがなく、医師から、新たに取り入れたサプリメントが怪しいと中止を指導された。それでサプリメント服用を中止して、肝臓の治療薬を服用して、やっとほぼ元通り肝機能の値になった。

 サプリメントは、個人個人で合う合わないの事例が多いようだ。人によっては、肝機能に悪影響を及ぼすサプリメントも存在するようだ。サプリメントは薬ではなく、補助剤である。あくまでその使用は個人責任である。

 人間の病気はまだまだ未知の領域が多い。それに付け込んでの商売も多い。全てが悪いわけではなく、試行錯誤の過程である。その選別は専門医でも難しい。なにせ医師も病気が分かっていないのだ。まして素人の患者は右往左往である。

 病気の予防の基本は、あくまで生活習慣の改善と食生活の改善である。薬やサプリメントに頼るのは応急処置として考えるべきだ、が今回の学びである。

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 馬場恵峰書「佐藤一斎「言志四録」五十一選訓集

 久志能幾研究所刊より

 

2019-09-16   久志能幾研究所通信No.1339 小田泰仙

著作権の関係で、無断引用を禁止します。