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2019年9月23日 (月)

未来計画12 「市長の多選を禁ずる」市条令制定

 大垣市長の多選(3選以上)を禁ずる条令を作るべきである。

 

権力は腐敗する、絶対的権力は絶対に腐敗する。

Power tends to corrupt and absolute power corrupts absolutely.

 英国の歴史家ジョン=アクトンの言葉。

 ジョン・アクトン(1834 - 1902)はイギリスの歴史家・思想家・政治家。主著に『自由の歴史』、『フランス革命講義』。

 この言葉は、1887年4月5日のen:Mandell Creightonへの手紙の中に書かれた。この文の後に、アクトンは、「Great men are almost always bad men.」と続けている。

 

小川敏王朝

 小川敏市長は5選目で、18年間も市長の座にある。18年間も市長の座にあると、絶対権力者も同然となる。だれも市長の意向に逆らえない。回りはヒラメの取り巻きばかりになる。結果として、その環境が大垣市を没落させた。

 現在、小川敏市長は、豪華な宮殿を建設中である。大垣市駅前通りが見る影もなく衰退しているのに、己が座る市庁舎だけが豪華になる。小川敏市長が、大垣市を栄えさせたのなら許せるが、大垣市駅前通りを意図的に没落させた。この権力行使は許せない。

 

大垣市庁舎は宮殿

 他市よりも大垣市は裕福でないのに、市庁舎だけは、他市を凌駕する。市民一人当たりの負担金も大きい。まるで小川敏王朝である。共産党員だけ栄えて、民衆が貧しい共産中国の考え方そのものである。

 絶対権力者はやりたい放題である。だれも諫言できないし、暴走を止められられない。元気ハツラツ市の悪行事強行、新市庁舎建設、己の給与増額、市職員の供与増額、市議会議員の給与増額、無駄な100個の市制100周年記念行事を強行、公金使用用途マル秘条令の乱用、子供の教育費の削減、文化芸術活動への資金援助ナシ、等である。

 

新市庁舎建設の他市比較

 腐敗した権力者は、新市庁舎建設でやりたい放題である。今更、この建設は止まらない。

この建設時期を2年ずらすだけで、数億円の金が浮くはずだ。小川敏市長は東京オリンピックの資材高騰は関係ないと言うが、それは経済音痴だから言えること。法学部出身なのに、公金マル秘条令を作る神経だから、言えること。建設業界の常識で、原価が上がれば、どこかで手を抜かないと、企業経済が成り立たない。

 

大垣市

刈谷市

岐阜市

一般会計

591 億円

599億円

 1562億円

人口

16万2395人

14万9199人

41万3995人

市民年収

320万円

396万円

339万円

全国順位

280位

50位

169位

議員年収

942万円

778万円

1095万円

全国順位

115位

200位

26位

 

 

 

 

新市庁舎

125億円

95億円

254億円

床面積

約3,400㎡

約2,394㎡

39300㎡

建屋構成

地上8階塔屋1階

10階建て

地上5階塔屋1階

建設時期

2022年完成予定

2010年完成

2020年完成予定

特殊事情

東京五輪で資材高騰

平常時

 

一人当たり負担

7697円

6367円

6135円

日本の未来を背負う人材育成

 自市が貧乏になっているのに、金遣いだけは金持ち市以上の振る舞いなど、智慧と徳ある人のやることではない。それが50年前に最高学府を記憶力だけで卒業した人間の末路である。大垣市民が巻き添えを食っている。これを反面教師として、次世代を担うAI時代の子供の教育を我々は考えないといけない。日本は、技術での先導は勿論であるが、人として精神面での世界の指導者に育てないといけない。決して、記憶力だけで評価される人を育ててはならない。大垣市は小川災害という痛い目にあった。

 

2019-09-23   久志能幾研究所通信No.1346 小田泰仙

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