「みとりし講演会 生と死」、GHQの呪いで乳癌激増
人は新しい命を得て、祝福されて生まれてくる。
人は志を持ち、夢に向かって、人生飛行へ飛び立つ。船で出航する人もいる。徒歩で出発する人もいる。
乗り物に差(貧富の差)はあるが、終着地はみな同じ、黄泉の国。
「一つの命が生まれる確率は、1億円の宝くじが百万回連続で当たるのと同じ」(筑波大学 村上和雄名誉教授)
大事な自分の命、ご先祖の代表としての自分。
自分の使命を全うしよう。
一度飛び立てば、何時かは着陸せねばならぬ。
人は生老病死である。
世界一の金持ちであったアップル社のスチーブ・ジョブズは、癌治療に60億円を使ったが、56歳で命が絶えた。お金があっても命の全うは難しい。
だから生きているだけでも大儲けである。
長い人生飛行の最期は、優雅に美しく。
静かな朝もやの中、安らかに彼岸に着地。
「みとりし講演会 生と死」開催
昨日(2024年10月27日)、第3回目の映画「みとりし」上映会と講演会を木戸町の多目的ホール(個人所有)で開催した。前回の2回は、各回とも15名ほどの参加者であった。今回は5名であった。大垣市広報でこの催しを紹介したので、もっと多いと予想したが、欠席者が多く、この結果となった。それでも多くの成果があった。
この映画は何度見ても新しい発見がある。プレゼン資料を作る段階で、多くの学びがあった。また新しいご縁も生まれて、この講演会を実施して良かったと思う。
小川みさ子氏の講演中 木戸町多目的ホール 2024年10月27日
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ご褒美
高齢(85歳くらい)の参加者の二名が、この映画と講演に感銘を受け、「この映画は、我々老人ではなく、若い人が是非見て欲しい」と感想を述べられた。これが私への最高のご褒美であった。やって良かったと思った。
そうなんです。本件は、看取られる側ではなく、看取る側(老いた親を持つ人たち)が関心を持つべき課題です。だから上映会・講演会を継続して開催している。
孤独死
この映画では、看取りの4実例が映画化されている。その一つが孤独死、腐乱事件である。私の町内でも2022年9月19日、70歳の独居老人が孤独死、腐乱状態で発見される事件が起きた。自治会長の私に異変の通報があり、その処置で走り回った苦い経験があった。そのため、この啓蒙活動として本映画会と講演会を始めた。
現在の日本では、年間約7万人が孤独死をしている。その中、かなりの確率で腐乱状態で発見される。住民が250名ほどの自治会(平均的な規模)では、確率的に5年に一度は遭遇する事件である。人ごとではない。
孤独死は致し方ないが、せめて死後、数日で発見して弔って上げたい。孤独死腐乱事件を無くすため、町内の絆をもっと緊密にしたい。それがこの映画会を始めた動機である。
乳がん死
もう一例が、若い母親が乳がんになり、それを家族が看取る事例である。この映画で看取りの4事例中の一つで、全国で頻発している事例である。
私のピアノの先生も同じ病気で亡くなった。それがきっかけで、私のガンが発見された。手術後、私は余命宣告までされた。
小さい子を抱えた若い母親の乳がん病死は深刻である。この看取りの事例映像では、小さい子供を残して世を去る母親の哀しい気持ちが伝わってくる。何度見ても、目頭が熱くなる。
彼女の夫は、正式の看取りの作法で、妻を膝に抱えて看取ってあげた。実際に死亡宣告されてから7時間、妻を膝に抱え続けたという。映画ではそこまで描写されていないが、私は小川みさ子さんから、実話を聞いて感銘を受けた。
この場面を見て、乳がんになる原因を考えた。看取る問題ではなく、治療の問題でもなく、乳がんにならない対策が一番重要であるとの思いを新たにした。だからその啓蒙活動の一助になればと上映会・講演会を続けている。
この例は実例をもとにしている。この若い母親は、夫とともに東京で演劇を志していたが、夢かなわず、借金だけが増えて行った。その借金を肩代わりしてもらう条件で、二人は地元に戻り、家業を継いだという。当時の演劇団は赤字続きで、生活は苦しかった。それで、安く生活費を抑えるため、カップ麺や、小麦、植物油、乳製品を摂るような「狂った食生活」であったと推定される。それががんを誘発したのだろう。
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GHQの呪術
現在の日本では、年間37万人がガンで亡くなっている。太平洋戦争中よりも2倍近い戦死者数である。まだ戦後は終わっていない。この背景は、米軍(GHQ)が占領政策で、日本人の食料事情を強制的に変えて、日本人を洗脳したことが真因である。
小麦、植物油、乳製品、甘いものは、脳の快楽報酬系に浸入し、この食品の中毒となる。だから止められない、止らない。そして各種の病気を発症させ、最後は癌になる。その医療費が現在は43兆円を超える(50年前は6兆円)。このままでは国家財政の破綻である。この悪循環を断ち切らないと、日本は滅ぶ。
これは日米大戦中、日本兵の特攻や万歳突撃が凄まじく、それで精神を病む米兵が続出して、本国に送られ前線に多大な影響を与えた。欧米の想像を絶する日本の戦い方に恐怖心を抱いた米国が、二度と日本がアメリカに歯向かってこないように、呪いをかけた。その結果、50年後に日本にガンが蔓延した。乳がんは4倍増に激増である。糖尿病は50倍である。日本人の2人に一人ががんになり、年間37万人が命を落す。
久志能幾研究所通信 癌予防、甘くない ノーパン生活 油断して 乳離れ
次回の上映会・講演会は11月7日(木)、10:00~12:30
まだ席はあります。詳細は、大垣市広報10月1日号で
申し込みは 0584-73-7010 小田まで
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2024-10-27 久志能幾研究所通信 2963号 小田泰仙
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